JP2001097307A - 箱詰め装置及び箱詰め方法 - Google Patents

箱詰め装置及び箱詰め方法

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JP2001097307A
JP2001097307A JP28114799A JP28114799A JP2001097307A JP 2001097307 A JP2001097307 A JP 2001097307A JP 28114799 A JP28114799 A JP 28114799A JP 28114799 A JP28114799 A JP 28114799A JP 2001097307 A JP2001097307 A JP 2001097307A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 箱詰め装置の機器構成を単純化することがで
き、人手を必要としないパウチの箱詰め装置を提供する
こと。 【解決手段】 箱詰め装置1は、多軸方向の動作を行う
ことができる多軸ロボット11を設け、供給コンベア3
からバケットコンベア32に移送されたパウチaを複数
個一度に把持することができる。多軸ロボット11に
は、パウチaを把持するチャック機構およびチャック機
構に把持されたパウチa同士の間を一定間隔に幅寄せす
る幅寄せ機構が設けられている。多軸ロボット11は、
パウチaを別途送られてきた段ボールケース2内に充填
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パウチ特に口栓付
パウチを対象とし、パウチを容易に箱詰めすることがで
きるパウチの箱詰め装置及び箱詰め方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は、食品等の内容物が充填された
製品(以下パウチと称す)、特に口栓付のパウチを対象
とした従来の箱詰め方法を示す。図に示すように、パウ
チaは供給コンベア42b上を連続的に送られ、搬送コ
ンベア42c上にパウチaが規定数を複数列に集積され
る。次いで、集積されたパウチaは、中仕切りマガジン
43から送られた中仕切り44で仕切りをした後、段ボ
ールケースマガジン40から送られ、排出コンベア42
a上を流れる段ボールケース41内にこの規定数のパウ
チaを一度に充填し、パンフレット43などを収めて包
装して完成品41Aとして出荷される。
【0003】図13は、上記の従来の箱詰め工程におけ
るパウチaの集積方法を示し、供給コンベア42bから
送られたパウチaを、バケットコンベア45へ受け渡し
てバケット47に個別に収納する。そして、このバケッ
ト47内の規定数のパウチaを、受けシリンダ49aで
作動する受け板49でガイドしながら、押し出しシリン
ダ48aで作動するプッシャー48で押し出して、搬送
コンベア42c上(図12参照)に集積し、次いで幅寄
せシリンダ50aで作動する幅寄せプレート50で幅寄
せした後、段ボールケース41内(図12参照)に充填
するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の従来
の方法はパウチaをバケット47内から押し出す際、パ
ウチaがデッドプレート上を擦りながら押し出されるの
で、デッドプレート面に内容物等が付着すると、滑りが
悪くなってパウチaの姿勢が乱れ易くなる。その結果、
パウチaの姿勢が乱れて奇麗に配列されず、段ボールケ
ース41内へ充填する際の支障となるため、人手によっ
て手直しが必要となることがある。さらに、パウチaの
集積工程,幅寄せ工程および充填工程がそれぞれ分かれ
ているため、機器構成が複雑で操作ミスが起こり易く、
作業効率が低下するなどの課題があった。本発明は上記
課題に鑑みてなされたもので、箱詰め装置の機器構成を
単純化することができ、人手を必要としないパウチの箱
詰め装置及び箱詰め方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の箱詰め装置は上
記目的を達成するために、多軸方向の動作が自由に実施
できる多軸ロボットと、パウチを所定数把持しまたは開
放するチャック機構および同チャック機構で把持された
パウチ同士を一定間隔に幅寄せする幅寄せ機構より成
り、多軸ロボットに取り付けられたロボットハンドと、
