JPH10211168A - 内視鏡用光源装置 - Google Patents

内視鏡用光源装置

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JPH10211168A
JPH10211168A JP9015608A JP1560897A JPH10211168A JP H10211168 A JPH10211168 A JP H10211168A JP 9015608 A JP9015608 A JP 9015608A JP 1560897 A JP1560897 A JP 1560897A JP H10211168 A JPH10211168 A JP H10211168A
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JP
Japan
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endoscope
light source
source device
lamp
fan
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Withdrawn
Application number
JP9015608A
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English (en)
Inventor
Yukimine Kobayashi
至峰 小林
Takayuki Kametani
尊之 亀谷
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二重被服線や絶縁チューブを使用しないで、
一次電源線、二次電源線や信号線を分離して配線でき、
部品点数等を削減することができる内視鏡用光源装置を
提供する。 【解決手段】 光源装置3の左側には前から電源スイッ
チ40、ランプ18等を内蔵したランプハウス22、送
気ポンプ23が配置され、左側面にはランプ交換扉21
が配置され、光源装置3の右側には前から操作パネル1
6、制御基板24、スイッチング電源25、ノイズフィ
ルタ26等が配置されている。底板34における送気ポ
ンプ23から電源スイッチ40に至る付近に下側に突出
する溝部35を設けて一次電源線を通すことにより、二
次電源線及び信号線と接触とか接近しないで分離した配
線を可能にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡のライトガ
イドに照明光を供給する内視鏡用光源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】体腔内に細長の挿入部を挿入することに
より、体腔内蔵器等を観察したり、必要に応じて処置具
チャンネル内に挿通した処置具を用いて各種治療処置の
できる医療用内視鏡が広く用いられている。
【0003】前記内視鏡は照明光伝送手段として、ファ
イババンドルからなるライトガイドを有し、ランプやポ
ンプを実装した内視鏡用光源装置からライトガイドに照
明光を供給し、被照明部を照明し観察や、処置を行う。
【0004】内視鏡用光源装置のレイアウトは、右手で
操作し易いように操作するスイッチを正面パネルの右
に、診察前後だけに使用する内視鏡との接続部を正面パ
ネルの左に配置している。
【0005】そのため、内視鏡に入射するランプ、ラン
プの光を集光するレンズ等の光源系と予備ランプに切り
換える機構部品を備えているランプハウスは、左側にあ
る内視鏡接続部の内側に配置している。そして、正面パ
ネルから見て左側面には前記ランプを交換するために、
内視鏡用光源装置の左側面にランプ交換扉を配置してい
る。
【0006】また、左側面のランプハウスのランプ交換
扉には、ランプ交換扉を開けると光源装置の電源を遮断
するように、ランプ交換扉と連動して一次線を遮断する
インターロックスイッチがランプ交換扉付近に設けてい
る。また、正面パネルの左側にある電源スイッチに接続
する一次電源線が通っている。
【0007】一方、ランプハウスの内部にはランプが切
れたことを検知する電気部品や、予備ランプに切り換え
るモータ等の部品がある。その為、ランプハウスの付近
は、一次電源線と二次電源線と信号線が入れ込み、一次
電源線と二次電源線と信号線が接触や近接するレイアウ
トになっている。
【0008】ランプ付近には一次電源線、二次電源線、
信号線が接触、または接近している為、互いに電磁干渉
が発生し、制御回路にノイズが入り装置が誤動作する虞
があった。そのため、一次電源線に二重被服の線材を使
用したり、または組立時に一次電源線に絶縁チューブを
被せて接触をしないようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そのため、一次電源線
が二重被服の線材を使用したり、あるいは組立時に一次
電源線に絶縁チューブを被せていたため、コストが上昇
するという問題があった。
【0010】(発明の目的)本発明は上述した点に鑑み
てなされたもので、一次電源線、二次電源線や信号線の
接触、接近させないように、分離させ引き回すことによ
り、二重被服線や絶縁チューブを使用しないことで部品
点数の削減と、絶縁チューブを被せる組立工数を削減す
ることができる内視鏡用光源装置を提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】内視鏡用光源装置に実装
する電気系部品における、背面側の右側に配置した電源
と、背面側の左側に配置した一次電源で駆動する送気ポ
