JP6575757B2 - サイドエアバッグ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のシート側方にエアバッグが展開されるサイドエアバッグ装置に関する。
車両が側面衝突して側面衝突が検出されると、インフレーターからガスを噴出させ、乗員と側面車体部材(例えば、サイドドア)との間にエアバッグを展開膨張させるサイドエアバッグ装置が知られている。サイドエアバッグ装置により、シートに着座している乗員が保護される。乗員とサイドドアとの間隔は乗員の体格によって変わるがエアバッグの大きさ(幅)は予め決められているため、乗員の体格によっては、展開時のエアバッグ内の圧力に変化が生じ、乗員の保護性能(拘束性能)に影響を与える虞がある。
このため、従来から、乗員の体格に応じてエアバッグの展開の厚みを調整することができるエアバッグ装置が提案されている(例えば、特許文献1)。特許文献1は、メインのバッグとサブのバッグとを備え、大柄な体格の乗員を保護する場合には、メインのバッグのみを展開させ、小柄な体格の乗員を保護する場合には、メインとサブの両方のバッグを展開させる技術である。これにより、乗員の体格に拘わらず、乗員とサイドドアとの隙間に展開されるエアバッグ内の圧力がほぼ一定になり、乗員の保護性能(拘束性能)をより向上させることができる。
しかし、特許文献1のように、従来から提案されている技術では、体格を検出して展開を制御する必要があるため、検出部品が必要であり、制御が複雑になっていた。また、エアバッグが展開される時の乗員とサイドドアとの間隔は、衝突の速度によっても変化するが考慮されておらず、体格を検出して適切に制御した場合でも、衝突速度によっては、サイドドアとの隙間の幅が変化し、エアバッグ内の圧力が増加したり、圧力が低下したりすることが考えられ、圧力を適切に維持するにはさらなる改善の余地があった。
特許第4952321号公報
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、乗員と側面車体部材との隙間の大きさに拘わらず、展開後のエアバッグの厚みと内圧を適切な状態に維持することができるサイドエアバッグ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための請求項1に係る本発明のサイドエアバッグ装置は、車両の側面からの側面衝突時に乗員と側面車体部材との間にエアバッグが展開するサイドエアバッグ装置において、前記エアバッグは、当該エアバッグの外周面を形成し、乗員の側面の所望部位を覆う外チャンバと、前記外チャンバの内側に配される内チャンバと、前記外チャンバに設けられ、当該外チャンバ内部のガスを前記エアバッグの外部に排出するための第1排出ベントと、前記内チャンバに前記第1排出ベントとは異なる大きさで設けられ、当該内チャンバ内部のガスを前記エアバッグの外部に排出するための第2排出ベントと、ガスを噴出するインフレーターを収容し、インフレーターからのガスを前記外チャンバ、及び、前記内チャンバに供給する筒部材と、前記筒部材に形成され、前記第1排出ベントもしくは前記第2排出ベントのうちの大きい側の排出ベントが設けられた前記外チャンバまたは前記内チャンバの何れか一方のチャンバ内に開口され、前記エアバッグが幅方向に展開することで閉じられる可変開口部と、前記筒部材に形成され、前記第1排出ベントもしくは前記第2排出ベントのうちの小さい側の排出ベントが設けられた前記外チャンバまたは前記内チャンバの何れか一方のチャンバ内に開口された噴出口とを備えたことを特徴とする。
請求項1に係る本発明では、側面衝突時には、インフレーターからガスが噴出し、筒部材を介してエアバッグの内部にガスが送られる。
乗員と車体側部材との幅が所定幅より狭い場合、エアバッグの展開は規制されるため、筒部材の可変開口部が開いた状態になり、可変開口部から第1排出ベントまたは第2排出ベントのうち大きい排出ベントが備えられたチャンバに優先的にガスが供給される。これにより、大きい排出ベントから多くのガスが排出されるので、エアバッグは大きく膨らまず、エアバッグの内圧が増加することが抑制され、狭い幅に応じてエアバッグの内圧が適切な状態に調整される。
一方、乗員と車体側部材との幅が所定幅より広い場合、エアバッグが幅方向に広く展開しようとするため、筒部材の可変開口部が閉じられ、可変開口部からのガスの供給が抑制される。これにより、大きい排出ベントが備えられた側のチャンバへのガスの供給量が減るため、大きい排出ベントからのガスの排出が抑制された状態となり、広い幅に応じてエアバッグが大きく膨らみ、エアバッグの内圧が適切な状態に保たれる。
