JP6648590B2 - 印刷装置、テンション制御方法 - Google Patents

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Description

この発明は、印刷対象である記録媒体に与えるテンションを制御する技術に関する。
従来、記録媒体を所定方向に搬送しつつ当該記録媒体に印刷を実行する印刷装置が知られている。また、このような印刷装置では、記録媒体に与えるテンションをその稼働状況に応じて適宜変更する制御が実行される。例えば特許文献1では、連続紙を搬送している間は印刷時所望張力を連続紙に与える一方、連続紙の搬送が停止した時点で連続紙の張力を停止時所望張力にまで低下させる制御が実行される。
特開2010−180042号公報
ところで、例えばユーザーによっては、記録媒体の搬送の停止後に、自らの目的に応じて記録媒体を再び搬送したいと考える場合がある。これに対して、特許文献1のように搬送停止時に記録媒体のテンションが下がっていると、再搬送の際に記録媒体に適当なテンションを与えられず、記録媒体を適切に搬送できないおそれがあった。
この発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、記録媒体の搬送停止後に実行される記録媒体の再搬送において、記録媒体を適切に搬送することを可能とする技術の提供を目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様として実現することが可能である。
本発明の第1態様(印刷装置)は、記録媒体にテンションを与えつつ記録媒体を搬送する搬送部と、記録媒体に画像を印刷する印刷部と、搬送指令が入力される入力部と、搬送部により記録媒体を搬送する第1搬送動作と、記録媒体の搬送を搬送部に停止させて第1搬送動作を終了する停止動作と、停止動作の後に搬送指令が入力部へ入力されると搬送部により記録媒体を搬送する第2搬送動作とを実行可能な制御部とを備え、制御部は、停止動作から所定期間が経過するまでは第1搬送動作の実行時から継続して記録媒体のテンションを一定に維持し、停止動作から所定期間が経過してから記録媒体のテンションを減少させる第1テンション制御を実行する。
本発明の第2態様(テンション制御方法)は、記録媒体を搬送する第1搬送動作を実行する工程と、記録媒体の搬送を停止して第1搬送動作を終了する停止動作を実行する工程と、停止動作の後に搬送指令が入力されると記録媒体を搬送する第2搬送動作を実行する工程とを備え、停止動作から所定期間が経過するまでは第1搬送動作の実行時から継続して記録媒体のテンションを一定に維持し、停止動作から所定期間が経過してから記録媒体のテンションを減少させる。
このように構成された本発明(第1態様、第2態様)では、記録媒体を搬送する第1搬送動作が実行されるとともに、記録媒体の搬送を停止して第1搬送動作を終了する停止動作が実行される。また、停止動作から所定期間が経過するまでは第1搬送動作の実行時から継続して記録媒体のテンションが一定に維持され、停止動作から所定期間が経過してから記録媒体のテンションが減少される(第1テンション制御)。つまり、記録媒体の搬送の停止時に直ちに記録媒体のテンションが減少されるのではなく、記録媒体の搬送の停止から所定期間は記録媒体のテンションが第1搬送動作時のテンションに維持される。したがって、ユーザーが記録媒体の再搬送のために搬送指令を入力したタイミングがこの所定期間内であれば、記録媒体に対して適当なテンションを与えた状態で、記録媒体の再搬送(第2搬送動作)を実行できる。その結果、記録媒体の搬送停止後に実行される記録媒体の再搬送において、記録媒体を適切に搬送することが可能となっている。
さらに、制御部は、搬送部により記録媒体を搬送しつつ印刷部により記録媒体に画像を印刷する印刷動作を実行するために第1搬送動作を実行し、印刷動作の終了に応じて第1搬送動作を終了するために停止動作を実行し、第1テンション制御では、停止動作から所定期間が経過するまでは印刷動作の実行時から継続して記録媒体のテンションを一定に維持し、停止動作から所定期間が経過してから記録媒体のテンションを減少させるように、印刷装置を構成しても良い。
かかる構成では、記録媒体を搬送しつつ記録媒体に画像を印刷する印刷動作が実行されるとともに、印刷動作の終了に応じて記録媒体の搬送を停止する停止動作が実行される。また、停止動作から所定期間が経過するまでは印刷動作の実行時から継続して記録媒体のテンションが一定に維持され、停止動作から所定期間が経過してから記録媒体のテンションが減少される(第1テンション制御)。つまり、記録媒体の搬送の停止時に直ちに記録媒体のテンションが減少されるのではなく、記録媒体の搬送の停止から所定期間は記録媒体のテンションが印刷動作時のテンションに維持される。したがって、ユーザーが記録媒体の再搬送のために搬送指令を入力したタイミングがこの所定期間内であれば、記録媒体に対して適当なテンションを与えた状態で、記録媒体の再搬送(第2搬送動作)を実行できる。その結果、記録媒体の搬送停止後に実行される記録媒体の再搬送において、記録媒体を適切に搬送することが可能となっている。
また、制御部は、先の印刷動作を終了してから次の印刷動作を開始するまで、先の印刷動作の実行時から継続して記録媒体のテンションを一定に維持する第2テンション制御と、第1テンション制御とを選択的に実行可能であるように、印刷装置を構成しても良い。かかる第2テンション制御においても、記録媒体に対して適当なテンションを与えた状態で、記録媒体の再搬送を実行できる。したがって、記録媒体の搬送停止後に実行される記録媒体の再搬送において、記録媒体を適切に搬送することができる。
この際、制御部は、印刷動作の実行時に記録媒体に与えるテンションの大きさが所定テンション以上である場合は第1テンション制御を実行し、印刷動作の実行時に記録媒体に与えるテンションの大きさが所定テンション未満である場合は第2テンション制御を実行するように、印刷装置を構成しても良い。これによって、停止中の記録媒体に所定テンション以上の大きなテンションが長時間与えられたために記録媒体が伸びるのを抑制できる。
また、制御部は、第1テンション制御および第2テンション制御のいずれを実行するかを記録媒体の種類に応じて決定するように、印刷装置を構成しても良い。これによって、記録媒体の種類に応じた適切なテンション制御を実行できる。
また、制御部は、第1テンション制御および第2テンション制御のいずれを実行するかを記録媒体の幅に応じて決定するように、印刷装置を構成しても良い。これによって、記録媒体の幅に応じた適切なテンション制御を実行できる。