パウチを個別に供給するバケットコンベアとで構成さ
れ、パウチ供給速度に同調させて、所定数のパウチを一
度にバケットコンベア上から取り上げ、幅寄せしながら
箱詰め位置へ移送して箱詰めするようにしている。
【0006】本発明は、上記ロボットハンドを構成する
チャック機構と幅寄せ機構とが、一組のフレームによっ
て機構的に集約されると共に、同ロボットハンドが、同
フレームを介して上記多軸ロボットの作動部先端に取付
けることができる。また、本発明は上記チャック機構
が、一対の水平軸にそれぞれ軸まわりの回転は拘束し、
軸方向の移動は許容して垂設されると共に、先端にパウ
チを把持するチャックを備えた複数組の一対の把持アー
ム,伝達機構を介して各一対の把持アームを開閉させ、
パウチを把持または開放する把持シリンダとすることが
できる。
【0007】さらに、本発明は上記幅寄せ機構が、水平
に設置された一対のスライド軸,一対のスライド軸と摺
動可能に支持されると共に、上記チャック機構の各把持
アームの頭部とそれぞれ係合する複数の摺動ブロック,
先端が同摺動ブロックと任意方向に回動可能に連結され
たそれぞれ長さの異なる複数のタイロッド,同各タイロ
ッドの基端と任意方向に回動可能に連結され、中央部に
回動支点を有する幅寄せレバー,同幅寄せレバーを作動
して把持アームを移動し、チャックで把持された各パウ
チの間隔を一定距離に幅寄せする幅寄せシリンダより構
成することができる。
【0008】さらにまた、本発明は上記ロボットハンド
がチャック機構と幅寄せ機構とで構成されると共に、チ
ャック機構が、一対の水平軸に、軸まわりの回転は拘束
し軸方向の移動は許容して垂設され、先端にチャックを
備えた一対の把持アーム,伝達機構を介して一対の把持
アームを開閉させ、パウチを把持または開放する把持シ
リンダより成り、幅寄せ機構が、その先端が上記一対の
把持アームの頭部と任意方向に回動可能に連結されたそ
れぞれ長さの異なる複数組の一対のタイロッド,同タイ
ロッドの基端と任意方向に回動可能に連結され、中央部
に回動支点を有する幅寄せレバー,同幅寄せレバーを作
動して一対のタイロッドを移動し、チャックで把持され
た各パウチの間を一定間隔に幅寄せする幅寄せシリンダ
より成るように構成することができる。
【0009】そして、本発明は上記バケットコンベアの
バケットが、パウチの全長と略同じ高さを有するととも
に、パウチの口栓部を支持する中央部分を残して、その
両側縁上部分が切除することができる。また、本発明の
箱詰め方法は、把持動作に先立って、バケットコンベア
のバケットに収納された各パウチの肩部を、チャックで
押し下げてパウチの底部から把持部までの高さを一定に
揃え、同時に口栓部をセンタリングした後、各チャック
を閉作動してそれぞれのパウチ把持部を把持するように
している。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
による箱詰め装置の構成について図面を参照しながら説
明する。まず、本発明が適用される箱詰め工程の概略を
図1を用いて説明する。図示するように、前工程で内容
物が充填されたパウチaは供給コンベア3上を連続的に
供給され、段ボールケース2は途中で中仕切り5が装着
されて搬送コンベア4上を連続的に供給される。そし
て、所定の箱詰め位置に送られたパウチaは、本発明の
箱詰め装置1を介して供給コンベア3上から規定数が一
度に取り上げられ、搬送コンベア4上の段ボールケース
2内に充填された後、包装されて完成品2Aとして出荷
される。
【0011】次に、本箱詰め装置1によって箱詰めされ
るパウチaについて、図2を用いて説明する。パウチa
は長さl,幅w,厚さtの偏平形状を成し、本体a2内
に内容物を充填するための口栓部a1を備えている。そ
して、口栓部a1にはパウチ把持部a3が設けられてお
り、本実施の形態ではこのパウチ把持部a3を介してパ
ウチaを支持する。また、パウチaの材質については特
に問わないが、通常は柔軟性材料例えばプラスチック材
料が使用される。
【0012】図3に箱詰め装置1の全体構成を示す。図
示するように、箱詰め装置1は、多軸方向(本実施の形
態では四軸方向)の動作を自由に行うことができる多軸
ロボット11と、パウチaを複数個一度に把持するチャ
ック機構(後述)およびチャック機構に把持されたパウ
チa同士の間を一定間隔に幅寄せする幅寄せ機構(後
