JP6589932B2 - 過給機付き内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、過給機付き内燃機関の制御装置に関し、より詳細には、ターボ過給機(turbocharger)を備える内燃機関を制御する制御装置に関する。
特開2016−200027号公報には、ターボ過給機と、WGV(ウェイストゲートバルブ)と、を備える内燃機関の制御装置が開示されている。ターボ過給機は、排気管を流れる排気によって駆動されるタービンと、タービンに連結されて吸気管を流れる空気を圧縮するコンプレッサと、を備えている。WGVは、排気管においてタービンをバイパスするバイパス管に設けられている。WGVの開度を変化させると、コンプレッサよりも下流側の吸気管を流れる空気の圧力(以下、「過給圧」ともいう。)が変化する。
制御装置は、過給圧を目標過給圧に追従させるべくWGVの開度を制御する。制御装置は、WGVの開度が全閉状態にある場合に、実過給圧が目標過給圧以上であるか否かを判定する。制御装置は、判定結果が肯定的である場合、WGVの開度を全閉状態から開方向に変化させる。このようなWGVの開度制御によれば、過給圧がオーバーシュートするのを回避できる。
特開2016−200027号公報 特許第5888422号明細書 特開2006−274831号公報
ところで、WGVには、圧力の調整によってWGVの開度を変化させる圧力調整式のものがある。圧力調整式のWGVは、圧力源の違いにより正圧型と負圧型に大別される。正圧型のWGVは、圧力源からの正圧の作用がない状態において、その開度が全閉状態となるものである。負圧型のWGVは、圧力源からの負圧の作用がない状態において、その開度が全開状態となるものである。正圧型のWGVの開度は、正圧が作用することで全閉状態から開き方向に変化する。負圧型のWGVの開度は、負圧が作用することで全開状態から閉じ方向に変化する。
WGVの開度は、WGVの上下流における排気の圧力差や、WGVの上流を流れる排気の流量による影響を受ける。そのため、負圧型のWGVを使用する場合において、実過給圧が目標過給圧未満のときには、WGVの開度を全閉状態に維持するため、それなりに大きな値の負圧を作用させる必要がある。しかし、WGVに大きな値の負圧を作用させているときに、実過給圧の上昇に伴って上述した肯定的な判定結果が出ると、次の問題が起こる。即ち、上述した肯定的な判定結果が出た場合には、WGVの開度を全閉状態から開方向に変化させるために、判定前まで作用させていた負圧を大きく変更して小さい値にしなければならない。そのため、目標過給圧に対する実過給圧の応答が遅れるおそれがある。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、負圧型のWGVの開度制御によって過給圧を制御する場合において、実過給圧が目標過給圧未満のときのWGVの開度の全閉状態の維持と、実過給圧が目標過給圧以上まで上昇したときの過給応答性の確保との両立を図ることを目的とする。
本発明は、上述の課題を解決するための制御装置であって、ターボ過給機と、負圧型のウェイストゲートバルブと、を備える過給機付き内燃機関を制御するものである。
前記ターボ過給機は、内燃機関の排気管を流れる排気によって駆動されるタービンと、前記タービンに連結されて前記内燃機関の吸気管を流れる空気を圧縮するコンプレッサと、を備える。
前記ウェイストゲートバルブは、前記排気管において前記タービンをバイパスするバイパス管に設けられている。前記ウェイストゲートバルブは、圧力調整バルブによる負圧の調整によって開度が全開状態から閉じ方向に変化するように構成されている。
前記制御装置は、前記ウェイストゲートバルブのベース開度を前記圧力調整バルブに印加するベース駆動電流値として算出するための第1および第2ベース開度マップであって、前記第1ベース開度マップにおいて前記ウェイストゲートバルブの開度を全閉状態に維持する前記内燃機関の運転領域に設定される第1ベース駆動電流値が、前記第2ベース開度マップにおいて当該運転領域に設定される第2ベース駆動電流値よりも高い第1および第2ベース開度マップと、前記ベース駆動電流値に基づいて前記圧力調整バルブに印加する駆動電流値を決定するための駆動電流マップと、を備える。
