JP6591553B2 - 動力工具 - Google Patents

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Description

本発明は、電動モータやエアモータ等の駆動部を有する動力工具に関する。より詳細には、駆動部の回転駆動軸の回転を遊星歯車減速機構によって減速して当該動力工具の出力部を回転駆動するようにした動力工具に関する。
電動モータやエアモータ等によってドライバビットやドリルビットなどを駆動するようにした動力工具においては、通常、高速で回転するモータの回転駆動軸の回転をドライバビットやドリルビット等において要求される回転速度に減速させるための減速機が備えられている。このような減速機としては、特に、少ない段数で大きな減速比が得られ、また入力軸と出力軸とを同軸上に配置できるなどの特長を有する遊星歯車減速機が使用されることが多い。
遊星歯車減速機は、通常、円筒状の内歯車と、内歯車内において同一軸線上で整列して配置された複数の太陽歯車と、内歯車と各太陽歯車との間に配置され太陽歯車の周りをそれぞれ自転しながら公転する複数の遊星歯車と、太陽歯車と同軸状に配置された出力軸とを基本的構成要素として備える。太陽歯車の数は、必要な減速比によって主に決まるが、通常は2つ又は3つである。各太陽歯車及び出力軸は回転軸線上で同軸状に近接して配置されるが、各太陽歯車及び出力軸間の回転速度の差は、得られる減速比が高いこともあって、比較的に大きくなり、特に入力軸から見て1つ目と2つ目の太陽歯車の回転速度差が大きくなる。そのため、それらの太陽歯車同士が接触した状態で駆動されると、太陽歯車同士の摩擦により大きな摩耗や摩擦熱が生じることになり、これが故障の原因となる。したがって、耐久性を向上させるには特に1つ目と2つ目の太陽歯車同士が直接接触しないようにすることが重要となる。
太陽歯車同士を直接接触させないようにするために、例えば特許文献1においては、各太陽歯車の端面の回転軸線上の位置に円錐状凹面を形成して、隣り合う太陽歯車及び出力軸の円錐状凹面の間に位置決めボールを配置し、これにより太陽歯車及び出力軸の間に所定の間隔が形成されるようにしている。また、この位置決めボールは、太陽歯車及び出力軸の相互接触を防止するのと同時に、太陽歯車及び出力軸を同一回転軸線上に保持する調芯機能も有していて、各太陽歯車と出力軸の回転軸線が互いに対してぶれることも防止している。
特開昭62−173180号公報
上述の従来技術における、例えば2つの太陽歯車間に配置された位置決めボールは、一方の太陽歯車と一緒に回転するか、または2つの太陽歯車の中間の速度で回転することになるが、何れにしても、円錐状凹面で挟まれている位置決めボールと少なくとも一方の太陽歯車との間には回転速度差が生じる。位置決めボールが円錐状凹面と接する位置は回転軸線から放射方向にやや離れた位置となるため、位置決めボールは円錐状凹面に対して比較的に大きな摩擦力を受けて高速で擦れながら相対的に回転することになる。そのため、円錐状凹面と位置決めボールは徐々に摩耗していき、摩耗が進行していくと太陽歯車同士の間隔が保てなくなって太陽歯車同士が直接接触したり、位置決めボールが円錐状凹面から外れたりするおそれがある。また位置決めボールと円錐状凹面との間のがたつきが大きくなるため調芯機能も損なわれていく。そのため、位置決めボールを利用した遊星歯車減速機のさらなる耐久性の向上を図るためには、位置決めボールとそれを保持する太陽歯車との間の摩耗をできるだけ小さくすることが重要となる。
そこで本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、太陽歯車と位置決めボールとの間の摩耗を低減させることが可能な構成を有する遊星歯車減速機を備える機械工具を提供することを目的とする。
すなわち本発明は、
回転駆動軸を有する駆動部と、
該回転駆動軸の回転を減速するための遊星歯車減速機を有する減速部と、
該減速部により減速された回転を出力する回転出力部材を有する出力部と、
を備えた動力工具であって、
該遊星歯車減速機が、
静止内歯車と、
