JP6552193B2 - 撮像装置、および、記録装置の制御方法 - Google Patents

撮像装置、および、記録装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、撮像装置における動画撮影、および、動画の記録方法に関する。
近年、多くのユーザがデジタルカメラやスマートフォンなどの撮像装置を利用して、動画の撮影を行う機会が増えている。
その中には撮影後の動画に対して、編集ソフトを用いて特殊な効果を施したり、動画同士を結合するなど動画を加工して、作品づくりを行っている。
しかし、動画データはファイルサイズが大きかったり、編集に伴う再圧縮などで、動画の編集を行う際には多くの時間と負荷がかかるという問題がある。
そこで、特許文献1では、画像を撮影する際に、静止画と共にスローモーション動画を撮影して記録することにより、自動的に印象的な映像効果を有する時系列画像を得ることについて提案されている。
特開2013−123210号公報
しかし、引用文献1では、静止画撮影を利用して動画に効果を加えているため、本来の特殊効果(再生効果)を加えていない動画は記録されない。それに対し、動画撮影においては、特殊効果を施さない動画を記録することが求められる。
そこで、本発明では、動画撮影において、通常の動画データも記録した上で、印象的な再生効果を施した動画を取得することのできる撮像装置、および、画像記録方法を提供することをと目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の撮像装置は、
動画を撮影する撮影と、前記撮影により撮影した動画に対して、再生効果を施す画像処理手段と、前記撮影により撮影した動画を記録媒体に記録するように制御する制御手段と、前記撮影部による動画の撮影中に、圧縮処理されていない非圧縮動画データの一時保存を行う一時保存手段と、を備え、前記一時保存手段は、前記記録媒体に記録すべき動画の撮影開始から所定時間が経過したことに応じて、圧縮処理されていない前記非圧縮動画データの一時保存を開始し、前記画像処理手段は、前記一時保存手段により一時保存した非圧縮動画データを用いて、前記記録媒体に記録される再生効果を施していない通常動画のうちの一部の期間の動画に対して再生効果を施し、前記制御手段は、前記通常動画と、当該通常動画のうちの一部の期間の動画に対して再生効果が施された再生効果動画とを連結して、一連の動画データとして前記記録媒体に記録するように制御することを特徴とする。
上記の構成により、動画撮影において、通常の動画データも記録した上で、印象的な特殊効果を施した動画を取得することのできる撮像装置、および、画像記録方法を提供することができる。
本発明に係るデジタルカメラの構成を示す図である。 第1の実施形態における動画撮影のフローチャートである。 第1の実施形態において撮影、記録される動画を示す図である。 第2の実施形態における動動画撮影のフローチャートである。 第2の実施形態において撮影、記録される動画を示す図である。 第2の実施形態の変形例において撮影、記録される動画を示す図である。 第3の実施形態における動動画撮影のフローチャートである。 第4の実施形態において撮影、記録される動画データを示す図である。
〔第1の実施形態〕
図1は、本発明に係るデジタルカメラ100の構成を示す図である。
10は、デジタルカメラ100の撮影レンズ11等を含む撮像部を覆う事により、撮像部の汚れや破損を防止するバリアである。
11は撮影レンズ、12は絞り機能を備えるシャッターである。13は、撮影レンズ11を介して得られた光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。15は、撮像素子13で得られた電気信号について、アナログ信号出力からディジタル信号に変換するA/D変換器である。撮像素子13で得られた電気信号をA/D変換器15によりディジタル信号に変換することにより、撮像した画像データを得ることができる。
14は撮像素子13、A/D変換器15、D/A変換器21にクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路であり、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御される。
20は画像処理回路であり、A/D変換器15からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。
また、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行う。そして、得られた演算結果に基づいてシステム制御回路50が露光制御部40、測距制御部41に対して制御を行い、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理を行っている。
画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてAWB(オートホワイトバランス)処理も行う。
さらに、画像処理回路20においては、メモリ25に格納された画像データを読み込んでJPEG方式やMPEG−4 AVC/H.264方式での圧縮処理、或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ25に書き込む。
A/D変換器15でディジタル変換された画像データが、画像処理回路20において画像処理が施された後にメモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器15から直接メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24或いはメモリ25に書き込まれる。