述)が集約され、多軸ロボット11の作動部先端に取り
付けられたロボットハンド10と、パウチaを個別に仕
切って供給するバケットコンベア32とで構成されてい
る。この箱詰め装置1は、供給コンベア3からバケット
コンベア32へ受け渡されたパウチaを、複数個(本例
では10個)把持して取り上げ、移送しながら幅寄せし
て別途送られてきた段ボールケース2内に充填すること
ができる。
【0013】多軸ロボット11は、基台33に立設され
た支柱11aを配設し、支柱には多軸機構が設けられて
いる。多軸機構は支柱11aの先端に、水平にかつ回動
可能に軸支されたアーム11bの基端を取付け、アーム
11bの先端には、水平にかつ回動可能に軸支されたア
ーム11cの基端を取付けている。また、アーム11c
の先端には、垂直にかつ回動可能に軸支されたロッド1
1dを設け、ロッド11dの先端には、これに伸縮可能
に取り付けられた伸縮装置(形式は限定せず)11eを
設けている。それらは、各々内蔵した公知の図示しない
駆動源によって、任意に回動または伸縮動作を行うこと
ができる。
【0014】ロボットハンド10の要部構成を図4〜図
6を用いて詳細に示す。ロボットハンド10は、フレー
ム20を介して多軸ロボット11(図3参照)の伸縮装
置11eの先端に取り付けられている。図示するように
ロボットハンド10は、チャック機構13および幅寄せ
機構12より成り、両者はフレーム20を介して機構的
に集約されている。チャック機構13は、ボールスプラ
イン軸18,把持アーム13b、リンク機構13c及び
チャックシリンダ19を備え、ボールスプライン軸1は
フレーム20に一対が、水平方向に支持されている。把
持アーム13bは、ボールスプライン外筒39を介し
て、一対のボールスプライン軸18にそれぞれ軸まわり
の回転が拘束されると共に、軸方向の摺動は許容して垂
設され、先端に一対のチャック13aを備えており、こ
の一対の把持アーム13bは図6の(b)に示すよう
に、ボールスプライン軸18に複数組が併設されてい
る。リンク機構13cは、一対のボールスプライン軸1
8の端部に連結され、チャックシリンダ19はリンク機
構13cを作動し、ボールスプライン軸18を介して、
一対の把持アーム13bを開閉する構成になっている。
【0015】幅寄せ機構12は、スライド軸17,摺動
ブロック21、タイロッド16、幅寄せレバー15及び
幅寄せシリンダ14を備え、一対設けられているスライ
ド軸17はフレーム20に水平に支持されている。摺動
ブロック21は、図6の(b)に示すように、その一対
のスライド軸17に複数個が設けられ、それぞれ軸方向
へ摺動可能に支持されると共に、上記チャック機構13
の各把持アーム13bの頭部と係合させている。タイロ
ッド16は、その先端が、摺動ブロック21と軸受(例
えばエルボール)37を介して任意方向に回動可能に連
結され、各摺動ブロック21毎にそれぞれ長さの異なっ
ている。
【0016】幅寄せレバー15は、フレーム20に軸支
された回動支点15aを有し、各タイロッド16の基端
が、軸受(例えばエルボール)37を介して任意方向に
回動可能に連結され、幅寄せ委シリンダ14は幅寄せレ
バー15の基端と連結されている。また、バケットコン
ベア32(図3参照)は、無限軌道上を回動する複数の
バケット32aを備えており、供給コンベア3により偏
平部分を上下にして連続的に供給されるパウチaを、グ
リップコンベア31を介して受け取り、その複数個を一
個ずつバケット32a内に起立状態に収納して走行す
る。
【0017】次に、本実施の形態の箱詰め装置の作用に
ついて説明する。パウチaは、上流側の供給コンベア
3、グリップコンベア31で移送された後、ロボットハ
ンド10のチャック機構13に把持される。図7(a)
および(b)に、チャック機構13によるパウチ把持状
況を示す。図示するように、パウチaは本体a2部分を
バケット32aで支持されて走行しており、グリップコ
ンベア31の所定位置で、図4に示すチャックシリンダ
19を作動し、リンク機構13cを介して一対の把持ア
ーム13bを開閉する。これにより、バケット32aよ
り上に出ている口栓部a1の把持部a3をチャック13
aで把持または開放することができる。なお、チャック
13aの先端には面取り13dが施されており、これに
よってチャック13aは把持部a3部分へスムーズに挿
入されて正確に把持することができる。
