JP6624521B2 - 昇降装置の遠隔監視システム - Google Patents

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Description

本発明は、エレベータやエスカレータ等の昇降装置を遠隔監視する遠隔監視システムに関する。
従来から、昇降装置の動作状況を監視する遠隔監視システムが提供されている。遠隔監視システムは、動作を制御するための制御マイコンを含む昇降装置と、昇降装置の制御マイコンに対して通信可能に接続され、昇降装置の動作を遠隔で監視するための監視端末とを備える(特許文献1参照)。
かかる遠隔監視システムでは、制御マイコンが昇降装置の運転状況等が異常であると判断した場合、監視センターの監視端末が、昇降装置(制御マイコン)からの信号を基に、監視センターに滞在している監視員に昇降装置の動作状況(運転停止等)を報知する。これに伴い、監視員は、技術員に現場への出向を要請する。
昇降装置は、通常時には自動で運転されるが、保守中には技術員により手動で運転されることがある。技術員は、保守中に動作確認等を目的として、昇降装置の運転状況等が異常となるように、意図的に昇降装置を運転することがある。しかし、制御マイコンは、保守中においても昇降装置の異常を検知し得るため、意図的な昇降装置の異常運転を昇降装置の異常として検知し、監視端末に対して、昇降装置が異常である旨の信号を発報するおそれがあった。
この不要な発報を回避するために、昇降装置は、制御マイコンによる発報(昇降装置が異常である旨の信号の発報)を禁止可能なメンテナンススイッチを備える。メンテナンススイッチは、機械的なスイッチであり、ON操作により制御マイコンに対して昇降装置が異常である旨の信号の発報を禁止し、OFF操作により制御マイコンに対して昇降装置が異常である旨の信号の発報を許可する。
昇降装置の保守の開始前に、技術員がメンテナンススイッチを手動でON操作することで、保守中の昇降装置に意図的に異常を発生させても、監視端末が監視員に対して昇降装置の異常を報知することがない。また、昇降装置の保守の完了後に、技術員がメンテナンススイッチを手動でOFF操作することで、通常運転する昇降装置に異常が発生したとき、監視端末が監視員に対して昇降装置の異常を報知する。
しかしながら、上述の如く、メンテナンススイッチは、ON操作やOFF操作の際に手動の操作が必要な機械的なスイッチであるため、技術員がこのような操作を失念するおそれがある。技術員が保守の開始前にメンテナンススイッチをON操作することを失念すると、保守中の昇降装置に意図的な異常を発生させても、昇降装置が異常である旨の信号を制御マイコンが発報し、監視端末が監視員に昇降装置の異常を報知することになる。また、技術員が保守の完了後にメンテナンススイッチをOFF操作することを失念すると、通常運転中の昇降装置に現実に異常が発生しても、制御マイコンは昇降装置が異常である旨の信号を発報せず、監視端末が監視員に昇降装置の異常を報知しないことになる。
特開2016−44054号公報
そこで、本発明は、昇降装置の異常を的確に報知可能な昇降装置の遠隔監視システムを提供する。
本発明の遠隔監視システムは、異常信号を出力可能な制御マイコンを有する昇降装置と、前記制御マイコンと接続され、前記制御マイコンからの異常信号に基づく発報を受けたときに報知可能な端末と、自身の位置情報を取得できる技術員用携帯端末と、を備え、前記技術員用携帯端末の前記位置情報に基づく前記技術員用携帯端末の位置、又は前記昇降装置の所在地のいずれか一方を中心とする所定の範囲内に、前記技術員用携帯端末の前記位置情報に基づく前記技術員用携帯端末の位置、又は前記昇降装置の所在地のいずれか他方が入っていると前記端末による前記昇降装置についての報知が禁止される、ことを特徴とする。
上記遠隔監視システムによれば、技術員が昇降装置の所在地の周辺に滞在している場合に(例えば、技術員が昇降装置の周辺で保守作業を行っている場合に)、端末はこの昇降情報の異常に関する報知を行わないため、例えば、保守作業中に意図的に昇降装置を異常運転としたときの端末による報知を防ぐことができる。
