JP2005117370A - デジタルカメラ - Google Patents

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田中  理
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英樹 森永
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和彦 小嶋
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Abstract

【課題】動画の撮影中において画質を切り換えることが可能であり、互いに画質の異なる複数の動画データを継続性のあるファイルとして管理すること。
【解決手段】動画の撮影が可能なデジタルカメラであって、動画の撮影中において、取得する動画のサイズを通常画質サイズまたはそれよりも大きいサイズの高画質サイズに一時的に切り換えるための、サイズ切換え手段と、サイズ切換え手段によって一時的に切り換えて撮影することによって得られた、第1の通常画質サイズの動画データ、高画質サイズの動画データ、第2の通常画質サイズの動画データの3つの動画データを、それぞれ個別の動画ファイルとして記録しかつそれら3つの動画ファイルを互いに対応付けて記録する手段とを有する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、撮影する動画のサイズを切り換えることの可能なデジタルカメラに関する。
従来より、ビデオカメラは動画を撮影するためのものであったが、静止画の撮影を行える機能を持つものが一般的になってきた。ビデオカメラで静止画を撮影した場合に、静止画のサイズは動画のサイズと同じである。
また、デジタルカメラは静止画を撮影するのが主目的であるが、動画の撮影を行えるものも増加している。デジタルカメラにおける動画記録では、画像のサイズを静止画の場合よりも小さくして記録が行われる。例えば、400万(2272×1704)画素クラスのデジタルカメラの場合に、動画記録モード時の画像サイズは現状の技術では320×240画素または640×480画素程度と小さくなる。これは、動画を撮影した場合に、1秒間の画像フレーム数が「30」であるので、画像のサイズが大きくなると、CPUの処理速度が間に合わなくなる、また、記録媒体の必要容量が増大するので長時間の撮影が不可となる、という理由からである。
また、動画記録中に特定の場面で高画質の静止画を撮りたい、という要求に対して、次のような提案がある(特許文献1)。すなわち、動画の撮影中において、高画質の静止画を撮影可能とし、撮影された動画と静止画とのデータファイルを互いに関連付けて記録する。しかし、これによると、動画から静止画への切り換えを行うため、切り換えた時点で動画データが不連続となってそこで途切れてしまうという問題がある。
また、動画記録中に、指定した部分のみを高画質の動画記録に切り換える機能を持つデジタルカメラが提案されている(特許文献2)。これによると、動画撮影中の指示によって必要なときだけ高画質に切り換えるので、最初から高画質で記録するよりも記録容量を低減できる。
ところが、このデジタルカメラでは、静止画モードではCCDから画素を間引かずに読み出し、動画モードでは画素を間引きして読み出すこととし、動画の撮影中に高画質に切り換えた場合に画素の間引きを禁止して撮影するようになっている。したがって、その場合に、切り換えの前後で得られる画像データをどのように処理して記録するか、または再生するかが問題となる。
特開2002−290908 特開2000−333130
本発明の課題は、動画の撮影中において画質を切り換えることが可能であり、互いに画質の異なる複数の動画データを継続性のあるファイルとして管理することができるデジタルカメラを提供することである。
また、別の課題は、動画データの再生時において、高画質の動画データの存在をユーザが容易に知ることができ、容易に高画質の静止画を出力することの可能なデジタルカメラを提供することである。
本発明に係るデジタルカメラは、動画の撮影中において、取得する動画のサイズを通常画質サイズまたはそれよりも大きいサイズの高画質サイズに一時的に切り換えるための、サイズ切換え手段と、前記サイズ切換え手段によって一時的に切り換えて撮影することによって得られた、第1の通常画質サイズの動画データ、高画質サイズの動画データ、第2の通常画質サイズの動画データの3つの動画データを、それぞれ個別の動画ファイルとして記録しかつそれら3つの動画ファイルを互いに対応付けて記録する手段とを有する。
これにより、画質の異なる複数の動画データを継続性のあるファイルとして管理することができる。
また、前記サイズ切換え手段によって切り換えられて撮影された複数の動画について、高画質サイズの動画を通常画質サイズに変換し且つ通常画質サイズで撮影された動画および変換された通常画質サイズの動画を時系列に繋いで合成した合成動画を生成する合成手段と、前記合成動画を1つの合成動画ファイルとして記録し、且つ当該合成動画ファイルと撮影された高画質サイズの動画とを互いに対応付けて記録する記録手段とを有する。
また、対応付けられた高画質サイズの動画が存在する合成動画が表示されているときはその旨の表示を行う表示制御手段と、変換された通常画質サイズの動画が表示されているときにそれを対応付けられた高画質サイズの動画に切り換えて表示するための表示切換え手段とを有する。
