JP6656849B2 - 蓋付き容器 - Google Patents

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Description

本発明は、物品の運搬等に使用される蓋付き容器に関するものである。
従来、上方に開口する箱状の容器本体と、容器本体の開口部を閉鎖する蓋部材とを備え、容器本体及び蓋部材が発泡樹脂により構成された蓋付き容器が知られている。また、容器本体に対して、蓋部材を上下反転させて被せることができるように構成することで、蓋付き容器の態様を変更可能とし、蓋付き容器の機能を増加させるといった技術がある(例えば、特許文献1等参照。)。
特開2002−120877号公報
ところで、発泡樹脂製の蓋付き容器は、蓋部材の容器本体との合わせ面において、容器本体の上部開口に対応する部位から下方に突出し、蓋部材を容器本体に被せた場合に、容器本体の側壁部の内周側に嵌入される突出部が設けられている。これにより、蓋部材の突出部外周面と、容器本体の側壁部内周面とが水平方向において係合して、容器本体に対する蓋部材の脱落が防止されるようになっている。
特に、蓋部材を上下反転させて使用可能とする上記特許文献1の蓋付き容器に関しては、蓋部材の表裏両面において、突出部が設けられている。さらに、特許文献1の蓋付き容器は、容器本体に蓋部材を被せた状態において、蓋付き容器同士を積み重ね(段積み)可能とするべく、蓋部材の突出部を枠状とし、当該突出部の内周側に対し、上部が下部よりも拡がるように構成されている容器本体の下部を嵌入可能に構成されている。
ところで、上記特許文献1の蓋付き容器に関して、突出部の蓋部材からの突出長が短い場合、当該突出部を容器本体との合わせ面側として、蓋部材を容器本体に被せた場合に、当該突出部と、容器本体の側壁部の内周面との係合が浅く(弱く)なることが懸念され、蓋部材が外れ易くなってしまうことが懸念される。
これに対し、突出部の蓋部材からの突出長を長くすることが考えられる。しかしながら、そのように構成すると、今度は、当該突出部を上向きにして、蓋部材を容器本体に被せた状態において、蓋付き容器を段積みした場合に、突出部の突出長が長くなった分だけ、段積みされた蓋付き容器全体の高さが高くなってしまい、かかる段積み状態での保管効率の低下等を招くことが懸念される。
本発明は、上記例示した問題点等を解決するためになされたものであって、その目的は、蓋部材の脱落をより確実に防止するとともに、保管効率の向上を図ることのできる発泡樹脂製の蓋付き容器を提供することにある。
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
手段1.略矩形板状の底壁部と、前記底壁部の各側辺部から上方に延出する側壁部とを具備して、上方に開口する箱状の容器本体と、
前記容器本体の開口部を閉鎖する蓋部材とを備え、
前記容器本体及び前記蓋部材が発泡樹脂により構成されるとともに、
前記蓋部材が第1姿勢で前記容器本体に被せられた第1態様と、前記蓋部材が前記第1姿勢の前記蓋部材を上下に反転させた第2姿勢で前記容器本体に被せられた第2態様とに態様を変更可能な蓋付き容器において、
前記蓋部材には、当該蓋部材の複数の隅部において切欠き部が形成され、
前記容器本体には、前記切欠き部に対応して、前記側壁部の上面から上方に突出する突出部が設けられ、
前記第1態様及び前記第2態様のどちらの態様においても、前記蓋部材の外周面のうち前記切欠き部に対応する切欠き対応部位と、前記突出部の側面とが当接、又は、近接し、
前記第1態様及び前記第2態様のどちらの態様においても、前記蓋部材が前記容器本体に被せられた状態において、前記突出部の上面は、前記蓋部材の上面の外周部よりも低くなるように構成されていることを特徴とする蓋付き容器。
