JP6612399B1 - エレメント共有複合アンテナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化が可能で車両用にも適するエレメント共有複合アンテナ装置を提供する。【解決手段】エレメントを共有する複合アンテナ装置は、モノポールアンテナ10と、ダイポールアンテナ20とを具備する。モノポールアンテナ10は、第1周波数帯に対応するように構成され、第1給電部11と、第1エレメント12とからなる。ダイポールアンテナ20は、第1周波数帯よりも高い第2周波数帯に対応するように構成され、第1エレメント12と、第2給電部21と、第2給電部21に接続される第2エレメント22と、からなる。ダイポールアンテナ20は、第1エレメント12と第2給電部21との間に接続されるコイルLとコンデンサCとからなる直列共振回路23を具備しても良い。【選択図】図1

Description

本発明はエレメント共有複合アンテナ装置に関し、特に、小型化が可能で車両用にも適するエレメント共有複合アンテナ装置に関する。
従来から、複数の周波数帯の信号を受信可能な複合アンテナ装置は存在する。複合アンテナ装置は、アンテナ素子を配置するスペースに特に問題がなければある程度自由に設計可能であるが、例えば車両に搭載可能な車載アンテナ装置の場合、高さ制限やケース内の小さいスペースに収めなければいけない等、種々の制限がある。近年の車両には安全性や快適性を求め様々な情報機器の搭載が進められている。それに伴い、種々の周波数帯の信号を用いる必要があり、各周波数帯に適したアンテナ素子を小さいスペースに収める必要がある。
そこで、小さいスペースに収めることが可能な種々のアンテナ装置が開発されている。例えば、特許文献1には、大きなスクエアロウアンテナの内側に小さなダイポールアンテナやループアンテナ、平面アンテナ等を配置し、積極的にアンテナ間の相互干渉を利用することで、種々の周波数帯の信号を受信可能なアンテナ装置が開示されている。
また、特許文献2には、左右のダイポールアンテナの放射素子をそれぞれ2つの金属片で構成し、2つの金属片の間にダイオードスイッチを設け、ダイオードスイッチを制御することでアンテナ長を可変して種々の周波数帯に対応可能なアンテナ装置が開示されている。
そして、近来では車両のデザイン性も重視されてきており、車両に搭載されるアンテナ装置は極力車両の美観を損ねないようなものが求められている。そこで、外観を損ねないようにスポイラに内蔵するアンテナ装置も種々開発されている(例えば特許文献3や特許文献4)。
特開平09−260925号公報 特開2000−236209号公報 特開2014−216661号公報 特開2016−012915号公報
しかしながら、特許文献1は、アンテナ間の相互干渉を利用して小型化したものであり、設計が難しかった。また、特許文献2は、ダイオードスイッチにより制御するものであり、同時に複数の周波数帯の信号を受信できるものではなく、また部品点数も増えるものであった。
また、車両用のアンテナ装置の場合、外観デザイン性等によりアンテナ装置の隠蔽化が望まれているが、アンテナ装置を車両ルーフに埋め込んだ場合、アンテナエレメントは車両のルーフ面に平行に設置されることとなる。車両に接地したモノポールアンテナの場合、水平偏波特性が劣り、垂直偏波特性が優位となる。FM周波数帯では、水平偏波も垂直偏波もある程度必要とされるため、車両に接地されるモノポールアンテナでも問題ない。しかしながら、デジタルテレビジョン放送(DTV)用の周波数帯においては、水平偏波が重要視されているが、車両に接地したモノポールアンテナだと、ダイポールアンテナと比較すると水平偏波特性が劣ってしまう。そこで、DTV周波数帯における水平偏波特性を改善しつつ小型化が可能で車両用にも適するアンテナ装置の開発が望まれていた。
本発明は、斯かる実情に鑑み、小型化が可能で車両用にも適するエレメント共有複合アンテナ装置を提供しようとするものである。
上述した本発明の目的を達成するために、本発明によるエレメント共有複合アンテナ装置は、第1周波数帯に対応するように構成されるモノポールアンテナであって、第1給電部と、第1エレメントとからなるモノポールアンテナと、第1周波数帯よりも高い第2周波数帯に対応するように構成されるダイポールアンテナであって、第1エレメントと、第2給電部と、第2給電部に接続される第2エレメントと、からなるダイポールアンテナと、を具備するものである。
