JP6661414B2 - 電動モータ制御装置 - Google Patents

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本発明は、電動モータの駆動を制御する電動モータ制御装置の構造に関する。
たとえば、車両に搭載される電動パワーステアリングシステムには、電動モータの駆動を制御する電動モータ制御装置が設けられている。この電動モータ制御装置には、たとえば特許文献1〜5に開示されているように、電動モータを駆動する駆動回路、該駆動回路を制御する制御回路、外部装置と電気的に接続するための入出力コネクタ、および少なくとも上記回路を収納する筐体や蓋体などが備わっている。
自動車などの車両には、エンジンなどの走行系の他に、様々な電子装置や電子部品が搭載されている。その車両の軽量化や小型化などの実現のため、電動パワーステアリングシステムに含まれる電動モータ制御装置などにも小型化が求められている。また、電動モータの駆動回路には発熱量の大きい発熱電子部品が含まれているため、該発熱電子部品で発生した熱を放熱する対策も求められている。
そのため、特許文献1では、駆動回路がパワーモジュールに内蔵され、制御回路が制御基板に実装され、入出力コネクタが入出力基板に実装されている。筐体は、導電性の金属材料で形成されたケースとカバーから成る。ケースとカバーを係合させることにより形成される収納空間に、パワーモジュール、制御基板、および入出力基板が収納されている。ケースの側壁部は、カバーに対して鋭角に傾斜している。その側壁部には、パワーモジュールの封止体が直接または間接的に連結されていて、側壁部から外方には、入出力コネクタが露出している。カバーのケースと反対側には、電動モータが取り付けられている。入出力基板と制御基板は、電動モータの回転軸に対して垂直な姿勢で、かつ所定の間隔で対向するように、カバーやケースに固定されている。
特許文献2では、駆動回路の一部が半導体モジュールに内蔵され、制御回路が制御基板に実装されている。モータケースの一方側には、電動モータが実装されている。電動モータの回転軸の軸方向に対して、モータケースの電動モータと反対の他方側には、凸状のヒートシンクが一体的に設けられている。そのモータケースの他方側にカバーが係合されることで、収納空間が形成され、該収納空間に半導体モジュールと制御基板とヒートシンクなどが収納されている。ヒートシンクは、電動モータの回転軸の周囲に立設された複数の側壁面を有している。各側壁面は、電動モータの回転軸と平行であり、かつ該回転軸と反対側を向いている。2つ以上の側壁面には、半導体モジュールがそれぞれ熱的に接続されている。制御基板は、電動モータの回転軸に対して垂直な姿勢で、ヒートシンクの電動モータと反対側に配置されている。
特許文献3では、駆動回路が第1の基板に実装され、制御回路が第2の基板に実装されている。モータカバーの一方側には、電動モータが実装されている。第1の基板は、電動モータの回転軸に対して垂直な姿勢で、中継部材の内側に配置されて、中継部材とともにユニットカバーの内面に固定されている。第1の基板の駆動回路が実装されていない一方の面は、ユニットカバーの内面に接している。第2の基板は、電動モータの回転軸に対して垂直な姿勢で、中継部材のユニットカバーと反対側に固定されている。モータカバーの他方側にユニットカバーを係合することにより、収納空間が形成され、該収納空間に上記2枚の基板と中継部材とが収納される。中継部材の周面には、入出力コネクタが一体的に突設されている。
特許文献4では、駆動回路がパワーモジュールに内蔵され、制御回路が制御基板に実装されている。パワーモジュールの制御基板と対向しない外面は、熱伝導部材を介してヒートシンクに熱的に接続されている。パワーモジュールと反対側にある制御基板の一方の面がモータカバーの上面に接するように、制御基板はモータカバーに固定されている。モータカバーとコネクタケースによりヒートシンクを挟持することで、モータカバーとヒートシンクの間に収納空間が形成され、該収納空間に制御基板とパワーモジュールなどが収納されている。コネクタケースのモータカバーと反対側の外面には、入出力コネクタが一体的に突設されている。
特許文献5では、駆動回路の一部が3枚のパワー基板に実装され、制御回路が制御基板に実装されている。各パワー基板は、片面に回路が形成された多層基板から成る。その多層基板は、ヒートシンクとしての厚肉部に対して面接触する高熱伝導板(アルミニウム板など)を含んでいる。ハウジングケースの一方側には、電動モータが実装されている。ハウジングケースの他方側に設けられた収納空間には、各パワー基板と制御基板などが収納されている。各パワー基板は、電動モータの回転軸の周囲に該回転軸と平行に配置されている。制御基板は、電動モータの回転軸に対して垂直な姿勢で配置されている。
