JP6561950B2 - 中継装置 - Google Patents

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Description

本開示は、複数のバスの間でデータの中継を行う技術に関する。
下記の引用文献1に開示された通信システムでは、中継装置に中継するデータがないとき等に、中継装置がデータを送信できる送信可能状態からデータを送信できない送信不可状態に遷移することで、中継装置での消費電力を軽減する。ただし、中継装置が送信不可状態のときにもデータを中継できるようにするために、各ノードは中継させるデータとは別にウェイクアップフレームを中継装置に送信し中継装置を送信可能状態に遷移させてから中継させるデータを送信する。
特開2002−026957号公報
上記の通信システムでは、各ノードに中継装置を起動させる構成を備える必要があるためシステム全体として構成が煩雑であるという問題があった。
本開示では、複数のバスの間でデータの中継を行う中継装置を有する通信システムにおいて、通信システムの構成を簡素化しつつ、中継装置にてデータが中継できなくなる状況を発生しにくくするための技術を提供する。
本開示の中継装置(10)は、複数の通信部(16、17、18)と、状態制御部(S110,S220,S130,S140,S150)とを備える。中継装置は、1または複数のノード(51,52,61,62,63,71,72,73)がそれぞれ接続された複数のバスの間でデータの中継を行うように構成される。
1または複数のノードのうちの少なくとも1つのノードを表す特定ノードは、データの送信が可能な送信可能状態と、データの送信が不可能な送信不可状態と、を含む複数の状態間で遷移するよう構成されるとともに、予め設定されたイベントが発生してから予め設定されたノード遷移時間を経過すると送信可能状態から送信不可状態に遷移するように構成される。
複数の通信部は、データの送受信を実施するとともに、送信可能状態と、送信不可状態と、を含む複数の状態間で遷移するように構成され、複数のバス毎に設けられる。
状態制御部は、予め設定されたイベントが発生してからノード遷移時間に予め設定された付加時間を加算した中継遷移時間を経過すると、複数の通信部のうちの特定ノードが接続されたバスでの送受信を行う通信部を表す特定通信部の状態を送信可能状態から送信不可状態に遷移させるように構成される。
このような中継装置によれば、特定ノードが送信可能状態から送信不可状態に遷移するまでのノード遷移時間よりも、特定通信部が送信可能状態から送信不可状態に遷移するまでの中継遷移時間を長くするので、特定ノードが送信可能状態のときに特定通信部が送信不可状態となりにくくすることができる。よって、通信システムの構成を簡素化しつつ、中継装置が送信不可状態であるために特定通信部から送信されたデータが中継できなくなるという状況を発生しにくくすることができる。
なお、この欄および特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
通信システム1の構成を示すブロック図である。 送受信部における状態遷移図である。 ノード処理のフローチャートである。 ゲートウェイ処理のフローチャートである。 中継装置の作動を示すタイミングチャートである。
以下、図面を参照しながら、本開示の実施形態を説明する。
[1.第1実施形態]
[1−1.構成]
図1に示す通信システム1は、例えば乗用車等の車両に搭載されたものであり、中継装置10と、複数のノード51,52,61,62,63,71,72,73と、を備える。以後、複数のノード51,52,61,62,63,71,72,73については、これらの全てを示す際には複数のノード30とも表記し、複数のノード30のそれぞれを示す際にはノード30とも表記する。
中継装置10は、制御部11と、バスA送受信部16と、バスB送受信部17と、バスC送受信部18と、を備える。なお、バスA送受信部16、バスB送受信部17、およびバスC送受信部18については、これらをまとめて、複数のバス送受信部16,17,18とも表記する。
バスA送受信部16は、通信線であるバスA5に接続されており、バスA5に対するデータの送受信を行う。バスA5には、ノード51,52が接続されている。
バスB送受信部17は、通信線であるバスB6に接続されており、バスB6に対するデータの送受信を行う。バスB6には、ノード61,62,63が接続されている。