前記制御装置は、前記コンプレッサより下流側の前記吸気管を流れる空気の実際の圧力である実過給圧が目標過給圧未満の場合において、前記実過給圧と前記目標過給圧の過給圧差が閾値以上のときは、前記第1ベース開度マップに基づいて算出した前記第1ベース駆動電流値と、前記駆動電流マップとを用いて、前記ウェイストゲートバルブの開度を全閉状態に維持する第1駆動電流値を前記圧力調整バルブに印加するように構成されている。
前記制御装置は、前記実過給圧が前記目標過給圧未満の場合において、前記過給圧差が前記閾値未満のときは、前記第2ベース開度マップに基づいて算出した前記第2ベース駆動電流値と、前記駆動電流マップとを用いて、前記第1駆動電流値よりも低い第2駆動電流値を前記圧力調整バルブに印加するように構成されている。
実過給圧が目標過給圧未満の場合において、過給圧差が閾値以上のときに第1ベース開度マップおよび駆動電流マップを用いて算出される第1駆動電流値を圧力調整バルブに印加すれば、ウェイストゲートバルブの開度が全閉状態に維持される。実過給圧が目標過給圧未満の場合において、過給圧差が閾値未満のときに第2ベース開度マップおよび駆動電流マップを用いて算出される第2駆動電流値を圧力調整バルブに印加しても、ウェイストゲートバルブの開度が全閉状態に維持される。ただし、第2駆動電流値は第1駆動電流値よりも低いので、第2駆動電流値が印加される場合は、実過給圧が上昇して近い将来において目標過給圧以上となったときの負圧の変更度合いが相対的に小さくなる。

前記第2駆動電流値は、前記ウェイストゲートバルブの開度を中間開度に限りなく近い全閉状態に維持する駆動電流値であってもよい。
ウェイストゲートバルブの開度を中間開度に限りなく近い全閉状態に維持する第2駆動電流値であれば、実過給圧が上昇して近い将来において目標過給圧以上となったときの負圧の変更度合いが最小限のものとなる。
本発明によれば、実過給圧が目標過給圧未満のときのWGVの開度の全閉状態の維持と、実過給圧が目標過給圧以上まで上昇したときの過給応答性の確保との両立を図ることができる。
本発明の実施の形態のシステム構成例を説明する図である。 図1に示したWGV40,42の構成例を説明する図である。 WGV42用のベース開度マップの一例を示した図である。 駆動電流マップの入出力の関係を示した図である。 ベース駆動電流値IDBASEとWGVの実開度との関係例を示した図である。 図2に示したVRV78の開度とベース駆動電流値IDBASEの関係例を示した図である。 ベース開度マップを切り替えて使用したときに駆動電流マップから算出される駆動電流値Iを説明する図である。 本発明の実施の形態において、図1に示したECU50が過給圧フィードバック制御を実行するときの処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。尚、各図において共通する要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。また、以下の実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
[実施の形態のシステム構成]
図1は、本発明の実施の形態のシステム構成例を説明する図である。図1に示すシステムは、車両に搭載されるシステムであり、動力源としてのディーゼルエンジン(以下、単に「エンジン」ともいう。)10を備えている。エンジン10は、直列4気筒型のエンジンである。但し、エンジン10の気筒数および気筒配列はこれに限定されない。エンジン10は、燃料を噴射するインジェクタ12を気筒ごとに備えている。エンジン10の吸気側には、吸気管14が接続されている。吸気管14の入口付近には、エアクリーナ18が設けられている。エンジン10の排気側には、排気管16が接続されている。排気管16の途中には、排気を浄化するための後処理装置20が設けられている。
