JP6568341B2 - 中栓を有する注出容器 - Google Patents

中栓を有する注出容器 Download PDF

Info

Publication number
JP6568341B2
JP6568341B2 JP2014155298A JP2014155298A JP6568341B2 JP 6568341 B2 JP6568341 B2 JP 6568341B2 JP 2014155298 A JP2014155298 A JP 2014155298A JP 2014155298 A JP2014155298 A JP 2014155298A JP 6568341 B2 JP6568341 B2 JP 6568341B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
dispensing
contents
mouth
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014155298A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016030649A (ja
Inventor
舞 加瀬
舞 加瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP2014155298A priority Critical patent/JP6568341B2/ja
Publication of JP2016030649A publication Critical patent/JP2016030649A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6568341B2 publication Critical patent/JP6568341B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Description

本発明は、中栓を有する注出容器に関する。
従来から、例えば特許文献1記載のような注出容器が知られている。この注出容器は、スクイズ変形可能な胴部、胴部に連設された肩部、および肩部に立設された口部を有するとともに、内容物が収容される有底筒状の容器本体と、容器軸方向に延びる注出筒部を有するとともに、口部に装着された中栓と、を備えている。注出筒部は、口部に着脱可能に装着されるキャップにより開閉可能に閉塞される。
特開2002−308344号公報
ところで、前記従来の注出容器では、例えば、キャップによって注出筒部が閉塞された状態で、注出容器を振ったり倒立させたりして、内容物が容器本体の口部内に進入すると、その後、注出容器が正立姿勢とされた状態であっても、内容物が口部内に保持されて溜まったままになることがある。この場合、口部内に溜まった内容物が、容器本体の不意の内圧上昇に伴って、注出筒部の下端部内から注出筒部の内部に意図せず進入し、注出筒部を通して不用意に流出することがある。
なお例えば、キャップを口部から離脱させる前に、容器本体内の温度が上昇することで、容器本体の内圧が上昇していた場合には、口部内に溜まった内容物が、キャップを口部から離脱させた後に注出筒部から溢れ出すおそれがある。また例えば、キャップを口部から離脱させた後に、胴部を意図せずスクイズ変形させてしまった場合には、口部内に溜まった内容物が、注出筒部から噴き出すおそれがある。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、内容物の意図しない流出を抑えることを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係る注出容器は、スクイズ変形可能な胴部、前記胴部に連設された肩部、および前記肩部に立設された小径の口部を有するとともに、内容物が収容される有底筒状の容器本体と、容器軸方向に延びる注出筒部を有するとともに、前記口部に装着された中栓と、を備え、前記注出筒部は、前記口部に着脱可能に装着されるキャップにより開閉可能に閉塞される注出容器であって、前記中栓には、前記口部内に装着され、前記注出筒部を径方向の外側から囲繞して前記注出筒部との間に径方向の隙間が設けられた装着筒部が備えられ、前記隙間における容器軸方向の両側の開口のうちの一方は、塞がれておらず、径方向に貫通する連通口を備えない前記注出筒部の内径は、容器軸方向の全長にわたって同径であり、前記注出筒部において、容器軸方向に沿った底部側である下側に位置する下端は、前記肩部の内面において前記口部の内周面に接続される接続部分の上端縁と下端縁との間に配置されている。
この場合、注出筒部の下端部が、肩部の接続部分と容器軸方向に同等の位置に配置されていて、接続部分から大きく上側に離間していない。したがって、正立姿勢とした状態の注出容器において、容器本体の口部内に内容物が溜まっていても、この内容物を注出筒部の下端部内に進入させ難くすることができる。
また、注出筒部の下端部が、肩部の接続部分と容器軸方向に同等の位置に配置されていて、接続部分から大きく下側にも離間していない。したがって、口部内に溜まっていた内容物が口部から落下しようとしたときに、この内容物が、注出筒部の外周面を伝って下降することで注出筒部の下端部を包み込んだままに維持する雫とならないように、内容物を落下させ易くすることができる。
