JP6645648B2 - 踏切保安装置および踏切物体検知装置 - Google Patents
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Description
しかしながら、列車が踏切道を通過した後も暫く警報が停止せずに踏切の通過が阻止されるのは、道路通行者の焦燥感・イライラ感を招来することになるので、好ましくないことから、そのような道路通行者の負担を軽減することが社会的に要請される。
この例の踏切バックアップ装置の併用では(特許文献4参照)、踏切バックアップ装置が終止点用踏切制御子の列車検知区間の外に設置されている。
これに対し、後者は(特許文献3,4参照)、非接触式の障害物検知装置を障害物の検知にとどまらず列車の検知にも用いるため、煽りに対する対処能力が高い。
しかしながら、赤外光やレーザー光を用いる既存の障害物検知装置には、いわゆる「くぐり抜け」の起こりうるものが有り、そのような障害物検知装置をそのまま上述した踏切物体検知装置(特許文献3,4参照)に用いる訳にはいかない。
これに対し、終止点用踏切制御子の列車検知区間を踏切道に重ねて終止点用踏切制御子の列車検知区間に踏切道を跨がせる手法(特許文献1,2参照)では「くぐり抜け」が問題にならないので、その手法と、障害物検知装置を列車検知にも用いる手法(特許文献3,4参照)とを、併用するのが良かろうと思われる。
そこで、両手法を組み合わせるに際して更なる工夫を加味することにより、くぐり抜けが発生しても踏切警報が不所望には停止しない踏切保安装置および踏切物体検知装置を簡便に実現することが技術的な課題となる。
鉄道の線路を横切る踏切から列車検知区間が外れる状態で前記線路に設定された警報始動点に係る列車検知を行う始動点用踏切制御子と、前記踏切の踏切道の幅員を列車検知区間に収める状態で前記線路に設定された警報終止点に係る列車検知を行う終止点用踏切制御子と、前記踏切の踏切道上における物体の有無を非接触で検知する感応部と、前記始動点用踏切制御子の始動点検知結果に基づいて前記警報始動点への列車進入を検知するとともに前記終止点用踏切制御子の終止点検知結果と前記感応部の物体検知結果とに基づいて前記踏切に係る列車進入および列車進出を検知する物体検知論理判定部とを備えた踏切保安装置であって、
前記物体検知論理判定部が、前記警報始動点への列車進入の検知から前記踏切への列車進入の検知までの間は前記感応部の検知した物体を障害物と判定し、前記踏切への列車進入の検知から前記踏切からの列車進出の検知までの間は前記感応部の検知した物体を列車と判定することにより、前記感応部にて検知された物体が障害物であるか列車であるかを弁別するようになっており、而も、前記警報始動点への列車進入の検知後に前記物体検知結果と前記終止点検知結果との双方が成立したことに応じて前記踏切への列車進入を検知し、前記踏切への列車進入の検知後に前記物体検知結果と前記終止点検知結果との双方が不成立に転じたことに応じて前記踏切からの列車進出を検知するようになっており、更に、前記物体検知結果が成立から不成立に転ずるときの状態遷移を列車進出確認時素の分だけ遅延させるようになっており、前記列車進出確認時素が、走行列車の台枠の下を前記感応部の検知媒体がくぐり抜ける隙間の最大値を潜り最大幅とし、走行列車の車輪のレールからの浮き上がりに起因して前記終止点用踏切制御子の検知結果が一時的に成立から不成立に転ずることがある列車走行速度の最小値を煽り最低速度として、前記潜り最大幅を前記煽り最低速度で除した両立確定時間以上になっている、ことを特徴とする。
鉄道の線路を横切る踏切から列車検知区間が外れる状態で前記線路に設定された警報始動点に係る列車検知を行う始動点用踏切制御子から始動点検知結果を取得する手段と、前記踏切の踏切道の幅員を列車検知区間に収める状態で前記線路に設定された警報終止点に係る列車検知を行う終止点用踏切制御子から終止点検知結果を取得する手段と、前記踏切の踏切道上における物体の有無を非接触で検知する感応部から物体検知結果を取得する手段と、前記始動点検知結果と前記終止点検知結果と前記物体検知結果とに基づいて踏切警報の開始および停止を制御する手段とを備えた踏切物体検知装置であって、