手段1によれば、容器本体に被せられた蓋部材の外周面と、容器本体の側壁部の上面から上方に突出する突出部の側面とが係合し、容器本体に対する蓋部材の水平方向における相対変位を防止する(位置決めを行う)ことができる。特に、発泡樹脂により構成される蓋部材に関しては、断熱性等を確保するべく、比較的厚肉に構成されることが多い。このため、本手段1のように、蓋部材の肉厚の部分を、突出部で直接的に支持して位置決めする構成を採用することにより、蓋部材と、突出部との上下方向における係合範囲を極力大きくすることができる。従って、蓋部材と容器本体との係合状態をより強固なものとすることができ、蓋部材の脱落等をより確実に防止することができる。
また、容器本体と、該容器本体に被せた蓋部材との位置決めを行うための構成を、第1姿勢や第2姿勢にある蓋部材の上面から上方に突出するようにして設けなくても済む。従って、上下反転して使用可能な蓋部材を備える蓋付き容器において、例えば、前記位置決めを行うための構成を、蓋部材の表裏両面から突出させて形成しなければならないような構成に比べ、段積みされた蓋付き容器全体の高さを抑制することができ、かかる段積み状態での保管効率や運搬効率の向上等を図ることができる。特に、発泡樹脂製の蓋付き容器に収容された食品等のチルド状態や冷凍状態を保ちつつ輸送可能とするトラック(冷凍冷蔵車)は、荷室の天井部や床部において、空調手段や、風通しを良くするための手段や、断熱性を高めるための手段等を設置するためのスペースを必要とする。このため、かかるトラックに段積み状態とされて輸送される蓋付き容器の高さを少しでも低くすることによって、蓋付き容器の輸送効率の向上に大きく寄与することができる。
また、容器本体に蓋部材を被せた状態において、突出部が、蓋部材のうち当該突出部に隣接する部位よりも低くなり、突出部に対して別の部材が接触し難くなる。例えば、蓋付き容器の段積み作業に際して、所定の蓋付き容器に載せた蓋付き容器の水平方向における相対位置が若干ずれた場合に(あえて、ずらして載せる場合もある)、上側に載せた蓋付き容器を、下側の蓋付き容器の蓋部材の上面に滑らせるようにして、相対位置が合致するまでスライドさせる(スライドスタックする)といったことが行われているが、かかるスライドスタックを行う際に、上側の蓋付き容器が、下側の蓋付き容器の突出部に引っ掛かり難くすることができる。従って、突出部の損傷等を防止することができる。
手段2.前記容器本体の前記側壁部は、前記突出部に対して前記側壁部の内周側に位置し、前記蓋部材が前記第1姿勢及び前記第2姿勢のどちらの姿勢で前記容器本体に被せられたとしても、前記蓋部材の前記容器本体との合わせ面に対して下から当接可能な当接部を備えていることを特徴とする手段1に記載の蓋付き容器。
手段によれば、蓋部材のうち切欠き部に対応する部位においても、蓋部材の合わせ面を容器本体の側壁部(当接部)で支持することが可能となる。従って、蓋付き容器の段積み状態における蓋部材の変形をより確実に抑制することができる。また、突出部や切欠き部の周辺部において、蓋部材の外周面と、容器本体の突出部の側面とを当接又は近接させるだけでなく、当接部と、蓋部材の合わせ面とを上下に当接させることによって、容器本体と蓋部材との間に隙間が形成されることをより一層抑制することができる。従って、蓋部材を被せることで蓋付き容器の内側を略密閉状態とするような場合に、密閉性や断熱性の向上を図ることができる。
加えて、蓋部材が第1姿勢及び第2姿勢のどちらの姿勢で容器本体に被せられたとしても、当接部が、蓋部材の合わせ面と当接するようになっている。従って、蓋付き容器が第1態様及び第2態様のどちらにあっても、蓋部材の切欠き部の周辺部を安定して支持するといった作用効果が奏される。また、例えば、蓋部材が第1姿勢で容器本体に被せられた場合に支持する当接部と、蓋部材が第2姿勢で容器本体に被せられた場合に支持する当接部とが異なるような場合に比べ、蓋付き容器の各態様における当接部の蓋部材との接触面積を増やすことができ、蓋部材と容器本体との間の隙間をなくしたり、蓋部材の切欠き部周辺部を安定して支持したりする等といった作用効果がより確実に奏される。