図1に示すシステムは、2つのターボ過給機が直列に配設されたシリーズツインターボシステムとして構成されている。具体的に、エンジン10は、低圧段のターボ過給機22と、高圧段のターボ過給機24と、を備えている。ターボ過給機22は、排気エネルギによって作動するタービン22aと、タービン22aと一体的に連結されたコンプレッサ22bと、を備えている。コンプレッサ22bは、タービン22aに入力される排気エネルギによって回転駆動される。ターボ過給機22と同様に、ターボ過給機24は、タービン24aとコンプレッサ24bと、を備えている。ターボ過給機22とターボ過給機24の基本的な構成は同じである。但し、ターボ過給機24は、ターボ過給機22よりも相対的に小さいターボ過給機として構成されている。
タービン22a,24aは、排気管16の途中に設けられている。タービン22aは、タービン24aよりも排気管16の下流側に設けられている。コンプレッサ22b,24bは吸気管14に設けられている。コンプレッサ22bは、コンプレッサ24bよりも吸気管14の上流側に設けられている。吸気管14におけるコンプレッサ24bの下流側には、インタークーラ26が設けられている。インタークーラ26の下流側には、ディーゼルスロットル28が設けられている。エアクリーナ18を通って吸気管14に吸入された空気は、コンプレッサ22bやコンプレッサ24bで圧縮される。コンプレッサ22bやコンプレッサ24bで圧縮された空気は、インタークーラ26で冷却される。インタークーラ26で冷却された空気は、吸気マニホールド30を経由してエンジン10の各気筒に分配される。
コンプレッサ24bからインタークーラ26に至る吸気管14の途中には、吸気バイパス管32の一端が接続されている。吸気バイパス管32の他端は、コンプレッサ22bからコンプレッサ24bに至る吸気管14の途中に接続されている。吸気バイパス管32の途中には、吸気バイパス管32を流れる空気の流量を制御するためのABV(エアバイパスバルブ)34が設けられている。ABV34は、正圧型のダイアフラム式アクチュエータを備えている。ABV34の開度を調整して吸気バイパス管32を開放すると、コンプレッサ22bで圧縮された空気がコンプレッサ24bをバイパスしてエンジン10に供給される。
図1に示すシステムは、排気管16においてタービン22aをバイパスする排気バイパス管36と、タービン24aをバイパスする排気バイパス管38と、を備えている。排気バイパス管36の途中には、排気バイパス管36を流れる排気の流量を制御するためのWGV40が設けられている。排気バイパス管36と同様に、排気バイパス管38の途中にはWGV42が設けられている。WGV40,42は、負圧型のダイアフラム式アクチュエータを備えている。WGV40,42の開度を調整すると、コンプレッサ24bより下流側の吸気管14を流れる空気の圧力が変化する。ここで、「コンプレッサ24bより下流側」とは、インタークーラ26の直下流、ディーゼルスロットル28の直上流、または、吸気マニホールド30を意味する。以下、「コンプレッサ24bより下流側の吸気管14を流れる空気の圧力」を、「過給圧」と総称する。
図1に示すシステムは、制御装置としてのECU(Electronic Control Unit)50を備えている。ECU50は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、入力インターフェース、出力インターフェース、双方向バス等を備えている。ECU50の入力インターフェースには、アクセル開度センサ51、クランク角センサ52、過給圧センサ53、エアフローメータ54、排気圧センサ55,56,57,58等が接続されている。ECU50の出力インターフェースには、インジェクタ12、ディーゼルスロットル28、ABV34、WGV40,42、電動ポンプ76、圧力調整バルブ78等が接続されている。