ここで、モノポールアンテナは、第1周波数帯で共振する共振アンテナとして機能するようなアンテナ長となるように第1エレメントと第1給電部との間に接続される共振コイルを有するものであっても良い。
また、ダイポールアンテナは、第1エレメントと第2給電部との間に接続されるコンデンサ、又はコイルとコンデンサとからなる直列共振回路を具備するものであっても良い。
また、ダイポールアンテナは、第2給電部への信号を通過させるためのフィルタ回路を具備するものであっても良い。
また、モノポールアンテナは、第1給電部への信号を通過させるためのフィルタ回路を具備するものであっても良い。
また、モノポールアンテナは、第1エレメントが第1周波数帯よりも低い第3周波数帯に対応する容量アンテナとしても機能するようなアンテナ容量を有するように構成されるものであっても良い。
また、第1エレメント及び/又は第2エレメントは、板状エレメントからなるものであっても良い。
また、ダイポールアンテナは、バランを有するものであっても良い。
また、エレメント共有複合アンテナ装置は、車両に埋め込む車両埋め込み型アンテナ装置であり、車両の垂直方向の偏波の感度が向上するように、モノポールアンテナが車両の垂直方向に配置される金属体に接地されるものであっても良い。
本発明のエレメント共有複合アンテナ装置には、小型化が可能で車両用にも適するという利点がある。
図1は、本発明のエレメント共有複合アンテナ装置の一例を説明するための概略構成図である。 図2は、本発明のエレメント共有複合アンテナ装置の他の例を説明するための概略構成図である。 図3は、本発明のエレメント共有複合アンテナ装置の他の例を説明するための概略構成図である。 図4は、本発明のエレメント共有複合アンテナ装置の他の例を説明するための概略構成図である。 図5は、本発明のエレメント共有複合アンテナ装置の他の例を説明するための概略構成図である。 図6は、本発明のエレメント共有複合アンテナ装置の他の例を説明するための概略構成図である。 図7は、本発明のエレメント共有複合アンテナ装置の他の例を説明するための概略構成図である。 図8は、本発明のエレメント共有複合アンテナ装置の他の例を説明するための概略構成図である。 図9は、本発明のエレメント共有複合アンテナ装置の他の例を説明するための概略構成図である。 図10は、本発明のエレメント共有複合アンテナ装置においてさらにエレメントを共有した例を説明するための概略構成図である。 図11は、本発明のエレメント共有複合アンテナ装置のさらに他の例を説明するための概略構成図である。 図12は、本発明のエレメント共有複合アンテナ装置の出力側回路を含めたより具体的な構成図である。 図13は、本発明のエレメント共有複合アンテナ装置のダイポールアンテナにバランを設けた具体的な構成図である。 図14は、本発明のエレメント共有複合アンテナ装置のダイポールアンテナに設けられるバランの具体的な回路図である。 図15は、本発明のエレメント共有複合アンテナ装置を車両埋め込み型アンテナ装置として構成した例を説明するための概略斜視図である。 図16は、本発明のエレメント共有複合アンテナ装置を車両埋め込み型アンテナ装置として構成した例の詳細を説明するための概略上面図である。 図17は、本発明のエレメント共有複合アンテナ装置の周波数特性グラフである。
以下、本発明を実施するための形態を図示例と共に説明する。本発明のエレメント共有複合アンテナ装置は、エレメントを共有することで、少ないエレメント数でも複数の周波数帯の信号を受信可能なものである。具体的には、ダイポールアンテナの一方のエレメントをモノポールアンテナとしても用いることで、複数の周波数帯の信号を受信可能としている。以下、図面を用いてより詳細に説明する。
図1は、本発明のエレメント共有複合アンテナ装置の一例を説明するための概略構成図である。図示の通り、本発明のエレメント共有複合アンテナ装置は、モノポールアンテナ10と、ダイポールアンテナ20とを具備している。
モノポールアンテナ10は、第1周波数帯に対応するように構成される。第1周波数帯としては、例えばFM周波数帯、即ち、例えば76MHz〜95MHz帯、又は88MHz〜108MHz帯であれば良い。モノポールアンテナ10は、第1給電部11と、第1エレメント12とからなる。モノポールアンテナ10は、例えばターゲット周波数(第1周波数帯)の波長の1/4のアンテナ長を有するものであれば良い。第1給電部11は、モノポールアンテナ10用の給電部であり、例えば同軸ケーブル30に接続される。具体的には、同軸ケーブル30の内部導体が第1エレメント12に接続され、外部導体がグラウンドに接地される。