バスC送受信部18は、通信線であるバスC7に接続されており、バスC7に対するデータの送受信を行う。バスC7には、ノード71,72,73が接続されている。
中継装置10およびノード30は、バス5,6,7を介して、任意の通信プロトコルを用いた通信を行う。通信プロトコルとしては、例えば、CAN(Controller Area Network:登録商標)プロトコルを採用することができる。
中継装置10およびノード30は、自己の装置が備える制御部11や管理部31にて生成される送信要求や、バス5,6,7を介して得られる通信要求フレームに応じて、イベントフレーム、通信要求フレーム、を含む各フレームを生成して送信する。
なお、送信要求とは、例えば自己の制御部11や管理部31が任意のアプリケーションを実行することによって生成される、データを送信する旨の指示を表す。また、イベントフレームとは、例えば警告や通知等を示す重要度が高いフレームを表し、通信要求フレームとは、中継装置10を含む他のノードからデータを送信する旨の依頼を表す。
制御部11は、CPU12と、RAM、ROM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ(以下、メモリ13)と、を有する周知のマイクロコンピュータを中心に構成される。制御部11の各種機能は、CPU12が非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより実現される。なお、非遷移的実体的記録媒体とは、記録媒体のうちの電磁波を除く意味である。この例では、メモリ13が、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。また、このプログラムが実行されることで、プログラムに対応する方法が実行される。なお、制御部11を構成するマイクロコンピュータの数は1つでも複数でもよい。
制御部11は、CPU12がプログラムを実行することで実現される機能の構成として、複数のバス送受信部16,17,18の作動状態を遷移させる状態遷移機能、後述するゲートウェイ処理としての機能、データを中継する周知の中継機能等を備える。制御部11を構成するこれらの要素を実現する手法はソフトウェアに限るものではなく、その一部または全部の要素について、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現してもよい。例えば、上記機能がハードウェアである電子回路によって実現される場合、その電子回路は多数の論理回路を含むデジタル回路、またはアナログ回路、或いはこれらの組合せによって実現してもよい。
制御部11は、状態遷移機能として、図2に示すように、複数のバス送受信部16,17,18の作動状態を、送受信許可状態、受信のみ許可状態、送受信禁止状態の間でそれぞれ個別に遷移させる。
送受信許可状態では、バス送受信部16,17,18が、データの送信および受信が可能な状態となる。
受信のみ許可状態では、バス送受信部16,17,18が、データの送信は不可であり、受信のみが可能な状態となる。このときのバス送受信部16,17,18による消費電力は、送受信許可状態よりも少ない状態となる。
送受信禁止状態では、バス送受信部16,17,18が、データの送信および受信ともに不可の状態となる。このときのバス送受信部16,17,18による消費電力は、受信のみ許可状態よりもさらに少ない状態となる。
図2に示すように、制御部11は、バス送受信部16,17,18が送受信許可状態である場合に、後述するゲートウェイ処理にて示す条件が成立すると、バス送受信部16,17,18を受信のみ許可状態に遷移させる。なお、制御部11は、送受信許可状態から受信のみ許可状態を経ることなく送受信禁止状態に遷移させることはない。
また、制御部11は、バス送受信部16,17,18が受信のみ許可状態である場合に、バス5,6,7を介して通信要求が発生すると、通信要求が発生したバス5,6,7に接続されたバス送受信部16,17,18の作動状態を、送受信許可状態に遷移させる。なお、「通信要求が発生」とは、中継装置10にデータの送信要求が発生した場合や、他のノード30から通信要求フレームを受けた場合等を示す。
制御部11は、バス送受信部16,17,18が受信のみ許可状態である場合であって、予め設定された休眠時間t2の間に通信要求が発生しない場合に、バス送受信部16,17,18の作動状態を、送受信禁止状態に遷移させる。