従って、体格検知センサーや制御部材等を設けて乗員の体格を検出したり、衝突速度を検出したりすることなく、乗員と側面車体部材との隙間に応じてエアバッグの内圧を制御することができる。この結果、乗員と側面車体部材との隙間の大きさに拘わらず、展開後のエアバッグの厚みと内圧を適切な状態に維持することが可能になる。
そして、請求項2に係る本発明のサイドエアバッグ装置は、請求項1に記載のサイドエアバッグ装置において、前記筒部材には、当該エアバッグが幅方向に展開するにしたがって前記可変開口部を閉じる閉部材が設けられ、前記閉部材は、前記可変開口部の展開幅方向で対向する縁部の一方の縁部から延びて対向する他方側の前記エアバッグの基布の内側に接続される一方の長尺部材と、他方の縁部から延びて対向する一方側の前記エアバッグの基布の内側に接続される他方の長尺部材とで構成され、前記可変開口部は、前記エアバッグが幅方向に展開するにしたがって前記対向する縁部が前記一方及び他方の長尺部材によって互いに近づく方向に引かれ、前記エアバッグの展開幅が所定幅以上となったときに閉じられることを特徴とする。
請求項2に係る本発明では、エアバッグが所定幅に展開するまでは、展開の状況に応じて、閉部材である長尺部材を介して可変開口部の開口広さが制御され、エアバッグの展開幅が所定幅以上となると、閉部材である長尺部材を介して可変開口部が閉じられる。可変開口部は上下方向に延びるスリット状に形成されていることが好ましく、長尺部材としては、帯状部材、ひも部材等を適用することができる。
また、請求項3に係る本発明のサイドエアバッグ装置は、請求項2に記載のサイドエアバッグ装置において、前記一方及び他方の長尺部材は、前記筒部材の長手方向に沿って複数が交互に並んで配置されていることを特徴とする。
請求項3に係る本発明では、可変開口部の、展開幅方向で対向するそれぞれの縁部に一方及び他方の長尺部材が複数交互に配されているため、均等に、しかもより適切に可変開口部を閉じることができる。
また、請求項4に係る本発明のサイドエアバッグ装置は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のサイドエアバッグ装置において、前記内チャンバの前記第2排出ベントが前記外チャンバの前記第1排出ベントに比べて大きく形成され、前記筒部材の前記可変開口部が前記内チャンバの内部に開口され、前記一方及び他方の長尺部材が展開幅方向で前記内チャンバの基布の内側に接続されていることを特徴とする。
請求項4に係る本発明では、
乗員と車体側部材との幅が狭い場合には、エアバッグの幅方向での展開が規制されて筒部材の可変開口部が開いた状態になり、可変開口部から内チャンバに多くのガスが供給される。大きい排出ベント(第2排出ベント)から多くのガスが排出されるとともに、外チャンバへのガスの供給が抑制され、エアバッグは大きく膨らまず、狭い幅に応じてエアバッグの内圧が適切な状態に調整される。内チャンバに多くのガスを流通させて外部に排出させることで、乗員と車体側部材との幅が狭い場合に、内チャンバの内圧の増加をより確実に抑制することができるので、エアバッグの内圧をより適切な状態に調整することができる。
一方、乗員と車体側部材との幅が広い場合には、エアバッグが幅方向に大きく展開しようとするため、閉部材により筒部材の可変開口部が閉じられ、可変開口部から内チャンバにはガスが供給されず、内チャンバへのガスの供給が抑制されて大きい排出ベント(第2排出ベント)からの排出が抑制される。一方、小さい排出ベント(第1排出べント)が設けられた外チャンバへのガス供給割合が増えるので、外チャンバが確実に膨らんでエアバッグが大きく膨らみ、広い幅に応じた圧力が保たれる。乗員を的確に保護する形状に外チャンバを形成することで、乗員と車体側部材との幅が広い場合であっても、乗員の保護をより適切に行うことができる。
また、請求項5に係る本発明のサイドエアバッグ装置は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のサイドエアバッグ装置において、前記外チャンバの前記第1排出ベントが前記内チャンバの前記第2排出ベントに比べて大きく形成され、前記筒部材の前記可変開口部が前記外チャンバの内部に開口され、前記一方及び他方の長尺部材が展開幅方向で前記外チャンバの基布の内側に接続されていることを特徴とする。
請求項5に係る本発明では、
