JP6610944B2 - 制御装置一体型回転電機 - Google Patents

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Description

本発明は、回転電機と、制御装置とを備えた制御装置一体型回転電機に関する。
従来、回転電機と、制御装置とを備えた制御装置一体型回転電機として、例えば以下に示す特許文献1に開示されている制御装置一体型回転電機がある。
この制御装置一体型回転電機は、回転電機と、制御装置とを備えている。制御装置は、回転電機に交流を供給するインバータ回路と、回転電機から供給される交流を整流する整流回路とを備えている。制御装置は、インバータ回路及び整流回路を構成するパワーアセンブリと、電源端子アセンブリとを備えている。
パワーアセンブリは、インバータ回路及び整流回路を構成する部品の集合体である。パワーアセンブリは、パワーモジュールと、ヒートシンクと、配線アセンブリとを備えている。パワーモジュールは、6つのスイッチング素子を有している。ヒートシンクは、パワーモジュールの発生した熱を放熱するための部材である。配線アセンブリは、パワーモジュールを接続するための配線を樹脂で固定して構成される部材である。パワーモジュールは、配線アセンブリの配線に接続された状態で、配線アセンブリに固定されている。ヒートシンクは、パワーモジュールと絶縁された状態で、パワーモジュールの近傍に固定されている。電源端子アセンブリは、バッテリの正極からの配線を接続するための電源端子と、電源端子をパワーモジュールに接続するための配線とを樹脂で固定して構成される部材である。パワーアセンブリ及び電源端子アセンブリは、隣接した状態で、ボルトによって回転電機のハウジングの軸方向端面に固定されている。
特許第5528505号公報
前述した制御装置一体型回転電機では、バッテリの正極からの配線を接続するための電源端子が、電源端子アセンブリとして独立して設けられている。そのため、部品点数が増加してしまう。それに伴って、組付け工数も増加してしまう。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、部品点数や組付け工数を削減することができる制御装置一体型回転電機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明は、回転電機と、複数のスイッチング素子を備え、回転電機に交流を供給するインバータ回路、及び、回転電機から供給される交流を整流する整流回路を構成する複数のスイッチング素子モジュールと、スイッチング素子モジュールを電気的に接続するための複数種類のバスバーを樹脂で固定するとともに、電源の正極からの配線を接続するための電源端子が所定のバスバーに接続されている電源端子一体型バスバーアセンブリと、スイッチング素子モジュールを電気的に接続するための複数種類のバスバーを樹脂で固定した複数のバスバーアセンブリと、を有し、複数のバスバーアセンブリのうち、第1のバスバーアセンブリと第2のバスバーアセンブリは、隣接した状態で配置され、共通のボルトによって回転電機のハウジングに固定されている。
この構成によれば、電源端子は、電源端子一体型バスバーアセンブリに、バスバーとともに設けられている。そのため、部品点数や組付け工数を削減することができる。
実施形態における制御装置一体型回転電機の軸方向断面図である。 制御装置側から見た実施形態における制御装置一体型回転電機の平面図である。 カバーを外した状態において制御装置側から見た実施形態における制御装置一体型回転電機の平面図である。 図3に示す電源端子一体型パワーアセンブリの平面図である。 実施形態における制御装置一体型回転電機の回路図である。 図4に示す固定部材周辺の側面図である。 図3における一方のパワーアセンブリの平面図である。 図3における他方のパワーアセンブリの平面図である。 電源端子一体型パワーアセンブリ及びパワーアセンブリが配置されるハウジングの平面図である。 電源端子一体型パワーアセンブリ及びパワーアセンブリを配置した状態における平面図である。 制御装置側から見た変形形態における制御装置一体型回転電機の平面図である。
次に、実施形態を挙げ、本発明をより詳しく説明する。本実施形態では、本発明に係る制御装置一体型回転電機を、車両に搭載される制御装置一体型回転電機に適用した例を示す。