22はメモリ制御回路であり、A/D変換器15、タイミング発生回路14、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器21、メモリ25を制御する。
24は画像表示メモリ、21はD/A変換器、23はTFT LCD等から成る表示部であり、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器21を介して表示部23に表示される。
表示部23を用いて撮像した画像データを逐次表示すれば、ライブビュー映像を表示する電子ファインダ機能を実現することが可能である。
25は撮影した画像データ(静止画像や動画像)を格納するためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。また、メモリ25はシステム制御回路50の作業領域としても使用することが可能である。
40は絞り機能を備えるシャッター12を制御する露光制御部である。
41は撮影レンズ11のフォーカシングを制御する測距制御部、42は撮影レンズ11のズーミングを制御するズーム制御部、43はバリアである保護部10の動作を制御するバリア制御部である。
71は、被写体等の外部音声を取り込むマイク、72は、デジタルカメラ100の操作音やシャッター音、動画再生時の音声を出力するスピーカーである。73は、マイク71、スピーカー72の制御や入出力される音声データの録音レベルやボリューム、ノイズキャンセル処理などを施す音声制御部である。
50は図1の各部やデジタルカメラ100全体を制御するシステム制御回路であり、不揮発性メモリ51に記録されているプログラムに基づいて制御や演算処理を行う。
51は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。プログラムだけでなく、地図情報等も記録されている。
60、61及び62は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力するための操作部である。電源スイッチ、モード切り替えスイッチ、メニューボタン、十字キー、さらに、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
60はシャッタースイッチSW1で、不図示のシャッターボタンの操作途中でONとなり、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作開始を指示する。
61はシャッタースイッチSW2で、不図示のシャッターボタンの操作完了でONとなり、撮影処理が開始される。
62は各種ボタンやタッチパネル等からなる操作部である。この操作部には、電源ボタン、メニューボタン、撮影モード/再生モード/その他特殊撮影モードの切替えを行うモード切替スイッチ、十字キー、セットボタン等が含まれる。
70は動画撮影の開始、終了を指示するための操作部材である動画撮影ボタンである。
81は電源制御部である。
80はアルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる電源である。
90はメモリカード等の外部記録媒体とデータの送受信を行うカードコントローラである。
91はメモリカード等の外部記録媒体である。
画像処理回路20、メモリ制御回路22、露光制御部40、測距制御部41、ズーム制御部42、バリア制御部43、電源制御部81、カードコントローラ90等の各部は、それぞれの処理を行うための専用の回路、または、プログラムされたプロセッサである。
<デジタルカメラ100での撮影処理>
デジタルカメラ100では、シャッタースイッチSW2(61)がシステム制御回路50に入力されると、撮影処理の開始が指示されて撮影処理が実行される。
撮影処理では、まず、撮像素子13から電気信号を読み出して、A/D変換器15ディジタル変換を行い、メモリ制御回路22を介してメモリ25に画像データを書き込む露光処理を行う。そして、メモリ25の画像データに対して画像処理回路20やメモリ制御回路22で演算を用い再び画像データをメモリ25に書き込む現像処理を行う。そして、メモリ25から画像データを読み出し、画像処理回路20により圧縮処理を行ってメモリ25に格納した後に、カードコントローラ90の制御により、外部記録媒体91に圧縮した画像データを書き込む記録処理を行う。静止画撮影の場合は、画像処理回路20において静止画に対応する現像処理、圧縮処理等を行い、動画撮影の場合は、画像処理回路20において動画に対応する現像処理、圧縮処理等を行うようにシステム制御回路50が制御する。
デジタルカメラ100では、操作部62に含まれるモード切り替えスイッチを動画撮影用のモードに切り替えてシャッターボタン(シャッタースイッチSW2)を押すか、または、動画撮影ボタン70を押すことで動画撮影開始の指示を行うことができる。
動画を撮影する場合、動画撮影の開始から終了が指示されるまで撮影した画像が外部記録媒体に記録される。そして、本実施形態のデジタルカメラ100では、動画撮影時に、動画撮影開始から終了までの通常動画と共に、再生効果を施した動画を記録することができる。
<動画撮影処理>
この、デジタルカメラ100の動画撮影時の処理について図2A、図2Bを参照して説明する。図2Aは動画撮影処理のフローチャートであり、この動画撮影処理は、システム制御回路50が不揮発性メモリ51から読み出したプログラムに基づいて制御および演算処理を行うことにより実行される。
シャッターボタンまたは動画撮影ボタン70が押下されて動画撮影開始の指示が入力されたことにより、図2Aの動画撮影処理が実行される。