ンプと、左側面の交換扉付近に配置したインターロック
スイッチと正面パネルの左側に配置した電源スイッチ
と、正面パネルの右側に配置した制御基板と、を有し、
筐体右側の底板に背面から電源スイッチまでの間を下側
へ突起形状を設けた溝を形成したことを特徴とする。
【0012】この構成により、背面から正面パネルの間
に下側へ凸形状を設けた溝を底板に形成し、一次電源線
を通し、一次電源線を二次電源線と信号線を分離できる
ことである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を具体的に説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図4は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は内視鏡システムの全体構成を
示し、図2は第1の実施の形態の内視鏡用光源装置の構
造を示し、図3は内視鏡用光源装置の正面図を示し、図
4は内視鏡用光源装置の電気系の構成を示す。
【0014】図1に示すように内視鏡システム1は撮像
手段を備えた内視鏡2と、この内視鏡2に照明光を供給
する第1の実施の形態の内視鏡用光源装置(以下、単に
光源装置と略記)3と、周辺装置として具体的には撮像
手段に対する信号処理を行い、映像信号を生成する信号
処理装置4と、この信号処理装置4と接続され、映像を
表示するカラーモニタ5と、電子内視鏡2及び光源装置
3からの信号を信号処理装置4に伝送する信号伝送ケー
ブル6とより構成されている。
【0015】内視鏡2は生体内に挿入するための細長の
挿入部7と、この挿入部7の後端に設けられた操作部8
と、この操作部8の側部から延出されたユニバーサルコ
ード9とを有し、このユニバーサルコード9の末端に総
合コネクタ11が設けられており、この総合コネクタ1
1の前端に設けたライトガイドコネクタ12及び図示し
ない送気口金は光源装置3の内視鏡接続部13に着脱自
在で接続される。
【0016】また、この総合コネクタ11の側部のコネ
クタ受け14に信号伝送ケーブル6の一方のコネクタが
着脱自在で接続され、他方のコネクタが信号処理装置4
のコネクタ受け15に着脱自在で接続される。
【0017】上記ライトガイドコネクタ12を光源装置
3に接続することにより、光源装置3内の後述するラン
プからの照明光がライトガイドコネクタ12の端面に供
給され、ユニバーサルコード9、操作部8、挿入部7内
に挿通されたライトガイドにより照明光は伝送され、挿
入部7の先端部の照明窓に取り付けられた先端面から伝
送された照明光が出射され、体腔内の患部等の対象物側
を照明する。
【0018】この照明窓に隣接して観察窓が設けられて
おり、この観察窓に取り付けた対物レンズにより対象物
の光学像をその焦点面に結ぶ。この焦点面にはCCD等
の固体撮像素子が配置されており、光学像を光電変換す
る。この固体撮像素子は挿入部7内等を挿通された信号
伝送ケーブルを介して総合コネクタ11のコネクタ受け
14に接続されている。
【0019】そして、このコネクタ受け14に信号伝送
ケーブル6の一方のコネクタを接続し、さらに他方のコ
ネクタを信号処理装置4のコネクタ受け15と接続する
ことにより、信号処理装置4内の図示しない固体撮像素
子ドライブ回路からドライブ信号が固体撮像素子に印加
され、光電変換された信号が読み出されて信号処理装置
4内の映像信号処理回路に入力され、標準的な映像信号
が生成され、この映像信号はカラーモニタ5に入力さ
れ、カラーモニタ5の表示面に対象物の像を表示する。
【0020】光源装置3は、ほぼ直方体形状(より具体
的には上から見た平面図がほぼ正方形となり、正面から
みた正面図は図3に示すように高さ方向のサイズが水平
方向のサイズより小さい長方形)で、観察中に調整を必
要とする操作パネル16を右手で操作し易いように光源
装置3の前面に設けた正面パネル17の右側に配置し、
診察前後だけしか操作しない内視鏡2を接続する内視鏡
接続部13は、正面パネル17の左側に配置している。
【0021】図2に示すように内視鏡2に照明光を供給
する光を発生するランプ18と、このランプ18の光を
集光するレンズ等の集光光学系19と、予備ランプ1
8′に切り換える機構部品を備えたランプハウス22
を、正面パネル17の前方から光源装置3を見た場合
(他の部品の配置を説明する場合にも特に明記しないで
適用する)、左側面の内部の中央付近に配置している。
【0022】そのため、正面パネル17から見て左側面
内部に配置したランプ18を交換するために、光源装置
3の左側面にランプ交換扉21を配置している。このラ
ンプハウス22の天面には、温度ヒューズ54(図4参
照)を設けている。
【0023】また、このランプハウス22の後方位置、
換言すると光源装置3の背面27内部の左側位置に送気
ポンプ23を配置している。また、ランプハウス22の
右側で、操作パネル16の後方位置に制御基板24を配
置し、その後方位置にスイッチング式電源25を配置し
ている。換言すると、正面パネル内側の右側に制御基板
24を配置し、その後ろ側にスイッチング式電源25を
配置している。
【0024】このスイッチング式電源25に隣接する後
方位置にノイズフィルタ26を配置し、背面27には電
源インレット28及びブレーカ29を取り付けている。
【0025】また、ランプ18等で発生した熱で光源装
置3内部の温度が上昇するのを防止するために、右側面
には吸気口31を設け、その内側に第1のファン32a
を配置して吸気した空気でその左側に配置されたスイッ
チング電源25を冷却するようにしている。