電動モータ制御装置において、駆動回路に含まれる発熱電子部品としては、たとえばFETなどのスイッチング素子がある。このスイッチング素子は、一般に、制御回路に含まれるCPUなどの半導体素子より、設置される数が多くて、実装占有面積が広い。このため、特許文献3および特許文献4のように、ヒートシンクとして兼用される蓋体またはヒートシンクの、電動モータの回転軸に対して垂直な壁面に、スイッチング素子を直接または基板などを介して熱的に接続させる場合、該壁面を広くしなければならない。このため、蓋体またはヒートシンクが電動モータの回転軸に対して垂直な方向(側方)に大きくなり、電動モータ制御装置の小型化を阻害するおそれがある。
また、電動モータは発熱量が多いため、特許文献2のように、筐体の電動モータの近傍に、駆動回路に含まれる発熱電子部品を熱的に接続すると、電動モータで発生した熱の影響を受けてしまい、発熱電子部品で発生した熱を効率良く放熱できないおそれがある。
特開2015−113071号公報 特開2014−57514号公報 特開2014−189166号公報 特開2015−134598号公報 特開2012−245848号公報
本発明の課題は、小型化と放熱性の向上を実現することができる電動モータ制御装置を提供することである。
本発明による電動モータ制御装置は、電動モータを駆動する駆動回路と、駆動回路を制御する制御回路と、電動モータが実装された筐体と、ヒートシンクを兼用する蓋体と、駆動回路または制御回路に対して外部装置を電気的に接続する入出力コネクタとを備える。筐体の電動モータと反対側に蓋体が係合されることにより形成された収納空間に、駆動回路と制御回路が収納されている。蓋体は、当該蓋体の径方向に延びるとともに収納空間へ突出する、板状の内部フィンを有している。そして、この内部フィンは、駆動回路に含まれる発熱電子部品を熱的に接続する接続面を有し、該接続面は、電動モータの回転軸に対して平行な、内部フィンの側面である
上記構成によると、駆動回路に含まれる発熱電子部品を熱的に接続する接続面が、電動モータの回転軸と平行に蓋体に設けられている。このため、発熱電子部品の数が多かったり、実装占有面積が広かったりしても、蓋体を電動モータの回転軸に対して垂直な方向(側方)へ拡げる必要はなく、電動モータ制御装置を小型化することができる。また、電動モータが実装された筐体ではなく、電動モータから離れた蓋体の接続面に発熱電子部品を熱的に接続している。このため、電動モータで発生した熱の影響を受けずに、発熱電子部品で発生した熱を、ヒートシンクを兼用する蓋体により外部へ効率良く放熱して、放熱性を向上させることができる。
本発明では、上記電動モータ制御装置において、駆動回路は、金属基板の一方の面に実装され、金属基板の他方の面は、金属面であり、金属面が接続面に接するように、金属基板は蓋体に固定されていてもよい。
また、本発明では、内部フィンは、蓋体の中心部を通って、蓋体の径方向に延びるように設けられていてもよい。
また、本発明では、上記電動モータ制御装置において、蓋体は、筐体と対向しない外面から突出する外部フィンをさらに有し、入出力コネクタは、外部フィンに対して平行でかつ所定の間隔をおいて、筐体の前記外面に突設されていてもよい。
または、本発明では、蓋体は、内部フィンを有さず、筐体と対向しない外面から突出する外部フィンと、外部フィンの内部に設けられ、収納空間を臨むように開口する凹状の嵌入部とをさらに有し、嵌入部の電動モータの回転軸に対して平行な内側面が接続面であってもよい。また、その外部フィンは、蓋体の中心部を通って、蓋体の径方向に延びるように設けられていてもよい。さらに、その外部フィンに対して平行に、かつ所定の間隔をおいて、入出力コネクタが筐体の外面に突設されていてもよい。
また、本発明では、上記電動モータ制御装置において、発熱電子部品はスイッチング素子を含み、そのスイッチング素子の封止部の外面を、熱が伝わるように内部フィンや外部フィンの接続面に接触させてもよい。
さらに、本発明では、上記電動モータ制御装置において、制御回路は、プリント基板から成る制御基板に実装され、制御基板は、電動モータの回転軸に対して垂直な姿勢で、駆動回路よりも電動モータ側に配置されてもよい。また、電動モータの回転軸と対向するように制御基板に実装され、該回転軸の回転を検出する回転センサをさらに備えてもよい。
本発明によれば、小型化と放熱性の向上を実現することができる電動モータ制御装置を提供することが可能となる。