これによって、画質の異なる複数の動画データの管理が容易となり、動画データの再生時において高画質の動画データの存在をユーザが容易に知ることができる。
また、高画質サイズの動画が表示されているときに、指定された時点に表示されている画像を静止画として抽出する。その際に、前記高画質サイズの動画を、前記通常画質サイズの動画の表示よりも遅いフレームレートで表示する。これにより、容易に高画質の静止画を切り出して出力することができる。なお、「遅いフレームレート」には、静止画を表示した状態で停止した状態が含まれる。
本発明によると、動画の撮影中において画質を切り換えることが可能であり、しかも互いに画質の異なる複数の動画データを継続性のあるファイルとして管理することができる。
また、請求項3および4の発明によると、動画データの再生時において、高画質の動画データの存在をユーザが容易に知ることができる。
請求項5ないし7の発明によると、容易に高画質の静止画を切り出して出力することができる。
図1は本発明の実施形態を示すデジタルカメラ1の正面図、図2はデジタルカメラ1の背面図である。
図1および図2に示されるように、デジタルカメラ1は、金属または合成樹脂などの材料で構成されたカメラ本体10の内部または表面に、レンズ11、レリーズボタン13、ファインダ16、表示部17、モードダイアル19、十字キー21、設定ボタン22、動画切換えボタン23、フラッシュ24、および通信用コネクタ25などが設けられている。これらの図には示されていないが、マイクロフォン14およびスピーカ18も設けられており(図3参照)、また電源スイッチも設けられている。十字キー21は、上下ボタン21a、左右ボタン21b、および中央ボタン21cからなる。
レンズ11は、鏡胴とともに撮影光学系SK(図3参照)を構成する。レンズ11は複数枚からなってズーム機能を有している。
レリーズボタン13は、カメラ本体10の上面前方に設けられており、ユーザによる半押し状態と全押し状態とを区別して検出可能な2段階押し込みスイッチである。
ファインダ16は、ユーザが接眼して撮影対象および撮影領域を確認するためのものである。本実施形態では電子ビューファインダ(EVF)が用いられているが、光学ファインダであってもよい。表示部17には、撮影の前にレンズ11により捉えられた被写体のライブ画像、アフタービュー画像、再生モード時の画像、メニュー、およびモードや各種の設定条件などがカラー表示される。本実施形態の特徴である高画質サイズの撮影に切り換わったときは、その状態が分かるように表示の形態が変更される。表示部17に代えてファインダ16を用いる場合には、切り換えボタンによって表示部17の表示が消される。表示部17として、例えば320×240画素程度のLCD(液晶表示装置)113が用いられる。
モードダイアル19は、それをユーザが回転させることによって、カメラモード、動画撮影モード、再生モード、音声記録モード(ボイスレコードモード)、設定モード、通信モードなどを選択して設定するためのものである。カメラモードは、被写体の撮影を行って静止画の画像データを取得するモードである。動画撮影モードは、被写体を撮影して動画データを取得するモードである。動画撮影モードにおいては、例えば、VGA規格の画像が30フレーム/秒のフレームレートで取得され、MPEG規格などのファイルフォーマットで記録される。再生モードは、メモリカード115に記録された画像データおよび音声データを再生するモードである。外部入力による画像の表示を行うことも可能である。音声記録モードは、音声を記録するモードである。設定モードは、撮影時または撮影時における各種のパラメータの設定を行うモードである。通信モードは、パーソナルコンピュータなどの外部装置へデータの転送を行うモードである。なお、モードダイアル19で電源スイッチを兼ねてもよい。
なお、カメラモードで得られた画像データを静止画データ、動画撮影モードで得られた画像データを動画データということがある。また、画像データを画像ファイルといい、音声データを音声ファイルということがある。同様に、静止画データおよび動画データを静止画ファイルまたは動画ファイルということがある。
十字キー21は、上下ボタン21aと左右ボタン21bとの組み合わせによって、ユーザが種々の機能を選択しまたは設定するためのものである。例えば、カメラモード時および動画撮影モード時には、上下ボタン21aによってズーミングを行うことができる。再生モード時には左右ボタン21bの操作によって画像の切り替えを行うことが可能である。また、設定モード時には、表示部17の表示面に表示された機能、設定値などを変更することができる。中央ボタン21cは、上下ボタン21aと左右ボタン21bで選択されまたは設定された内容を確定し、または動作を開始するための決定ボタンとしての機能を有する。また、中央ボタン21cは、通常画質サイズの動画から高画質サイズの動画への切り換えを実行するボタンとして、また再生時における静止画記録ボタンとして機能させることもできる。
設定ボタン22は、種々の設定を行うための4つのボタンからなるボタン群である。例えば、設定ボタン22のいずれかを、メニューの選択ボタン、画像ファイルの再生ボタン、音声ファイルの再生ボタンなどとして機能させることができる。例えば、メニューの選択ボタンを押すことによって表示部17にメニューが表示され、この状態で、十字キー21を操作することによって、各種撮影パラメータの設定を行うことができる。