ダイポールアンテナ20は、第1周波数帯よりも高い第2周波数帯に対応するように構成される。第2周波数帯としては、例えばデジタルテレビジョン放送(DTV)用の周波数帯、即ち、470MHz〜710MHz帯等であれば良い。なお、ダイポールアンテナ20は、DTV用のものには限定されず、DAB(BANDIII)用の周波数帯、即ち、174MHz〜240MHz帯であっても良い。さらに、携帯電話用の周波数帯であっても良い。
ダイポールアンテナ20は、上述の第1エレメント12と、第2給電部21と、第2エレメント22とからなる。即ち、本発明のエレメント共有複合アンテナ装置のダイポールアンテナ20は、2つのエレメントの1つをモノポールアンテナ10として共有するものである。ダイポールアンテナ20は、例えばターゲット周波数(第2周波数帯)の波長の1/2のアンテナ長を有するものであれば良い。第2給電部21は、ダイポールアンテナ20用の給電部であり、例えば同軸ケーブル31に接続される。具体的には、同軸ケーブル31の内部導体が第1エレメント12に接続され、外部導体がグラウンドに接地される。また、第2エレメント22が同軸ケーブル31の外部導体に接続される。即ち、ダイポールアンテナ20の2つのエレメントのうち、同軸ケーブル31の内部導体が接続される第1エレメント12が、モノポールアンテナ10と共用するエレメントとなる。ここで、同軸ケーブル31の外部導体と、同軸ケーブル30の外部導体とは、分離されていることが好ましい。なお、図1に示される例では、第1周波数帯と第2周波数帯の受信信号を、それぞれアンプ回路等を用いて受信することが可能である。
ここで、第1エレメント12と第2エレメント22のアンテナ長は、それぞれ第1周波数帯の波長の1/4のアンテナ長を有するものとしつつ、第1エレメント12と第2エレメント22のアンテナ長を足した全体のアンテナ長が、第2周波数帯の波長の1/2のアンテナ長となるように調整されれば良い。即ち、ダイポールアンテナ20のアンテナ特性だけを考慮すると、第1エレメント12と第2エレメント22のアンテナ長は、等しい長さであることが好ましい。本発明のエレメント共有複合アンテナ装置では、2つの周波数帯に対応可能なように構成するため、例えばモノポールアンテナ10のアンテナ長を長くし、第1周波数帯に対応するように構成すれば良い。具体的には、図1に示される例では、アンテナ長を長くするために、例えば共振コイル13を第1給電部11と第1エレメント12との間に接続している。また、共振コイル13は、第1エレメント12と同軸ケーブル31の内部導体との間に接続されている。これにより、モノポールアンテナ10は、第1周波数帯で共振する共振アンテナとして機能するようなアンテナ長となるように構成されている。即ち、モノポールアンテナ10が第1周波数帯の波長の1/4のアンテナ長となるように、共振コイル13を用いることでモノポールアンテナ10のアンテナ長を伸ばしている。
なお、共振コイル13を挿入しない場合であっても、モノポールアンテナ10に対する受信感度特性への要求によっては使用可能である。
また、第1エレメント12と第2エレメント22のアンテナ長を等しい長さとせず、第1エレメント12の長さをより長くすることで、第1エレメント12が第1周波数帯の波長の1/4のアンテナ長を有するように構成しても良い。即ち、第1エレメント12のアンテナ長を第1周波数帯の波長の1/4のアンテナ長としつつ、第1エレメント12と第2エレメント22の全体のアンテナ長が第2周波数帯の波長の1/2のアンテナ長となるように調整されても良い。この場合にも、ダイポールアンテナ20に対する受信感度特性への要求によっては使用可能であり、また従来のモノポールアンテナと比べて水平偏波特性は良好である。
本発明のエレメント共有複合アンテナ装置は、このような構成により、ダイポールアンテナ20の2つのエレメントの内の1つである第1エレメント12をモノポールアンテナ10として共用したものである。したがって、ダイポールアンテナ20の配置エリアを増やすことなく、他の周波数帯で動作するモノポールアンテナ10を追加することが可能となる。さらに、モノポールアンテナ10に対しは、水平偏波に強いダイポールアンテナ20を追加できるというメリットもある。
