JP6602241B2 - 信号伝送基板 - Google Patents

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Description

本発明は、電気および、電子機器内において、外界からのノイズに対する耐ノイズ性能を備えた信号伝送基板に関する。
産業用電子機器の置かれる電磁環境は劣悪で、通常、キロボルト級の高電圧の開閉器ノイズなどが侵入する可能性のある電源回路と、信号配線とは近接させないようにする必要がある。このため、基板寸法を拡大したり、基板を追加することで電源回路と信号配線とを近づけないように、回路の配置あるいは配線を行う。昨今の電子機器の小型化への要求に伴い、回路配置の自由度が小さくなり、電源回路と信号配線を近接させることを許容しなければ、要求する寸法の信号伝送基板を成立させることが困難になってきている。
従来、耐ノイズ性能を有する配線基板として、特許文献1あるいは特許文献2が提案されている。特許文献1は信号配線同士を近接配置した際のクロストーク等の抑制あるいは信号線のインピーダンスコントロールを課題とするものである。上記課題に対しては、
1.差動平衡信号線対同士の間に、2次側接地用配線あるいは2次側電源用配線の少なくとも一方を設けることにより、クロストークなどのノイズを抑制する点、
2.差動信号線対の両側に必ず接地用配線および電源用配線を配置し、信号配線中に流れる信号の負荷を通って信号源に帰ってくるリターン電流が、必ず隣接する配線中を流れるようにする点、
3.2次側接地用配線および2次側電源配線のそれぞれの幅が、差動信号線対の信号線の幅よりも広い点、
の以上3点で解決を図っている。
特許文献2では、特許文献1と同様の課題に対し、信号配線を電源配線と交差させることで解決を図っている。
特開2001−7458号公報 特開2003−163467号公報
しかしながら、特許文献1の配線配置方法では高電圧ノイズによる1次側電源配線および1次側グランド配線と、2次側信号配線との間の強電界が抑制できず、1次側電源配線および1次側グランド配線と、2次側信号配線とを直交配置することによっても十分なノイズ抑制効果が得られていない。
特許文献1における2次側電源配線の配置では、差動平衡信号線の不平衡が大きくなるため、ノイズの抑圧効果が十分に得られない。
また、特許文献1および2では、1次側信号配線間または2次側信号配線間、つまり「信号線路」間のクロストーク低減については、解決されるものの、1次側電源配線、1次側グランド配線といった、「1次側配線」から「2次側配線」へのノイズ漏洩を回避するのが困難であった。特に、「1次側配線」から「2次側信号配線」へのノイズ漏洩は深刻な課題である。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、1次側配線から2次側信号配線へのノイズを抑制しつつ、1次側配線と2次側信号配線とを重ねることができ、回路レイアウトの自由度が高い信号伝送基板を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、多層基板と、1次側電源回路と、第1の2次側回路と、第2の2次側回路と、外部電源と前記1次側電源回路とを接続する1次側配線であって、前記多層線路の第1の層に配置される線路状の1次側電源配線および前記多層基板の前記第1の層に隣接する層である第2の層に配置される線路状の1次側グランド配線を有する1次側配線と、前記第1の2次側回路と前記第2の2次側回路とを接続する2次側配線であって、前記多層基板の表面層に配置される線路状の2次側信号配線と、前記多層基板の表面層であって前記2次側信号配線の一部領域の両側に一定の間隔を隔てて配置された線状の第1の2次側グランド配線と、前記2次側信号配線の前記一部領域以外の領域の両側に一定の間隔を隔てて配置されて前記第1の2次側グランド配線に接続されたベタ状の第2の2次側グランド配線とを有する2次側配線と、を備え、前記1次側配線と、前記2次側信号配線の前記一部領域および前記第1の2次側グランド配線とは空間的に交差され、前記1次側グランド配線が配置される前記第2の層は、前記1次側電源配線が配置される前記第1の層より、前記表面層からの距離が近いことを特徴とする。
本発明によれば、1次側配線から2次側信号配線へのノイズを抑制しつつ、1次側配線と2次側信号配線とを重ねることができ、回路レイアウトの自由度が高い信号伝送基板を得ることができるという効果を奏する。