第1態様にある蓋付き容器の斜視図である。 第1態様にある蓋付き容器の一部断面を含む斜視図である。 図1のA−A線部分断面図である。 容器本体の上面側を示す斜視図である。 容器本体の下面側を示す斜視図である。 蓋部材の上面側を示す斜視図である。 蓋部材の下面側を示す斜視図である。 容器本体同士、及び、蓋部材同士を段積みした状態を示す斜視図である。 容器本体同士、及び、蓋部材同士を段積みした状態を示す断面図である。 第1態様にある蓋付き容器を段積みした状態を示す斜視図である。 第1態様にある蓋付き容器を段積みした状態を示す断面図である。 第2態様にある蓋付き容器の斜視図である。 第2態様にある蓋付き容器の一部断面を含む斜視図である。 図12のB−B線部分断面図である。 第2態様にある蓋付き容器を段積みした状態を示す斜視図である。 第2態様にある蓋付き容器を段積みした状態を示す断面図である。
以下に、一実施形態について図面を参照して説明する。図1、図2等に示すように、蓋付き容器1は、上方に開口する箱状の容器本体2と、容器本体2の開口部を閉鎖可能な蓋部材3とを備えている。本実施形態の容器本体2及び蓋部材3は、それぞれ発泡ポリプロピレンにより一体的に形成されている。このため、非発泡材によって構成されるものに比べ、全体的に肉厚が厚く構成されている上、肉厚を変化させることで段差等を形成するようになっている。
図4、図5に示すように、容器本体2は、相対する一対の長辺部と、相対する一対の短辺部とを備える略矩形板状の底壁部11と、底壁部11の各長辺部からそれぞれ上方に延出する長辺側側壁部12と、底壁部11の各短辺部からそれぞれ上方に延出する短辺側側壁部13とを備えている。
また、本実施形態の側壁部12、13は、底壁部11から延出する下段壁部15と、下段壁部15の上縁部から外方に延出する張出し部16と、張出し部16の先端部から上方に延出する上段壁部17とを備えている。図4に示すように、上段壁部17の上辺部には、各長辺側側壁部12、及び、各短辺側側壁部13の横幅方向中央部を含む範囲に対応して凹部21が形成されている。本実施形態の各凹部21は、各長辺側側壁部12、及び、各短辺側側壁部13の厚み方向中間位置よりも外側に位置する外側凹部22と、外側凹部22の内側に位置するとともに、外側凹部22よりも一段低く形成された内側凹部23とによって構成されている。内側凹部23は、外側凹部22よりも横幅が若干長くなるように構成されている。さらに、外側凹部22及び内側凹部23の両側面は、それぞれ斜めに形成されている。
また、容器本体2には、上段壁部17の各隅部において、上段壁部17の上面から上方に突出する突出部24が設けられている。さらに、上段壁部17は、各隅部から上段壁部17の内周側に膨出する膨出部25を備えている。本実施形態では、膨出部25の内面によって、長辺側側壁部12の内面と、短辺側側壁部13の内面との間が斜めに連結されるような格好となっている。
また、本実施形態の突出部24は、膨出部25の上段壁部17の内周側の辺部よりも外周側に離間して形成されている。さらに、膨出部25の上面についても、上段壁部17の(一般部の)上面と面一となっている。詳しくは後述するが、膨出部25の上面が、上段壁部17の上面とともに、蓋部材3の容器本体2との合わせ面(下側を向いている面)に当接して、蓋部材3を支持するように構成されている。
加えて、上段壁部17の各隅部の外周面側については、角部が平らに面取りされた形状をなしている。本実施形態の突出部24は、平面視で6角形状をなしており、突出部24の外周面は、長辺側側壁部12に並行して延びる2面(そのうち1面は長辺側側壁部12の外面と連続して延びている)と、短辺側側壁部13に平行して延びる2面(そのうち1面は短辺側側壁部13の外面と連続して延びている)と、膨出部25の内面と略平行して延びる面と、上段壁部17の隅部の外周面側が面取りされることで形成された斜めの面と連続して延びる面とを備えている。