前記警報始動点への列車進入の検知から前記踏切への列車進入の検知までの間は前記感応部の検知した物体を障害物と判定し、前記踏切への列車進入の検知から前記踏切からの列車進出の検知までの間は前記感応部の検知した物体を列車と判定することにより、前記感応部にて検知された物体が障害物であるか列車であるかを弁別するようになっており、而も、前記警報始動点への列車進入の検知後に前記物体検知結果と前記終止点検知結果との双方が成立したことに応じて前記踏切への列車進入を検知し、前記踏切への列車進入の検知後に前記物体検知結果と前記終止点検知結果との双方が不成立に転じたことに応じて前記踏切からの列車進出を検知するようになっており、更に、前記物体検知結果が成立から不成立に転ずるときの状態遷移を列車進出確認時素の分だけ遅延させるようになっており、前記列車進出確認時素が、走行列車の台枠の下を前記感応部の検知媒体がくぐり抜ける隙間の最大値を潜り最大幅とし、走行列車の車輪のレールからの浮き上がりに起因して前記終止点用踏切制御子の検知結果が一時的に成立から不成立に転ずることがある列車走行速度の最小値を煽り最低速度として、前記潜り最大幅を前記煽り最低速度で除した両立確定時間以上になっている、ことを特徴とする。
上記解決手段1の踏切保安装置であって、前記終止点用踏切制御子の列車検知区間に収まる状態で前記線路に設置されたATS利用の踏切バックアップ装置を備えており、前記物体検知論理判定部が、前記踏切への列車進入の検知に際して、前記警報始動点への列車進入の検知後に前記物体検知結果と前記終止点検知結果と前記踏切バックアップ装置の列車検知結果とが総て成立したことに応じて前記踏切への列車進入を検知するようになっていることを特徴とする。
上記解決手段2の踏切物体検知装置であって、前記終止点用踏切制御子の列車検知区間に収まる状態で前記線路に設置されたATS利用の踏切バックアップ装置の列車検知結果であるバックアップ検知結果を取得する手段を具備しており、前記踏切への列車進入の検知に際して、前記警報始動点への列車進入の検知後に前記物体検知結果と前記終止点検知結果と前記バックアップ検知結果とが総て成立したことに応じて前記踏切への列車進入を検知するようになっていることを特徴とする。
そのため、何れの速度であれ踏切から列車が進出する前に物体検知結果と終止点検知結果との双方が不成立になることは無いので、踏切からの列車進出が的確に検知される。
したがって、この発明によれば、くぐり抜けが発生しても或いは煽りが発生しても踏切警報が不所望には停止しない踏切保安装置および踏切物体検知装置を簡便に実現することができる。
図1〜3に示した実施例1は、上述した解決手段1〜4(出願当初の請求項1〜4)を具現化したものであり、図示を割愛した実施例2は、その拡張例であり、図4に示した実施例3は、変形例である。
なお、それらの図示に際しては、簡明化等のため、筐体や機械部などは図示を割愛し、発明の説明に必要なものや関連するものを中心に記号図や回路図を多用した。
また、下り踏切バックアップ装置BBuの地上子も、踏切道から数mほど離れた所に設置される。この設置状態は、下り踏切バックアップ装置BBuの地上子とATS装置の車上子とが正対したときに、列車の最先頭が踏切道上に差し掛かり、下り踏切物体検知装置20が列車の最先頭を物体と検知する位置関係を満たすとともに、下り踏切バックアップ装置BBuが下り終止点BDCの列車検知区間Sbに収まるという位置関係も満たしている。なお、図示の例では、下り終止点BDCが下り踏切バックアップ装置BBuと踏切13との間に位置しているが、下り踏切バックアップ装置BBuが下り終止点BDCと踏切13との間に位置していても良い。
下り終止点検知結果取得部22は、警報終止用の踏切制御子のリレー出力を条件とする中継リレーを主体とした回路からなり、下り終止点BDC(警報終止点)に係る列車検知結果である下り終止点検知結果BPRを中継リレーで取得して出力するようになっている。
下り物体検知結果取得部24は、下り感応部15+16のリレー出力である下り障検Rを条件とする中継リレーを主体とした回路からなり、下り線11における踏切道上の物体検知結果を下り感応部15+16から取得して、それを下り障検PRとして出力するようになっている。
この500msの列車進出確認時素は、次のような潜り最大幅を煽り最低速度で除した両立確定時間(450ms)以上の時間として選定されている。
また、煽り最低速度は、走行列車の車輪のレールからの浮き上がりに起因して終止点用踏切制御子の検知結果が一時的に成立から不成立に転ずることがある列車走行速度の最小値であり、具体的には、経験則に基づき、注意信号時の列車走行速度である時速55kmや時速45kmよりも低速の時速40kmが採用される。これは、踏切通過対象の全列車に係る「煽り最低速度」である。
なお、列車進出確認時素に明確な上限は無いが、踏切からの列車進出の後に踏切警報を停止したり遮断桿を上げたりするタイミングが遅くなるのを回避するといった観点から、列車進出確認時素は1s以下が望ましい。