実施の形態1の信号伝送基板を用いた送受信モジュールの回路構成を示す説明図 実施の形態1の信号伝送基板の要部拡大説明図 図2のIII−III断面図 図2のIV−IV断面図 2次側グランド配線接続部の変形例であり、図2のIV-IV断面図に相当する断面図 図1のVI−VI断面図 実施の形態2の信号伝送基板の要部拡大説明図 図7のVIII−VIII断面図 実施の形態3の信号伝送基板の要部拡大説明図 図9の信号伝送基板における交差回路部の交差角θと並行線路長との関係を示す図 実施の形態4の信号伝送基板を斜視的に示す説明図 実施の形態4の信号伝送基板の要部拡大説明図 実施の形態5の信号伝送基板の配線層の層構造の断面を示す説明図 実施の形態6の信号伝送基板の要部拡大説明図 実施の形態7および8の信号伝送基板の要部拡大説明図 実施の形態9の信号伝送基板の要部拡大説明図
以下に、本発明に係る信号伝送基板の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下に示す図面においては、理解の容易のため、各部材の縮尺が実際とは異なる場合がある。各図面間においても同様である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1の信号伝送基板を用いた送受信モジュールMの回路構成を示す説明図である。図2は、実施の形態1の信号伝送基板の要部拡大説明図である。図3は、図2のIII−III断面図である。図4は、図2のIV−IV断面図である。図5は、2次側グランド配線接続部2GCの変形例であり、図4と同様、図2のIV−IV断面に相当する断面図である。図6は、図1のVI−VI断面図である。なお図1は、説明図であるが、図6は図1の断面を想定した図とした。また、図2において、基材11を省略して下層が見えるように説明している。実施の形態1の信号伝送基板10は、外部電源101に接続された1次側電源配線1P、1次側グランド配線1Gを含む1次側配線1、後述する1次側電源102などの機能回路とを備えた1次側回路部100と、1次側回路部100の出力が入力され、信号伝送基板10内に信号入力を行う2次側信号配線2SA,2SBと2次側信号配線2SA,2SBから一定の間隔を隔てて配置された2次側グランド配線2Gとを含む2次側配線2と、後述する電子回路203などの各機能回路とを備えた2次側回路部200とを備える。2次側信号配線2SA,2SBは、差動配線対を構成する。2次側信号配線2SA,2SBおよび2次側グランド配線2Gは、1次側電源配線1P、1次側グランド配線1Gと空間的に交差する交差回路部300を備える。2次側グランド配線2Gは、交差回路部300において、1次側電源配線1P、1次側グランド配線1Gの周囲で欠落部を有し、1次側電源配線1P、1次側グランド配線1Gとの距離がより大きい重畳回避部300Sを構成したことを特徴とする。2次側グランド配線2Gは、交差回路部300で1次側電源配線1P、1次側グランド配線1Gと交差しており、重畳回避部300Sでは、2次側グランド配線2Gが切除されており、1次側電源配線1P、1次側グランド配線1Gの周囲で1次側電源配線1P、1次側グランド配線1Gとの距離が一定値以上となっている。2次側グランド配線2Gは、交差回路部において、1次側電源配線1P、1次側グランド配線1Gの周囲で1次側電源配線との距離が、交差領域における1次側電源配線1P、1次側グランド配線1Gとの距離より大きい重畳回避部を構成する。つまり、2次側グランド配線2Gは、交差回路部において、1次側電源配線1P、1次側グランド配線1Gの周囲で、実質的な交差領域を最小限にし、交差領域の周辺では重畳を回避し1次側電源配線1P、1次側グランド配線1Gとの距離が、交差領域における距離よりも大きくなるようにしている。また、1次側電源配線1Pと1次側グランド配線1G間の高電圧ノイズがなす強電界を、1次側電源配線1Pと1次側グランド配線1Gを近距離で重ねることで最小にする。