図1〜図10を参照して実施形態の制御装置一体型回転電機の構成について説明する。
図1に示す制御装置一体型回転電機1は、車両に搭載され、バッテリから電力が供給されることで、車両を駆動するための駆動力を発生する装置である。また、車両のエンジンから駆動力が供給されることで、バッテリを充電するための電力を発生する装置でもある。制御装置一体型回転電機1は、回転電機10と、制御装置11とを備えている。
回転電機10は、電力が供給されることで、車両を駆動するための駆動力を発生する機器である。また、エンジンから駆動力が供給されることで、バッテリを充電するための電力を発生する機器でもある。回転電機10は、ハウジング100と、固定子101と、回転子102と、スリップリング103と、ブラシ104とを備えている。
ハウジング100は、固定子101及び回転子102を収容するとともに、回転子102を回転可能に支持する部材である。また、制御装置11が固定される部材でもある。
固定子101は、磁路の一部を構成するとともに、電流が流れることで回転磁界を発生する部材である。また、磁路の一部を構成するとともに、後述する回転子102の発生する磁束と鎖交することで交流を発生する部材でもある。固定子101は、固定子コア101aと、固定子巻線101bとを備えている。
回転子102は、磁路の一部を構成するとともに、電流が流れることで磁極を形成する部材である。回転子102は、回転軸102aと、回転子コア102bと、回転子巻線102cとを備えている。
スリップリング103及びブラシ104は、回転子巻線102cに直流を供給する部材である。スリップリング103は、絶縁部材を介して回転軸102aの外周面に固定されている。ブラシ104は、バネ104aによって回転軸102a側に押圧され、端面をスリップリング103の外周面に接触させた状態でブラシホルダに保持されている。
制御装置11は、回転電機10に駆動力を発生させるために、バッテリから回転電機10に供給される電力を制御する装置である。また、バッテリを充電するために、回転電機10の発生した電力を変換してバッテリに供給する装置でもある。回転電機10に交流を供給するインバータ回路と、回転電機10から供給される交流を整流する整流回路を備えた装置である。図2及び図3に示すように、制御装置11は、電源端子一体側パワーアセンブリ110と、パワーアセンブリ111、112と、カバー113とを備えている。
図3に示す電源端子一体型パワーアセンブリ110は、インバータ回路及び整流回路を構成する部品の集合体である。図3及び図4に示すように、電源端子一体型パワーアセンブリ110は、パワーモジュール110aと、ヒートシンク110bと、電源端子一体型バスバーアセンブリ110cとを備えている。
パワーモジュール110aは、図5に示すように、インバータ回路及び整流回路を構成する4つのスイッチング素子、MOSFET110d〜110gを有するスイッチング素子モジュールである。MOSFET110d、110e及びMOSFET110f、110gは、それぞれ直列接続されている。MOSFET110d、110fのソースがMOSFET110e、110gのドレインにそれぞれ接続されている。
図3及び図4に示すヒートシンク110bは、パワーモジュール110aの発生した熱を放熱するための金属からなる部材である。
電源端子一体型バスバーアセンブリ110cは、パワーモジュール110aを配線するための部品の集合体である。具体的には、図5に示すように、パワーモジュール110aを配線するための後述するバスバー110h〜111kを樹脂で固定するとともに、後述する電源端子110lが所定のバスバー110hに接続されている部材である。図4に示すように、電源端子一体型バスバーアセンブリ110cは、バスバー110h〜110kと、電源端子110lと、固定部材110mとを備えている。
図5に示すように、バスバー110hは、MOSFET110d、110fのドレインをバッテリB1の正極に配線するための板状の金属からなる部材である。バスバー110iは、MOSFET110e、110gのソースを接地された回転電機10のハウジング100に配線することで、接地されたバッテリB1の負極に配線するための板状の金属からなる部材である。バスバー110jは、MOSFET110d、110eの直列接続点を、固定子巻線101bを構成する第1巻線101cに配線するための板状の金属からなる部材である。バスバー110kは、MOSFET110f、110gの直列接続点を、固定子巻線101bを構成する第1巻線101cに配線するための板状の金属からなる部材である。図4に示すように、バスバー110h〜110kは、所定の間隔をあけた状態で、樹脂で一体的に固定されている。