図2は、本発明のエレメント共有複合アンテナ装置の他の例を説明するための概略構成図である。図中、図1と同一の符号を付した部分は同一物を表している。図1と異なる点は、ダイポールアンテナ20が、コンデンサCを有している部分である。コンデンサCが、第1エレメント12と第2給電部21との間に接続されている。また、第1エレメント12とコンデンサCとの間に、同軸ケーブル30の内部導体が接続される。このようにコンデンサCを挿入することで、第1エレメント12と第2エレメント22のエレメント長がアンバランスであってもダイポールアンテナ20の電気長の微調整が可能となる。
図3は、本発明のエレメント共有複合アンテナ装置の他の例を説明するための概略構成図である。図中、図1と同一の符号を付した部分は同一物を表している。図1と異なる点は、ダイポールアンテナ20が、直列共振回路23を有している部分である。直列共振回路23は、コイルLとコンデンサCの直列回路からなる。そして、直列共振回路23が、第1エレメント12と第2給電部21との間に接続されている。また、第1エレメント12と直列共振回路23との間に、同軸ケーブル30の内部導体が接続される。図3の例では、直列共振回路23が、ダイポールアンテナ20の電気長の微調整だけでなく、モノポールアンテナ10に対するフィルタの効果も有するものである。したがって、第1周波数帯と第2周波数帯の受信信号の分離性を高めることが可能である。
図4は、本発明のエレメント共有複合アンテナ装置の他の例を説明するための概略構成図である。図中、図1等と同一の符号を付した部分は同一物を表している。図1と異なる点は、ダイポールアンテナ20が、フィルタ回路25を有している部分である。フィルタ回路25は、第2給電部21への信号を通過させるためのものである。フィルタ回路25は、第1エレメント12と同軸ケーブル31の内部導体との間に接続される。また、第1エレメント12とフィルタ回路25との間に、同軸ケーブル30の内部導体が接続される。フィルタ回路25の存在により、モノポールアンテナ10の信号がダイポールアンテナ20側へ回り込むことを防止可能となるため、フィルタ回路25の接続位置は、第1エレメント12の途中であっても良い。フィルタ回路25は、ハイパスフィルタ又はバンドパスフィルタであれば良い。具体的には、フィルタ回路25は、第1周波数帯よりも高い周波数帯の信号を通過させるものであれば良い。これにより、第1周波数帯と第2周波数帯の受信信号の分離性を高めることが可能である。
ここで、図4のモノポールアンテナ10を構成する第1エレメント12は、直線状に構成された例を示したが、本発明はこれに限定されず、メアンダ状に構成されたものであっても良い。メアンダ状に構成された第1エレメント12からなるモノポールアンテナ10へのフィルタ回路25の接続位置は、第1エレメント12の途中であっても良い。
なお、図4の例では、ダイポールアンテナ20の2つのエレメントのうち、同軸ケーブル31の内部導体が接続される第1エレメント12が、モノポールアンテナ10と共用するエレメントとなる例を示している。しかしながら、本発明はこれに限定されない。図5は、本発明のエレメント共有複合アンテナ装置の他の例を説明するための概略構成図である。図中、図4と同一の符号を付した部分は同一物を表している。図5に示される通り、同軸ケーブル31の内部導体は、第2エレメント22に接続されても良い。そして、同軸ケーブル31の外部導体は、第1エレメント12とグラウンドに接続される。そして、第1エレメント12とフィルタ回路25との間に、同軸ケーブル30の内部導体に接続される。フィルタ回路25は、第1給電部11が同軸ケーブル31の外部導体に接続されないように遮蔽させるためのものである。フィルタ回路25は、ハイパスフィルタ又はバンドパスフィルタであれば良い。また、フィルタ回路25は、単にスイッチ等により遮蔽させるものであっても良い。このように、本発明のエレメント共有複合アンテナ装置は、ダイポールアンテナ20の2つのエレメントのうち、同軸ケーブル31の外部導体が接続される第1エレメント12を、モノポールアンテナ10と共有するエレメントとするものであっても良い。