【0026】また、このスイッチング式電源25の左側
にはこのスイッチング式電源25で発生する熱を放熱す
る第2のファン32bが取り付けている。
【0027】そして、この第2のファン32bにより、
その左側側面のランプ交換扉21に設けた排気口33a
及びその後方の側面に設けた排気口33cから排気する
構造にしている。
【0028】また、ランプハウス22と制御基板24の
間にも、制御基板24及びランプ18等を冷却する第3
のファン32cを配置し、金具30で取り付けている。
【0029】ファンは一般的に放射状に風を排気する。
そのため、第3のファン32cは、点灯するランプ18
から見て、斜めの方向に配置している。
【0030】また、第3のファン32cの吹き出し側に
は、このファン32cに対し直角方向に仕切板51を設
けている。仕切板51で二分されたランプハウス22の
閉じた空間の延長上はそれぞれの排気孔33aと排気孔
33bがある。
【0031】さらに、底板34には、背面27付近から
から正面パネル17の間に下側へ凸状に突出する溝部3
5が形成され、一次電源線を二次電源線及び信号線と交
差することなく通す(配線する)ことができるようにし
ている。
【0032】この溝部35は送気ポンプ23の下付近か
らランプハウス22の前端付近にまで延び、上から見た
形状が前後方向に長いほぼ長方形で、左右方向は送気ポ
ンプ23の右側の位置から正面パネル17の左側の下側
に設けた電源スイッチ40付近まで延びている。
【0033】本実施の形態では、ランプ交換扉21はそ
の後端付近の回転軸21aの回りで回動することによ
り、開閉する構造であり、このランプ交換扉21を開く
と、一次電源をOFFにできるようにするインターロッ
クスイッチ36を回転軸21aの少し前側の位置に設け
ている。
【0034】このインターロックスイッチ36はランプ
交換扉21が閉じた状態では、ランプ交換扉21に設け
た突出片により押圧されて、スイッチONの状態で、開
くことにより押圧が解除されてスイッチOFFとなる。
【0035】また、ランプハウス22にはランプ18及
び予備ランプ18′がほぼ扇形状のランプ装着板37の
扇の末端側に取り付けられ、このランプ装着板37はそ
の基端部分がランプ切替用モータ38を介してランプハ
ウス22に回動自在のベース板39に回動自在に取り付
けられている。
【0036】このベース板39にはピン41が突設さ
れ、このピン41はランプ装着板37に設けた円弧形状
のガイド溝42に係入されている。そして、ピン41に
ガイド溝42の端部が当たる位置までランプ切替用モー
タ38によりランプ装着板37を回動することにより、
光軸43上の所定の位置に設定されているランプ18を
外して、その位置に予備ランプ18′を設定できるよう
にしている。なお、ランプ18及び予備ランプ18′は
それぞれランプソケットを介してランプ装着板37に装
着される。
【0037】また、ベース板39は切替用モータ38の
回転軸付近で回動自在にランプハウス22に回動自在に
取り付けられ、このベース板39からランプ交換扉21
側にアームが延出され、このアームの先端に設けたピン
45がランプ交換扉21の長手方向(光源装置3の側面
方向)に設けたL字片のガイド溝46に係入されてい
る。
【0038】そして、ランプ交換扉21を回動して開け
ると、ガイド溝46に係入されたピン45によりランプ
交換扉21が回動するにつれ、ベース板39がその回転
軸の回りで回転してそのベース板39に取り付けられた
ランプ装着板37におけるランプ取付部をランプ交換扉
21の開閉口の外に露出するようにして、ランプ交換を
容易に行うことができるようにしている。
【0039】光軸43上に設定されたランプ18の前部
には集光光学系19が光学系取付枠を介してランプハウ
ス22に取り付けられている。この集光光学系19は2
つの集光レンズ47、47′とその間に配置された赤外
カットフィルタ49とからなる。
【0040】吸気口31から吸気して、制御基板24を
冷却するファン32cから吹き出された風はこのファン
32cに対向する位置に設けた仕切り板51で二分さ
れ、その一方は上記集光レンズ47、47′及び赤外カ
ットフィルタ49を冷却し、その横の排気口33bから
排気されるようにしている。
【0041】また、他方の風は内視鏡接続部13の後端
に取り付けたヒートシンク52に当たり、このヒートシ
ンク52を冷却した風はその横の排気口33bから排気
されるようにしている。
【0042】図4は光源装置3の電気系の構成を示す。
商用電源のグランドと共通のグランドとなり、一次回路
を形成する電源インレット28はノイズフィルタ26、
ブレーカ29、インターロックスイッチ36、電源スイ
ッチ40を経てスイッチング電源25の一次回路に属す
る部分(具体的には電源トランス)に電気的に接続さ
れ、商用電源が供給される。
【0043】このスイッチング電源25の一次回路部分
には送気ポンプ23が接続されている。また、スイッチ
ング電源25における一次回路と分離された二次回路部
分は制御基板24の二次回路部分と接続され、スイッチ
ング電源25における一次回路及び二次回路と分離され
た装着部回路部分は制御基板24の装着部回路部分と接
続されれている。
【0044】なお、ファン32a、32bには動作を確
認する(図示しない)センサを設け、スイッチング電源
25がファン32a、32bの動作を検知している。
【0045】制御基板24における二次回路部分には過
熱保護用の温度ヒューズ54、ハロゲンランプで形成さ
れたランプ18、18′、リミットスイッチ55、5
5′、操作パネル16、ファン32(32a,32b,