また、制御部11は、バス送受信部16,17,18が送受信禁止状態である場合に、バス5,6,7を介して通信要求が発生すると、通信要求が発生したバス5,6,7に接続されたバス送受信部16,17,18の作動状態を、送受信許可状態に遷移させる。なお、制御部11は、送受信禁止状態から送受信許可状態を経ることなく受信のみ許可状態に遷移させることはない。
なお、中継装置10は、中継機能として、複数のノード30がそれぞれ接続された複数のバス5,6,7の間でデータの中継を行う周知の機能を備える。すなわち、制御部11は、何れかのバス5,6,7に接続されたノード30から他のバス5,6,7に接続されたノード30宛の通信要求フレームをバス送受信部16,17,18を介して受信すると、その宛先に対応したバス5,6,7に受信した通信要求フレームを転送する。
次に、各ノード30について説明する。ただし、複数のノード30についてはそれぞれが同等の通信に関する構成および機能を有するため、これらを代表してノード51について説明する。
ノード51は、図1に示すように管理部31と、送受信部32とを備える。管理部31は、中継装置10の制御部11と同様のハードウェア構成を有する。また、管理部31は、制御部11と同様のデータ送受信に関する機能および状態遷移機能を有する。ただし、後述するノード処理にて示すように送受信許可状態から受信のみ許可状態に遷移するタイミングについては異なるタイミングになるよう設定される。
送受信部32は、中継装置10のバス送受信部16,17,18と同様に、接続されたバス5,6,7に対してデータの送受信を行う。
[1−2.処理]
次に、ノード51の管理部31が実行するノード処理について、図3のフローチャートを用いて説明する。ノード処理は、例えば、ノード51の送受信部32が送受信許可状態に遷移すると開始される処理である。なお、管理部31は、時間を測定するタイマ機能を備えており、ノード処理では、バス上に通信要求フレームが最後に送信されてからの時間と、受信のみ許可状態に遷移してから受信のみ許可状態が維持されている時間を表す継続時間とを計時する。
ノード処理では、図3に示すように、まず、S110にて、送受信許可状態を維持し、S120にて、送受信部32が受信のみ許可状態に遷移する条件が成立したか否かを判定する。ここで、送受信部32が受信のみ許可状態に遷移する条件とは、送受信部32が接続されたバス5,6,7に接続された自ノード51または他ノードが通信要求フレームを送信してから予め設定されたノード遷移時間t1を経過したこと、或いは、送受信部32が受信のみ許可状態に遷移する旨の指示を表す遷移指示フレームを受けたこと、を示す。すなわち、ノード51が受信のみ許可状態に遷移する条件には、ノード51の判断により遷移する場合と、他のノードからの指示により遷移する場合とがある。
受信のみ許可状態に遷移する条件が成立していなければ、S110の処理に戻る。また、受信のみ許可状態に遷移する条件が成立していれば、S130にて、送受信部32を受信のみ許可状態とする。
続いて、S140にて、受信のみ許可状態の継続時間と予め設定された休眠時間t2とを比較する。受信のみ許可状態の継続時間が休眠時間t2未満であれば、S130の処理に戻る。
また、受信のみ許可状態の継続時間が休眠時間t2以上であれば、S150にて、送受信部32を送受信禁止状態とする。このような処理が終了すると、ノード処理を終了する。
次に、中継装置10の制御部11は、図4に示すゲートウェイ処理を実施する。ゲートウェイ処理は、例えば、中継装置10のバス送受信部16,17,18が送受信許可状態に遷移するとバス送受信部16,17,18毎に実施される処理である。なお、制御部11は、時間を測定するタイマ機能を備えており、ゲートウェイ処理では、バス送受信部16,17,18毎にバス上に通信要求フレームが最後に送信されてからの時間と、ノード処理と同様の継続時間とを計時する。
ゲートウェイ処理では、ノード処理と概ね同様の処理が実施され、ノード処理のS120の処理に換えて、S220の処理が実施される。S220では、バス送受信部16,17,18が受信のみ許可状態に遷移する条件が成立したか否かを判定する。
ここで、バス送受信部16,17,18が受信のみ許可状態に遷移する条件は、送受信部32が受信のみ許可状態に遷移する条件とは異なる条件に設定されている。詳細には、バス送受信部16,17,18が受信のみ許可状態に遷移する条件には、バス送受信部16,17,18のそれぞれ、または接続されたバス5,6,7に接続された他ノードが通信要求フレームを送信してから、前述のノード遷移時間t1に予め設定された付加時間αを加算した中継遷移時間t1+αを経過したことが含まれる。
