JP6829735B2 - 車載アンテナ装置 - Google Patents

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Description

本発明は車載アンテナ装置に関し、特に、ノイズ耐性を有する車載アンテナ装置に関する。
車両に設置される複数の周波数帯に対応するアンテナ装置、例えば、AM/FM帯に対応するアンテナ装置には、ピラーアンテナやルーフマウントアンテナ、ガラスアンテナ等、種々のものが存在する。しかしながら、突出量の多いピラーアンテナは、接触等により折れ曲がる可能性が高いものである。また、ルーフマウントアンテナは、地上高が高くなるため立体駐車場や自動洗車機等において倒したり取り外したりする必要がある。また、ガラスアンテナは車種毎に固有の開発が必要となり開発コスト等が高くなる問題もある。そして、近年では所謂シャークフィンアンテナといった、小型且つ低背型のアンテナ装置も存在する。また、車載アンテナ装置は極力車両の美観を損ねないようなものが求められており、外観を損ねないようにスポイラに内蔵する所謂スポイラアンテナも種々開発されている(例えば特許文献1)。
車内に配置される電子機器等からのノイズは、車両ルーフ上に設置されるシャークフィンアンテナやルーフマウントアンテナの場合には、車両ルーフが金属体であれば車両ルーフにより遮蔽されるため問題が起きにくい。しかしながら、スポイラアンテナの場合、車両ルーフ上に設置される場合と異なり、車両ルーフの周辺のリアガラスの上部といった所に設置されるため、車両ルーフのノイズ遮蔽効果が期待できない。現在の車載アンテナ装置においては、FM周波数帯用のアンテナのノイズレベルについては市場適合性及び実用性を確保しているが、AM周波数帯用のアンテナでは、ノイズレベルが許容できない場合が多く、別途ノイズ対策が必要な場合が多い。このような車内からのノイズを遮蔽することを目的として、例えば本願出願人と同一出願人による特願2018−172263もある。これは、AM/FM周波数帯の共用アンテナエレメントと車内のノイズ発生源との間に、遮蔽板を設けたものである。
特開2011−035519号公報
しかしながら、上述の本願出願人と同一出願人による特許出願は、ノイズ遮蔽効果は高いものの、遮蔽効果を得るために遮蔽板を用いる分、遮蔽板を持たないアンテナ装置と比べて大型化が避けられなかった。また、特にFM周波数帯の感度を考慮すると、AM/FM周波数帯の共用アンテナエレメントと遮蔽板の距離をある程度、具体的には、30mm程度確保しなければいけないため、薄型化する必要のある用途に適用する際には、FM周波数帯の感度に対して所定の対策をする必要があった。
本発明は、斯かる実情に鑑み、ノイズ遮蔽効果を有すると共に薄型化も可能な車載アンテナ装置を提供しようとするものである。
上述した本発明の目的を達成するために、本発明による車載アンテナ装置は、第1周波数帯に対応する容量アンテナである第1エレメントと、第1エレメントに対するノイズ発生源からのノイズを遮蔽する位置に配置されノイズを遮蔽すると共に、第1周波数帯よりも高い第2周波数帯に対応する共振アンテナである第2エレメントと、を具備するものである。
さらに、第2エレメントに接続され、第1周波数帯の信号を減衰させる減衰回路を具備するものであっても良い。
また、第1エレメントは、板状体からなり、第2エレメントは、第1エレメントよりも大きい面積を有する板状体からなるものであっても良い。
さらに、第1エレメントに接続され、第1周波数帯の信号を通過させる第1フィルタ回路を具備するものであっても良い。
さらに、第2エレメントに接続され、第2周波数帯の信号を通過させる第2フィルタ回路を具備するものであっても良い。
また、第1エレメントがAM波帯に対応し、第2エレメントがFM波帯に対応するものであれば良い。
さらに、第2エレメントに接続され、第2エレメントを第2周波数帯の信号に同調させるための共振用コイルを具備するものであっても良い。
さらに、第2エレメントに接続され、第2エレメントを複数の周波数帯の信号に同調させるための複数の共振用コイルを具備するものであっても良い。
また、第1周波数帯及び/又は第2周波数帯の信号を増幅するアンプ回路が載置される回路基板を具備するものであっても良い。
ここで、回路基板は、第1エレメントと第2エレメントの間に配置されるものであっても良い。
さらに、第3周波数帯に対応するパッチアンテナである第3エレメントを具備するものであっても良い。
ここで、第3エレメントは、第1エレメントと第2エレメントの間に配置され、第1エレメントは、第3エレメントに対する導波部を有するものであっても良い。
さらに、第2周波数帯よりも高い第4周波数帯に対応するように、第2エレメントを一部に用いるダイポールアンテナである第4エレメントを具備するものであっても良い。