【0018】図8は、上記したパウチ把持動作の前に行
う把持部高さ調整動作を示す。バケット32a内に起立
状態で収納された各パウチaは、柔軟性を有するので内
容物の状態,バケット32aの支持状態などによってそ
の把持部a3の高さがまちまちである。そこで、把持動
作に先立って伸縮装置11e(図3参照)を作動し、把
持アーム13bを介してチャック13aでパウチ肩部a
4の高さを、m1からm2までmだけ押し下げて各パウ
チaの把持部a3を一定高さに揃える(この操作によっ
て口栓部a1は、前後のバケット32aの中心位置にセ
ンタリングされる)。その後チャック13aを閉作動さ
せることにより、すべてのパウチaをチャック13aで
正確に把持することができる。
【0019】図6(a),(b)は幅寄せ機構12によ
るパウチ幅寄せ状況を示す。幅寄せ機構12は、チャッ
ク機構13のチャック13aで把持され、把持アーム1
3bを介して取り上げられた複数のパウチaを箱詰めに
適切な間隔を保持させるものである。幅寄せ機構12
は、幅寄せシリンダ14を作動して幅寄せレバー15を
回動支点15aを中心に回動させることにより、各タイ
ロッド16を介して摺動ブロック21をスライド軸17
に沿って適宜移動させ、この動作と連動して把持アーム
13bをボールスプライン軸18に沿って移動させてい
る。これにより、幅狭であったパウチaの間隔d1(図
6の中心線X−Xの右に示す)を、箱詰めに適切な間隔
d2(図6の中心線X−Xの左に示す)にして、幅寄せ
することができる。
【0020】以下、図9(a)〜(d)を参照しながら
本発明の箱詰め装置1によるパウチaの箱詰め手順を説
明する。なお、図9の(a)〜(d)中の上が平面図、
下が側面図である。供給コンベア3により偏平部分を上
下にした状態で連続的に送られてきたパウチaは箱詰め
位置において、グリップコンベア31を経てバケットコ
ンベア32へ受け渡されるが、その際各パウチaは起立
した姿勢で個別に各バケット32a内に収納されて走行
している(図3〜図5参照)。この時、多軸ロボット1
1の先端に取付けられたチャック機構13の位置は、図
9の(a)に示すように、バケットコンベア32の直上
方、すなわちパウチ取り上げ位置Mにあり、また伸縮装
置11eは短縮して各チャック13aは引き上げられ、
開状態にある。
【0021】次いで、図9の(b)に示すように、伸縮
装置11eが伸長し、各チャック13aが降下してパウ
チaの把持部高さ調整を行った後閉作動し、複数(本例
では10個)のバケット32a内のパウチaを把持した
後、伸縮装置11eが短縮し、パウチaはバケット32
a内から取り上げられる。次いで図9の(c)に示すよ
うに、多軸ロボット11の各部が作動し、また幅寄せ機
構12(図4〜図5参照)が作動し、各パウチaは一定
間隔d2に幅寄せされてチャック機構13毎箱詰め位置
Nへ移送された後、伸縮装置11eが伸長して降下し、
チャック13aを開作動することにより、ファンネル8
を介して段ボールケース2内に充填される。
【0022】この後、図9の(d)図に示すように、多
軸ロボット11の各部を作動し、チャック機構13を引
き上げてパウチ取り上げ位置Mへ戻した後、以下(a)図
〜(d)図の操作を繰返すことにより、段ボールケース2
内への規定数(本例では30個)のパウチaの箱詰めが
完了する。上記箱詰め工程において、バケットコンベア
32のバケット32aにはパウチaが連続的に供給され
ており、従って本箱詰め装置1では、多軸ロボット11
およびロボットハンド10の各部をバケット速度に同調
して作動させることにより、連続的な箱詰め操作を行う
ことができる。
【0023】以上説明したように、本実施の形態の箱詰
め装置によると、バケットコンベア32のバケット32
a内のパウチaを、その口栓部を把持して取り上げ箱詰
め位置へ移送するので、移送時に姿勢の乱れが起こら
ず、従って従来のように人手による手直しが不要とな
る。また多軸ロボット11およびチャック機構と幅寄せ
機構を集約させたロボットハンド10を使用することに
よって、機器構成が単純化されて操作ミスが少なくな
り、作業効率が向上するなどの効果がある。
【0024】次に、本発明の第2の実施の形態による箱
詰め装置について説明する。なお、上記第1の実施の形
態と同じ部分については、同実施の形態で用いた図面を
参照して説明する。本実施の形態は、上記実施の形態と