本発明の第1実施形態による電動モータ制御装置の分解斜視図である。 図1の電動モータ制御装置の組立斜視図である。 図1の電動モータ制御装置の平面図である。 図3のA−A断面図である。 図3のB−B断面図である。 本発明の第2実施形態による電動モータ制御装置の分解斜視図である。 図6の電動モータ制御装置の組立斜視図である。 図6の電動モータ制御装置の平面図である。 図8のC−C断面図である。 図8のD−D断面図である。 本発明の第3実施形態による電動モータ制御装置の断面図である。 本発明の第4実施形態による電動モータ制御装置の断面図である。
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照しながら説明する。各図において、同一の部分または対応する部分には、同一符号を付してある。
まず、本発明の第1実施形態による電動モータ制御装置101の構造を、図1〜図5を参照しながら説明する。
図1は、電動モータ制御装置101の分解斜視図である。図2は、電動モータ制御装置101の組立斜視図である。図3は、電動モータ制御装置101の平面図である。図4は、図3のA−A断面図である。図5は、図3のB−B断面図である。
電動モータ制御装置101は、電動パワーステアリングシステムに組み込まれ、車両の操舵を補助するために、電動モータM(図4)の駆動を制御する。後述する他の実施形態の電動モータ制御装置102〜104も同様である。
電動モータ制御装置101には、図1に示すように、筐体1、蓋体2、金属基板3、制御基板4、および入出力コネクタ7a、7bなどが備わっている。
筐体1は、熱伝導性の高い金属製であり、円筒状に形成されている。図4および図5に示すように、筐体1の一方側にある実装部1bには、電動モータMが実装されている。電動モータMの回転軸Jは、筐体1の中心軸と一致している。
電動モータMの回転軸Jの軸方向に対して、筐体1の電動モータMと反対側には、収納部1aが設けられている。収納部1aと実装部1bとを隔てる隔壁1dには、貫通孔1e、1fが形成されている(図4、図1)。実装部1bの先端には、貫通孔1cが形成されている(図4)。電動モータMの回転軸Jの一端部は、貫通孔1cを通って外部へ突出し、回転軸Jの他端部は、貫通孔1eを通って収納部1aへ突出している。また、収納部1aには、貫通孔1fを通ってモータ端子Mtが突出している(図1)。
蓋体2は、熱伝導性の高い金属製であり、図3に示すように、本体部2aが平面視でほぼ円形状に形成されている。図4および図5などに示すように、蓋体2は、収納部1aを閉塞するように、筐体1の他端部に係合されて、蓋体2と筐体1の耳部2q、1q(図1〜図3)同士がねじなどにより固定される。この係合状態で、筐体1と蓋体2により閉塞された収納空間Kが形成される。収納空間Kには、金属基板3と制御基板4などが収納されている。筐体1と蓋体2の係合部分には、図示しないシール材が挟み込まれる。
蓋体2は、板状の内部フィン2bと外部フィン2cとを有している。図4および図5に示すように、内部フィン2bは、筐体1と対向する本体部2aの内面から収納空間Kへ突出している。外部フィン2cは、筐体1と対向しない本体部2aの外面から電動モータMと反対側へ突出している。
内部フィン2bと外部フィン2cは、蓋体2の本体部2aの中心部を通って、本体部2aの径方向に延びるように設けられている。各フィン2b、2cの径方向の幅は、本体部2aの径以下の範囲内で設定されている。すなわち、各フィン2b、2cは、本体部2aから径方向(側方)へ食み出ないように、形成されている。
また、内部フィン2bと外部フィン2cは、電動モータMの回転軸Jに対して平行に突出している。さらに、内部フィン2bと外部フィン2cは、本体部2aを介して連続している。蓋体2は、ヒートシンクを兼用している。
金属基板3は、アルミニウムなどの金属製の板から成る。金属基板3の一方の面3aは、絶縁処理されている。この一方の面3aには、図1および図5に示すように、電動モータMを駆動する駆動回路31が実装されている。駆動回路31には、通電時の発熱量が大きい発熱電子部品32が含まれている。この発熱電子部品32は、たとえばFET(電界効果トランジスタ)などのスイッチング素子から成る。他にも、駆動回路31には、コンデンサ、コイル、および抵抗などの電子部品が含まれている(詳細図示省略)。
金属基板3の他方の面3b(図4)は、絶縁処理されていない金属面である。この金属面3bには、駆動回路31が実装されていない。また、図4の例では、金属面3bには、電子部品が実装されず、電気回路が形成されていない。
蓋体2の内部フィン2bの表面積が最も大きい一側面2d(図1)は、金属基板3上の発熱電子部品32を熱的に接続する接続面である。この接続面2dは、図4に示すように、電動モータMの回転軸Jと平行になっている。
金属基板3の金属面3bが接続面2dに接するように、金属基板3は蓋体2にねじなどにより固定されている。これにより、発熱電子部品32が金属基板3を介して蓋体2の内部フィン2bに熱的に接続される。金属面3bと接続面2dの間には、絶縁性を有する熱伝導シートを介在させてもよい。