さらに、第2周波数帯よりも高い第4周波数帯に対応するように、第1エレメントを一部に用いるダイポールアンテナである第5エレメントを具備するものであっても良い。
また、第2エレメントは、車両の樹脂部に固定するためのブラケット形状を有するものであっても良い。
さらに、第1エレメントの側方近傍に配置され、第5周波数帯に対応する第6エレメントを具備し、第2エレメントは、第1エレメント及び第6エレメントに対するノイズ発生源からのノイズを遮蔽する位置に配置されノイズを遮蔽するものであっても良い。
さらに、第2エレメントに接続され、第1周波数帯の信号及び第5周波数帯の信号を減衰させる減衰回路を具備するものであっても良い。
さらに、第2エレメントの側方近傍に配置され、第5周波数帯に対応する第6エレメントを具備し、第2エレメント及び第6エレメントの少なくともどちらか一方が、第1エレメント対するノイズ発生源からのノイズを遮蔽する位置に配置されノイズを遮蔽するものであっても良い。
さらに、第6エレメントに接続され、第1周波数帯の信号を減衰させる減衰回路を具備するものであっても良い。
本発明の車載アンテナ装置には、ノイズ遮蔽効果を有すると共に薄型化も可能であるという利点がある。
図1は、本発明の車載アンテナ装置の概要を説明するための概略斜視図である。 図2は、本発明の車載アンテナ装置の遮蔽効果を高めた例を説明するための概略斜視図である。 図3は、本発明の車載アンテナ装置に用いられる減衰回路の一例を説明するための回路図である。 図4は、本発明の車載アンテナ装置の具体例を説明するための概略斜視図である。 図5は、本発明の車載アンテナ装置の他の具体例を説明するための概略斜視図である。 図6は、本発明の車載アンテナ装置の他の例を説明するための概略斜視図である。 図7は、本発明の車載アンテナ装置の他の例を説明するための概略斜視図である。 図8は、本発明の車載アンテナ装置のエレメントの他の例を説明するための概略斜視図である。 図9は、本発明の車載アンテナ装置のエレメントの他の例を説明するための概略斜視図である。 図10は、本発明の車載アンテナ装置のエレメントのさらに他の例を説明するための概略斜視図である。 図11は、本発明の車載アンテナ装置のエレメントを格子状に構成した例を説明するための概略斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態を図示例と共に説明する。図1は、本発明の車載アンテナ装置の概要を説明するための概略斜視図である。図示の通り、本発明の車載アンテナ装置は、第1エレメント10と、第2エレメント20とから主に構成されている。以下、詳細に説明する。
第1エレメント10は、第1周波数帯に対応する容量アンテナからなるものである。第1周波数帯は、例えばラジオのAM周波数帯であれば良い。容量アンテナとは、所謂容量装荷アンテナエレメントである。第1エレメント10は、図示例では板状体のものを示した。具体的には、例えばAM周波数帯用であれば、第1エレメント10は、30mm×170mm程度の平面板状体の導電体からなれば良い。しかしながら、本発明はこれに限定されず、ベタパターンと略等価なアンテナ容量を有する容量装荷アンテナエレメントとして機能するものであれば良く、平面形状ではなく傘状であっても良い。さらに、メアンダ形状やスパイラル形状、空間充填曲線形状等、種々の形状が適用可能である。但し、メアンダ形状等を形成するためにスリットを設ける場合には、その間隔は第1周波数帯の波長に対して十分小さい間隔であることが好ましい。
第2エレメント20は、第1周波数帯よりも高い第2周波数帯に対応する共振アンテナである。第2周波数帯は、例えばラジオのFM周波数帯であれば良い。第2エレメント20は、共振アンテナとして機能するように、第2エレメント20のエレメント長が調整されれば良い。図示例では板状体のものを示した。具体的には、例えばFM周波数帯用であれば、第2エレメント20は、50mm×180mm程度の平面板状体の導電体からなれば良い。なお、後述の通り、FM周波数帯用にはエレメント長が足りない場合には、別途、共振用コイルを設けても良い。そして、本発明の最も特徴的な点は、第2エレメント20が、第1エレメント10に対するノイズ発生源からのノイズを遮蔽する位置に配置され、ノイズを遮蔽する機能を有していることである。例えばノイズ発生源がハイマウントストップランプの場合には、第1エレメント10とハイマウントストップランプとの間に第2エレメント20が配置されれば良い。ノイズ発生源からのノイズを遮蔽できれば良いため、ノイズ発生源と第1エレメント10と第2エレメント20との位置関係によっては、第2エレメント20は必ずしも第1エレメント10よりも大きい必要はない。