以上より、キャップを口部から離脱させた後、内容物が、注出筒部の下端部内から注出筒部の内部に意図せず進入するのを抑制することが可能になり、内容物の意図しない流出を抑えることができる。
前記接続部分は、容器軸方向に沿った口部側である上側から下側に向かうに従い漸次拡径するテーパー部とされていてもよい。
この場合、肩部の接続部分が、テーパー部とされているので、口部内に溜まった内容物を口部から落下させ易くすることが可能になり、内容物が、注出筒部の下端部内に意図せず進入するのを効果的に抑えることができる。
前記注出筒部の下端部の内径は3.0mm未満であってもよい。
この場合、注出筒部の下端部の内径が3.0mm未満であるので、内容物を注出筒部内に進入させ難くすることができる。すなわち、注出筒部の下端部の内径が3.0mm以上の場合、容器本体の口部内に溜まった内容物が注出筒部内に、積極的に進入してしまうおそれがある。
前記装着筒部の下端面は、前記注出筒部の下端面と容器軸方向に同等の位置に配置されていてもよい。
この場合、装着筒部の下端面が、注出筒部の下端面と容器軸方向に同等の位置に配置されている。したがって、キャップによって注出筒部が閉塞された状態で、注出容器を振ったり倒立させたりしたときに、正立姿勢とした状態の注出容器において、内容物が容器本体の口部内に溜まるのを、装着筒部によって規制することができる。またこのとき、仮に装着筒部内に内容物が溜まったとしても、この内容物を注出筒部の下端部内に進入させ難くすることができる。
以上より、キャップを口部から離脱させた後、内容物が、注出筒部の下端部内から注出筒部の内部に意図せず進入するのを抑制することが可能になり、内容物の意図しない流出を抑えることができる。
前記中栓には、前記注出筒部と前記装着筒部とを連結する連結部が備えられ、前記連結部は、前記注出筒部および前記装着筒部それぞれの下端部同士を、互いの全周にわたって連結する環状に形成されていてもよい。
この場合、連結部が、注出筒部および装着筒部それぞれの下端部同士を、互いの全周にわたって連結する環状に形成されている。したがって、キャップによって注出筒部が閉塞された状態で、注出容器を振ったり倒立させたりしたときに、装着筒部の下端部内から装着筒部の内部に内容物が進入するのを、連結部によって規制することができる。これにより、装着筒部内に内容物が溜まるのを抑えることができる。
本発明によれば、内容物の意図しない流出を抑えることができる。
本発明の第1実施形態に係る注出容器の要部を示す縦断面図である。 本発明の第2実施形態に係る注出容器の要部を示す縦断面図である。 図2に示す注出容器を構成する中栓の平面図である。 本発明の第3実施形態に係る注出容器の要部を示す縦断面図である。
以下、図面を参照し、本発明の第1実施形態に係る注出容器を説明する。
図1に示すように、注出容器10は、内容物(内容液)が収容される容器本体11と、容器本体11に取り付けられた中栓12と、を備えている。注出容器10は、内容物として、例えばリキッドファンデーションや日焼け止め、乳液のような、注出前に注出容器10内で撹拌する粘性液体などを収容することができる。注出容器10の内容量は、例えば20〜25ml程度となっている。
ここで、容器本体11は有底筒状に形成されるとともに、中栓12は多重筒状に形成されている。容器本体11および中栓12の各中心軸は、いずれも共通軸上に位置している。以下、この共通軸を容器軸Oという。容器軸O方向に沿って容器本体11の口部15側を上側といい、底部側を下側という。注出容器10を容器軸O方向から見た平面視において、容器軸O方向に直交する方向を径方向といい、容器軸O回りに周回する方向を周方向という。
容器本体11は、例えば合成樹脂などにより一体に形成されている。容器本体11は、一定の剛性、例えば自立可能な程度の剛性を具備している。容器本体11は、互いに同軸に配置された図示しない底部、胴部13、肩部14および口部15が、この順に連設されてなる。胴部13は、スクイズ変形可能に形成されている。図示の例では、胴部13は、偏平筒状に形成されていて、短径方向(短軸方向)にスクイズ変形可能とされている。底部は、胴部13の下端部を閉塞している。
肩部14は、胴部13の上端部に連設されている。肩部14は、表裏面が容器軸O方向を向く環板状に形成されている。肩部14は、容器軸O方向に沿う縦断面視において、容器軸Oに直交する方向に直線状に延びている。口部15は小径とされ、つまり口部15の内径は15mm以下とされている。口部15には、図示しないキャップが着脱可能に装着される。口部15の外周面には、前記キャップが螺着される雄ねじ部15aが形成されていて、口部15には前記キャップが直接装着される。
肩部14の内面において口部15の内周面に接続される接続部分は、テーパー部16とされている。テーパー部16の内径は、上側から下側に向かうに従い漸次、拡径している。テーパー部16の内周面は、容器軸O方向に沿う縦断面視において、容器軸Oに対して傾斜する直線状に形成されている。
なお図示の例では、肩部14には、回り止め部14aが設けられている。回り止め部14aは、前記キャップの口部15に対する締め込み側の回転移動量を規制する。回り止め部14aは、肩部14から上方に向けて突設されている。回り止め部14aの径方向の内側の端部は、口部15の外周面に連結されている。回り止め部14aは、テーパー部16を容器本体11の外部から補強している。