所定時間経過検知部26は、上述の下りSRを条件とする下りSLPR信号用リレーを主体とした回路からなり、下りSLPRに20s(20秒)の緩放性を持たせることで、下りSRの成立(警報開始)から上述の遮断完了時間(20s)だけ遅れて下りSLPRが成立(リレー落下)するとともに、下りSRの不成立(リレー動作)に伴って下りSLPRも不成立状態に戻るようになっている。
図2(a)は、複線区間の下り線11を走行する下り列車の進行状態を示す記号図である。また、図2(b)は、下り踏切物体検知装置20の動作状態を示すリレー信号のタイムチャートであり、図3(a),(b)は、何れも、図2(b)のタイムチャートの一部の拡大図である。
また、図3(a)は、列車走行速度が煽り最低速度40km/hよりも高速であって、「煽り」は発生するが、「くぐり抜け」が検知されないときのものである。
さらに、図3(b)は、列車走行速度が潜り最低速度36km/hよりも低速であって、「くぐり抜け」は検知されるが、「煽り」が発生しないときのものである。
また、踏切13の踏切道(より正確には列車検知区間Sbと下り感応部15+16検知区間とが重複する区間)の起点側の端から、踏切13の踏切道(より正確には列車検知区間Sbと下り感応部15+16検知区間とを併せた区間)の終点側の端までが、踏切障害物検知をマスク・抑制するマスク条件として使用される下り障検列車進入検知Rの成立(リレー動作)する下りの障検マスク区間になる。そのため、下り列車が下りの踏切制御区間より起点側を走行して踏切13に向かっているところから説明を始める。
そのため、何れの場合も、踏切13への列車進入の誤検知が的確に防止される。
このような一連の動作状態で、踏切通過時(図2時刻T3〜T5参照)の列車走行速度が潜り最低速度36km/hと煽り最低速度40km/hとの間にあると、上述したように(図2(b)参照)、下り障検PRに乱れが生じないので、「くぐり抜け」の不所望な検知はなされず、更に、「煽り」の発生も無いので、下り終止点検知結果BPRにも乱れが生じない。そのため、踏切13に係る列車進入と列車進出が的確に検知される。
また、感応部の検知した物体を列車と判定する列車検知時には列車進出確認時素を使用する(有効にする,正数値にする)が、感応部の検知した物体を障害物と判定する障害物検知時には、列車進出確認時素を使用しない(無効にする,ゼロにする)ようになっている。これにより、簡便に、障害物検知時のブザー音の延長が回避される。
列車進出確認時素の変更は、列車進出確認時素を異なる緩動時素で具現化したリレーを複数設けて択一的な切り替えにて使用することや、時素のカウント値を書き込み変更できるデジタル式の時素リレーを採用するといったことで、行える。
この例では、踏切物体検知装置20を設置する際、既存の終止用制御子BDCを踏切道13に寄せて移設するとともに、その近くに踏切バックアップ装置BBuを設置する。
上記実施例では、下り線と上り線の夫々に感応部を設けたものを図示したが、上下両線を跨ぐように感応部を設けて共用するのも状況にもよるが可能である。
上記実施例では、警報始動点ADC,CDCや警報終止点BDCで列車を検知するものとして、列車検知長の短い軌道回路である踏切制御子を挙げたが、列車検知長の長い一般的な軌道回路の使用が排除される訳ではない。
上記実施例では、物体検知結果が成立から不成立に転ずるときの状態遷移を列車進出確認時素500msだけ遅延させる具体的な手段として、下り物体検知結果取得部24の中継リレーに500msの緩動性を持たせたが、これは一例にすぎず、他のリレーを用いても実現しても良く、タイマやカウンタなどで実現しても良い。
15+16…感応部、15…投光器、16…受光器、
ADC…下り始動点(警報始動点)、BDC…下り終止点(警報終止点)、
Sa,Sb…列車検知区間(検知長)、
20…下り踏切物体検知装置、
21…下り始動点検知結果取得部、22…下り終止点検知結果取得部、
23…下りバックアップ検知結果取得部、24…下り物体検知結果取得部、
25〜30…下り物体検知論理判定部、
25…下り警報検知部、26…所定時間経過検知部、27…踏切進入検知部、
28…踏切警報制御部、29…踏切警報停止部、30…物体弁別部
Claims (4)
- 鉄道の線路を横切る踏切から列車検知区間が外れる状態で前記線路に設定された警報始動点に係る列車検知を行う始動点用踏切制御子と、前記踏切の踏切道の幅員を列車検知区間に収める状態で前記線路に設定された警報終止点に係る列車検知を行う終止点用踏切制御子と、前記踏切の踏切道上における物体の有無を非接触で検知する感応部と、前記始動点用踏切制御子の始動点検知結果に基づいて前記警報始動点への列車進入を検知するとともに前記終止点用踏切制御子の終止点検知結果と前記感応部の物体検知結果とに基づいて前記踏切に係る列車進入および列車進出を検知する物体検知論理判定部とを備えた踏切保安装置であって、