動画切換えボタン23は、動画撮影モードでの撮影中において、通常画質サイズから高画質サイズに一時的に切り換えるためのボタンである。詳しくは後述する。
フラッシュ24は、被写体を照明するためのものであり、ポップアップ式でセットされる。通信用コネクタ25は、パーソナルコンピュータなどの外部機器と接続するインタフェースのためのコネクタである。
次に、デジタルカメラ1の内部構成について説明する。
図3はデジタルカメラ1の機能を示すブロック図である。
図3に示すように、デジタルカメラ1には、制御部101、画像信号処理部102、タイミング制御回路103、撮像素子104、レンズ駆動部106、フラッシュ回路107、音声信号処理部109、操作部110、音声出力部111、LCD113、カードIF114、メモリカード115、通信用IF116、マイクロフォン14、およびスピーカ18などが設けられる。
制御部101は、ROMおよびバッファメモリとしてのRAMを内部に備えたマイクロコンピュータ(CPU1)によって構成される。マイクロコンピュータが所定のプログラムを実行することにより、以下に説明する種々の機能が実現される。
画像信号処理部102は、撮像素子104から出力される画像信号を増幅し、DA変換を行った後、ホワイトバランスのための処理および圧縮処理などを行う。
タイミング制御回路103は、タイミングジェネレータ(TG)とも呼称され、撮像素子104の動作を制御するための各種のタイミングパルスを生成する。
撮像素子104は、被写体を撮像して画像信号に変換するための光電変換素子であり、本実施形態においてはCCDが用いられる。例えば200万画素、500万画素、またはそれ以上の画素数のものが用いられ、画素毎にR(赤),G(緑),B(青)の色成分の画像信号を出力する。撮像素子104の駆動方式つまり読み出しモードには、ドラフトモード、自動合焦モード、および本撮影モードの3つのモードがある。詳しくは特開2000−152072を参照することができる。なお、CCD以外に、C−MOS、その他の素子を用いてもよい。撮像素子104と撮影光学系SKとによって撮像部SBが構成される。
レンズ駆動部106は、モータおよびそのドライバなどにより構成され、レンズ11を構成するズ−ムレンズ、フォ−カスレンズ、およびシャッタなどを駆動する。
フラッシュ回路107は、低輝度時に発光するようにフラッシュ24を制御するための制御回路である。音声信号処理部109は、マイクロフォン14から出力される音声信号を増幅し、AD変換する。これによって、動画の撮影時の録音、ボイスメモおよびボイスレコーダ時の録音のための音声を音声データとして取得する。
操作部110は、モードダイアル19、十字キー21、設定ボタン22、および動画切換えボタン23などの各種ボタン、スイッチ、ダイアル、またはキーなどの操作部材からの信号を入力する。
音声出力部111は、制御部101から出力される音声データをAD変換し、増幅してスピーカ18を駆動する。スピーカ18は、動画またはボイスメモに記録した音声の再生出力、警告音声の出力、セルフタイマのカウント音の出力、操作音の出力などのために用いられる。LCD113は、制御部101から出力される画像データを表示するものである。そのためのドライバも含まれる。なお、表示部17として、LCD113以外に、有機EL装置、その他のディスプレイ装置を用いてもよい。
カードIF114は、メモリカード115への書き込みまたは読み出しを行うためのインタフェ−スである。メモリカード115は、SDメモリカード、CFメモリカード、マルチメディアカード、メモリスティック、MMC、マイクロディスクなど、画像データおよび音声データなどを記録する記録媒体である。メモリカード115には、動画データと静止画データとが別々に記録される。2つのメモリカード115を用いて動画データと静止画データとをそれらに別々に記録するようにしてもよい。
通信用IF116は、上に述べた通信用コネクタ25とともにパーソナルコンピュータまたはクレードルなどとの間でデータ転送を行うためのインタフェ−スである。例えば、USB規格に準拠した通信用インタフェースなどが用いられる。これら、通信用IF116およびカードIF114を介して、メモリカード115または外部の記録媒体に記録された制御プログラムを、制御部101のRAMまたはROMに取り込むことが可能である。
上に述べた機能以外に、例えば、γ補正、色補正、解像度変換、領域の切り出し処理、自動露出(AE)または自動合焦(AF)の制御用の評価値の算出処理、画像データの一時記憶、圧縮処理、伸張処理、その他のデータ処理または信号処理の機能が、必要に応じて備えられる。これらの機能は、上に述べた制御部101、画像信号処理部102、その他のハード回路またはソフト処理によって実現することが可能である。
次に、デジタルカメラ1の基本的な操作について説明する。