中栓12は、装着筒部17と、注出筒部18と、を備える二重筒状に形成されている。
装着筒部17は、容器本体11の口部15内に装着され、口部15に径方向の内側から嵌合されている。装着筒部17の上部は、口部15内に液密に嵌合されている。装着筒部17における容器軸O方向の中間部の外径は、上側から下側に向かうに従い漸次縮径している。装着筒部17の下部は、口部15との間に径方向の隙間が設けられている。この隙間は、周方向の全周にわたって延びている。
装着筒部17の上端部は、口部15から上方に向けて突出している。この上端部には、径方向の外側に向けて突出するフランジ部19が設けられている。フランジ部19は、容器軸Oと同軸に配置された環状に形成され、口部15の開口端面上に位置している。
注出筒部18は、容器軸O方向に延び、容器本体11内に連通している。注出筒部18は、装着筒部17内に挿通され、装着筒部17により径方向の外側から囲繞されている。注出筒部18の容器軸O方向の大きさは、装着筒部17および口部15の容器軸O方向の各大きさよりも大きい。注出筒部18の上部は、装着筒部17から上側に突出している。
注出筒部18の下端部の内径は3.0mm未満である。本実施形態では、注出筒部18の内径は、容器軸O方向の全長にわたって同径となっていて、注出筒部18の内径が全長にわたって3.0mm未満となっている。
なお注出筒部18の内径は、1.0mm以上かつ3.0mm未満であることが好ましく、また、1.0mm以上かつ2.5mm以下であることがより好ましい。すなわち、注出筒部18の内径が1.0mm未満であると、注出筒部18を通して内容物を注出するときに、容器本体11の内圧を大きく高める必要があるのに対して、注出筒部18の内径が1.0mm以上であると、注出筒部18を通して内容物を円滑に注出することができる。特に、注出筒部18の内径が1.5mmであれば、内容物の粘度や内容物と口部15の内周面との濡れ性によらず、内容物を、注出筒部18を通して円滑に注出することが可能になり、この注出容器10を多様な内容物に対して適用することができる。
装着筒部17と注出筒部18とは、連結部20を介して連結されている。連結部20は、装着筒部17および注出筒部18それぞれの上端部同士を連結する環状に形成されている。連結部20は、容器軸Oと同軸に配置されている。連結部20は、径方向の外側から内側に向かうに従い漸次上側に向かっている。
注出筒部18の下端部は、肩部14のテーパー部16と容器軸O方向に同等の位置に配置されている。本実施形態では、注出筒部18の下端面18aが、容器軸O方向に沿ってテーパー部16の上端縁16aと下端縁16bとの間に配置されていて、注出筒部18の下端面18aの容器軸O方向の位置が、テーパー部16の下端縁16bの容器軸O方向の位置と一致している。
装着筒部17の下端面17aは、注出筒部18の下端面18aと容器軸O方向に同等の位置に配置されている。本実施形態では、装着筒部17の下端面17aの容器軸O方向の位置は、注出筒部18の下端面18aの容器軸O方向の位置と一致している。
以上のような注出容器10では、前記キャップが口部15に螺着された状態で、前記キャップによって中栓12の注出筒部18が気密に閉塞される。したがって、例えば、注出容器10の保管に際して注出容器10を倒立させたり、注出容器10に収容された内容物の撹拌に際して注出容器10を容器軸O方向に振ったりしても、内容物の注出筒部18からの漏出が規制される。
ここで、注出容器10を倒立させたり注出容器10を容器軸O方向に振ったりして、内容物が容器本体11の口部15内に進入すると、その後、注出容器10が正立姿勢とされた状態であっても、内容物が口部15内に保持されて溜まったままになり、口部15内に液溜まりが形成されることがある。
なお、前記キャップによる注出筒部18の閉塞の気密度が低い場合、内容物が口部15内に進入し易いことから、口部15内に液溜まりが形成され易くなる。また、本実施形態のように口部15が小径、つまり口部15の内径が15mm以下とされていたり、あるいは、内容物の表面張力が小さく内容物と口部15の内周面との濡れ性が低かったり、内容物の粘度が高かったりした場合にも、液溜まりが形成され易い。すなわち、口部15の内径が15mm以下であったり、内容物と口部15の内周面との濡れ性が低かったり、内容物の粘度が高かったりした場合、口部15から内容物が落下し難くなり、口部15内に液溜まりが形成され易くなる。
注出容器10を使用するときには、正立姿勢の注出容器10における口部15から前記キャップを離脱させる。なお、前記キャップによる注出筒部18の閉塞の気密度が高ければ、口部15から前記キャップを離脱させたときに、口部15内に溜まった内容物を積極的に落下させ易くすることができる。
その後、注出容器10を、注出を所望する場所に向けて傾けるとともに、容器本体11の胴部13をスクイズ変形させ、容器本体11内の内容物を、中栓12の注出筒部18を通して注出する。
以上説明したように、注出筒部18の下端部が、肩部14のテーパー部16と容器軸O方向に同等の位置に配置されていて、テーパー部16から大きく上側に離間していない。したがって、正立姿勢とした状態の注出容器10において、容器本体11の口部15内に内容物が溜まっていても、この内容物を注出筒部18の下端部内に進入させ難くすることができる。