32cをまとめて表している)、ランプ切替用モータ3
8が接続されている。
【0046】また、スイッチング電源25における一次
回路及び二次回路と絶縁された装着部回路の電源と接続
された制御基板24の装着部回路部分には照明光量を調
節する絞り装置56、内視鏡の接続を検知するスコープ
検知回路(内視鏡検知回路)57、内視鏡接続部13が
接続されている。
【0047】なお、この他に、光軸43上に配置された
ランプ18のフィラメントの断線等による点灯しなくな
ったことを検知するランプ非点灯検知手段を有し、この
ランプ非点灯検知手段の出力によりランプ切替用モータ
38の駆動を制御して他方のランプ18′を光軸上に移
動する制御を行うようにしている。
【0048】本実施の形態では光源装置3内部の一次電
源線と二次電源線が接触したり、交差しないように部品
をレイアウトすることと、筐体の底板34の下側へ、背
面27から正面パネル17まで連通した凸形状の溝部3
5を形成し、筐体内部に引き回す一次電源線を通すこと
で、一次電源線を二次電源線及び信号線から分離させた
構造にしたことを特徴とし、この構造により一次電源線
を二重被覆の線材を使用したり、一次電源線に絶縁チュ
ーブを被せる等のコストを上昇させることを不要にして
ノイズによる誤動作の影響を解消している。
【0049】次に本実施の形態の作用を説明する。ま
ず、。線材の引き回しの作用を説明する。商用電源は背
面27に取り付けてある電源インレット28から入力す
る。この電源インレット28から入力した一次電源は、
ノイズフィルタ26を通り、ブレーカ29を介してイン
ターロックスイッチ36、そして電源スイッチ40に入
力する。
【0050】そのため、線材の引き回しはブレーカ29
からインターロックスイッチ36まで底板34の下側に
凸状に形成した溝部35に線材を通して、送気ポンプ2
3の下側を通して、インターロックスイッチ36に接続
し、このインターロックスイッチ36からは、ランプハ
ウス22の下側に形成した溝部35を通って正面パネル
17の電源スイッチ40と接続する。
【0051】そして、電源スイッチ40からスイッチン
グ電源25までの一次電源線を接続するため、再びラン
プハウス22と、送気ポンプ23の下の溝部35を通っ
て、スイッチング電源25と接続する。スイッチング電
源25からは、送気ポンプ23を駆動する一次電源と、
制御基板24に供給する二次電源を出力する。
【0052】送気ポンプ23に供給する一次電源は、操
作パネル16の(図示しない)送気スイッチに連動して
送気ポンプ23の動作を制御する。制御基板24に供給
された二次電源は、制御基板24を介してランプ18
と、ファン32a,32b,32cと、操作パネル16
とランプ切替用モータ38等に供給する。
【0053】このように溝部35を利用して一次電源線
を配線することにより、二次電源線及び信号線と接触及
び近接することなく配線することができ、従来例のよう
に二重被覆線を用いたり、絶縁チューブを被せることを
行わないでも、一次電源線を介して二次電源線及び信号
線にノイズを混入させたりすることを低減することがで
きるのでノイズで誤動作することを解消できると共に、
一次電源線を介して外部の周辺装置等にノイズを放射す
ることも防止できる。従って、二重被覆線を用いること
による部品点数が増えることを解消できるし、絶縁チュ
ーブを被せる組立工数が増えることを解消できる。
【0054】次に内部の冷却の作用を説明する。ファン
32a,32b,32cが動作すると、吸気孔31から
冷却空気を吸気する。
【0055】ファン32aは吸気した風をスイッチング
電源25の内部に風を送り込み、ファン32bにより吐
き出される。ファン32bの吐き出した風は送気ポンプ
23を冷却し排気孔33cから吐き出す。
【0056】ファン32a,32bの偶発的な故障でフ
ァン32a,32bの何れかでも停止するとファン内部
のセンサを介してスイッチング電源25が検知し全てに
供給する電源を遮断する。
【0057】ファン32cは吸気孔31から吸気し制御
基板24を冷却する。ファン32cから吐き出した風
は、仕切板51により二分される。二分された正面パネ
ル17側の風は内視鏡接続部13に取り付けてあるヒー
トシンク52に風を当てランプ18の熱線で加熱された
内視鏡2の入射端、つまりライトガイドコネクタ12を
冷却する。そして、ヒートシンク52を冷却した風は排
気孔33bから吐き出される。
【0058】一方の風はランプ18とレンズ47、4
7′と赤外線カットフィルタ49を冷却し排気孔33a
から吐き出される。また、ファン32cが偶発的な故障
で停止するとランプハウス22の温度が上昇し、天面に
設けた温度ヒューズ54が動作し、ランプ18に印加す
る電源を遮断する。
【0059】上述のように底板34に突起形状が形成の
溝35を形成することで、ランプハウス22で一次電源
線と、ランプ18、モータ38等に印加する二次電源線
とが完全に交差することなく分離がてき、一次電源のノ
イズによる誤動作を解消できる。
【0060】従って、本実施の形態は以下の効果を有す
る。光源装置3の底板34に突起形状の溝部35を形成
し一次電源線を通すことで、ランプハウス22付近が一
次電源線と、ランプ18、モータ38に印加する二次電
源線、または信号線とが完全に交差することなく分離が
できるので、一次電源線に二重被覆線や絶縁チューブを
被せることが不要になるので原価の低減が可能となる。
【0061】(第2の実施の形態)次に第2の実施の形
態を説明する。本実施の形態は第1の実施の形態におい
て、ファン32cの取付部等を詳細な構造を示すもので