図6は、本発明のエレメント共有複合アンテナ装置の他の例を説明するための概略構成図である。図中、図1等と同一の符号を付した部分は同一物を表している。図1と異なる点は、モノポールアンテナ10が、フィルタ回路14を有している部分である。フィルタ回路14は、第1給電部11への信号を通過させるためのものである。フィルタ回路14は、第1エレメント12と同軸ケーブル30の内部導体との間に接続される。また、第1エレメント12とフィルタ回路14との間に、同軸ケーブル31の内部導体が接続される。フィルタ回路14は、ローパスフィルタ又はバンドパスフィルタであれば良い。フィルタ回路14は、第2周波数帯、具体的にはDTV用の470MHz〜710MHz帯よりも低い周波数帯の信号を通過させるものであれば良い。これにより、第1周波数帯と第2周波数帯の受信信号の分離性を高めることが可能である。
図7は、本発明のエレメント共有複合アンテナ装置の他の例を説明するための概略構成図である。図中、図1等と同一の符号を付した部分は同一物を表している。図1と異なる点は、ダイポールアンテナ20が直列共振回路23とフィルタ回路25とを有している部分である。即ち、図3と図4を組み合わせた構成である。これにより、第1周波数帯と第2周波数帯の受信信号の分離性をさらに高めることが可能である。
図8は、本発明のエレメント共有複合アンテナ装置の他の例を説明するための概略構成図である。図中、図1等と同一の符号を付した部分は同一物を表している。図1と異なる点は、ダイポールアンテナ20が直列共振回路23とフィルタ回路25とを有しており、さらにモノポールアンテナ10がフィルタ回路14を有している部分である。即ち、図6と図7を組み合わせた構成である。これにより、第1周波数帯と第2周波数帯の受信信号の分離性をさらに高めることが可能である。
図9は、本発明のエレメント共有複合アンテナ装置の他の例を説明するための概略構成図である。図中、図1等と同一の符号を付した部分は同一物を表している。図1と異なる点は、ダイポールアンテナ20が直列共振回路23とフィルタ回路25とを有している部分である。また、図7と異なる点は、モノポールアンテナ10が共振コイル13を有している部分である。即ち、図1と図7を組み合わせた構成である。直列共振回路23によるダイポールアンテナ20の電気長の微調整と、共振コイル13によるモノポールアンテナ10の電気長の微調整を行うことが可能な構成である。
本発明のエレメント共有複合アンテナ装置は、さらにエレメントを共有するように構成することも可能である。図10は、本発明のエレメント共有複合アンテナ装置においてさらにエレメントを共有した例を説明するための概略構成図である。図中、図1等と同一の符号を付した部分は同一物を表している。図示例では、例えば図9に示される例に対して、さらにエレメントを共有した場合について説明する。しかしながら、本発明はこれに限定されず、他の図示例に対してエレメントを共有することも可能である。
図10に示される通り、モノポールアンテナ10が、第1給電部11と第1エレメント12と共振コイル13とからなるものを示した。そして、モノポールアンテナ10は、第1エレメント12と共振コイル13とで、第1周波数帯で共振する共振アンテナとして機能するようなアンテナ長となるように構成されている。さらに、図示例では、第1エレメント12が、第1周波数帯よりも低い第3周波数帯に対応する容量アンテナとしても機能するようなアンテナ容量を有するように構成されている。第3周波数帯としては、例えばAM周波数帯、即ち、例えば526.5kHz〜1606.5kHz帯であれば良い。したがって、モノポールアンテナ10である第1エレメント12と共振コイル13とがFM周波数帯の共振アンテナとして機能すると共に、第1エレメント12がAM周波数帯の容量アンテナとしても機能するように構成されている。
より具体的には、第1エレメント12は、板状エレメントからなるものを示した。板状エレメントとは、所定のアンテナ容量を有するように構成されるものであれば良い。例えば、板金を所定の長方形に切断したものであれば良い。また、メアンダ状に構成され全体として所定のアンテナ容量を有するように構成されるものであっても良い。
なお、図10に示される例では、共振コイル13が、第1エレメント12と同軸ケーブル30の内部導体との間に接続される例を示したが、本発明はこれに限定されない。共振コイル13は、図9に示されるように、第1エレメント12と直列共振回路23との間に接続されても良い。
