JP6645513B2 - 分析機器用データ処理システム及び分析機器用データ処理プログラム - Google Patents

分析機器用データ処理システム及び分析機器用データ処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、クロマトグラフ装置、質量分析装置、分光光度計といった各種分析機器で収集されたデータや該データから算出された各種処理結果等に基づいて分析レポートを作成するための分析機器用データ処理システム、及び該システムのためのコンピュータプログラムに関する。
近年、ガスクロマトグラフ(GC)、液体クロマトグラフ(LC)、質量分析装置などの分析機器で得られた各種データの処理や管理には、殆どの場合、専用のソフトウエアがインストールされたコンピュータが利用されている。なお、ここでいうコンピュータは、スタンドアロン型のコンピュータのみならず、LANなどのネットワークを介して相互に接続された複数のコンピュータからなるコンピュータシステムを含む。このようなコンピュータを利用した分析機器用のデータ処理システムには、最近、クロマトグラムやスペクトルなどのグラフや分析により収集された数値データなどが記載された分析レポートを自動的に作成する機能が搭載されている(非特許文献1、2など参照)。
例えば非特許文献2に記載のデータ処理用ソフトウエアを用いた分析機器用データ処理システムでは、ユーザが分析レポート中の各レポート項目の配置などを定めたテンプレートと報告したい情報が格納されたデータファイルとを指定して分析レポートの作成を指示すると、グラフなどがレポート中の所定位置に差し込まれた分析レポートが自動的に作成される。こうした分析レポートはプリンタを介して印刷出力されるのみならず、PDF形式の電子ファイルとして出力される。また、こうした分析レポートのPDFファイルはデータベースサーバ内などに構築されているデータベースに自動的に取り込まれ、該データベースで一括管理されるようになっている。
上記のような分析レポートの作成作業は分析作業を担当したオペレータによって行われることが多いが、オペレータは単にマニュアル等による決まった手順に従って作業を行うだけの役割であることもよくある。そのため、オペレータにより作成された分析レポートに差し込まれたグラフ等が適切でない、或いは、レポートすべき情報の一部が欠落している、といった不具合がある場合がある。そこで、オペレータが所定の手順に従って分析レポートを作成したあと、より専門的な知識を有する別の担当者が分析レポートの内容をチェックし、その内容が適切であるか否かを判断するという確認作業が行われることが多い。なお、以下の説明では、こうした確認作業を行う担当者を確認者と呼ぶこととする。
図8は、特許文献1などに記載の従来の分析機器用データ処理システムにおける分析レポートの確認作業の手順を模式的に示した図である。
確認者が或る分析レポートの確認作業をする際には、分析機器用データ処理システムに含まれるクライアント端末において所定の操作を行うと、図8(a)に示すように確認対象である分析レポート141を含む確認作業画面140がモニタ上に表示される。ここでは、分析レポート141には、サンプル情報、クロマトグラム、及びピークテーブルがレポート項目として配置されている。確認者は差し込まれているクロマトグラム等の情報が適切であるか、或いはその情報内容に漏れがないか等を目視でチェックする。そして、問題がない場合には、確認作業画面140の右下に表示されている「確認済み」チェックボックス143にチェックを入れる。即ち、この場合には、このチェックボックス143にチェックを入れるという行為が確認結果の記録に相当する。
この操作が行われると、該チェックボックス143の右隣に配置されている「OK」ボタン144が有効になり、確認者がマウス等でこの「OK」ボタン144をクリック操作すると、図8(b)に示すように、分析レポート141の上部の確認者署名欄142にそのときの日時と登録されている確認者名とが自動的に記載される。これにより、確認者による確認作業が完了した分析レポートであることが明確になる。
上述したように、通常、分析レポートには、測定によって得られたデータに基づくグラフやその解析結果などの複数の重要な情報が記載されている。そのため、確認者はそうした情報毎に、それが適切であるか否かを確認する必要がある。図8の例でいえば、確認者は、クロマトグラムの波形形状が適切か、ピークテーブルの記載に通常はあり得ない異常な値や漏れがないか、などというように、各レポート項目の内容の妥当性を確認することが求められる。
しかしながら、従来の分析機器用データ処理システムでは、分析レポート全体の内容を確認したか否かをチェックするだけであるため、複数のレポート項目のそれぞれについて適切に確認されたか否かを記録として残すことはできない。また、分析レポート全体に対してのみ確認結果が記録されるため、レポート項目毎に確認結果やそれに付随する情報、例えばその情報の採用/不採用の結果、確認者名、確認日時、不採用である場合にその理由などを記録として残すことができない。そのため、例えば一部のレポート項目の内容に問題があってオペレータにレポートの作成し直しを依頼するような場合には、問題のあるレポート項目やその理由を紙に書いて或いは直接口頭でオペレータに連絡する必要があった。こうした作業は効率が悪いだけでなく、ミスを引き起こす要因ともなっている。