前記物体検知論理判定部が、前記警報始動点への列車進入の検知から前記踏切への列車進入の検知までの間は前記感応部の検知した物体を障害物と判定し、前記踏切への列車進入の検知から前記踏切からの列車進出の検知までの間は前記感応部の検知した物体を列車と判定することにより、前記感応部にて検知された物体が障害物であるか列車であるかを弁別するようになっており、而も、前記警報始動点への列車進入の検知後に前記物体検知結果と前記終止点検知結果との双方が成立したことに応じて前記踏切への列車進入を検知し、前記踏切への列車進入の検知後に前記物体検知結果と前記終止点検知結果との双方が不成立に転じたことに応じて前記踏切からの列車進出を検知するようになっており、更に、前記物体検知結果が成立から不成立に転ずるときの状態遷移を列車進出確認時素の分だけ遅延させるようになっており、前記列車進出確認時素が、走行列車の台枠の下を前記感応部の検知媒体がくぐり抜ける隙間の最大値を潜り最大幅とし、走行列車の車輪のレールからの浮き上がりに起因して前記終止点用踏切制御子の検知結果が一時的に成立から不成立に転ずることがある列車走行速度の最小値を煽り最低速度として、前記潜り最大幅を前記煽り最低速度で除した両立確定時間以上になっている、
ことを特徴とする踏切保安装置。 - 鉄道の線路を横切る踏切から列車検知区間が外れる状態で前記線路に設定された警報始動点に係る列車検知を行う始動点用踏切制御子から始動点検知結果を取得する手段と、前記踏切の踏切道の幅員を列車検知区間に収める状態で前記線路に設定された警報終止点に係る列車検知を行う終止点用踏切制御子から終止点検知結果を取得する手段と、前記踏切の踏切道上における物体の有無を非接触で検知する感応部から物体検知結果を取得する手段と、前記始動点検知結果と前記終止点検知結果と前記物体検知結果とに基づいて踏切警報の開始および停止を制御する手段とを備えた踏切物体検知装置であって、
前記警報始動点への列車進入の検知から前記踏切への列車進入の検知までの間は前記感応部の検知した物体を障害物と判定し、前記踏切への列車進入の検知から前記踏切からの列車進出の検知までの間は前記感応部の検知した物体を列車と判定することにより、前記感応部にて検知された物体が障害物であるか列車であるかを弁別するようになっており、而も、前記警報始動点への列車進入の検知後に前記物体検知結果と前記終止点検知結果との双方が成立したことに応じて前記踏切への列車進入を検知し、前記踏切への列車進入の検知後に前記物体検知結果と前記終止点検知結果との双方が不成立に転じたことに応じて前記踏切からの列車進出を検知するようになっており、更に、前記物体検知結果が成立から不成立に転ずるときの状態遷移を列車進出確認時素の分だけ遅延させるようになっており、前記列車進出確認時素が、走行列車の台枠の下を前記感応部の検知媒体がくぐり抜ける隙間の最大値を潜り最大幅とし、走行列車の車輪のレールからの浮き上がりに起因して前記終止点用踏切制御子の検知結果が一時的に成立から不成立に転ずることがある列車走行速度の最小値を煽り最低速度として、前記潜り最大幅を前記煽り最低速度で除した両立確定時間以上になっている、
ことを特徴とする踏切物体検知装置。 - 前記終止点用踏切制御子の列車検知区間に収まる状態で前記線路に設置されたATS利用の踏切バックアップ装置を備えており、前記物体検知論理判定部が、前記踏切への列車進入の検知に際して、前記警報始動点への列車進入の検知後に前記物体検知結果と前記終止点検知結果と前記踏切バックアップ装置の列車検知結果とが総て成立したことに応じて前記踏切への列車進入を検知するようになっていることを特徴とする請求項1記載の踏切保安装置。
- 前記終止点用踏切制御子の列車検知区間に収まる状態で前記線路に設置されたATS利用の踏切バックアップ装置の列車検知結果であるバックアップ検知結果を取得する手段を具備しており、前記踏切への列車進入の検知に際して、前記警報始動点への列車進入の検知後に前記物体検知結果と前記終止点検知結果と前記バックアップ検知結果とが総て成立したことに応じて前記踏切への列車進入を検知するようになっていることを特徴とする請求項2記載の踏切物体検知装置。
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