金属基板3の一方の面3aには、モータ接続端子6の根元部が実装されている。モータ接続端子6の先端部は、収納空間K内でモータ端子Mtと溶接などにより接続されている。これにより、金属基板3の駆動回路31と電動モータMとが電気的に接続されている。モータ接続端子6とモータ端子Mtとの接続作業は、筐体1の周面に設けられた開口部1k(図1)を通して行う。開口部1kは、キャップ13により閉塞される。キャップ13は、ねじなどにより筐体1の周面に固定される。
制御基板4は、プリント基板などから成る。制御基板4には、駆動回路31を制御する制御回路41が実装されている。制御回路41には、CPUやメモリなどが含まれている(詳細図示省略)。駆動回路31に含まれる電子部品の外形は、制御回路41に含まれる電子部品の外形より大きい。
図4および図5に示すように、制御基板4は、電動モータMの回転軸Jに対して垂直な姿勢で、駆動回路31が実装された金属基板3よりも電動モータM側に位置するように、蓋体2に固定されている。詳しくは、制御基板4は、蓋体2の内部フィン2bの先端にねじなどにより固定されている。
制御基板4の蓋体2と対向しない面4aには、電動モータMの回転軸Jと対向するように回転センサ8が実装されている。回転センサ8は、磁気センサから成る。収納空間Kに突出した回転軸Jの他端部には、磁石11が埋設されている。回転センサ8は、磁石11の磁界の変化に基づいて、電動モータMの回転軸Jの回転を検出する。
金属基板3の一方の面3aには、基板接続端子5の根元部が実装されている。基板接続端子5の先端部は、図4に示すように、収納空間K内で制御基板4に接続されている。詳しくは、制御基板4に形成されたスルーホール4h(図1)に基板接続端子5の先端部が挿入されて、はんだや銅などの金属により接続される。これにより、金属基板3の駆動回路31と制御基板4の制御回路41とが電気的に接続されている。収納空間Kにおいて、金属基板3は制御基板4に対して垂直になっている。
入出力コネクタ7a、7bは、駆動回路31または制御回路41に対して、図示しない外部装置を電気的に接続する。そのうち、一方の入出力コネクタ7aは、図示しない車両のバッテリから電力を供給するための電源コネクタである。他方の入出力コネクタ7bは、図示しない車両側ECU(電子制御装置)に対して信号を送受信するための信号コネクタである。
各入出力コネクタ7a、7bは、蓋体2の本体部2aの外面に、外部フィン2cと平行に突設されている。詳しくは、外部フィン2cの一方側に、電源コネクタ7aが外部フィン2cから所定の間隔をおいて設けられている。また、外部フィン2cの他方側に、信号コネクタ7bが外部フィン2cから所定の間隔をおいて設けられている。各入出力コネクタ7a、7bのハウジング7c、7dは、筐体1と対向する内側から本体部2aに形成された貫通孔2e、2fにそれぞれ嵌合されて、該貫通孔2e、2fの周縁部分にねじなどにより固定されている。
各入出力コネクタ7a、7bの嵌合部7g、7hは、蓋体2の本体部2aから電動モータMと反対側へ突出している。図示しない外部装置と接続されたハーネスは、電動モータMの回転軸Jと平行に、各入出力コネクタ7a、7bの嵌合部7g、7hに対して挿抜される。
各入出力コネクタ7a、7bの端子7e、7fの上端部は、嵌合部7g、7h内にそれぞれ突出している。端子7e、7fの下端部は、ハウジング7c、7dをそれぞれ貫通して、収納空間K内に突出している。
電源コネクタ7aの端子7eの下端部は、金属基板3に実装された外部用接続端子9と溶接などにより接続されている。これにより、電源コネクタ7aと金属基板3上の駆動回路31とが電気的に接続されている。そして、電源コネクタ7aの嵌合部7gに、図示しないバッテリと接続されたハーネスが嵌合されることで、バッテリと金属基板3の駆動回路31とが電気的に接続され、バッテリから駆動回路31に電力が供給可能となる。
信号コネクタ7bの端子7fの下端部は、制御基板4に接続されている。詳しくは、制御基板4に形成されたスルーホール4i(図1)に端子7fの下端部が挿入されて、はんだや銅などの金属により接続されている。これにより、信号コネクタ7bと制御基板4上の制御回路41とが電気的に接続されている。そして、信号コネクタ7bの嵌合部7hに、図示しない車両側ECUと接続されたハーネスが嵌合されることで、車両側ECUと制御基板4の制御回路41とが電気的に接続され、車両側ECUと制御回路41との間で信号が送受信可能となる。
筐体1と蓋体2により閉塞された収納空間Kには、上記の他にも、コイルやコンデンサから成るフィルタ回路のような、電気回路や電子部品が収納される。それら電気回路や電子部品は、直接または基板や中継部材などを介して間接的に、筐体1または蓋体2に固定される。