前記遠隔監視システムでは、前記所定の範囲から前記技術員用携帯端末の前記位置情報に基づく前記技術員用携帯端末の位置、又は前記昇降装置の所在地のいずれか他方が外れていると前記端末による報知が許可されてもよい。
かかる構成によれば、技術員が昇降装置の所在地から離れている場合に(例えば、技術員が保守作業を終えて昇降装置から離れた場合に)、保守作業の終了後に昇降装置に異常が生じたときに、端末により昇降装置の異常が的確に報知される。
本発明の別の遠隔監視システムは、異常信号を出力可能な制御マイコンを有する昇降装置と、前記制御マイコンと接続され、前記制御マイコンからの異常信号に基づく発報を受けたときに報知可能な端末と、自身の位置情報を取得できる技術員用携帯端末と、を備え、前記技術員用携帯端末の前記位置情報に基づく前記技術員用携帯端末の位置、又は前記昇降装置の所在地のいずれか一方を中心とする所定の範囲内に前記技術員用携帯端末の前記位置情報に基づく前記技術員用携帯端末の位置、又は前記昇降装置の所在地のいずれか他方が外れていると端末による前記昇降装置についての報知が許可される、ことを特徴とする。
上記遠隔監視システムによれば、技術員が昇降装置の所在地から離れている場合に(例えば、技術員が保守作業を終えて昇降装置から離れた場合に)、保守作業の終了後に昇降装置に異常が生じたときに、端末により昇降装置の異常が的確に報知される。
上記遠隔監視システムでは、複数の昇降装置の所在地情報を記憶する記憶部を有し、前記制御マイコンと前記端末と前記技術員用携帯端末とに接続可能なサーバーを備え、前記サーバーは、前記所定の範囲内に前記技術員用携帯端末の前記位置情報に基づく前記技術員用携帯端末の位置、又は前記昇降装置の所在地のいずれか他方が入っているか否かを前記記憶部に記憶された昇降装置に対応する前記所在地情報に基づいて判断してもよい。
かかる構成によれば、技術員用携帯端末の位置情報と、記憶部に記憶された昇降装置の所在地情報とを比較することで、技術員が昇降装置の周辺に滞在しているかについてより的確な判断を実現できる。
この場合、前記遠隔監視システムでは、前記サーバーは、前記端末による報知が禁止されている昇降装置の前記制御マイコンから前記異常信号が出力されると、該異常信号に基づく情報を前記技術員用携帯端末に出力してもよい。
かかる構成によれば、技術員が異常の生じている昇降装置の周辺に滞在していると、異常信号に基づく情報が技術員に伝わるため、例えば、ある昇降装置が保守作業中であることにより報知が禁止されているときに、この昇降装置(保守作業中の昇降装置)以外の昇降装置から異常信号が出力された場合に、技術員は、新たに保守作業対象の昇降装置があることを把握できる。
以上より、本発明によれば、昇降装置の異常を的確に報知可能な昇降装置の遠隔監視システムを提供できる。
図1は、本発明の一実施形態に係る遠隔監視システムのブロック図である。 図2は、本発明の変形例に係る遠隔監視システムのブロック図である。 図3は、本発明の変形例に係る遠隔監視システムのブロック図である。
以下、本発明に係る昇降装置の遠隔監視システムについて説明する。遠隔監視システムは、昇降装置の動作状況を遠隔で監視するシステムである。この遠隔監視システムでは、技術員が昇降装置の周辺に滞在しておらず、昇降装置に運転停止等のトラブル等の異常が生じたときに、昇降装置に接続された監視端末が、昇降装置の異常に関する報知を行う。このように的確に報知を行うことで、監視端末を監視している監視員が、技術員を現場(発報元の昇降装置)に出向させることができる。
一方、技術員は、昇降装置の保守中には、自動運転と手動運転とを切り替えて、昇降装置を運転する。また、技術員が、動作確認のために意図的に昇降装置に異常を発生させたままで運転を行うことがある。これに対して、本発明に係る昇降装置の遠隔監視システムでは、技術員が昇降装置の周辺に滞在している場合には、この昇降装置の異常が検知されても、監視端末が異常に関する報知を行わないため、誤報知(不要な報知)を防ぐことができる。
昇降装置にはエレベータ、エスカレータ等があるが、以下では、エレベータの遠隔監視システムを説明する。