また、搬送部は、記録媒体を駆動する駆動ローラーと、印刷部に対向して配置され、駆動ローラーにより駆動される記録媒体を支持する支持部とを有し、支持部に支持される記録媒体に対して駆動ローラーのトルクによりテンションを与え、制御部は、駆動ローラーのトルクを調整することで、支持部に支持される記録媒体に対して第1テンション制御を実行可能であるように、印刷装置を構成しても良い。かかる構成では、支持部に支持される記録媒体に対して適当なテンションを与えた状態で、記録媒体の再搬送を実行できる。その結果、記録媒体の搬送停止後に実行される記録媒体の再搬送において、記録媒体を支持部により支持しつつ適切に搬送することが可能となっている。
また、搬送部は、印刷部により印刷された記録部を巻き取る巻取軸を有し、巻取軸に巻き取られる記録媒体に対して巻取軸のトルクによりテンションを与え、制御部は、巻取軸のトルクを調整することで、巻取軸に支持される記録媒体に対して第1テンション制御を実行可能であるように、印刷装置を構成しても良い。かかる構成では、巻取軸に支持される記録媒体に対して適当なテンションを与えた状態で、記録媒体の再搬送を実行できる。その結果、記録媒体の搬送停止後に実行される記録媒体の再搬送において、記録媒体を巻取軸により支持しつつ適切に搬送することが可能となっている。
また、第1テンション制御を実行後に支持部に支持される記録媒体のテンションは、第1テンション制御を実行後に巻取軸に支持される記録媒体のテンションより大きいように、印刷装置を構成しても良い。かかる構成では、第1テンション制御の実行後においても、支持部に支持される記録媒体に対してはある程度のテンションが与えられる。そのため、テンションの減少によって記録媒体が支持部から浮いて印刷部に接触するのを抑制できる。
また、搬送部は、印刷部に対して記録媒体を繰り出す繰出軸を有し、繰出軸から繰り出される記録媒体に対して繰出軸のトルクによりテンションを与え、制御部は、繰出軸のトルクを調整することで、繰出軸に支持される記録媒体に対して第1テンション制御を実行可能であるように、印刷装置を構成しても良い。かかる構成では、繰出軸に支持される記録媒体に対して適当なテンションを与えた状態で、記録媒体の再搬送を実行できる。その結果、記録媒体の搬送停止後に実行される記録媒体の再搬送において、記録媒体を繰出軸により支持しつつ適切に搬送することが可能となっている。
また、第1テンション制御を実行後に支持部に支持される記録媒体のテンションは、第1テンション制御を実行後に繰出軸に支持される記録媒体のテンションより大きいように、印刷装置を構成しても良い。かかる構成では、第1テンション制御の実行後においても、支持部に支持される記録媒体に対してはある程度のテンションが与えられる。そのため、テンションの減少によって記録媒体が支持部から浮いて印刷部に接触するのを抑制できる。
また、第1テンション制御を実行後の記録媒体のテンションを、記録媒体の種類に応じて変えるように、印刷装置を構成しても良い。これによって、記録媒体の種類に応じた適切なテンション制御を実行できる。
また、所定期間は200秒以上であるように、印刷装置を構成しても良い。このように所定期間を長く確保することで、記録媒体の搬送停止後に実行される記録媒体の再搬送において、記録媒体を適切に搬送することがより確実に可能となる。
また、所定期間は400秒以下であるように、印刷装置を構成しても良い。これによって、停止中の記録媒体に大きなテンションが長時間与えられたために記録媒体が伸びるのを抑制できる。
また、制御部は、入力部への入力操作に応じて所定期間を変更するように、印刷装置を構成しても良い。これによって、ユーザーのニーズに応じて所定期間を設定することができる。
なお、上述した本発明の各態様の有する複数の構成要素はすべてが必須のものではなく、上述の課題の一部又は全部を解決するため、あるいは、本明細書に記載された効果の一部又は全部を達成するために、適宜、前記複数の構成要素の一部の構成要素について、その変更、削除、新たな他の構成要素との差し替え、限定内容の一部削除を行うことが可能である。また、上述の課題の一部又は全部を解決するため、あるいは、本明細書に記載された効果の一部又は全部を達成するために、上述した本発明の一形態に含まれる技術的特徴の一部又は全部を上述した本発明の他の形態に含まれる技術的特徴の一部又は全部と組み合わせて、本発明の独立した一形態とすることも可能である。
本発明を適用したプリンターの装置構成の一例を模式的示す正面図。 図1に示すプリンターを制御する電気的構成を示すブロック図。 ウェブのテンション制御の一例を示すフローチャート。 図3のフローチャートに従って実行される動作の一例を示すチャート。 ウェブのテンション制御の具体例を表形式で示す図。
図1は本発明を適用したプリンターの装置構成の一例を模式的示す正面図である。図1に示すように、プリンター1では、その両端が繰出軸20および巻取軸40にロール状に巻き付けられた1枚のウェブSが搬送経路に沿って張架されており、ウェブSは、繰出軸20から巻取軸40へ向かう搬送方向Dsへ搬送されつつ、印刷を受ける。ウェブSの種類は、紙系とフィルム系に大別される。具体例を挙げると、紙系には上質紙、キャスト紙、アート紙、コート紙等があり、フィルム系には合成紙、PET(Polyethylene terephthalate)、PP(polypropylene)等がある。概略的には、プリンター1は、繰出軸20からウェブSを繰り出す繰出部2(繰出領域)と、繰出部2から繰り出されたウェブSに画像を印刷するプロセス部3(プロセス領域)と、プロセス部3で画像の印刷されたウェブSを巻取軸40に巻き取る巻取部4(巻取領域)とを備える。なお、以下の説明では、ウェブSの両面のうち、画像が印刷される面を表面と称する一方、その逆側の面を裏面と称する。
繰出部2は、ウェブSの端を巻き付けた繰出軸20と、繰出軸20から引き出されたウェブSを巻き掛ける従動ローラー21とを有する。繰出軸20は、ウェブSの表面を外側に向けた状態で、ウェブSの端を巻き付けて支持する。そして、繰出軸20が図1の時計回りに回転することで、繰出軸20に巻き付けられたウェブSが従動ローラー21を経由してプロセス部3へと繰り出される。ちなみに、ウェブSは、繰出軸20に着脱可能な芯管22を介して繰出軸20に巻き付けられている。したがって、繰出軸20のウェブSが使い切られた際には、ロール状のウェブSが巻き付けられた新たな芯管22を繰出軸20に装着して、繰出軸20のウェブSを取り換えることが可能となっている。