送受信モジュールMに実装される信号伝送基板10は、外部の外部電源101から電源電圧を入力される1次側電源102を備えた1次側回路部100と、1次側回路部100から入力された電源電圧により駆動される2次側回路部200とを具備している。2次側回路部200は、1次側回路部100から入力された電源電圧を制御する2次側電源201と、2次側電源201の出力を所望の電圧に制御する中間バス電源202と、中間バス電源202の出力に接続された、負荷回路である電子回路203と、電子回路203に接続された信号送受信回路204Mとを具備している。実施の形態1の信号伝送基板10では、送受信用のコネクタ204C、信号送受信回路204Mを構成する半導体チップが、隣接する2つの角A,Bに設けられている。従って、送受信用のコネクタ204C、信号送受信回路204Mとを接続する2次側配線2が必要となるが、信号伝送基板10の隣接する2つの角A,Bを結ぶ第1辺10Aに沿った配線とするのが最短の配線長となる。そこで1次側回路部100から電源電圧が入力されるための1次側配線1は、信号伝送基板10の隣接する2つの角A,Bを結ぶ第1辺10Aと直交する位置で入力されているため、1次側配線1と2次側配線2とが交差することになる。
図3に示すように、1次側配線1は、1層、2層に配されている。また2次側配線2は、2本の差動配線対を構成する2次側信号配線2SAおよび2SBと差動配線対の両側に並置された2本の2次側グランド配線2Gとを具備している。そして2次側グランド配線2Gが、1次側電源配線1P、1次側グランド配線1Gと交差する交差領域で、除去されて重畳回避部300Sを形成している。実施の形態1で、重畳回避部300Sによって、1次側電源配線1P、1次側グランド配線1Gからの距離が既定の値以上となるように、1次側電源配線1P、1次側グランド配線1Gとの交差部では2次側グランド配線が除去されている。そしてビア2Vによって最上層の接続部2GCを介して2本の2次側グランド配線2Gは接続され、同電位となっている。
2次側信号配線2SAおよび2SBからなる差動配線対の両側に2本の2次側グランド配線2Gを並置するとともに、1次側配線1との交差部の2次側グランド配線2Gに重畳回避部300Sを形成することで、2次側配線2を形成している。従って、クロストークを低減しかつ、1次側配線1のノイズによる影響を低減している。従って、実施の形態1の信号伝送基板10によれば、2次側信号配線2SAおよび2SBのクロストークを低減しかつ、1次側配線1のノイズによる影響を抑制しつつも、2次側配線2で形成される送受信回路204Mから送受信用のコネクタ204Cとの接続を最短距離で実現し配線長を低減することができる。
1次側電源102は、信号伝送基板10内の2次側回路部200に直流電力を供給する機能を有している。1次側電源102は、絶縁回路、あるいは絶縁回路に準ずるXコンデンサ、Yコンデンサおよびコモンモードチョークコイルなどのフィルタ回路を介して、2次側電源201に接続される。上記フィルタ回路により、1次側回路部100から2次側回路部200間へと絶縁、もしくは不要な交流電力が伝播しないようになっている。2次側信号配線は、1次側配線1との交差部に対応する領域にフィルタ回路を配することで、1次側回路部100からの不要な交流電力の伝搬を防止することができる。
以上のように、実施の形態1の信号伝送基板10によれば、回路配置の自由度を得るために、1次側回路部100からの1次側電源配線1P、1次側グランド配線1Gが2次側回路部200の形成された領域を横断するように配線するとき、2次側回路部200は分断された部位である、重畳回避部300Sをもつ。信号伝送基板10上で2次側信号配線2SA,2SBおよび2次側グランド配線2Gを構成する回路パターン12において、1次側電源配線1P、1次側グランド配線1Gとの交差部で2次側グランド配線2Gを分断し、重なり合うのを回避している。分断された2次側グランド配線2Gは図2から図3に示すように、最上層配線層上でビア2Vを介して最上層の配線パターン12で2次側グランド配線接続部2GCを構成する。
なお、分断された2次側グランド配線2Gは図5に示すように、最下層の回路パターンにベタ状の配線からなるグランド層2GCCを形成し最上層にはグランド接続部2GCを形成し、それぞれベタ状の配線としてもよい。分断された2次側回路部200の2次側グランド配線2G同士はビア2Vを介した配線接続部2GCで接続する。また、分断された2次側回路部200間における信号伝送のために、2次側信号配線2SA,2SBおよび2次側グランド配線接続部2GCについては、1次側回路部100からの1次側電源配線1P、1次側グランド配線1Gに対して信号伝送基板10内で重ねて配置する。