また、注出筒部18の下端部が、肩部14のテーパー部16と容器軸O方向に同等の位置に配置されていて、テーパー部16から大きく下側にも離間していない。したがって、口部15内に留まっていた内容物が口部15から落下しようとしたときに、この内容物が、注出筒部18の外周面を伝って下降することで注出筒部18の下端部を包み込んだままに維持する雫とならないように、内容物を落下させ易くすることができる。
以上より、前記キャップを口部15から離脱させた後、内容物が、注出筒部18の下端部内から注出筒部18の内部に意図せず進入するのを抑制することが可能になり、内容物の意図しない流出を抑えることができる。
また、肩部14の内面において口部15の内周面に接続される接続部分が、テーパー部16とされているので、口部15内に溜まった内容物を口部15から落下させ易くすることが可能になり、内容物が、注出筒部18の下端部内に意図せず進入するのを効果的に抑えることができる。
また、注出筒部18の下端部の内径が3.0mm未満であるので、内容物を注出筒部18内に進入させ難くすることができる。すなわち、注出筒部18の下端部の内径が3.0mm以上の場合、容器本体11の口部15内に溜まった内容物が注出筒部18内に、積極的に進入してしまうおそれがある。
また、装着筒部17の下端面17aが、注出筒部18の下端面18aと容器軸O方向に同等の位置に配置されている。したがって、キャップによって注出筒部18が閉塞された状態で、注出容器10を容器軸O方向に振ったり倒立させたりしたときに、正立姿勢とした状態の注出容器10において、内容物が容器本体11の口部15内に溜まるのを、装着筒部17によって規制することができる。またこのとき、仮に装着筒部17内に内容物が溜まったとしても、この内容物を注出筒部18の下端部から進入させ難くすることができる。
以上より、前記キャップを口部15から離脱させた後、内容物が、注出筒部18の下端部内から注出筒部18の内部に意図せず進入するのを抑制することが可能になり、内容物の意図しない流出を抑えることができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば前記実施形態では、中栓12の連結部20が、装着筒部17および注出筒部18それぞれの上端部同士を連結する環状に形成されているが、本発明はこれに限られない。例えば、図2および図3に示す第2実施形態に係る注出容器30を採用することも可能である。この注出容器30では、連結部20が、注出筒部18および装着筒部17それぞれの下端部同士を、互いの全周にわたって連結する環状に形成されている。連結部20は、周方向の全周にわたって連続して延びている。さらに中栓12には、複数の縦リブ31が備えられている。縦リブ31は、注出筒部18の外周面と装着筒部17の内周面とを、互いの容器軸O方向の全長にわたって連結している。縦リブ31は、周方向に間隔をあけて設けられている。各縦リブ31の下端部は、連結部20に連結されている。
この注出容器30では、連結部20が、注出筒部18および装着筒部17それぞれの下端部同士を、互いの全周にわたって連結する環状に形成されている。したがって、前記キャップによって注出筒部18が閉塞された状態で、注出容器30を容器軸O方向に振ったり倒立させたりしたときに、装着筒部17の下端部内から装着筒部17の内部に内容物が進入するのを、連結部20によって規制することができる。これにより、装着筒部17内に内容物が溜まるのを抑えることができる。
前記実施形態では、装着筒部17の下端面17aの容器軸O方向の位置は、注出筒部18の下端面18aの容器軸O方向の位置と一致しているが、本発明はこれに限られない。本発明では、装着筒部17の下端面17aが、注出筒部18の下端面18aと容器軸O方向に同等の位置に配置された他の形態に適宜変更することが可能である。例えば、装着筒部17の下端面17aの容器軸O方向の位置が、注出筒部18の下端面18aの容器軸O方向の位置と若干異なっていてもよい。
また本発明では、図4に示す第3実施形態に係る注出容器40のように、装着筒部17の下端面17aが、注出筒部18の下端面18aと容器軸O方向に同等の位置に配置されていなくてもよい。図4に示す注出容器40では、装着筒部17の下端面17aが、注出筒部18の容器軸O方向の中央部と同等の位置に配置されている。
さらに前記実施形態では、装着筒部17が、容器本体11の口部15内に装着されているが、本発明はこれに限られない。例えば装着筒部17が、口部15に径方向の外側から装着されていてもよい。
前記実施形態では、注出筒部18の下端面18aの容器軸O方向の位置が、テーパー部16の下端縁16bの容器軸O方向の位置と一致しているが、本発明はこれに限られない。本発明では、注出筒部18の下端面18aが、容器軸O方向に沿ってテーパー部16の上端縁16aと下端縁16bとの間に配置された他の形態に適宜変更することが可能である。例えば、注出筒部18の下端面18aの容器軸O方向の位置が、テーパー部16の上端縁16aの容器軸O方向の位置と一致していてもよく、あるいは、注出筒部18の下端面18aが、テーパー部16の上端縁16aよりも下側でかつテーパー部16の下端縁16bよりも上側に位置していてもよい。
さらに前記実施形態では、注出筒部18の下端面18aが、容器軸O方向に沿ってテーパー部16の上端縁16aと下端縁16bとの間に配置されているが、本発明はこれに限られない。本発明では、注出筒部18の下端部が、肩部14のテーパー部16と容器軸O方向に同等の位置に配置された他の形態に適宜変更することが可能である。例えば、注出筒部18の下端面18aの容器軸O方向の位置が、テーパー部16の容器軸O方向の位置と若干異なっていてもよい。