遠隔監視システムは、図1に示すように、異常信号を出力可能な制御マイコン20を有するエレベータ2と、通信系統R1を介して制御マイコン20に接続され且つ制御マイコン20からの異常信号に基づき報知可能な監視端末(端末)3と、自身の位置情報を取得できる技術員端末(技術員用携帯端末)4を備える。本実施形態の遠隔監視システム1は、複数のエレベータの所在地情報を記憶する記憶部50を備えるデータサーバー5と、制御マイコン20、監視端末3、及び、技術員端末4に接続可能な処理サーバー(サーバー)6とを備える。また、本実施形態の遠隔監視システム1は、制御マイコン20と監視端末3との間に設けられた遠隔監視ユニット7を備える。
尚、図1では、一台の監視端末3が示されているが、本実施形態の遠隔監視システム1には、複数台の監視端末3が備えられている。また、各監視端末3には、それぞれ、通信系統R1を介してエレベータ2が接続されているため、本実施形態の遠隔監視システム1は、複数台のエレベータ2を備える。尚、本実施形態の遠隔監視システム1では、一台のエレベータが、一つの建物に設置されている。さらに、図1では、一台の技術員端末4が示されているが、本実施形態の遠隔監視システム1には、複数台の技術員端末4が接続可能である。
エレベータ2は、制御マイコン20に加えて、制御マイコン20に接続され且つ昇降路内を昇降するかご等を含む動作部21を有する。エレベータ2にトラブル等が生じた場合、必要に応じて、技術員によりエレベータ2の保守作業が行われる。尚、本実施形態の遠隔監視システム1では、各建物に一台ずつエレベータが設置されている。
動作部21のかごには、エレベータ2の動作状況を検知するとともに、この検知結果をエレベータ2の動作状況に関する情報として出力可能な各種センサが設けられている。
制御マイコン20は、通信系統R1を介して監視端末3に接続されている。通信系統R1は、例えば、制御マイコン20から順に遠隔監視ユニット7と電話回線とを介して監視端末3に通信可能であり、且つ、監視端末3から逆に電話回線と遠隔監視ユニット7とを介してエレベータ2に通信可能な通信系統である。
また、制御マイコン20は、常時、センサ(動作部21のかごに設けられたセンサ)によるエレベータ2の動作状況に関する情報の出力を受け付けている。また、制御マイコン20は、センサから情報が出力されると、この出力された情報に基づいて、例えば、かごの位置情報、かごのドアの開閉情報、かごを昇降させるモーターの駆動情報、及び、停電等を示すイベントコードを出力する。イベントコードは、異常信号(かご内における利用者の閉じ込め、かごドアや乗り場ドアの故障、かご照明の寿命等のエレベータ2の異常を示すイベントコード)を含む。
本実施形態の遠隔監視システム1では、制御マイコン20は、エレベータ2が異常を示し且つ処理サーバー6から後述する許可信号が出力されているとき異常信号に基づく発報を行い、エレベータ2が異常を示し且つ処理サーバー6から後述する禁止信号が出力されているとき異常信号に基づく発報を行わない。尚、発報は、制御マイコン20から監視端末3への情報(例えば、イベントコード)の出力である。
具体的に、制御マイコン20は、処理サーバー6による許可信号又は通知信号の出力を常時受け付けている。制御マイコン20は、処理サーバー6から許可信号が出力されているとき、センサによりエレベータ2の異常に関する情報が出力されると、通信系統R1を介して監視端末3に対して、異常信号に基づく発報を行う(センサから出力された情報に対応するエレベータ2の異常を示すイベントコードを出力する)。
遠隔監視ユニット7は、制御マイコン20から異常信号に基づく発報(エレベータ2の異常に関するイベントコード)やその他イベントコードが出力されると、これらの出力元のエレベータに関する情報(例えば、エレベータ2の機番)及び発報の内容(例えば、イベントコード)等を監視端末3に出力する。
監視端末3には、制御マイコン20から遠隔監視ユニット7を介して、エレベータ2自身の動作状況に対応づけられたコードであるイベントコードが出力される。監視端末3は、例えば、遠隔監視ユニット7から出力された発報の出力元のエレベータに関する情報や発報の内容を表示可能な表示部30を有する。表示部30は、例えば、ディスプレイである。