なお、2次側信号配線2SA,2SBには、フィルタ回路205a,205bを、必要に応じて、1次側回路部100からの1次側電源配線1Pおよび1次側グランド配線1Gを河渡する前後いずれか若しくは両方に配置する。2次側信号配線に1次側電源配線および1次側グランド配線からのノイズが重畳するので、1次側電源配線および1次側グランド配線を河渡する前後両方に構成したフィルタ回路205a,205bがノイズを除去する。1次側電源配線および1次側グランド配線を河渡する前後両方にフィルタ回路205a,205bを設けたが、いずれか一方でもよいことはいうまでもない。
分断された2次側回路部200の2次側グランド配線2Gにはそれぞれベタ状の配線を信号伝送基板10の内層もしく表層あるいは両方に配置してもよい。分断された2次側回路部200の2次側グランド配線2G同士はグランド配線接続部2GCで接続することにより、高周波領域において同電位を保つ、あるいは電気的に共振しない構造になり、ノイズが発生しにくくなる。
また、分断された2次側回路部200間における信号伝送のために、1次側電源配線1Pおよび1次側グランド配線1Gに対してプリント配線板内で重ねた2次側信号配線2SA,2SBを配置し、分断された2次側回路部200間を最短で信号伝送する。
送受信モジュールMを構成する信号伝送基板10は、例えばガラス、エポキシ樹脂などを主成分とする基材に銅等の金属を主成分とする回路パターンおよびビアホールを形成し、3層程度積層した基板を用いる。
つまり信号伝送基板10は、図6に図1のVI−VI断面図を示すように、基材11と回路パターン12とで構成されている。回路パターン12は、基材11間に形成される中間層パターン12i、チップ部品搭載領域に形成されるパッド12dを含む回路形成部を具備している。実施の形態1の信号伝送基板10では、回路形成部は、基材11を介して積層され、スルーホールで電気的に接続された回路パターンを構成する4層の配線層12C1から12C4を備えている。
なお、図6では、電子回路203を構成するチップ部品のみが図示されているが、回路パターン12については配線層のみを図示し、パターン配置は省略している。電子回路203を構成するチップ部品は、半導体集積回路部品203aと、チップコンデンサ203cと、チップ抵抗203Rとを備え、最表層の配線層12C4で構成された回路パターン上に搭載され、電子回路203を構成している。
また信号伝送基板10上には、図1に示した、1次側電源102、2次側電源201と、中間バス電源202と、信号送受信回路204Mは、電子回路203と同様、チップ部品及び回路パターンにて構成されている。
実施の形態1の信号伝送基板によれば、1次側電源配線1Pと1次側グランド配線1G間の高電圧ノイズがなす強電界を1次側電源配線1Pと1次側グランド配線1Gを近距離で重ねることで最小にするものである。基板サイズを大きくして、2次側信号配線を配線することなく、あるいは基板を追加して1次側電源配線および1次側グランド配線を迂回することなく信号伝送を行うことが可能になる。
2次側回路内の2次側グランド配線を2次側グランド配線接続部2GCで接続することで2次側グランド配線内が高周波領域において同電位になることで回路の誤動作を抑制する効果を得る。
重畳回避部を設けることにより1次側電源配線および1次側グランド配線から2次側回路に侵入したノイズを抑制できるので、信号通信における誤動作の発生を抑制することができる。
実施の形態2.
実施の形態2の信号伝送基板について図7および8を参照しつつ説明する。図7は、実施の形態2の信号伝送基板の要部拡大説明図である。また、図7において、基材11を省略して下層が見えるように説明している。図8は、図7のVIII−VIII断面図である。2次側グランド配線2Gと2次側グランド配線接続部2GCとを別の配線層で形成した実施の形態1に対して、実施の形態2では、2次側信号配線を信号伝送基板上の同一層に構成し、2次側グランド配線2Gを2次側信号配線2SA,2SBの近傍に並行および並列配置し、1次電源配線1P、1次側グランド配線1Gに対して直交配置する。他の構成については実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
実施の形態2の信号伝送基板によれば、2次側信号配線、2次側グランド配線同士を接続する配線を同一層で構成することができ、構成の簡略化および基板の薄型化をはかりつつも、分断された2次側回路の2次側グランド配線同士を接続する配線に重畳するノイズを一定量以下に抑制でき、分断された2次側回路間の通信が可能となることから省配線の効果を得ることができる。また、回路配置に自由度を与えることができる。
実施の形態3.