上記第1実施形態によると、ヒートシンクを兼用する蓋体2の接続面2dに、駆動回路31に含まれる発熱電子部品32が熱的に接続されていて、該接続面2dが電動モータMの回転軸Jと平行になっている。このため、発熱電子部品32の数が多かったり、実装占有面積が広かったりしても、蓋体2を電動モータMの回転軸Jに対して垂直な方向(側方)へ拡げる必要はなく、電動モータ制御装置101を小型化することができる。また、電動モータMが実装された筐体1ではなく、電動モータMから離れた蓋体2の接続面2dに発熱電子部品32を熱的に接続している。このため、電動モータMで発生した熱の影響を受けずに、発熱電子部品32で発生した熱を蓋体2により外部へ効率良く放熱して、放熱性を向上させることができる。
また、上記第1実施形態では、駆動回路31が金属基板3の一方の面3aに実装され、金属基板3の他方の金属面3bが蓋体2の接続面2dに接するように、金属基板3が蓋体2に固定されている。このため、駆動回路31に含まれる発熱電子部品32で発生した熱を、金属基板3を介して接続面2dから蓋体2に効率良く伝えて、該熱を蓋体2から外部へ効率良く放熱することができる。
また、上記第1実施形態では、発熱電子部品32を熱的に接続した接続面2dが、収納空間Kへ突出する蓋体2の内部フィン2bの一側面である。このため、発熱電子部品32で発生した熱を、金属基板3を介して蓋体2の内部フィン2bに伝えて、内部フィン2bの周囲へ放熱することができる。また、発熱電子部品32から内部フィン2bに伝わった熱を、蓋体2の本体部2aへ伝えて、該本体部2aから外部へ放熱することができる。また、内部フィン2bを設けたことで、蓋体2の表面積が増大するので、蓋体2による放熱性をより向上させることができる。
また、上記第1実施形態では、内部フィン2bが、蓋体2の本体部2aの中心部を通って、本体部2aの径方向に延びるように設けられている。このため、内部フィン2bの径方向の幅を、本体部2aの径以下の範囲内で大きくして、接続面2dの面積を広くすることができる。これにより、発熱電子部品32またはこれを実装した金属基板3を接続面2dに熱的に接続し易くすることができ、蓋体2による放熱性を向上させることができる。
仮に、内部フィン2bが蓋体2の本体部2aから径方向(側方)に食み出た場合、蓋体2および筐体1が径方向に大きくなって、電動モータ制御装置101が大型化してしまう。然るに、上記第1実施形態では、内部フィン2bを本体部2aから径方向に食み出ないように形成しているので、蓋体2および筐体1が径方向に大きくならず、電動モータ制御装置101が大型化するのを抑止することができる。
また、上記第1実施形態では、蓋体2の本体部2aの外面に電動モータMと反対側へ突出する外部フィン2cを設けている。このため、発熱電子部品32から内部フィン2bを介して本体部2aに伝わった熱を、本体部2aから外部フィン2cに伝えて、外部フィン2cから外部へ放熱することができる。また、外部フィン2cを設けたことで、蓋体2の表面積が増大するので、蓋体2による放熱性をより向上させることができる。然も、外部フィン2cが、蓋体2の本体部2aの中心部を通って、本体部2aの径方向に延びるように設けられているので、外部フィン2cの径方向の幅を、本体部2aの径以下の範囲内で大きくして、蓋体2による放熱性を一層向上させることができる。また、蓋体2および筐体1が径方向に大きくならず、電動モータ制御装置101を小型化することができる。
また、上記第1実施形態では、筐体1と対向しない蓋体2の外面に、外部フィン2cから所定の間隔をおいて入出力コネクタ7a、7bを突設している。このため、たとえば特許文献1および特許文献3のように、入出力コネクタを筐体および蓋体の側方へ突出させる場合より、入出力コネクタ7a、7bを電動モータMや電動モータ制御装置101の中心側に寄せて配置することができる。そして、その分、蓋体2や筐体1や制御基板4を小型化して、電動モータ制御装置101自体も小型化することができる。また、入出力コネクタ7a、7bの嵌合部7g、7hを電動モータMと反対側へ向けている。このため、嵌合部7g、7hに外部装置と接続されたハーネスを嵌合または抜去する際に、電動モータMや外部フィン2cが邪魔にならず、嵌合・抜去作業を容易に行うことができる。
さらに、上記第1実施形態では、制御回路41を実装した制御基板4が、電動モータMの回転軸Jに対して垂直な姿勢で、駆動回路31を実装した金属基板3よりも電動モータM側に位置するように、蓋体2の内部フィン2bの先端に固定されている。そして、制御基板4の蓋体2と対向しない一方の面4aに回転センサ8が実装されている。このため、回転センサ8を電動モータMの回転軸Jと対向させて、回転軸Jの回転を検出することができる。また、1枚の制御基板4に制御回路41と回転センサ8を実装しているので、制御回路41と回転センサ8を別々の基板に分散させて実装した場合より、収納空間Kを縮小することができる。そして、その分、筐体1または蓋体2を小型化して、電動モータ制御装置101自体も小型化することが可能となる。