モードダイアル19によって、種々のモードのうちのいずれかを選択する。カメラモードでは、レリーズボタン13の半押しによって、上に述べたように撮影準備動作が行われ、全押しによって撮影が行われる。動画撮影モードでは、レリーズボタン13の全押しによって撮影が開始され、再度の全押しによって撮影を終了する。また、撮影の開始から一定の時間を経過した場合には自動的に撮影を終了する。通常、動画撮影モードでは、通常画質サイズの動画が撮影される。その撮影中において、動画切換えボタン23を押すことにより、それよりもサイズの大きい高画質サイズの動画が撮影される。動画切換えボタン23を再度押すと、また通常画質サイズの動画撮影に戻る。
再生モードでは、メモリカード115に記録された画像ファイルおよび音声ファイルが読み出され、それらのヘッダに基づいて記録の日付け情報が読み出される。日付け情報に基づいて、ファイルの新旧が判断される。最新のファイルが画像ファイルである場合には、そのサムネイル画像が表示部17に表示される。サムネイル画像は、表示部17の表示面上の全域または分割された領域に表示される。これら種々のサムネイル画像の表示中に、十字キー21の左右ボタン21bを操作すると、次のファイルに移行し、それぞれのファイルの種類に応じたサムネイル画像が表示される。
また、高画質サイズで記録された動画を再生したときには、それが高画質サイズの動画であることがユーザに分かるような表示が行われる。そのときに、ユーザの操作により、または自動的に、通常画質サイズの動画から高画質サイズの動画へと表示が切り換わる。高画質サイズの動画を表示中に中央ボタン21cを操作することにより、表示されている高画質サイズの画像を静止画として抽出することができる。抽出された静止画は、メモリカード115に静止画として記録し、または通信用コネクタ25から外部に出力することができる。
デジタルカメラ1は、上に説明した操作以外の種々の操作を行うことができる。以下に、デジタルカメラ1の特徴的な機能についてさらに詳しく説明する。
デジタルカメラ1は、上に述べたように、動画の撮影中において、取得する動画のサイズを通常画質サイズまたはそれよりも大きいサイズの高画質サイズに一時的に切り換えることができる。一時的に切り換えて撮影することによって、例えば、前半の通常画質サイズの動画データ、中間の高画質サイズの動画データ、後半の通常画質サイズの動画データの3つの動画データが得られる。これらの3つの動画データは、それぞれ個別の動画ファイルとしてメモリカード115に記録される。これと同時に、それら3つの動画ファイルが互いに対応付けられてメモリカード115に記録される。再生モードにおいて、上に述べた3つの動画ファイルは、それらの対応付けに基づいて時系列に順次再生される。
また、撮影された3つの動画データに対して、高画質サイズの動画を通常画質サイズに縮小変換し且つ通常画質サイズで撮影された動画および変換された通常画質サイズの動画を時系列に繋いで合成した合成動画が生成される。生成された合成動画は1つの合成動画ファイルとしてメモリカード115に記録される。それと同時に、当該合成動画ファイルと撮影された高画質サイズの動画とが互いに対応付けられてメモリカード115に記録される。
表示部17の表示面には、合成動画が動画として表示される。その際に、対応付けられた高画質サイズの動画が存在する合成動画が表示されているときは、その旨の表示が行われる。高画質サイズの動画は、通常画質サイズの動画の表示よりも遅いフレームレートで表示される。例えば、スロー再生のように表示される。高画質サイズの動画が表示されているときに、中央ボタン21cを操作すると、その操作により指定された時点で表示されている画像が、静止画として抽出される。
次に、このような機能について具体例を示す図面を参照して説明する。
図4はデジタルカメラ1の動作の概要を説明する図である。
図4において、動画撮影モードで、撮影を開始すると、通常画質サイズで撮影が行われる。途中で動画切換えボタン23を操作し、高画質サイズの撮影に切り換え、その後、再び通常画質サイズに戻して撮影を行い、しばらくして撮影を終了する。これによって、前半の通常画質サイズの動画ファイル「AAA−N1」、高画質サイズの動画ファイル「AAA−H1」、後半の通常画質サイズの動画ファイル「AAA−N2」の、3つの動画ファイルが作成される。なお、動画データには音声データも付属する。
これらの動画ファイルは、ファイル名に「AAA」という共通の文字が用いられ、これによって互いの対応付けが行われ、一連の動画ファイルであることが認識可能である。また、ファイル名に、通常画質サイズでは「N」の文字が、高画質サイズでは「H」の文字が用いられ、これによって画質の種類が識別される。ファイル名の最後の数字「1」「2」…によって、それぞれの画質における時系列の順序が識別される。これによって、互いに画質の異なる複数の動画データを継続性のある一連のファイルとして管理することができる。
なお、前半と後半の通常画質サイズの動画ファイルを別々に記録したが、これらを同じ1つの動画ファイルにまとめて記録してもよい。その場合に、それらの境界の位置を示す情報をヘッダまたは境界部分などに記録しておけばよい。この場合には、通常画質サイズの1つの動画ファイルと高画質サイズの動画ファイルとの2つのファイルの対応付けが行われることとなる。
また、ファイル名の構成は単なる一例でありこれに限ることはない。例えば、ファイル名の共通の部分に数字による番号を用い、撮影の毎に番号を増やしていけばよい。例えば「M001」「M002」などとすればよい。高画質サイズの動画ファイル「AAA−H1」について、その中身の画像データを1つのファイルとして記録することができない場合には、それらを複数のファイルとし、それらを対応付けるようにすればよい。ファイルの種類を示す識別子も付加される。ファイル名のみでなく、ファイルのヘッダ情報を用いることによって対応付けを行ってもよい。