該静止内歯車内で該静止内歯車に対して同軸状に配置され、該回転駆動軸からの回転駆動力により回転駆動される第1太陽歯車と、
該静止内歯車と該第1太陽歯車とに噛み合う第1遊星歯車と、
該第1太陽歯車に対して同軸状に且つ軸線方向で隣接して配置され、該第1遊星歯車を該第1遊星歯車の自転軸線の周りで回転自在に保持するとともに該第1太陽歯車の回転軸線と整合した回転軸線を中心に回転可能とされた第1回転出力部材であって、該出力部の該回転出力部材に回転駆動連結された第1回転出力部材と、
該第1太陽歯車と該第1回転出力部材との間に配置された位置決めボールと、
を備え、
該第1太陽歯車と該第1回転出力部材とのうちの一方の部材が、該位置決めボールよりも小さな直径で該一方の部材の回転軸線を中心とする円環状係合部と、該位置決めボールを部分的に受け入れて該円環状係合部がその全周にわたって該位置決めボールと係合するようにするボール受入れ部とを有し、
該第1太陽歯車と該第1回転出力部材とのうちの他方の部材が、該静止内歯車の中心軸線に沿った方向で該ボール受入れ部と対向して配置され、該ボール受入れ部の反対側から該位置決めボールの少なくとも半分を収容して該位置決めボールの中心を当該他方の部材の回転軸線上の位置に保持するボール保持凹部を有し、該ボール保持凹部が該ボール保持凹部に収納した位置決めボールを当該他方の部材の回転軸線上で接触するようにして受け止める底面、及び該底面から当該他方の部材の回転軸線を中心に円筒状に延びて該底面によって受け止められた該位置決めボールの周囲を通って延びる筒状内側面を有しており、
該ボール保持凹部に収納された該位置決めボールが該円環状係合部と該ボール保持凹部の該底面との間に挟まれることにより、該第1太陽歯車と該第1回転出力部材との間に隙間が形成されるようにされ、該位置決めボールが該筒状内側面と接触することにより該第1太陽歯車と該第1回転出力部材とが調芯されるようにされた、動力工具を提供する。
当該動力工具においては、位置決めボールは、ボール保持凹部の底面に対しては上記他方の部材の回転軸線(従って、ボール保持凹部の中心軸線)上で点接触した状態となるのに対して、円環状係合部に対してはその全周にわたり係合する状態となる。このため、位置決めボールは円環状係合部から大きな摩擦力を受けることになり、駆動状態においては、位置決めボールは基本的には円環状係合部が形成されている方の部材と一緒に回転し、他方の部材に対しては主としてボール保持凹部の底面における回転軸線上の一点で接触して該一点を中心として回転することになる。そのため、円環状係合部との間には基本的には摩耗が生じず、位置決めボールとボール保持凹部の底面とは極僅かに擦れるだけであるのでほとんど摩耗が生じない。したがって、当該動力工具においては、位置決めボール及びそれに接触する太陽歯車又は回転出力部材の摩耗量を従来のものにくらべて低減することが可能となる。さらに、上記のように配置される位置決めボールは太陽歯車と回転出力部材とを調芯し、それらの回転軸線のぶれを抑えて振動を低減することができるため、遊星歯車減速機の寿命をさらに向上させることが可能となる。なお、調芯機能を発揮している状態では、位置決めボールはボール保持凹部の筒状内側面にも接触して擦れることにはなるが、回転軸線の放射方向での接触圧力は比較的小さいものでありそれほど大きな摩擦は生じないし、筒状内側面が摩耗したとしても太陽歯車間の回転軸線での間隔には影響しない。
好ましくは、
該駆動部の該回転駆動軸と該遊星歯車減速機の該第1太陽歯車とを軸線方向で整合して連結するファンであって、該回転駆動軸に対して該回転駆動軸の回転軸線の方向で変位可能に取り付けられ、該回転駆動軸によって回転されたときに該駆動部の周囲の空気を大気中に送り出すようにされたファンをさらに備え、
該第1太陽歯車が該回転駆動軸の回転軸線の方向で変位可能とされており、
該回転駆動軸が回転駆動されたときに、該ファンが、該空気の流れにより該駆動部から遠ざかる側に押圧されて該第1太陽歯車を該位置決めボールに押しつけるようにすることができる。
