JP6601939B2 - 測長装置 - Google Patents

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Description

本発明は、加工装置により加工されるワークの長さを測定する測長装置に関する。
従来から、ワークの長さを測定する測長装置が提供されており、例えば、下記特許文献1に開示された測長装置が知られている。特許文献1には、スライドレールに対してスライド自在に設置された測定器を有するスライド体に、ワークの端面に当接する当接部を設け、この当接部がワークの端面に当接した状態での測定器の測定値からワークの長さを測定する構成が開示されている。
一方、被加工物であるワークに対して、切断、穴開け、線引き等の各種加工を行う加工装置が広く知られているが、このような加工装置において、ワークに対して正確な切断位置、穴開け位置、線引き位置等の加工位置で加工を行うために、ワークの所望の場所から加工位置までの長さを正確に測定する必要がある。
このため、特許文献1に開示された測長装置では、スライドレールに沿って測定器(スライド体)をスライドさせ、クランプレバーを操作することで、所望の長さに対応した位置に測定器を固定することができるように構成されている。
特開2012−002706号公報
しかし、従来、スライドレールに対して測定器を固定する際に測定器が僅かにスライドするなどして、所望の固定位置からずれてしまった場合には、最初から固定操作をやり直す必要があり、所望の位置に正確に固定するのが困難であった。スライド体を所望の位置に正確に固定できなければ、ワークの長さを高精度に測定することもできない。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、スライドレールに対して測定器を所望の位置に正確に固定することができ、ワークの長さを高精度に測定することのできる測長装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る測長装置は、ワーク加工装置と組み合わせて使用され、前記ワーク加工装置により加工されるワークの長さを測定する測長装置において、前記ワーク加工装置に一体に固定されるスライドレールと、前記スライドレールにスライド自在に設置されたスライド部であって、前記スライドレールにスライド自在に取り付けられたリニアガイドを有するスライド本体と、前記スライド本体が前記スライドレールに沿って移動した距離を測定する測長器と、仮固定体と、前記スライド本体と前記仮固定体とを前記スライド本体のスライド方向において相対的に移動可能に連結する微調整機構と、前記スライド本体を前記スライドレールに対して固定するための第一クランプと、前記仮固定体を前記スライドレールに対して固定するための仮固定クランプと、を有し、前記リニアガイドがスライド本体にのみ設置されているスライド部と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る測長装置によれば、スライドレールに対して測定器を所望の位置に正確に固定することができ、ワークの所定の部分の長さを精度よく測定することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る測長装置の斜視図である。 図2は、本発明の実施形態に係る測長装置の主要部の拡大斜視図である。 図3は、本発明の実施形態に係る測長装置の主要部の拡大斜視図である。 図4は、本発明の実施形態に係る測長装置の主要部の拡大図である。 図5は、本発明の実施形態に係る測長装置の主要部の拡大図である。 図6は、本発明の実施形態に係る測長装置の主要部の拡大図である。 図7は、本発明の実施形態に係る測長装置の主要部の拡大図である。 図8は、本発明の実施形態に係る測長装置の使用状態を示す斜視図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る測長装置について説明する。本実施形態では、切断装置により所定の長さに切断されるワークの長さを計測する測長装置について説明する。図1は本実施形態に係る測長装置の斜視図である。
図2及び図3は、本実施形態に係る測長装置の主要部(ベース部とスライド部の一部)の拡大斜視図であり、図3では、一部の部材を透明にして示している。図4乃至図7は、測長装置の主要部を拡大して示す図である。図4(A)は、測長装置の主要部(ベース部とスライド部の一部)の側面図であり、図4(B)は、図4(A)のA−A線による水平断面図である。