しかしながら、第2エレメント20が第1エレメント10よりも大きい面積を有していれば、例えば複数のノイズ発生源からの複数のノイズに対しても第2エレメント20に遮蔽機能を持たせることが可能となる。さらに、第2エレメント20は、予想される主なノイズ発生源に対して垂直に位置するように配置されれば、より効率的にノイズを遮蔽可能となる。したがって、第1エレメント10と第2エレメント20は、必ずしも平行に配置されていなくても良い。また、第2エレメント20は、平面板状体である必要もなく、第1エレメント10の裏面側を覆うように、または設置場所の形状に合わせるように、半円筒形状や凹形状、V字形状等であっても良い。また、第2エレメント20は、図示例では板状体のものを示した。しかしながら、本発明はこれに限定されず、ノイズ遮蔽機能を有するものであれば、メアンダ形状やスパイラル形状、空間充填曲線形状等、種々の形状が適用可能である。但し、メアンダ形状等を形成するためにスリットを設ける場合には、その間隔は、ノイズ遮蔽機能を有するように、第1周波数帯の波長に対して十分小さい間隔であることが好ましい。
なお、第1エレメント10と第2エレメント20は、絶縁性の支持部材や車載アンテナ装置の筐体の樹脂部等を用いてそれぞれの位置関係が適宜固定されれば良い。
このように構成された本発明の車載アンテナ装置では、第1エレメント10と第2エレメント20の間の距離を狭くすることが可能となる。即ち、第2エレメント20は、第1エレメント10が近傍に配置されることになるが、第1エレメント10が非接地のため、第2エレメント20の感度確保に対しては大きな問題とはならない。したがって、本発明の車載アンテナ装置では、第1エレメント10の感度のみを考慮して、第1エレメント10と第2エレメント20の間の距離を決定できる。具体的には、例えばAM/FM周波数帯用であれば、10mm程度の距離があれば第1エレメント10及び第2エレメント20のそれぞれに対して許容できる感度を確保可能である。
このように、本発明の車載アンテナ装置は、特にノイズレベルが許容できない場合が多いAM周波数帯、即ち、第1周波数帯用の第1エレメント10に対するノイズ遮蔽効果を第2エレメント20に持たせつつ、第2エレメント20をFM周波数帯用のエレメントとして用いることで、複数の周波数帯に対応しながら薄型化が可能なものである。したがって、例えば車両のスポイラ等、薄いスペースに対して、本発明の車載アンテナ装置を容易に配置することが可能となる。
また、本発明の車載アンテナ装置は、第1エレメント10をAM周波数帯用のエレメントとして用い、第2エレメント20をFM周波数帯用のエレメントとして用いているため、それぞれのエレメントが独立した状態となっている。したがって、従来のAM/FM周波数帯の共用アンテナエレメントを用いた場合と異なり、AM信号とFM信号を分離する分離回路が不要となる。このため、分離回路による信号ロスもなく、全体的なアンテナ特性が向上する。
次に、第1エレメント10に対する第2エレメント20の遮蔽効果を高めるための手法を以下に説明する。図2は、本発明の車載アンテナ装置の遮蔽効果を高めた例を説明するための概略斜視図である。図中、図1と同一の符号を付した部分は同一物を表している。図示例では、車両の樹脂部や車載アンテナ装置の筐体の樹脂部等、樹脂部材に固定するためのブラケット形状25を第2エレメント20が有するものを示した。具体的には、第2エレメント20に切り欠き等を入れ、折り曲げ加工等することによりブラケット形状25が形成されている。これは、例えば樹脂製のバックドアやスポイラ等、樹脂部材に本発明の車載アンテナ装置が設置される場合に、第2エレメント20を直接そのまま樹脂部材にねじ等で固定できるようにしたものである。しかしながら本発明はこれに限定されず、上述の通り、ベタパターンと略等価なアンテナ容量を有する容量装荷アンテナエレメントとして機能するものであれば如何なるものであっても良い。
図2に示される通り、第2エレメント20には、第1エレメント10に対応する第1周波数帯の信号を減衰させる減衰回路21が接続されている。これにより、ノイズ発生源からのノイズのうち、第1周波数帯のノイズ信号については、第2エレメントに接続された減衰回路21を通って減衰することになる。したがって、第2エレメント20が第1エレメント10に対して確実にノイズ遮蔽機能を有するようになる。