すなわち、通信要求フレームが送信されない場合には、ノード遷移時間t1よりも付加時間α分だけ送受信のみ許可状態を維持し、その後、受信のみ許可状態に遷移することになる。また、付加時間αは任意の値に設定されうるが、本実施形態では、付加時間αは0よりも大きな値であって、かつ休眠時間t2以下の値に設定される。
例えば、付加時間αは、ノード30が送信要求に基づいてデータを送信する周期を表す送信周期に従って設定され、送信周期の自然数倍を付加時間αの下限値または上限値としてもよい。付加時間αの下限値を送信周期の自然数倍とすれば、付加時間αの間にノード30が送信要求に基づいて送信するデータを中継装置10が確実に受信できる。
この構成により、制御部11は、中継遷移時間t1+αを経過すると、バス送受信部16,17,18の状態を送信可能状態から受信のみ許可状態に遷移させ、ノード遷移時間t1の経過後、休眠時間t2を経過すると送受信禁止状態に遷移させることになる。
また、バス送受信部16,17,18が受信のみ許可状態に遷移する条件には、送受信部32が受信のみ許可状態に遷移する旨の指示を表す遷移指示フレームを受け、その後、付加時間αが経過したことも含まれる。すなわち、中継装置10は、遷移指示フレームを受けたとしても直ちに受信のみ許可状態に遷移するのではなく、付加時間αが経過してから受信のみ許可状態に遷移する。
つまり、バス送受信部16,17,18が受信のみ許可状態に遷移する条件は、何れの場合も、ノードが受信のみ許可状態に遷移する条件に付加時間αを加算した時間だけ経過後に設定される。
S220の処理が終了すると、前述のS130以下の処理を実施し、S150の処理が終了するとゲートウェイ処理を終了する。
ここで、複数のノード30の何れか1つである通信ノードAと、通信ノードAとは別のバス5,6,7に接続され、複数のノード30の何れか1つである通信ノードBとが中継装置10を介してデータを送信する際の作動例について図5を用いて説明する。通信ノードAが通信ノードBに対して何らかのデータを要求する通信要求フレームを送信した場合を想定すると、まず、通信ノードAから中継装置10に通信要求フレームが送信される。
すると、中継装置10は、通信要求フレームを通信ノードBが接続されたバス5,6,7に送信する。そして、中継装置10においてデータの送信要求がない場合、中継装置10が通信要求フレームを受けると、中継遷移時間t1+αがリセットされ、中継遷移時間t1+αの計時が開始される。
一方、通信ノードAにて、通信要求フレームの送信後、しばらく送信要求が継続したとすると、通信ノードAでは、送信要求がなくなってからノード遷移時間t1の計時が開始されることになる。つまり、中継装置10にて中継遷移時間t1+αの計時が開始されるタイミングと、通信ノードAにてノード遷移時間t1の計時が開始されるタイミングとが異なる場合がある。
このような場合、中継装置10がノード遷移時間t1の経過後に通信ノードAからイベントフレーム等を受ける可能性があるが、本実施形態では中継遷移時間t1+αが経過するまでは中継装置10のバス送受信部16,17,18が送受信許可状態を継続するので、通信ノードAにてノード遷移時間t1が経過するまでの間に、バス送受信部16,17,18が送受信許可状態を維持しやすくすることができる。よって、中継装置10は、ノード遷移時間t1の経過後に通信ノードAから中継すべきフレームを受けたとしても良好に中継しやすくすることができる。
[1−3.効果]
以上詳述した第1実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1a)上記の通信システム1において中継装置10は、複数のバス送受信部16,17,18と、制御部11とを備える。中継装置10は、1または複数のノード30がそれぞれ接続された複数のバスの間でデータの中継を行うように構成される。
1または複数のノード30のうちの少なくとも1つのノードを表す特定ノードは、データの送信が可能な送信可能状態と、データの送信が不可能な送信不可状態と、を含む複数の状態間で遷移するよう構成されるとともに、予め設定されたイベントが発生してから予め設定されたノード遷移時間t1を経過すると送信可能状態から送信不可状態に遷移するように構成される。
複数のバス送受信部16,17,18は、複数のバス毎に1つずつ設けられ、それぞれがデータの送受信を実施するとともに、送信可能状態と、送信不可状態と、を含む複数の状態間で遷移するように構成される。
