JP6632733B2 - 空気調和機の室外機 - Google Patents

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Description

本発明は、発熱した電気品の冷却能力を向上させる機能を備えた空気調和機の室外機に関するものである。
従来、空気調和機の室外機は、外郭を形成する筐体の内部が仕切り板で仕切られており、機械室、電気品室、及び送風機室等の複数の収納室を備えた構成が知られている。電気品室には、機械室に配置された圧縮機を駆動する電力基板、及び圧縮機等で構成された冷媒回路を制御する制御基板等の電気品が収納されている。電気品は、空気調和機の駆動時に発熱するものであり、排熱が追いつかず高温になりすぎると、熱による膨張で基板が損傷したり、半導体としての特性が変わったり、或いは基板上の部品が劣化したりする問題がある。そこで、空気調和機の室外機では、電気品の発熱を抑制するために、様々な風路設計が行われている。
例えば特許文献1では、プロペラファンを有する送風機室と、電装箱を有する機械室とが仕切り板で仕切られた構成である。機械室は、圧縮機を有する圧縮機室と、外部と送風機室との間を連通する風路室とを有している。圧縮機室と風路室は、上面に放熱フィンが取り付けられた電装箱によって仕切られている。電装箱には、例えば圧縮機等を駆動させるための電力基板、及び冷媒回路等を制御する制御基板が収納されている。
実開平6−35835号公報
特許文献1の空気調和機の室外機のように、電装箱の上面に放熱フィンを取り付けた構成では、放熱フィンに接触している電装箱の上面近傍に配置された電気部品しか冷却させることができず、放熱フィンから離れた位置に配置された電気部品を十分に冷却させることができない。つまり、特許文献1の空気調和機の室外機では、電装箱全体を十分に冷却させることができないため、発熱した電気部品の排熱が追いつかず、高温になり過ぎて熱による膨張で基板が損傷したり、半導体としての特性が変わったり、基板上の部品が劣化してしまう虞がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、電力基板及び制御基板を配置した電気品室全体の温度を低下させて、電気部品を十分に冷却することができ、電気部品の劣化を防止することができる、空気調和機の室外機を提供することを目的とする。
本発明に係る空気調和機の室外機は、吸入口及び吹出口が形成された筐体の内部を仕切り板で仕切り、それぞれ隣接して配置された複数の収納室を有する空気調和機の室外機であって、前記収納室は、圧縮機を有する冷媒回路が配置された機械室と、前記圧縮機を駆動する電力基板、及び前記圧縮機を制御する制御基板が配置された電気品室と、冷却フィンを有するヒートシンクが配置されており、前記筐体に形成された吸入口を通じて外気を取り込む通風室と、熱交換器及びファンが配置された熱交換器室と、から成り、前記通風室と前記電気品室とを仕切る仕切り板には、前記通風室と前記電気品室とを連通させる通風路が形成されており、前記熱交換器室には、前記熱交換器室と前記通風室との間、及び前記熱交換器室と前記電気品室との間を連通させるダクトが、前記熱交換器室側の開口面を下方に向けて設けられているものである。
本発明に係る空気調和機の室外機によれば、吸入口を通じて外気を取り込む通風室と、電力基板及び制御基板を有する電気品室とを仕切る仕切り板に、通風室から取り込んだ外気を電気品室へ送るための通風路が形成されているので、電気品室に流入した風によって、ヒートシンクから離れた電気部品を冷却することができ、電気品室全体の温度を低下させて、電気部品の劣化を防止することができる。
本発明の実施の形態に係る空気調和機の室外機の内部構造を正面側から示した斜視図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和機の室外機の内部構造を背面側から示した斜視図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和機の室外機の内部構造を示した平面図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和機の室外機を構成するヒートシンクを概略的に示した斜視図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和機の室外機を構成するダクトを概略的に示した斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には、同一符号を付して、その説明を適宜省略又は簡略化する。