図3及び図4に示す電源端子110lは、図5に示すように、バッテリB1の正極からの配線を接続するための金属からなるボルト状の部材である。図3及び図4に示す固定部材110mは、電源端子110lを固定するための板状の金属からなる部材である。図6に示すように、固定部材110mは、電源端子110lに接続されるバスバー110hに接触した状態で、バスバー110h〜110kとともに樹脂で一体的に固定されている。電源端子110lは、ナット110nによって、バスバー110hの接触した固定部材110mに固定されている。その結果、バスバー110hが、固定部材110mに接触した状態で、電源端子110lによって固定部材110mに固定され、電源端子110lに接続される。
図4に示すように、パワーモジュール110aは、バスバー110h〜110kに接続された状態で、電源端子一体型バスバーアセンブリ110cに固定されている。ヒートシンク110bは、パワーモジュール110aに固定されている。
図3に示すパワーアセンブリ111は、インバータ回路及び整流回路を構成する部品の集合体である。図3及び図7に示すように、パワーアセンブリ111は、パワーモジュール111aと、ヒートシンク111bと、バスバーアセンブリ111cとを備えている。
パワーモジュール111aは、図5に示すように、インバータ回路及び整流回路を構成する4つのスイッチング素子、MOSFET111d〜111gを有するスイッチング素子モジュールである。MOSFET111d、111e及びMOSFET111f、111gは、それぞれ直列接続されている。MOSFET111d、111fのソースがMOSFET111e、111gのドレインにそれぞれ接続されている。
図3及び図7に示すヒートシンク111bは、パワーモジュール111aの発生した熱を放熱するための金属からなる部材である。
バスバーアセンブリ111cは、パワーモジュール111aを配線するための部品の集合体である。具体的には、パワーモジュール111aを配線するための後述するバスバー111h〜111kを樹脂で固定した部材である。図7に示すように、バスバーアセンブリ111cは、バスバー111h〜111kを備えている。
図5に示すように、バスバー111hは、MOSFET111d、111fのドレインを、バスバー110hを介してバッテリB1の正極に配線するための板状の金属からなる部材である。バスバー111iは、MOSFET111e、111gのソースを、バスバー110iを介して接地された回転電機10のハウジング100に配線することで、接地されたバッテリB1の負極に配線するための板状の金属からなる部材である。バスバー111jは、MOSFET111d、111eの直列接続点を、固定子巻線101bを構成する第1巻線101cに配線するための板状の金属からなる部材である。バスバー111kは、MOSFET111f、111gの直列接続点を、固定子巻線101bを構成する第2巻線101dに配線するための板状の金属からなる部材である。図7に示すように、バスバー111h〜111kは、所定の間隔をあけた状態で、樹脂で一体的に固定されている。
パワーモジュール111aは、バスバー111h〜111kに接続された状態で、バスバーアセンブリ111cに固定されている。ヒートシンク111bは、パワーモジュール111aに固定されている。
図3に示すパワーアセンブリ112は、インバータ回路及び整流回路を構成する部品の集合体である。図3及び図8に示すように、パワーアセンブリ112は、パワーモジュール112aと、ヒートシンク112bと、バスバーアセンブリ112cとを備えている。
パワーモジュール112aは、図5に示すように、インバータ回路及び整流回路を構成する4つのスイッチング素子、MOSFET112d〜112gを有するスイッチング素子モジュールである。MOSFET112d、112e及びMOSFET112f、112gは、それぞれ直列接続されている。MOSFET112d、112fのソースがMOSFET112e、112gのドレインにそれぞれ接続されている。