図6、図7等に示すように、蓋部材3は、容器本体2の開口部を閉塞可能な略矩形板状の蓋本体31と、蓋本体31の片面側において突出形成され、容器本体2の各凹部21に嵌入可能な凸部32とを備えている。図7に示すように、凸部32は、容器本体2の凹部21に対応した形状をなしており、外側凹部22に嵌入される外側凸部33と、内側凹部23に嵌入される内側凸部34とを備えている。以下、蓋本体31のうち、凸部32が形成された面を「裏面」と称し、その反対側の面を「表面」と称する。
さて、蓋本体31の4隅部には、各突出部24に対応して切欠き部36が形成されている。そして、図1等に示すように、蓋部材3を凸部32が下向きとなる第1姿勢で容器本体2に被せた場合には、容器本体2の各突出部24が、蓋部材3の各切欠き部36に挿入されたような格好で、蓋本体31の容器本体2との合わせ面(下側を向いている面、この場合は、蓋本体31の裏面)の外周部が、容器本体2の上段壁部17の上面に当接して支持されることとなる。このとき、蓋本体31の外周面のうち各切欠き部36に対応する切欠き対応部位37と、突出部24の側面とが当接、又は、近接するようになっている。これにより、容器本体2に対する蓋部材3の水平方向における相対変位が防止されるようになっている。
また、上記のように、本実施形態の容器本体2は、各突出部24に対して上段壁部17の内周側に隣接する位置において、上面が上段壁部17の上面と面一な膨出部25を備えている(図4参照)。これにより、図3等に示すように、蓋部材3の蓋本体31の下面のうち切欠き部36に沿って延びる部位(周縁部位)が、膨出部25の上面に当接して支持されるようになっている。従って、上段壁部17の上面の隅部に突出部24が設けられていても、突出部24の周辺部において、上段壁部17と、蓋部材3とが上下に当接する部位が途切れないようになっている。尚、本実施形態では、膨出部25の上面により当接部が構成されている。
さらに、図2等に示すように、第1姿勢の蓋部材3が容器本体2に被せられた第1態様にある蓋付き容器1に関しては、蓋部材3の各凸部32が、容器本体2の各凹部21に嵌入されることとなり、蓋付き容器1の内側空間が密閉されることとなる。特に、本実施形態では、凸部32及び凹部21が2段構造とされることで、蓋部材3の容器本体2への被着状態の安定化、密閉性や断熱性の向上等が図られている。
また、図1、図2等に示すように、各短辺側側壁部13に対応する凸部32に関しては、外側凸部33の突出方向先端側、かつ、外側の部位において、指掛け用凹部39が形成されている。当該指掛け用凹部39が形成されることにより、蓋部材3が第1姿勢で容器本体2に被せられ、凸部32が凹部21に嵌入された状態であっても、短辺側側壁部13の外側凹部22の底面と、該外側凹部22に嵌入される外側凸部33との間に隙間を形成することができる。従って、当該隙間を介して、各短辺側側壁部13に対応する凸部32(外側凸部33)の下辺部に指先を掛けて、蓋部材3を比較的容易に持ち上げることが可能となる。
加えて、図7に示すように、蓋本体31の裏面側には、容器本体2の上部開口に嵌合する嵌合凸部41が設けられている。そして、蓋部材3が第1姿勢で容器本体2に被せられた場合には、図3に示すように、嵌合凸部41が容器本体2の上段壁部17の内周側に挿入されるとともに、嵌合凸部41の外周面が、上段壁部17の内周面に当接又は近接することとなる。これにより、蓋部材3の容器本体2への被着状態の安定化、密閉性や断熱性の向上等が図られている。
尚、図1、図6に示すように、切欠き対応部位37は、L字状に形成されるのではなく、突出部24のうち膨出部25の内面にほぼ平行して延びる面と対応する斜めの面を有している。このため、蓋部材3に対して、長辺側側壁部12や短辺側側壁部13の横幅方向に対して斜めとなる方向において力が加えられた場合に、切欠き対応部位37と、突出部24とが、当該力の方向に対して略直交して延びる面同士を当接させることができる。従って、例えば、切欠き対応部位37や、突出部24の外周面のうち上段壁部17の内周側の部位がL字状に形成される場合に比べて、当該部位の損傷等が抑制されることとなる。