もちろん、紙出力された分析レポートであれば、確認結果を紙上の任意の箇所に記入することが可能であるものの、こうした方法では、確認者や確認日時の正当性を担保するのは困難である。また、そうした作業を手作業で行うのはたいへん面倒で手間が掛かる。
特開2013−073292号公報
「レポート作成ツール」、[online]、アジレント・テクノロジー株式会社、[2015年12月2日検索]、インターネット<URL : http://www.chem-agilent.com/contents.php?id=1001720> 「LabSolutions LabSolutions 総合:機能紹介 レポート作成」、[online]、株式会社島津製作所、[2015年12月2日検索]、インターネット<URL : http://www.an.shimadzu.co.jp/data-net/labsolutions/function/7_smart_validated-report.htm>
本発明は上記課題を解決するために成されたものであり、その主な目的は、自動的に作成される分析レポート中に記載される様々なレポート項目について、その記載内容が適切であるか否かの確認結果を記録することができ、さらにはレポート項目の内容に問題がある場合にその理由など、分析レポートの作成し直しなどに必要な情報を該レポート中に自由に記録することができ、それによって分析レポートの信頼性を高めるとともに分析レポートの作成や確認の作業の効率化を図ることができる分析機器用データ処理システム及び分析機器用データ処理プログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために成された本発明に係る分析機器用データ処理システムは、ユーザにより操作される操作部と、表示部と、を具備し、1又は複数の分析機器により収集されたデータや該データに基づく処理結果を含む各種情報を記載した分析レポートを作成し電子ファイルとして出力する機能を有する分析機器用データ処理システムであって、
a)分析に関連した複数のレポート項目が配置された、分析レポートの様式を定めるテンプレートが保存されている基本テンプレート保存部と、
b)ユーザによる前記操作部における所定の操作に応じて前記基本テンプレート保存部から呼び出されたテンプレートのイメージを前記表示部の画面上に表示したうえで、前記操作部における所定の操作に応じて、該テンプレートのイメージ上で前記レポート項目毎に任意の位置に、ユーザがレポート内容を確認した結果を記録するために確認結果に係る複数の選択肢の中から一つを選択可能なGUI要素が配置された確認結果記録領域を設定することが可能である確認結果記録領域設定処理部と、
c)前記操作部における所定の操作に応じて、一つのテンプレートにおいて前記確認結果記録領域設定処理部により設定された全ての確認結果記録領域について、又は複数の確認結果記録領域のそれぞれについて、前記GUI要素における選択肢の内容を含む、該確認結果記録領域中への情報の記録の様式を設定する確認結果記録様式設定部と、
d)前記確認結果記録領域設定処理部により確認結果記録領域が設定されるとともに、前記確認結果記録様式設定部により確認結果記録領域中への情報の記録様式が設定されたあと、それらの設定がなされた分析レポートのテンプレートを分析レポートの自動作成時に利用可能なユーザテンプレートとして保存するユーザテンプレート保存部と、
を備えることを特徴としている。
ここで、分析機器の種類は特に限定されない。また、本発明に係る分析機器用データ処理システムは、一般的には、操作部や表示部を含むコンピュータにより構成され、該コンピュータにインストールされた特徴的なプログラムを該コンピュータ上で動作させることによって各構成要素が具現化されるものとすることができる。この場合、コンピュータは一台である場合もあれば、複数台のコンピュータがネットワークを介して相互に接続された構成である場合もある。
即ち、上記課題を解決するために成された本発明に係る分析機器用データ処理プログラムは、ユーザにより操作される操作部と表示部とを具備する分析機器用データ処理システムを、1又は複数の分析機器により収集されたデータや該データに基づく処理結果を含む各種情報を記載した分析レポートを作成し電子ファイルとして出力するよう機能させるために、コンピュータを動作させる分析機器用データ処理プログラムであって、
a)分析に関連した複数のレポート項目が配置された、分析レポートの様式を定めるテンプレートが保存される基本テンプレート保存部と、