本実施形態の遠隔監視システム1では、監視端末3は、例えば、複数の地域に設置された多数のエレベータの監視を行うとともに、監視の対象となるエレベータと離れた建物である監視センター等に設置されている。本実施形態の監視センターには、監視員(オペレータ)が常駐している。
また、本実施形態の遠隔監視システム1では、制御マイコン20から異常信号に基づく発報(異常に関するイベントコード)を受けたときに、表示部30で、発報の内容(例えば、イベントコード等)を表示することでエレベータ2に関する異常を監視員に報知する。監視員は、発報の内容(例えば、イベントコード等)について表示を確認することで、エレベータ2の異常を把握することができる。尚、報知は、監視端末3による情報(例えば、発報の内容等)の出力である。
技術員端末4は、例えば、PDA(Personal Digital Assistant)や、スマートフォン、ノートパソコン等の端末であり、インターネットを介して処理サーバー6に接続可能である。また、技術員端末4は、例えば、GPS(Global Positioning System)により自身の位置情報を取得可能である。さらに、技術員端末4は、取得した自身の位置情報を、インターネットを介して処理サーバー6に出力可能である。
本実施形態の遠隔監視システム1では、技術員端末4は、処理サーバー6から出力される後述する地図に関する情報を出力可能な表示部40と、自身の位置情報を入力可能な入力部41とを有する。表示部40は、例えば、ディスプレイである。入力部41は、例えば、操作キーやキーボードである。尚、技術員端末4がタッチパネル式のディスプレイを備える場合、このディスプレイが表示部40と入力部41とを兼ねることができる。
また、本実施形態の遠隔監視システム1では、表示部40は、技術員端末4がGPSから自身の位置情報を取得できない場合には、処理サーバー6から出力される地図に関する情報を表示するとともに、技術員に自身の現在地について入力部41を介して入力するよう促すメッセージを表示する。技術員が入力部41を操作等することで自身の現在地を入力すると、技術員端末4は、自身の位置情報を処理サーバー6に出力できる。
データサーバー5は、処理サーバー6に接続されるとともに、上述のように記憶部50を備える。記憶部50は、複数のエレベータの所在地情報を記憶している。記憶部50は、例えば、複数のエレベータの所在地情報(例えば、エレベータが設置されている建物の住所(番地単位又は建物(敷地)単位)、又は、エレベータの所在地の緯度及び経度)を、エレベータに関する情報(例えば、エレベータの機番)に関連付けて記憶している。具体的に、記憶部50は、エレベータの所在地情報として、各エレベータの設置されている建物全体の住所を記憶している。
本実施形態の遠隔監視システム1では、記憶部50は、複数のエレベータの所在地情報(例えば、複数のエレベータがそれぞれ設置されている建物の住所)とエレベータの所在地を中心とする所定の範囲(例えば、各建物の住所を中心とする所定の範囲)とを、エレベータの機番に関連付けて記憶している。エレベータの所在地を中心とする所定の範囲は、例えば、エレベータの所在地情報がエレベータの設置されている建物の住所(敷地単位)である場合、エレベータが設置されている建物の敷地から半径数mまでの範囲であり、エレベータの所在地情報がエレベータの所在地の緯度及び経度である場合、エレベータの所在地を中心とする半径数十mまでの範囲である。尚、エレベータの所在地を中心とする所定の範囲は、例えば、円形状等の範囲である。
また、本実施形態の遠隔監視システム1では、記憶部50は、技術員端末4の情報(例えば、技術員端末4のメールアドレス)を、エレベータの機番に関連付けて記憶している。
さらに、本実施形態の遠隔監視システム1では、記憶部50は、地図に関する情報、及び、技術員に自身の現在地をタップ操作する又は自身の現在地について入力部41を介して入力するよう促すメッセージを記憶している。