繰出軸20および従動ローラー21は、搬送方向Dsに直交する幅方向(図1の紙面に垂直な方向)に移動可能となっており、繰出部2は、繰出軸20および従動ローラー21の位置を幅方向(軸方向)に調整することでウェブSの蛇行を抑制するステアリング機構23を有する。このステアリング機構23は、エッジセンサー231および幅方向駆動部232で構成される。エッジセンサー231は、従動ローラー21の搬送方向Dsの下流側で、ウェブSの幅方向の端に対向して設けられ、幅方向におけるウェブSの端の位置を検出する。また、幅方向駆動部232は、エッジセンサー231の検出結果に応じて、繰出軸20および従動ローラー21を幅方向へ移動させる。こうして、ウェブSの蛇行が抑制される。
プロセス部3は、繰出部2から繰り出されたウェブSを回転ドラム30で支持しつつ、回転ドラム30の外周面に沿って配置された各機能部51、52、61、62、63により処理を適宜行って、ウェブSに画像を記録するものである。このプロセス部3では、回転ドラム30の両側に前駆動ローラー31と後駆動ローラー32とが設けられており、前駆動ローラー31から後駆動ローラー32へと搬送方向Dsに向けて搬送されるウェブSが回転ドラム30に支持されて、印刷を受ける。
前駆動ローラー31は、溶射によって形成された複数の微小突起を外周面に有しており、繰出部2から繰り出されたウェブSを裏面側から巻き掛ける。そして、前駆動ローラー31は図1の時計回りに回転することで、繰出部2から繰り出されたウェブSを搬送方向Dsの下流側へと搬送する。なお、前駆動ローラー31に対してはニップローラー31nが設けられている。このニップローラー31nは、前駆動ローラー31側へ付勢された状態でウェブSの表面に当接しており、前駆動ローラー31との間でウェブSを挟み込む。これによって、前駆動ローラー31とウェブSの間の摩擦力が確保され、前駆動ローラー31によるウェブSの搬送を確実に行なうことができる。
回転ドラム30は図示を省略する支持機構により搬送方向Dsおよびその逆方向の両方向に回転可能に支持された、例えば400[mm]の直径を有する円筒形状のドラムであり、前駆動ローラー31から後駆動ローラー32へと搬送されるウェブSを裏面側から巻き掛ける。この回転ドラム30は、ウェブSとの間の摩擦力を受けてウェブSの搬送方向Dsに従動回転しつつ、ウェブSを裏面側から支持するものである。ちなみに、プロセス部3では、回転ドラム30への巻き掛け部の両側でウェブSを折り返す従動ローラー33、34が設けられている。これらのうち従動ローラー33は、前駆動ローラー31と回転ドラム30の間でウェブSの表面を巻き掛けて、ウェブSを折り返す。一方、従動ローラー34は、回転ドラム30と後駆動ローラー32の間でウェブSの表面を巻き掛けて、ウェブSを折り返す。このように、回転ドラム30に対して搬送方向Dsの上・下流側それぞれでウェブSを折り返すことで、回転ドラム30へのウェブSの巻き掛け部を長く確保することができる。
後駆動ローラー32は、溶射によって形成された複数の微小突起を外周面に有しており、回転ドラム30から従動ローラー34を経由して搬送されてきたウェブSを裏面側から巻き掛ける。そして、後駆動ローラー32は図1の時計回りに回転することで、ウェブSを巻取部4へと搬送する。なお、後駆動ローラー32に対してはニップローラー32nが設けられている。このニップローラー32nは、後駆動ローラー32側へ付勢された状態でウェブSの表面に当接しており、後駆動ローラー32との間にウェブSを挟み込む。これによって、後駆動ローラー32とウェブSの間の摩擦力が確保され、後駆動ローラー32によるウェブSの搬送を確実に行なうことができる。
このように、前駆動ローラー31から後駆動ローラー32へと搬送されるウェブSは、回転ドラム30の外周面に支持される。そして、プロセス部3では、回転ドラム30に支持されるウェブSの表面に対してカラー画像を記録するために、互いに異なる色に対応した複数の記録ヘッド51が設けられている。具体的には、イエロー、シアン、マゼンタおよびブラックに対応する4個の記録ヘッド51が、この色順で搬送方向Dsに並ぶ。各記録ヘッド51は、回転ドラム30に巻き掛けられたウェブSの表面に対して若干のクリアランスを空けて対向しており、対応する色のインク(有色インク)をノズルからインクジェット方式で吐出する。そして、搬送方向Dsへ搬送されるウェブSに対して各記録ヘッド51がインクを吐出することで、ウェブSの表面にカラー画像が形成される。
また、インクとしては、紫外線(光)を照射することで硬化するUV(ultraviolet)インク(光硬化性インク)が用いられる。そこで、プロセス部3では、インクを硬化させてウェブSに定着させるために、UV照射器61、62(光照射部)が設けられている。なお、このインク硬化は、仮硬化と本硬化の二段階に分けて実行される。複数の記録ヘッド51の各間には、仮硬化用のUV照射器61が配置されている。つまり、UV照射器61は弱い照射強度の紫外線を照射することで、インクの濡れ広がり方が紫外線を照射しない場合に比べて十分に遅くなる程度にインクを硬化(仮硬化)させるものであり、インクを本硬化させるものではない。一方、複数の記録ヘッド51に対して搬送方向Dsの下流側には、本硬化用のUV照射器62が設けられている。つまり、UV照射器62は、UV照射器61より強い照射強度の紫外線を照射することで、インクの濡れ広がりが停止する程度に硬化(本硬化)させるものである。
このように、複数の記録ヘッド51の各間に配置されたUV照射器61が、搬送方向Dsの上流側の記録ヘッド51からウェブSに吐出された有色インクを仮硬化させる。したがって、一の記録ヘッド51がウェブSに吐出したインクは、搬送方向Dsの下流側で一の記録ヘッド51に隣り合う記録ヘッド51に到るまでに仮硬化される。これによって、異なる色の有色インクが混ざり合うといった混色の発生が抑制される。こうして混色が抑制された状態で、複数の記録ヘッド51は互いに異なる色の有色インクを吐出して、ウェブSにカラー画像を形成する。さらに、複数の記録ヘッド51より搬送方向Dsの下流側では、本硬化用のUV照射器62が設けられている。そのため、複数の記録ヘッド51により形成されたカラー画像は、UV照射器62により本硬化されてウェブSに定着する。
さらに、UV照射器62に対して搬送方向Dsの下流側には、記録ヘッド52が設けられている。この記録ヘッド52は、回転ドラム30に巻き掛けられたウェブSの表面に対して若干のクリアランスを空けて対向しており、透明のUVインクをノズルからインクジェット方式でウェブSの表面に吐出する。つまり、4色分の記録ヘッド51によって形成されたカラー画像に対して、透明インクがさらに吐出される。この透明インクは、カラー画像の全面に吐出されて、光沢感あるいはマット感といった質感をカラー画像に与える。また、記録ヘッド52に対して搬送方向Dsの下流側には、UV照射器63が設けられている。このUV照射器63は強い紫外線を照射することで、記録ヘッド52が吐出した透明インクを本硬化させるものである。これによって、透明インクをウェブS表面に定着させることができる。