実施の形態3の信号伝送基板について図9および10を参照しつつ用いて説明する。図9は、実施の形態3の信号伝送基板の要部拡大説明図である。また、図9において、基材11を省略して下層が見えるように説明している。図10は、図9の信号伝送基板における交差回路部の交差角θと並行線路長との関係を示す図である。2次側グランド配線接続部2GCを2次側信号配線2SA,2SBと同一の配線層で形成した実施の形態2と同様、実施の形態3でも、2次側信号配線を信号伝送基板上の同一層に構成し、2次側グランド配線2Gを2次側信号配線2SA,2SBに並行および並列配置し、1次電源配線1P、1次側グランド配線1Gに対して角度θ以内で交わる配置とする。他の構成については実施の形態2と同様であるため、説明を省略する。
1次側電源配線および1次側グランド配線に対して既定の並行線路長以下に配線する点について説明する。並行線路とは並行および並列配置された信号線路をいうものとする。並行線路長とは分断された2次側回路の2次側信号配線、2次側グランド配線同士を接続する配線が1次側電源配線および1次側グランド配線となす角度θのときの、1次側電源配線および1次側グランド配線に対する等価的な並走距離Dpをいう。
等価的な並走距離Dpが、1次側電源配線および1次側グランド配線に重畳しているノイズの周波数で決定される波長λに対して、λ/20以下となるように設定する。並走距離が、重畳しているノイズの周波数で決定される波長λに対して、λ/20以下となるように設定するのは、重畳するノイズの波長λに対し、並走距離Dpがλ/4のとき、アンテナとして機能し、配線に漏洩する。このため、ノイズの波長λに対し、並走距離Dpを十分に小さいλ/20以下とし、配線への漏洩量を低減する。
2次側信号配線、分断された2次側回路の2次側グランド配線同士を接続する配線長をDcとすると、θに対する制約は次のとおりである。
Figure 0006602241
2次側信号配線を差動配線対とすると信号へのノイズ漏洩をさらに大幅に抑制することが可能である。
上記構成によれば、分断された2次側回路の2次側グランド配線同士を接続する配線に重畳するノイズを一定量以下に抑制でき、分断された2次側回路間の通信が可能となることから省配線の効果を得ることができる。また、交差角度の余裕を与えたことで、回路配置にさらなる自由度を与えることができる。
実施の形態4.
実施の形態4の信号伝送基板について図11および12を参照しつつ用いて説明する。図11は、実施の形態4の信号伝送基板を斜視的に示す説明図である。図12は、実施の形態4の信号伝送基板の要部拡大説明図である。実施の形態4の信号伝送基板は、実施の形態1に対し、1次側電源配線1Pを覆うよう投影した1次側グランド配線1Gを配置した構成をとることを特徴とする。また、図11,12において、基材11を省略して下層が見えるように説明している。
1次側電源配線1Pと1次側グランド配線1G間の高電圧ノイズがなす強電界を1次側電源配線1Pと1次側グランド配線1Gを近距離で重ねることで最小にする。そして、1次側電源配線1Pと1次側グランド配線1Gを重ねる地点を分断された2次側回路部200の2次側グランド配線2G同士を接続する2次側グランド配線接続部2GCの配線幅Wgに対して、1次側電源配線1Pと1次側グランド配線1Gを重ねる地点から2次側グランド配線接続部2GCまでの距離Wを、3Wg以上離すことで強電界の影響を避ける効果を得ることができる。2次側グランド配線接続部2GCがノイズの影響を受ける電界は、パターン幅Wgを用いて3Wg以内に集中する。この構成によれば、1Wgのときのノイズ漏れ込み量を100%としたとき、2Wgでは30%、3Wgでは3%となり、2Wgと3Wgの間で大きく漏れ込み量が減衰することによる。
実施の形態4の構成によれば、1次側電源配線1Pと1次側グランド配線1G間に生じる輻射ノイズが分断された2次側回路の2次側グランド配線2G同士を接続する配線に漏れこむ量を小さくする効果を得ることができる。
なお、実施の形態4においても、2次側信号配線2SA,2SBと1次側電源配線1Pおよび1次側グランド配線1Gを河渡する前後両方に構成したフィルタ回路205a,205bが配されノイズを除去している。フィルタ回路フィルタ回路205a,205bは、必要であれば、2次側信号配線2SA,2SBと1次側電源配線および1次側グランド配線を河渡する前後いずれか、または両方に設けられていてもよい。
実施の形態5.