図3及び図8に示すヒートシンク112bは、パワーモジュール112aの発生した熱を放熱するための金属からなる部材である。
バスバーアセンブリ112cは、パワーモジュール112aを配線するための部品の集合体である。具体的には、パワーモジュール112aを配線するための後述するバスバー112h〜112kを樹脂で固定した部材である。図8に示すように、バスバーアセンブリ112cは、バスバー112h〜112kを備えている。
図5に示すように、バスバー112hは、MOSFET112d、112fのドレインを、バスバー110h、111hを介してバッテリB1の正極に配線するための板状の金属からなる部材である。バスバー112iは、MOSFET112e、112gのソースを、バスバー110i、111iを介して接地された回転電機10のハウジング100に配線することで、接地されたバッテリB1の負極に配線するための板状の金属からなる部材である。バスバー112jは、MOSFET112d、112eの直列接続点を、固定子巻線101bを構成する第2巻線101dに配線するための板状の金属からなる部材である。バスバー112kは、MOSFET112f、112gの直列接続点を、固定子巻線101bを構成する第2巻線101dに配線するための板状の金属からなる部材である。図8に示すように、バスバー112h〜112kは、所定の間隔をあけた状態で、樹脂で一体的に固定されている。
パワーモジュール112aは、バスバー112h〜112kに接続された状態で、バスバーアセンブリ112cに固定されている。ヒートシンク112bは、パワーモジュール112aに固定されている。
電源端子一体型パワーアセンブリ110及びパワーアセンブリ111、112は、図9に示す回転電機10のハウジング100の軸方向端面に、図10に示すように、電源端子一体型バスバーアセンブリ110c及びバスバーアセンブリ111c、112cがU字状に隣接した状態で配置される。そして、図3に示すように、ボルト114によって回転電機10のハウジング100に固定されている。
図4、図7及び図8に示すバスバー110h、111h及びバスバー111h、112hは、図5に示すようにそれぞれ接続されている。図4、図7及び図8に示すバスバー110i、111i及びバスバー111i、112iは、図5に示すようにそれぞれ接続されている。図4に示すバスバー110iは、車体に固定された回転電機10のハウジング100に接続され、車体を介して図5に示すようにバッテリB1の負極に接続されている。図4、図7及び図8に示すバスバー110j、110k、111jは、図5に示すように、固定子巻線101bを構成する第1巻線101cに接続されている。図4、図7及び図8に示すバスバー111k、112j、112kは、図5に示すように、固定子巻線101bを構成する第2巻線101dに接続されている。
図2に示すように、カバー113は、電源端子一端型パワーアセンブリ110及びパワーアセンブリ111、112を覆う樹脂からなる部材である。カバー113は、電源端子110lの一端部を外部に露出させた状態で、電源端子一端型パワーアセンブリ110及びパワーアセンブリ111、112を覆うようにハウジング100に固定されている。
次に、図1及び図5を参照して制御装置一体型回転電機の動作について説明する。まず、車両を駆動するための駆動力を発生する際の動作について説明する。
車両においてイグニッションスイッチがオン状態になると、図1に示すブラシ104及びスリップリング103を介して回転子巻線102cに直流が供給される。回転子巻線102cに直流が供給されると、回転子102の外周面に磁極が形成される。車両においてイグニッションスイッチがオン状態になると、図5に示すように、バッテリB1からパワーモジュール110a、111a、112aに直流が供給される。インバータ回路を構成するMOSFET110d〜110g、111d、111eは、バッテリB1から供給される直流を3相交流に変換するように、所定のタイミングでスイッチングする。また、インバータ回路を構成するMOSFET111f、111g、112d〜112gは、バッテリB1から供給される直流を3相交流に変換するように、所定のタイミングでスイッチングする。その結果、第1巻線101c及び第2巻線101dにそれぞれ3相交流が供給される。これにより、回転電機10は、車両を駆動するための駆動力を発生する。
次に、バッテリを充電するための電力を発生する際の動作について説明する。
