JP6578598B2 - コイル挿入方法及びコイル挿入装置 - Google Patents
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Description
本発明のコイル挿入装置においては、前記リフタは、コイルエンドが、ブレードの上端と同じかそれ以上の高さとなるまで、コイルを持ち上げるように構成されていることが好ましい。
リフタを有さない従来のコイル挿入装置によって、コイル挿入治具に同心巻となるようにセットされたコイルを、ステータコアに挿入した。そのときの挿入荷重を測定して、図11の曲線Aで示した。
リフタを有さない従来のコイル挿入装置によって、図10に示すように、コイル挿入治具に螺旋状に重なり合った状態にセットされたコイルを、ステータコアに挿入した。そのときの挿入荷重を測定して、図11の曲線Bで示した。
図1〜9に示した本発明のコイル挿入装置によって、コイル挿入治具に螺旋状に重なり合った状態にセットされたコイルを、ステータコアに挿入した。そのときの挿入荷重を測定して、図11の曲線Cで示した。なお、比較例1,2、実施例1のいずれも、ステータコア及びコイルの仕様は同じである。
11 コイル挿入治具
12 コアホルダ
13 駆動部
14 本体ケース
15 ブレード
16 ステータコア
17 内歯
18 スロット
20 リフタ
21 基部
22 突出部
23 コイル退避溝
25 第1ストリッパ
26 支持体
27 フィン
30 第2ストリッパ
31 支持板
32 フィン
35 第3モータ
36 ボールネジ
37 第3昇降部
40 第2モータ
41 ボールネジ
42 第2昇降部
43 第1モータ
44 ボールネジ
45 第1昇降部
C コイル
Ca コイルの一側(上コイル)
Cb コイルの他側(下コイル)
Claims (11)
- ステータコアの内歯に対応して円環状に配列された複数本のブレードを有するコイル挿入治具の前記ブレードの所定間隙を介して、コイルをステータコアの対応するスロットに挿入するコイル挿入方法において、
前記ブレードの内側に配置され、前記ブレードの間隙に入り込むフィンを有さず、内径方向にコイル退避用の溝を有するリフタによって、コイルをブレードの上端部近傍まで持ち上げるリフト工程と、
前記ブレードの間隙に入り込むフィンを有するストリッパを上昇させて、前記コイルをステータコアの対応するスロットに挿入するコイル挿入工程と、を含むことを特徴とするコイル挿入方法。 - 前記コイルは、コイルの一側が隣接するコイルの上に重なって所定間隙に入り、コイルの他側が上記と反対側に隣接するコイルの下になって所定間隙に入るように、螺旋状に重なり合った状態にセットされた螺旋状重なりコイルであり、
前記コイル挿入工程は、前記コイルの一側が挿入されるスロットに対応する、前記ブレードの間隙に入り込むフィンを有する第1ストリッパを上昇させて、前記コイルの一側をステータコアの対応するスロットに挿入する上コイル挿入工程と、前記コイルの他側が挿入されるスロットに対応する、前記ブレードの間隙に入り込むフィンを有する第2ストリッパを上昇させて、前記コイルの他側をステータコアの対応するスロットに挿入する下コイル挿入工程とを含む請求項1記載のコイル挿入方法。 - 前記上コイル挿入工程により、ステータコアのスロットの一つおきに、前記コイルの一側を挿入し、前記下コイル挿入工程により、ステータコアの残ったスロットに前記コイルの他側を挿入する、請求項2記載のコイル挿入方法。
- 前記リフト工程において、コイルエンドが、ブレードの上端と同じかそれ以上の高さとなるまで、コイルを持ち上げる、請求項2又は3記載のコイル挿入方法。
- ステータコアの内歯に対応して円環状に配列された複数本のブレードを有するコイル挿入治具の前記ブレードの所定間隙に、コイルの一側が隣接するコイルの上に重なって所定間隙に入り、コイルの他側が上記と反対側に隣接するコイルの下になって所定間隙に入るように、螺旋状に重なり合った状態にセットされた螺旋状重なりコイルを、ステータコアの対応するスロットに挿入するコイル挿入方法において、