ある。図2で示したように、光源装置3の右側面に吸気
孔31、左側面に排気孔33a,33b,33cを配置
している。そして、ファン32cをランプ18と制御基
板24の中間に配置している。
【0062】次にファン32cの取付部の詳細を記載し
た図5の斜視図を参照して説明する。ファン32cはL
字形に形成した金具30に取り付けている。
【0063】前記金具30におけるファン32cを取り
付ける面61は、ファン32cの中心部にあるモータ6
2と同じ大きさを残し、ファン32cが風を吐き出す形
状と同じように切り欠き64が形成している。
【0064】図6は前記金具30に前記ファン32cを
取り付けた時の平面図の一部を示す。ファン32cの側
面の外形形状は、図6に示すように吹き出し側65と吸
い込み側66にテーパ形状部67が形成されている。前
記ファン32cのテーパ形状部67は、吹き出し側65
のテーパは大きく形成されている。
【0065】金具30はファン32cの一側面を覆うよ
うに直角に曲げている。さらに、曲げている部分の上下
方向は、ファン32cの前記テーパ形状部67と嵌合す
るように、吹き出し側65と吸い込み側66にテーパに
合った形状に先端を形成した突起形状68を設けてい
る。その他は第1の実施の形態と同様の構成である。
【0066】次に作用を説明する。ファン32cが動作
することで光源装置3の右側面の吸気孔31から外気を
吸い込み、制御基板24を冷却する。ファン32cから
吹き出した風は、点灯しているランプ18を冷却し、左
側面の排気孔33bから排気する。
【0067】点灯中のランプ18が放射状に放つ光は、
ファン32cを固定している金具30に照射され、ファ
ン32cのモータ62には直接照射されない。ファン3
2cを金具30に取り付ける際、ファン32cの側面に
曲げた金具30の突起形状68にファン32cのテーパ
形状部67に嵌まり込む。
【0068】従って、本実施の形態は以下の効果を有す
る。ランプ18が放つ光が金具30にあたるため、ファ
ン32cのモータ62には光が当たらない。そのため、
ファンのモータ62の巻き線温度の上昇を低減でき、フ
ァン32cの寿命を延ばすことが出来る。
【0069】また、金具30にファン32cの側面側に
曲げた部分の突起形状68を形成することで、ファン3
2cの吹き出し方向を逆に取り付けることが出来ないの
で、組立上の間違いを解消できる。その他は第1の実施
の形態と同様の効果を有する。
【0070】(第3の実施の形態)図7は第3の実施の
形態におけるファン32c及びその取付機構を示し、図
7(A)は正面図、図7(B)は右側面図を示す。本実
施の形態は第2の実施の形態を変形させた構造である。
【0071】ファン32cを取り付ける金具69には、
ファン32cが風を吹き出す面70に2箇所の開口部7
1を設けている。また、この金具69における中央部分
69aは円形にしてファン32cのモータ62を覆うよ
うにしている。また、ファン32cは円筒状のスペーサ
72(4個)を介して金具69にビスで固定されてい
る。その他は第1の実施の形態と同様の構成である。
【0072】次に作用を説明する。ファン32cをスペ
ーサ72を介して金具69に取り付けられているので、
ファン32cと金具69に空間73が設けられる。本実
施例ではスペーサ72を取り付けてファン32cと金具
69に空間73を設けたがこれに限らず金具69を変形
させてファン32cと金具69の間に空間73を設けて
もよい。
【0073】従って、以下の効果を有する。ファン32
cのモータ62を覆う金具69の中央部分69が加熱し
ても、ファン32cのモータ62に熱が伝わりにくくな
る。その為、よりよくファン32cのモータ62の加熱
を防止することができる。その他は第1の実施の形態と
同様の効果を有する。
【0074】(第4の実施の形態)図8に基づき本発明
の第4の実施の形態を説明する。図8(A)は正面図、
図8(B)は右側面図を示す。本実施の形態は、第3の
実施の形態を変形した構造である。
【0075】第3の実施の形態と同じように、金具75
はL字形状を形成している。ファン32cのモータ62
を覆う金具75の一部がファン32c側に頂点が向くよ
うに円錐76を形成している。その他は第1の実施の形
態と同様の構成である。
【0076】次に作用を説明する。ランプの光はファン
32cのモータ62を覆う円錐76が部分に当たり、ま
た、円錐76はファン32cのモータ62との間に大き
な距離があるので円錐76の部分が加熱してもファン3
2cのモータ62に熱が伝わらない。ファン32cのモ
ータ62を覆う円錐76は、ファン32c側が頂点とな
っているのでファン32cが吹き出す風を減衰させな
い。
【0077】従って、以下の効果を有する。ファン32
cのモータ62を覆う部分が円錐状に形成されているの
でファン32cのモータ62と距離が離れていてもファ
ン32cが吹き出す風を妨げることがない。
【0078】上記第2の実施の形態ないし第4の実施の
形態の構成にすると、従来技術の有するファンの風が減
衰して冷却の機能が低下するという問題点を解消できる
上にファンのモータの加熱を防ぐことができるという効
果が得られる。
【0079】(第5の実施の形態)図9は第5の実施の
形態を示している。図9は内視鏡を光源装置に接続する
ための部材の送気口からポンプの吹き出し口までの配置
を示す側面図である。内視鏡を光源装置に取り付けるた
めの内視鏡接続部80には内視鏡の送水管に接続する口
金81がシャーシ82より高い位置に設けられており、
前記口金81の先端はシャーシ82上に設けられた絶縁
部材83に固定された防振部材84にポンプ取り付け部