乗員と車体側部材との幅が狭い場合、エアバッグの展開が規制されて筒部材の可変開口部が開いた状態になり、可変開口部から外チャンバに多くのガスが噴出し、大きい排出ベント(第1排出ベント)から多くのガスが排出され、内チャンバへのガスの噴出が抑制され、エアバッグは大きく膨らまず、狭い幅に応じてエアバッグの内圧が適切な状態に調整される。外チャンバに多くのガスを流通させて外部に排出させることで、乗員と車体側部材との幅が狭い場合であっても、外チャンバの内圧の増加をより確実に抑制することができるので、広い範囲でエアバッグの内圧をより適切な状態に調整することができる。
乗員と車体側部材との幅が広い場合、エアバッグが幅方向に大きく展開するため、閉部材により筒部材の可変開口部が閉じられ、可変開口部から内チャンバにはガスが噴出されず、外チャンバ11へのガスの供給が抑制され大きい排出ベント(第1排出ベント)からのガス排出量が減少される。これによりエアバッグ全体のガス排出量が抑制されてエアバッグが大きく膨らみ、広い幅に応じた圧力が保たれる。なお、可変開口部が閉じられると小さい排出ベント(第2排出べント)が設けられた内チャンバへのガス供給割合が増えるので内チャンバ15を確実に膨らませることができ、乗員を的確に保護する位置(例えば、下方)に内チャンバを配置することで、乗員と車体側部材との幅が広い場合であっても、所望の箇所(例えば、耐性が高い腰部)の拘束をより適切に行うことができる。
本発明のサイドエアバッグ装置は、体格検知センサーや制御部材等を設けて乗員の体格を検出したり、衝突速度を検出したりすることなく、乗員と側面車体部材との隙間に応じてエアバッグの内圧を制御することができるので、乗員と側面車体部材との隙間の大きさに拘わらず、展開後のエアバッグの厚みと内圧を適切な状態に維持することが可能になる。
本発明の一実施例に係るサイドエアバッグ装置を備えたシートの側面図である。 本発明の一実施例に係るサイドエアバッグ装置のエアバッグの側面図である。 下部インナーチューブ(可変開口部)の概略構成図である。 サイドドアと乗員との隙間が狭い場合と広い場合とのエアバッグの状態の説明図である。 ガスの噴出状況を説明するエアバッグの側面図である。 可変開口部の状況を表す正面図である。 チャンバの膨らみ状況を説明するエアバッグの平断面図である。 ガスの噴出状況を説明するエアバッグの側面図である。 可変開口部の状況を表す正面図である。 チャンバの膨らみ状況を説明するエアバッグの平断面図である。 本発明の他の実施例に係るサイドエアバッグ装置のサイドドアと乗員との隙間が狭い場合のガスの噴出状況を説明するエアバッグの側面図である。 本発明の他の実施例に係るサイドエアバッグ装置のサイドドアと乗員との隙間が広い場合のガスの噴出状況を説明するエアバッグの側面図である。
図1から図3に基づいて本発明の一実施例に係るサイドエアバッグ装置の構成を説明する。
図1には本発明の一実施例に係るサイドエアバッグ装置を備えたシート(エアバッグ展開)の側面視、図2には展開状態にあるエアバッグの外観を説明する側面視、図3には可変開口部の概略構成を表す下部インナーチューブの概略構造を示してある。
図1に示すように、車両用シート1のシートバック2のサイドドア3側(側面車体部材側)にはサイドエアバッグ装置4が備えられている。サイドエアバッグ装置4は、側面衝突時に乗員5とサイドドア3との間に展開するエアバッグ6が備えられ、エアバッグ6には内部にガスを噴出させるインフレーター7が備えられている。
図1、図2に示すように、エアバッグ6の外観をなす外周面を形成し、乗員5(図1参照)の側面部位を覆う形状の外チャンバ11が備えられ、外チャンバ11の下方の車両の前側には穴12が形成されている。また、外チャンバ11には、外チャンバ11内のガスをエアバッグ6の外部に排出するための第1排出ベント13が形成されている。
外チャンバ11の内部には内チャンバ15が配されている。内チャンバ15は、側面視において、車両の下方側と後方側の辺が外チャンバ11の車両の下方側と後方側に接するように設けられている。内チャンバ15の下方の車両の前方側には、内チャンバ15内のガスをエアバッグ6(外チャンバ11)の外部に排出するための第2排出ベント16が形成されている。第2排出ベント16は外チャンバ11の穴12の内側の部位で穴12から外部に露出するように接合されている。
内チャンバ15の第2排出ベント16は、外チャンバ11の第1排出ベント13に比べて開口面積が大きく設定されている。