次に、本発明の第2実施形態による電動モータ制御装置102の構造を、図6〜図10を参照しながら説明する。
図6は、電動モータ制御装置102の分解斜視図である。図7は、電動モータ制御装置102の組立斜視図である。図8は、電動モータ制御装置102の平面図である。図9は、図8のC−C断面図である。図10は、図8のD−D断面図である。
図6〜図10に示すように、電動モータ制御装置102の蓋体2は、内部フィンを有していないが、外部フィン2gを有している。外部フィン2gは、筐体1と対向しない本体部2aの外面から、電動モータMと反対側へ突出している。また、外部フィン2gは、電動モータMの回転軸Jに対して平行で、かつ蓋体2の本体部2aの中心部を通って、本体部2aの径方向に延びるように設けられている。外部フィン2gの径方向の幅は、本体部2aの径以下の範囲内で設定されている。すなわち、外部フィン2gは、本体部2aから径方向(側方)へ食み出ないように形成されている。
図9および図10に示すように、外部フィン2gの内部には、筐体1と蓋体2により閉塞された収納空間Kを臨むように開口した、凹状の嵌入部2hが設けられている。嵌入部2hの電動モータMの回転軸Jに対して平行な内側面のうち、最も大きい一内側面2iは、金属基板3上の発熱電子部品32を熱的に接続する接続面である。この接続面2iと対向する外部フィン2gの側壁には、図6および図7に示すように、貫通孔2jが複数形成されている。
図9および図10に示すように、金属基板3を嵌入部2hに嵌入させて、金属面3bを接続面2iに接触させ、貫通孔2j(図6)を貫通させたねじにより金属基板3を接続面2iに固定している。これにより、発熱電子部品32が金属基板3を介して蓋体2の外部フィン2gの内部に熱的に接続される。金属面3bと接続面2iの間には、絶縁性を有する熱伝導シートを介在させてもよい。
なお、図9および図10では、金属基板3の下端部を嵌入部2hから収納空間K側へ突出させているが、他の例として、金属基板3の全部を嵌入部2hに嵌入させてもよい。
蓋体2の本体部2aの筐体1と対向する内面には、固定台座2kが複数設けられている。固定台座2kの先端には、制御基板4がねじにより固定されている。制御基板4は、電動モータMの回転軸Jに対して垂直な姿勢で、金属基板3よりも電動モータM側に配置されている。制御基板4の蓋体2と対向しない面4aには、電動モータMの回転軸Jと対向するように回転センサ8が実装されている。
金属基板3の下端部には、基板接続端子5の根元部とモータ接続端子6の根元部とが実装されている。基板接続端子5の先端部は、収納空間K内で制御基板4のスルーホール4h(図6)に接続されている。モータ接続端子6の先端部は、収納空間K内でモータ端子Mt(図9)と溶接などにより接続されている。
入出力コネクタ7は、図6に示すように、電源コネクタ7aと信号コネクタ7bとが一体化された複合型コネクタである。入出力コネクタ7は、図8および図9に示すように、蓋体2の本体部2aの外面における、外部フィン2gの一方側に外部フィン2gから所定の間隔をおいて立設されている。入出力コネクタ7のハウジング7jは、筐体1と対向する内側から本体部2aに形成された貫通孔2mに嵌入されて、該貫通孔2mの周縁部分にねじなどにより固定されている。
入出力コネクタ7の端子7e、7fの上端部は、嵌合部7g、7h内にそれぞれ突出している(図8など)。端子7e、7fの下端部は、図9に示すように、ハウジング7jを貫通して、収納空間K内に突出している。そして、端子7eの下端部は、金属基板3に実装された外部用接続端子9と接続されている。端子7fの下端部は、制御基板4のスルーホール4i(図6)に接続されている。
上記第2実施形態によると、蓋体2の外部フィン2gの内部に設けられた嵌入部2hに金属基板3が嵌入されて、嵌入部2hの内側面である接続面2iに金属基板3の金属面3bが固定され、金属基板3に実装された駆動回路31の発熱電子部品32が接続面2iに熱的に接続されている。このため、発熱電子部品32で発生した熱を、金属基板3を介して外部フィン2gに伝えて、該熱を外部フィン2gから外部へ効率良く放熱することができる。また、外部フィン2g、嵌入部2h、および金属基板3が収納空間Kの電動モータMと反対側に突出しているので、発熱電子部品32で発生した熱を外部フィン2gの周囲の外方へ効率良く放熱することができる。また、外部フィン2gと嵌入部2hを設けたことで、蓋体2の表面積が増大するので、蓋体2による放熱性をより向上させることができる。