材85を介して配置されたポンプ86に設けられた吹き
出し口87とチューブ88で連結されている。
【0080】前記チューブ88は前記口金81に連結さ
れ、シャーシ82に接触するように下方に向けられたチ
ューブ部分88aとこのチューブ部分88aの後、シャ
ーシ82に常に接触するように十分な長さで配管された
チューブ部分88bとこのチューブ部分88bの後、上
方に向かって配管されたチューブ部分88cとこのチュ
ーブ部分88cの後、ファン取り付け部材89にランプ
冷却用ファン90に共締めされたクランプ材91によっ
て前記口金81より十分高い位置に固定された後、ポン
プ86の吹き出し口87に連結されたチューブ部分88
dで構成されている。その他は例えば第1の実施の形態
と同様の構成である。
【0081】次に作用を説明する。吹き出し口87より
低いチューブ部分88a及び88bを設ける事によっ
て、逆流してきた水はチューブ部分88a、88b及び
88cの下端までしか流入しない。
【0082】従って、本実施の形態は以下の効果を有す
る。チューブ88dを通ってポンプ86の内部まで浸水
しない。その他は第1の実施の形態と同様の効果を有す
る。
【0083】(第6の実施の形態)図10は第6の実施
の形態を示している。つまり、図10は内視鏡を光源装
置に接続するための部材の送気口からポンプの吹き出し
口までの管路を示す側面図である。
【0084】口金81の先端はシャーシ82上に取り付
けられた絶縁部材83に固定されたポンプ86に設けら
れた吹き出し口87とチューブ88で連結されている。
前記チューブ88は、ポンプ86の吹き出し口87に連
結されたチューブ部分88dの前のチューブ部分88c
の後端が口金81より高く、さらにポンプ86の吹き出
し口87よりも高い位置になるように配管されている。
この時、チューブ部分88dは、上下どの方向で配管し
ても構わない。
【0085】次に作用を説明する。チューブ部分88a
及び88bによって形成される容量より大きな量の水が
逆流し、チューブ部分88cでの水位が口金81の位置
より高くなると、チューブ部分88bの両端に作用する
水圧はチューブ部分88aに流入した水による水圧より
チューブ部分88cに流入した水による水圧の方が大き
くなり、逆流してきた水を押し返す方向に力が働く。
【0086】従って、本実施の形態は以下の効果を有す
る。逆流してきた水のチューブ部分88a及び88cで
の水位の違いによる逆止効果によって、ポンプ86の内
部まで浸水することを阻止できる。また、ポンプ86の
吹き出し口87が口金81より低い位置にある場合で
も、逆止効果は損なわれない。
【0087】(第7の実施の形態)図11は第7の実施
の形態を示している。つまり、図11は内視鏡を光源装
置に接続するための部材の送気口からポンプの吹き出し
口までの管路を示す側面図である。
【0088】チューブ88は、チューブ部分88cにつ
ながる方のチューブ部分88bの端がシャーシ82に取
り付けられたクランプ材93及びチューブ部分88cに
つながる方のチューブ部分88dの端がファン取付部材
90に取り付けられたクランプ材91によってチューブ
部分88cが水平面に対して垂直になるように固定され
ている。
【0089】次に作用を説明する。チューブ部分88a
〜88cの一部分まで流入した水に運搬時の振動による
力が作用した時、チューブ部分88c内の水には横方向
の力は働かず鉛直方向にのみ力が働くので、水は上方に
跳ね上がり重力によって再びチューブ部分88cに戻
り、チューブ部分88dに侵入することがない。
【0090】従って、本実施の形態は以下の効果を有す
る。運搬時の振動によるチューブ部分88a〜88cに
流入した水がチューブ部分88dに流れ込み、ポンプ8
6内に侵入することがない。
【0091】(第8の実施の形態)図12は第8の実施
の形態を示している。つまり、図12は内視鏡を光源装
置に接続するための部材の送気口からポンプの吹き出し
口までの管路を示す側面図である。
【0092】ポンプ86は絶縁部材83を介してシャー
シ82に固定されており、吹き出し口78は口金81よ
り充分高い位置にある。チューブ88は一直線に口金8
1とポンプ86に接続されている。
【0093】次に作用を説明する。チューブ88がポン
プ86に向かって上方を向いているので、逆流してきた
水は重力により口金81の方向に戻ろうとする。
【0094】従って、本実施の形態は以下の効果を有す
る。チューブ88に水が溜まることがなくポンプ7内に
水が侵入しない。また、チューブ88が最短の長さで連
結されているのでコストが下がる。
【0095】[付記] 1.内視鏡のライトガイドに照明光を供給する内視鏡用
光源装置において、内視鏡用光源装置の内部に実装する
電気部品を背面内側の右側に配置した電源と、背面内側
の左側に配置した送気ポンプと、左側面内側に配置した
ランプハウスと、左側面内側に配置したランプ交換扉
と、左側面内側の交換扉付近に配置したインターロック
スイッチと、正面パネル内側の左側に配置した電源スイ
ッチと、正面パネル内側の右側に配置した制御基板とを
配置し、背面から正面パネルの間に下側へ凸形状を設け
た溝を底板に形成し、一次電源線を通したことを特徴と
する内視鏡用光源装置。
【0096】2.光源装置内部に配置したランプと、ラ
ンプを冷却するファンと、前記ファンを固定する金具を
有する光源装置において、前記金具にファンのモータ部
を覆い、かつファンが吹き出す部分には開口を設けたこ
とを特徴とする光源装置。
【0097】(付記2の背景)内視鏡用光源装置(単に
光源装置とも記す)は、体腔内の被観察部を照明するた