また、第2エレメントも板状エレメントとして構成しても良い。図11は、本発明のエレメント共有複合アンテナ装置のさらに他の例を説明するための概略構成図である。図中、図1等と同一の符号を付した部分は同一物を表している。図示の通り、第2エレメント22も板状エレメントとして構成しても良い。なお、図示例では、第1エレメント12と第2エレメント22の両方が板状エレメントとして構成される例を示したが、本発明はこれに限定されず、第2エレメント22のみを板状エレメントとして構成しても良い。また、図示例では、共振コイル13が、第1エレメント12と直列共振回路23との間に接続される例を示した。しかしながら、本発明はこれに限定されず、図10に示されるように、第1エレメント12と同軸ケーブル30の内部導体との間に共振コイル13が接続されても良い。
図12に、本発明のエレメント共有複合アンテナ装置の出力側のアンプ回路を含めたより具体的な構成図を示す。図中、図9と同一の符号を付した部分は同一物を表している。図12に示される本発明のエレメント共有複合アンテナ装置は、図9の構成にさらに第1給電部11への信号を通過させるためのフィルタ回路14を有する構成に対して、アンプ回路を含めた具体例である。上述の通り、フィルタ回路14は、第2周波数帯、具体的にはDTV用の470MHz〜710MHz帯よりも低い周波数帯の信号を通過させるものであれば良い。図12には、第1エレメント12が第1周波数帯と第3周波数帯、例えばFM周波数帯とAM周波数帯に対応可能な複合アンテナである例を示した。図示の通り、モノポールアンテナ10については、同軸ケーブル30が接続される第1給電部11とフィルタ回路14の間に、第1周波数帯用アンプ17及び第3周波数帯用アンプ18が並列に接続されている。また、第1周波数帯用アンプ17の前後にはフィルタ回路15が、第3周波数帯用アンプ18の前後にはフィルタ回路16が、それぞれ接続されている。第1周波数帯用アンプ17は、FM周波数帯の信号を増幅させるものである。また、第3周波数帯用アンプ18は、AM周波数帯の信号を増幅させるものである。フィルタ回路15は、ハイパスフィルタ又はバンドパスフィルタであれば良い。フィルタ回路15は、第1周波数帯、具体的にはFM周波数帯の76MHz〜95MHz帯、又は88MHz〜108MHz帯の信号を通過させるものであれば良い。そして、フィルタ回路16は、ローパスフィルタ又はバンドパスフィルタであれば良い。フィルタ回路16は、第3周波数帯、具体的にはAM周波数帯の526.5kHz〜1606.5kHz帯の信号を通過させるものであれば良い。これらの信号が、同軸ケーブル30を介して出力される。
また、ダイポールアンテナ20については、同軸ケーブル31が接続される第2給電部21には、フィルタ回路25と、第2周波数帯用アンプ26とが接続されている。上述の通り、フィルタ回路25は、第2給電部21への信号を通過させるためのものである。フィルタ回路25は、ハイパスフィルタ又はバンドパスフィルタであれば良い。フィルタ回路25は、第1周波数帯や第3周波数帯よりも高い第2周波数帯、具体的には、DTV用の周波数帯の470MHz〜710MHz帯の信号を通過させるものであれば良い。そして、第2周波数帯用アンプ26は、第2周波数帯のDTV用の信号を増幅させるものである。この信号が、同軸ケーブル31を介して出力される。なお、第2周波数帯用アンプ26と同軸ケーブル31のグラウンドは、第1周波数帯用アンプ17,18と同軸ケーブル30のグラウンドとは分離されていることが好ましい。
本発明のエレメント共有複合アンテナ装置は、このように複数のエレメントを共有できる複合アンテナ装置であるため、小型化が可能となる。
ここで、第2周波数帯用アンプ26と同軸ケーブル31のグラウンドを、第1周波数帯用アンプ17,18と同軸ケーブル30のグラウンドと分離させない場合には、バランを設ければ良い。即ち、本発明のエレメント共有複合アンテナ装置のダイポールアンテナ20にバランを設け、同軸ケーブル31とダイポールアンテナ20の間で不平衡−平衡変換を行っても良い。図13に、本発明のエレメント共有複合アンテナ装置のダイポールアンテナにバランを設けた具体的な構成図を示す。図中、図12と同一の符号を付した部分は同一物を表している。図示の通り、ダイポールアンテナ20には、バラン40が設けられている。具体的には、バラン40は、第2エレメント22と、直列共振回路23と、第2給電部21との間に設けられている。これにより、不平衡回路である同軸ケーブル31と平衡回路であるダイポールアンテナ20とを、バラン40により不平衡−平衡変換を行って接続でき、漏れ電流による影響を減らすことが可能となる。