また、図1、図3、図4等に示すように、本実施形態では、突出部24の上段壁部17の上面からの突出長は、蓋本体31の外周部(嵌合凸部41よりも外周側の部位)の厚みよりも短くなっている。このため、蓋部材3が容器本体2に被せられた状態において、突出部24の上面は、蓋部材3の上面の外周部よりも低くなるように構成されている。
図4等に示すように、本実施形態の容器本体2は、下段壁部15の外寸が、上段壁部17の内寸よりも若干小さくなるように構成されている。また、図5に示すように、容器本体2の張出し部16の下面のコーナー部には、突出部24の挿入を許容する許容凹部27が設けられている。そして、図8、図9に示すように、容器本体2同士を上下に積み重ねる(段積みする)ことで、下側の容器本体2の上段壁部17の内側に、上側の容器本体2の下段壁部15が挿入され、下側の容器本体2の突出部24が、上側の容器本体2の許容凹部27に挿入されるとともに、上側の容器本体2の張出し部16の下面が、下側の容器本体2の上段壁部17及び膨出部25の上面に当接して支持されるように構成されている。
尚、上記のように、上段壁部17の隅部において膨出部25(図4参照)が設けられていることから、容器本体2同士の段積み時において、下側の容器本体2の上段壁部17の内側に挿入されることとなる下段壁部15や底壁部11は、各膨出部25の形状に合わせて、各隅部が面取りされたような形状(図5等参照)をなしている。また、容器本体2の上段壁部17の上辺部に凹部21が形成されていることにより、容器本体2同士を段積みした場合には、下側の容器本体2の外側凹部22の底面と、上側の容器本体2の張出し部16の下面との間に隙間を形成することができ、かかる隙間を介して、張出し部16の下面側に指を掛けて、上側の容器本体2を比較的容易に持ち上げることが可能となる。
また、図6等に示すように、蓋本体31の表面側には、嵌合凸部41が裏面側に突出形成された部位が陥没するようにして形成された段積み用凹部42が設けられている。そして、図10、図11に示すように、蓋部材3を第1姿勢で容器本体2に被せた第1態様にある蓋付き容器1を段積みする場合には、下側の蓋付き容器1の段積み用凹部42の内側に、上側の蓋付き容器1の容器本体2の下部が嵌入するようになっている。これにより、下側の蓋付き容器1の段積み用凹部42の内周面と、上側の蓋付き容器1の容器本体2の外周面の下部とが当接又は近接し、下側の蓋付き容器1の蓋部材3に対する上側の蓋付き容器1の容器本体2の水平方向における相対変位が防止されるようになっている。
尚、図8、図9に示すように、段積み用凹部42には、当該段積み用凹部42の内周面を部分的に外方に拡張するようにして形成され、蓋部材3同士を上下に積み重ねた場合に、凸部32のうち、外側凸部33の内側において外側凸部33よりも大きく突出する内側凸部34を挿入可能とする拡張凹部43が設けられている。当該構成により、蓋部材3同士を段積みすることも可能に構成されている。
また、本実施形態では、図12〜図14に示すように、第1姿勢の蓋部材3を上下に反転させた第2姿勢にある蓋部材3を、容器本体2に被せることもできるように構成されている。このように、蓋部材3を第2姿勢として容器本体2に被せた場合においても、容器本体2の各突出部24が、蓋部材3の各切欠き部36に挿入されたような格好で、蓋本体31の容器本体2との合わせ面(下側を向いている面、この場合は、蓋本体31の表面)の外周部が、容器本体2の上段壁部17、及び、膨出部25の上面に当接して支持されることとなる。さらには、蓋本体31の外周面のうち各切欠き部36に対応する切欠き対応部位37と、突出部24の側面とが当接、又は、近接し、容器本体2に対する蓋部材3の水平方向における相対変位が防止されるようになっている。