前記実施形態では、テーパー部16の内周面は、容器軸O方向に沿う縦断面視において、容器軸Oに対して傾斜する直線状に形成されているが、本発明はこれに限られない。例えば、テーパー部16の内周面は、前記縦断面視において、径方向に凸となる曲線状に形成されていてもよい。
前記実施形態では、肩部14の接続部分が、テーパー部16とされているが、本発明はこれに限られない。例えば、肩部14の内面の内周縁部が、容器軸O方向に直交する方向に平行に延び、かつ、口部15の内周面の下端部が、容器軸O方向に平行に延び、肩部14の接続部分が、容器軸O方向に沿う縦断面視において直角をなす直角部とされていてもよい。
また、肩部14の内面において口部15の内周面に接続される接続部分に、例えば容器本体11の射出成型時などに、肩部14に形成される肉だまりが配置されていてもよい。この場合、前記肉だまりによって、テーパー部16や前記直角部を構成することが可能である。
前記実施形態では、口部15に前記キャップが螺着されるが、本発明はこれに限られない。例えば、口部15に前記キャップが嵌合されていてもよい。また、肩部14に回り止めが無くてもよい。
さらに前記実施形態では、口部15にはキャップが直接装着されるが、本発明はこれに限られない。例えば、口部15に前記キャップが中栓12を介して固定されていてもよく、口部15に前記キャップが間接的に装着されていてもよい。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
次に、以上説明した作用効果を検証する第1検証試験、第2検証試験および第3検証試験について説明する。
第1検証試験および第2検証試験は、注出筒部18の下端部の容器軸O方向の位置についての検証試験であり、第3検証試験は、注出筒部18の内径についての検証試験である。
(第1検証試験)
第1検証試験では、注出容器として、比較例1の注出容器と、実施例1〜4の注出容器と、の5つの注出容器を準備した。これらの5つの注出容器では、注出筒部18の下端部の容器軸O方向の位置を互いに異ならせ、それ以外の構成については、図1に示す第1実施形態に係る注出容器10と同様の構成を採用した。
なお、5つの注出容器において、注出筒部18の内径は1.5mmとした。また、容器本体11の口部15の開口端面から肩部14のテーパー部16の上端縁16aまでの容器軸O方向の距離を15mmとし、口部15の開口端面からテーパー部16の下端縁16bまでの容器軸O方向の距離を17mmとした。
比較例1では、注出筒部18の下端部を、容器本体11の口部15の容器軸O方向の中央部と同等の位置に配置した。
実施例1では、注出筒部18の下端面18aの容器軸O方向の位置を、テーパー部16の上端縁16aの容器軸O方向の位置と一致させ、実施例2〜4では、注出筒部18の下端面18aの容器軸O方向の位置を、この順に、下側に向けて1mmずつ下げていった。つまり実施例2では、注出筒部18の下端面18aの容器軸O方向の位置を、テーパー部16の上下方向の中央部と一致させ、実施例3では、注出筒部18の下端面18aの容器軸O方向の位置を、テーパー部16の下端縁16bの容器軸O方向の位置と一致させた。また実施例4では、注出筒部18の下端面18aの容器軸O方向の位置を、テーパー部16の下端縁16bから1mm下側に向けて突出させた。
この検証試験では、内容物として、6種類の内容物A〜Fを準備した。内容物A〜Fでは、互いに粘度が異なっていて、内容物Aの粘度が2800cPであり、内容物Bの粘度が1980cPであり、内容物Cの粘度が2580cPであり、内容物Dの粘度が1820cPであり、内容物Eの粘度が1300cPであり、内容物Fの粘度が1480cPである。なお各内容物の粘度は、内容物の温度を27.7℃とし、粘度計の回転速度を30rpmとして測定した。
この検証試験では、内容物A〜Fを各別に収容した比較例1、実施例1〜4の各注出容器に、3種類の試験を実施した。3種類の試験は、以下に示す加温試験、加圧試験およびスクイズ試験である。
加温試験では、内容物が収容された注出容器を倒立姿勢にして、容器軸O方向に10回振って内容物を撹拌させた後、注出容器を正立姿勢とするとともに、容器本体11を両手で30秒温め、その後、前記キャップを口部15から離脱させ、注出筒部18から溢れ出る内容物の有無と、溢れた場合には溢れの程度と、を確認した。
加圧試験では、内容物が収容された注出容器を倒立姿勢にして、容器軸O方向に10回振って内容物を撹拌させた後、注出容器を正立姿勢とするとともに、万力で容器本体11の胴部13を短径方向に4mm縮径させ、その後、前記キャップを口部15から離脱させ、注出筒部18から噴き出す内容物の有無と、噴き出した場合には噴き出し量と、を確認した。
スクイズ試験では、内容物が収容された注出容器を倒立姿勢にして、容器軸O方向に10回振って内容物を撹拌させた後、注出容器を正立姿勢にして前記キャップを口部15から離脱させ、その後、胴部13をスクイズ変形させ、注出筒部18から噴き出す内容物の有無と、噴き出した場合には噴き出し量と、を確認した。