まず、動画撮影開始が指示されると、ステップS200において、外部記録媒体91の残容量の確認を行う。本実施形態のデジタルカメラにおいては、通常動画だけでなく通常動画の後に再生効果を施した動画を連結して記録するので、再生効果を施した動画が確実に記録できるように、外部記録媒体91の残容量の確認を行う。具体的には、動画データの記録サイズを予測し、予測される記録サイズと外部記録媒体91の空き容量を比較し、十分な空き容量がない(S200でNO)場合には、ステップS216に進む。ステップS216では、外部記録媒体91の記録容量が足りず、撮影できない旨をユーザに通知し、動画撮影処理を終了する。
ここで、本動画撮影処理では、動画撮影の上限時間が予め設定されている。上限時間を超える場合は、自動的に動画撮影が終了する。また、この上限時間は、ユーザが操作部62を操作することにより、設定可能な範囲の中で変更可能としてもよい。この上限時間で撮影される通常動画のサイズと、再生効果を施した場合の動画データのサイズとから、外部記録媒体91に記録される動画データの記録サイズの最大値を予測し、空き容量があるかを判断する。この記録サイズの予測は、動画撮影の上限時間の設定および再生効果の種類や再生効果を施す動画の時間等に応じて算出してもよい。あるいは、動画撮影の上限時間と再生効果の種類、時間に対応する予測記録サイズが記載されているテーブルを予め用意して、良テーブルを参照して記録サイズを予測してもよい。空き容量があると判断される(S200でYES)と、ステップS201に進み動画撮影が開始される。
ステップS201では、露出制御40によって制御された適正露出となった撮像素子13の出力に対して、A/D変換期15、画像処理回路20等で所定の処理を行うことにより動画用画像データを生成し、メモリ25に格納する。この動画用画像データは、操作部62等で予め設定された画像サイズ(例えば、1920×1080(FULLHD)、1280×720(HD)など)にリサイズされた非圧縮の画像データ(非圧縮動画データ)である。また、S201では、予め設定されているフレームレートになるようにタイミング発生回路14を制御して撮像素子13からの出力を得て、動画用画像データを生成する。
ステップS202では、メモリ25に格納されている動画用画像データを画像処理回路20に含まれる動画圧縮処理(エンコード)を行って、圧縮した動画データを作成し、メモリ25に格納する。
ステップS203では、ステップS202で作成された動画データを外部記録媒体91に記録する。毎フレーム毎に記録してもよいし、複数フレームがメモリ25に格納されてから記録を行っても良い。
ステップS204では、シャッターボタン、または、動画撮影ボタン70が押され、動画停止が指示されたか確認する。動画停止が指示された場合は、ステップS215に進み、動画記録終了処理を行う。動画記録終了処理では、動画撮影処理を開始してから外部記録媒体91に記録された動画データが動画ファイルとして記録されるように、動画データを管理するための管理データを記録する。動画停止が指示されていない場合は、ステップS205に進む。
ステップS205では、動画撮影が開始されてから時間T1が経過したかを判断する。ここで、S205では、時間T1分の動画の撮影が終了したかが判断できれはよい。従って、動画撮影を開始してからの時間を計測して判断してもよいし、動画撮影を開始してから生成した動画用画像データまたは動画データの数をカウントし、時間T1に対応する数に達したかで判断してもよい。動画撮影開始から時間T1を経過していない場合は、ステップS207に進み、動画撮影の上限時間が経過したかを確認する。上限時間を経過していない場合は、ステップS201に戻り、動画撮影を継続する。なお、S207における判断においても、上限時間分の動画の撮影が終了したかが判断できればよいので、S205と同様に時間を計測して判断してもよいし、動画撮影を開始してから生成した動画用画像データまたは動画データの数をカウントして判断してもよい。
ステップS205において、時間T1を経過したと判断された場合は、ステップS201で直前に作成された動画用画像データを、メモリ25に一時保存する。メモリ25が十分大きければ、ステップS201で作成された複製を作成しメモリ25に保存しても良いし、十分でない場合は、それ以降の動画撮影で上書きされないように動画用画像データの格納場所を動的に割り当てても良い。また、動画用画像データ一時保存する際には、動画用画像データにそれぞれに対して保存順が分かるように番号を付与していく。本実施形態では、一時保存される順に、フレーム番号(Fr)を、Fr=0、Fr=1、Fr=2とカウントして付与していくこととする。
ステップS207で上限時間を経過した場合、ステップS208に進む。
ステップS208では、ユーザに動画撮影が終了し、再生効果や記録処理等の処理を実施する旨を表示部23に表示することにより通知する。
ステップS209では、ステップS206でメモリ25に一時保存された動画用画像データの全保存枚数−1を変数Xに代入する。ここでS206において、フレーム番号を0〜付与したため、変数Xに代入される数は、メモリ25に最新で一時保存されたフレーム番号となる。
次に、ステップS210では、メモリ25に一時保存されてる動画用画像データの中からフレーム番号がX、つまり、Fr=Xとなる動画用画像データを選択する。
そして、ステップS211において、選択された動画用画像データを画像処理回路20により動画圧縮処理(エンコード)を行って、圧縮した動画データを作成し、メモリ25に格納する。
ステップS212において、S211で作成された動画データをステップS203で外部記録媒体91に記録していた動画データに追記する。
ステップS213では、変数XにX−2を代入し、S214でXが0以上であるかを判断し、Xが0以上である間、ステップS210からS214を繰り返す。
そして、Xが0以上でない場合は、動画記録終了処理を行い、それまでS203およびS212で外部記録媒体91に記録した動画データが1つの動画ファイルとして記録されるように管理データを記録する。