ロボットハンドの構成が異なっている。図10に示すよ
うに、ロボットハンド50は上記実施の形態と同様、チ
ャック機構53および幅寄せ機構52より成り、両者は
フレーム60を介して機構的に集約されている。またロ
ボットハンド50は、フレーム60を介して多軸ロボッ
ト11(図3参照)の作動部先端に取付けられている。
チャック機構53は、ボールスプライン軸38、把持ア
ーム53b、図4に示すリンク機構13c、及び同じく
図4に示すチャックシリンダ19を備えている。一対の
ボールスプライン軸38は、フレーム60に水平に支持
され、把持アーム53bは、その一対のボールスプライ
ン軸38にボールスプライン外筒39を介してそれぞれ
軸まわりの回転が拘束されると共に、軸方向の移動は許
容して垂設され、先端にチャック53aを備えている。
この一対の把持アーム53bは、ボールスプライン軸3
8に複数組設けられている。リンク機構13cは、各ボ
ールスプライン軸38の端部に連結され、チャックシリ
ンダ19は、そのリンク機構を作動し、ボールスプライ
ン軸38を介して一対の把持アーム53bを開閉する。
【0025】幅寄せ機構52は、タイロッド36、幅寄
せレバー55及び幅寄せシリンダ54からなる。一対の
タイロッド36はそれぞれ長さの異なるものが複数組設
けられ、その先端がチャック機構53の一対の把持アー
ム53bの頭部とエルボール37とを介してそれぞれ任
意の方向に、回動可能に連結されている。幅寄せレバー
55は、フレーム60に軸支された回動支点55aを有
し、各一対のタイロッド36の基端が軸受(例えばエル
ボール)37を介して任意方向に回動可能に連結されて
いる。幅寄せシリンダ54は、幅寄せレバー55の基端
と連結されている。
【0026】次に、本第2の実施の形態の作用について
説明する。本実施の形態のロボットハンド50のチャッ
ク機構53は、上記実施の形態と同様、チャックシリン
ダを作動しリンク機構を介して一対の把持アーム53b
を開閉し、チャック53aでパウチaの把持部a3(図
7参照)を把持または開放することができる。その際、
第2の実施の形態と同様の操作により、パウチaの把持
部高さを調整した後、把持動作を行う。また幅寄せ機構
52は、幅寄せシリンダ54を作動して幅寄せレバー5
5を回動支点55aを中心に回動させることにより、各
一対のタイロッド36を介し、各一対の把持アーム53
bを適宜ボ−ルスプライン軸38に沿って移動させるこ
とにより、チャック53aで把持されて取り上げられた
パウチa同士の間を適切な間隔に幅寄せすることができ
る。
【0027】上記したように、本実施の形態のロボット
ハンド50によると、チャック機構53により、バケッ
トコンベアのバケット内のパウチaを正確に把持して取
り上げることができ、また幅寄せ機構52によりチャッ
ク53aで把持されたパウチaを適切に幅寄せして箱詰
め位置へ送ることができる。そして、本実施の形態の幅
寄せ機構52は、把持アーム53bの把持動作時の回動
軸と幅寄せ動作時の移動軸とを兼用させた構成なので、
箱詰め装置の構成がさらに簡略化されて誤操作が少なく
なるという効果がある。その他の効果は第1の実施の形
態と同様である。
【0028】次に本発明の第3の実施の形態について説
明する。本第3の実施の形態は、本発明に適用するバケ
ットコンベアのバケットの他の構成に関する。上記第1
の実施の形態に示したように、パウチaはバケットコン
ベア32のバケット32aに支持されて走行している。
このパウチaの口栓部の把持部a3を、把持アーム13
bを閉動作させてチャック13aで把持する際に、チャ
ック13aとバケット32aとが干渉(図7の(a)の
紙面に鉛直方向への両者の速度差に基ずく干渉)しない
よう、第1の実施の形態ではバケット32a高さをパウ
チ本体a2に合わせて低くしている(図7の(a)及び
(b)参照)。
【0029】これに対して、本第3の実施の形態では、
パウチaの背が高い場合や、搬送速度が速くパウチaの
内容物が流動し易い場合に、口栓部a1が倒れないよう
にバケット32bの高さを高くしたものである。図11
の(a)及び(b)に本実施の形態に係るバケットの構
成とその把持状況を示す。図示するように、バケット3
2bの高さhを略パウチaの長さlに合わせて形成する
と共に、パウチaの口栓部a1を支持する中央部分32
cを残して、その両側縁の上部分を切除した構成であ
る。