処理サーバー6は、処理部60を備える。処理部60は、常時、技術員端末4の位置情報を取得するとともに、取得した技術員端末4の位置情報と、記憶部50に記憶されたエレベータの所在地情報及びエレベータの所在地を中心とする所定の範囲とを比較している。処理部60は、記憶部50に記憶されたエレベータの所在地を中心とする所定の範囲内に、技術員端末4の位置が入っていると、インターネット及び通信系統R1を介して、制御マイコン20に禁止信号を出力する。
本実施形態の遠隔監視システム1では、処理部60は、記憶部50に記憶されたエレベータの所在地を中心とする所定の範囲から、技術員端末4の位置が外れていると、インターネット及び通信系統R1を介して、制御マイコン20に許可信号を出力する。
このように、処理部60は、エレベータの所在地を中心とする所定の範囲内に、技術員端末4の位置が入っているか否かを、記憶部50に記憶された対象のエレベータに対応する所在地情報に基づいて判断する。また、処理サーバー6から禁止信号が出力されると、センサによりエレベータ2の異常に関する情報が出力された場合であっても制御マイコン20が異常信号に基づく発報を行わないため、監視端末3による報知が禁止される。その後、処理サーバー6から許可信号が出力されると、センサによりエレベータ2の異常に関する情報が出力された場合に異常信号に基づく発報を行うため、監視端末3による報知が許可される。
尚、処理部60は、GPSに基づく技術員端末4の位置情報を取得できない場合には、記憶部50から地図に関する情報を取得して技術員端末4に出力するとともに、記憶部50から技術員に自身の現在地について入力部41を介して入力するよう促すメッセージを取得して技術員端末4に出力する。
以上の遠隔監視システム1によれば、技術員がエレベータ2の所在地の周辺に滞在していると、監視端末3はこのエレベータ2の異常に関する報知を行わないため、例えば、技術員が保守作業のためにエレベータ2に近づいた場合に、監視端末3によるエレベータ2の異常に関する誤報知を防ぐことができる。
本実施形態の遠隔監視システム1によれば、技術員がエレベータ2の所在地から離れると、端末がこのエレベータ2の異常に関する報知を行うため、例えば、技術員が保守作業を終えてエレベータ2から離れた場合に、監視端末3によるこのエレベータ2の異常に関する報知をより的確に行うことができる。
また、本実施形態の遠隔監視システム1によれば、技術員がエレベータ2の近くに滞在しているかを記憶部50に記憶されたエレベータの所在地情報に基づき判断するため、技術員がエレベータ2の周辺に滞在しているかについて的確な判断が実現できる。
尚、本発明の遠隔監視システム1は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を追加することができ、また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることができる。さらに、ある実施形態の構成の一部を削除できる。
例えば、処理部60は、エレベータの所在地を中心とする所定の範囲内に、技術員端末4の位置が入っているか否かを判断し、エレベータの所在地を中心とする所定の範囲内に技術員端末4の位置が入っているときに監視端末3への報知を禁止し、エレベータの所在地を中心とする所定の範囲内に技術員端末4の位置から外れているときに監視端末3への報知を許可していたが、これらの禁止及び許可のうち一方のみを行ってもよい。処理部60は、エレベータの所在地を中心とする所定の範囲内に技術員端末4の位置が入っているときに監視端末3への報知を禁止すれば、少なくとも技術員が保守作業のためにエレベータ2に近づいた場合に、監視端末3によるエレベータ2の異常に関する誤報知を防ぐことができる。また、エレベータの所在地を中心とする所定の範囲内に技術員端末4の位置から外れているときに監視端末3への報知を許可すれば、技術員が保守作業を終えてエレベータ2から離れた場合に、監視端末3によるこのエレベータ2の異常に関する報知を適確に行うことができる。