このような動画撮影処理により、撮影される動画用画像データおよび記録される動画データを図2Bを参照して説明する。
図2Bにおいて、2001〜2010は動画用画像データを示しており、2001’〜2010’は、2001〜2010の動画用画像データに動画圧縮処理を施した動画データを示している。つまり、図2B中の矢印線において、破線は動画圧縮処理をせずにデータを格納する場合を示しており、実線は動画圧縮処理を施してデータを記録する場合を示している。
まず、S201の動画撮影において、予め決められたフレームレートで撮影され、2001〜2010の動画用画像データが生成される。撮影開始から撮影終了までに撮影された動画用画像データ2001〜2010に対して動画圧縮処理が施され(S202)、動画データ2001’〜2010’が外部記録媒体91に記録される(S203)。なお、この動画データ2001’〜2010’は、撮影と同じフレームレートで通常動画として記録される。
そして、撮影開始から撮影終了までのうち、撮影開始から時間T1が経過するまでに撮影された、動画用画像データ2001〜2004は、メモリ25に一時保存されることなく破棄される。それに対し、時間T1が経過してから撮影終了までの期間T2に撮影された動画用画像データ2005〜2010は、動画用画像データ2005〜2010メモリ25に一時保存される。つまり、T1を経過した後には、一時保存処理も開始され、期間T2では、外部記録媒体への動画圧縮処理された動画データの記録だけでなく、非圧縮の動画用画像データをメモリ25に一時保存する処理も行われる。
そして、撮影終了後に、メモリ25に一時保存されている動画用画像データを、保存された順から逆に一枚飛ばして動画圧縮処理して通常動画の後にして記録する(S209〜S214)。ここで通常動画に連結して記録する動画は、撮影した動画用画像データを1枚飛ばしでかつ時間軸が逆となるように動画データが記録されるため、通常動画に対して2倍の早戻し再生を行った再生効果が施された2倍速早戻し動画が記録される。
このように、上述の動画撮影処理で記録される動画は、通常の動画の後に、通常動画の一部の期間(T2)の動画の2倍速早戻し動画が連結されて一連の動画として1つの動画ファイルとして記録される。
動画記録開始から終了までの再生効果を施していない通常動画に連結して、通常動画の再生効果を施した動画を記録する。そのため、通常動画を残しつつ、ユーザは特別な編集操作を行わなくても動画撮影のための操作だけで、自動的に印象的な再生効果を施した動画を取得することができる。また、通常動画と再生効果動画を連結して1つの動画ファイルとして記録するため、動画を再生する際に、撮影して得られた1つの動画ファイルを再生するだけで、再生効果のある動画を簡単に再生することが可能となる。
本実施形態では、時間T1を経過した後に撮影した動画に対して再生効果を施して通常動画に連結して記録したが、通常動画全体に再生効果(2倍速逆再生効果)を施した2倍速逆再生動画を通常動画に連結して記録するようにしてもよい。また、時間T1をユーザが設定可能にしてもよい。あるいは、再生効果を施す期間T2をユーザが設定可能なようにしてもよい。この場合、S206において、時間T2分の動画用画像データをメモリ25に一時保存し、時間T2分の動画用画像データを超える場合は、過去の動画用画像データを破棄するように処理を行うとよい。
また、上述の動画撮影処理では、期間T2分の動画用画像データをメモリ25に一時保存する必要がある。これは、再生効果として、時間軸を逆にする逆再生効果を施して圧縮した動画データを記録するため、撮影終了まで動画データを生成することができないためである。特に、動画圧縮処理において、フレーム間圧縮を行う場合には、動画圧縮処理に前後または前のフレーム動画用画像データが必要となるため予め圧縮済みの動画データを生成して外部記録媒体に記録しておくことができない。そのため、2倍速逆再生効果を施す動画用画像データを一時保存することが必要となる。
一時保存するデータの容量に関連する、時間T1、時間T2や、動画撮影の上限時間等は、メモリ25に一時保存可能な動画用画像データの量を考慮して設定可能に制限するとよい。
上述の動画撮影処理では、動画撮影の上限時間は、メモリ25の容量に応じて制限されてしまうため、上述の動画撮影処理の通常動画と再生効果動画を記録するモードと、通常動画のみを記録する通常動画撮影モードとを用意してもよい。通常動画撮影モードでは、S201〜S204、および、S215の処理が行われ、S204で動画停止指示がない場合はS201に戻る処理を行う。つまり、動画撮影開始指示から動画撮影停止指示までに、所定のフレームレートで撮影された動画用画像データ(S201)をエンコードして得られた動画データ(S202)が、外部記録媒体91に1つの動画ファイルとして記録される(S203、S215)。
また、上述の動画撮影処理では、再生効果として、2倍速逆再生効果を施した。再生効果はこれに限らず、1倍速逆再生効果(S213において1枚飛ばしを行わない)や、3倍速逆再生効果(S213においてX=X−3として2枚飛ばしを行う)を行ってもよい。また、早戻し再生効果だけでなく、早送り再生効果、スロー再生効果、スロー戻し再生効果等の再生効果を施してもよい。
また、本実施形態では、通常動画の後に、再生効果を施した画像を連結して記録した。再生する際には最初に通常動画が再生されるため、通常動画の確認を簡単にできると共に、通常動画だけでなく再生効果が施された動画を提供することができる。
〔第2の実施形態〕
第1の実施形態では、通常動画に、通常動画の所定の期間の動画に対して2倍速逆再生効果を施した再生効果動画を連結して記録する動画撮影処理について説明した。第2の実施形態では、通常動画の所定の期間の動画に対して逆再生効果を施した早戻し動画と、スロー再生効果を施したスロー動画とを生成し、通常動画と早戻し動画とスロー動画とを連結した動画を記録する動画撮影処理について説明する。