さらに、外部フィン2gと嵌入部2hに伴って、発熱電子部品32と金属基板3が収納空間Kの電動モータMと反対側に配置されるので、前述した第1実施形態より収納空間Kを縮小して、電動モータMの回転軸Jと平行な方向(高さ方向)に筐体1を小型化することができる。
また、上記第2実施形態では、外部フィン2gが、蓋体2の本体部2aの中心部を通って、本体部2aの径方向に延びるように設けられている。このため、外部フィン2gの径方向の幅を、本体部2aの径以下の範囲内で大きくして、接続面2iの面積を広くすることができる。これにより、発熱電子部品32またはこれを実装した金属基板3を接続面2iに熱的に接続し易くすることができ、蓋体2による放熱性を向上させることができる。
さらに、上記第2実施形態では、外部フィン2gを本体部2aから径方向に食み出ないように形成しているので、蓋体2が径方向に大きくならず、電動モータ制御装置102を小型化することができる。
本発明では、以上述べた以外にも種々の実施形態を採用することができる。たとえば、以上の実施形態では、駆動回路31に含まれる発熱電子部品32を、金属基板3を介して蓋体2の接続面2d、2iに熱的に接続した例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。これ以外に、たとえば図11に示す第3実施形態や、図12に示す第4実施形態のように、発熱電子部品32を直接、蓋体2の接続面2d、2iに熱的に接続してもよい。
図11に示す第3実施形態の電動モータ制御装置103では、蓋体2の内部フィン2bの複数の側面2d’を接続面としている。詳しくは、内部フィン2bの最も面積が広い二側面2d’を接続面としている。そして、各接続面2d’に、駆動回路31の発熱電子部品であるスイッチング素子33の封止部33aの外面を、熱が伝わるように接触させている。
図12に示す第4実施形態の電動モータ制御装置104では、蓋体2の外部フィン2gの複数の内側面2i’を接続面としている。詳しくは、外部フィン2gの最も面積が広い二側面2i’を接続面としている。そして、各接続面2i’に、スイッチング素子33の封止部33aの外面を、熱が伝わるように接触させている。
スイッチング素子33の封止部33aは、合成樹脂で形成されている。スイッチング素子33の端子33bは導体であり、封止部33aから突出している。端子33bの先端部は、制御基板4に電気的に接続されている。
図示を省略しているが、スイッチング素子33以外の駆動回路31の構成部品は、基板やフレームなどの部材を介してまたは直接に、収納空間K内で蓋体2や筐体1に固定したり、制御基板4に実装したりすればよい。駆動回路31や制御回路41以外の電気回路や電子部品も、収納空間K内で蓋体2や筐体1に固定すればよい。
上記第3実施形態および第4実施形態のように、スイッチング素子33の封止部33aの外面を蓋体2の接続面2d’、2i’に熱的に接続することで、スイッチング素子33から発生した熱を、接続面2d’、2i’から蓋体2に効率良く伝えて、蓋体2から外部へ効率良く放熱することができる。
また、他の実施形態として、駆動回路に含まれる発熱電子部品をモジュール化して、該モジュールを直接または熱伝導部材を介して間接的に、蓋体の接続面に熱的に接続してもよい。また、熱伝導部材として、金属基板や熱伝導シート以外の部材を用いてもよい。
また、以上の実施形態では、制御基板4を蓋体2に固定した例を示したが、制御基板は筐体1に固定してもよい。また、収納空間K内で制御基板4を電動モータMの回転軸Jと平行に配置してもよい。
また、以上の実施形態では、基板3、4を収納する部分と電動モータMを実装する部分とが、筐体1に一体的に設けられた例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。これ以外に、基板を収納する部分と電動モータを実装する部分とが別体で形成され、両部分がねじなどで固定されることで一体となる筐体を用いてもよい。
また、以上の実施形態では、筐体1が円筒状に形成され、蓋体2の本体部2aが円盤状に形成された例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。たとえば、筐体の収納部を矩形の箱体や、多角形の筒体に形成してもよい。その場合、収納部の形状に合わせて金属基板、制御基板、および入出力コネクタなどを製作すればよい。
さらに、以上の実施形態では、電動パワーステアリングシステムで使用される電動モータ制御装置101〜104に、本発明を適用した例を挙げたが、他の用途の電動モータ制御装置に対しても、本発明を適用することは可能である。
1 筐体