図13は、実施の形態5の信号伝送基板の配線層の層構造の断面を示す説明図である。実施の形態5の信号伝送基板は、実施の形態2における、分断された2次側回路部200の2次側グランド配線2G同士を接続する配線の配線層を変えた構造をもつものである。2次側信号配線2SA,2SBは差動信号として信号伝送基板10上の同一層に構成し、2次側グランド配線2Gは2次側信号配線2SA,2SBを投影した隣接層に配置する。また、図13において、基材11を省略している。
実施の形態5の信号伝送基板では、2次側電源グランド配線2Gを1次側電源配線1Pまたは1次側グランド配線1Gおよび2次側信号配線2SA,2SBとの間に配置することで、1次側電源配線1Pまたは1次側グランド配線1Gからのノイズが2次側信号配線2SA,2SBに輻射するのを抑制する。
1次側電源配線1Pまたは1次側グランド配線1Gからのノイズが2次側信号配線2SA,2SBへ侵入するのを抑制する効果がある。
なお、2次側グランド配線2Gは、2次側信号配線2SA,2SBを形成する配線層の隣接層に設けられ、2次側信号配線2SA,2SBの投影部と同等もしくは投影部よりも大きくすることで、より効率よく輻射ノイズが抑制される。また1次側電源配線1Pは、1次側グランド配線1Gを形成する配線層の隣接層に設けられ、1次側グランド配線1Gの投影部と同等ともしくは投影部よりも小さくすることで、より効率よく2次側信号配線2SA,2SBへの輻射ノイズが抑制される。
実施の形態6.
実施の形態6の信号伝送基板について図14を参照しつつ用いて説明する。図14は、実施の形態6の信号伝送基板の要部拡大説明図である。また、図14において、基材11を省略して下層が見えるように説明している。実施の形態6の信号伝送基板では、分断された2次側回路部200の2次側グランド配線2G同士を接続する配線である2次側グランド配線接続部2GCは、1次側電源配線1Pおよび1次側グランド配線1Gを河渡する前後に内層の2次側グランド配線2Gとビア2Vで接続される。
分断された2次側回路部200の2次側グランド配線2G同士を接続する配線は、1次側電源配線1Pおよび1次側グランド配線1Gを河渡する際に重畳したノイズがビア2Vを通じて共通インピーダンスの低い2次側回路部200の内層の2次側グランド配線2Gに伝導する。
共通インピーダンスの低い2次側グランド配線2Gにノイズを伝導させることで、2次側グランド配線2G内の電位差により2次側信号配線2SA,2SBへのノイズの伝搬を抑制する効果を得ることができる。
実施の形態7.
実施の形態7の信号伝送基板について図15を参照しつつ用いて説明する。図15は、実施の形態7の信号伝送基板の要部拡大説明図である。実施の形態7の信号伝送基板は、分断された2次側配線2の2次側グランド配線2G同士を接続するグランド配線接続部2GCの配線長Dcは1次側電源配線1Pおよび1次側グランド配線1Gの幅Woutの7倍以上とすることを特徴とする。
1次側電源配線1Pおよび1次側グランド配線1Gからの輻射ノイズの電気力線の集中範囲はこれら配線幅Woutの3倍である。したがって、電気力線の集中範囲を避けるために、グランド配線接続部2GCの配線長Dcは、配線幅Woutの7倍以上を確保することでより効率よく不要輻射ノイズを回避することができる。なお、実施の形態7においても1次側電源配線1Pと1次側グランド配線1G間の高電圧ノイズがなす強電界を1次側電源配線1Pと1次側グランド配線1Gを近距離で重ねることで最小にするものである。
実施の形態7の信号伝送基板によれば、1次側電源配線1Pおよび1次側グランド配線1Gからの2次側回路部200へのノイズ侵入を効果的に抑制する効果が得られる。グランド配線接続部2GCの配線長Dcが、配線幅Woutの7倍に満たない時、電気力線の集中範囲を避けることができず、不要輻射ノイズを回避するのが困難となる。
実施の形態8.