また、各図に記載の構成について、その形状、大きさ、及び配置等は、本発明の範囲内で適宜変更することができる。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態に係る空気調和機の室外機の内部構造を正面側から示した斜視図である。図2は、本発明の実施の形態に係る空気調和機の室外機の内部構造を背面側から示した斜視図である。図3は、本発明の実施の形態に係る空気調和機の室外機の内部構造を示した平面図である。なお、図2では、機械室2の内部を省略している。
本実施の形態の空気調和機の室外機1は、図1及び2に示すように、外郭が略直方体形状の筐体14で構成されている。筐体14は、一例として、L字状の前側面パネル、右側面パネル、底面パネル、天面パネル、及び背面パネルを組み合わせて構成される。この室外機1は、図1〜図3に示すように、筐体14の内部が、板金から成る仕切り板8〜10によって仕切られ、互いに隣接する複数の収納室を有している。収納室は、機械室2、電気品室3、通風室4、及び熱交換器室5の4つで構成されている。なお、詳細に図示することは省略したが、前側面パネルには、一例として円形状に形成された吹出口が設けられている。吹出口は、ファンガードによって覆われている。また、背面パネルには、通風室4に外気を吸入する吸入口が設けられている。吸入口には、下向きに開口された流入口を有するガラリ16が取り付けられている。なお、ガラリ16は、一例としてブラインド状の羽根板を、下向きに平行に取り付けた構成である。
機械室2は、熱交換器室5との間が仕切り板10で仕切られ、電気品室3及び通風室4との間が仕切り板9で仕切られている。機械室2には、筐体14の底面パネル上に設置された圧縮機18、四方弁、膨張弁、室内機等を冷媒配管で接続した冷媒回路17が収納されている。
電気品室3は、熱交換器室5との間が仕切り板10で仕切られ、通風室4との間が仕切り板8で仕切られ、機械室2との間が仕切り板9で仕切られている。電気品室3には、インバータ用のパワーモジュール、半導体、マイコン等が実装された電力基板11と、圧縮機18の回転数等を制御する制御基板12と、が収納されている。制御基板12は、例えば、この機能を実現する回路デバイスなどのハードウェア、又はマイコン若しくはCPUなどの演算装置上で実行されるソフトウェアで構成される。電力基板11は、通風室4と電気品室3とを仕切る仕切り板8に背面側を接触させて取り付けられている。制御基板12は、電力基板11と間隔Sをあけて配置されている。仕切り板10には、間隔Sをあけた隙間の位置において、電気品室3と熱交換器室5と連通させる開口が形成されている。
通風室4は、熱交換器室5との間が仕切り板10で仕切られ、電気品室3との間が仕切り板8で仕切られ、機械室2との間が仕切り板9で仕切られており、筐体14に形成された吸入口(ガラリ16)を通じて外気を筐体14の内部に取り込む。通風室4には、図1〜3に示すように、電気品室3内に収納された電力基板11を冷却するヒートシンク6が収納されている。
図4は、本発明の実施の形態に係る空気調和機の室外機を構成するヒートシンクを概略的に示した斜視図である。ヒートシンク6は、アルミ製又は銅製等の放熱性に優れた金属板であり、平板状のベース板(図示は省略)と、ベース板の上面に間隔をあけて複数立設させた冷却フィン61とで構成されている。ヒートシンク6は、例えばアルミ製、銅製等の金属製、又は樹脂製の枠体60の内部に固定されて、電気品室3と通風室4とを仕切る仕切り板8に取り付けられており、その仕切り板8を隔てて対向する位置に電気品室3の電力基板11が配置されている。
ヒートシンク6の枠体60には、通風室4内に流入した外気を内部に取り込む開口としてヒートシンク入口6aが、ガラリ16と対向する位置に形成されている。また、ヒートシンク6の枠体60には、熱交換器室5側に向く側面に内部に取り込んだ空気を排出させる開口としてヒートシンク出口6bが形成されている。つまり、ヒートシンク6は、筐体14の側面に設けられたガラリ16から通風室4内に吸込んだ外気を、ヒートシンク入口6aを通じて内部に取り込み、ヒートシンク出口6bを通じて外部へ排出させる。ヒートシンク6は、ヒートシンク入口6aをガラリ16と対向させた配置としているので、ガラリ16から流入した外気を内部に取り込み易くなり、冷却効果を高めることができる。