b)ユーザによる前記操作部における所定の操作に応じて前記基本テンプレート保存部から呼び出されたテンプレートのイメージを前記表示部の画面上に表示したうえで、前記操作部における所定の操作に応じて、該テンプレートのイメージ上で前記レポート項目毎に任意の位置に、ユーザがレポート内容を確認した結果を記録するために確認結果に係る複数の選択肢の中から一つを選択可能なGUI要素が配置された確認結果記録領域を設定することが可能である確認結果記録領域設定処理部と、
c)前記操作部における所定の操作に応じて、一つのテンプレートにおいて前記確認結果記録領域設定処理部により設定された全ての確認結果記録領域について、又は複数の確認結果記録領域のそれぞれについて、前記GUI要素における選択肢の内容を含む、該確認結果記録領域中への情報の記録の様式を設定する確認結果記録様式設定部と、
d)前記確認結果記録領域設定処理機能部により確認結果記録領域が設定されるとともに、前記確認結果記録様式設定機能部により確認結果記録領域中への情報の記録様式が設定されたあと、それらの設定がなされた分析レポートのテンプレートを分析レポートの自動作成時に利用可能なユーザテンプレートとして保存するユーザテンプレート保存機能部と、
してコンピュータを動作させることを特徴としている。
本発明に係る分析機器用データ処理システムにおいて、基本テンプレート保存部には分析レポートの様式を定める基本テンプレートが保存される。この基本テンプレートはユーザ自身が作成するようにしてもよいが、標準的なテンプレートは本システムの提供者が予め用意しておくようにするのが好ましい。ユーザ(この場合のユーザは通常、或る程度の権限を有する管理者)が操作部で所定の操作を行うと、確認結果記録領域設定処理部は、その操作に応じたテンプレートを基本テンプレート保存部から呼び出し、該テンプレートのイメージを表示部の画面上に表示する。さらに、上記管理者が操作部で所定の操作を行うと、それに応じたテンプレート中の位置に確認結果記録領域を設定する。これにより、そのテンプレート中に複数のレポート項目が配置されている場合に、任意のレポート項目に対し確認結果記録領域を設けることができる。つまり、全てのレポート項目に対してそれぞれ確認結果記録領域を設けてもよいし、一部のレポート項目に対してのみ確認結果記録領域を設けてもよい。
また、確認結果記録領域の設定終了後に上記管理者が操作部で所定の操作を行うと、確認結果記録様式設定部はその操作に応じて、上述したように設定された確認結果記録領域中への情報の記録の様式を設定する。このとき、一つのテンプレート中に設定された全ての確認結果記録領域について共通の記録様式としてもよいし、或いは、複数の確認結果記録領域のそれぞれについて別々の記録様式としてもよい。ユーザテンプレート保存部は、上述したように確認結果記録領域が設定され、且つ確認結果記録領域中への情報の記録様式が設定された分析レポートのテンプレートを、分析レポートの自動作成時に利用可能なテンプレートとして保存する。こうして、確認結果記録領域が設けられた分析レポートのテンプレートがいつでも利用可能な状態となる。
本発明では、ユーザテンプレートに設定される確認結果記録領域にはそれぞれ、複数の選択肢の中から一つを選択可能なGUI要素、例えばドロップダウンリストなどが配置され、上記確認結果記録様式設定部は、該GUI要素の選択肢を設定可能である。
即ち、レポート項目の情報記載欄に差し込まれたグラフやテーブルなどが問題なく採用できる或いは問題があって採用できないかのいずれであるかを選択肢として設定できるようにすればよい。これによれば、後述するように確認者がレポート項目の内容を確認して確認結果を入力する際に、例えば採用又は不採用というテキスト入力を行うことなく、予め用意された選択肢の中から一つを選択する操作を行うことによって確認結果を入力することができる。
また上記実施態様ではさらに、テンプレートに設定される確認結果記録領域にはそれぞれ、任意のテキストを入力可能なテキストボックスが配置され、上記確認結果記録様式設定部は、該テキストボックスへの入力が必須である選択肢を設定可能である構成とするとよい。
この構成では例えば、レポート項目の情報記載欄に差し込まれたグラフやテーブルなどに問題があって不採用である場合にのみ、そのレポート項目における確認結果記録領域中のテキストボックスへの入力が必須であるように定めておくことができる。不採用の理由をテキストボックスに記入するように定めておくことで、その理由を分析レポート中に記録として残すことができ、例えばそれを分析レポートを作成したオペレータが確認することで、オペレータは不具合箇所を確実に把握することができる。
また、本発明に係る分析機器用データ処理システムは、
e)前記ユーザテンプレート保存部に保存されているテンプレート及びレポートしたい情報が含まれる1又は複数のデータファイルの選択を受けて、選択されたテンプレート上の各レポート項目に該データファイルに基づく情報を差し込んで分析レポートを作成するレポート作成部、をさらに備える構成とすることができる。