アクセル開度センサ51は、アクセルペダルの踏み込み量に応じた信号を出力するものである。クランク角センサ52は、クランクシャフトの回転角度に応じた信号を出力するものである。過給圧センサ53は、実過給圧に応じた信号を出力するものである。エアフローメータ54は、エンジン10に吸入される空気の流量に応じた信号を出力するものである。排気圧センサ55は、WGV40よりも上流側の排気管16を流れる排気の圧力(以下、「エンジン回転速度Ne」ともいう。)に応じた信号を出力するものである。排気圧センサ56は、WGV40よりも下流側のエンジン回転速度Neに応じた信号を出力するものである。排気圧センサ57は、WGV42よりも上流側のエンジン回転速度Neに応じた信号を出力するものである。排気圧センサ58は、WGV42よりも下流側のエンジン回転速度Neに応じた信号を出力するものである。
[WGVの構成の説明]
図2は、図1に示したWGV40,42の構成例を説明する図である。なお、WGV40とWGV42の基本的な構成は同じであるため、図2では両者を代表してWGV40の構成例を説明する。図2に示すように、WGV40は、排気バイパス管36の一端を開閉する。WGV40は、ダイアフラム式のアクチュエータ60を備えている。アクチュエータ60は、ハウジング62と、ダイアフラム64と、ロッド66と、コイルバネ68とを備えている。ダイアフラム64は、例えばゴム、樹脂等の可撓性を有する材料から構成されている。ダイアフラム64の外周部は、ハウジング62の内周部に固定されている。ハウジング62の内部空間は、ダイアフラム64によって、高圧室70と低圧室72とに区画されている。高圧室70内の圧力は大気圧に維持されている。
ハウジング62には、低圧室72に連通する圧力配管74が設けられている。圧力配管74は、所定の負圧を発生可能な圧力源としての電動ポンプ76に接続されている。圧力配管74の途中には、電動ポンプ76からアクチュエータ60に供給される負圧を調整するVRV(Vacuum Regulation Valve)78が設けられている。VRV78は、例えばソレノイドバルブにより構成される。VRV78は、ECU50から印加される駆動電流値Iに基づいて、電動ポンプ76で発生される負圧の一部または全部を大気解放する。これにより、低圧室72に作用する負圧が、大気圧に近い値から電動ポンプ76により発生される所定の負圧(最大負圧)までの間で調整される。
図2に示すWGV40は、駆動アーム80も備えている。駆動アーム80は、ロッド66に連結され、尚且つ、回転軸82に固定されている。回転軸82には、リンク84も固定されている。WGV40とリンク84は、回転軸82を中心として一体となって回動する。ロッド66が図2に示す矢印の方向(変位方向)に変位すると、WGV40が閉じ側に動く。ロッド66がこの矢印の方向と反対の方向に変位すると、WGV40が開き側に動く。電動ポンプ76からの負圧が低圧室72に作用していないとき、WGV40の開度は全開状態となる。低圧室72に作用する負圧を大きくしていくと、WGV40の開度が小さくなっていく。そして、低圧室72に作用する負圧がある値以上になると、WGV40の開度は全閉状態となる。
[過給圧フィードバック制御]
本実施の形態において、ECU50は、過給圧フィードバック制御(以下、「F/B制御」ともいう。)を行う。F/B制御は、実過給圧を目標過給圧に追従させるべく、VRV78の開度を調整し、ひいてはWGV40またはWGV42の開度を制御するものである。F/B制御の実行に際し、ECU50は、先ず、エンジン10の運転状態に基づいて、目標過給圧を設定する。目標過給圧は、エンジン回転速度Neと燃料噴射量Qをパラメータとする目標過給圧マップに基づいて特定される。エンジン回転速度Neは、クランク角センサ52の出力信号に基づいて算出される。燃料噴射量Qは、アクセル開度センサ51の出力信号に基づいて算出される。