実施の形態8の信号伝送基板についても図15を参照しつつ用いて説明する。図15は、実施の形態8の信号伝送基板の要部拡大説明図である。また、図15において、基材11を省略して下層が見えるように説明している。
分断された2次側配線2の2次側グランド配線2G同士を接続するグランド配線接続部2GCの配線幅Wgは1次側電源配線1Pあるいは1次側グランド配線1Gに重畳するノイズの最高周波数における波長λに対してλ/20以下とする。
1次側電源配線1Pと1次側グランド配線1Gからの輻射ノイズが2次側グランド配線接続部2GCへの結合的かつ誘導的結合を抑制するために、グランド配線接続部2GCの配線幅Wgが、1次側電源配線1Pあるいは1次側グランド配線1Gに重畳するノイズの最高周波数における波長λに対して、1/20以下としてそのノイズの結合を抑制する。
グランド配線接続部2GCの配線幅Wgが、1次側電源配線1Pあるいは1次側グランド配線1Gに重畳するノイズの最高周波数における波長λに対して、1/20以下であるとき、輻射ノイズの結合的かつ誘導的結合は、ほとんど発生しないことになり、ノイズの結合が抑制される。
従って、上記構成により、分断された2次側配線2の2次側グランド配線2G同士を接続する配線に対する1次側電源配線1Pおよび1次側グランド配線1Gからの輻射ノイズが抑制されるようになる。
また、配線幅Wgは2次側信号線2SA、3SBのリターンパスとなっていることから、以下の関係式を満たすように形成するのが望ましい。
2次側信号線2SA(2SB)の幅≦Wg≦λ/20
実施の形態7、8の構成によれば、交差部を有しながらも、1次側電源配線1Pおよび1次側グランド配線1Gからの輻射ノイズが抑制され、配線に自由度を有し、小型で高速伝送の可能な信号伝送基板を得ることが可能となる。
実施の形態9.
実施の形態9の信号伝送基板について図16を参照しつつ用いて説明する。図16は、実施の形態9の信号伝送基板の要部拡大説明図である。図16において、基材11を省略して下層が見えるように説明している。
実施の形態9の信号伝送基板では、実施の形態1のフィルタ回路205a,205bを、2次側回路部200間における信号伝送のために、1次側電源配線1Pおよび1次側グランド配線1Gに対してプリント配線板内で重ねた2次側信号配線2SA,2SBにおける差動信号間へのコンデンサによる容量結合205X、および各差動信号Pチャネル、Nチャネルと2次側グランド配線2Gとのコンデンサによる容量結合205Y、および同相除去フィルタ、つまりコモンモードチョークコイル205Zで構成するものである。
2次側回路部200間における信号伝送のために、1次側電源配線1Pおよび1次側グランド配線1Gに対してプリント配線板内で重ねた2次側信号配線2SA、2SBにおける差動信号間へのコンデンサによる容量結合205Xにより、差動信号の不平衡で差動信号間に発生したノイズを除去する。デジタル信号の矩形波形の周波数成分は、ほぼ基本波、3倍波、5倍波で構成されるため、デジタル2値信号を差動信号にて伝送する際の基本波周波数に対して5倍波帯域内に減衰領域を持たないように定めるとデジタル信号の波形ひずみを防ぐ最適な効果が得られる。
また、各差動信号Pチャネル、Nチャネルと2次側グランド配線2Gとのコンデンサによる容量結合205Yおよび、2次側信号配線2SA,2SBにおける差動信号へのコモンモードチョークコイル205Zの配置により1次側電源配線1Pおよび1次側グランド配線1Gからの、差動信号に重畳した同相ノイズを除去することが可能になる。
分断された2次側回路部200の2次側信号配線2SA,2SBの配線に重畳したノイズの2次側回路部200側への侵入を、周波数帯域の選択およびコモンモードまたはノーマルモードの選択により効果的に除去することが可能になる。
以上説明したように、1次側電源配線1Pと1次側グランド配線1G間の高電圧ノイズによる強電界を1次側電源配線1Pと1次側グランド配線1Gとを近距離で重ねることで、1次側電源配線1P、1次側グランド配線1G自体のノイズを抑制する構成とする。さらに、1次側電源配線1P、1次側グランド配線1Gを2次側信号配線2SA,2SBと直交させるかあるいは、直交からθ度以内で重ねる構成とすることで、2次側信号配線2SA,2SBが1次側電源配線1P、1次側グランド配線1Gと重畳している部分をできるだけ少なくし、2次側信号配線2SA,2SBに発生するノイズの抑制効果を得ることが可能となる。
また、直交からθ度以内で重ねる制約、つまりノイズ波長λと接地用配線間距離Dcによる制約θ度以内を与えることで、ノイズの抑制効果を得るようにした。信号配線に対して2次側電源配線路の配置ではなく、2次側グランド配線2Gのみの配置を必須とし、差動信号配線の平衡を上げてノイズ侵入を抑制する。