制御部11は、予め設定されたイベントが発生してからノード遷移時間t1に予め設定された付加時間αを加算した中継遷移時間t1+αを経過すると、複数のバス送受信部16,17,18のうちの特定ノードが接続されたバスでの送受信を行うバス送受信部16,17,18を表す特定バス送受信部の状態を送信可能状態から送信不可状態に遷移させるように構成される。
このような中継装置10によれば、特定ノードが送信可能状態から送信不可状態に遷移するまでのノード遷移時間t1よりも、特定バス送受信部16,17,18が送信可能状態から送信不可状態に遷移するまでの中継遷移時間t1+αを長くするので、特定ノードが送信可能状態のときに特定バス送受信部16,17,18が送信不可状態となりにくくすることができる。よって、通信システム1の構成を簡素化しつつ、特定バス送受信部16,17,18がデータを送信したときに、中継装置10が送信不可状態であるためにそのデータが中継できなくなるという状況が発生しにくくすることができる。
(1b)上記の通信システム1においては、複数のノードのうちの全てのノード30が特定ノードとして構成され、中継装置10において、複数のバス送受信部16,17,18のそれぞれは、特定バス送受信部として構成され、制御部11は、複数の特定バス送受信部の状態のそれぞれを送信可能状態から送信不可状態に遷移させるように構成される。
このような中継装置10によれば、全てのバス送受信部16,17,18が特定バス送受信部として構成され、送信可能状態から送信不可状態に遷移するまでの中継遷移時間t1+αを長くするので、全てのノード30が送信可能状態のときに全てのバス送受信部16,17,18が送信不可状態となりにくくすることができる。
(1c)上記の通信システム1において特定ノードは、送信不可状態として、データの送信が不可でありデータの受信が可能な受信のみ許可状態と、データの送受信が不可である送受信禁止状態と、を含む複数の状態間で遷移するよう構成されるとともに、ノード遷移時間t1を経過すると送信可能状態から受信状態に遷移し、ノード遷移時間t1の経過後、予め設定された休眠時間t2を経過すると送受信禁止状態に遷移するよう設定される。そして、中継装置10においては、中継遷移時間t1+αが、ノード遷移時間t1と休眠時間t2との和の時間以下になるように構成される。
このような中継装置10によれば、特定ノードが送受信禁止状態になってからは速やかに送信可能状態から送信不可状態に遷移するように構成することができる。よって、省電力化を実現しつつ、より確実にデータの中継を実施することができる。
(1d)上記の通信システム1において中継装置10の複数のバス送受信部16,17,18は、送信不可状態として、受信のみ許可状態と、送受信禁止状態と、を含む複数の状態間で遷移するように構成される。
このような中継装置10によれば、送信不可状態として送受信禁止状態に遷移させることができるので、より省電力化することができる。
(1e)上記の通信システム1において中継装置10の制御部11は、中継遷移時間t1+αを経過すると、特定バス送受信部16,17,18の状態を送信可能状態から受信のみ許可状態に遷移させ、ノード遷移時間t1の経過後、休眠時間t2を経過すると送受信禁止状態に遷移するように構成される。
このような中継装置10によれば、特定ノードが送受信禁止状態になる時期に合わせて特性バス送受信部を送受信禁止状態とすることができる。
[2.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(2a)上記実施形態では、複数のノード30が特定ノードとして機能するよう構成したが、これに限定されるものではない。例えば、複数のノード30のうちの少なくとも1つだけが特定ノードとして機能してもよい。
(2b)また、上記実施形態では、全てのバス送受信部16,17,18が特定バス送受信部として構成され、送信可能状態から送信不可状態に遷移するまでの中継遷移時間t1+αを長くしたが、特定ノードが接続されたバスでの送受信を行うバス送受信部16,17,18を特定バス送受信部とし、特定バス送受信部についてのみ、送信可能状態から送信不可状態に遷移するまでの中継遷移時間t1+αが長く設定されていてもよい。
(2c)また、上記実施形態において、ノード遷移時間t1の値は任意の値を採り得る。例えば、ノード遷移時間t1は0でもよい。この場合、通信要求フレームを受けたこと、送信要求を発したこと、外部から遷移指令を受けたこと等をイベントの発生として認識し、直ちに送信可能状態から送信不可状態に遷移してもよい。このような構成も本開示の請求の範囲における技術思想に含まれる。