第1検証試験の結果を以下の表1に示す。3種類の試験のいずれについても、○、△および×の3つの基準で評価した。加温試験において、○の評価は、注出筒部18からの内容物の溢れがないことを指し、△の評価は、注出筒部18からの内容物の溢れがあるものの、溢れ出た内容物が、注出筒部18の上端面上に留まっていることを指し、×の評価は、注出筒部18からの内容物の溢れがあり、かつ溢れ出た内容物が、注出筒部18の上端面から零れていることを指している。加圧試験およびスクイズ試験それぞれにおいて、○の評価は、注出筒部18からの内容物の噴き出しがないことを指し、△の評価は、注出筒部18からの内容物の噴き出しがあるものの0.1g未満であることを指し、×の評価は、注出筒部18からの内容物の噴き出しが0.1g以上であることを指している。
Figure 0006568341
この結果から、比較例1では、内容物A〜Fのいずれについても、加温試験の際に内容物が注出筒部18から多量に溢れ出ており、加圧試験およびスクイズ試験の際に内容物が注出筒部18から多量に噴き出すことが確認された。これに対して、実施例1〜4では、内容物A〜Fのほとんどについて、加温試験の際に内容物が注出筒部18から溢れ出ておらず、また溢れ出ている場合であっても僅かであり、加圧試験およびスクイズ試験の際に内容物が注出筒部18から噴き出す量も、比較例1に比べて抑えられることが確認された。
(第2検証試験)
第2検証試験では、注出容器として、第1検証試験で用いた5つの注出容器のうち、比較例1、実施例1〜3の4つの注出容器を準備した。またこの検証試験では、実施例5および比較例2の2つの注出容器を新たに準備した。実施例5では、注出筒部18の下端面18aの容器軸O方向の位置を、テーパー部16の下端縁16bから2mm下側に向けて突出させた。比較例2では、注出筒部18の下端面18aの容器軸O方向の位置を、テーパー部16の下端縁16bから14mm下側に向けて突出させた。
またこの検証試験では、内容物として、第1検証試験で用いた6種類の内容物A〜Fのうち、内容物Bを準備した。
そしてこの検証試験では、内容物Bを収容した比較例1、2および実施例1〜3、5の各注出容器に、第1検証試験と同様の3種類の試験を実施した。
第2検証試験の結果を以下の表2に示す。なお表2では、比較例1、2および実施例1〜3、5を、注出筒部18の下端面18aが上側に位置するものから下側に位置するものの順に、左側から右側に向けて並べている。また表2では、上記3種類の試験の評価のみを記載している。評価基準は、第1検証試験と同様である。
Figure 0006568341
また表2には記載していないが、実施例1〜3、5におけるスクイズ試験の各噴き出し量の差分は、最大値と最小値との間でも概ね0.002gの範囲内に収まっていたのに対し、比較例2におけるスクイズ試験の噴き出し量は、実施例1〜3、5における噴き出し量よりも0.050g弱、多くなっていた。
以上の結果から、比較例1、2では、加温試験の際に内容物が注出筒部18から多量に溢れ出ており、スクイズ試験の際に内容物が注出筒部18から多量に噴き出すことが確認された。これに対して、実施例1〜3、5では、加温試験の際に内容物が注出筒部18から溢れ出ておらず、また実施例1〜3、5におけるスクイズ試験の各噴き出し量が安定に抑えられることが確認された。
これにより、注出筒部18の下端面18aが、容器軸O方向に沿ってテーパー部16の上端縁16aと下端縁16bとの間に配置されていなくても、テーパー部16から容器軸O方向に沿って一定の範囲内に位置しており、例えば、注出筒部18の下端面18aが、容器軸O方向に沿ってテーパー部16の下端縁16bよりも2mm程度、下側に位置する等、注出筒部18の下端部が、肩部14のテーパー部16と容器軸O方向に同等の位置に配置されていれば、前記キャップを口部15から離脱させた後、内容物の意図しない流出を抑制可能であることが確認された。
(第3検証試験)
第3検証試験では、注出容器として、実施例6〜8の注出容器と、比較例3の注出容器と、の4つの注出容器を準備した。これらの4つの注出容器では、注出筒部18の内径を互いに異ならせ、それ以外の構成については、図1に示す第1実施形態に係る注出容器10と同様の構成を採用した。
実施例6では、注出筒部18の内径を1.0mmとし、実施例7では、注出筒部18の内径を2.0mmとし、実施例8では、注出筒部18の内径を2.5mmとし、比較例3では、注出筒部18の内径を3.0mmとした。
またこの検証試験では、内容物として、第1検証試験で用いた6種類の内容物A〜Fを準備した。
そしてこの検証試験では、内容物A〜Fを各別に収容した実施例6〜8、比較例3の各注出容器に、第1、第2検証試験と同様の3種類の試験を実施した。
第3検証試験の結果を以下の表3に示す。なお評価基準は、第1、第2検証試験と同様である。
Figure 0006568341
この結果から、比較例3では、内容物A〜Fのうち、特に内容物D、Eについて、加圧試験の際に内容物が注出筒部18から多量に噴き出すことが確認された。これに対して、実施例6〜8では、内容物D、Eについて、加圧試験の際に内容物が注出筒部18から噴き出す量が、比較例3に比べて抑えられることが確認された。これにより、注出筒部18の内径が3.0mm未満であることで、前記キャップを口部15から離脱させた後、内容物の意図しない流出を抑制可能であることが確認された。
10、30、40 注出容器
11 容器本体
12 中栓
13 胴部
14 肩部
15 口部
16 テーパー部(接続部分)
17 装着筒部
17a 下端面
18 注出筒部
18a 下端面
O 容器軸