この構成により、確認結果記録領域が設けられた分析レポートのテンプレートを利用して、自動的に分析レポートを作成することができる。
さらに上記構成の分析機器用データ処理システムは、
f)前記レポート作成部により作成された分析レポートを前記表示部の画面上に表示したうえで、該分析レポート中の確認結果記録領域における前記操作部による確認結果の選択又は入力を受け付ける確認結果入力受付部と、
g)前記分析レポート中の全ての確認結果記録領域について要求される事項の選択又は記入が行われたときに初めて、前記確認結果入力受付部で受け付けられた選択又は入力を含む分析レポートを保存する操作を許可する分析レポート保存実行部と、
を備える構成とすることができる。
上述したように作成された分析レポートを確認者が確認する際には、確認者が操作部で所定の操作を行うと、確認結果入力受付部は指定された分析レポートを表示部の画面上に表示する。確認者は表示された分析レポート上の各レポート項目の内容を目視で確認しつつ、確認結果記録領域毎に確認結果を入力する操作を行う。具体的には例えば、内容が適切である場合には採用、逆に内容に問題がある場合には不採用という確認結果を複数の選択肢から選択する。確認結果入力受付部は、こうした各確認結果記録領域における操作部による確認結果の選択又は入力を受け付け、一時的に保存する。なお、この時点では正式な分析レポートとしては未だ保存されない。
分析レポート保存実行部は、その分析レポート中の全ての確認結果記録領域について要求される事項の選択又は記入が行われると、該分析レポートを保存する操作の受け付けを許可する。具体的には、その保存操作のためのボタンを有効化したり、或いは、確認結果記録領域への記入が未だ終了していない場合には保存のためのボタンが操作されても保存できない旨の警告表示を行ったりするとよい。そして、全ての確認結果記録領域への記入が終了している状態で保存操作が為されたときには、確認結果入力受付部で受け付けられた選択又は入力を含む分析レポートを保存する。これにより、全ての確認結果記録領域にそれぞれ確認結果が記載された分析レポートが保存され、確認漏れのない、或いはいずれのレポート項目に問題があるのかが明確な分析レポートを確実に得ることができる。
本発明に係る分析機器用データ処理システム及び分析機器用データ処理プログラムによれば、分析レポートに記載されるレポート項目毎にその内容が適切であるか否かを確認者等が確認した結果を該分析レポート中に記録することができる。これにより、確認者が全ての又は重要なレポート項目を確かに確認したことを記録に残すことができるので、分析レポートの信頼性が高まる。また、オペレータ等が確認後の分析レポートを見れば、レポート項目毎に内容に問題があるかないかの確認結果を把握することができる。特に、その問題を原因を特定できるように確認結果の記録様式を定めておけば、単に問題がある項目が分かるだけでなく、その理由も把握できる。それによって、従来のように確認者からオペレータへの紙や口頭での連絡が不要になり、作業効率が改善されるとともに不確実な連絡による作業ミスも軽減することができる。
本発明に係る分析機器用データ処理システムの一実施例の概略構成図。 本実施例の分析機器用データ処理システムにおけるユーザテンプレート作成作業の手順を示すフローチャート。 本実施例の分析機器用データ処理システムにおける分析レポート確認作業の手順を示すフローチャート。 本実施例の分析機器用データ処理システムにおける分析レポートのテンプレートの一例を示す図。 本実施例の分析機器用データ処理システムにおいて確認結果記録領域の記録様式を設定するための設定画面の一例を示す模式図。 本実施例の分析機器用データ処理システムにおける分析レポートの確認作業時の画面の一例を示す模式図。 本実施例の分析機器用データ処理システムにおける確認結果記入済みの分析レポートの一例を示す図。 従来の分析機器用データ処理システムにおける分析レポートの確認作業の手順を説明するための模式図。
以下、本発明に係る分析機器用データ処理システムの一実施例について、添付図面を参照して説明する。
図1は本実施例の分析機器用データ処理システムの要部の構成図である。
本実施例の分析機器用データ処理システムは、試料に対し所定の分析を実行してデータを収集する一又は複数の分析機器2と、実体はコンピュータであるデータベースサーバ1と、実体はパーソナルコンピュータであるクライアント端末4と、がLANなどのネットワーク3を介して相互に接続された構成を有する。なお、図1では、クライアント端末4は1台であるがこれは複数であってもよい。また、分析機器2は特にその種類を問わないが、ここでは説明の都合上、分析機器2は液体クロマトグラフ(LC)装置であるとする。クライアント端末4には、マウスやキーボード等である操作部5、モニタである表示部6、及び印刷部7が接続されている。データベースサーバ1にも通常、操作部、表示部等が接続されているが、図1ではその記載を省略している。