(2d)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加または置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
(2e)上述した通信システム1の他、当該通信システム1の構成要素となる中継装置やノード等の装置、当該通信システム1としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した半導体メモリ等の非遷移的実態的記録媒体、通信方法など、種々の形態で本開示を実現することもできる。
[3.実施形態の構成と本開示の構成との対応関係]
上記の実施形態の構成において、バスA送受信部16、バスB送受信部17、バスC送受信部18は、本開示でいう通信部に相当する。また、上記の実施形態において制御部11が実行する処理のうちのS110,S220,S130,S140,S150の処理は、本開示でいう状態制御部に相当する。
1…通信システム、5,6,7…バス、10…中継装置、11…制御部、12…CPU、13…メモリ、16,17,18…バス送受信部、30,51,52,61,62,63,71,72,73…ノード、31…管理部、32…送受信部。

Claims (5)

  1. 1または複数のノード(51,52,61,62,63,71,72,73)がそれぞれ接続された複数のバスの間でデータの中継を行うように構成された中継装置(10)であって、
    前記1または複数のノードのうちの少なくとも1つのノードを表す特定ノードは、データの送信が可能な送信可能状態と、データの送信が不可能な送信不可状態と、を含む複数の状態間で遷移するよう構成されるとともに、予め設定されたイベントが発生してから予め設定されたノード遷移時間を経過すると前記送信可能状態から前記送信不可状態に遷移するように構成されており、
    当該中継装置は、
    データの送受信を実施するとともに、前記送信可能状態と、前記送信不可状態と、を含む複数の状態間で遷移するように構成され、前記複数のバス毎に設けられた複数の通信部(16,17,18)と、
    予め設定されたイベントが発生してから前記ノード遷移時間に予め設定された付加時間を加算した中継遷移時間を経過すると、前記複数の通信部のうちの前記特定ノードが接続されたバスでの送受信を行う通信部を表す特定通信部の状態を前記送信可能状態から前記送信不可状態に遷移させるように構成された状態制御部(S110,S220,S130,S140,S150)と、
    を備えた中継装置。
  2. 請求項1に記載の中継装置であって、
    前記1または複数のノードの全てのノードが前記特定ノードとして構成され、
    前記複数の通信部のそれぞれは、前記特定通信部として構成され、
    前記状態制御部は、複数の特定通信部の状態のそれぞれを前記送信可能状態から前記送信不可状態に遷移させる
    ように構成された中継装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の中継装置であって、
    前記特定ノードは、前記送信不可状態として、データの送信が不可でありデータの受信が可能な受信のみ許可状態と、データの送受信が不可である送受信禁止状態と、を含む複数の状態間で遷移するよう構成されるとともに、前記ノード遷移時間を経過すると前記送信可能状態から前記受信のみ許可状態に遷移し、前記ノード遷移時間の経過後、予め設定された休眠時間を経過すると前記送受信禁止状態に遷移するよう設定されており、
    前記中継遷移時間は、前記ノード遷移時間と前記休眠時間との和の時間以下になる
    ように構成された中継装置。
  4. 請求項3に記載の中継装置であって、
    前記複数の通信部は、前記送信不可状態として、前記受信のみ許可状態と、前記送受信禁止状態と、を含む複数の状態間で遷移する
    ように構成された中継装置。
  5. 請求項4に記載の中継装置であって、
    前記状態制御部は、前記中継遷移時間を経過すると、前記特定通信部の状態を前記送信可能状態から前記受信のみ許可状態に遷移させ、前記ノード遷移時間の経過後、前記休眠時間を経過すると前記送受信禁止状態に遷移する
    ように構成された中継装置。
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