内チャンバ15は、車両の下方側の一辺と後方側の一辺が外チャンバ11に沿って接合されている。内チャンバ15の車両の後方側の一辺には、筒部材としてのインナーチューブ18が設けられ、インナーチューブ18にはインフレーター7が収容されている。インナーチューブ18は、上下方向に延設され、上端部が外チャンバに連通されるとともに下端部が内チャンバに連通され、インフレーター7からのガスを外チャンバ11と内チャンバ15に供給可能とされている。
インナーチューブ18は、下部インナーチューブ19と上部インナーチューブ21で構成されており、下部インナーチューブ19の上部に上部インナーチューブ21の下端部が取り付けられて互いに連通されている。尚、下部インナーチューブ19の内側にはインフレーター7が配置されている。上部インナーチューブ21(インナーチューブ18)の上端部には、内チャンバ15から突出して外チャンバ11の内部に開口し、インフレーター7から噴出されたガスを外チャンバ11の内部に供給するための第1噴出口22が形成されている。一方、下部インナーチューブ19(インナーチューブ18)の下端部には、内チャンバ15の内部に開口し、内チャンバ15の内部にインフレーター7から噴出されたガスを供給する第2噴出口20が形成されている。
つまり、上部インナーチューブ21の第1噴出口22は、小さい側の排出ベントである第1排出ベント13が形成された外チャンバ11内に連通され、下部インナーチューブ19の第2噴出口20は、大きい側の排出ベントである第2排出ベント16が形成された内チャンバ15内に連通されている。
図2、図3に示すように、下部インナーチューブ19の前面側(図2中左側、図3中手前側)には可変開口部24が形成されている。可変開口部24は幅方向の隙間が下部インナーチューブの長手方向(上下方向)に延びるスリット状の開口とされている。可変開口部24はインフレーター7から噴出されたガスを内チャンバ15内に供給可能に開口されている。つまり、可変開口部24は、大きい側の排出ベントである第2排出ベント16が形成された内チャンバ15内に連通されている。
インフレーター7からインナーチューブ18内、即ち、下部インナーチューブ19内、及び、上部インナーチューブ21内に噴出されたガスは、上部インナーチューブ21の第1噴出口22から外チャンバ11の内部に供給されると共に、下部インナーチューブ19の第2噴出口20と可変開口部24から内チャンバ15の内部に供給される。外チャンバ11の内部に供給されたガスは外チャンバ11を展開(膨張)させた後、小さい側の第1排出ベント13からエアバッグ6の外部に排出され、内チャンバ15の内部に供給されたガスは内チャンバ15を展開(膨張)させた後、大きい側の第2排出ベント16からエアバッグ6の外部に排出される。
下部インナーチューブ19の可変開口部24は、エアバッグ6(内チャンバ15)が幅方向に展開することで閉じられるよう構成されている。具体的には、下部インナーチューブ19には、可変開口部24を閉塞するための閉部材25が設けられ、エアバッグ6(内チャンバ15)が展開するにしたがって閉部材25を介して可変開口部24が閉じられるようになっている。
図3に基づいて閉部材25の構造を具体的に説明する。
図に示すように、可変開口部24は幅方向の隙間Tが上下方向に延びるスリット状の開口とされ、スリット状の開口が内チャンバ15内に臨んでいる。可変開口部24の幅方向の互いに対向する縁部の一方側の縁部24aには、一方の長尺部材としての一方帯状部材31が上下方向に間隔を空けて複数(図示例では4つ)設けられて、他方側の縁部24b側へ延びている。
つまり、複数(4つ)の一方帯状部材31の一端31aが上下方向に間をあけて可変開口部24の一方側の縁部24aに接続され、一方帯状部材31の他端31bは対向する縁部24b側に延びて配されている。
また、可変開口部24の他方側の縁部24bには、他方の長尺部材としての他方帯状部材32が一方帯状部材31と互い違いとなるように上下方向に間をあけて複数(3つ)設けられて、一方側の縁部24a側へ延びている。つまり、複数(3つ)の他方帯状部材32の一端32bが上下方向に間を空けて一方帯状部材31の間に配された状態で可変開口部24の他方側の縁部24bに接続され、他方帯状部材32の他端32aは対向する縁部24a側に延びて配されている。
そして、一方帯状部材31の他端31bは、可変開口部24の他方側の縁部24bの側の内チャンバ15の基布15bの内側に接合されている。また、他方帯状部材32の他端32aは可変開口部24の一方側の縁部24aの側の内チャンバ15の基布15aの内側に接合されている。