Claims (5)

  1. スクイズ変形可能な胴部、前記胴部に連設された肩部、および前記肩部に立設された小径の口部を有するとともに、内容物が収容される有底筒状の容器本体と、
    容器軸方向に延びる注出筒部を有するとともに、前記口部に装着された中栓と、を備え、
    前記注出筒部は、前記口部に着脱可能に装着されるキャップにより開閉可能に閉塞される注出容器であって、
    前記中栓には、前記口部内に装着され、前記注出筒部を径方向の外側から囲繞して前記注出筒部との間に径方向の隙間が設けられた装着筒部が備えられ、
    前記隙間における容器軸方向の両側の開口のうちの一方は、塞がれておらず、
    径方向に貫通する連通口を備えない前記注出筒部の内径は、容器軸方向の全長にわたって同径であり、
    前記注出筒部において、容器軸方向に沿った底部側である下側に位置する下端は、前記肩部の内面において前記口部の内周面に接続される接続部分の上端縁と下端縁との間に配置されていることを特徴とする注出容器。
  2. 前記接続部分は、容器軸方向に沿った口部側である上側から下側に向かうに従い漸次拡径するテーパー部とされていることを特徴とする請求項1記載の注出容器。
  3. 前記注出筒部の下端部の内径は3.0mm未満であることを特徴とする請求項1または2に記載の注出容器。
  4. 前記装着筒部の下端面は、前記注出筒部の下端面と容器軸方向に同等の位置に配置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の注出容器。
  5. 前記中栓には、前記注出筒部と前記装着筒部とを連結する連結部が備えられ、
    前記連結部は、前記注出筒部および前記装着筒部それぞれの下端部同士を、互いの全周にわたって連結する環状に形成されていることを特徴とする請求項4記載の注出容器。
JP2014155298A 2014-07-30 2014-07-30 中栓を有する注出容器 Active JP6568341B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014155298A JP6568341B2 (ja) 2014-07-30 2014-07-30 中栓を有する注出容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014155298A JP6568341B2 (ja) 2014-07-30 2014-07-30 中栓を有する注出容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016030649A JP2016030649A (ja) 2016-03-07
JP6568341B2 true JP6568341B2 (ja) 2019-08-28