1次側電源配線1Pおよび1次側グランド配線1Gのノイズの最短波長λのとき、2次側信号配線2SA,2SBである差動平衡信号配線の両側に配置する配線幅をλ/20以下としてノイズの侵入を抑圧する。
以上を特徴とする信号伝送基板の配線構造に加え、さらに、Xコンデンサ、Yコンデンサで構成したフィルタを交差回路部に追加し、1次側回路部からの同相で重畳したコモンモードノイズを通信回路以外の2次側回路部に伝播させない効果と、不平衡により発生した信号配線へのノーマルモードノイズを抑制する効果とを高めるようにしている。この結果、従来実施しなかった2次側信号配線を1次側電源配線および1次側グランド配線からのノイズを受けることなく重ねることができ、基板上の回路レイアウトの自由度が大きくなることで基板の小型化が可能になり、電気、電子回路機器の小型化を図ることが可能となる。
加えて、2次側グランド配線同士を接続する2次側グランド配線接続部は、配線幅Wg、1次側電源配線1P、1次側グランド配線1Gを重ねる地点との距離Wを、調整することで、ノイズ侵入をさらに抑制をすることができる。
また、二次側信号配線については、差動信号配線対を構成するものに限定されることなく、例えばアナログ信号あるいは高速信号でもよく、すべての信号配線基板に適用可能であることはいうまでもない。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 1次側配線、1P 1次側電源配線、1G 1次側グランド配線、2 2次側配線、2SA,2SB 2次側信号配線、2G 2次側グランド配線、2GC 2次側グランド配線接続部、10 信号伝送基板、11 基材、12 回路パターン、100 1次側回路部、101 外部電源、102 1次側電源、200 2次側回路部、201 2次側電源、202 中間バス電源、203 電子回路、204M 信号送受信回路、204C 送受信用のコネクタ、300 交差回路部、300S 重畳回避部。

Claims (9)

  1. 多層基板と、
    1次側電源回路と、
    第1の2次側回路と、
    第2の2次側回路と、
    外部電源と前記1次側電源回路とを接続する1次側配線であって、前記多層基板の第1の層に配置される線路状の1次側電源配線および前記多層基板の前記第1の層に隣接する層である第2の層に配置される線路状の1次側グランド配線を有する1次側配線と、
    前記第1の2次側回路と前記第2の2次側回路とを接続する2次側配線であって、前記多層基板の表面層に配置される線路状の2次側信号配線と、前記多層基板の表面層であって前記2次側信号配線の一部領域の両側に一定の間隔を隔てて配置された線状の第1の2次側グランド配線と、前記2次側信号配線の前記一部領域以外の領域の両側に一定の間隔を隔てて配置されて前記第1の2次側グランド配線に接続されたベタ状の第2の2次側グランド配線とを有する2次側配線と、
    を備え、
    前記1次側配線と、前記2次側信号配線の前記一部領域および前記第1の2次側グランド配線とは空間的に交差され、
    前記1次側グランド配線が配置される前記第2の層は、前記1次側電源配線が配置される前記第1の層より、前記表面層からの距離が近いことを特徴とする信号伝送基板。
  2. 前記第2の2次側グランド配線は、前記表面層とは異なる層に配置されることを特徴とする請求項1に記載の信号伝送基板。
  3. 前記第2の2次側グランド配線は、前記多層基板の表面層に配置されることを特徴とする請求項に記載の信号伝送基板。
  4. 前記第1の層は、前記多層基板の裏面層であることを特徴とする請求項に記載の信号伝送基板。
  5. 前記2次側信号配線は差動信号対であることを特徴とする請求項に記載の信号伝送基板。
  6. 前記1次側配線と、前記2次側信号配線の前記一部領域および前記第1の2次側グランド配線とは直交配置されたことを特徴とする請求項に記載の信号伝送基板。
  7. 記2次側信号配線の前記一部領域および前記第1の2次側グランド配線が前記1次側配線に対して既定の並行線路長以下に換算される角度θ以内で重ねて配置されていることを特徴とする請求項に記載の信号伝送基板。
  8. 第1の2次側グランド配線配線長は1次電源配線および1次側グランド配線幅に対して7倍以上であることを特徴とする請求項に記載の信号伝送基板。
  9. 第1の2次側グランド配線の幅は前記1次側電源配線あるいは前記1次側グランド配線に重畳するノイズの最短波長λに対し、λ/20以下であることを特徴とする請求項に記載の信号伝送基板。
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