減衰回路21は、第1周波数帯の信号を減衰させるものであれば良い。具体的には、例えば図3に示されるようなノイズフィルタ回路であれば良い。図3は、本発明の車載アンテナ装置に用いられる減衰回路の一例を説明するための回路図であり、図3(a)が短絡回路であり、図3(b)がハイパスフィルタ回路の例である。例えば図3(a)の短絡回路を減衰回路21として用いた場合、第1周波数帯の信号がコイルを介してグラウンド側に流れる。これにより、第1エレメント10に対するノイズ発生源からのノイズ信号がグラウンドに接地されることになり、第1周波数帯の信号が短絡されると共に第2周波数帯の信号が出力端子OUT2側に流れることになる。また、図3(b)のハイパスフィルタ回路を減衰回路21として用いた場合にも、第2周波数帯よりも低い周波数帯である第1周波数帯の信号が、コイルを介してグラウンド側に流れるように設計すれば良い。これにより、第1エレメント10に対するノイズ発生源からのノイズ信号がグラウンドに接地されることになり、第1周波数帯よりも高い周波数帯である第2周波数帯の信号が出力端子OUT2側に流れることになる。即ち、第2エレメント20に到達する第1周波数帯の信号は、グラウンドに接地されることになる。これにより、第1周波数帯のノイズ信号は、確実に減衰させられる。なお、図示例では、第2エレメント20の出力端子OUT2に直列に減衰回路21が接続される例を示したが、本発明はこれに限定されず、グラウンドに接地されるコイルを減衰回路21として第2エレメント20に直接接続しても良い。また、減衰回路21は、簡易的には単に出力端子OUT2に直列にコンデンサを挿入するものであっても良い。なお、インダクタンスやキャパシタンスについては、周波数帯に合わせて適宜調整されれば良い。
さらに、図4を用いて本発明の車載アンテナ装置の具体例を説明する。図4は、本発明の車載アンテナ装置の具体例を説明するための概略斜視図である。図中、図2と同一の符号を付した部分は同一物を表している。図示の通り、本発明の車載アンテナ装置は、さらに、第1フィルタ回路12を具備するものであっても良い。第1フィルタ回路12は、第1エレメント10に接続されるものである。また、第1フィルタ回路12は、第1周波数帯の信号を通過させるものである。具体的には、第1フィルタ回路12は、例えばローパスフィルタ回路であれば良い。第1フィルタ回路12を出力端子OUT1に直列に挿入することで、第1周波数帯の信号のみを出力端子OUT1に出力させることが可能となる。これにより、例えば第2周波数帯の信号を出力端子OUT1側に流さないようにできるため、第1エレメント10と第2エレメント20とのアイソレーションを高めることが可能となる。したがって、第1エレメント10と第2エレメント20を近傍に配置したとしても、双方の周波数帯域での干渉による感度劣化を防止可能である。なお、図示例では、ノイズ発生源と第1エレメント10と第2エレメント20との位置関係によっては、第2エレメント20のほうが第1エレメント10よりも小さくできる例を示したが、上述の図示例のように、第2エレメントのほうが大きいものであっても良い。
また、本発明の車載アンテナ装置は、さらに、第2フィルタ回路22を具備するものであっても良い。第2フィルタ回路22は、第2周波数帯の信号を通過させるものである。具体的には、第2フィルタ回路22は、例えばハイパスフィルタ回路であれば良い。第2フィルタ回路22を出力端子OUT2に直列に挿入することで、第2周波数帯の信号のみを出力端子OUT2に出力させることが可能となる。これにより、例えば第1周波数帯の信号を出力端子OUT2側に流さないようにできるため、第1エレメント10と第2エレメント20とのアイソレーションをより高めることが可能となる。したがって、第1エレメント10と第2エレメント20を近傍に配置したとしても、双方の周波数帯域での干渉による感度劣化を防止可能である。なお、減衰回路21を第2フィルタ回路22として共用しても良い。
また、図示例のように、第1周波数帯の信号を増幅するためのアンプ回路13や、第2周波数帯の信号を増幅するためのアンプ回路23が設けられても良い。アンプ回路13,23は、受信信号を増幅するのに用いられれば良い。
さらに、図4に示される例では、第2エレメント20に共振用コイル24が接続されるものを表した。共振用コイル24は、第2エレメント20を第2周波数帯の信号に同調させるために用いられる。これは、第2周波数帯の信号に同調するにはエレメント長が足りない場合に、共振用コイル24でリアクタンスを調整するものであり、これにより第2エレメント20が第2周波数帯の信号に同調可能となる。
また、図5に示されるように、共振用コイル24を複数のコイルを選択的に接続可能なものとしても良い。図5は、本発明の車載アンテナ装置の他の具体例を説明するための概略斜視図である。図中、図4と同一の符号を付した部分は同一物を表している。図示の通り、本発明の車載アンテナ装置は、第2エレメント20を複数の周波数帯の信号に同調させるための複数の共振用コイル24が第2エレメント20に接続されていても良い。図示例では、複数の共振用コイル24を選択的に接続可能なスイッチを用いている。このように構成されることで、第2エレメント20を、第2周波数帯だけでなく他の周波数帯の信号に同調させるようにすることも可能となる。