ECU50は、目標過給圧の設定と並行して、ターボ過給機22とターボ過給機24のどちらを駆動するかを選択する。駆動ターボの選択は、エンジン回転速度Neと燃料噴射量Qをパラメータとする駆動ターボマップに基づいて行われる。例えば、エンジン10の運転状態が低回転側の運転領域にある場合、ECU50はターボ過給機24を駆動ターボに選択する。この場合、ECU50は、WGV42の開度を全開状態とし、WGV40の開度を調整する。エンジン10の運転状態が高回転側の運転領域にある場合、ECU50はターボ過給機22を駆動ターボに選択する。この場合、ECU50は、WGV40の開度を全開状態とし、WGV42の開度を調整する。
ECU50は、駆動ターボに対応するWGV(以下、「駆動WGV」ともいう。)の開度を調整すべく、駆動WGVのベース開度を決定する。ベース開度は、エンジン回転速度Neと燃料噴射量Qをパラメータとするベース駆動電流値IDBASEとして算出される。ベース駆動電流値IDBASEは、VRV78の駆動回路に印加する電流のベース値である。ベース開度マップは、WGV40用とWGV42用に別々に設けられている。図3は、WGV42用のベース開度マップの一例を示した図である。図3に示すように、エンジン運転領域の大部分においてはWGVの開度が全閉状態に維持され、高回転側の一部においてWGVの開度が中間開度となるように、ベース駆動電流値IDBASEが設定されている。なお、中間開度とは、全閉状態と全開状態の間の開度を意味する。
駆動WGVのベース開度(ベース駆動電流値IDBASE)を決定したら、ECU50は、ベース開度と、フィードバック補正量と、に基づいて、駆動WGVの最終開度を算出する。フィードバック補正量は、例えば、実過給圧と目標過給圧の差分、その積分、および、その微分の合計値である。実過給圧は、過給圧センサ53の出力信号に基づいて算出される。目標過給圧は、目標過給圧マップに基づいて特定したものである。駆動WGVの最終開度は、ベース開度とフィードバック補正量の合算値として算出される。
駆動WGVの最終開度を算出したら、ECU50は、駆動WGVが有するVRV78の駆動回路に印加する駆動電流値Iを算出する。駆動電流値Iの算出は、駆動WGVの最終開度と、駆動WGVの上下流における排気の圧力差(以下、「WGV前後差圧」ともいう。)をパラメータとする駆動電流マップに基づいて決定される。図4は、駆動電流マップの入出力の関係を示した図である。図4に示すWGV前後差圧は、排気圧センサ55,56の出力信号、または、排気圧センサ57,58の出力信号に基づいて算出される。図4に示すように、WGV前後差圧の代わりに、駆動WGVの上流を流れる排気流量を駆動電流マップの入力パラメータとすることもできる。この理由は、排気流量がWGV前後差圧と高い相関を有するためである。
駆動電流値Iは、DUTY発生回路において所定の変換係数を用いて制御パルス信号に変換される。制御パルス信号は、駆動WGVが有するVRV78のソレノイドコイルに印加される。
[実施の形態の過給圧フィードバック制御の特徴]
既に述べたように、WGVの開度は、WGVの上下流における排気の圧力差や、WGVの上流を流れる排気の流量による影響を受ける。つまり、駆動WGVの開度は、WGV前後差圧や、駆動WGVの上流を流れる排気流量による影響を受ける。本実施の形態では、実過給圧が目標過給圧未満の場合に、このような影響によらず駆動WGVの開度を全閉状態に維持すべく、ベース駆動電流値IDBASEを最大値ID_FCmaxに設定する。ここで、最大値ID_FCmaxを高い値に設定すれば、駆動WGVの開度を確実に全閉状態に維持できる。しかし、実過給圧が上昇して目標過給圧以上となったときには、駆動WGVの開度を開方向に変化させるようなベース駆動電流値IDBASEが算出される可能性がある。ところが、最大値ID_FCmaxを高い値に設定している場合には、低圧室72に作用する負圧が上昇して所望値に到達するまでに時間を要してしまう。そのため、目標過給圧に対して実過給圧が遅れてしまうおそれがある。