データベースサーバ1は、機能ブロックとして、データベース管理部11及びデータベース12を備える。データベース12には様々なデータが格納されるが、典型的なものとして、分析データファイル、分析レポートファイル、レポートテンプレートなどがある。分析データファイルは、分析機器2で得られたデータ、該データから得られる様々な計算値やその処理結果、さらには分析の条件やデータ解析の条件など、分析に関連する様々な情報が格納されるものである。通常、一つの試料に対する分析に関連する情報が一つの分析データファイルに格納される。分析レポートファイルは後述するような分析レポート作成処理によって作成されたファイルであり、改ざんされにくいように、通常PDF形式のファイルである。レポートテンプレートは後述するように分析レポートを作成するための様式を定めたものである。
クライアント端末4は、機能ブロックとして、データ解析処理部41、ユーザテンプレート作成部42、分析レポート作成部43、レポート確認処理部44、等を含む。なお、上述したように、データベースサーバ1やクライアント端末4の実体はコンピュータであるから、上述した機能ブロックは、そうしたコンピュータに予めインストールされた専用のプログラム、つまり本発明に係る分析機器用データ処理プログラムの一実施例であるプログラムがそのコンピュータ上で動作することによって具現化されるものである。
次に本実施例の分析機器用データ処理システムにおける特徴的な動作である分析レポート作成について説明する。図2は分析レポート作成に使用されるユーザテンプレートの作成作業の手順を示すフローチャート、図3は分析レポート確認作業の手順を示すフローチャートである。また、図4は分析レポートのテンプレートの一例を示す図、図5は確認結果記録領域の記録様式を設定するための設定画面の一例を示す模式図、図6は分析レポートの確認作業時の画面の一例を示す模式図、図7は確認結果記入済みの分析レポートの一例を示す図である。
データベース12には分析レポートの様々な様式が予め基本テンプレートとして保存されている。この基本テンプレートはユーザ自身が作成することも可能であるが、本システムの提供者が予め作成してデータベース12に登録しておくようにすることもできる。テンプレートは例えば図4中に示すように、レポートすべき様々なレポート項目が配置され、レポート項目毎に情報の内容を差し込む情報領域101が用意された規定の様式(書式)である。ただし、図4では「確認フォーム」と記された確認結果記録領域102が設けられているが、基本テンプレートにはこの確認結果記録領域102は存在しない。
分析レポートを作成するに先立って、ユーザは上記基本テンプレートを基にして自分たちが使用するユーザテンプレートを作成する。このユーザテンプレートの作成を担うのは通常、適宜の権限を有する管理者であるので、このユーザを管理者と呼ぶこととする。管理者がユーザテンプレートを作成する際には、まずユーザテンプレート作成画面を開くようクライアント端末4の操作部5で所定の操作を行う。この操作を受けてユーザテンプレート作成部42が動作し、ユーザテンプレート作成画面を表示部6の画面上に表示する。管理者はこの画面上で使用する基本テンプレートを選択する(ステップS1)。
ユーザテンプレート作成部42はデータベース12から選択された基本テンプレートを読み込み、そのイメージをユーザテンプレート作成画面100内に表示する(ステップS2)。管理者は、表示されたテンプレートの画像上で操作部5により任意の位置を指示し、確認結果記録領域の設定を指示する。この指示を受けてユーザテンプレート作成部42は、テンプレート上の指示された位置に確認結果記録領域102を設ける。図4は、クロマトグラム及びピークレポートという二つのレポート項目に確認結果記録領域の設定が指示され、サンプル情報というレポート項目には確認結果記録領域の設定が指示されていない例である。管理者は、確認者による確認を要するレポート項目全てについて、それぞれ確認結果記録領域102が設定されるように指示を行えばよい(ステップS3)。
次に管理者は、確認結果記録領域102中の記録様式を設定する(ステップS4)。この例では、一つのユーザテンプレート中に設定される確認結果記録領域102の数に拘わらず、その記録様式は共通である。この記録様式とは、確認結果記録領域102中に配置される情報(最終的な分析レポート上では文字)の内容やその情報をユーザ(確認者)が入力する際の形式などである。この例では、図6に記載のように、一つの確認結果記録領域102には、一つのドロップダウンリスト102aと、日時及び確認者名が自動的に挿入される文字列(yyyy/MM/dd…)102bと、任意の文字を入力可能であるテキストボックス102cとが、横に並べて配置されるように定められている。これら情報の内容や配置も変更可能である。