このように、プロセス部3では、回転ドラム30の外周部に巻き掛けられるウェブSに対して、インクの吐出および硬化が適宜実行されて、透明インクでコーティングされたカラー画像が形成される。そして、このカラー画像の形成されたウェブSが、後駆動ローラー32によって巻取部4へと搬送される。
巻取部4は、ウェブSの端を巻き付けた巻取軸40の他に、巻取軸40と後駆動ローラー32との間でウェブSを裏面側から巻き掛ける従動ローラー41を有する。巻取軸40は、ウェブSの表面を外側に向けた状態で、ウェブSの端を巻き取って支持する。つまり、巻取軸40が図1の時計回りに回転すると、後駆動ローラー32から搬送されてきたウェブSが従動ローラー41を経由して巻取軸40に巻き取られる。ちなみに、ウェブSは、巻取軸40に着脱可能な芯管42を介して巻取軸40に巻き取られる。したがって、巻取軸40に巻き取られたウェブSが満杯になった際には、芯管42ごとウェブSを取り外すことが可能となっている。
以上がプリンター1の装置構成の概要である。続いて、プリンター1を制御する電気的構成について説明を行なう。図2は図1に示すプリンターを制御する電気的構成を示すブロック図である。図2に示すように、プリンター1では、装置各部を統括的に制御する機能を果たすプリンター制御部100が設けられている。このプリンター制御部100はCPU(Central Processing Unit)やRAM(Random Access Memory)で構成されたコンピューターである。
また、プリンター1には、プリンター制御部100とユーザーとのインタフェースとして機能するユーザーインターフェース200が設けられている。このユーザーインターフェース200は、マウスやキーボード等の入力機器とディスプレイ等の出力機器とで構成されている。したがって、ユーザーはユーザーインターフェース200の入力機器を操作することで所望の指令をプリンター制御部100に入力できるとともに、ユーザーインターフェース200の出力機器を確認することでプリンター1の稼働状況を確認できる。なお、入力機器と出力機器とは別体で構成する必要はなく、タッチパネルディスプレイ等によりこれらを一体的に構成しても良い。
そして、プリンター制御部100は、ユーザーインターフェース200を介してユーザーにより入力された指令や、他の外部機器から受信した指令に基づき、記録ヘッド、UV照射器およびウェブ搬送系の装置各部を制御する。かかる制御の詳細は次の通りである。
プリンター制御部100は、カラー画像を形成する各記録ヘッド51のインク吐出タイミングを、ウェブSの搬送に応じて制御する。具体的には、このインク吐出タイミングの制御は、回転ドラム30の回転軸に取り付けられて、回転ドラム30の回転位置を検出するドラムエンコーダーE30の出力(検出値)に基づいて実行される。つまり、回転ドラム30はウェブSの搬送に伴って従動回転するため、回転ドラム30の回転位置を検出するドラムエンコーダーE30の出力を参照すれば、ウェブSの搬送位置を把握することができる。そこで、プリンター制御部100は、ドラムエンコーダーE30の出力からpts(print timing signal)信号を生成し、このpts信号に基づいて各記録ヘッド51のインク吐出タイミングを制御することで、各記録ヘッド51が吐出したインクを搬送されるウェブSの目標位置に着弾させて、カラー画像を形成する。
また、記録ヘッド52が透明インクを吐出するタイミングも、同様にドラムエンコーダーE30の出力に基づいてプリンター制御部100により制御される。これによって、複数の記録ヘッド51によって形成されたカラー画像に対して、透明インクを的確に吐出することができる。さらに、UV照射器61、62、63の点灯・消灯のタイミングや照射光量もプリンター制御部100によって制御される。
また、プリンター制御部100は、図1を用いて詳述したウェブSの搬送を制御する機能を司る。このウェブSの搬送制御は、ウェブSのステアリング制御およびテンション制御から主になる。ステアリング制御は、繰出部2に設けられたステアリング機構23を用いて実行される。つまり、プリンター制御部100は、エッジセンサー231の検出結果に応じて幅方向駆動部232により繰出軸20および従動ローラー21の幅方向への位置を調整することで、ウェブSの幅方向への位置をフィードバック制御する。また、テンション制御については、ウェブ搬送系を構成する部材のうち、繰出軸20、前駆動ローラー31、後駆動ローラー32および巻取軸40に接続されたモーターを用いて実行される。このウェブSのテンション制御の詳細は次のとおりである。
プリンター制御部100は、繰出軸20をダイレクトドライブ方式で駆動する繰出モーターM20を回転させて、繰出軸20から前駆動ローラー31にウェブSを供給する。この際、プリンター制御部100は、繰出モーターM20のトルクを制御して、繰出軸20から前駆動ローラー31までのウェブSのテンション(繰出テンションTa)を調整する。つまり、繰出軸20と前駆動ローラー31の間に配置された従動ローラー21には、繰出テンションTaの大きさを検出するテンションセンサーS21が取り付けられている。このテンションセンサーS21は、例えばウェブSから受ける力の大きさを検出するロードセルによって構成することができる。そして、プリンター制御部100は、テンションセンサーS21の検出結果(検出値)に基づいて、繰出モーターM20のトルクをフィードバック制御して、ウェブSの繰出テンションTaを調整する。
また、プリンター制御部100は、前駆動ローラー31を駆動する前駆動モーターM31と、後駆動ローラー32を駆動する後駆動モーターM32とを回転させる。これによって、繰出部2から繰り出されたウェブSがプロセス部3を通過する。この際、前駆動モーターM31に対しては速度制御が実行される一方、後駆動モーターM32に対してはトルク制御が実行される。つまり、プリンター制御部100は、前駆動モーターM31のエンコーダーの出力に基づいて、前駆動モーターM31の回転速度をフィードバック制御する。これによって、ウェブSは、前駆動ローラー31によって目標速度で搬送される。