図1に示す回転子巻線102cに直流が供給され、回転子102の外周面に磁極が形成されている状態において、エンジンから駆動力が供給されると、第1巻線101c及び第2巻線101dは、それぞれ3相交流を発生する。整流回路を構成するMOSFET110d〜110g、111d、111eは、第1巻線101cの発生する3相交流を整流するように、所定のタイミングでスイッチングする。整流回路を構成するMOSFET111f、111g、112d〜112gは、第2巻線101dの発生する3相交流を整流するように、所定のタイミングでスイッチングする。その結果、第1巻線101c及び第2巻線101dの発生する3相交流が直流に変換され、バッテリB1に供給される。これにより、バッテリB1は、回転電機10の発生した電力によって充電される。
次に、実施形態の制御装置一体型回転電機の効果について説明する。
前述したように、従来の制御型一体型回転電機では、電源端子とバスバーがそれぞれ別々のアセンブリとして設けられている。しかし、実施形態によれば、制御装置11は、電源端子一体型バスバーアセンブリ110cと、バスバーアセンブリ111c、112cとを備えている。電源端子一体型バスバーアセンブリ110cは、MOSFET110d〜110gを配線するためのバスバー110h〜111kを樹脂で固定するとともに、電源端子110lが所定のバスバー110hに接続されている部材である。つまり、電源端子110lは、電源端子一体型バスバーアセンブリ110cにバスバー110h〜110kとともに設けられている。そのため、従来に比べ、部品点数や組付け工数を削減することができる。
実施形態によれば、電源端子一体型バスバーアセンブリ110cは、固定部材110mを備えている。固定部材110mは、バスバー110h〜110kとともに樹脂で固定され、電源端子110lを固定するための板状の金属からなる部材である。電源端子110lに接続されるバスバー110hは、固定部材110mに接触した状態で電源端子110lによって固定部材110mに固定されている。そのため、バスバー110hを固定部材110mに固定するボルトを別途用意する必要がない。従って、さらに部品点数や組付け工数を削減することができる。
実施形態によれば、制御装置11は、パワーモジュール110a、111a、112aと、電源端子一体型バスバーアセンブリ110cと、バスバーアセンブリ111c、112cとを備えている。電源端子一体型バスバーアセンブリ110cは、パワーモジュール110aを配線するための部品の集合体である。バスバーアセンブリ111cは、パワーモジュール111aを配線するための部品の集合体である。バスバーアセンブリ112cは、パワーモジュール112aを配線するための部品の集合体である。つまり、電源端子一体型バスバーアセンブリ110c及びバスバーアセンブリ111c、112は、パワーモジュール110a、111a、112a毎に設けられている。そのため、製造時においてパワーモジュールが不良であった場合、不良であるパワーモジュールと、それが固定されている電源端子一体型バスバーアセンブリ又はバスバーアセンブリを交換すればよい。従って、製造時における無駄な部品の廃棄を抑えることができる。
実施形態によれば、電源端子一体型バスバーアセンブリ110c及びバスバーアセンブリ111c、112cは、ボルト114によって隣接した状態で回転電機10のハウジング100に固定されている。そのため、電源端子一体型バスバーアセンブリ110c及びバスバーアセンブリ111c、112cを隣接した状態で固定するボルトと、隣接した状態で固定された電源端子一体型バスバーアセンブリ110c及びバスバーアセンブリ111c、112cを回転電機10のハウジング100に固定するボルトを、別々に設ける必要がない。従って、さらに部品点数や組付け工数を削減することができる。また、電源端子一体型バスバーアセンブリ111c及びバスバーアセンブリ111c、112が隣接しているため、これらの間でのバスバー同士を容易に接続することができる。従って、組付け時間を短縮することができる。