さらに、ドロップダウンリスト102a中の選択肢は、図5に示す記録様式設定画面110で設定可能である。即ち、この記録様式設定画面110中のテーブル111の確認結果欄に記載の文字がドロップダウンリスト102a中の選択肢として表示される文字であり、これは作業ボタン112等を用いて適宜追加或いは削除が可能である。この例では、「採用」、「不採用(ID:001)」、「不採用(ID:002)」、「不採用(ID:002)」、「不採用(ID:003)」、「不採用(その他)」という五つの選択肢がドロップダウンリスト102a中に表示され選択可能である。なお、ここで、不採用のあとのIDは予め決められた不採用の理由を示す識別コードであり、これはユーザが適宜に定めておけばよい。
またテーブル111中の確認結果欄の右隣の縦一列のチェックボックスは、分析レポート全体の採用の可否を決める際の判定基準を示している。図5に示すように「採用」という確認結果にのみチェックがされているときには、全ての確認結果記録領域102において「採用」との確認結果が記録されているときに、この分析レポートの評価が採用となることを意味する。したがって、このチェックの仕方によっては、確認結果が不採用であってもその理由(原因)により分析レポートの評価を採用とすることも可能である。また、テーブル111中のさらに右隣の縦一列のチェックボックスは、テキストボックス102cに何らかの理由を記入することを必須とする場合にチェックを入れるものである。図5では「不採用(その他)」という確認結果にのみチェックがされている。これは、それ以外の不採用の場合にはIDによって不採用の理由が明らかであるのに対し、「不採用(その他)」の確認結果である場合には、その理由が不明であるためである。もちろん、「採用」という確認結果を含めて全ての場合について、理由の記入を必須とするようにしても構わない。
管理者は、記録様式設定画面110での設定が終了したならば「OK」ボタン113をマウス等の操作部5でクリック操作する。ユーザテンプレート作成部42はこの操作を受けて設定を確定し、設定内容を含めたユーザテンプレートをデータベース12に登録する(ステップS5)。
以上で、分析レポート作成に使用されるユーザテンプレートの作成が完了する。
取得された分析データファイルに基づいて分析レポートを作成したい場合には、オペレータは、操作部5で所定の操作を行うことで、使用したいユーザテンプレートと、レポートにしたい情報が含まれる分析データファイルを指定したうえで、分析レポートの作成実行を指示する。分析レポート作成部43は、指定されたユーザテンプレートと分析データファイルをデータベース12から読み出す。そして、分析データファイルに格納されている各種情報、例えばサンプル情報、データから作成されるクロマトグラム、クロマトグラム上のピーク情報が記載されたピークテーブルなどを、ユーザテンプレート上の各レポート項目の情報領域101に差し込む。これにより、図6に示すような分析レポートが作成される。このとき作成された分析レポートは、該クライアント端末4内の記憶装置に一時的に保存される。もちろん、この未確認の分析レポートをデータベース12に保存するようにしてもよい。
上記のようにオペレータにより作成された分析レポートはあくまでも案文又は仮のものであって、誤りがあったり情報が不足していたりする場合がよくある。そこで、通常、分析に関してオペレータよりも専門的な知識を有している確認者が分析レポートの内容をチェックし、それが適切か否かを判断してその確認結果を記録として残す。次に、この確認作業について説明する。
確認者が確認作業画面を開くよう操作部5で所定の操作を行う。この操作を受けてレポート確認処理部44が動作し、確認作業画面120を表示部6の画面上に表示する。確認者は確認したい分析レポートを選択し、それに対する「確認処理」の実行を選択する。これに応じてレポート確認処理部44は、確認処理の対象となる分析レポートを読み出し表示部6の画面上に表示する。図6中に示す分析レポート121はそうした確認作業中のものの一例である。図6に示すように、このときの分析レポート121上には、管理者により設定された確認結果記録領域102が設けられている。この例では、各確認結果記録領域102に、一つのドロップダウンリスト102a、日時及び確認者名が自動的に挿入される文字列102b、及び、テキストボックス102cが配置されている。
確認者は、各レポート項目の内容を表示部6の画面上で確認しながら、確認結果記録領域102毎に、ドロップダウンリスト102aの選択肢の中から一つをマウス等の操作部5で選択する操作を行うことで確認結果を入力する。また、上述したように「不採用(その他)」の確認結果を選択した場合には、テキストボックス102c中に不採用と判断した理由を記入する。レポート確認処理部44はこうした入力を受け付け、その入力情報を一時的に記憶する(ステップS11)。図6の例では、クロマトグラムのレポート項目における確認結果記録領域102では確認結果として「採用」が選択され、ピークレポートのレポート項目における確認結果記録領域102では確認結果として「不採用(その他)」が選択されている。また、後者では、不採用の理由として「化合物が正しく入力されていません。」との文章がテキストボックス102cに書き込まれている。