ヒートシンク6の冷却フィン61は、図4に示すように、間隔をあけて水平方向に配置することで、進入した風に対する抵抗を最小限にすることができ、風量を十分確保して冷却効果を高めることができる。但し、冷却フィン61は、水平方向に配置した構成に限定されず、他の配置とした構成でもよい。
通風室4と電気品室3とを仕切る仕切り板8には、通風室4と電気品室3とを連通する通風路80が形成されている。通風路80は、通風室4から吸入した外気を、通風路80を通じて電気品室3へ送るために形成されている。通風路80は、仕切り板8の上端部の隅部に矩形状の切り欠きとして形成されている。通風路80を仕切り板8の上端部の隅部に形成する理由は、筐体14の内部に発生した水滴が、電気品室3内に侵入することを防止するためである。水滴は、重力作用で下方へ滴るため、通風路80を超えることができないことによる。よって、室外機1は、通風路80を通じて通風室4から電気品室3にある程度の風を流入させて電力基板11及び制御基板12を冷却することができると共に、電気品室3内へ水滴が侵入することを効果的に防止することができる。なお、通風路80は、仕切り板8の上端部近傍に形成すれば良く、図示したように、上端部に限定されない。また、通風路80は、仕切り板8の上端部近傍に形成することが望ましいが、仕切り板8の下部領域に設けてもよい。更に、通風路80は、複数並列させた構成でもよいし、矩形状の切り欠きに限定されず、例えば円形状でも良い。要するに、通風路80は、通風室4と電気品室3とを連通させて、通風室4の空気を電気品室3へ流出させることできれば良く、位置、形状、大きい等は、実施の状況を勘案して適宜変更して設けるものとする。
熱交換器室5は、機械室2、電気品室3及び通風室4との間が仕切り板10で仕切られている。熱交換器室5には、室外熱交換器7、室外ファン15、室外ファンモータ(図示は省略)等が収納されている。また、熱交換器室5には、熱交換器室5と通風室4との間、及び熱交換器室5と電気品室3との間を連通するダクト13が設けられている。
室外熱交換器7は、図3に示すように、例えば平面視がL字形状のものであり、前側面パネルにおける左側面部分、及び背面パネルに沿うように設けられる。室外ファン15は、例えばプロペラファンで構成される送風手段であり、熱交換を効率的に行うための空気循環を生成する。室外ファン15は、室外機1の背面側から室外機1内部に外気を吸入し、室外機1内部に吸入された外気を室外機1の前面側に向かって吹出す機能を有する。室外ファンモータは、室外ファン15を駆動する駆動手段であり、熱交換器室5に設けられた支持板に、例えばネジ等の固定手段を用いて取り付けられる。
図5は、本発明の実施の形態に係る空気調和機の室外機を構成するダクトを概略的に示した斜視図である。図5に示したダクト13は、背面側から見た状態を示している。ダクト13は、通風室4及び電気品室3から熱交換器室5に風をスムーズに引き込むために設けられている。ダクト13は、図1〜図3に示すように、通風室4と電気品室3とを仕切る仕切り板8を跨がるように、仕切り板10に取り付けられている。図5に示すように、ダクト13の背面側には、通風室4に連通する第1ダクト入口13aと、電気品室3と連通する第2ダクト入口13bが形成されている。また、ダクト13は、ダクト13の内部に流入した空気を流出させるダクト出口13cとして、熱交換器室5側の開口面を下方に向けて設けられている。
通風室4と連通する第1ダクト入口13aは、通風室4に収納したヒートシンク6のヒートシンク出口6bと連通している。ヒートシンク出口6bから排出された空気は、第1ダクト入口13aからダクト13の内部に流入し、ダクト出口13cから熱交換器室5に流出される。
一方、電気品室3と連通する第2ダクト入口13bは、電力基板11と制御基板12との間に設けた隙間に位置するように配置されている。仕切り板10の隙間に位置する箇所には、第2ダクト入口13bに連通する開口が形成されている。電気品室3に流入した空気は、電気品室3を冷却した後、第2ダクト入口13bからダクト13内に流入し、ダクト出口13cから熱交換器室5に流出される。
ここで、図1〜図3に基づいて、室外機1の空気の流れについて説明する。本実施の形態の空気調和機の室外機1は、熱交換器室5に収納された室外ファン15が回転すると、熱交換器室5の内部が負圧になることによって、図2に示すように、ガラリ16から通風室4内へ外気が流入する。通風室4に流入した外気は、ヒートシンク6に流入する空気と、通風室4と電気品室3とを仕切る仕切り板8に形成された通風路80を通じて電気品室3内に流入する空気とに分離される。