図5(A)は、測長装置の主要部(ベース部とスライド部の一部)の平面図であり、図5(B)は、図5(A)のB−B線による鉛直断面図である。図6(A)は、測長装置の主要部(ベース部とスライド部の一部)の平面図であり、図6(B)は、図6(A)のC−C線による鉛直断面図である。図7(A)は、測長装置の主要部(ベース部とスライド部の一部)の平面図であり、図7(B)は、図7(A)のD−D線による鉛直断面図である。なお、図4乃至図7の断面図は、一部構成を概略的に示している。
測長装置1は、後述する切断装置に対して固定されるベース部10と、ベース部10に対してスライド自在に設置されたスライド部20とを備えている。ベース部10は、長板形状のベース台11と、ベース台11上に設置されたスライドレール13と、スライドレール13の一方の端部(図1において略右端部)に設置されたスライドストッパー15とを備える。
スライドレール13は、スライド方向の両側面にスライド方向に伸びる一対のスライド溝14が形成されている。スライドストッパー15は、スライド部20がスライドレール13の末端端から離脱するのを防いでいる。
スライド部20は、スライド本体30と、仮固定体40と、スライド本体30と仮固定体40とのスライド方向の相対位置を微調整する微調整機構50と、アーム部60と、デジタル測長器70とを備え、スライド本体30を介してスライドレール13上にスライド可能に設置されている。
スライド本体30は、筺体31と、筐体31をスライドレール13に対して固定するための第一クランプ35と、筐体31の下面に固定されたリニアガイド39とを備える。筺体31は、仮固定体40を収容するための囲み空間341が形成されている。図4(B)は、囲み空間341の部分の水平断面図である。筐体31の囲み空間341に面する部分には、後述する微調整機構50の送りねじ51が貫通するおねじ挿通穴32が形成されている。おねじ挿通穴32の内径は、後述する送りねじ51の軸外径よりも大きい。
また、筐体31は、おねじ挿通穴32の囲み空間341と逆側の外側入口部分に、送りねじ51に形成されたフランジ53を嵌め込むためのフランジ溝321が形成されている。筐体31は、送りねじ51のフランジ53をフランジ溝321に嵌め込んだ状態で外側から押さえ付けて固定するためのフランジ固定板33を備えている。筐体31は、後述するアーム部60を保持するためのアーム保持部342を備えている。
第一クランプ35は、クランプレバー36と、挟持体37と、クランプ軸38とを備え
、筐体31に固定されて設置されている。図5(B)は、第一クランプ35が設置された部分のスライド方向に垂直な鉛直断面図である。クランプ軸38は、スライド方向と直交する方向に配置されている。クランプレバー36は、クランプ軸38の一端に固定設置されており、クランプレバー36をクランプ軸38の軸周りに回転させることで、クランプ軸38をその軸周りに回転させることができる。
挟持体37は、クランプ軸38に軸支され、スライドレール13を挟み込むように配置された一対のブロックから構成されている。クランプ軸38にはネジ溝が刻まれており、回動させることで挟持体37を構成する一対のブロックの間隔を調整することができる。
よって、第一クランプ35は、クランプレバー36を操作することで、スライド本体30をスライドレール13に対して固定する固定状態と、スライド本体30をスライドレール13に対してスライド自在に解放する固定解除状態とを切り換えることができる。図5(B)に示すように、固定状態では、挟持体37はスライドレール13を挟み込んで挟持しており、固定解除状態では、挟持体37はスライドレール13から退避して離れている。
リニアガイド39は、筐体31の下面に固定されており、スライドレール13に対して滑らかにスライド可能に取り付けられている。図6(B)は、リニアガイド39が設置された部分のスライド方向に垂直な鉛直断面図である。
仮固定体40は、スライド本体30の囲み空間341に配置される仮固定ブロック41と、仮固定ブロック41をスライドレールに対して固定するための仮固定クランプ45とを備える。仮固定ブロック41は、囲み空間341内において、スライド本体30に対してスライド方向に相対的に移動可能な形状、サイズである。仮固定ブロック41には、後述する微調整機構50の送りねじ51がねじ込まれる、スライド方向に延在するめねじ穴42が形成されている。