基本的な処理は、第1の実施形態と同じであるため、異なる部分についてのみ説明し、第1の実施形態と同じ処理については、同じ番号を付して説明を省略する。
第2の実施形態の動画撮影処理について図3A、図3Bを用いて説明する。
図3Aは、第2の実施形態の動画撮影処理のフローチャートで、第1の実施形態と同様に、シャッターボタンまたは動画撮影ボタン70が押下されて動画撮影開始の指示が入力されたことにより、実行される。また、この動画撮影処理は、システム制御回路50が不揮発性メモリ51から読み出したプログラムに基づいて制御および演算処理を行うことにより実行される。
なお、本実施形態の動画撮影処理では、第1の実施形態のS200で行った外部記録媒体91の記録残容量の確認は行わない。これは、図3Aのフローチャートには記載していないが、本実施形態の動画撮影処理では、動画撮影中に外部記録媒体91の空き容量がなくなった場合はすぐに動画撮影を終了し、再生効果動画を記録しないようにするためである。
本実施形態の動画撮影処理では、まず、第1の実施形態と同様に、動画を撮影て動画用画像データを作成し(S201)、動画用画像データに対して動画圧縮処理を行って動画データを生成し(S202)、動画データを外部記録媒体に記録する(S203)。
次に、ステップ300において、S201で作成した動画用画像データをメモリ25に一時保存する。本実施形態では第1の実施形態と異なり、時間T1経過した後から行うのではなく、動画撮影開始時点から実行する。メモリ25が十分大きければ、ステップS201で作成された複製を別にメモリ25作成し保存しても良いし、あるいは、複製せずに一時保存対象の動画用画像データが上書きされないように、後の動画用画像データの格納場所を動的に割り当てても良い。また、一時保存する動画用画像データの数にあらかじめ上限を定めておき、上限以上保存する際には、古い動画用画像データから順に削除していくようにしてもい。この場合再生効果動画の長さに上限が設けられることになる。
次に、ステップ204において、動画撮影停止の指示が入力されたかを確認し、停止の指示があった場合は、ステップS215に進んで、動画記録終了処理を行う。動画撮影停止指示が入力されていない場合は、ステップS207において、上限時間を経過したかを判断し、上限時間を超えていない場合は、ステップS201〜S203、S300、S204、S207の処理を繰り返す。上限時間を超えたと判断された場合は、S301に進む。
S301では、メモリ25に一時保存されている動画用画像データの枚数が、所定の枚数以上であるかを判断する。具体的には、最新に一時保存したフレーム番号が所定の数より大きいかで判断する。一時保存している動画用画像データの数が少ない場合、つまり、再生効果を施す対象の動画の長さが短い場合には、再生効果を確認し難くなってしまう。また、本実施形態の動画撮影処理では、通常動画の後に通常動画に再生効果を施した再生効果動画を連結して記録するため、通常動画が短い場合には、通常動画と再生効果動画の堺目が分からなくなってしまうことも考えられる。そのため、一時保存している動画用画像データの数が少ない場合は、再生効果動画の生成処理を行わずに、ステップS215に進み、それまでに記録した通常動画の動画データを1つの動画ファイルとして記録する動画記録終了処理を行う。一時保存している動画用画像データの数が所定の枚数よりも多い場合は、ステップS208に進み、再生効果を施した動画を生成するための処理中であることを表示部23に表示して、ユーザに通知する。
ステップ209〜ステップ214においては、第1の実施形態と同様に、メモリ25に一時保存されている動画用画像データから、2倍速逆再生効果を施した2倍速早戻し動画を生成して、S203で記録した通常動画の動画データに追記して記録する。2倍速早戻し動画の生成および記録が終わると、ステップS310に進む。
ステップS310では、まず、変数Xに0を代入し、ステップS311でメモリ25に一時保存されている動画像画像データの中から、X番目の動画用画像データを選択する。つまり、最初は、今回の動画撮影処理においてS300でメモリ25に一番最初に一時保存した動画用画像データを選択すことになる。そして、ステップS312において、S311で選択した動画用画像データに対して、動画圧縮処理(エンコード)を行って動画データを生成する。そして、ステップS313では、S312で生成した動画データを、S212で外部記録媒体91に記録した動画データに追記する。S314では、同じ動画用画像データに対してS312、S313の処理を2回繰り返したが確認し、繰り返しが終了していない場合は、同じ動画用画像データに対してS312、S313の処理を行う。1つの動画用画像データに対してS312、S313の処理が2回終了すると、次に、ステップS315においてXにX+1を代入しする。そして、ステップS316では、Xがメモリ25に一時保存されている動画用画像データの全枚数以上になったか(または、Xが一番最後に一時保存されたフレーム番号を超えたか)を判断し、NOの場合は、S311〜S314の処理を行うまで繰り返す。つまり、メモリ25に記録されている全ての動画用画像データに対して、最初にメモリ25に一時保存された動画用画像データから順に、S311〜S313の処理を繰り返す。S315でYESとなる場合は、S215に進み、S203、S212、S313で外部記録媒体91に記録した動画データに対して動画記録終了処理を行い、1つの動画ファイルとして記録するための管理情報を記録する。
続いて、図3Bを用いて、本実施形態の動画撮影処理により撮影、記録されるデータについて説明する。