但し、図12等に示すように、第2姿勢の蓋部材3が容器本体2に被せられた第2態様にある蓋付き容器1に関しては、蓋部材3の凸部32が上方を向いており、凸部32が容器本体2の凹部21に嵌入されないことから、各凹部21において、容器本体2と蓋部材3との間に開口部が形成されることとなる。例えば、蓋付き容器1の外部から蓋付き容器1の内部の温度調整を行う場合や、蓋付き容器1の内外の通気を行う場合には、蓋付き容器1を第2態様として使用することとなる。
また、蓋部材3が第1姿勢及び第2姿勢のどちらの姿勢で容器本体2に被せられたとしても、蓋本体31の厚みの部分(表面又は裏面)が、上段壁部17、及び、膨出部25の上面に支持される構成であることから、図12、図14等に示すように、蓋部材3が第2姿勢で容器本体2に被せられた場合においても、突出部24の上面は、蓋部材3の上面の外周部よりも低くなるように構成されている。
また、図15、図16に示すように、第2態様にある蓋付き容器1を段積みする場合には、下側の蓋付き容器1の蓋部材3に設けられた4つの凸部32(内側凸部34)の内側に、上側の蓋付き容器1の容器本体2の下部が嵌入するようになっている。これにより、下側の蓋付き容器1の各凸部32の内側面と、上側の蓋付き容器1の容器本体2の外周面の下部とが当接又は近接し、下側の蓋付き容器1の蓋部材3に対する上側の蓋付き容器1の容器本体2の水平方向における相対変位が防止されるようになっている。
以上詳述したように、本実施形態によれば、蓋部材3の蓋本体31の4隅には切欠き部36が形成され、容器本体2には、各切欠き部36に対応するようにして、側壁部12、13(上段壁部17)の上面から上方に突出する突出部24が設けられている。そして、各蓋付き容器1が、第1姿勢(凸部32が下向きとなる姿勢)の蓋部材3が容器本体2に被せられた第1態様、及び、第2姿勢(凸部32が上向きとなる姿勢)の蓋部材3が容器本体2に被せられた第2態様のどちらの態様においても、蓋部材3の外周面のうち各切欠き部36に対応する切欠き対応部位37と、各突出部24の側面とが当接、又は、近接するように構成されている。
当該構成により、容器本体2に被せられた蓋部材3の外周面と、容器本体2の突出部24の側面とが係合し、容器本体2に対する蓋部材3の水平方向における相対変位を防止する(位置決めを行う)ことができる。特に、発泡ポリプロピレンにより構成される蓋部材3に関しては、断熱性等を確保するべく、比較的厚肉に構成されているため、本実施形態のように、蓋部材3の肉厚の部分を、突出部24で直接的に支持して位置決めする構成を採用することにより、蓋部材3と、突出部24との上下方向における係合範囲を極力大きくすることができる。従って、蓋部材3と容器本体2との係合状態をより強固なものとすることができ、蓋部材3の脱落等をより確実に防止することができる。
また、容器本体2と、該容器本体2に被せた蓋部材3との位置決めを行うための構成を、第1姿勢や第2姿勢にある蓋部材3の上面から上方に突出するようにして設けなくても済む。従って、上下反転して使用可能な蓋部材3を備える蓋付き容器1において、例えば、前記位置決めを行うための構成を、蓋部材3の表裏両面から突出させて形成しなければならないような構成に比べ、段積みされた蓋付き容器1全体の高さを抑制することができ、かかる段積み状態での保管効率や運搬効率の向上等を図ることができる。特に、発泡樹脂製(本例では、発泡ポリプロピレン製)の蓋付き容器1に収容された食品等のチルド状態や冷凍状態を保ちつつ輸送可能とするトラック(冷凍冷蔵車)は、荷室の天井部や床部において、空調手段や、風通しを良くするための手段や、断熱性を高めるための手段等を設置するためのスペースを必要とする。このため、かかるトラックに段積み状態とされて輸送される蓋付き容器1の高さを少しでも低くすることによって、蓋付き容器1の輸送効率の向上に大きく寄与することができる。