上記実施形態の遠隔監視システム1では、各建物に一台のエレベータが設置されていたが、各建物に複数台のエレベータ(それぞれ制御マイコン20等を有するエレベータ)が設置されていてもよく、この場合、監視端末3には、図2に示すように、複数台のエレベータが接続されることになる。この場合、処理部60は、エレベータの所在地を中心とする所定の範囲内に技術員端末4の位置が入っているときに、同じ建物内に設置された複数台の監視端末3に対して報知を禁止することができる。
処理部60は、監視端末3による報知が禁止されているエレベータの制御マイコン20から異常信号が出力されると、この異常信号に基づく情報を、技術員端末4に出力してもよい。
具体的に、同一の建物内に複数台のエレベータ2が設置され、且つ、(この建物の周辺に技術員が滞在しているとの判断により)この建物内に設置された複数台のエレベータ2に接続された監視端末3に対して報知が禁止される場合、この監視端末3に接続された複数台のエレベータ2がそれぞれ有する制御マイコン20で発報が禁止されることになる。この場合、発報が禁止されている制御マイコン20は、センサからエレベータ2の動作状況の異常に関する情報が出力されると、異常信号と対象のエレベータに関する情報(例えば、エレベータの機番)とを処理部60に出力してもよい。処理部60は、報知が禁止されている制御マイコン20からの異常信号を検知すると、エレベータの所在地を中心とする所定の範囲内に入っている技術員端末4に対して、異常信号に基づく情報を出力してもよい。異常信号に基づく情報は、例えば、「このビル内のエレベータ(機番012)について照明切れが生じています。」といったメッセージである。このように、異常が生じたエレベータの周辺(異常が生じたエレベータが設置されている建物内)に技術員が滞在していると、異常信号に基づく情報がこの技術員に伝わるため、例えば、この異常信号が保守作業対象のエレベータ以外のエレベータから出力されている場合に、技術員は、新たに保守作業対象のエレベータがあると把握することができる。これにより、技術員は、この新たに保守対象となったエレベータに対して、必要に応じて保守作業を行うことができる。
また、上記実施形態の遠隔監視システム1では、処理部60が、エレベータの所在地を中心とする所定の範囲内に、技術員端末4の位置が入っているか否かを判断していたが、技術員端末4の位置を中心とする所定の範囲内に、エレベータの所在地が入っているか否かを判断し、この判断結果に応じて監視端末3の報知を禁止又は許可してもよい。尚、技術員端末4の位置を中心とする所定の範囲は、例えば、技術員端末の位置を中心とする半径数十mの範囲である。エレベータの所在地又は技術員端末4の位置のいずれか一方を中心とする所定の範囲内に、エレベータの所在地又は技術員端末4の位置のいずれか他方が入っているか否かを判断することで、技術員がエレベータの周辺に滞在しているか否かを判断することができる。
上記実施形態の遠隔監視システム1では、処理部60がエレベータの所在地を中心とする所定の範囲内に技術員端末4の位置が入っているか否かを判断していたが、監視センターの監視員や遠隔監視ユニット7がこれを判断し、制御マイコン20に禁止信号又は許可信号を出力してもよい。監視端末3や遠隔監視ユニット7が、例えば、技術員端末4の位置情報、エレベータの所在地、及び、このエレベータの所在地を中心とする所定の範囲を取得して、これらに基づき、エレベータの所在地を中心とする所定の範囲内に技術員端末4の位置が入っているか否かを判断し、制御マイコン20に禁止信号又は許可信号を出力してもよい。また、監視端末3が、例えば、技術員端末4の位置、エレベータの所在地、及び、このエレベータの所在地を中心とする所定の範囲を取得して表示部30で表示することで、監視センターの監視員は、この表示内容に基づき、エレベータの所在地を中心とする所定の範囲内に技術員端末4の位置が入っているか否かを判断し、監視端末3を介して制御マイコン20に禁止信号又は許可信号を出力してもよい。
さらに、上記実施形態の遠隔監視システム1では、センサからエレベータ2の異常に関する情報が出力された際に、制御マイコン20が、禁止信号又は許可信号に応じて発報を行ったり行わなかったりすることで、監視端末3の報知を許可又は禁止していたが、遠隔監視ユニット7や監視端末3自身が監視端末3の報知を許可又は禁止してもよい。