また、得られた3つのファイルまたは3つの動画データに基づいて、それらを1つの合成動画ファイルに合成することができる。その場合に、高画質サイズの動画データは、通常画質サイズと同じサイズに縮小される。また、高画質サイズの動画データが通常画質サイズよりも少ないフレームレートで撮影された場合には、表示時間を合わせるために、通常画質サイズの場合と同じフレームレートとなるように、例えば同じ画像を繰り返すように配置して、フレーム(画像)を補完する。生成された合成動画ファイル「AAA−F1」は、高画質サイズの動画ファイル「AAA−H1」と対応付けが行われ、かつ、動画ファイル「AAA−H1」に対応する部分が認識され得るように記録される。これによって、動画が1つのファイルとして管理することが可能となり、しかも高画質サイズの動画ファイル「AAA−H1」との対応付けも正しく行われることとなる。
再生モードでは、合成動画が生成されていない場合には、3つの動画ファイルを、撮影の順序と同じ順序で再生する。その場合に、通常画質サイズの動画を再生する画面HG1,3では、通常の動画の再生が行われるが、高画質サイズの動画を再生する画面HG2では、得られた動画データのフレームレートに応じて、コマ送りのような再生となることがある。また、画像の解像度は、表示装置の解像度に合わされるが、表示装置の解像度の方が大きい場合は動画データの解像度で表示される。このように、再生の場合の解像度は表示装置の画素数などに依存するので、高画質サイズの動画であるからといって必ずしも高画質に表示されるとは限らない。また、合成動画が生成されている場合には、合成動画が再生される。
再生中において、高画質サイズの動画に対応する画面HG2において、その旨の表示CMが行われる。表示CMの例として、「High」「高画質」「高画質の静止画が抽出できます」などの文字や文章またはマークが、画面HG2の隅に表示される。これによって、再生時に高画質の動画データの存在をユーザが容易に知ることができる。画面HG2の表示中において、ユーザの操作によって画像のコマ送りやスロー再生を行うことが可能である。
また、表示CMが行われている間に中央ボタン21cを操作することにより、そのときに表示されていた画像に対応する高画質サイズの画像(静止画)HFが抽出される。必要に応じて中央ボタン21cを何回も操作することにより、複数の画像HFを抽出することが可能である。
このように、ユーザは、高度な撮影技量がなくても、希望する高画質の静止画HFを、デジタルカメラ1の内部に記録された動画の中から、撮影と同様の感覚で容易に切り出して抽出することができる。
図5は動画撮影モードにおける画質の切り換え動作を説明するタイミング図である。
図5において、動画撮影モードにおいて、レリーズボタン13の全押し(S2オン)によって、通常画質サイズの撮影が開始される。その撮影中に動画切換えボタン23を押すと、通常画質サイズの撮影は一旦終了し、ほぼ同時に高画質サイズの撮影が開始される。その後、再び動画切換えボタン23を押すと、通常画質サイズの撮影に切り換わる。レリーズボタン13の再度の全押しによって、1回の撮影が終了する。なお、1回の撮影中において、高画質サイズの撮影への切り換えは複数回行うことが可能である。
このように、動画切換えボタン23を押す毎に高画質サイズと通常画質サイズとが切り換わるようにしたが、動画切換えボタン23を押している間のみ、つまり動画切換えボタン23がオンしている間のみ、高画質サイズとなるように制御してもよい。
なお、通常画質サイズの動画撮影では、上に述べたようにVGA規格である約30万(640×480)画素の動画となる。高画質サイズの動画撮影では、それよりも画像サイズの大きい動画(静止画の連写を含む)となる。動画が静止画の連写による場合は、その静止画のサイズは、デジタルカメラ1の最大サイズ、つまり撮像素子104の画素数に合わせてもよい。
次に、動画ファイルの構成および生成の過程の例について説明する。
図6は画質の切り換えを行った場合の動画ファイルの構成の例を示す図、図7はMPEGファイルの構成の例を示す図である。
図6において、通常画質サイズの動画ファイル「M001−N1」および「M001−N2」は、シーケンスヘッダ、複数のGOP層、およびシーケンスエンドから構成されるMPEGファイルである。ヘッダには、ファイル名および日付け情報などが記録される。各GOP層は、図7に示すように、Iピクチャ、Pピクチャ、Bピクチヤと呼称される動画像データからなる。図に示す例では、GOP層のフレーム数は「15」であり、これは、表示時間では0.5秒分に相当する。このようなGOP層を生成するために、例えば撮像素子104が500万画素である場合に、その画素を間引いてサイズを小さくする処理が行われる。
図6に戻って、通常画質サイズから高画質サイズに切り換えた時点で、通常画質サイズの動画ファイルは、一旦、シーケンスエンドが付与され、1つのファイルとして記録される。