ヒートシンク6に流入する空気は、ヒートシンク入口6aから枠体60の内部に流入し、複数の冷却フィン61を通過した後、ヒートシンク出口6bから流出される。ヒートシンク6は、内部に空気が流れることで、電気品室3に収納された電力基板11を冷却する。ヒートシンク出口6bから流出した空気は、ヒートシンク出口6bと連通する第1ダクト入口13aからダクト13の内部に流入し、その後、鉛直下向きに向きを変えてダクト出口13cから熱交換器室5に流出される。熱交換器室5に流入された空気は、室外熱交換器7によって冷媒と空気との間で熱交換が行われた後、室外ファン15をよって前側面パネルの吹出口から吹き出される。
一方、仕切り板8に形成された通風路80を通じて電気品室3に流入した空気は、制御基板12と電力基板11との間の隙間を通り、熱交換器室5と連通する第2ダクト入口13bからダクト13の内部に流入し、その後、鉛直下向きに向きを変えてダクト出口13cから熱交換器室5に流出される。そして、熱交換器室5に流入した空気は、室外熱交換器7によって冷媒と空気との間で熱交換が行われた後、室外ファン15によって前側面パネルの吹出口から吹き出される。
本実施の形態に係る空気調和機の室外機1は、通風室4と電気品室3とを仕切る仕切り板8に、通風室4と電気品室3とを連通する通風路80が形成されているので、通風室4から吸入された外気を、通風路80を通じて電気品室3へ送ることができる。よって、この室外機1は、電気品室3に流入した空気によって、ヒートシンク6から離れた冷却の必要性の高い制御基板12等の電気部品を十分に冷却することができ、電気品室3全体の温度を低下させて、電気部品の劣化を防止することができる。
また、室外機1は、ヒートシンク6が、仕切り板8を隔てて電気品室3に配置された電力基板11と隣接させて配置されており、制御基板12が、電力基板11と間隔Sをあけて配置されている。よって、この室外機1は、電力基板11の背面側をヒートシンク6で直に冷却することができ、制御基板12と対向する電力基板11の前面側を、電力基板11と制御基板12との隙間に流入した空気によって冷却することができ、最も発熱する電力基板11の冷却効果を高めることができる。
また、室外機1は、通風室4及び電気品室3と、機械室2との間が仕切り板9で仕切られているため、通風室4に流入した外気を冷却の必要性の低い機械室2には流入させず、冷却の必要性の高い電気品室3に多くの風を流入させることができ、冷却効果を高めることができる。また、室外機1は、機械室2で発生した音が仕切り板9、10で遮られてガラリ16から外部へ伝わり難くなるので、騒音防止の効果も奏する。
また、室外機1は、電気品室3と通風室4との間が仕切り板8で仕切られているので、ガラリ16から流入した雨などの水滴が電気品室3内に侵入し難くなり、電気品室3内に配置された電気品の錆等を防止することができ、品質を維持することができる。
また、室外機1は、通風路80が仕切り板8の上部近傍に設けられているので、内部に水滴が発生しても、重力作用で下方へ滴る水滴が通風路80を超えることができない。よって、この室外機1は、通風室4から電気品室3に空気を流入させて電力基板11及び制御基板12を冷却することができると共に、電気品室3内へ水が侵入することを効果的に防止することができる。
また、室外機1は、熱交換器室5と通風室4との間、及び熱交換器室5と電気品室3との間を連通するダクト13が、熱交換器室5側の開口面を下方に向けて設けられているので、例えば暴風雨時でも、熱交換器室5の吹出口から入り込んだ雨がダクト13を通じて電気品室3に入り込む事態を防止することができる。よって、この室外機1は、電気品室3に収納された電気部品が錆びる事態を防止でき、品質を維持することができる。また、室外機1は、ダクト13の下方に室外ファン15が配置されている場合において、室外ファン15の負圧による風を内部に引き込み易くなる効果も奏する。
また、室外機1は、ヒートシンク6が、筐体14に形成された吸入口と対向する位置に開口(ヒートシンク入口6a)を有する枠体60の内部に配置されているので、ガラリ16から吸入した外気を開口から内部に取り込み易くなり、冷却効果を高めることができる。
また、室外機1は、ヒートシンク6の冷却フィン61が水平方向に配置されているので、枠体60の内部に侵入した風に対する抵抗を最小限にすることができ、風量を十分確保して冷却効果を高めることができる。