図3Bにおいて、3001〜3004は、動画撮影開始から動画撮影終了までに撮影した動画用画像データを示しており、3001’〜3004’は、それぞれ、3001〜3004に動画圧縮処理を施して生成された動画データを示している。つまり、図3Bも図2Bと同様に、図中の矢印線において、破線は動画圧縮処理をせずにデータを記録する場合を示しており、実線は動画圧縮処理を施してデータを記録する場合を示している。
まず、動画撮影開始から撮影終了までの期間T3に、予め決められたフレームレートで撮影され、3001〜3004の動画用画像データが生成される(S201)。
撮影開始から撮影終了までに撮影された動画用画像データ3001〜3004に対して動画圧縮処理が施され(S202)、動画圧縮処理により生成された動画データ3001’〜3004’が外部記録媒体91に記録される(S203)。なお、この動画データ3001’〜3004’は、撮影と同じフレームレートで通常動画として記録される。
そして、本実施形態では、撮影開始からすぐに動画用画像データの一時保存が始まるため、一時保存する期間T2はT2=T3となり、撮影開始から撮影終了までに撮影された動画用画像データ3001〜3004が、メモリ25に一時保存される。
つまり、期間T2(=T3)において、動画圧縮処理された動画データの外部記録媒体への記録だけでなく、非圧縮の動画用画像データをメモリ25に一時保存する処理も行われる。
そして、撮影終了後に、メモリ25に一時保存されている動画用画像データを、保存された順から逆に一枚飛ばして動画圧縮処理して通常動画の後に連結して記録する(S209〜S214)。ここで通常動画に連結して記録する動画は、撮影した動画用画像データを1枚飛ばしでかつ時間軸が逆となるように動画データが記録される。そのため、通常動画に対して2倍速の早戻し再生の再生効果(2倍速逆再生効果)が施された2倍速早戻し動画(2倍速逆再生動画)が記録される。
そしてその後、メモリ25に一時保存されている動画用画像データを、保存された順で読み出し、動画用画像データに動画圧縮処理して2倍速早戻し動画に続けて記録する(S310〜S316)。このとき、同じ動画用画像データに対して、2回動画圧縮処理して記録することにより、1/2倍速スロー再生効果が施された1/2倍速スロー動画が、2倍速早戻し動画に続けて記録されることになる。
従って、第2の実施形態の動画撮影処理においては、撮影開始から終了までの通常動画に続いて、通常動画の2倍速早戻し動画、通常動画の1/2倍速スロー動画が記録された動画データが1つの動画ファイルとして記録されれる。
第2の実施形態では、撮影開始してからすぐに動画用画像データを一時保存し、撮影開始から撮影終了までの期間T3に撮影して得られた動画用画像データに対して複数の再生効果を施した画像を、期間T3に撮影して得られた通常動画に続けて記録した。しかし、第1の実施形態と同様にして、撮影開始してからT1の期間までは一時保存は行わずに外部記録媒体91への記録のみを行い、T1を過ぎてから撮影終了までのT2の期間に外部記録媒体91への記録と一時保存を行ってもよい。この場合、図3Cのように、期間Tでは、撮影して得られた動画用画像データに動画圧縮処理を行って外部記録媒体91へ記録する処理が行われる。そして、期間T2からは、撮影して得られた動画用画像データの動画圧縮処理および外部記録媒体91への記録と共に、動画用画像データをメモリ25に一時保存する処理も行われる。そして、撮影終了後に、期間T2に撮影しメモリに記録された動画用画像データを用いて、2倍速早戻し動画と、1/2倍速スロー動画の生成を行い、通常動画に続けて1つの動画ファイルとして記録する。
本実施形態では、再生効果として、2倍速早戻し効果と、1/2倍速スロー効果の複数種類の再生効果を、同じ動画用画像データに対して行った。しかし、再生効果はこれに限らず、早送り再生効果、早戻し再生効果、スロー再生効果、スロー戻し再生効果等、の再生効果を適宜選択して施してもよい。
早戻し再生効果を適応することにより、通常動画とは全く異なる特殊な動画が生成され、面白い動画を自動的に生成することができる。また、本実施形態のように、同じ動画について、通常→逆再生効果→順再生効果(スロー再生効果)の順で再生効果を施すこす場合、動画の再生方向は変わるが、記録される動画のフレームの時間が大きく飛ぶことはない。そのため、再生効果は施されているが違和感のない連続した動画を生成することができる。
〔第3の実施形態〕
第2の実施形態では、逆再生効果を施し、更に、同じ動画用画像データを複数回使用して動画データを生成することによりスロー再生効果を施す場合について説明した。第3の実施形態では、スロー再生効果を施す場合に、同じ動画用画像データを複数回再生するのではなく、撮影のフレームレートを記録のフレームレートを異ならせることにより、より高画質なスロー再生効果を施す場合の動画撮影処理について説明する。
基本的な処理は、第1の実施形態および第2の実施形態と同じであるため、異なる部分についてのみ説明し、第1の実施形態と同じ処理については、同じ番号を付して説明を省略する。
第3の実施形態の動画撮影処理について図4A、図4Bを用いて説明する。
まず、第1の実施形態と同様に、ステップS200において、外部記録媒体91の残容量の確認を行う。十分な空き容量がないと判断された(S200でNO)場合には、ステップS216に進み、外部記録媒体91の記録容量が足りず、撮影できない旨をユーザに通知し、動画撮影処理を終了する。十分な空き容量があると判断された場合は、ステップS400に進む。