一方、プリンター制御部100は、後駆動モーターM32のトルクを制御して、前駆動ローラー31から後駆動ローラー32までのウェブSのテンション(プロセステンションTb)を調整する。つまり、回転ドラム30と後駆動ローラー32の間に配置された従動ローラー34には、プロセステンションTbの大きさを検出するテンションセンサーS34が取り付けられている。このテンションセンサーS34は、例えばウェブSから受ける力の大きさを検出するロードセルによって構成することができる。そして、プリンター制御部100は、テンションセンサーS34の検出結果(検出値)に基づいて、後駆動モーターM32のトルクをフィードバック制御して、ウェブSのプロセステンションTbを調整する。
また、プリンター制御部100は、巻取軸40をダイレクトドライブ方式で駆動する巻取モーターM40を回転させて、後駆動ローラー32が搬送するウェブSを巻取軸40に巻き取る。この際、プリンター制御部100は、巻取モーターM40のトルクを制御して、後駆動ローラー32から巻取軸40までのウェブSのテンション(巻取テンションTc)を調整する。つまり、後駆動ローラー32と巻取軸40の間に配置された従動ローラー41には、巻取テンションTcの大きさを検出するテンションセンサーS41が取り付けられている。このテンションセンサーS41は、例えばウェブSから受ける力の大きさを検出するロードセルによって構成することができる。そして、プリンター制御部100は、テンションセンサーS41の検出結果(検出値)に基づいて、巻取モーターM40のトルクをフィードバック制御して、ウェブSの巻取テンションTcを調整する。
特にプリンター制御部100は、印刷動作の実行に伴いウェブSを搬送している搬送期間は、各テンションTa、Tb、Tcのそれぞれを印刷テンションTa1、Tb1、Tc1に調整する一方、印刷動作を実行せずにウェブSの搬送を停止している待機期間は、各テンションTa、Tb、Tcのそれぞれを待機テンションTa2、Tb2、Tc2に調整する。ここで、待機テンションTa2、Tb2、Tc2は、それぞれ印刷テンションTa1、Tb1、Tc1よりも低いテンションである(Ta2<Ta1、Tb2<Tb1、Tc2<Tc1)。また、印刷テンションTa1、Tb1、Tc1はウェブSを適切に搬送するために必要な搬送テンションとも言える。続いては、かかるテンション制御について詳述する。
図3はウェブのテンション制御の一例を示すフローチャートである。このフローチャートは、プリンター制御部100により実行される。ステップS101では、ウェブSを搬送方向Dsへ搬送しつつウェブSに画像を印刷する印刷動作を開始するかが判断される。印刷動作を開始する(ステップS101で「YES」)と判断されると、ウェブSの各テンションテンションTa、Tb、Tcを、待機テンションTa2、Tb2、Tc2から印刷テンションTa1、Tb1、Tc1に増加させる(ステップS102)。続いて、ウェブSの搬送方向Dsへの搬送が開始され(ステップS103)、印刷動作が実行される(ステップS104)。印刷動作が終了すると(ステップS105)、ウェブSの搬送方向Dsへの搬送を停止する停止動作が実行される(ステップS106)。
ステップS107では、停止動作からの経過時間を計るためのカウントが開始され、ステップS108では、カウント値が所定カウント値以上になったか、すなわち停止動作から所定期間(例えば300秒)が経過したかが確認される。カウント値が所定カウント値未満であれば(ステップS108で「NO」)、ユーザーインターフェース200を介してユーザーにより搬送指令が入力されたかが確認される(ステップS109)。搬送指令が未入力であれば(ステップS109で「NO」)、ステップS108へ戻る。
一方、搬送指令の入力があれば(ステップS109で「YES」)、ウェブSを搬送する搬送動作が実行される(ステップS110)。なお、ユーザーインターフェース200に入力可能な搬送指令としては、ウェブSを搬送方向Dsへ搬送する順搬送の実行を命令する順搬送指令と、ウェブSを搬送方向Dsの逆方向へ搬送する逆搬送の実行を命令する逆搬送指令とがある。したがって、ステップS110では、ユーザーが入力した搬送指令の内容に応じて、順搬送あるいは逆搬送が実行される。そして、ステップS111で搬送動作の終了が確認されると(ステップS111で「YES」)、ステップS108へ戻る。
ステップS108で、カウント値が所定カウント値以上になった、すなわち「YES」と判断されると、カウントをリセットし(ステップS112)、ウェブSの各テンションテンションTa、Tb、Tcを、印刷テンションTa1、Tb1、Tc1から待機テンションTa2、Tb2、Tc2に減少させる(ステップS102)。そして、ステップS101へ戻る。
図4は図3のフローチャートに従って実行される動作の一例を示すタイミングチャートである。図4の上段のグラフは、ウェブSの搬送速度の時間変化を示し、図4の中段のグラフは、ウェブSのテンションの時間変化を示し、図4の下段のグラフはウェブSのテンションを切り換えるトリガーの時間変化を示す。なお、上述の通りウェブSのテンションとしては繰出テンションTa、プロセステンションTbおよび巻取テンションTcがある。ただし、各繰出テンションTa、Tb、Tcの定性的な変化は同様であるので、図4ではこれらを区別せずに示す。
印刷動作の開始に先立って、時刻t1でトリガーがオフからオンに切り換わると、ウェブSのテンションが待機テンションから増加し始め、時刻t2で印刷テンションとなる。この際、ウェブSのテンション切り換えに要するテンション切換時間Δt12は、例えば10秒に設定できる。続いて、時刻t3でウェブSの加速が開始され、時刻t4でウェブSの搬送速度が印刷速度に到達する。この際、ウェブSの速度を印刷速度に加速するのに要する加速時間Δt34は、テンション切換時間Δt12より短く、例えば2.5秒に設定できる。そして、ウェブSが印刷速度で定速搬送された状態で、印刷動作が開始される。
印刷動作が終了すると、時刻t5でウェブSの搬送方向Dsへの減速が開始され、時刻t6でウェブSの搬送が停止する(停止動作)。この際、ウェブSの減速に要する減速時間Δt56は、テンション切換時間Δt12より短く、例えば2.5秒に設定できる。続いて、停止動作が終了した時刻t6から所定期間Pが経過した時刻t7で、トリガーがオンからオフに切り換わると、ウェブSのテンションが印刷テンションから減少し始め、時刻t8で待機テンションとなる。この際、ウェブSのテンション切り換えに要するテンション切換時間Δt78は、テンション切換時間Δt12と等しく、例えば10秒に設定できる。