そこで、本実施の形態では、目標過給圧と実過給圧の圧力差(以下、「過給圧差」ともいう。)に基づいて、使用するベース開度マップを切り替える。具体的に、過給圧差が閾値以上の場合には、図3で説明したベース開度マップを使用する。また、過給圧差が閾値未満のときであって、尚且つ、実過給圧が目標過給圧未満のときには、図3で説明したベース開度マップとは異なるベース開度マップを使用する。以下、説明の便宜上、図3で説明したベース開度マップを「第1ベース開度マップ」と称し、もう一方のベース開度マップを「第2ベース開度マップ」と称す。過給圧差の閾値は、エンジン10に要求される過給応答性を勘案して、例えば目標過給圧の1〜10%程度の値を設定することができる。
図5は、ベース駆動電流値IDBASEとWGVの実開度との関係例を示した図である。図5は、WGV前後差圧を一定とした条件のもとでベース駆動電流値IDBASEを変化させ、WGVの実開度をベース駆動電流値IDBASEに対してプロットすることによって作成したものである。図5に示すように、ベース駆動電流値IDBASEが最小値ID_FCmin以上であれば、WGVの実開度を限りなく中間開度に近い全閉状態にできる。
第1ベース開度マップと第2ベース開度マップは、WGVの開度を全閉状態に維持する運転領域(図3の「WGV全閉」領域参照)におけるベース駆動電流値IDBASEのデータが異なっている。即ち、第1ベース開度マップでは、この運転領域のベース駆動電流値IDBASEの全データが上述した最大値ID_FCmaxとなっている。一方、第2ベース開度マップでは、この運転領域のベース駆動電流値IDBASEの全データが図5に示した最小値ID_FCminとなっている。なお、WGVの開度を中間開度とする運転領域(図3の「WGV中間開度」領域参照)におけるベース駆動電流値IDBASEのデータは、第1ベース開度マップと第2ベース開度マップで共通している。
図6は、図2に示したVRV78の開度とベース駆動電流値IDBASEの関係例を示した図である(但し、WGV前後差圧は一定)。図6に示すように、最大値ID_FCmaxをVRV78のソレノイドコイルに入力すれば、その開度を100%にすることができる。VRV78の開度が100%になれば、図2に示した低圧室72に作用する負圧を最大負圧に維持できる。低圧室72に作用する負圧を最大負圧に維持できれば、WGV前後差圧等に影響を受けることなく、駆動WGVの開度を全閉状態に維持できる。一方、最小値ID_FCminをVRV78のソレノイドコイルに入力すれば、その開度を100−α%(<100%)にすることができる。VRV78の開度が100−α%になれば、低圧室72に作用する負圧を最大負圧よりも小さい値(つまり、大気圧側の値)に維持できる。低圧室72に作用する負圧を大気圧側の値に維持できれば、実過給圧が上昇して近い将来において目標過給圧以上となったとしても、低圧室72に作用する負圧が所望値に到達するまでの時間を短縮することができる。
図7は、ベース開度マップを切り替えて使用したときに駆動電流マップから算出される駆動電流値Iを説明する図である。図7に示すように、駆動電流マップは、駆動WGVの最終開度と、WGV前後差圧(または駆動WGVの上流を流れる排気流量)とで規定される。駆動電流マップにおける駆動電流値Iは、駆動WGVの最終開度が大きくなるほど高い値に設定される。また、駆動電流マップにおける駆動電流値Iは、WGV前後差圧が大きくなるほど高い値に設定される。第1ベース開度マップを使用した場合は、図7に示す駆動電流マップ上の全てのデータが駆動電流値Iの候補となる。一方、第2ベース開度マップを使用した場合は、図7に示す開度100−β%よりも左側のデータが駆動電流値Iの候補となる。つまり、第2ベース開度マップを使用した場合は、開度100−β%よりも右側のデータは駆動電流値Iの候補外となる。