このようにすることにより、駆動状態においては位置決めボールが第1太陽歯車と第1回転出力部材とによってしっかりと挟まれた状態が維持される。それにより、各太陽歯車と位置決めボールとの間のがたつきが無くなり、第1回転出力部材に対する第1太陽歯車間の調芯効果をより一層高めて振動のさらなる低減を図ることが可能となる。また、駆動停止状態では、第1太陽歯車はファンからの力を受けないので、位置決めボールはボール保持凹部内で比較的に自由に向きを変えられる状態となる。そうすると、位置決めボールの向きが変化することで、位置決めボールの第1太陽歯車及び第1回転出力部材との接触位置も変化するため、位置決めボールの所定位置が集中的に摩耗することがなくなる。これにより、遊星歯車減速機の耐久性をさらに向上させることが可能となる。
好ましくは、該駆動部が電動モータを有し、該ファンが電気絶縁材料で形成されており、該電動モータと該遊星歯車減速機とが該ファンによって電気的に絶縁されているようにすることができる。
このような構成により、電動モータに印可される電流が遊星歯車減速機を介して出力部等に漏洩することを防止することが可能となる。
また、
該第1回転出力部材が第2太陽歯車であり、該第2太陽歯車が該第2太陽歯車の回転軸線に沿って該第1太陽歯車に向けて延び該第1太陽歯車に面する端面を有する軸部を有し、該軸部はその周囲に取り付けられ該軸部と一体的に回転されるようにした円板部を備え、該第1遊星歯車は該円板部によって該自転軸線の周りで回転自在に保持されるようになされており、
該遊星歯車減速機が、
該静止内歯車と該第2太陽歯車とに噛み合う第2遊星歯車と、
該第2太陽歯車に対して同軸状に且つ軸線方向で隣接して配置され、該第2遊星歯車を該第2遊星歯車の自転軸の周りで回転自在に保持するとともに該内歯車の中心軸線と整合した回転軸線を有する第2回転出力部材であって、該出力部の該回転出力部材に駆動連結された第2回転出力部材と、をさらに備え、
該ボール保持凹部が該第2太陽歯車の該軸部に設けられており、
該第2太陽歯車が、該第2太陽歯車の回転軸線に沿って貫通した貫通孔と、該貫通孔に該出力部側から部分的に挿入された連結ピンとを有し、
該第2回転出力部材が、該第2回転出力部材の回転軸線に沿って延在するピン挿入凹部を有し、
該連結ピンが該ピン挿入凹部に挿入されて、該第2太陽歯車が該第2回転出力部材に対して回転自在に保持されており、
該貫通孔の内周壁面の一部が該ボール保持凹部の該筒状内側面を構成し、該連結ピンの端面が該底面を構成するようにすることができる。
以下、本発明に係る動力工具の実施形態を添付図面に基づき説明する。
本発明の動力工具の一実施形態に係る電動ドライバの側面部分断面図である。 図1の電動ドライバの遊星歯車減速機の拡大断面図である。
本発明の動力工具の一実施形態に係る電動ドライバ1は、図1で見て上から順に、電動モータ10を有する駆動部10A、遊星歯車減速機20を有する減速部20A、及び遊星歯車減速機20を介して電動モータ10に駆動連結されたビットホルダ(回転出力部材)14を有する出力部14Aからなる。該ビットホルダ14の先端(下端)には、ネジ締めの対象となるネジに係合される(図示しない)ドライバビットが取り外し可能に取り付けられるようになっており、電動モータ10の回転駆動軸12の回転が、遊星歯車減速機20によって所望の回転数にまで減速されてビットホルダ14及びドライバビットに伝達される。
遊星歯車減速機20は、電動モータ10の回転駆動軸12にファン16を介して連結される入力軸22を有する。ファン16は、樹脂製のファン本体17と、回転駆動軸12及び入力軸22を相互に同軸状にして受け入れるための2つの金属製の軸保持部18とからなる。電動モータ10の回転駆動軸12および遊星歯車減速機20の入力軸22は、それらの横断面が非円形とされており、軸保持部18のそれぞれ対応する横断面形状にされた挿入孔19内に挿入されることにより入力軸22が回転駆動軸12に回転方向で駆動連結される。ファン16は、電動モータ10と遊星歯車減速機20とを電気的に絶縁するとともに、電動モータ10によって回転されることにより電動モータ10の周囲の空気を大気中に送り出すようにして電動モータ10を冷却するようになっている。