上述した閉部材25は、内チャンバ15が展開することにより、一方帯状部材31の他端31bが図中右側に引かれ、他方帯状部材32の他端32aが図中左側に引かれ、内チャンバ15が所定幅以上まで展開する間、可変開口部24の隙間Tが縮められる。つまり、閉部材25の一方帯状部材31と他方帯状部材によって可変開口部24の一方側の縁部24aと他方側の縁部24bとが互いに近付くよう引かれて隙間Tが次第に小さくされる。
そして、内チャンバ15の展開幅が所定幅以上となるまで展開すると、一方帯状部材31と他方帯状部材32が更に引かれ、可変開口部24の一方側の縁部24aと他方側の縁部24bが互いに密着された状態となり、可変開口部24の隙間Tがゼロになる(可変開口部24が閉じられる)。
尚、図に示した実施例では可変開口部24を隙間Tのスリット状に形成したが、可変開口部としては、円形、四角形、楕円形等、種々の形状に形成することが可能である。また、長尺部材としては、ひも等を適用することが可能である。そして、閉部材25としては、エアバッグ6の展開に応じて可変開口部24を閉じる構成であれば、長尺部材を用いる構成に限定されない。
上記構成のサイドエアバッグ装置4では、側面衝突時には、インフレーター7からインナーチューブ18内、即ち、下部インナーチューブ19内、及び、上部インナーチューブ21内にガスが噴出される。噴出されたガスは、上部インナーチューブ21の第1噴出口22から外チャンバ11の内部に供給されて外チャンバ11が膨らむと共に、下部インナーチューブ19の第2噴出口20と可変開口部24から内チャンバ15の内部に供給されて内チャンバ15が膨らむ。これにより、エアバッグ6が展開される。
そして、エアバッグ6は、車幅方向での展開幅、即ち、展開時のサイドドア3と乗員5との隙間の幅hに応じて、展開状態(形態)が変化される。具体的には、車幅方向での展開幅に応じて、下部インナーチューブ19の可変開口部24の開口が開閉されることで内チャンバ15へのガスの供給量が調整され、エアバッグ6の展開状態が変化される。
以下、本実施例におけるエアバッグ6の展開状態とその作用効果について詳細に説明する。
まず、図4から図7に基づいてサイドドア3と乗員5との隙間が狭い場合(所定幅よりも狭い幅の場合)のエアバッグ6の展開状態を説明する。
図4(a)にはサイドドア3と乗員5との隙間が狭くエアバッグ6の体積が小さい場合のエアバッグ6の展開状況、図5にはサイドドア3と乗員5との隙間が狭い状態でのガスの噴出状況を説明するエアバッグ6の側面視状態、図6にはサイドドア3と乗員5との隙間が狭い状態での可変開口部24の状況、図7にはサイドドア3と乗員5との隙間が狭い状態でのガスの噴出状況を説明するエアバッグ6の平断面視状態を示してある。
図4(a)に示すように、エアバッグ6展開時のサイドドア3と乗員5との隙間の幅hが狭い状態では、エアバッグ6の幅方向への展開(膨張)が規制されて体積が小さくなる。
図5から図7に示すように、側面衝突時にサイドドア3と乗員5との隙間の幅hが所定幅より狭くなると、内チャンバ15の基布があまり開かないため(エアバッグ6の展開が規制されるため)、下部インナーチューブ19の一方帯状部材31、及び、他方帯状部材32が弛んだ状態のままなので、可変開口部24の隙間が確保されて開いた状態に維持される。
この状態では、内チャンバ15には下部インナーチューブ19の第2噴出口20と可変開口部24の両方からガス供給され、外チャンバ11には上部インナーチューブ21の第1噴出口22からガスが供給される。つまり、インフレーター7からのガスが、外チャンバ11と比較して第1排出ベント13よりも大きい第2排出ベント16が設けられた内チャンバ15へより多く供給されることとなる。これにより、エアバッグ6の展開幅が狭い状態では、内チャンバ15へより多くのガスが供給されて大きい第2排出ベント16から積極的に排出されるので、エアバッグ6は大きく膨らまずエアバッグ6の内圧が増加することが抑制される。
従って、側面衝突の衝突速度が比較的高く、サイドドア3と乗員5との隙間の幅hが狭くなった場合でも、エアバッグ6の内圧の増加を抑制して、適切な展開状態に維持することができる。
次に、図4及び図8から図10に基づいてサイドドア3と乗員5との隙間が広い場合(所定幅の場合)のエアバッグ6の展開状態を説明する。