高画質サイズの動画では、1フレームの画素数が通常画質サイズの場合の数倍から10倍以上になるので、フレーム数がそのままでは画像処理が間に合わない。そこで、図7に示すように、1つのGOP層に1つの高画質サイズ(例えば、2560×1920画素)の静止画を取り込む。つまり、処理時間が0.5秒以内で済むような1つの画質サイズの静止画を連写により取得する。このようにして、GOP層の数だけ静止画を取り込む。通常画質サイズの撮影に切り換えられ、または撮影が停止されると、取り込んだ静止画の集合にファイル名を付与して記録する。このように、図6に示す高画質サイズの動画ファイル「M001−H1」は、連写により得られた複数の高解像度の静止画の集合によって構成される。これを再生した場合には、2フレーム/秒のフレームレートで表示される。
再び通常画質サイズの撮影に切り換えられると、後半の撮影が行われ、前半のファイル名と共通部分を含むシーケンスヘッダのついた動画ファイルが作成される。
なお、通常画質サイズの動画が320×240画素で高画質サイズの動画が640×480画素という設定であった場合は、高画質サイズの動画を通常画質サイズと同じフレーム数のMPEGフォーマットで実行してもよい。
次に、合成動画の生成方法について説明する。
図8は通常画質サイズと高画質サイズの動画から合成動画を生成する方法を説明する図である。
図8に示すように、高画質サイズの動画ファイル「M001−H1」に含まれる複数の静止画を、通常画質サイズに変換し、同じものを繰り返して用いて、通常画質サイズの動画ファイルのフォーマットに合わせて合成動画ファイルを生成する。
例えば、上に述べたように、通常画質サイズの動画ファイルがMPEGで、GOP層のフレーム数が「15」であるとする。0.5秒毎に撮影された高画質サイズの1枚の静止画を変換して縮小画像を得た後、その縮小画像から15枚の複製画像を生成し、1つのGOP層に割り当てる。高画質サイズの全ての静止画を同様に変換して時系列で合成動画用のMPEGファイルに貼り付ける。通常画質サイズの動画データも、時系列にしたがって合成動画用のMPEGファイルに貼り付ける。このようにして生成した合成動画ファイル「M001−F1」と高画質サイズの動画ファイル「M001−H1」とを対応付けて記録する。
合成動画ファイル「M001−F1」を再生すると、高画質サイズの領域で、15枚の同じフレームが表示され、0.5秒間は動かないコマ落としのような映像が表示されることとなる。
なお、動画ファイルおよび合成動画ファイルは、MPEGに限ることなく、例えばモーションJPEGなど、他の種々のフォーマットのファイルを用いることができる。他の動画ファイルであっても、高画質サイズで連続撮影された静止画データから通常画質サイズの動画を作成して補完し、1つの動画ファイルとして保存することが可能である。なお、制御部101などの処理能力に余裕があれば、動画用のファイルフォーマットのフレーム数と同じ枚数の高画質サイズの静止画を撮影することによって、フレーム抜けのない高画質サイズの動画を得ることが可能である。
次に、デジタルカメラ1の動作または処理内容について、フローチャートを参照して説明する。
図9はデジタルカメラ1の全体的な動作を示すフローチャートである。
図9において、電源をオンすると(#1でイエス)、モードダイアル19で選択された内容のモードが設定される(#2)。動画撮影モード、音声記録モード(ボイスレコードモード)、再生モード、設定モードなどのそれぞれのモードに応じて、動画撮影処理、音声記録処理、再生処理、その他の処理などが実行される(#3〜9)。電源をオフすると動作が停止する(#10でイエス)。
図10および図11は動画撮影処理の例を示すフローチャートである。このフローチャートでは、主として、動画の撮影時に高画質サイズの撮影に切り換えられた場合の処理が示されている。
図10において、まず、レンズバリアが開かれ、レンズがワイド端位置に移動する(#21)。このときに、CCDの起動、ライブビューの表示など、撮影準備動作が行われる。レリーズボタン13の半押し(S1)によって測光およびAFが行われ(#23〜25)、レリーズボタン13の全押し(S2)によって、通常画質サイズでの撮影が開始され(#26、27)、撮影された通常画質サイズの動画が記録媒体に記録されていく(#28)。
そこで、動画切換えボタン23によって高画質サイズの撮影に切り換えられると(#29でイエス)、それまでの通常画質サイズの撮影が停止され、それまでに得られた動画の記録が終了する(#34)。これと同時に、高画質サイズの動画の撮影が開始され(#35)、撮影された高画質サイズの動画がバッファメモリに一時的に書き込まれていく(#36)。バッファメモリがフル状態になると(#37でイエス)、高画質サイズの撮影を停止し、通常画質サイズの撮影に戻る(#40、41)。高画質サイズの撮影中にレリーズボタン13の全押しがあると(#38でイエス)、その時点で動画の撮影を終了する(#42、43)。また、動画切換えボタン23を押すと(#39でイエス)、高画質サイズの撮影を停止し、通常画質サイズの撮影に戻る。
レリーズボタン13の2回目の全押しがあると(#30でイエス)、通常画質サイズの撮影を停止し(#31)、通常画質サイズの動画データの後半を記録媒体に記録する(#32)。バッファメモリに格納されている高画質サイズの動画が圧縮処理され、通常画質サイズの動画ファイルとの関連情報が付与されて、記録媒体に記録される。