遊星歯車減速機20は、図1及び図2に示すように、駆動部10Aのハウジング11に連結された筒状のハウジング15の内周面に固定された円筒状の静止内歯車30と、この静止内歯車30内に同軸状に配置された、第1及び第2太陽歯車31、32と、出力軸33と、第1及び第2遊星歯車34,35とを備え、入力軸22は第1太陽歯車31に一体的に形成されている。回転駆動軸12、入力軸22、第1及び第2太陽歯車31、32、並びに出力軸33は、静止内歯車30の中心軸線Lを共軸線として軸線方向で整合して配置されている。すなわち、これら回転駆動軸12、入力軸22、第1及び第2太陽歯車31、32、並びに出力軸33の回転軸線は、静止内歯車の中心軸線L上に整合して配置されている。第1遊星歯車34は、静止内歯車30と第1太陽歯車31との間で双方に噛み合うようにされており、図示しないが通常の遊星歯車装置と同様に、静止内歯車30の中心軸線Lの周りで所定間隔をあけて複数設けられている。第2太陽歯車32は、第1太陽歯車31に隣接する位置まで延びる軸部32−1を有しており、該軸部32−1には円板部32−2が取り付けられており、該円板部32−2はピン37を介して第1遊星歯車34を支持し、該第1遊星歯車34がその自転軸線M1の周りで回転自在となるようにしている。このため、第1遊星歯車34は、第1太陽歯車31の回転に伴って自転軸線M1の周りで自転しながら、第1太陽歯車31の周りを公転可能とされ、第2太陽歯車32は、第1遊星歯車34の公転に伴って回転されるようになっている。第2遊星歯車35は、静止内歯車30と第2太陽歯車32との間で双方に噛み合うようにされており、第1遊星歯車34と同様に、内歯車30の中心軸線Lの周りで所定間隔をあけて複数設けられている。軸受36によってハウジング15に対して回転自在に取り付けられている出力軸33は、第2太陽歯車31に隣接して配置された大径部33−1を有しており、該大径部33−1はピン39を介して第2遊星歯車34を支持し、該第2遊星歯車35がその自転軸線M2の周りで回転可能となるようにしている。このため、第2遊星歯車35は、第2太陽歯車32の回転に伴って自転軸線M2の周りで自転しながら、第2太陽歯車32の周りを公転可能とされ、出力軸33は、第2遊星歯車35の公転に伴って回転されるようになっている。第1遊星歯車34と円板部32−2との間及び第2遊星歯車35と出力軸33との間には、それぞれ真ちゅうで形成された円環状の摺動リング38が配置されている。
第2太陽歯車32は、当該第2太陽歯車32の回転軸線に沿って設けられた貫通孔40を有し、この貫通孔40内に部分的に嵌合連結された連結ピン44が、出力軸33の回転軸線に沿って設けられたピン挿入凹部46に挿入されて回転自在に保持されている。
遊星歯車減速機20は、さらに、第1太陽歯車31と第2太陽歯車32の軸部32−1との間に配置された位置決めボール48を備える。この位置決めボール48は、第1太陽歯車31の回転軸線に沿って延びる貫通孔54と、第2太陽歯車32の貫通孔40との間に設定されている。具体的には、貫通孔54は位置決めボール48より小さい直径を有し、位置決めボール48を部分的に受け入れるボール受入れ部をなし、第2太陽歯車32に面する第1太陽歯車31の端面に開口する当該貫通孔54の端部開口の縁が円環状係合部50をなし、貫通孔54に部分的に受け入れられた位置決めボール48が円環状係合部50にその全周にわたって係合するようになっている。一方、第2太陽歯車32の貫通孔40は位置決めボール48よりわずかに大きな直径を有し、位置決めボール48を収納可能とするとともに、位置決めボール48の僅かに半分以上の部分が貫通孔40に収納された状態で、貫通孔40の軸線に対して略直交するようにされた連結ピン44の端面が位置決めボール48と接するようにされており、貫通孔40の内周壁面40−1を筒状内側面52−1とし連結ピン44の端面を底面52−2とするボール保持凹部52が形成されている。位置決めボール48が円環状係合部50と底面52−2によって係合された状態では、第1太陽歯車31の端面と第2太陽歯車32の軸部32−1の端面との間には隙間が形成されるようにされており、位置決めボール48は、第2太陽歯車32の回転軸線に整合する第2太陽歯車32の中心軸線上で底面52−2に係合する。以上のような構成により、ボール保持凹部52内に収納され、且つ、円環状係合部50の全周にわたって係合された位置決めボール48は、第1及び第2太陽歯車31、32の回転軸線がずれるのを抑制する調芯機能を果たす。