確認結果を入力した分析レポートを保存しようとして確認者が「保存」ボタン122をマウスでクリック操作すると(ステップS12)、レポート確認処理部44はその分析レポート中に設定されている全ての確認結果記録領域102で確認結果が入力済み(選択済み)であって且つ記入が必須であるテキストボックス102cに何らかの情報が入力されているか否かを判定する(ステップS13)。そして、未入力の確認結果記録領域102がある場合には、保存が不可である旨の警告をポップアップ表示して(ステップS14)ステップS1へと戻る。したがって、確認者が「保存」ボタン122をマウスでクリック操作したとしても、全ての確認結果記録領域102において確認結果が入力され、且つ記入が必須であるテキストボックス102cに何らかの情報が入力されるまで、ステップS11〜S14の処理が繰り返される。
そして、全ての確認結果記録領域102において確認結果が入力され、且つ記入が必須であるテキストボックス102cに何らかの情報が入力された状態で、「保存」ボタン122がクリック操作された場合には、レポート確認処理部44はその時点で一時的に記憶している確認結果やテキスト情報を確定し、それらを文字として分析レポートに追加した確認済み分析レポートのPDFファイルを作成する。なお、各確認結果記録領域102中の文字列102bには、その入力が確定した日時と確認者がログインした際に用いたユーザIDに対して登録されているユーザ名が自動的に挿入される。そのPDFファイルはデータベースサーバ1に送られデータベース12に登録される(ステップS15)。
こうして確認済みの分析レポートの作成処理が終了する。
図7はこうして作成される確認済みの分析レポート130の一例である。上述したように、各確認結果記録領域102において入力された確認結果やテキスト情報がそのまま確認結果記録情報131としてレポートの一部に記録されている。これにより、この分析レポートを読んだオペレータやその他の担当者は、レポート項目毎に内容に問題がないかどうかを容易に把握することができる。また、内容に問題があって例えば差し替えや修正が必要である場合に、その問題の理由を確実に把握することができる。これによって、従来の紙ベースや口頭による連絡に比べて連絡漏れやミスも少なくなり、オペレータは手元のクライアント端末から確認結果を把握することができるので作業効率も改善される。
なお、上記実施例では、全ての確認結果記録領域102に必要な入力が為されていない場合に「保存」ボタン122がクリック操作されると、保存不可である旨の警告を表示していたが、全ての確認結果記録領域102に必要な入力が為されるまで「保存」ボタン122を有効化しない、つまり操作が不可であることを示す半透明等の表示にしておいてもよい。
また、上記実施例はあくまでも本発明の一例にすぎず、本発明の趣旨の範囲で適宜、修正、追加、変更を行っても本願特許請求の範囲に包含されることは明らかである。
例えば、データベース12に格納されている情報はクライアント端末4からアクセス可能であればよいから、クライアント端末4自体にデータベース12が内蔵されていてもよい。また、分析機器2に全てが一体化されていてもよい。また、図1においてクライアント端末4が備える機能ブロックが複数のクライアント端末、つまりコンピュータに分散して設けられていてもよい。即ち、或るクライアント端末は管理者のみが利用可能で全ての機能が設けられているが、オペレータが操作するクライアント端末はユーザテンプレート作成部42の機能を有さない、さらにはレポート確認処理部44の機能も有さないなどの構成としても構わない。
また、クライアント端末は一般的なコンピュータに限らず、PFDファイルの閲覧機能などの必要な機能を有してさえいれば、タブレット端末やスマートフォンなどの携帯型情報端末でもよいことは当然である。また、本発明に係るシステムがクラウドコンピュータなどを用いて構成可能であることも当然である。
1…データベースサーバ
11…データベース管理部
12…データベース
2…分析機器
3…ネットワーク
4…クライアント端末
41…データ解析処理部
42…ユーザテンプレート作成部
43…分析レポート作成部
44…レポート確認処理部
5…操作部
6…表示部
7…印刷部
100…ユーザテンプレート作成画面
101…情報領域
102…確認結果記録領域
102a…ドロップダウンリスト
102b…文字列
102c…テキストボックス
110…記録様式設定画面
111…テーブル
112…作業ボタン
113…「OK」ボタン
120…確認作業画面
121、130…分析レポート
122…「保存」ボタン
131…確認結果記録情報

Claims (5)

  1. ユーザにより操作される操作部と、表示部と、を具備し、1又は複数の分析機器により収集されたデータや該データに基づく処理結果を含む各種情報を記載した分析レポートを作成し電子ファイルとして出力する機能を有する分析機器用データ処理システムであって、