図6は、本発明の車載アンテナ装置の他の例を説明するための概略斜視図である。図中、図1等と同一の符号を付した部分は同一物を表している。図示の通り、本発明の車載アンテナ装置は、回路基板30を有している。回路基板30には、例えば第1周波数帯や第2周波数帯の信号を増幅するアンプ回路13,23が載置されれば良い。また、回路基板30には、減衰回路21や共振用コイル24、第1フィルタ回路12、第2フィルタ回路22等が載置されていても良い。
そして、図示例のように、回路基板30は、第1エレメント10と第2エレメント20の間に配置されても良い。第1エレメント10と第2エレメント20の間の距離は、容量結合が起きない程度に離して配置されるため、ある程度のスペースを設けることが可能である。本発明の車載アンテナ装置では、このスペースを利用して回路基板30を配置している。これにより、回路基板30を配置する面積を別途提供する必要が無くなるので、第1エレメント10や第2エレメント20の面積分の大きさの車載アンテナ装置が実現できる。したがって、ノイズ遮蔽効果を有したまま小型化が可能となる。
さらに、図示例のように、パッチアンテナ等、さらに別のエレメントを設けても良い。即ち、パッチアンテナである第3エレメント40を設けても良い。第3エレメント40は、第3周波数帯に対応するものであれば良い。第3エレメント40は、例えばセラミックス等を用いた円偏波を用いる誘電体型パッチアンテナであれば良い。具体的には、例えばUHF帯等を共振周波数とするGPS用やGLONASS用、SDARS用等のパッチアンテナであれば良い。なお、第3エレメント40は、図6の例に限らず、他の図示例のものと共に用いても勿論良い。本発明の車載アンテナ装置は、このようにさらに複数の周波数帯に対応するように構成することも可能である。
次に、図7を用いて本発明の車載アンテナ装置に、本願出願人と同一出願人による特開2018−121143に開示のようなパッチアンテナを追加した例を説明する。図7は、本発明の車載アンテナ装置の他の例を説明するための概略斜視図である。図中、図1等と同一の符号を付した部分は同一物を表している。図示の通り、本発明の車載アンテナ装置は、パッチアンテナである第3エレメント40がさらに設けられている例である。この第3エレメントが、第1エレメント10と第2エレメント20の間に配置されている。そして、第1エレメント10が、第3エレメントに対する導波部15を有している。導波部15は、第3エレメント40の導波器としても機能する略正方形状の導電性面状体部分をいう。導波部15を設けることにより、第3エレメント40を第1エレメント10と第2エレメント20の間に配置しても、第3エレメント40の利得を向上可能となる。図示例では、長方形状の第1エレメント10を、第3エレメント40から見て電気的に複数の略正方形状の導電性面状体にスタブ16を用いて分けることで、導波部15が形成されている。スタブ16は、電流の向きが互いに相殺される向きに流れるように第1エレメント10に互い違いに設けられる複数のスリット17からなる折り返しパターンにより形成されている。互い違いに設けられる複数のスリット17を設けることにより、スリット17の設けられた周辺では電流の向きが互いに相殺される向きとなる。これにより、第3エレメント40のUHF帯等の第3周波数帯では、第1エレメント10は、複数の略正方形状のブロックに分けられたものとして振る舞う。このように構成することにより、本発明の車載アンテナ装置は、第3エレメント40を配置する面積を別途設ける必要が無くなるため、第1エレメント10や第2エレメント20の面積分の大きさの車載アンテナ装置が実現できる。したがって、ノイズ遮蔽効果を有したまま小型化が可能となる。なお、導波部の他の具体例については、本願出願人と同一出願人による特開2018−121143に詳細が記載されているため、本願では詳説を省略する。