仮固定クランプ45は、クランプレバー46と、挟持体47と、クランプ軸48とを備え、仮固定ブロック41の下面に固定されて設置されている。図7(B)は、仮固定クランプ45が設置された部分のスライド方向に垂直な鉛直断面図である。クランプ軸48は、スライド方向と直交する方向に配置されている。
クランプレバー46は、クランプ軸48の一端に固定設置されており、クランプ軸48に対して略平行に寝かせて倒した状態と、略垂直に起こした状態とを切り換えることができる。クランプレバー46を倒したり起こしたりすることで、クランプ軸48をその軸方向に往復動させることができる。
挟持体47は、クランプ軸48に軸支され、スライドレール13を挟み込むように配置された一対のブロックから構成されている。クランプ軸48をその軸方向にスライドさせることで、挟持体47を構成する一対のブロックの間隔を調整することができる。
よって、仮固定クランプ45は、クランプレバー46を操作することで、仮固定体40をスライドレール13に対して固定する固定状態と、仮固定体40をスライドレール13に対してスライド自在に解放する固定解除状態とを切り換えることができる。図7(B)に示すように、固定状態では、挟持体47はスライドレール13を挟み込んで挟持しており、固定解除状態では、挟持体47はスライドレール13から退避して離れている。なお、仮固定クランプ45は、第一固定クランプ35よりも締付力(固定力)の弱いものが使用されている。
微調整機構50は、スライド本体30(筐体31)と仮固定体40(仮固定ブロック41)を相対的に移動可能に連結するねじ送り機構であり、おねじである送りねじ51を備えている。送りねじ51は、頭部に設置された取っ手52と、頭部近くに形成されたフランジ53と、先端側に形成されたおねじ部54とを備えている(図4(B)等参照)。
送りねじ51は、フランジ53が筐体31のおねじ挿通穴32の入口に形成されたフランジ溝321に嵌まった状態で、フランジ固定板33によりフランジ53がフランジ溝321から抜けないように押さえ付けられている。よって、送りねじ51は、筐体31に対して、スライド方向への移動が制限され、送りねじ51と筐体31とのスライド方向における相対位置は固定されている。
送りねじ51のおねじ部54は、めねじ穴42にねじ込まれており、送りねじ51が軸周りに回転すると、おねじ部54とめねじ穴42との螺合により、送りねじ51と仮固定ブロック41とが、スライド方向においてねじ送りにより相対的に移動する。
上述したように、スライド方向において、送りねじ51と筐体31とは相対的に固定されている。よって、送りねじ51が軸周りに回転すると、スライド方向において、スライド本体30と仮固定体40とが相対的に移動することになる。
本実施形態では、送りねじ51が一回転すると、送りねじ51と筐体31とがスライド方向において0.8mm移動するように構成されており、送りねじ51を回転させることで、スライド本体30と仮固定体40との相対的な位置を微調整することができる。
ここで、上述したように、仮固定体40は、スライド本体30の筺体31の中央付近に形成された囲み空間341内に配置されている(図2、図4(B)等参照)。このため、微調整機構50によって仮固定体40とスライド本体30とがスライド方向において相対位置を微調整される際、仮固定体40の相対的な移動範囲は、囲み空間341内に制限される。これにより、送りねじ51の回しすぎによって送りねじ51がめねじ穴42から外れてしまうのを防止することができる。
もちろん、仮固定体40の設置場所は、微調整機構50によってスライド本体30とスライド可能に連結可能な位置であれば適宜変更可能であり、例えば、スライド本体30の筐体31と隣り合わせに設置してもよい。
また、微調整機構50として、ねじ送り機構以外の構造を採用してもよく、スライド方向に沿ってスライド本体30と仮固定体40との相対的な位置関係を微調整できるものであれば、例えば、ラック&ピニオン式であるとか、押しネジ式の構造等を採ることができる。
アーム部60は、スライド本体30のアーム保持部342に保持されるアーム支持軸62と、スプリング63と、ワーク当接アーム64とを備える。ワーク当接アーム64の先端部分が、測長する際にワークと当接するワーク当接部65となる。
ワーク当接アーム64は、スライド方向に延在するアーム支持軸62によってスライド方向にスライド可能に軸支されている。スプリング63は、アーム支持軸62に同軸に設置され、ワーク当接アーム64をワーク当接部65が位置する先端方向に付勢している。