2 蓋体
2b 内部フィン
2c 外部フィン
2d、2d’ 接続面
2g 外部フィン
2h 嵌入部
2i、2i’ 接続面
3 金属基板
3a 金属基板の一方の面
3b 金属面
4 制御基板
7、7a、7b 入出力コネクタ
8 回転センサ
31 駆動回路
32 発熱電子部品
33 スイッチング素子(発熱電子部品)
33a 封止部
41 制御回路
101、102、103、104 電動モータ制御装置
J 回転軸
K 収納空間
M 電動モータ

Claims (9)

  1. 電動モータを駆動する駆動回路と、
    前記駆動回路を制御する制御回路と、
    前記電動モータが実装された筐体と、
    ヒートシンクを兼用する蓋体と、
    前記駆動回路または前記制御回路に対して外部装置を電気的に接続する入出力コネクタと、を備え、
    前記筐体の前記電動モータと反対側に前記蓋体が係合されることにより形成された収納空間に、前記駆動回路と前記制御回路が収納された電動モータ制御装置において、
    前記蓋体は、当該蓋体の径方向に延びるとともに前記収納空間へ突出する、板状の内部フィンを有し、
    前記内部フィンは、前記駆動回路に含まれる発熱電子部品を熱的に接続する接続面を有し、
    前記接続面は、前記電動モータの回転軸に対して平行な、前記内部フィンの側面である、ことを特徴とする電動モータ制御装置。
  2. 請求項1に記載の電動モータ制御装置において、
    前記駆動回路は、金属基板の一方の面に実装され、
    前記金属基板の他方の面は、金属面であり、
    前記金属面が前記接続面に接するように、前記金属基板は前記蓋体に固定されている、ことを特徴とする電動モータ制御装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電動モータ制御装置において、
    前記内部フィンは、前記蓋体の中心部を通って、当該蓋体の径方向に延びるように設けられている、ことを特徴とする電動モータ制御装置。
  4. 請求項1ないし請求項のいずれかに記載の電動モータ制御装置において、
    前記蓋体は、前記筐体と対向しない外面から突出する外部フィンをさらに有し、
    前記入出力コネクタは、前記外部フィンに対して平行でかつ所定の間隔をおいて、前記筐体の外面に突設されている、ことを特徴とする電動モータ制御装置。
  5. 電動モータを駆動する駆動回路と、
    前記駆動回路を制御する制御回路と、
    前記電動モータが実装された筐体と、
    ヒートシンクを兼用する蓋体と、
    前記駆動回路または前記制御回路に対して外部装置を電気的に接続する入出力コネクタと、を備え、
    前記筐体の前記電動モータと反対側に前記蓋体が係合されることにより形成された収納空間に、前記駆動回路と前記制御回路が収納され、
    前記蓋体は、前記駆動回路に含まれる発熱電子部品を熱的に接続する接続面を有し、
    前記接続面は、前記電動モータの回転軸と平行になっている、電動モータ制御装置において、
    前記蓋体は、
    前記筐体と対向しない外面から突出する外部フィンと、
    前記外部フィンの内部に設けられ、前記収納空間を臨むように開口する凹状の嵌入部と、をさらに有し、
    前記接続面は、前記嵌入部の前記電動モータの回転軸に対して平行な内側面である、ことを特徴とする電動モータ制御装置。
  6. 請求項に記載の電動モータ制御装置において、
    前記外部フィンは、前記蓋体の中心部を通って、当該蓋体の径方向に延びるように設けられている、ことを特徴とする電動モータ制御装置。
  7. 請求項または請求項に記載の電動モータ制御装置において、
    前記入出力コネクタは、前記外部フィンに対して平行に、かつ所定の間隔をおいて、前記筐体の外面に突設されている、ことを特徴とする電動モータ制御装置。
  8. 請求項1または請求項5に記載の電動モータ制御装置において、
    前記発熱電子部品は、スイッチング素子を含み、
    前記スイッチング素子の封止部の外面を、熱が伝わるように前記接続面に接触させた、ことを特徴とする電動モータ制御装置。
  9. 請求項1ないし請求項のいずれかに記載の電動モータ制御装置において、
    前記制御回路は、プリント基板から成る制御基板に実装され、
    前記制御基板は、前記電動モータの回転軸に対して垂直な姿勢で、前記駆動回路よりも前記電動モータ側に配置され、
    前記電動モータの回転軸と対向するように前記制御基板に実装され、前記回転軸の回転を検出する回転センサをさらに備えた、ことを特徴とする電動モータ制御装置。
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