以上に説明したように本実施形態では、ウェブSを搬送方向Dsへ搬送しつつウェブSに画像を印刷する印刷動作が実行されるとともに、印刷動作の終了に応じてウェブSの搬送を停止する停止動作が実行される。また、停止動作から所定期間Pが経過するまでは印刷動作の実行時から継続してウェブSのテンションが一定に維持され、停止動作から所定期間Pが経過してからウェブSのテンションが減少される(第1テンション制御)。つまり、ウェブSの搬送の停止時に直ちにウェブSのテンションが減少されるのではなく、ウェブSの搬送の停止から所定期間PはウェブSのテンションが印刷テンションに維持される。したがって、ユーザーがウェブSの再搬送のために搬送指令を入力したタイミングがこの所定期間P内であれば、ウェブSに対して適当なテンションを与えた状態で、ウェブSの再搬送を実行できる。その結果、ウェブSの搬送停止後に実行されるウェブSの再搬送において、ウェブSを適切に搬送することが可能となっている。
また、ユーザーからの搬送指令の入力が無いまま所定期間Pが経過した場合には、ウェブSのテンションが待機テンションに減少される。これによって、停止中のウェブSに大きなテンションが長時間与えられたためにウェブSが伸びるのを抑制できる。また、各モーターM20、M32、M40で消費される電力も抑えられるため、エネルギーの消費を抑制できる。
ちなみに、ユーザーがウェブSの再搬送を行う理由は種々想定できる。例えば、ウェブSに印刷された画像を確認するために、ウェブSに印刷された画像が視認できる位置に来るまでウェブSを逆搬送する場合が想定できる。なお、画像が視認できる位置とは、プリンター1のハウジングを開閉する扉の開口からウェブSの表面が視認できる位置が例えば挙げられる。この際、記録ヘッド51、52およびUV照射器61、62、63を幅方向へ一体的に移動させて回転ドラム30の表面から退避できる構成をプリンター1が具備する場合には、回転ドラム30の表面を該当位置として利用できる。
あるいは、巻取軸40に巻き取られたウェブSを取り外す場合が想定できる。この場合、ユーザーは、プリンター1に順搬送を実行させて、画像が印刷されたウェブSを巻取軸40に巻き取ってからウェブSを裁断することで、画像が印刷済みのウェブSを巻取軸40から取り外すことができる。
また、プリンター制御部100は、後駆動ローラー32のトルクを調整することで、回転ドラム30に支持されるウェブSに対して第1テンション制御を実行する。かかる構成では、回転ドラム30に支持されるウェブSに対して印刷テンションTb1を与えた状態で、ウェブSの再搬送を実行できる。その結果、ウェブSの搬送停止後に実行されるウェブSの再搬送において、ウェブSを回転ドラム30により支持しつつ適切に搬送することが可能となっている。
また、プリンター制御部100は、巻取軸40のトルクを調整することで、巻取軸40に支持されるウェブSに対して第1テンション制御を実行する。かかる構成では、巻取軸40に支持されるウェブSに対して印刷テンションTc1を与えた状態で、ウェブSの再搬送を実行できる。その結果、ウェブSの搬送停止後に実行されるウェブSにおいて、ウェブSを巻取軸40により支持しつつ適切に搬送することが可能となっている。
また、プリンター制御部100は、繰出軸20のトルクを調整することで、繰出軸20に支持されるウェブSに対して第1テンション制御を実行する。かかる構成では、繰出軸20に支持されるウェブSに対して印刷テンションTa1を与えた状態で、ウェブSの再搬送を実行できる。その結果、ウェブSの搬送停止後に実行されるウェブSの再搬送において、ウェブSを繰出軸20により支持しつつ適切に搬送することが可能となっている。
また、所定期間Pが200秒以上に設定されている。このように所定期間Pを長く確保することで、ユーザーがこの所定期間P内に再搬送を命令する搬送指令を確実に入力することができる。その結果、ウェブSの搬送停止後に実行されるウェブSの再搬送において、ウェブSを適切に搬送することがより確実に可能となる。
また、所定期間が400秒以下に設定されている。これによって、停止中のウェブSに大きなテンションが長時間与えられたためにウェブSが伸びるのを抑制できる。また、各モーターM20、M32、M40で消費される電力も抑えられるため、エネルギーの消費を抑制できる。
以上のように、上記実施形態では、プリンター1が本発明の「印刷装置」の一例に相当し、繰出軸20、前駆動ローラー31、回転ドラム30、後駆動ローラー32および巻取軸40が協働して本発明の「搬送部」の一例として機能し、記録ヘッド51、52が本発明の印刷部「印刷部」の一例に相当し、ユーザーインターフェース200が本発明の「入力部」の一例に相当し、プリンター制御部100が本発明の「制御部」の一例に相当し、ウェブSが本発明の「記録媒体」の一例に相当し、ステップS104での印刷動作に伴ってウェブSを搬送する動作が本発明の「第1搬送動作」の一例に相当し、ステップS104で実行される印刷動作が本発明の「印刷動作」の一例に相当し、ステップS106で実行される停止動作が本発明の「停止動作」の一例に相当し、ステップS110で実行される搬送動作が本発明の「第2搬送動作」の一例に相当し、図4の時刻t6〜t8で実行されるテンション制御が本発明の「第1テンション制御」の一例に相当し、後駆動ローラー32が本発明の「駆動ローラー」の一例に相当し、回転ドラム30が本発明の「支持部」の一例に相当し、巻取軸40が本発明の「巻取軸」の一例に相当し、繰出軸20が本発明の「繰出軸」の一例に相当する。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したものに対して種々の変更を加えることが可能である。したがって、例えば図5に示すように、ウェブSの種類や幅によってテンション制御の内容を変更したり、繰出部2、プロセス部3および巻取部4といった領域によってテンション制御の内容を変更したりできる。
図5はウェブのテンション制御の具体例を表形式で示す図である。同図において、「F+紙」とはフィルムの上に紙を積層したウェブSの種類を示し、「F+F」とはフィルムの上にフィルムを積層したウェブSの種類を示し、「幅」とはウェブSの幅を示し、「印刷時」の行に示された数値は対応する印刷テンションの大きさを示し、「待機時」の行に示された数値は待機テンションの大きさを示す。
同図に示す例では、プリンター制御部100は、先の印刷動作を終了してから次の印刷動作を開始するまで、先の印刷動作の実行時から継続してウェブSのテンションを一定に維持する第2テンション制御と、上記の第1テンション制御とを選択的に実行する。つまり、ウェブSの種類が「F+F」の場合の繰出部2および巻取部4に対するテンション制御や、ウェブSの種類が「F+紙」であってウェブSの幅が80mm〜160mmの場合の繰出軸20へのテンション制御は、第2テンション制御である。この第2テンション制御によれば、印刷動作を実行している期間と実行していない期間とを通じてウェブSのテンションが一定に維持され、印刷テンションと待機テンションとが等しくなる。このような第2テンション制御においても、ウェブSに対して適当なテンションを与えた状態で、ウェブSの再搬送を実行できる。したがって、ウェブSの搬送停止後に実行されるウェブSの再搬送において、ウェブSを適切に搬送することができる。