このように、本実施の形態の過給圧フィードバック制御によれば、過給圧差が閾値以上のときには、第1ベース開度マップが使用される。そのため、実過給圧が目標過給圧未満の場合において、過給圧差が閾値以上のときには、図2に示した低圧室72に作用する負圧を最大負圧に維持することができる。従って、WGV前後差圧等に影響を受けることなく、駆動WGVの開度を全閉状態に維持できる。また、過給圧差が閾値未満のときであって、尚且つ、実過給圧が目標過給圧未満のときには、第2ベース開度マップが使用される。そのため、過給圧差が閾値未満のときであって、尚且つ、実過給圧が目標過給圧未満のときには、低圧室72に作用する負圧を最大負圧よりも小さい値に維持できる。従って、実過給圧が上昇して近い将来において目標過給圧以上となったとしても、低圧室72に作用する負圧が所望値に到達するまでの時間を短縮することができる。つまり、実過給圧が上昇して近い将来において目標過給圧以上となったときの過給応答性を確保することもできる。
[具体的処理]
図8は、本発明の実施の形態において、図1に示したECU50が過給圧フィードバック制御を実行するときの処理の一例を示すフローチャートである。なお、この図に示すルーチンは、エンジン10のサイクルごとに繰り返し実行されるものとする。また、ECU50が使用するベース開度マップには、第1ベース開度マップが標準設定されているものとする。
図8に示すルーチンにおいて、ECU50は、先ず、エンジン回転速度Neを算出する(ステップS10)。ECU50は、クランク角センサ52の出力信号に基づいて、エンジン回転速度Neを算出する。
ステップS10に続いて、ECU50は、燃料噴射量Qを算出する(ステップS12)。ECU50は、アクセル開度センサ51の出力信号に基づいて、燃料噴射量Qを算出する。
ステップS12に続いて、ECU50は、エンジン回転速度Neと燃料噴射量Qに基づいて、目標過給圧を設定し、駆動ターボを選択し、駆動WGVのベース開度を決定する(ステップS14)。ECU50は、ステップS10,S12で算出したエンジン回転速度Neおよび燃料噴射量Qと、上述した目標過給圧マップと、に基づいて、目標過給圧を算出する。ECU50は、エンジン回転速度Neおよび燃料噴射量Qと、上述した駆動ターボマップと、に基づいて、駆動ターボを選択する。ECU50は、エンジン回転速度Neおよび燃料噴射量Qと、第1ベース開度マップと、に基づいて、駆動WGVのベース開度を決定する。
ステップS14に続いて、ECU50は、過給圧F/B制御の実行が許可されているか否かを判定する(ステップS16)。判定結果が否定的である場合、ECUは、ステップS18〜ステップS28の処理をスキップしてステップS30の処理に進む。判定結果が肯定的である場合、ECU50は、実過給圧を検出する(ステップS18)。ECU50は、過給圧センサ53の出力信号に基づいて、過給圧を検出する。
ステップS18に続いて、ECU50は、過給圧差を算出する(ステップS20)。ECU50は、ステップS14で算出した目標過給圧と、ステップS18で検出した実過給圧の差を、過給圧差として算出する。
ステップS20に続いて、ECU50は、実過給圧が目標過給圧未満で、尚且つ、過給圧差が閾値未満であるか否かを判定する(ステップS22)。ECU50は、ステップS14で算出した目標過給圧と、ステップS18で検出した実過給圧との大小関係を判定する。ECU50は、ステップS20で算出した過給圧差が、上述した閾値未満であるか否かを判定する。判定結果が肯定的である場合、ECU50は、使用するベース開度マップを第1ベース開度マップから第2ベース開度マップに切り替える(ステップS24)。判定結果が否定的である場合は、ステップS24,S26の処理をスキップしてステップS28の処理に進む。
ステップS24に続いて、ECU50は、エンジン回転速度Neおよび燃料噴射量Qと、第2ベース開度マップと、に基づいて、駆動WGVのベース開度を決定する(ステップS26)。
ステップS28において、ECU50は、最終WGV開度を算出する。ECU50は、ステップS20で算出した過給圧差に基づいて、上述したフィードバック補正量を算出する。ECU50は、このフィードバック補正量と、ステップS14で算出したベース開度と、に基づいて、最終WGV開度を算出する。または、ECU50は、このフィードバック補正量と、ステップS26で算出したベース開度と、に基づいて、最終WGV開度を算出する。