め、ハロゲンランプを利用し、内視鏡を介して被照明部
を照明し観察や、処置を行う。光源装置内部で点灯する
ランプを冷却するためにファンをランプ近傍に設けてい
る。しかし、ファンは一般的に周囲温度が上昇するとフ
ァンの寿命が短くなる傾向にある。
【0098】光源装置内部のランプを冷却するファン
は、ランプの熱によりファンの周囲温度が上昇し、さら
に、ランプの光がファンに当たって、ファンのモーター
が加熱しモーターの巻き線温度が上昇する。従って、フ
ァンの寿命が短くなるという問題点があった。
【0099】そこで、光が直接ファンに当たらないよう
に、山形金属板の複数のフィンを設けファンに直接光が
当たらないようにしていた従来技術がPCT WO 9
3/04287に開示されている。
【0100】(従来技術の問題点)しかし、上記従来技
術ではランプの光を遮光することが出来ると同時に、フ
ァンが吹き出す風も減衰させてしまうので、冷却の機能
が低下してしまう問題があった。
【0101】(付記2の目的)そのため、ランプの光を
遮光してファンの加熱も防止することで、ファンの寿命
を延ばすことを目的とし、この目的を達成するために付
記2の構成にした。
【0102】つまり、光源装置内部のランプとランプを
冷却するファンと、前記ファンを固定する金具に形成す
る開口形状においてファンのモーター部の投影面の以外
の面に、少なくとも2つ以上の開口を設けたことを特徴
とし、以下の作用を有する。ランプの光が直接ファンに
モータに当たらないのでファンのモータの加熱を防止で
きると共に、開口により吹き出す風も減衰させてしまう
ことなく、冷却の機能を十分に確保できる。
【0103】3.内視鏡の送水管と接続する口金と、前
記口金の他端が管材に接続され、前記管材の他端が吹き
出し口に接続されるポンプとを備えた内視鏡用光源装置
において、管路に高低差を設ける手段を備えたことを特
徴とする内視鏡用光源装置。
【0104】(付記3〜11の背景)患者の体内を内視
鏡観察する際、内視鏡先端の対物レンズに体液なとが付
着することで視界が妨げられ、十分な観察ができないこ
とがある。内視鏡観察を継続するためには、対物レンズ
に付着した体液などを除去する必要があり、一般的には
光源装置内のポンプが光源装置に接続した内視鏡のチャ
ンネルを介して、水の入った送水タンクを加圧し、内視
鏡の送水チャンネルに送水タンクの水を押し出すことで
内視鏡先端から対物レンズに向けて送水され、付着物を
除去する方法がとられている。
【0105】観察後、内視鏡を光源装置から抜去する時
に内視鏡のチャンネルに残った水が光源装置内に逆流す
ることがあり、その水がポンプ内に侵入すると摺動部が
錆て動作しない等の故障の原因となるので、逆流を防止
することが必要である。
【0106】図13は光源装置内のポンプ86への水の
逆流を防止するための従来技術を示しており、光源装置
内での管路を表した側面図である。
【0107】従来技術ではシャーシ82に絶縁部材83
及び防振部材84を介し、ポンプ取り付け部材85で取
り付けられたポンプ86の吹き出し口87と内視鏡の送
水口81とを接続するチューブ88は2つのチューブ部
分88a及び88bの2部品で構成され、これらチュー
ブ部分88aと88bは逆止弁94を介して連結されて
おり、逆流してきた内視鏡送水管内の水は、逆止弁94
によってチューブ88a内で止まり、ポンプ86内には
流入しないようになっていた。
【0108】従来技術の場合、逆止弁94の部品のコス
ト、また逆止弁94をチューブ88に接続するための組
立工数が発生し、コスト高となっていた。
【0109】(付記3〜11の目的)管路の途中に逆止
弁などの新たな部材を設けることなく、ポンプ内の水の
侵入を防ぐことである。
【0110】特に付記3〜7の目的は、光源装置内への
水の逆流を管路の途中で阻止することである。
【0111】(付記3の効果)付記3の構成によると、
従来技術の有する管路の途中に逆止弁等の新たな部材を
設けることによりコスト高になるという問題点が解決で
きるうえに、光源装置内のポンプに水が侵入するのを阻
止できるという効果が得られる。
【0112】4.付記3において、前記管路の一部が前
記ポンプの吹き出し口より低くなる手段を備えたことを
特徴とする内視鏡用光源装置。
【0113】(付記4〜7の効果)付記4〜7の構成に
よると、逆流が光源装置内の管路の途中で止まり、ポン
プ内に侵入しないという効果が得られる。
【0114】5.付記4において、前記ポンプを絶縁材
と防振材とを介してシャーシに固定したことと、前記管
材の一部を前記シャーシに接触させたこととを特徴とす
る内視鏡用光源装置。
【0115】6.付記3において、前記管路の一部が前
記口金の位置より高くなる手段を備えたことを特徴とす
る内視鏡用光源装置。
【0116】7.付記6において、前記管材を前記口金
より上に突出した部材にクランプ材を介して固定したこ
とを特徴とする内視鏡用光源装置。
【0117】8.付記3において、前記管材の前記口金
から前記吹き出し口に向かって上方を向いた部分を水平
面に対し垂直を設ける手段を備えたことを特徴とする内
視鏡用光源装置。
【0118】(付記8、9の目的)光源装置の管路に流
入した水が振動でさらに逆流するのを防止することであ
る。
【0119】(付記8、9の効果)付記8、9の構成に
よると、光源装置に加えられた振動により逆止が進むこ
とがなく、ポンプ内に水が侵入しないという効果が得ら
れる。
【0120】9.付記8において、前記管材をクランプ
材によってシャーシに固定し、前記固定位置よりポンプ
に近い部分を上に突出した部材にクランプ材によって固