特に図5によれば、プリンター制御部100は、印刷動作の実行時にウェブSに与えるテンションの大きさが所定テンション(30N)以上である場合は第1テンション制御を実行し、印刷動作の実行時にウェブSに与えるテンションの大きさが所定テンション(30N)未満である場合は第2テンション制御を実行する。これによって、停止中のウェブSに所定テンション以上の大きなテンションが長時間与えられたためにウェブSが伸びるのを抑制できる。また、各モーターM20、M32、M40で消費される電力も抑えられるため、エネルギーの消費を抑制できる。
また、プリンター制御部100は、第1テンション制御および第2テンション制御のいずれを実行するかをウェブSの種類に応じて適宜決定する。例えば巻取部4や、ウェブSの幅が所定より広い(200mm〜340mm)場合の繰出部2に対しては、ウェブSの種類に応じて第1および第2テンション制御が使い分けられる。具体的には、ウェブSの種類が「F+紙」の場合には第1テンション制御が実行され、ウェブSの種類が「F+F」の場合には第2テンション制御が実行される。こうして、ウェブSの種類に応じた適切なテンション制御が実行されている。
また、プリンター制御部100は、第1テンション制御および第2テンション制御のいずれを実行するかをウェブSの幅に応じて適宜決定する。例えばウェブの種類が「F+紙」の場合の繰出部2に対しては、ウェブSの幅に応じて第1および第2テンションが使い分けられる。具体的には、ウェブSの幅が所定より広い(200mm〜340mm)場合には第1テンション制御が実行され、ウェブSの幅が所定より狭い(80mm〜160mm)の場合には第2テンション制御が実行される。こうして、ウェブSの幅に応じた適切なテンション制御が実行されている。
また、第1テンション制御を実行後に回転ドラム30に支持されるウェブSのテンション(プロセス部3の待機テンション)は、第1テンション制御を実行後に巻取軸40あるいは繰出軸20に支持されるウェブSのテンション(すなわち、巻取部4あるいは繰出部2の待機テンション)より大きい。かかる構成では、第1テンション制御の実行後においても、回転ドラム30に支持されるウェブSに対してはある程度のテンションが与えられる。そのため、テンションの減少によってウェブSが回転ドラム30から浮いて記録ヘッド51、52に接触するのを抑制できる。
さらに、図5の具体例に示した内容以外の種々の変更を加えることもできる。したがって、例えば第1テンション制御を実行後のウェブSのテンションを、ウェブSの種類に応じて変えても良い。これによって、ウェブSの種類に応じた適切なテンション制御を実行できる。
また、プリンター制御部100は、ユーザーインターフェース200への入力操作に応じて所定期間Pを変更するように、プリンター1を構成しても良い。かかる構成では、ユーザーは自らの作業習慣などに応じて所定期間Pを適宜変更でき、ユーザーのニーズに応じて所定期間Pを設定することができる。
また、第1テンション制御を実行するタイミングは、上述の印刷動作に伴うウェブSの搬送を停止したタイミングに限られない。したがって、ユーザーインターフェース200への搬送指令の入力に応じて実行した搬送動作によるウェブSの搬送を停止したタイミングで第1テンション制御を実行しても良い。つまり、ユーザーの搬送指令に応じて搬送動作を実行する度に第1テンション制御を実行することができる。この場合、連続して実行された2回の搬送動作のうち、先の搬送動作が本発明の「第1搬送動作」の一例に相当し、次の搬送動作が本発明の「第2搬送動作」の一例に相当する。
また、上述の実施形態では、所定期間Pが経過してからユーザーインターフェース200に搬送指令が入力される場合も想定される。このような場合は、待機テンションから印刷テンションにウェブSのテンションを増加してから、搬送を開始すれば良い。
また、上記の例では、回転ドラム30でウェブSを支持するプリンター1を例示した。しかしながら、ウェブSの支持態様はこれに限られず、平板状のプラテンでウェブSを支持することもできる。
1…プリンター、20…繰出軸、31…前駆動ローラー、30…回転ドラム、32…後駆動ローラー、40…巻取軸、51、52…記録ヘッド、100…プリンター制御部、200…ユーザーインターフェース、S…ウェブ、S101〜S113…ウェブのテンション制御で実行される各ステップ

Claims (15)

  1. 記録媒体にテンションを与えつつ前記記録媒体を搬送する搬送部と、
    前記記録媒体に画像を印刷する印刷部と、
    搬送指令が入力される入力部と、
    前記搬送部により前記記録媒体を搬送する第1搬送動作と、前記記録媒体の搬送を前記搬送部に停止させて前記第1搬送動作を終了する停止動作と、前記停止動作の後に前記搬送指令が前記入力部へ入力されると前記搬送部により前記記録媒体を搬送する第2搬送動作とを実行可能な制御部と
    を備え、
    前記制御部は、前記停止動作から第1時間が経過するまでは前記第1搬送動作の実行時から継続して前記記録媒体のテンションを一定に維持し、前記停止動作から前記第1時間が経過してから前記記録媒体のテンションを減少させる第1テンション制御と、先の前記印刷動作を終了してから次の前記印刷動作を開始するまで、先の前記印刷動作の実行時から継続して前記記録媒体のテンションを一定に維持する第2テンション制御と、選択的に実行可能であり、且つ、前記搬送部により前記記録媒体を搬送しつつ前記印刷部により前記記録媒体に画像を印刷する印刷動作を実行するために前記第1搬送動作を実行し、前記印刷動作の終了に応じて前記第1搬送動作を終了するために前記停止動作を実行し、前記第1テンション制御では、前記停止動作から前記第1時間が経過するまでは前記印刷動作の実行時から継続して前記記録媒体のテンションを一定に維持し、前記停止動作から前記第1時間が経過してから前記記録媒体のテンションを減少させる印刷装置。
  2. 前記制御部は、前記印刷動作の実行時に前記記録媒体に与えるテンションの大きさが所定テンション以上である場合は前記第1テンション制御を実行し、前記印刷動作の実行時に前記記録媒体に与えるテンションの大きさが前記所定テンション未満である場合は前記第2テンション制御を実行する請求項に記載の印刷装置。