なお、実施形態では、電源端子一体型バスバーアセンブリ110c及びバスバーアセンブリ111c、112cがボルト114によって回転電機10のハウジング100に固定され、カバー113がパワーモジュール110a、111a、112b、ヒートシンク110b、111b、112b、電源端子一端型パワーアセンブリ110及びパワーアセンブリ111、112を覆うようにハウジング100に固定されている例を挙げているが、これに限られるものではない。図11に示すように、カバー115は、ボルト114によって電源端子一体型バスバーアセンブリ110c及びバスバーアセンブリ111c、112cとともに回転電機10のハウジング100に固定するようにしてもよい。この場合、カバー115を固定するボルト等を別途設ける必要がない。そのため、さらに部品点数や組付け工程を削減することができる。
実施形態では、制御装置11が12個のMOSFET110d〜110g、111d〜111g、112d〜112gを備えている例を挙げているが、これに限られるものではない。制御装置は、複数のスイッチング素子を備えていればよい。
実施形態では、制御装置11が4つのMOSFETを有する3つのパワーモジュール110a、111a、112aを備えている例を挙げているが、これに限られるものではない。パワーモジュールは、複数のスイッチング素子を備えていればよい。制御装置は、複数のパワーモジュールを備えていればよい。
実施形態では、制御装置11が2つのバスバーアセンブリ111c、112cを備えている例を挙げているが、これに限られるものではない。制御装置は、少なくとも1つのバスバーアセンブリを備えていればよい。
1・・・制御装置一体型回転電機、10・・・回転電機、11・・・制御装置、110・・・電源端子一体型パワーアセンブリ、110a・・・パワーモジュール、110c・・・電源端子一体型バスバーアセンブリ、110d〜110g・・・MOSFET、110h〜110k・・・バスバー、110l・・・電源端子、111、112・・・パワーアセンブリ、111a、112a・・・パワーモジュール、111c、112c・・・バスバーアセンブリ、111d〜111g、112d〜112g・・・MOSFET、111h〜111k、112h〜112k・・・バスバー

Claims (5)

  1. 回転電機(10)と、
    複数のスイッチング素子を備え、前記回転電機に交流を供給するインバータ回路、及び、前記回転電機から供給される交流を整流する整流回路を構成する複数のスイッチング素子モジュール(110a、111a、112a)と、
    前記スイッチング素子モジュールを電気的に接続するための複数種類のバスバーを樹脂で固定するともに、電源の正極からの配線を接続するための電源端子が所定のバスバーに接続されている電源端子一体型バスバーアセンブリ(110c)と、
    前記スイッチング素子モジュールを電気的に接続するための複数種類のバスバーを樹脂で固定した複数のバスバーアセンブリ(111c、112c)と、
    を有し、
    複数の前記バスバーアセンブリのうち、第1の前記バスバーアセンブリ(111c)と第2の前記バスバーアセンブリ(112c)は、隣接した状態で配置され、共通のボルトによって前記回転電機のハウジングに固定されている制御装置一体型回転電機。
  2. 前記電源端子一体型バスバーアセンブリは、前記バスバーとともに樹脂で固定され、前記電源端子を固定するための金属からなる固定部材を有し、
    前記電源端子に接続される前記所定のバスバーは、前記固定部材に接触した状態で前記電源端子によって前記固定部材に固定されている請求項1に記載の制御装置一体型回転電機。
  3. 前記電源端子一体型バスバーアセンブリ及び前記バスバーアセンブリは、前記スイッチング素子モジュール毎に設けられている請求項1又は2に記載の制御装置一体型回転電機。
  4. 前記電源端子一体型バスバーアセンブリ前記バスバーアセンブリは、隣接した状態で配置されボルトによって前記回転電機の前記ハウジングに固定されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の制御装置一体型回転電機。
  5. 前記電源端子一体型バスバーアセンブリ及び前記バスバーアセンブリを前記ハウジングに固定するボルトによって前記電源端子一体型バスバーアセンブリ及び前記バスバーアセンブリとともに前記ハウジングに固定され、複数の前記スイッチング素子モジュール、前記電源端子一体型バスバーアセンブリ及び前記バスバーアセンブリを覆うカバー(115)を有する請求項4に記載の制御装置一体型回転電機。
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