Family

ID=55441269

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014155298A Active JP6568341B2 (ja) 2014-07-30 2014-07-30 中栓を有する注出容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6568341B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6785155B2 (ja) * 2016-12-28 2020-11-18 株式会社吉野工業所 中栓を有する注出容器

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5556110Y2 (ja) * 1973-01-26 1980-12-26
JPH0650362Y2 (ja) * 1988-10-26 1994-12-21 株式会社吉野工業所 注出ノズル
JP2004256149A (ja) * 2003-02-26 2004-09-16 Kanebo Ltd 包装用容器および中栓

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016030649A (ja) 2016-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11155390B2 (en) Coupled structure between pouring spout of refill container and pouring unit of packaging container
JP5819595B2 (ja) 詰め替え容器
JP5121144B2 (ja) パウチ用口栓、口栓付きパウチ、および包装体
JP2011157080A (ja) 詰め替え容器
JP6501699B2 (ja) 注出容器
JP6044899B2 (ja) 詰め替え容器
JP6568341B2 (ja) 中栓を有する注出容器
EP2641842B1 (en) Extendable pouring stopper
JP4932459B2 (ja) 詰め替え用容器
JP4926674B2 (ja) 詰め替え用容器
JP2011046445A (ja) 注出容器
JP5961547B2 (ja) 詰め替え容器
JP2010215282A (ja) 詰替え容器
JP2007145353A (ja) キャップ
JP6083855B2 (ja) 詰替え容器用栓体
JP6129030B2 (ja) 注出容器
JP6785155B2 (ja) 中栓を有する注出容器
JP2015214348A (ja) キャップおよびその製造方法
JP5990484B2 (ja) 詰め替え容器
JP6099049B2 (ja) 詰め替え容器
JP2014198585A (ja) 詰め替え容器
JP5823254B2 (ja) 詰替え容器
JP6340727B2 (ja) 詰め替え容器
JP5982300B2 (ja) 詰め替え容器
JP6037802B2 (ja) 詰め替え容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171121

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180313

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180613

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20180621

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20180713

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190312

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190802

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6568341

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150