  3. 前記制御部は、前記第1テンション制御および前記第2テンション制御のいずれを実行するかを前記記録媒体の種類に応じて決定する請求項またはに記載の印刷装置。
  4. 前記制御部は、前記第1テンション制御および前記第2テンション制御のいずれを実行するかを前記記録媒体の幅に応じて決定する請求項ないしのいずれか一項に記載の印刷装置。
  5. 前記搬送部は、前記記録媒体を駆動する駆動ローラーと、前記印刷部に対向して配置され、前記駆動ローラーにより駆動される前記記録媒体を支持する支持部とを有し、前記支持部に支持される前記記録媒体に対して前記駆動ローラーのトルクによりテンションを与え、
    前記制御部は、前記駆動ローラーのトルクを調整することで、前記支持部に支持される前記記録媒体に対して前記第1テンション制御を実行可能である請求項ないしのいずれか一項に記載の印刷装置。
  6. 前記搬送部は、前記印刷部により印刷された前記記録媒体を巻き取る巻取軸を有し、前記巻取軸に巻き取られる前記記録媒体に対して前記巻取軸のトルクによりテンションを与え、
    前記制御部は、前記巻取軸のトルクを調整することで、前記巻取軸に支持される前記記録媒体に対して前記第1テンション制御を実行可能である請求項に記載の印刷装置。
  7. 前記第1テンション制御を実行後に前記支持部に支持される前記記録媒体のテンションは、前記第1テンション制御を実行後に前記巻取軸に支持される前記記録媒体のテンションより大きい請求項に記載の印刷装置。
  8. 前記搬送部は、前記印刷部に対して前記記録媒体を繰り出す繰出軸を有し、前記繰出軸から繰り出される前記記録媒体に対して前記繰出軸のトルクによりテンションを与え、
    前記制御部は、前記繰出軸のトルクを調整することで、前記繰出軸に支持される前記記録媒体に対して前記第1テンション制御を実行可能である請求項ないしのいずれか一項に記載の印刷装置。
  9. 前記第1テンション制御を実行後に前記支持部に支持される前記記録媒体のテンションは、前記第1テンション制御を実行後に前記繰出軸に支持される前記記録媒体のテンションより大きい請求項に記載の印刷装置。
  10. 記録媒体にテンションを与えつつ前記記録媒体を搬送する搬送部と、
    前記記録媒体に画像を印刷する印刷部と、
    搬送指令が入力される入力部と、
    前記搬送部により前記記録媒体を搬送する第1搬送動作と、前記記録媒体の搬送を前記搬送部に停止させて前記第1搬送動作を終了する停止動作と、前記停止動作の後に前記搬送指令が前記入力部へ入力されると前記搬送部により前記記録媒体を搬送する第2搬送動作とを実行可能な制御部と
    を備え、
    前記制御部は、前記停止動作から第1時間が経過するまでは前記第1搬送動作の実行時から継続して前記記録媒体のテンションを一定に維持し、前記停止動作から前記第1時間が経過してから前記記録媒体のテンションを減少させる第1テンション制御を実行し、前記第1テンション制御を実行後の前記記録媒体のテンションを、前記記録媒体の種類に応じて変える印刷装置。
  11. 記録媒体にテンションを与えつつ前記記録媒体を搬送する搬送部と、
    前記記録媒体に画像を印刷する印刷部と、
    搬送指令が入力される入力部と、
    前記搬送部により前記記録媒体を搬送する第1搬送動作と、前記記録媒体の搬送を前記搬送部に停止させて前記第1搬送動作を終了する停止動作と、前記停止動作の後に前記搬送指令が前記入力部へ入力されると前記搬送部により前記記録媒体を搬送する第2搬送動作とを実行可能な制御部と
    を備え、
    前記制御部は、前記停止動作から所定期間が経過するまでは前記第1搬送動作の実行時から継続して前記記録媒体のテンションを一定に維持し、前記停止動作から前記所定期間が経過してから前記記録媒体のテンションを減少させる第1テンション制御と、先の前記印刷動作を終了してから次の前記印刷動作を開始するまで、先の前記印刷動作の実行時から継続して前記記録媒体のテンションを一定に維持する第2テンション制御と、を選択的に実行可能であり、且つ、前記搬送部により前記記録媒体を搬送しつつ前記印刷部により前記記録媒体に画像を印刷する印刷動作を実行するために前記第1搬送動作を実行し、前記印刷動作の終了に応じて前記第1搬送動作を終了するために前記停止動作を実行し、前記第1テンション制御では、前記停止動作から前記所定期間が経過するまでは前記印刷動作の実行時から継続して前記記録媒体のテンションを一定に維持し、前記停止動作から前記所定期間が経過してから前記記録媒体のテンションを減少させ、
    前記所定期間は200秒以上、且つ、400秒以下である印刷装置。
  12. 記録媒体にテンションを与えつつ前記記録媒体を搬送する搬送部と、
    前記記録媒体に画像を印刷する印刷部と、
    搬送指令が入力される入力部と、
    前記搬送部により前記記録媒体を搬送する第1搬送動作と、前記記録媒体の搬送を前記搬送部に停止させて前記第1搬送動作を終了する停止動作と、前記停止動作の後に前記搬送指令が前記入力部へ入力されると前記搬送部により前記記録媒体を搬送する第2搬送動作とを実行可能な制御部と
    を備え、
    前記制御部は、前記停止動作から所定期間が経過するまでは前記第1搬送動作の実行時から継続して前記記録媒体のテンションを一定に維持し、前記停止動作から前記所定期間が経過してから前記記録媒体のテンションを減少させる第1テンション制御を実行し、前記第1テンション制御を実行後の前記記録媒体のテンションを、前記記録媒体の種類に応じて変え、
    前記所定期間は200秒以上、且つ、400秒以下である印刷装置。
  13. 前記制御部は、前記入力部への入力操作に応じて前記第1時間を変更する請求項1ないし10のいずれか一項に記載の印刷装置。
  14. 前記制御部は、前記入力部への入力操作に応じて前記所定期間を変更する請求項11または12に記載の印刷装置。
  15. 記録媒体を搬送する第1搬送動作を実行する工程と、
    前記記録媒体の搬送を停止して前記第1搬送動作を終了する停止動作を実行する工程と、
    前記停止動作の後に搬送指令が入力されると前記記録媒体を搬送する第2搬送動作を実行する工程と
    を備え、
    前記停止動作から第1時間が経過するまでは前記第1搬送動作の実行時から継続して前記記録媒体のテンションを一定に維持し、前記停止動作から前記第1時間が経過してから前記記録媒体のテンションを減少させ
    前記第1時間が経過後の前記記録媒体のテンションを、前記記録媒体の種類に応じて変えるテンション制御方法。
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