デジタル測長器70は、スライド本体30のスライドレール13に対するスライド距離を測定する測距部71(図示せず)と、測距部71が測定した測定値を表示する表示部72とを備える。測定値は、作業者がデジタル測長器70を操作することにより、スライド距離を0にリセットすることができる。
ここで、測長装置1は、ワークの一端から測定対象であるワークの所定の部分までの距離を測定するためのものであり、測距部71は、スライド距離がリセットされた場所を原点として、この原点からの距離を測定値として出力するように構成されている。
測距部71は、原点である加工位置から離れる方向(図1において略右方向)を正方向として計測しており、原点からのスライド部20の総スライド距離ではなく、スライド部20が現在位置する場所の原点からの距離を表示するよう構成されている。
以上、測長装置1の構成について説明したが、続いて、測長装置1によるワークの長さを計測する際の手順について説明する。まず、微調整機構50によりスライド位置を微調整しながら、スライド本体30をスライドレールの所望に位置に位置決め固定する手順について説明する。
まず、仮固定工程として、スライド部20をスライドレール13の所望の位置の近傍に仮固定する。具体的には、デジタル測長器70の表示部72の測定値を確認しながら、リニアガイド39を介してスライド本体30をスライドレール13に対しておおよそ所望の長さとなる位置まで手作業でスライドさせる。
所望の位置の近傍までスライド本体30を移動させると、仮固定体40の仮固定クランプ45を閉じて、仮固定体40をスライドレール13に対してしっかりと固定する。このとき、仮固定体40は、微調整機構50を介してスライド本体30と連結されているため、スライド本体30もスライドレール13に対して間接的に仮固定された状態となる。
次に、微調整工程として、微調整機構50によりスライド本体30のスライドレール13に対するスライド位置を微調整し、所望のスライド位置に正確に位置決めする。具体的には、再度、表示部72の測定値を確認しながら、取っ手52を回すことで、ねじ送り機構によりスライドレール13に固定された仮固定体40に対して、スライド本体30をスライド方向に微少距離移動させる。
そして、表示部72の測定値が所望の長さに一致した場所でネジ送りによる微調整を終了し、第一クランプ35を閉じて、スライド本体30をスライドレール13に対して固定させる。これにより、スライド本体30を所望の位置に正確にしっかりと固定することができる。
このように、仮固定工程と微調整工程とを備える本実施形態によれば、仮固定工程では、手動でスライド部20を素早く移動させ、その後、微調整工程において、スライド位置の微調整を行うことで、全体として短時間で正確な位置決めをすることができる。
続いて、測長装置1によりワークの長さを計測する際の手順について説明する。図8は、本実施形態に係る測長装置の使用状態を示す斜視図である。本実施形態では、測長装置1を切断装置5と組み合わせて使用しており、測長装置1により測長することで、切断装置5は切断位置(加工位置)においてワークを所望の長さで切り出す。
具体的には、ワークの設置前に、アーム部60のワーク当接部65を加工位置である切断位置に位置させたうえで、デジタル測長器70の測定値を0にリセットする。なお、このときに、上述した方法でスライド本体30のスライド位置を位置決めすることで、ワーク当接部65が切断位置に正確に位置する状態でリセットすることができる。
続いて、スライド部20を加工位置から離れる方向(図1において略右方向)にスライドさせて、ワーク当接アーム64をワークの設置場所から退避させる。このとき、スライド部20をスライドさせると、デジタル測長器70の表示部72には、測定値をリセットした位置からのスライド本体20の移動距離、すなわち、ワーク当接部65の原点からの距離が表示される。
そして、作業者は、表示部72の測定値が、所望の長さの値となる位置でスライド部20を固定する。このとき、上述した方法でスライド本体30のスライド位置を位置決めすることで、スライド部20を正確に所望の長さだけスライドさせた位置で固定することができる。
そうすると、原点からワーク当接部65までの距離が所望の長さになる。そして、一端がワーク当接部65に接するようにワークを切断位置に設置すると、ワークを所望の長さで切断することができる。