加えて、容器本体2と、該容器本体2に被せた蓋部材3との位置決めを行うための構成が、蓋付き容器1の外側から視認可能であるため、蓋部材3が容器本体2にきっちりと被さっているかを確実かつ簡単に確認することができる。
また、蓋部材3が容器本体2に被せられた状態において、突出部24の上面は、蓋部材3の上面の外周部(蓋本体31のうち裏面や表面において嵌合凸部41や段積み用凹部42が形成された部位よりも外周側の部位)よりも低くなるように構成されている。これにより、容器本体2に蓋部材3を被せた状態において、突出部24が、蓋部材3のうち当該突出部24に隣接する部位よりも低くなり、突出部24に対して別の部材が接触し難くなる。例えば、蓋付き容器1の段積み作業に際して、所定の蓋付き容器1に載せた蓋付き容器1の水平方向における相対位置が若干ずれた場合に(あえて、ずらして載せる場合もある)、上側に載せた蓋付き容器1を、下側の蓋付き容器1の蓋部材3の上面に滑らせるようにして、相対位置が合致するまでスライドさせる(スライドスタックする)といったことが行われているが、かかるスライドスタックを行う際に、上側の蓋付き容器1が、下側の蓋付き容器1の突出部24に引っ掛かり難くすることができる。従って、突出部24の損傷等を防止することができる。
さらに、容器本体2は、上段壁部17の各隅部から内側に膨出するようにして設けられ、各突出部24に対して上段壁部17の内周側に位置する膨出部25を備えている。そして、膨出部25は、蓋部材3を容器本体2に被せた場合に、蓋部材3の容器本体2との合わせ面(下側を向く面)に対して上下に当接するように構成されている。このため、蓋部材3のうち切欠き部36に対応する部位においても、蓋部材3の合わせ面を、容器本体2の側壁部12、13(膨出部25)で支持することが可能となる。従って、蓋付き容器1の段積み状態における蓋部材3の変形をより確実に抑制することができる。
また、突出部24や切欠き部36の周辺部において、蓋部材3の外周面と、容器本体2の突出部24の側面とを当接又は近接させるだけでなく、膨出部25と、蓋部材3の合わせ面とを上下に当接させることによって、容器本体2蓋部材3との間に隙間が形成されることをより一層抑制することができる。従って、第1姿勢の蓋部材3を被せることで蓋付き容器1の内側を略密閉状態とするような場合に、密閉性や断熱性の向上を図ることができる。
加えて、本実施形態では、蓋部材3が第1姿勢及び第2姿勢のどちらの姿勢で容器本体2に被せられたとしても、膨出部25の上面の同じ部位(本例では、長辺側側壁部12及び短辺側側壁部13の上面間を繋ぐ全体)が、蓋部材3の合わせ面と当接するようになっている。従って、蓋付き容器1が第1態様及び第2態様のどちらにあっても、蓋部材3の切欠き部36の周辺部を安定して支持するといった作用効果が奏される。また、例えば、蓋部材3が第1姿勢で容器本体2に被せられた場合に支持する部位と、蓋部材3が第2姿勢で容器本体2に被せられた場合に支持する部位とが異なるような場合に比べ、蓋付き容器1の各態様における膨出部25の蓋部材3との接触面積を増やす(長辺側側壁部12及び短辺側側壁部13の上面間を面一に繋ぐようにして設ける)ことができ、蓋部材3と容器本体2との間の隙間をなくしたり、蓋部材3の切欠き部36周辺部を安定して支持したりする等といった作用効果がより確実に奏される。
尚、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
(a)上記実施形態では、蓋部材3を第1姿勢で容器本体2に被せた場合に蓋付き容器1が密閉され、蓋付き容器1を上下反転させた第2姿勢で容器本体2に被せた場合に、蓋付き容器1に開口部が形成されるように構成されているが、蓋部材3を第1姿勢及び第2姿勢のどちらの姿勢で容器本体2に被せたとしても、蓋付き容器1が密閉されるように構成してもよい。この場合、例えば、蓋部材3の表面と、裏面とに、形状の異なる段積み用凹部を設け、下部形状(外寸)の異なる容器本体に対応する共通の蓋部材として使用できるように構成してもよい。