前記コイルの一側が挿入されるスロットに対応する、前記ブレードの間隙に入り込むフィンを有する第1ストリッパを上昇させて、前記コイルの一側をステータコアの対応するスロットに挿入する上コイル挿入工程と、
前記コイルの他側が挿入されるスロットに対応する、前記ブレードの間隙に入り込むフィンを有する第2ストリッパを上昇させて、前記コイルの他側をステータコアの対応するスロットに挿入する下コイル挿入工程とを含むことを特徴とするコイル挿入方法。 - ステータコアの内歯に対応して円環状に配列された複数本のブレードを有するコイル挿入治具と、前記ブレードの所定間隙を介して、コイルをステータコアの対応するスロットに挿入するコイル押圧手段とを備えたコイル挿入装置において、
前記コイル押圧手段は、前記ブレードの内側に配置され、前記ブレードの間隙に入り込むフィンを有さず、内径方向にコイル退避用の溝を有するリフタと、
前記ブレードの間隙に入り込むフィンを有するストリッパとを有し、
前記リフタを押し上げてコイルをブレードの上端部近傍まで持ち上げ、次いで前記ストリッパを押し上げて前記コイルをステータコアの対応するスロットに挿入するように構成されていることを特徴とするコイル挿入装置。 - 前記コイルは、コイルの一側が隣接するコイルの上に重なって所定間隙に入り、コイルの他側が上記と反対側に隣接するコイルの下になって所定間隙に入るように、螺旋状に重なり合った状態にセットされた螺旋状重なりコイルであり、
前記ストリッパは、前記コイルの一側が挿入されるスロットに対応する、前記ブレードの間隙に入り込むフィンを有する第1ストリッパと、前記コイルの他側が挿入されるスロットに対応する、前記ブレードの間隙に入り込むフィンを有する第2ストリッパとを有し、
前記リフタを押し上げてコイルをブレードの上端部近傍まで持ち上げ、次いで前記第1ストリッパを押し上げて前記コイルの一側をステータコアの対応するスロットに挿入し、次いで前記第2ストリッパを押し上げて前記コイルの他側をステータコアの対応するスロットに挿入するように構成されている請求項6記載のコイル挿入装置。 - 前記第1ストリッパは、ステータコアのスロットの一つおきに対応するフィンを有し、前記第2ストリッパは、ステータコアの残ったスロットに対応するフィンを有する、請求項7記載のコイル挿入装置。
- 前記リフタは、コイルエンドが、ブレードの上端と同じかそれ以上の高さとなるまで、コイルを持ち上げるように構成されている請求項7又は8記載のコイル挿入装置。
- 前記リフタは、前記ブレードの内周側に当接するブレード当接面と、該ブレード当接面どうしの間に形成された前記コイル退避用の溝とを有し、前記第1ストリッパのフィン及び前記第2ストリッパのフィンは、前記リフタのコイル退避用の溝と、前記ブレードの間隙と、前記ステータコアのスロットの入口とに挿入されると共に、押し上げ操作の際に、前記リフタよりも突出する形状を有する請求項7〜9のいずれか1つに記載のコイル挿入装置。
- ステータコアの内歯に対応して円環状に配列された複数本のブレードを有するコイル挿入治具と、前記ブレードの所定間隙に、コイルの一側が隣接するコイルの上に重なって所定間隙に入り、コイルの他側が上記と反対側に隣接するコイルの下になって所定間隙に入るように、螺旋状に重なり合った状態にセットされた螺旋状重なりコイルを、ステータコアの対応するスロットに挿入するコイル押圧手段とを備えたコイル挿入装置において、
前記コイル押圧手段は、
前記コイルの一側が挿入されるスロットに対応する、前記ブレードの間隙に入り込むフィンを有する第1ストリッパと、
前記コイルの他側が挿入されるスロットに対応する、前記ブレードの間隙に入り込むフィンを有する第2ストリッパとを有し、
前記第1ストリッパを押し上げて前記コイルの一側をステータコアの対応するスロットに挿入し、次いで前記第2ストリッパを押し上げて前記コイルの他側をステータコアの対応するスロットに挿入するように構成されていることを特徴とするコイル挿入装置。
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