以上、本実施形態に係る測長装置1について詳細に説明したが、本実施形態によれば、スライド部20を固定する際に、まず仮固定体40をおおよその位置で先に固定し、その後、微調整機構50によりスライド本体30のスライド位置を微調整して固定することによって、スライド本体30を所望の位置に正確に固定することができる。
上述したように、微調整機構50は、送りねじ51が一回転すると、スライド本体30と仮固定体40とがスライド方向に0.8mm移動するように構成されており、0.1mm単位でスライド本体30のスライド位置を微調整して、正確に所望の位置に固定することができる。スライド本体30を所望の位置に正確に位置決めできれば、加工されるワークの長さを高精度に正確に測定することができる。
また、本実施形態では、仮固定体40を仮固定し、スライド位置の微調整後にスライド本体30を本固定する際に、仮固定体40に対して固定するのではなく、直接スライドレール13に対して固定しているので、本固定後に仮固定クランプ45が緩んだとしてもスライド本体30のスライド位置は第一クランプ35によってしっかりと固定されたままである。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。例えば、本実施形態に係る測長装置を構成する各部材の形状やサイズは適宜変更可能である。
また、本実施形態では、測長装置を組み合わせて使用する加工装置として、切断装置を例に挙げて説明したが、ワークの所定の場所に穴を開ける穴開け装置や、ワークの所定の場所に線を引く線引き装置など、他の様々な加工装置を組み合わせて使用することができる。
また、上記実施形態では、スライドレールに対して滑らかにスライドするリニアガイドをスライド本体にのみ設置し、仮固定体にはリニアガイドを設置していないが、仮固定体にもリニアガイドを設置するようにしても良い。
1 測長装置
10 ベース部
11 ベース台
13 スライドレール
14 スライド溝
15 スライドストッパー
20 スライド部
30 スライド本体
31 筺体
32 おねじ挿通穴
321 フランジ溝
33 フランジ固定板
341 囲み空間
342 アーム保持部
35 第一クランプ
36 クランプレバー
37 挟持体
38 クランプ軸
39 リニアガイド
40 仮固定体
41 仮固定ブロック
42 めねじ穴
45 仮固定クランプ
46 クランプレバー
47 挟持体
48 クランプ軸
50 微調整機構
51 送りねじ
52 取っ手
53 フランジ
54 おねじ部
60 アーム部
64 ワーク当接アーム
65 ワーク当接部
70 デジタル測長器
71 測距部
72 表示部

Claims (3)

  1. ワーク加工装置と組み合わせて使用され、前記ワーク加工装置により加工されるワークの長さを測定する測長装置において、
    前記ワーク加工装置に一体に固定されるスライドレールと、
    前記スライドレールにスライド自在に設置されたスライド部であって、
    前記スライドレールにスライド自在に取り付けられたリニアガイドを有するスライド本体と、
    前記スライド本体が前記スライドレールに沿って移動した距離を測定する測長器と、
    仮固定体と、
    前記スライド本体と前記仮固定体とを前記スライド本体のスライド方向において相対的に移動可能に連結する微調整機構と、
    前記スライド本体を前記スライドレールに対して固定するための第一クランプと、
    前記仮固定体を前記スライドレールに対して固定するための仮固定クランプと、を有し、前記リニアガイドがスライド本体にのみ設置されているスライド部と、
    を備えることを特徴とする測長装置。
  2. 前記微調整機構は、送りねじと、前記送りねじに形成されたフランジと、を有するねじ送り機構であり、
    前記スライド本体は、前記フランジが嵌め込まれるフランジ溝と、前記フランジを前記フランジ溝に嵌め込んだ状態で押さえ付けるフランジ固定板と、を有し、
    前記スライド本体と前記送りねじとの前記スライド方向における相対位置が固定されていることを特徴とする請求項1記載の測長装置。
  3. 前記仮固定体は、前記スライド本体によって囲まれた空間内に設置され、前記スライド方向における前記スライド本体に対する相対的な移動範囲が、前記スライド本体によって制限されていることを特徴とする請求項1又は2記載の測長装置。
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