    a)分析に関連した複数のレポート項目が配置された、分析レポートの様式を定めるテンプレートが保存されている基本テンプレート保存部と、
    b)ユーザによる前記操作部における所定の操作に応じて前記基本テンプレート保存部から呼び出されたテンプレートのイメージを前記表示部の画面上に表示したうえで、前記操作部における所定の操作に応じて、該テンプレートのイメージ上で前記レポート項目毎に任意の位置に、ユーザがレポート内容を確認した結果を記録するために確認結果に係る複数の選択肢の中から一つを選択可能なGUI要素が配置された確認結果記録領域を設定することが可能である確認結果記録領域設定処理部と、
    c)前記操作部における所定の操作に応じて、一つのテンプレートにおいて前記確認結果記録領域設定処理部により設定された全ての確認結果記録領域について、又は複数の確認結果記録領域のそれぞれについて、前記GUI要素における選択肢の内容を含む、該確認結果記録領域中への情報の記録の様式を設定する確認結果記録様式設定部と、
    d)前記確認結果記録領域設定処理部により確認結果記録領域が設定されるとともに、前記確認結果記録様式設定部により確認結果記録領域中への情報の記録様式が設定されたあと、それらの設定がなされた分析レポートのテンプレートを分析レポートの自動作成時に利用可能なユーザテンプレートとして保存するユーザテンプレート保存部と、
    を備えることを特徴とする分析機器用データ処理システム。
  2. 請求項に記載の分析機器用データ処理システムであって、
    ユーザテンプレートに設定される確認結果記録領域にはそれぞれ、任意のテキストを入力可能なテキストボックスが配置され、前記確認結果記録様式設定部は、該テキストボックスへの入力が必須である選択肢を設定可能であることを特徴とする分析機器用データ処理システム。
  3. 請求項1又は2に記載の分析機器用データ処理システムであって、
    e)前記ユーザテンプレート保存部に保存されているユーザテンプレート及びレポートしたい情報が含まれる1又は複数のデータファイルの選択を受けて、選択されたユーザテンプレート上の各レポート項目に該データファイルに基づく情報を差し込んで分析レポートを作成するレポート作成部、をさらに備えることを特徴とする分析機器用データ処理システム。
  4. 請求項に記載の分析機器用データ処理システムであって、
    f)前記レポート作成部により作成された分析レポートを前記表示部の画面上に表示したうえで、該分析レポート中の確認結果記録領域における前記操作部による確認結果の選択又は入力を受け付ける確認結果入力受付部と、
    g)前記分析レポート中の全ての確認結果記録領域について要求される事項の選択又は記入が行われたときに初めて、前記確認結果入力受付部で受け付けられた選択又は入力を含む分析レポートを保存する操作を許可する分析レポート保存実行部と、
    をさらに備えることを特徴とする分析機器用データ処理システム。
  5. ユーザにより操作される操作部と表示部とを具備する分析機器用データ処理システムを、1又は複数の分析機器により収集されたデータや該データに基づく処理結果を含む各種情報を記載した分析レポートを作成し電子ファイルとして出力するよう機能させるために、コンピュータを動作させる分析機器用データ処理プログラムであって、
    a)分析に関連した複数のレポート項目が配置された、分析レポートの様式を定めるテンプレートが保存される基本テンプレート保存部と、
    b)ユーザによる前記操作部における所定の操作に応じて前記基本テンプレート保存部から呼び出されたテンプレートのイメージを前記表示部の画面上に表示したうえで、前記操作部における所定の操作に応じて、該テンプレートのイメージ上で前記レポート項目毎に任意の位置に、ユーザがレポート内容を確認した結果を記録するために確認結果に係る複数の選択肢の中から一つを選択可能なGUI要素が配置された確認結果記録領域を設定することが可能である確認結果記録領域設定処理機能部と、
    c)前記操作部における所定の操作に応じて、一つのテンプレートにおいて前記確認結果記録領域設定処理機能部により設定された全ての確認結果記録領域について、又は複数の確認結果記録領域のそれぞれについて、前記GUI要素における選択肢の内容を含む、該確認結果記録領域中への情報の記録の様式を設定する確認結果記録様式設定機能部と、
    d)前記確認結果記録領域設定処理機能部により確認結果記録領域が設定されるとともに、前記確認結果記録様式設定機能部により確認結果記録領域中への情報の記録様式が設定されたあと、それらの設定がなされた分析レポートのテンプレートを分析レポートの自動作成時に利用可能なユーザテンプレートとして保存するユーザテンプレート保存機能部と、
    してコンピュータを動作させることを特徴とする分析機器用データ処理プログラム。
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