図14に、本発明のエレメント共有複合アンテナ装置のダイポールアンテナに設けられるバランの具体的な回路図の例を示す。図示例の通り、バラン40は、例えば図14(a)に示されるようなLCタイプや、図14(b)に示されるようなトランスタイプ、図14(c)に示されるようなトランスタイプ、図14(d)に示されるようなトラップタイプ等であれば良い。例えばトランスタイプの場合、基板上にコイルパターンを形成して実現することも可能である。また、トラップタイプは、所謂シュペルトップバランと呼ばれるものであり、同軸ケーブル自体に設けても良い。なお、本発明のエレメント共有複合アンテナ装置のダイポールアンテナ20に設けられるバラン40はこれに限定されず、既存の又は今後開発されるべきあらゆるものが適用可能である。
本発明のエレメント共有複合アンテナ装置は、上述のような構成により小型化が可能であるが、板状エレメントにより薄型化も可能であるため、例えば車両のルーフやスポイラ等、車両ボディに埋め込む車両埋め込み型アンテナ装置として構成することも容易となる。以下、本発明のエレメント共有複合アンテナ装置を車両埋め込み型アンテナ装置として構成する例について説明する。図15は、本発明のエレメント共有複合アンテナ装置を車両埋め込み型アンテナ装置として構成した例を説明するための概略斜視図である。また、図16は、本発明のエレメント共有複合アンテナ装置を車両埋め込み型アンテナ装置として構成した例の詳細を説明するための概略上面図である。図中、図1等と同一の符号を付した部分は同一物を表している。図示の通り、本発明のエレメント共有複合アンテナ装置は、車両ボディ、例えば、車両ルーフRに埋め込むことが可能である。また、スポイラに内蔵されても良い。
図示の通り、モノポールアンテナ10が、車両の垂直方向に配置される金属体に接地されるように構成されている。具体的には、接地用ブラケット50を用いて、モノポールアンテナ10のグラウンドが、車両のピラーPに直接接地されている。ここで、第1給電部11や共振コイル13、第2給電部21や直列共振回路23を、回路基板55上に載置し、回路基板55のグラウンドを、接地用ブラケット50を介して車両の金属体に接地されるように構成すれば良い。なお、接地用ブラケット50で接地できない場合には、ケーブル等により車両の金属体に接地されるように構成しても良い。本発明のエレメント共有複合アンテナ装置を車両ルーフR面にほぼ平行に配置した場合、AM/FM周波数帯のモノポールアンテナ10は、水平偏波を主偏波とするものとなるが、車両の垂直方向に配置される金属体に接地されるように構成することで、車両の垂直方向の偏波の感度が向上する。例えばピラーPやリンホース等、垂直方向に設けられる金属体にモノポールアンテナ10が接地された場合、ピラーP等を介して大地方向(垂直方向)に電流を流すことが可能となるため、水平偏波を主偏波とするモノポールアンテナ10であっても、垂直偏波が得られる構成となる。一方、DTV周波数帯用のダイポールアンテナ20は、非接地アンテナのため水平偏波特性が劣らず、水平偏波が重要視されているDTV用のアンテナに適したものとなっている。
なお、図示例では、板状エレメントとして構成された第1エレメント12と第2エレメント22が回路基板55に接続される例を示した。しかしながら、本発明はこれに限定されず、回路基板55自体に第1エレメント12や第2エレメント22をエッチング等で形成し、基板一体型のエレメントとしても良い。また、回路基板55は、例えばガラスエポキシ基板等であれば良いが、本発明はこれに限定されず、フィルム基板であっても良い。同様に、第1エレメント12や第2エレメント22もフィルム状に形成されても良い。また、第1エレメント12や第2エレメント22は、所定のアンテナ容量を有する板状のものが適するが、一様なものには限定されず、容量アンテナとして機能するものであれば、メアンダ状や網目状、梯子状に形成されても良い。
図17に、本発明のエレメント共有複合アンテナ装置の周波数特性グラフを示す。図中、左側がDTV周波数帯におけるダイポールアンテナ20の水平・垂直偏波特性グラフであり、右側がFM周波数帯におけるモノポールアンテナ10の水平・垂直偏波特性グラフである。なお、エレメント共有複合アンテナ装置の構成は、バラン40を用いた図13のものを用いた。また、比較例として、エレメントを共有せず複合もしない単独のアンテナの特性も記載している。また、DTV周波数帯の周波数特性グラフでは、さらに比較例としてDTV用アンテナをモノポールアンテナとして構成した場合の特性も記載している。