ステップS28に続いて、ECU50は、排気圧力差を算出する(ステップS30)。ECU50は、排気圧センサ55,56の出力信号、または、排気圧センサ57,58の出力信号に基づいて、排気圧力差を算出する。
ステップS30に続いて、ECU50は、駆動電流値Iを決定する(ステップS32)。ECU50は、ステップS30で算出した排気圧力差と、駆動電流マップと、に基づいて、駆動電流値Iを決定する。
以上、図8に示したルーチンによれば、過給圧差に関する判定結果に応じて、ベース開度マップを第1ベース開度マップと第2ベース開度マップの間で切り替えることができる。従って、実過給圧が目標過給圧未満のときの駆動WGVの開度の全閉状態の維持と、実過給圧が上昇して近い将来において目標過給圧以上となったときの過給応答性の確保と、の両立を図ることができる。
なお、上述した実施の形態においては、図7に示す開度100−β%よりも右側に示される駆動電流値Iのデータが本発明の「第1駆動電流値」に相当する。開度100−β%上の駆動電流値Iのデータが本発明の「第2駆動電流値」に相当する。
ところで、上述した実施の形態のシステムは、2つのターボ過給機22,24が直列に配設されたシリーズツインターボシステムを前提とした。しかし、上述した過給圧F/B制御は、ターボ過給機22,24の何れかを備えるシングルターボシステムにも適用できる。
10 エンジン
14 吸気管
16 排気管
22,24 ターボ過給機
22a,24a タービン
22b,24b コンプレッサ
36,38 排気バイパス管
40,42 WGV
50 ECU
78 圧力調整バルブ
駆動電流値
D_FCmax 最大値
D_FCmin 最小値

Claims (2)

  1. 内燃機関の排気管を流れる排気によって駆動されるタービンと、前記タービンに連結されて前記内燃機関の吸気管を流れる空気を圧縮するコンプレッサと、を備えるターボ過給機と、
    前記排気管において前記タービンをバイパスするバイパス管に設けられた負圧型のウェイストゲートバルブであって、圧力調整バルブによる負圧の調整によって開度が全開状態から閉じ方向に変化するウェイストゲートバルブと、
    を備える過給機付き内燃機関の制御装置であって、
    前記制御装置は、
    前記ウェイストゲートバルブのベース開度を前記圧力調整バルブに印加するベース駆動電流値として算出するための第1および第2ベース開度マップであって、前記第1ベース開度マップにおいて前記ウェイストゲートバルブの開度を全閉状態に維持する前記内燃機関の運転領域に設定される第1ベース駆動電流値が、前記第2ベース開度マップにおいて当該運転領域に設定される第2ベース駆動電流値よりも高い第1および第2ベース開度マップと、
    前記ベース駆動電流値に基づいて前記圧力調整バルブに印加する駆動電流値を決定するための駆動電流マップと、を備え、
    前記制御装置は、
    前記コンプレッサより下流側の前記吸気管を流れる空気の実際の圧力である実過給圧が目標過給圧未満の場合において、前記実過給圧と前記目標過給圧の過給圧差が閾値以上のときは、前記第1ベース開度マップに基づいて算出した前記第1ベース駆動電流値と、前記駆動電流マップとを用いて、第1駆動電流値を前記圧力調整バルブに印加し、
    前記実過給圧が前記目標過給圧未満の場合において、前記過給圧差が前記閾値未満のときは、前記第2ベース開度マップに基づいて算出した前記第2ベース駆動電流値と、前記駆動電流マップとを用いて、前記第1駆動電流値よりも低い第2駆動電流値を前記圧力調整バルブに印加することを特徴とする過給機付き内燃機関の制御装置。
  2. 前記第2駆動電流値は、前記ウェイストゲートバルブの開度を中間開度に限りなく近い全閉状態に維持する駆動電流値であることを特徴とする請求項1に記載の過給機付き内燃機関の制御装置。
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