図4(b)にはサイドドア3と乗員5との隙間が広くエアバッグ6の体積が大きい場合の状況、図8にはサイドドア3と乗員5との隙間が広い状態でのガスの噴出状況を説明するエアバッグ6の側面視状態、図9にはサイドドア3と乗員5との隙間が広い状態での可変開口部24の状況、図10にはサイドドア3と乗員5との隙間が広い状態でのガスの噴出状況を説明するエアバッグ6の平断面視状態を示してある。
図4(b)に示すように、エアバッグ6展開時のサイドドア3と乗員5との隙間の幅Hが広い状態では、エアバッグ6が車幅方向に膨らみ体積が大きくなる。
図8から図10に示すように、側面衝突時にサイドドア3と乗員5との隙間の幅Hが所定幅以上に広くなると、内チャンバ15の基布が大きく開き、下部インナーチューブ19の一方帯状部材31、及び、他方帯状部材32が大きく引っ張られて可変開口部24の一方側の縁部24aと他方側の縁部24bが密着し、可変開口部24の隙間がゼロになる(可変開口部24が閉じられる)。
この状態では、内チャンバ15へは、可変開口部24からはガスが供給されず、下部インナーチューブ19の第2噴出口20からのみガスが供給されることとなる。つまり、内チャンバ15へのガス供給量が少なくなるよう調整され、第2排出ベント16からのガス排出量が減少する。そのため、外チャンバ11へのガス供給の割合が増えるが、外チャンバ11の第1排出ベント13は、第2排出ベント16に比べて小さく設定されているので、可変開口部24が開いている状態よりもエアバッグ6外部へのガスの排出量は減少される。
これにより、エアバッグ6の展開幅が広い状態では、全体的なガス排出量が抑制されて内圧が保持されるので、エアバッグ6が大きく膨らんだ状態が維持される。従って、例えば、側面衝突の衝突速度が低い場合など、サイドドア3と乗員5との隙間の幅Hが所定幅より広くなった状況でも、エアバッグ6の幅方向の厚みが確保されて内圧が適切な状態に維持される。
以上説明したように、本実施例のサイドエアバッグ装置4では、体格検知センサーや制御部材等を設けて乗員5の体格を検出したり、側面衝突の衝突速度を検出したりすることなく、隙間の幅に合わせてエアバッグ6の内圧を制御することができる。この結果、乗員5とサイドドア3との隙間の大きさに拘わらず、展開後のエアバッグ6の厚みと内圧を適切な状態に維持することが可能になる。
つづいて、図11、図12に基づいて本発明の他の実施例を説明する。尚、図1から図10に示した部材と同一部材には同一の符号を付してある。図示の実施例は、展開幅に応じて開閉状態が制御される可変開口部を上部インフレーター(外チャンバ側)に設け、外チャンバの外排出ベントを内チャンバの内排出ベントよりも大きく形成した構成となっている。
図11にはサイドドア3と乗員5との隙間が狭い状態(所定幅よりも狭い状態)でのガスの噴出状況を説明するエアバッグ36の側面視状態、図12にはサイドドア3と乗員5との隙間が広い状態(所定幅の状態)でのガスの噴出状況を説明するエアバッグ36の側面視状態を示してある。
図に示すように、エアバッグ36の外観をなす外チャンバ11の内部には内チャンバ15が配されている。外チャンバ11内の外チャンバ11にはガスを外部に排出するための第1排出ベント42が形成されている。また、外チャンバ11の下方の車両の前側には穴41が形成されている。
内チャンバ15の下方の車両の前方側には、内チャンバ15内のガスを外部へ排出するための第2排出ベント43が形成されている。第2排出ベント43は外チャンバ11の穴41の内側の部位で穴12から外部に露出するように接合されている。内チャンバ15の第2排出ベント43は、外チャンバ11の第1排出ベント42に比べて開口面積が小さく設定されている。
エアバッグ36の車両の後方側の一辺には、筒部材としてのインナーチューブ45が内チャンバ15と外チャンバ11とにわたって(内チャンバ15を貫通して)上下方向に延びるよう設けられ、インナーチューブ45にはインフレーター7が収容されている。
インナーチューブ45は、外チャンバ11の内部に配置される上部インナーチューブ48と内チャンバ15の内部に配置される下部インナーチューブ47とで構成されており、下部インナーチューブ47の上部に上部インナーチューブ48の下端部が取り付けられて互いに連通されている。
上部インナーチューブ48の上端部には、外チャンバ11の内部に開口し、インフレーター7から噴出されたガスを外チャンバ11の内部に供給するための第1噴出口49が形成されている。一方、下部インナーチューブ47の下端部には、内チャンバ15の内部に開口し、内チャンバ15の内部にインフレーター7から噴出されたガスを供給する第2噴出口46が形成されている。なお、下部インナーチューブ47の内側にはインフレーター7が配置されている。