電動モータ10の回転駆動軸12と遊星歯車減速機20の入力軸22との間は、上述のように、ファン16により連結されているが、このファン16は駆動時に電動モータ10を冷却するように電動モータ10の周囲の空気を大気中に送り出し、そのときの空気の流れにより前方(図で見て下方)への力を受ける。ファン16は電動モータ10の回転駆動軸12及び遊星歯車減速機20の入力軸22に沿って僅かに変位可能とされており、ファン16は回転駆動されると僅かに前方に移動し、それによって第1太陽歯車31は前方に押圧され位置決めボール48に押圧され、位置決めボール48を第1太陽歯車31の円環状係合部50と第2太陽歯車32のボール保持凹部52の底面52−2とによって挟持された状態に維持する。
このとき、位置決めボール48は、第1太陽歯車31に対しては円環状係合部50とその全周にわたって接触し、第2太陽歯車32に対しては底面52−2の回転軸線上の位置で点接触する。そのため、電動モータ10が駆動されると、位置決めボール48は底面52−2に点接触した状態で第1太陽歯車31とともに回転する。そのため、位置決めボール48と第1太陽歯車31との間には摩耗が生じず、第2太陽歯車32との間の摩耗も極めて小さくなる。
しかし、実際には、第1太陽歯車31が樹脂製のファン16を介して電動モータ10の回転駆動軸12に連結されていることもあり、第1太陽歯車31には多少のがたつきが生じて位置決めボール48には静止内歯車30の中心軸線Lから横方向にずれる力がかかることがあるが、該位置決めボール48がボール保持凹部52の筒状内側面と接触して第1及び第2太陽歯車31,32の調芯が行われる。このときの位置決めボール48を筒状内側面52−1に接触させる力は第1太陽歯車31のがたつきにより生じるものであり大きなものではなく、接触による摩耗の進行はそれほど速くならない。また、特にこの場合の軸線方向での摩耗は小さいものであり、第1太陽歯車31と第2太陽歯車32との間の間隔が小さくなってしまうこともないため、大きな問題とはならない。
図1に示すように、出力軸33は、クラッチ機構60を介してビットホルダ14に連結されている。クラッチ機構60は、遊星歯車減速機20の出力軸33に固定された第1クラッチ部材61と、ドライバビット14に連結された第2クラッチ部材62と、第1及び第2クラッチ部材61、62を回転方向で連結するクラッチボール64とを有する。第2クラッチ部材62は、複数のピン66(図面上には1つだけ表示されている)を介してスプリング68によって第1クラッチ部材61に向かって押圧されている。例えば、ビットホルダ14にドライバビットを装着してネジ締め作業を行い、ネジが完全に締め付けられるとそのネジはそれ以上回転できなくなる。これにより回転の停止された第2クラッチ部材62に対して駆動力が伝達されている第1クラッチ部材61はクラッチボール64を介して第2クラッチ部材62を前方へ押圧する力をかけ、この力がスプリング68の所定の付勢力を超えると、第2クラッチ部材62はスプリング68を圧縮しながら前方に移動して、第1クラッチ部材61と第2クラッチ部材62との間の回転方向での駆動連結が解除されクラッチ機能が作動する。
第2クラッチ部材62には磁石70が取り付けられており、クラッチ機構60が作動して第2クラッチ部材62が前方に移動すると、これにともなって磁石70も前方に移動する。磁石70の側方(図で見て右側)には磁気を検知するセンサ72が設けられており、磁石70の移動を検知することによりクラッチ機構60が作動したことを検出し電動モータ10の駆動を強制的に停止するようにして、ネジに過大なトルクが連続して作用しないようにしている。