具体的に、処理部60が禁止信号又は許可信号を遠隔監視ユニット7に出力し、制御マイコン20の代わりに遠隔監視ユニット7が、監視端末3の報知を許可または禁止してもよい。この場合、遠隔監視ユニット7は、処理部60から禁止信号が出力された場合に、制御マイコン20からの発報を妨げることで監視端末3による報知を禁止し、その後に処理部60から許可信号が出力された場合に、制御マイコン20からの発報を許可することで監視端末3による報知を許可してもよい。
また、処理部60が禁止信号又は許可信号を監視端末3に出力し、制御マイコン20の代わりに監視端末3が、自身の報知を許可または禁止してもよい。この場合、監視端末3は、処理部60から禁止信号が出力された場合に、制御マイコン20から発報を受けても報知を行わず、その後に処理部60から許可信号が出力された場合に、制御マイコン20からの発報を受けると報知を行ってもよい。尚、監視センターに複数の監視端末が設置されている場合、処理部60は、禁止信号等を一つの監視センターに設置された複数の監視端末に出力すればよい。
これらの場合であっても、技術員がエレベータ2の所在地の近くに滞在していると、監視端末3はこのエレベータ2の異常に関する報知を行わないため、例えば、技術員が保守作業のためにエレベータ2に近づいた場合に、監視端末3によるエレベータ2の異常に関する誤報知を抑制できる。また、技術員がエレベータ2の所在地から離れると、端末がこのエレベータ2の異常に関する報知を行うため、例えば、技術員が保守作業を終えてエレベータ2から離れた場合に、監視端末3によるこのエレベータ2の異常に関する報知をより適切に行うことができる。
記憶部50は、エレベータの所在地情報として、各エレベータが設置されている建物の住所を分割して記憶してもよい。これにより、処理部60は、エレベータが設置されている建物が広い場合であっても、技術員が対象のエレベータの近くに滞在しているか否かを的確に判断することができる。
エレベータ2は、制御マイコン20及び動作部21に加えて、自動運転と手動運転との切り替えを行う保守作業用スイッチや、監視端末3による報知を許可又は禁止するメンテナンススイッチを有していてもよい。
保守作業用スイッチは、例えば、運転スイッチと自動運転スイッチとを含む。運転スイッチは、エレベータの自動運転と停止状態との切り替えを行うスイッチである。尚、以下、運転スイッチについて、ONからOFFに切り替える操作をOFF操作と称し、OFFからONに切り替える操作をON操作と称する。手動運転スイッチ及びメンテナンススイッチについても同様である。
運転スイッチは、ONのときにエレベータ2を自動運転させ、OFFのときにエレベータ2を停止させるスイッチである。このため、運転スイッチ22は、ON操作されることでエレベータ2を通常運転に切り替え、OFF操作されることでエレベータ2を保守作業中に切り替えることになる。
手動運転スイッチは、ONのときにエレベータ2を手動運転可能とさせ、OFFのときにエレベータ2を自動運転させるスイッチである。手動運転スイッチの傍には、例えば、UP釦とDOWN釦とが設けられている。手動運転スイッチがONのとき、これらの釦を押下することで動作部21のかごを自動運転よりも低い速度で昇降させることができるため、このような手動運転は、例えば、技術員による保守作業の際に行われる。そのため、手動運転スイッチは、ON操作されることでエレベータ2を保守作業中に切り替え、OFF操作されることでエレベータ2を通常運転に切り替えることになる。
メンテナンススイッチは、監視端末3の報知の許可と禁止とを切り替えるスイッチである。メンテナンススイッチは、ONのときに制御マイコン20からの異常信号に基づく発報を禁止することで監視端末3の報知を禁止し、OFFのときに制御マイコン20からの異常信号に基づく発報を許可することで監視端末3の報知を許可する。
このように、エレベータ2が保守作業用スイッチ及びメンテナンススイッチを備えていた場合に、技術員がメンテナンススイッチのON操作を忘れたまま保守作業を行っても、技術員がエレベータ2の周辺に滞在していると判断されることで、監視端末3によるエレベータ2の異常に関する誤報知を防ぐことができる。