図12は動画撮影処理の例を示すフローチャートである。このフローチャートでは、主として、画質の異なる複数の動画データを合成して1つのファイルとする場合の処理が示されている。ステップ#51〜63の処理は、図10に示すステップ#21〜33の処理と同じである。また、図11のフローチャートは図12のフローチャートにおいても共通に用いられる。
図12のステップ#64において、高画質サイズの動画データから通常画質サイズの動画データを生成する。撮影によって得られた通常画質サイズの動画データと、生成された動画データとをつないで統合し、1つの合成動画ファイルを生成して記録する(#65)。同時に、高画質サイズの動画ファイルと合成動画ファイルとを対応付けておく。
図13および図14は再生処理の例を示すフローチャートである。このフローチャートでは、主として、図10のフローチャートにしたがって記録された動画ファイルを再生する場合の処理が示されている。
図13において、記録媒体に記録されたファイルが読み込まれ、それらのファイル名が表示部17の表示面に表示される(#71)。ユーザは、十字キー21などによってファイルを選択する(#72)。選択されたファイルのサムネイル画像が表示される(#73)。その際に、動画ファイルであればその旨が表示される。
動画ファイルである場合に(#74でイエス)、再生ボタンをオンすると(#75でイエス)、動画の再生が開始される(#76)。最初に通常画質サイズの動画が再生されるが、それが終了すると、シーケンスヘッダまたはシーケンスエンドに、高画質サイズの動画の存在する旨の情報がある場合に(#77でイエス)、高画質サイズの動画ファイルが読み込まれ、再生される(#78)。このとき、撮影時と同じフレームレートで表示される。つまり、コマ送りのような遅い速度で画像が切り換えられて表示される。動画切換えボタン23が押されると(#79でイエス)、そのときに表示されている画像の高画質サイズの静止画を読み込み(#82)、そのときの表示状態のままで表示が停止し、一時停止の状態となる(#83)。
その状態で、静止画記録ボタンである中央ボタン21cが押されると(#84でイエス)、そのときに表示されている画像が、ファイル名を付与されて静止画として記録される(#85)。静止画を外部に出力することもできる。
一時停止中に、十字キー21の左右ボタン21bの操作によって1コマ送りを行える(#86、87)。再生ボタンが再度押されると、高画質サイズの動画のスロー再生に戻る。
高画質サイズの動画の再生が終了し(#80)、その続きの通常画質サイズの動画が存在する場合には(#81でイエス)、通常画質サイズの動画再生に戻る(#76)。通常画質サイズの動画がなくなれば再生を終了する。また、再生ボタンのオンで停止終了する。
図15は再生処理の例を示すフローチャートである。このフローチャートでは、主として、図12のフローチャートにしたがって記録された合成動画ファイルを再生する場合の処理が示されている。ステップ#91〜96の処理は、図13に示すステップ#71〜76の処理と同じである。また、図14のフローチャートは図15のフローチャートにおいても共通に用いられる。
図15のステップ#97において、合成動画の再生中に高画質サイズの動画を変換して生成した領域になると(#97でイエス)、その旨を示すマークを表示面に表示しまたは点滅する(#98)。マークの表示または点滅中に、動画切換えボタン23が押されると(#99)、ステップ#81以降に進み、高画質サイズの動画ファイルが読み出されて表示される。
高画質サイズの動画の再生が終了し(#100でイエス)、その続きの通常画質サイズの動画が存在する場合には(#101でイエス)、通常画質サイズの動画再生に戻る(#96)。動画データがなくなれば再生を終了する。
上に述べた実施形態のデジタルカメラ1によると、高画質サイズの動画撮影が、一連の動画撮影の中で継続して撮影する感覚で行えるので、操作性がよい。合成動画ファイルは、高画質サイズで撮影された動画データの欠落分を補なうように生成されるので、再生時には通常の連続再生が可能となる。再生時に、高画質サイズの動画データの存在する領域において、実質的にスロー再生またはコマ送り再生を行うことができるので、静止画の選択が容易である。したがって、ユーザに高度な撮影技量がなくても、必要な静止画を容易に取り出すことができる。
上に述べた実施形態において、前半および後半の通常画質サイズの動画データが、本発明における第1の通常画質サイズの動画データおよび第2の通常画質サイズの動画データに相当する。動画切換えボタン23およびその操作信号にともなう制御部101の処理機能が、本発明におけるサイズ切換え手段および表示切換え手段に相当する。メモリカード115およびそれに書き込む制御部101の処理機能が、本発明における対応付けて記録する手段に相当する。表示部17およびそこに動画を表示する制御部101の処理機能が、本発明における再生手段に相当する。図4における表示CMを表示するための制御部101の処理機能が本発明における表示制御手段に相当する。中央ボタン21cおよびその操作信号にともなって高画質サイズの静止画を抽出する制御部101の処理機能が、本発明における抽出手段に相当する。また、フローチャートのステップ#64、65などにおける処理およびこれに関連する制御部101の処理機能が、本発明における合成手段に相当する。