次に、図8を用いて本発明の車載アンテナ装置に、本願出願人と同一出願人による特願2018−136488に開示のようなダイポールアンテナを追加した例を説明する。図8は、本発明の車載アンテナ装置のエレメントの他の例を説明するための概略斜視図である。図中、図1等と同一の符号を付した部分は同一物を表している。この例は、本発明の車載アンテナ装置をエレメント共有複合アンテナ装置に応用したものである。エレメント共有複合アンテナ装置は、ダイポールアンテナの一方のエレメントをモノポールアンテナとしても用いることで、複数の周波数帯の信号を受信可能としたものである。図示の通り、この例の本発明の車載アンテナ装置は、さらに、第2周波数帯よりも高い第4周波数帯に対応するように、第2エレメント20を一部に用いるダイポールアンテナ50の一部である第4エレメント51を有するものである。モノポールアンテナである第2エレメント20は、上述の図示例と同様に、第2周波数帯の信号に対応する共振アンテナであり、例えばラジオのFM周波数帯であれば良い。また、第2エレメント20を第2周波数帯の信号に同調させるための共振用コイル24が出力端子OUT2に直列に接続された例を示したが、共振用コイル24は、第2周波数帯の信号に対してエレメント長が十分足りている場合には省略可能である。また、同軸ケーブル1の内部導体が出力端子OUT2に接続され、外部導体がグラウンドに接地されている。ダイポールアンテナ50は、第2周波数帯よりも高い第4周波数帯に対応するように構成される。第4周波数帯としては、例えばデジタルテレビジョン放送(DTV)用の周波数帯等であれば良い。なお、ダイポールアンテナ50は、DTV用のものには限定されず、DAB(BANDIII)用の周波数帯であっても良い。さらに、携帯電話用の周波数帯であっても良い。ダイポールアンテナ50は、第2エレメント20を一部に用いたものである。即ち、第2エレメント20と第4エレメント51により、ダイポールアンテナ50が構成されている。第2エレメント20から分岐している出力端子OUT3は、ダイポールアンテナ50用の給電部であり、同軸ケーブル2の内部導体に接続されている。また、同軸ケーブル2の外部導体がグラウンドに接地されている。さらに、第4エレメント51が、同軸ケーブル2の外部導体に接続されている。即ち、ダイポールアンテナ50の2つのエレメントうち、同軸ケーブル2の内部導体が接続される第2エレメント20が、モノポールアンテナとして共用されるエレメントとなる。なお、他の具体例については、本願出願人と同一出願人による特願2018−136488に詳細が記載されているため、本願では詳説を省略する。本発明の車載アンテナ装置は、例えば第2エレメント20をFM周波数帯用のエレメントとした場合、ある程度大きな面積を有することになるため、ダイポールアンテナとしてのアンテナ特性も良好となる。
なお、図8では、第2エレメント20をダイポールアンテナ50の一部として利用する例を図示したが、本発明はこれに限定されず、第1エレメント10をダイポールアンテナの一部として利用しても良い。即ち、本発明の車載アンテナ装置は、エレメント共有複合アンテナ装置として、さらに、第2周波数帯よりも高い第4周波数帯に対応するように、第1エレメント10を一部に用いるダイポールアンテナの一部である第5エレメントを具備するものであっても良い。上述の通り、第4周波数帯としては、例えばデジタルテレビジョン放送(DTV)用の周波数帯等であれば良い。本発明の車載アンテナ装置は、例えば第1エレメント10をAM周波数帯用のエレメントとした場合、第2エレメント20よりも上方にダイポールアンテナが位置することになるため、ダイポールアンテナとしてのアンテナ特性も良好となる。
次に、図9を用いて本発明の車載アンテナ装置のエレメントの他の例を説明する。図9は、本発明の車載アンテナ装置のエレメントの他の例を説明するための概略斜視図である。図中、図1等と同一の符号を付した部分は同一物を表している。この例は、上述の図示例に対して、さらに第6エレメント70を有するものである。第6エレメント70は、第5周波数に対応するものであれば良い。第5周波数帯は、例えばTEL用の周波数帯であれば良い。第6エレメント70は、共振アンテナとして機能するように、第6エレメント70のエレメント長が調整されれば良い。なお、エレメント長が足りない場合等には、適宜コイル等を用いてリアクタンスが調整されれば良い。図示の通り、第6エレメント70は、第1エレメント10の側方近傍に配置されれば良い。そして、第2エレメント20は、第1エレメント10と第6エレメント70の2つのエレメントに対して、ノイズ発生源からのノイズを遮蔽する位置に配置されている。図示例では、第6エレメント70が第1エレメント10と面一に配置されている例を示したが、本発明はこれに限定されず、高さが異なっていたり平面の角度が異なっていたりしても良い。また、第1エレメント10と第6エレメント70は、平行でなくても良い。さらに、図示例では、第2エレメント20が平面板状体ではなく、短辺方向から見てV字形状になるように屈曲しているものを示した。しかしながら、本発明はこれに限定されず、ノイズ遮蔽機能を有するものであれば、上述の図示例と同様に平面板状体であっても良い。
また、第2エレメント20に接続される減衰回路21は、第1周波数帯の信号及び/又は第5周波数帯の信号を減衰させるものであれば良い。これにより、第1エレメント10及び/又は第6エレメント70に対する第2エレメント20の遮蔽効果を高めることが可能となる。