尚、エレベータ2がメンテナンススイッチを備えている場合に、処理部60が遠隔監視ユニット7に禁止信号を出力し、且つ、メンテナンススイッチがOFFのとき、制御マイコンが異常信号を出力したとしても、遠隔監視ユニット7は監視端末に異常信号を出力しないことで、監視端末3の報知を防いでもよい。これにより、技術員がエレベータ2の周辺に滞在している場合に、監視端末3によるエレベータ2の異常に関する誤報知を防ぐことができる。
通信系統R1は、電話回線を含んでいたが、図3に示すように、電話回線の代わりにインターネットを含んでいてもよい。この場合、処理サーバー6から技術員端末4までの通信系統と通信系統R1とは、一部(インターネット)で共通している。また、通信系統R1は、遠隔監視ユニット7を含まなくてもよい。
上記実施形態の遠隔監視システム1は、複数台のエレベータを備えていたが、一台のエレベータを備えていてもよい。
また、上記実施形態の遠隔監視システム1は、エレベータを対象としていたが、エスカレータを対象としてもよい。エレベータを対象とする遠隔監視システムでは、イベントコードは、異常信号(異物の挟み込み、手すりのずれ等の異常を示すイベントコード)を含む。
1…遠隔監視システム、2…エレベータ、20…制御マイコン、21…動作部、3…監視端末、30…表示部、4…技術員端末、40…表示部、41…入力部、5…データサーバー、50…記憶部、6…処理サーバー、60…処理部、7…遠隔監視ユニット、R1…通信系統

Claims (5)

  1. 異常信号を出力可能な制御マイコンを有する昇降装置と、
    前記制御マイコンと接続され、前記制御マイコンからの異常信号に基づく発報を受けたときに報知可能な端末と、
    自身の位置情報を取得できる技術員用携帯端末と、を備え、
    前記技術員用携帯端末の前記位置情報に基づく前記技術員用携帯端末の位置、又は前記昇降装置の所在地のいずれか一方を中心とする所定の範囲内に、前記技術員用携帯端末の前記位置情報に基づく前記技術員用携帯端末の位置、又は前記昇降装置の所在地のいずれか他方が入っていると前記端末による前記昇降装置についての報知が禁止される、ことを特徴とする遠隔監視システム。
  2. 前記所定の範囲から前記技術員用携帯端末の前記位置情報に基づく前記技術員用携帯端末の位置、又は前記昇降装置の所在地のいずれか他方が外れていると前記端末による報知が許可される、請求項1に記載の遠隔監視システム。
  3. 異常信号を出力可能な制御マイコンを有する昇降装置と、
    前記制御マイコンと接続され、前記制御マイコンからの異常信号に基づく発報を受けたときに報知可能な端末と、
    自身の位置情報を取得できる技術員用携帯端末と、を備え、
    前記技術員用携帯端末の前記位置情報に基づく前記技術員用携帯端末の位置、又は前記昇降装置の所在地のいずれか一方を中心とする所定の範囲内に前記技術員用携帯端末の前記位置情報に基づく前記技術員用携帯端末の位置、又は前記昇降装置の所在地のいずれか他方が外れていると端末による前記昇降装置についての報知が許可される、ことを特徴とする遠隔監視システム。
  4. 複数の昇降装置の所在地情報を記憶する記憶部を有し、前記制御マイコンと前記端末と前記技術員用携帯端末とに接続可能なサーバーを備え、
    前記サーバーは、前記所定の範囲内に前記技術員用携帯端末の前記位置情報に基づく前記技術員用携帯端末の位置、又は前記昇降装置の所在地のいずれか他方が入っているか否かを前記記憶部に記憶された昇降装置に対応する前記所在地情報に基づいて判断する、請求項1又は2に記載の遠隔監視システム。
  5. 前記サーバーは、前記端末による報知が禁止されている昇降装置の前記制御マイコンから前記異常信号が出力されると、該異常信号に基づく情報を前記技術員用携帯端末に出力する、請求項4に記載の遠隔監視システム。
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