【0030】バケット32bの高さhをパウチaの長さ
lと略同じに形成しているので、バケット32b内のパ
ウチaの口栓部a1は、バケット中央部分32cで仕切
られることにより、チャック13aの把持可能範囲に支
持される。したがって、把持する際の安定化につなが
る。また、バケット32bの両側縁の上部分が切除され
ているので、把持動作前(開放状態)のチャック13a
とバケット32bとの機械干渉対策上有効である。した
がって、口栓部a1の倒れを防止することができ、把持
動作がスムーズかつ正確に実施されるという効果があ
る。
【0031】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、勿論、本発明はこれに限定されることなく本発明
の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の箱詰め装
置によると、バケットコンベアのバケット内のパウチ
を、その口栓部を把持して取り上げ箱詰め位置へ移送す
るので、移送時に姿勢の乱れが起こらず、人手による手
直しが不要となる。また多軸ロボットおよびチャック機
構と幅寄せ機構を集約させたロボットハンドを使用する
ことによって、機器構成が単純化されて操作ミスが少な
くなり、作業効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による箱詰め装置の
箱詰め工程の概略を示す斜視図である。
【図2】同箱詰め装置に適用されるパウチの形状を示す
斜視図である。
【図3】同第1の実施の形態による箱詰め装置の全体構
成を示す斜視図である。
【図4】同箱詰め装置のロボットハンドの全体斜視図で
ある。
【図5】同箱詰め装置のロボットハンドの要部を示す斜
視図である。
【図6】(a)は、同箱詰め装置のロボットハンドの幅
寄せ機構の全体構成を示す平面図であり、(b)は側面
図である。
【図7】(a)は、同箱詰め装置のロボットハンドのパ
ウチ把持状況を示す正面図であり、(b)同斜視図であ
る。
【図8】同実施の形態のロボットハンドで把持されるパ
ウチの把持高さ調整動作を示す正面図である。
【図9】(a)〜(d)は、同実施の形態のロボットハ
ンドでパウチを箱詰めするための手順を示す概略図であ
る。
【図10】本発明の第2の実施の形態における箱詰め装
置のロボットハンドの構成を示す斜視図である。
【図11】(a)は、本発明の第3の実施の形態におけ
る箱詰め装置に用いられるバッケット形状とパウチ把持
状況を示す正面図であり、(b)は斜視図である。
【図12】従来例による箱詰め装置の箱詰め工程の概略
を示す斜視図である。
【図13】従来のパウチの箱詰め工程におけるパウチの
集積方法を示す図である。
【符号の説明】
1 箱詰め装置 2 段ボールケース 3 供給コンベア 4 搬送コンベア 5 中仕切 10,50 ロボットハンド 11 多軸ロボット 11b,11c アーム 11d ロッド 11e 伸縮装置 13,53 チャック機構 13a,53a チャック 13b,53b 把持アーム 13c リンク機構 14,54 幅寄せシリンダ 15 幅寄せレバー 16,36 タイロッド 17 スライド軸 18,38 ボールスプライン軸 19 チャックシリンダ 20,60 フレーム 21 摺動ブロック 31 グリップコンベア 32 バケットコンベア 32a バケット 37 軸受 39 ボールスプライン軸外筒 52 幅寄せ機構
フロントページの続き Fターム(参考) 3E003 AA02 AB05 BA03 BB02 BB04 BC03 BD04 CA02 CA04 CB03 CB06 DA01 DA02 DA05 DA07 3E054 AA13 CA08 DC03 DC11 EA02 FA03 FA07 FE03 GA01 GB02 GC02 HA04 HA07 JA02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右、前後および上下方向の作動のうち
    少なくとも1つを実施できるロボットと、パウチを所定
    数把持しまたは開放するチャック機構および該チャック
    機構で把持されたパウチ同士を一定間隔毎に幅合わせす
    る幅調整機構より成る、上記ロボットに取り付けられた
    ロボットハンドと、パウチを個別に供給するバケットコ
    ンベアとで構成され、パウチ供給速度に同調させて、所