(b)上記実施形態では、容器本体2の側壁部12、13が、下段壁部15と上段壁部17との2段構造とされているが、側壁部12、13を上方に向けて外側に傾斜しつつ延びる略平板状として、容器本体2の外寸及び内寸が、容器本体2の下部から上部に向けて次第に拡がるように構成してもよい。
また、上記実施形態では、蓋部材3の裏面側において、凸部32が外側凸部33と内側凸部34との2段構造とされるとともに、容器本体2の上部開口に対応する形状の嵌合凸部41が設けられ、断熱性等の向上が図られているが、凸部32を段差形状としなくてもよいし、嵌合凸部41を省略することも可能である。
(c)上記実施形態では、上段壁部17の上面の4隅にそれぞれ突出部24が設けられているが、例えば、長辺側側壁部12や短辺側側壁部13の横幅方向中間位置に突出部24を設けることとしてもよいし、突出部24を、上段壁部17の対角に一対のみ設けることとしてもよい。但し、機能的、形状的な観点(容器本体2の内周面や外周面に対し周方向における凹凸が形成されることで、内側空間が使用し難くなったり、容器本体2の設置スペースが余分に必要になってしまったりすることを防止する必要がある)から上段壁部17のなかでも比較的厚肉に形成し易い隅部に対応して膨出部25を形成し、そこに突出部24を設けることで、蓋付き容器1の機能性を損なうことなく、突出部24を比較的大きく設けることができ、さらには、突出部24の内周側に位置する膨出部25の上面において、蓋部材3の合わせ面を支持することまでできる。その上、突出部24が上段壁部17の4隅に設けられることで、かかる作用効果がより一層奏されることとなる。
(d)上記実施形態では、蓋付き容器1は発泡ポリプロピレンにより構成されているが、発泡ポリエチレン、発泡ポリスチレン等のその他の発泡樹脂材料により構成されることとしてもよい。
1…蓋付き容器、2…容器本体、3…蓋部材、11…底壁部、12…長辺側側壁部、13…短辺側側壁部、15…下段壁部、17…上段壁部、21…凹部、22…外側凹部、23…内側凹部、24…突出部、25…膨出部、31…蓋本体、32…凸部、33…外側凸部、34…内側凸部、36…切欠き部、37…切欠き対応部位、42…段積み用凹部。

Claims (2)

  1. 略矩形板状の底壁部と、前記底壁部の各側辺部から上方に延出する側壁部とを具備して、上方に開口する箱状の容器本体と、
    前記容器本体の開口部を閉鎖する蓋部材とを備え、
    前記容器本体及び前記蓋部材が発泡樹脂により構成されるとともに、
    前記蓋部材が第1姿勢で前記容器本体に被せられた第1態様と、前記蓋部材が前記第1姿勢の前記蓋部材を上下に反転させた第2姿勢で前記容器本体に被せられた第2態様とに態様を変更可能な蓋付き容器において、
    前記蓋部材には、当該蓋部材の複数の隅部において切欠き部が形成され、
    前記容器本体には、前記切欠き部に対応して、前記側壁部の上面から上方に突出する突出部が設けられ、
    前記第1態様及び前記第2態様のどちらの態様においても、前記蓋部材の外周面のうち前記切欠き部に対応する切欠き対応部位と、前記突出部の側面とが当接、又は、近接し、
    前記第1態様及び前記第2態様のどちらの態様においても、前記蓋部材が前記容器本体に被せられた状態において、前記突出部の上面は、前記蓋部材の上面の外周部よりも低くなるように構成されていることを特徴とする蓋付き容器。
  2. 前記容器本体の前記側壁部は、前記突出部に対して前記側壁部の内周側に位置し、前記蓋部材が前記第1姿勢及び前記第2姿勢のどちらの姿勢で前記容器本体に被せられたとしても、前記蓋部材の前記容器本体との合わせ面に対して下から当接可能な当接部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の蓋付き容器。
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