JPH087938Y2 - プレスブレーキのバックストップ装置 - Google Patents

プレスブレーキのバックストップ装置

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JPH087938Y2
JPH087938Y2 JP1990027622U JP2762290U JPH087938Y2 JP H087938 Y2 JPH087938 Y2 JP H087938Y2 JP 1990027622 U JP1990027622 U JP 1990027622U JP 2762290 U JP2762290 U JP 2762290U JP H087938 Y2 JPH087938 Y2 JP H087938Y2
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JP
Japan
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work
tip
leg length
positioning
backstop
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JP1990027622U
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JPH03120914U (ja
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康平 福田
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は折曲げ位置の位置決めするプレスブレーキ
のバックストップ装置に関する。
〔従来の技術〕
従来板状のワークを折曲げ加工するプレスブレーキに
おいては、折曲げ位置を位置決めするためのバックスト
ップが設けられている。
上記バックストップは上下及び前後方向へ移動調整で
きるようになっていて、折曲げ加工すべきワークaを第
2図に示すようにバックストップbへ突き当てて折曲げ
位置を位置決めしており、ワークaの先端から折曲げ位
置までの長さ(脚長)が標準ストローク以上の場合は第
3図に示すようにワークaの先端側をバックストップb
上へ載置した状態で、予めワークaに罫書いた罫書き線
を折曲げ位置へ合わせたり、前部支持桁に設けられたス
ケールを使用して折曲げ位置を位置決めしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし従来のプレスブレーキでは、ワークaの脚長が
標準ストローク以上の場合、作業者が目視により折曲げ
位置を位置決めしなければならないため、位置決め精度
が悪い欠点があった。
この考案は上記欠点を改善する目的でなされたもの
で、標準ストローク以上の脚長でも精度よく位置決めで
きるようにしたプレスブレーキのバックストップ装置を
提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
この考案は上記目的を達成するために、板状のワーク
を折曲げ加工するプレスブレーキにおいて、上記プレス
ブレーキに設けられた前後動及び上下動自在な移動部材
の前部に、標準ストロークの脚長を有するワークの先端
を突き当てて折曲げ位置を位置決めする第1バックスト
ップを設けると共に、上記移動部材の上部より後方へ支
持杆をほぼ水平に突設し、かつこの支持杆の先端に、標
準ストロークより長い脚長を有するワークの先端を突き
当てて折曲げ位置を位置決めする第2バックストップを
設けたものである。
これによって脚長が標準ストローク以上のワークに対
しては、支持杆上に設けた第2バックストップにより折
曲げ位置を位置決めすることにより、脚長の長短に関係
なく折曲げ位置の位置決めが精度よく行えるようにな
る。
〔実施例〕
この考案の一実施例を第1図に示す図面を参照して詳
述する。
図において1はプレスブレーキ(図示せず)に設けら
れたバックストップ装置の本体で、前後及び上下方向へ
移動自在なガイドフレーム2上に、左右方向へ移動自在
に移動部材3が取付けられており、この移動部材3に、
微調整ノブ4により前後方向へ微調整移動が可能な支持
部材5が支えられている。
そしてこの支持部材5の先端に標準ストロークの脚長
のワーク6を位置決めする第1バックストップ7がピン
8により、水平位置から上方向へ回動自在に枢着されて
いる。
また上記移動部材3の上面には支持杆10の基端側が固
着具11により固着されている。
上記支持杆10の先端側は移動部材3の後方へ水平に突
設されていて、この支持杆10の上面は脚長が標準ストロ
ークより長いワーク6′の先端側を下方より支持するワ
ーク載置面10aとなっていると共に、支持杆10の先端部
に微調整ボルト12が螺合されている。上記微調整ボルト
12は圧縮ばね13により後方へ付勢されていると共に、先
端部は支持杆10上に摺動自在に設けられた第2バックス
トップ14に螺合されている。
上記第2バックストップ14には前後方向へ細長い長孔
14aが突設されていて、この長孔14aより支持杆10にバッ
クストップ固定ボルト15が螺挿されている。
なお図中16は左右方向へ移動調整自在な移動部材3を
調整位置に固定するための固定用ハンドルである。
次に作用を説明すると、標準ストロークの脚長のワー
ク6の折曲げ位置を位置決めする場合は、第1バックス
トップ7を水平位置にした状態で、この第1バックスト
ップ7の先端にワーク6の先端を突き当てることによ
り、従来と同様に折曲げ位置を精度よく位置決めできる
ようになる。
また脚長が標準ストローク以上のワーク6′を折曲げ
加工する場合は、ワーク6′の先端を支持杆10の先端部
に設けた第2バックストップ14へ当接して折曲げ位置の
位置決めを行う。
このとき支持杆10の上面がワーク載置面10aとなって
いてワーク6′の先端側を下方より支持するため、脚長
が長い薄板などのワーク6′であっても、先端側が下方
へたわむことがなく、これによって標準ストロークの脚
長のワーク6と同様に精度の高い位置決めが可能にな
る。
〔考案の効果〕
この考案は以上詳述したように、脚長が標準ストロー
クのワークの折曲げ位置を位置決めする第1バックスト
ップが設けられた移動部材の上部より後方に支持杆をほ
ぼ水平に突設し、この支持杆の先端に、脚長が標準スト
ロークより長いワークの折曲げ位置を位置決めする第2
バックストップを設けたことから、脚長が標準ストロー
クのワークは勿論、脚長が標準ストロークを越えるワー
クでも折曲げ位置を精度よく位置決めすることができ
る。
また脚長が標準ストロークのワークを位置決めすると
きには、脚長が標準ストロークより長いワークを位置決
めする第2バックストップが邪魔にならず、また脚長が
標準ストロークより長いワークを位置決めするときには
脚長が標準ストロークのワークを位置決めする第1バッ
クストップが邪魔になることもないので、その都度バッ
クストップを取外すなどの煩雑な手間を必要としないと
共に、位置決め時支持杆の上面がワーク載置面となって
ワークの先端側を下方より支持するため、特に脚長が長
い薄板などのワークでも、先端が下方へたわむことがな
く、これによって位置決めが困難となったり、ワークの
たわみによって位置決め精度が低下するなどの不具合も
生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示すバックストップ装置
の側面図、第2図及び第3図は従来のバックストップの
説明図である。 3は移動部材、6,6′はワーク、7は第1バックストッ
プ、10は支持杆、14は第2バックストップ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】板状のワーク6を折曲げ加工するプレスブ
    レーキにおいて、上記プレスブレーキに設けられた前後
    動及び上下動自在な移動部材3の前部に、標準ストロー
    クの脚長を有するワーク6の先端を突き当てて折曲げ位
    置を位置決めする第1バックストップ7を設けると共
    に、上記移動部材3の上部より後方へ支持杆10をほぼ水
    平に突設し、かつこの支持杆10の先端に、標準ストロー
    クより長い脚長を有するワーク6′の先端を突き当てて
    折曲げ位置を位置決めする第2バックストップ14を設け
    てなるプレスブレーキのバックストップ装置。
JP1990027622U 1990-03-20 1990-03-20 プレスブレーキのバックストップ装置 Expired - Fee Related JPH087938Y2 (ja)

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JPS63180327A (ja) * 1987-01-23 1988-07-25 Oki Electric Ind Co Ltd プレス曲げ加工機のワ−ク位置決め装置
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