ステップS400では、ステップS201と同様に、撮像素子13の出力に対して、A/D変換器15、画像処理回路20等で所定の処理を行うことにより動画用画像データを生成し、メモリ25に格納する。しかし、S400では、予め設定されている動画記録用のフレームレートの2倍のフレームレートとなるようにタイミング発生回路14を制御して撮像素子13からの出力を得て、動画用画像データを生成する。つまり、記録のフレームレートの2倍で、動画の撮影を行う。本実施形態では、記録フレームレートが、29.97fps、撮影フレームレートが、59.94fpsに設定されているものとするが、他のフレームレート(例えば、記録が30fps、撮影が60fps等)を用いてもよい。S401では、S400で生成した動画用画像データが撮影開始から奇数番目に生成したフレームであるか、偶数番目に生成下フレームであるかを判断する。偶数番目のフレームであると判断された場合は、S202の動画圧縮処理、および、S203の動画データ記録処理を行わない。奇数番目のフレームであると判断された場合は、S202の動画圧縮処理、および、S203の動画データ記録処理を行う。撮影して得られた動画用画像データ(フレーム)は、1枚とびで記録されるので、記録フレームレートは、撮影フレームレートの1/2倍となる。
そして、第2の実施形態と同様に、S204以降の処理を行うが、第3の実施形態では、撮影フレームレートが記録フレームレートの2倍に設定されている。そのため、記録する際のフレーム(動画用画像データ)を決定する方法が第1の実施形態および第2の実施形態と異なっている。ステップS209〜S214において、2倍速逆再生効果を施す際に、第1および第2の実施形態においてはX=X−2を第2入してフレームを一枚飛ばしたが、本実施形態ではステップS410においてX=X−4を代入して、フレームを3枚飛ばす。また、ステップS310〜S316のスロー再生効果を施す際に、第2の実施形態では、S314において同じフレームを繰り返し使用してから次のフレームに進んだ。しかし、本実施形態では、ステップS420において同じフレームを繰り返し使用せずにX=X+1を代入するので、フレームを1つずつ順番に使用して動画データを生成している。
このような動画撮影処理により撮影、記録されるデータについて図4Bを参照して説明する。
図4Bにおいて、4001〜4011は、動画撮影開始から動画撮影終了までに撮影した動画用画像データを示しており、4001’〜4011’は、それぞれ、4001〜4011に動画圧縮処理を施して生成された動画データを示している。図4Bも、図2B、図3B、図3Cと同様に、図中の矢印線において、破線は動画圧縮処理をせずにデータを記録する場合を示しており、実線は動画圧縮処理を施してデータを記録する場合を示している。
まず、動画撮影開始から撮影終了までの期間T3に、撮影フレームレート(59.94fps)で撮影され、4001〜4011の動画用画像データが生成される(S400)。撮影開始から撮影終了までに撮影された動画用画像データ4001〜4011について、奇数番目の動画用画像データのみ、つまり、2枚に1枚が動画圧縮処理が施されて(S202)、生成された動画データが外部記録媒体91に記録される(S203)。撮影フレームレートに対して、記録フレームレートが1/2倍なので、撮影して得られた動画用画像データのうちの1/2について動画圧縮処理を施して記録することにより、撮影と記録でフレームレートは異なるが、撮影時間と再生時間とが同じになる。つまり、再生効果のない通常動画が記録される。
撮影開始から時間T1を経過した後、撮影終了までの期間T2においては、この通常動画の記録だけでなく、動画圧縮処理を施していない撮影して得られた動画用画像データをメモリ25一時保存する処理も行う。
そして、撮影終了後に、メモリ25に一時保存されている動画用画像データを、保存された順から逆に3枚飛ばして動画圧縮処理して通常動画の後に連結して記録する(S209〜S212、S410、S214)。つまり、動画用画像データが4枚に1枚の割合で記録される。撮影フレームレートが記録フレームレートの2倍であるのに対し、撮影フレームのうちの1/4が記録されているので、記録される画像は、2倍速再生効果が施されることになる。また、保存された順から逆に記録していくので、2倍速逆再生効果が施された動画が外部記録媒体91に記録される。
そしてその後、メモリ25に一時保存されている動画用画像データを、保存された順で読み出し、動画用画像データに動画圧縮処理して2倍速早戻し動画に続けて記録する(S310〜S313、S412、S316)。記録フレームレートに対して、撮影フレームレートは2倍であり、撮影で得られた動画用画像データを飛ばさずに順に記録するため、11/2倍速スロー再生効果が施された1/2倍速スロー動画が、2倍速早戻し動画に続けて記録されることになる。
第2の実施形態では、スロー再生効果を施すために、同じ動画用画像データ(フレーム)を2回使用した。しれに対し、本実施形態では、同じフレームを使用せずに、撮影フレ―ムレートを記録フレームレートの2倍にしてスロー再生効果で使用するフレームを撮影により取得するようにした。そのため、高画質なスロー再生効果を施すことが可能となる。
本実施形態では、1/2倍速スロー再生効果を施すため、撮影フレームレートを記録フレームレートの2倍にしたが、スロー再生効果を施す際のスロー倍速に応じて撮影フレームレートの倍率を変更してもよい。
〔その他の実施形態〕
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
上述の実施形態で説明した全ての動画撮影処理を1つのデジタルカメラにおいて実現可能としてもよい。このとき、動画撮影においてどの動画撮影処理を適応するかを、ユーザの選択操作、システム制御回路50においてランダムに選択、あるいは、画像の解析結果を用いてシステム制御回路50選択するように構成するとよい。
また、上述の実施形態では、本発明を実現するデジタルカメラについて説明したが、他の装置、例えば、カメラ付き携帯電話や携帯端末、ゲーム機等に本発明を実現してもよい。また、カメラを有する撮像装置と撮像装置で撮影した画像を記録する記録装置等を接続したシステムで本発明を実現じてもよい。この場合いずれかの装置が主導して各装置を制御することにより、上述のフローを実現させるとよい。