上述のように第1太陽歯車31は軸線方向で僅かに変位可能となっているが、第2太陽歯車32、並びに第1及び第2遊星歯車34、35も軸線方向で僅かに変位可能となっている。また、円板部32−2は第2太陽歯車32の軸部32−1に対して回転方向では固定されているが軸線方向では変位可能となっている。このように各歯車が軸線方向で僅かずつ変位可能となっていることにより、クラッチ機構60が作動して振動や衝撃が生じたときなどに、その振動及び衝撃を各歯車がそれぞれ回転軸線の方向に変位して吸収し、一カ所に大きな衝撃が集中して係って歯車が破損することを防止するようにしている。
図示の実施形態に係る電動ドライバ1においては、第1太陽歯車31と第2太陽歯車32とは直接接触しないようにされているが、第2太陽歯車32と出力軸33とは直接接触している。これは、第2太陽歯車32と出力軸33との間の回転速度差は、第1太陽歯車31と第2太陽歯車32との間の回転速度差に比べて極めて小さく、第2太陽歯車32と出力軸33とが直接接触しながら相対的に回転したとしても、それほどの摩耗も摩擦熱も生じず、実質的に問題とならないからである。ただし、第2太陽歯車32と出力軸33との間も、上述の位置決めボール48を利用した構造としたり摺動リング38のような摺動部材により直接接触しないようにしてもよい。
上記においては、本発明の動力工具を電動ドライバに適用した実施形態として説明した。しかしながら、本発明の動力工具は、エアモータを駆動源としてもよいし、ドリルや研磨機などの他の工具に適用することができる。また、上述の遊星歯車減速機20は2つの太陽歯車を備える2段の減速機となっているが、太陽歯車が1つだけの1段の減速機としても良いし、3つ以上の太陽歯車を備える3段以上の減速機としてもよい。また上記実施形態においては、ボール保持凹部52は貫通孔40の内周壁面40−1とこの貫通孔40に挿入された連結ピン44の端面とによって構成されているが、連結ピン44の端面を利用するのではなく第2太陽歯車32の後端面56に底面のあるめくら穴を形成しても良い。特に太陽歯車が1つの1段の遊星歯車減速機においては、連結ピン44を設ける必要がないため、ボール保持凹部52は第1回転出力部材である出力軸に直接形成した方が良い。また、位置決めボール48に接する円環状係合部50とボール保持凹部52の形成位置を逆にしてもよい。すなわち、円環状係合部50を第2太陽歯車32に設け、ボール保持凹部52を第1太陽歯車31に設けた構成としてもよい。また、ボール保持凹部52の底面は軸線に対して直交する平面とする必要はなく、位置決めボールがボール保持凹部52の中心軸線上で当該底面に接触するようなものにすればよく、例えば後方に湾曲した半球面とすることもできる。
電動ドライバ1;電動モータ10;駆動部10A;回転駆動軸12;ビットホルダ14;出力部14A;ハウジング15;ファン16;ファン本体17;軸保持部18;挿入口19;遊星歯車減速機20;減速部20A;入力軸22;静止内歯車30;第1太陽歯車31;第2太陽歯車32;円板部32−2;出力軸33;第1遊星歯車34;第2遊星歯車35;軸受36;摺動リング38;貫通孔40;内周壁面40−1;;連結ピン44;ピン挿入凹部46;位置決めボール48;円環状係合部50;ボール保持凹部52;筒状内側面52−1;底面52−2;貫通孔54;;後端面56;クラッチ機構60;第1クラッチ部材61;第2クラッチ部材62;クラッチボール64;ピン66;スプリング68;磁石70;センサ72;静止内歯車の中心軸線(共軸線)L;(第1遊星歯車の)自転軸線M1;(第2遊星歯車の)自転軸線M2;

Claims (4)

  1. 回転駆動軸を有する駆動部と、
    該回転駆動軸の回転を減速するための遊星歯車減速機を有する減速部と、
    該減速部により減速された回転を出力する回転出力部材を有する出力部と、
    を備えた動力工具であって、
    該遊星歯車減速機が、
    静止内歯車と、
    該静止内歯車内で該静止内歯車に対して同軸状に配置され、該回転駆動軸からの回転駆動力により回転駆動される第1太陽歯車と、
    該静止内歯車と該第1太陽歯車とに噛み合う第1遊星歯車と、