また、上部インナーチューブ48の前面側(図中左側)には可変開口部35が形成され、可変開口部35は幅方向の隙間が上部インナーチューブ48の長手方向(上下方向)に延びるスリット状の開口とされている。可変開口部35はインフレーター7から噴出されたガスを外チャンバ11内に供給可能に開口されている。
つまり、可変開口部35は、大きい側の排出ベントである第1排出ベント42が形成された外チャンバ11内に連通されている。可変開口部35には閉部材25が設けられ、エアバッグ36(外チャンバ11)が展開するにしたがって閉部材25を介して可変開口部35が閉じられるようになっている。
即ち、可変開口部35の一方帯状部材31の一端、及び、他方帯状部材32の一端が外チャンバ11の基布にそれぞれ接合され、図3に示した実施例と同様に、外チャンバ11が展開するにしたがって、一方帯状部材31の一端、及び、他方帯状部材32の一端が引っ張られて可変開口部35が閉じられる。
つまり、第1筒部である上部インナーチューブ48の第1噴出口49と可変開口部35は、大きい側の排出ベントである第1排出ベント42が形成された外チャンバ11内に連通され、第2筒部である下部インナーチューブ47の第2噴出口46は、小さい側の排出ベントである第2排出ベント43が形成された内チャンバ15内に連通されている。
図11に示すように、側面衝突時におけるエアバッグ36展開時のサイドドア3と乗員5との隙間の幅が所定幅より狭い場合、外チャンバ11の基布があまり開かないため(エアバッグ36の展開が規制されるため)、可変開口部35の隙間が確保されて可変開口部35が開いた状態に維持される。
この状態では、外チャンバ11には上部インナーチューブ48の第1噴出口49と可変開口部35の両方からガスが供給され、内チャンバ15には下部インナーチューブ47の第2噴出口46からガスが供給される。つまり、インフレーター7からのガスが、第2排出ベント43よりも大きい第1排出ベント42が設けられた外チャンバ11へより多く供給されることとなる。
これにより、エアバッグ36の展開幅が狭い状態では、外チャンバ11へより多くのガスが供給されて大きい第1排出ベント42から積極的に排出されるので、エアバッグ36は大きく膨らまずエアバッグ36の内圧が増加することが抑制される。従って、サイドドア3と乗員5との隙間の幅hが狭くなった場合でも、狭い幅に応じた圧力が保たれる。
従って、例えば、側面衝突の衝突速度が比較的高く、サイドドア3と乗員5との幅が狭い場合であっても、乗員5の側面部位を広く覆う状態で(外チャンバ11を広く展開させて)、エアバッグ36の内圧の増加を抑制して、適切な展開状態に維持することができる。
一方、図12に示すように、側面衝突時におけるエアバッグ6展開時のサイドドア3と乗員5との隙間の幅が所定幅以上に広くなると、インフレーター7からのガスが下部インナーチューブ47、上部インナーチューブ48に送られて噴出され、サイドドア3と乗員5との隙間の幅が広い場合、外チャンバ11の基布が大きく開き、上部インナーチューブ48の一方帯状部材31、及び、他方帯状部材32が大きく引っ張られて可変開口部35の隙間がゼロになる(可変開口部35が閉じられる)。
この状態では、インフレーター7からのガスは、可変開口部35から供給されず、外チャンバ11へのガス供給量が少なくなるよう調整されるので、第1排出ベント42からのガス排出量が減少し、可変開口部35が開いている状態よりもエアバッグ6のガスの排出量は減少される。
従って、例えば、側面衝突の衝突速度が低い場合など、サイドドア3と乗員5との隙間の幅Hが所定幅より広くなった状況でも、エアバッグ6の幅方向の厚みが確保されて内圧が適切な状態に維持される。しかも、エアバッグ6の展開幅が広い状態では、ガス排出量が抑制されて内チャンバ15へのガス供給の割合が増えるので、乗員の比較的耐性が高い腰部に対応する部位の内チャンバ15を確実に膨らませることができる。その一方で乗員の胸部や腹部に対応する外チャンバ11の内圧を比較的低くした状態で展開でき、乗員5の保護をより適切に行うことができる。
以上説明したように本実施例のサイドエアバッグ装置4では、図1から図10に示した実施例と同様に、体格検知センサーや制御部材等を設けて乗員5の体格を検出したり、側面衝突の衝突速度を検出したりすることなく、隙間の幅に合わせてエアバッグ6の内圧を制御することができ、乗員5とサイドドア3との隙間の大きさに拘わらず、展開後のエアバッグ6の内圧を適切な状態に維持することが可能になる。そして、サイドドア3と乗員5との隙間の幅が広い場合には、比較的耐性が高い腰部に対応する部位の内チャンバ15をより適切に展開させて乗員5の保護をより適切に行うことができる。