定したことを特徴とする内視鏡用光源装置。
【0121】(付記10、11の目的)光源装置内に逆
流した水を内視鏡接続部から光源装置外に吐き出すこと
である。
【0122】10.付記3において、前記管材が前記口
金から前記吹き出し口に向かって上方を向き、前記管材
が一直線に配管する手段を備えたことを特徴とする内視
鏡用光源装置。
【0123】(付記10、11の効果)請求項10、1
1の構成によると、管材のコストが低く抑えられると同
時に、光源装置内への水の逆流を抑制し、ポンプ内に水
が侵入することがないという効果が得られる。
【0124】11.付記10において、前記ポンプを部
材を介してシャーシに固定したことと、前記口金に接続
した前記管材を前記吹き出し口に向かって一直線に配管
し、前記管材の他端を前記吹き出し口に接続したことと
を特徴とする内視鏡用光源装置。
【0125】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、内
視鏡のライトガイドに照明光を供給する内視鏡用光源装
置において、内視鏡用光源装置の内部に実装する電気部
品を背面内側の右側に配置した電源と、背面内側の左側
に配置した送気ポンプと、左側面内側に配置したランプ
ハウスと、左側面内側に配置したランプ交換扉と、左側
面内側の交換扉付近に配置したインターロックスイッチ
と、正面パネル内側の左側に配置した電源スイッチと、
正面パネル内側の右側に配置した制御基板とを配置し、
背面から正面パネルの間に下側へ凸形状を設けた溝を底
板に形成し、一次電源線を通すようにしているので、二
重被服線や絶縁チューブを使用しないで、一次電源線、
二次電源線や信号線を分離して配線でき、部品点数及び
組立工数を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】内視鏡システムの全体構成図。
【図2】本発明の第1の実施の形態の内視鏡用光源装置
の平面断面図。
【図3】光源装置の正面図。
【図4】光源装置の電気系の構成を示すブロック図。
【図5】本発明の第2の実施形態におけるファンとファ
ンを取り付ける金具を示す斜視図。
【図6】ファンを金具に取り付けた時の平面図。
【図7】本発明の第3の実施形態のファンを金具に取り
付けた時の正面及び側面図。
【図8】本発明の第4の実施形態のファンを金具に取り
付けた時の正面及び側面図。
【図9】本発明の第5の実施の形態における光源装置内
のポンプから内視鏡接続部の口金までの管路の側面図。
【図10】本発明の第6の実施の形態における光源装置
内のポンプから内視鏡接続部の口金までの管路の側面
図。
【図11】本発明の第7の実施の形態における光源装置
内のポンプから内視鏡接続部の口金までの管路の側面
図。
【図12】本発明の第8の実施の形態における光源装置
内のポンプから内視鏡接続部の口金までの管路の側面
図。
【図13】従来技術における光源装置内のポンプから内
視鏡接続部の口金までの管路の側面図。
【符号の説明】
1…内視鏡システム 2…内視鏡 3…内視鏡用光源装置 12…ライトガイドコネクタ 13…内視鏡接続部 16…操作パネル 17…正面パネル 18,18′…ランプ 19…集光光学系 21…ランプ交換扉 22…ランプハウス 23…送気ポンプ 24…制御基板 25…スイッイング電源 26…ノイズフィルタ 27…背面 28…電源インレット 29…ブレーカ 30…金具 31…吸気口 32a,32b,32c…ファン 33a,33b,33c…排気口 34…底板 35…溝部 36…インターコックスイッチ 37…ランプ装着板 38…ランプ切替用モータ 39…ベース板 40…電源スイッチ 42,46…ガイド溝 43…光軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡のライトガイドに照明光を供給す
    る内視鏡用光源装置において、 内視鏡用光源装置の内部に実装する電気部品を背面内側
    の右側に配置した電源と、背面内側の左側に配置した送
    気ポンプと、左側面内側に配置したランプハウスと、左
    側面内側に配置したランプ交換扉と、左側面内側の交換
    扉付近に配置したインターロックスイッチと、正面パネ
    ル内側の左側に配置した電源スイッチと、正面パネル内
    側の右側に配置した制御基板とを配置し、背面から正面
    パネルの間に下側へ凸形状を設けた溝を底板に形成し、
    一次電源線を通したことを特徴とする内視鏡用光源装
    置。
JP9015608A 1997-01-29 1997-01-29 内視鏡用光源装置 Withdrawn JPH10211168A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008257175A (ja) * 2007-04-05 2008-10-23 Shenzhen Huaqiang Sanyo Technology Design Co Ltd 電源ユニット及びそれを用いた投写型映像表示装置
US7695429B2 (en) 2004-05-25 2010-04-13 Fujinon Corporation Endoscope connector device, endoscope cable lead-out unit and endoscope device
JP2017163054A (ja) * 2016-03-10 2017-09-14 三菱電機株式会社 信号伝送基板

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