    該第1太陽歯車に対して同軸状に且つ軸線方向で隣接して配置され、該第1遊星歯車を該第1遊星歯車の自転軸線の周りで回転自在に保持するとともに該第1太陽歯車の回転軸線と整合した回転軸線を中心に回転可能とされた第1回転出力部材であって、該出力部の該回転出力部材に回転駆動連結された第1回転出力部材と、
    該第1太陽歯車と該第1回転出力部材との間に配置された位置決めボールと、
    を備え、
    該第1太陽歯車と該第1回転出力部材とのうちの一方の部材が、該位置決めボールよりも小さな直径で該一方の部材の回転軸線を中心とする円環状係合部と、該位置決めボールを部分的に受け入れて該円環状係合部がその全周にわたって該位置決めボールと係合するようにするボール受入れ部とを有し、
    該第1太陽歯車と該第1回転出力部材とのうちの他方の部材が、該静止内歯車の中心軸線に沿った方向で該ボール受入れ部と対向して配置され、該ボール受入れ部の反対側から該位置決めボールの少なくとも半分を収容して該位置決めボールの中心を当該他方の部材の回転軸線上の位置に保持するボール保持凹部を有し、該ボール保持凹部が該ボール保持凹部に収納した位置決めボールを当該他方の部材の回転軸線上で接触するようにして受け止める底面、及び該底面から当該他方の部材の回転軸線を中心に円筒状に延びて該底面によって受け止められた該位置決めボールの周囲を通って延びる筒状内側面を有しており、
    該ボール保持凹部に収納された該位置決めボールが該円環状係合部と該ボール保持凹部の該底面との間に挟まれることにより、該第1太陽歯車と該第1回転出力部材との間に隙間が形成されるようにされ、該位置決めボールが該筒状内側面と接触することにより該第1太陽歯車と該第1回転出力部材とが調芯されるようにされた、動力工具。
  2. 該駆動部の該回転駆動軸と該遊星歯車減速機の該第1太陽歯車とを軸線方向で整合して連結するファンであって、該回転駆動軸に対して該回転駆動軸の回転軸線の方向で変位可能に取り付けられ、該回転駆動軸によって回転されたときに該駆動部の周囲の空気を大気中に送り出すようにされたファンをさらに備え、
    該第1太陽歯車が該回転駆動軸の回転軸線の方向で変位可能とされており、
    該回転駆動軸が回転駆動されたときに、該ファンが、該空気の流れにより該駆動部から遠ざかる側に押圧されて該第1太陽歯車を該位置決めボールに押しつけるようにされた、請求項1に記載の動力工具。
  3. 該駆動部が電動モータを有し、該ファンが電気絶縁材料で形成されており、該電動モータと該遊星歯車減速機とが該ファンによって電気的に絶縁されている、請求項2に記載の動力工具。
  4. 該第1回転出力部材が第2太陽歯車であり、該第2太陽歯車が該第2太陽歯車の回転軸線に沿って該第1太陽歯車に向けて延び該第1太陽歯車に面する端面を有する軸部を有し、該軸部はその周囲に取り付けられ該軸部と一体的に回転されるようにした円板部を備え、該第1遊星歯車は該円板部によって該自転軸線の周りで回転自在に保持されるようになされており、
    該遊星歯車減速機が、
    該静止内歯車と該第2太陽歯車とに噛み合う第2遊星歯車と、
    該第2太陽歯車に対して同軸状に且つ軸線方向で隣接して配置され、該第2遊星歯車を該第2遊星歯車の自転軸の周りで回転自在に保持するとともに該静止内歯車の中心軸線と整合した回転軸線を有する第2回転出力部材であって、該出力部の該回転出力部材に駆動連結された第2回転出力部材と、をさらに備え、
    該ボール保持凹部が該第2太陽歯車の該軸部に設けられており、
    該第2太陽歯車が、該第2太陽歯車の回転軸線に沿って貫通した貫通孔と、該貫通孔に該出力部側から部分的に挿入された連結ピンとを有し、
    該第2回転出力部材が、該第2回転出力部材の回転軸線に沿って延在するピン挿入凹部を有し、
    該連結ピンが該ピン挿入凹部に挿入されて、該第2太陽歯車が該第2回転出力部材に対して回転自在に保持されており、
    該貫通孔の内周壁面の一部が該ボール保持凹部の該筒状内側面を構成し、該連結ピンの端面が該底面を構成している、請求項1乃至3の何れか一項に記載の動力工具。
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