本発明は、車両のシート側方にエアバッグが展開されるサイドエアバッグ装置の産業分野で利用することができる。
1 車両用シート
2 シートバック
3 サイドドア
4 サイドエアバッグ装置
5 乗員
6、36 エアバッグ
7 インフレーター
11 外チャンバ
12 穴
13、42 第1排出ベント
15 内チャンバ
16、43 第2排出ベント
18、45 インナーチューブ
19、47 下部インナーチューブ
20、46 第2噴出口
21、48 上部インナーチューブ
22、49 第1噴出口
24、35 可変開口部
25 閉部材
31 一方帯状部材
32 他方帯状部材
41 穴

Claims (5)

  1. 車両の側面からの側面衝突時に乗員と側面車体部材との間にエアバッグが展開するサイドエアバッグ装置において、
    前記エアバッグは、
    当該エアバッグの外周面を形成し、乗員の側面の所望部位を覆う外チャンバと、
    前記外チャンバの内側に配される内チャンバと、
    前記外チャンバに設けられ、当該外チャンバ内部のガスを前記エアバッグの外部に排出するための第1排出ベントと、
    前記内チャンバに前記第1排出ベントとは異なる大きさで設けられ、当該内チャンバ内部のガスを前記エアバッグの外部に排出するための第2排出ベントと、
    ガスを噴出するインフレーターを収容し、インフレーターからのガスを前記外チャンバ、及び、前記内チャンバに供給する筒部材と、
    前記筒部材に形成され、前記第1排出ベントもしくは前記第2排出ベントのうちの大きい側の排出ベントが設けられた前記外チャンバまたは前記内チャンバの何れか一方のチャンバ内に開口され、前記エアバッグが幅方向に展開することで閉じられる可変開口部と、
    前記筒部材に形成され、前記第1排出ベントもしくは前記第2排出ベントのうちの小さい側の排出ベントが設けられた前記外チャンバまたは前記内チャンバの何れか一方のチャンバ内に開口された噴出口とを備えた
    ことを特徴とするサイドエアバッグ装置。
  2. 請求項1に記載のサイドエアバッグ装置において、
    前記筒部材には、当該エアバッグが幅方向に展開するにしたがって前記可変開口部を閉じる閉部材が設けられ、
    前記閉部材は、
    前記可変開口部の展開幅方向で対向する縁部の一方の縁部から延びて対向する他方側の前記エアバッグの基布の内側に接続される一方の長尺部材と、他方の縁部から延びて対向する一方側の前記エアバッグの基布の内側に接続される他方の長尺部材とで構成され、
    前記可変開口部は、
    前記エアバッグが幅方向に展開するにしたがって前記対向する縁部が前記一方及び他方の長尺部材によって互いに近づく方向に引かれ、前記エアバッグの展開幅が所定幅以上となったときに閉じられる
    ことを特徴とするサイドエアバッグ装置。
  3. 請求項2に記載のサイドエアバッグ装置において、
    前記一方及び他方の長尺部材は、前記筒部材の長手方向に沿って複数が交互に並んで配置されている
    ことを特徴とするサイドエアバッグ装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のサイドエアバッグ装置において、
    前記内チャンバの前記第2排出ベントが前記外チャンバの前記第1排出ベントに比べて大きく形成され、
    前記筒部材の前記可変開口部が前記内チャンバの内部に開口され、
    前記一方及び他方の長尺部材が展開幅方向で前記内チャンバの基布の内側に接続されている
    ことを特徴とするサイドエアバッグ装置。
  5. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のサイドエアバッグ装置において、
    前記外チャンバの前記第1排出ベントが前記内チャンバの前記第2排出ベントに比べて大きく形成され、
    前記筒部材の前記可変開口部が前記外チャンバの内部に開口され、
    前記一方及び他方の長尺部材が展開幅方向で前記外チャンバの基布の内側に接続されている
    ことを特徴とするサイドエアバッグ装置。



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