また、上述の実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、記録媒体から直接、或いは有線/無線通信を用いてプログラムを実行可能なコンピュータを有するシステム又は装置に供給し、そのプログラムを実行する場合も本発明に含む。従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給、インストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明に含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記録媒体、光/光磁気記憶媒体、不揮発性の半導体メモリでもよい。また、プログラムの供給方法としては、コンピュータネットワーク上のサーバに本発明を形成するコンピュータプログラムを記憶し、接続のあったクライアントコンピュータはがコンピュータプログラムをダウンロードしてプログラムするような方法も考えられる。

Claims (11)

  1. 動画を撮影する撮影と、
    前記撮影により撮影した動画に対して、再生効果を施す画像処理手段と、
    前記撮影により撮影した動画を記録媒体に記録するように制御する制御手段と、
    前記撮影部による動画の撮影中に、圧縮処理されていない非圧縮動画データの一時保存を行う一時保存手段と、を備え、
    前記一時保存手段は、前記記録媒体に記録すべき動画の撮影開始から所定時間が経過したことに応じて、圧縮処理されていない前記非圧縮動画データの一時保存を開始し、
    前記画像処理手段は、前記一時保存手段により一時保存した非圧縮動画データを用いて、前記記録媒体に記録される再生効果を施していない通常動画のうちの一部の期間の動画に対して再生効果を施し、
    前記制御手段は、前記通常動画と、当該通常動画のうちの一部の期間の動画に対して再生効果が施された再生効果動画とを連結して、一連の動画データとして前記記録媒体に記録するように制御することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記画像処理手段は、前記通常動画のうちの一部の期間の動画に対して複数種類の再生効果を施して、複数の再生効果動画を生成し、
    前記制御手段は、前記通常動画と、前記複数の再生効果動画とを連結して、一連の動画として前記記録媒体に記録するように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記制御手段は、前記通常動画の後に、前記画像処理手段により再生効果を施した前記再生効果動画を連結して記録するように制御することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記画像処理手段は、前記通常動画のうちの一部の期間の動画に早戻し効果を施した早戻し再生動画を生成し、
    前記制御手段は、前記通常動画の後に、前記早戻し再生動画を連結して、一連の動画として前記記録媒体に記録するように制御することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記画像処理手段は、前記通常動画のうちの一部の期間の動画に対して、早戻し効果を施した早戻し再生動画と、スロー再生効果を施したスロー再生動画とを生成し、前記制御手段は、前記通常動画の後に、前記早戻し再生動画とスロー再生動画とを連結して、一連の動画として前記記録媒体に記録するように制御することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記画像処理手段により施される再生効果は、早送り再生効果、早戻し再生効果、スロー再生効果、スロー戻し再生効果のうちの少なくとも1つであることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  7. 前記画像処理手段は、前記記録媒体に記録すべき動画の撮影が終了したことに応じて、前記一時保存手段により一時保存した非圧縮動画データを用いて前記再生効果を施した再生効果動画を生成することを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  8. 撮影して得られた動画を記録する記録装置の制御方法であって、
    動画に対して再生効果を施す画像処理工程と、
    動画を記録媒体に記録するように制御する制御工程と、
    前記動画の撮影中に、圧縮処理されていない非圧縮動画データの一時保存を行う一時保存工程と、を備え、
    前記一時保存工程では、前記記録媒体に記録すべき動画の撮影開始から所定時間が経過したことに応じて、圧縮処理されていない前記非圧縮動画データの一時保存を開始し、前記画像処理工程では、前記一時保存工程で一時保存した非圧縮動画データを用いて、前記記録媒体に記録される通常動画のうちの一部の機関の動画に対して再生効果を施し、前記制御工程では、前記通常動画と、画像処理工程において前記通常動画のうちの一部の期間の動画に対して再生効果が施された再生効果動画とを連結して、一連の動画データとして前記記録媒体に記録するように制御することを特徴とする記録装置の制御方法。
  9. コンピュータを、請求項1ないしのいずれか1項の撮像装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  10. 請求項に記載の記録装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  11. 請求項または10に記載のプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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