また、室外機1は、筐体14の吸入口に、下向きに開口された流入口を有するガラリ16が設けられているので、暴風時でも雨が通風室4に侵入し難くなり、電気品室3への侵入も防ぐことができる。よって、室外機1は、雨の侵入による電気品の錆び等を防止することができ、品質を維持することができる。
以上に本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上述した実施の形態の構成に限定されるものではない。例えば、各収納部には、上記した部材以外に、他の部材を収納した構成であってもよい。また、ダクト13は、通風室4側と、電気品室3側とで別々に設けもよい。要するに、いわゆる当業者が必要に応じてなす種々なる変更、応用、利用の範囲をも本発明の要旨(技術的範囲)に含むことを念のため申し添える。
1 室外機、2 機械室、3 電気品室、4 通風室、5 熱交換器室、6 ヒートシンク、6a ヒートシンク入口、6b ヒートシンク出口、7 室外熱交換器、8、9、10 仕切り板、11 電力基板、12 制御基板、13 ダクト、13a 第1ダクト入口、13b 第2ダクト入口、13c ダクト出口、14 筐体、15 室外ファン、16 ガラリ、17 冷媒回路、18 圧縮機、60 枠体、61 冷却フィン、80 通風路。

Claims (8)

  1. 吸入口及び吹出口が形成された筐体の内部を仕切り板で仕切り、それぞれ隣接して配置された複数の収納室を有する空気調和機の室外機であって、
    前記収納室は、
    圧縮機を有する冷媒回路が配置された機械室と、
    前記圧縮機を駆動する電力基板、及び前記圧縮機を制御する制御基板が配置された電気品室と、
    冷却フィンを有するヒートシンクが配置されており、前記筐体に形成された吸入口を通じて外気を取り込む通風室と、
    熱交換器及びファンが配置された熱交換器室と、から成り、
    前記通風室と前記電気品室とを仕切る仕切り板には、前記通風室と前記電気品室とを連通させる通風路が形成されており、
    前記熱交換器室には、前記熱交換器室と前記通風室との間、及び前記熱交換器室と前記電気品室との間を連通させるダクトが、前記熱交換器室側の開口面を下方に向けて設けられている、空気調和機の室外機。
  2. 吸入口及び吹出口が形成された筐体の内部を仕切り板で仕切り、それぞれ隣接して配置された複数の収納室を有する空気調和機の室外機であって、
    前記収納室は、
    圧縮機を有する冷媒回路が配置された機械室と、
    前記圧縮機を駆動する電力基板、及び前記圧縮機を制御する制御基板が配置された電気品室と、
    冷却フィンを有するヒートシンクが配置されており、前記筐体に形成された吸入口を通じて外気を取り込む通風室と、
    熱交換器及びファンが配置された熱交換器室と、から成り、
    前記通風室と前記電気品室とを仕切る仕切り板には、前記通風室と前記電気品室とを連通させる通風路が形成されており、
    前記ヒートシンクは、前記筐体に形成された吸入口と対向する位置に開口を有する枠体の内部に配置されている、空気調和機の室外機。
  3. 前記ヒートシンクは、前記筐体に形成された吸入口と対向する位置に開口を有する枠体の内部に配置されている、請求項1に記載の空気調和機の室外機。
  4. 前記熱交換器室には、前記熱交換器室と前記通風室との間、及び前記熱交換器室と前記電気品室との間を連通させるダクトが、前記熱交換器室側の開口面を下方に向けて設けられている、請求項に記載の空気調和機の室外機。
  5. 前記ヒートシンクは、前記仕切り板を隔てて前記電気品室に配置された前記電力基板と隣接させて配置されており、
    前記制御基板は、前記電力基板と間隔をあけて配置されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の空気調和機の室外機。
  6. 前記通風路は、前記通風室と前記電気品室とを仕切る仕切り板の上端部近傍に形成されている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の空気調和機の室外機。
  7. 前記ヒートシンクの冷却フィンは、水平方向に配置されている、請求項1〜のいずれか一項に記載の空気調和機の室外機。
  8. 前記筐体の吸入口には、下向きに開口された流入口を有するガラリが設けられている、請求項1〜のいずれか一項に記載の空気調和機の室外機。
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