図17のグラフから分かる通り、DTV周波数帯においては、本発明のエレメント共有複合アンテナ装置の構成であるダイポールアンテナ20の特性は、接地タイプであるモノポールアンテナとして構成した場合と比較して水平偏波成分が強くなっている。また、単独のアンテナと比較しても略同等の特性が得られていることも分かる。一方、FM周波数帯においては、本発明のエレメント共有複合アンテナ装置の構成であるモノポールアンテナ10の特性は、単独のアンテナと比較しても略同等の特性が得られていることが分かる。
なお、本発明のエレメント共有複合アンテナ装置は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
10 モノポールアンテナ
11 第1給電部
12 第1エレメント
13 共振コイル
14,15,16 フィルタ回路
17 第1周波数帯用アンプ
18 第3周波数帯用アンプ
20 ダイポールアンテナ
21 第2給電部
22 第2エレメント
23 直列共振回路
25 フィルタ回路
26 第2周波数帯用アンプ
30,31 同軸ケーブル
40 バラン
50 接地用ブラケット
55 回路基板
C コンデンサ
L コイル
P ピラー
R 車両ルーフ

Claims (9)

  1. エレメントを共有する複合アンテナ装置であって、該エレメント共有複合アンテナ装置は、
    第1周波数帯に対応するように構成されるモノポールアンテナであって、第1給電部と、第1エレメントとからなるモノポールアンテナと、
    第1周波数帯よりも高い第2周波数帯に対応するように構成されるダイポールアンテナであって、前記第1エレメントと、第2給電部と、第2給電部に接続されモノポールアンテナのアンテナ長と異なる第2エレメントと、からなるダイポールアンテナと、
    を具備することを特徴とするエレメント共有複合アンテナ装置。
  2. 請求項1に記載のエレメント共有複合アンテナ装置において、前記モノポールアンテナは、第1周波数帯で共振する共振アンテナとして機能するようなアンテナ長となるように第1エレメントと第1給電部との間に接続される共振コイルを有することを特徴とするエレメント共有複合アンテナ装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のエレメント共有複合アンテナ装置において、前記ダイポールアンテナは、第1エレメントと第2給電部との間に接続されるコンデンサ、又はコイル及びコンデンサとからなる直列共振回路を具備することを特徴とするエレメント共有複合アンテナ装置。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れかに記載のエレメント共有複合アンテナ装置において、前記ダイポールアンテナは、第2給電部への信号を通過させるためのフィルタ回路を具備することを特徴とするエレメント共有複合アンテナ装置。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れかに記載のエレメント共有複合アンテナ装置において、前記モノポールアンテナは、第1給電部への信号を通過させるためのフィルタ回路を具備することを特徴とするエレメント共有複合アンテナ装置。
  6. 請求項1乃至請求項5の何れかに記載のエレメント共有複合アンテナ装置において、前記モノポールアンテナは、第1エレメントが第1周波数帯よりも低い第3周波数帯に対応する容量アンテナとしても機能するようなアンテナ容量を有するように構成される、ことを特徴とするエレメント共有複合アンテナ装置。
  7. 請求項1乃至請求項6の何れかに記載のエレメント共有複合アンテナ装置において、前記第1エレメント及び/又は第2エレメントは、板状エレメントからなることを特徴とするエレメント共有複合アンテナ装置。
  8. 請求項1乃至請求項7の何れかに記載のエレメント共有複合アンテナ装置において、前記ダイポールアンテナは、バランを有することを特徴とするエレメント共有複合アンテナ装置。
  9. 請求項1乃至請求項8の何れかに記載のエレメント共有複合アンテナ装置において、該エレメント共有複合アンテナ装置は、車両に埋め込む車両埋め込み型アンテナ装置であり、車両の垂直方向の偏波の感度が向上するように、前記モノポールアンテナが車両の垂直方向に配置される金属体に接地されることを特徴とするエレメント共有複合アンテナ装置。
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