また、図10を用いて本発明の車載アンテナ装置のエレメントの他の例を説明する。図10は、本発明の車載アンテナ装置のエレメントの他の例を説明するための概略斜視図である。図中、図1等と同一の符号を付した部分は同一物を表している。この例は、図1や図2の例に対して、さらに第6エレメント70を有するものである。第6エレメント70は、第5周波数に対応するものであれば良い。第5周波数帯は、例えばTEL用の周波数帯であれば良い。第6エレメント70は、共振アンテナとして機能するように、第6エレメント70のエレメント長が調整されれば良い。なお、エレメント長が足りない場合等には、適宜コイル等を用いてリアクタンスが調整されれば良い。図示の通り、第6エレメント70は、第2エレメント20の側方近傍に配置されている。そして、第2エレメント20及び第6エレメント70の少なくともどちらか一方が、第1エレメント10に対するノイズ発生源からのノイズを遮蔽する位置に配置されれば良い。図示例では、第6エレメント70が第2エレメント20と面一に配置されている例を示したが、本発明はこれに限定されず、高さが異なっていたり平面の角度が異なっていたりしても良い。また、第2エレメント20と第6エレメント70は、平行でなくても良い。また、第2エレメント20や第6エレメント70は、図9のように短辺方向から見てV字形状になるように屈曲しているものであっても良い。
図示例では、第2エレメント20の遮蔽効果を高めるように、第2エレメント20に減衰回路21が接続されている例を示した。しかしながら、本発明はこれに限定されず、第6エレメント70が第1エレメント10に対する遮蔽効果を有するように配置された場合、第6エレメント70に対して、第1周波数帯の信号を減衰させる減衰回路を接続しても良い。これにより、第1エレメント10に対する第6エレメント70の遮蔽効果を高めることが可能となる。また、第2エレメント20と第6エレメント70の両方に対して減衰回路を接続しても良い。
上述の通り、本発明の車載アンテナ装置は、第1エレメント10や第2エレメント20を、メアンダ形状やスパイラル形状、空間充填曲線形状等、種々の形状とすることが可能である。一例として、図11に、格子状のエレメントとした例を示す。図11は、本発明の車載アンテナ装置のエレメントを格子状に構成した例を説明するための概略斜視図である。図中、図1等と同一の符号を付した部分は同一物を表している。図示の通り、第1エレメント10と第2エレメント20は、それぞれ導電線を用いて格子状(メッシュ状)に構成されている。第1エレメント10と第2エレメント20は、例えば絶縁性の支持部材60を用いてその間隔が適宜固定されれば良い。このように構成されることで、平面板状体の導電体と比べてエレメントの軽量化を図ることも可能となる。なお、図示例では、第1エレメント10と第2エレメント20の両方が格子状に構成された例を示したが、本発明はこれに限定されず、一方のみが格子状に構成されていても勿論良い。また、図示例の第2エレメント20は、短辺方向から見てV字形状になるように屈曲しているものを示したが、平面状であっても良い。
なお、本発明の車載アンテナ装置は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 同軸ケーブル
2 同軸ケーブル
10 第1エレメント
12 第1フィルタ回路
13 アンプ回路
15 導波部
16 スタブ
17 スリット
20 第2エレメント
21 減衰回路
22 第2フィルタ回路
23 アンプ回路
24 共振用コイル
25 ブラケット形状
30 回路基板
40 第3エレメント
50 ダイポールアンテナ
51 第4エレメント
60 支持部材
70 第6エレメント

Claims (19)

  1. ノイズを発生するノイズ発生源を有する車両の、ノイズ発生源からのノイズを受ける位置に設置される車載アンテナ装置であって、該車載アンテナ装置は、
    第1周波数帯に対応する容量アンテナである第1エレメントと、
    平面状の面部を有し、車両のノイズ発生源と第1エレメントとの間であって第1エレメントに対する車両のノイズ発生源からのノイズを面部の面で遮蔽する位置に配置され第1エレメントに対する車両のノイズ発生源からのノイズを遮蔽すると共に、第1周波数帯よりも高い第2周波数帯に対応する共振アンテナである第2エレメントと、
    を具備することを特徴とする車載アンテナ装置。