    定数のパウチを一度にバケットコンベア上から取り上
    げ、幅合わせしながら箱詰め位置へ移送して箱詰めする
    ことを特徴とする箱詰め装置。
  2. 【請求項2】 上記ロボットハンドを構成するチャック
    機構と幅調整機構とが、一組のフレームによって機構的
    に集約されると共に、該ロボットハンドが、上記フレー
    ムを介して上記多軸ロボットの作動部に取付けられてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の箱詰め装置。
  3. 【請求項3】 上記チャック機構は、複数組の一対の把
    持アームと把持シリンダとにより構成され、上記把持ア
    ームが一対の水平方向軸部材にそれぞれ軸まわりの回転
    は拘束され、軸方向の移動は許容して設けられると共
    に、先端にパウチを把持するチャックを備え、上記把持
    シリンダが伝達機構を介して各一対の把持アームを開閉
    させ、パウチを把持または開放するようにしたことを特
    徴とする請求項1又は2に記載の箱詰め装置。
  4. 【請求項4】 上記幅調整機構が、横方向に設置された
    一対のスライド軸と、一対のスライド軸に摺動可能に支
    持されると共に、上記チャック機構の各把持アームの頭
    部にそれぞれ係合する複数の摺動ブロックと、先端が該
    摺動ブロックに対し任意の方向に回動可能に連結された
    それぞれ長さの異なる複数のタイロッドと、該各タイロ
    ッドの基端に対し任意方向に回動可能に連結され、中央
    部に回動支点を有する幅合わせレバーと、該幅合わせレ
    バーを作動して把持アームを移動し、チャックで把持さ
    れた各パウチの間隔を一定距離に幅合わせする幅合わせ
    シリンダとにより成ることを特徴とする請求項1又は2
    に記載の箱詰め装置。
  5. 【請求項5】 上記ロボットハンドがチャック機構と幅
    調整機構とで構成されると共に、上記チャック機構が、
    一対水平方向軸部材に、軸まわりの回転は拘束し軸方向
    の移動は許容して垂設され、先端にチャックを備えた一
    対の把持アームと、伝達機構を介して一対の把持アーム
    を開閉させ、パウチを把持または開放する把持シリンダ
    とにより成り、幅調整機構が、その先端が上記一対の把
    持アームの頭部に対し任意方向に回動可能に連結された
    それぞれ長さの異なる複数組の一対のタイロッドと、該
    タイロッドの基端に対し任意方向に回動可能に連結さ
    れ、中央部に回動支点を有する幅合わせレバーと、該幅
    合わせレバーを作動して一対のタイロッドを移動し、チ
    ャックで把持された各パウチの間を一定間隔に幅合わせ
    する幅合わせシリンダとにより成ることを特徴とする請
    求項2に記載の箱詰め装置。
  6. 【請求項6】 上記バケットコンベアのバケットが、パ
    ウチの全長と略同じ高さを有するとともに、パウチの口
    栓部を支持する部分を残して、その側縁部分が切除され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の箱詰め装置。
  7. 【請求項7】 左右、前後および上下方向の作動のうち
    少なくとも1つを実施できるロボットと、パウチを所定
    数把持しまたは開放するチャック機構および該チャック
    機構で把持されたパウチ同士を一定間隔に幅合わせする
    幅調整機構より成る、上記ロボットに取り付けられたロ
    ボットハンドと、パウチを個別に供給するバケットコン
    ベアとで構成され、パウチ供給速度に同調させて、所定
    数のパウチを一度にバケットコンベア上から取り上げ、
    幅合わせしながら箱詰め位置へ移送して箱詰めする箱詰
    め装置を用い、上記把持動作に先立って、バケットコン
    ベアのバケットに収納された各パウチの肩部を、チャッ
    クで押し下げてパウチの底部から把持部までの高さを一
    定に揃え、同時に口栓部をセンタリングした後、各チャ
    ックを閉作動してそれぞれのパウチ把持部を把持するよ
    うにしたことを特徴とする箱詰め方法。
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