上に述べた実施形態において、3つの動画ファイルを対応付けて記録しまたは合成したが、2つまたは4つ以上の動画ファイルを対応付けて記録し合成してもよい。撮影の開始または終了、画質の切り換え、表示の際のコマ送り、静止画の抽出などの指示のために用いるボタンなどは、上に述べた以外の種々のボタンやスイットを用いることができる。各種のファイルのフォーマット、動画のフレームレート、画像のサイズなどは、上に述べた以外の種々のものとすることが可能である。
その他、デジタルカメラ1の構造、構成、形状、寸法、機能、処理内容、処理順序などは、上に述べた以外の種々のものとすることができる。例えば、デジタルカメラ1に電話通信機能を付加してもよい。また、携帯電話機に上に述べたデジタルカメラ1の機能を付加してもよい。その他、種々の電子機器または装置にデジタルカメラ1の機能を付加することによって本発明を実現することが可能である。
高画質の動画を撮影することのできるデジタルカメラ、または高画質サイズの静止画を容易に取得できるデジタルカメラとして利用することができる。
本発明の実施形態を示すデジタルカメラの正面図である。 デジタルカメラの背面図である。 デジタルカメラの機能を示すブロック図である。 デジタルカメラの動作の概要を説明する図である。 動画撮影モードにおける画質の切り換え動作のタイミング図である。 画質の切り換えを行った場合の動画ファイルの構成の例を示す図である。 MPEGファイルの構成の例を示す図である。 合成動画を生成する方法を説明する図である。 デジタルカメラの全体的な動作を示すフローチャートである。 動画撮影処理の例を示すフローチャートである。 動画撮影処理の例を示すフローチャートである。 動画撮影処理の例を示すフローチャートである。 再生処理の例を示すフローチャートである。 再生処理の例を示すフローチャートである。 再生処理の例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 デジタルカメラ
17 表示部(表示手段)
23 動画切換えボタン(サイズ切換え手段、表示切換え手段)
101 制御部(サイズ切換え手段、記録手段、再生手段、合成手段、表示制御手段、抽出手段)
115 メモリカード(記録手段)

Claims (7)

  1. 動画の撮影が可能なデジタルカメラであって、
    動画の撮影中において、取得する動画のサイズを通常画質サイズまたはそれよりも大きいサイズの高画質サイズに一時的に切り換えるための、サイズ切換え手段と、
    前記サイズ切換え手段によって一時的に切り換えて撮影することによって得られた、第1の通常画質サイズの動画データ、高画質サイズの動画データ、第2の通常画質サイズの動画データの3つの動画データを、それぞれ個別の動画ファイルとして記録しかつそれら3つの動画ファイルを互いに対応付けて記録する手段と、
    を有することを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 前記3つの動画ファイルを、それらの対応付けに基づいて時系列に順次再生する、再生手段を有する、
    請求項1記載のデジタルカメラ。
  3. 動画の撮影が可能なデジタルカメラであって、
    動画の撮影中において、取得する動画のサイズを通常画質サイズまたはそれよりも大きいサイズの高画質サイズに切り換えるための、サイズ切換え手段と、
    前記サイズ切換え手段によって切り換えられて撮影された複数の動画について、高画質サイズの動画を通常画質サイズに変換し且つ通常画質サイズで撮影された動画および変換された通常画質サイズの動画を時系列に繋いで合成した合成動画を生成する合成手段と、
    前記合成動画を1つの合成動画ファイルとして記録し、且つ当該合成動画ファイルと撮影された高画質サイズの動画とを互いに対応付けて記録する記録手段と、
    を有することを特徴とするデジタルカメラ。
  4. 前記合成動画を動画として表示する表示手段を有し、
    対応付けられた高画質サイズの動画が存在する合成動画が表示されているときはその旨の表示を行う表示制御手段と、
    変換された通常画質サイズの動画が表示されているときにそれを対応付けられた高画質サイズの動画に切り換えて表示するための表示切換え手段と、
    を有する請求項3記載のデジタルカメラ。
  5. 高画質サイズの動画が表示されているときに、指定された時点に表示されている画像を静止画として抽出する、抽出手段を有してなる、
    請求項2または4記載のデジタルカメラ。
  6. 前記高画質サイズの動画を、前記通常画質サイズの動画の表示よりも遅いフレームレートで表示する、
    請求項5記載のデジタルカメラ。
  7. 動画の撮影が可能なデジタルカメラであって、
    動画のサイズを通常画質サイズからそれよりも大きいサイズの高画質サイズに切り換えて撮影することの可能な動画撮影手段と、
    撮影して得られた高画質サイズの動画またはそれを縮小した動画を再生して表示する動画再生手段と、
    高画質サイズの動画またはそれを縮小した動画が表示されているときにおいて、指定手段からの入力によって指定された時点に表示されている画像を静止画として抽出する手段と、
    を有してなることを特徴とするデジタルカメラ。
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