  2. 請求項1に記載の車載アンテナ装置であって、さらに、前記第2エレメントに接続され、第1周波数帯の信号を減衰させる減衰回路を具備することを特徴とする車載アンテナ装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車載アンテナ装置において、前記第1エレメントは、板状体からなり、第2エレメントは、第1エレメントよりも大きい面積を有する板状体からなることを特徴とする車載アンテナ装置。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れかに記載の車載アンテナ装置であって、さらに、前記第1エレメントに接続され、第1周波数帯の信号を通過させる第1フィルタ回路を具備することを特徴とする車載アンテナ装置。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れかに記載の車載アンテナ装置であって、さらに、前記第2エレメントに接続され、第2周波数帯の信号を通過させる第2フィルタ回路を具備することを特徴とする車載アンテナ装置。
  6. 請求項1乃至請求項5の何れかに記載の車載アンテナ装置において、前記第1エレメントがAM波帯に対応し、第2エレメントがFM波帯に対応することを特徴とする車載アンテナ装置。
  7. 請求項1乃至請求項6の何れかに記載の車載アンテナ装置であって、さらに、前記第2エレメントに接続され、第2エレメントを第2周波数帯の信号に同調させるための共振用コイルを具備することを特徴とする車載アンテナ装置。
  8. 請求項1乃至請求項6の何れかに記載の車載アンテナ装置であって、さらに、前記第2エレメントに接続され、第2エレメントを複数の周波数帯の信号に同調させるための複数の共振用コイルを具備することを特徴とする車載アンテナ装置。
  9. 請求項1乃至請求項8の何れかに記載の車載アンテナ装置において、前記第1周波数帯及び/又は第2周波数帯の信号を増幅するアンプ回路が載置される回路基板を具備することを特徴とする車載アンテナ装置。
  10. 請求項9に記載の車載アンテナ装置において、前記回路基板は、第1エレメントと第2エレメントの間に配置されることを特徴とする車載アンテナ装置。
  11. 請求項1乃至請求項10の何れかに記載の車載アンテナ装置であって、さらに、第3周波数帯に対応するパッチアンテナである第3エレメントを具備することを特徴とする車載アンテナ装置。
  12. 請求項11に記載の車載アンテナ装置において、前記第3エレメントは、第1エレメントと第2エレメントの間に配置され、
    前記第1エレメントは、第3エレメントに対する導波部を有する、
    ことを特徴とする車載アンテナ装置。
  13. 請求項1乃至請求項12の何れかに記載の車載アンテナ装置であって、さらに、第2周波数帯よりも高い第4周波数帯に対応するように、第2エレメントを一部に用いるダイポールアンテナである第4エレメントを具備することを特徴とする車載アンテナ装置。
  14. 請求項1乃至請求項12の何れかに記載の車載アンテナ装置であって、さらに、第2周波数帯よりも高い第4周波数帯に対応するように、第1エレメントを一部に用いるダイポールアンテナである第5エレメントを具備することを特徴とする車載アンテナ装置。
  15. 請求項1乃至請求項14の何れかに記載の車載アンテナ装置において、前記第2エレメントは、車両の樹脂部に固定するためのブラケット形状を有することを特徴とする車載アンテナ装置。
  16. 請求項1乃至請求項15の何れかに記載の車載アンテナ装置であって、さらに、前記第1エレメントの側方近傍に配置され、第5周波数帯に対応する第6エレメントを具備し、
    前記第2エレメントは、車両のノイズ発生源と、第1エレメント及び第6エレメントとの間であって第1エレメント及び第6エレメントに対する車両のノイズ発生源からのノイズを面部の面で遮蔽する位置に配置されノイズを遮蔽する、
    ことを特徴とする車載アンテナ装置。
  17. 請求項16に記載の車載アンテナ装置であって、さらに、前記第2エレメントに接続され、第1周波数帯の信号及び/又は第5周波数帯の信号を減衰させる減衰回路を具備することを特徴とする車載アンテナ装置。
  18. 請求項1乃至請求項17の何れかに記載の車載アンテナ装置であって、さらに、平面状の面部を有し、車両のノイズ発生源と第1エレメントとの間であって前記第2エレメントの側方近傍に配置され、第5周波数帯に対応する第6エレメントを具備し、
    前記第6エレメントは、第1エレメント対する車両のノイズ発生源からのノイズを面部の面で遮蔽する位置に配置されノイズを遮蔽する、
    ことを特徴とする車載アンテナ装置。
  19. 請求項18に記載の車載アンテナ装置であって、さらに、前記第6エレメントに接続され、第1周波数帯の信号を減衰させる減衰回路を具備することを特徴とする車載アンテナ装置。
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