JP2007116370A - 画像再生プログラム、再生装置及び撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単にBGM付きのスライドショーを行うことができる画像再生プログラム、再生装置及び撮像装置を提供する。
【解決手段】期間を指定すると、その期間に撮影された画像ファイルと音楽ファイルが抽出される。そして、抽出された画像ファイルが順番に再生されるとともに、抽出された音楽ファイルがBGMとして順番に再生される。
【選択図】 図12
【解決手段】期間を指定すると、その期間に撮影された画像ファイルと音楽ファイルが抽出される。そして、抽出された画像ファイルが順番に再生されるとともに、抽出された音楽ファイルがBGMとして順番に再生される。
【選択図】 図12
Description
本発明は、画像再生プログラム、再生装置及び撮像装置に係り、特に音楽ファイルを再生しながら、画像ファイルを順番に再生する画像再生プログラム、再生装置及び撮像装置に関する。
一般にデジタルカメラには、装置本体にモニタが備えられており、撮影した画像をその場で再生できるようにされている。
このデジタルカメラの再生機能の一つとして、スライドショーが知られている。スライドショーの機能は、複数の画像ファイルを順番に再生する機能であり、一定の時間間隔で自動的に画像がコマ送りされて再生される。
このスライドショーの再生方法として、たとえば、特許文献1では、画像ファイルに音声データが付加されている場合に音声データの再生も同時に行い、その音声データの再生が完了した後、画像ファイルのコマ送りを行う方法が提案されている。
また、特許文献2では、音声ファイルの音声シーケンスの複数箇所に静止画を挿入してスライドショーデータを作成し、音声と静止画を組み合わせたスライドショーを行う方法が提案されている。
また、特許文献3では、スライドショーを行う画像と順番をユーザが任意に切り替えられるようにすることが提案されている。
また、特許文献4では、BGMとして音楽ファイルを再生しながらスライドショーを行う方法が提案されている。
特開2002−281440号公報
特開2004−297424号公報
特開平11−331739号公報
特開2001−339682号公報
ところで、近年、デジタルカメラに用いられるメモリカードは大容量化しており、一枚に大量の画像が記録できるようになっている。
このため従来のスライドショーの方法では、見たい画像に辿り着くまでに大変な時間がかかる場合があり、使い勝手が悪いという欠点があった。
また、スライドショーデータを作成、編集する場合も、目的のデータを探し出すのに大変手間がかかり、作成、編集に多大な時間を要するという欠点があった。特に、画像再生と同時に音楽再生も行う場合には、音楽ファイルの設定も行わなければならないため、作成、編集に大変手間がかかるという欠点があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、簡単にBGM付きのスライドショーを行うことができる画像再生プログラム、再生装置及び撮像装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、前記目的を達成するために、音楽ファイルを再生しながら、複数の画像ファイルを順番に再生する画像再生プログラムであって、所定の画像記憶領域に格納され、撮影日時の情報を有する画像ファイルに対して同じ撮影日の情報を有する画像ファイル同士をグループ化する機能と、所定の音楽記憶領域に格納され、再生履歴の情報を有する音楽ファイルに対して同じ再生日の情報を有する音楽ファイル同士をグループ化する機能と、撮影日と再生日とが一致する画像ファイルのグループと音楽ファイルのグループとを抽出する機能と、抽出したグループの画像ファイルを順番に再生する機能と、画像ファイルを再生しているグループの撮影日と同じ再生日のグループの音楽ファイルを順番に再生する機能と、をコンピュータに実現させることを特徴とする画像再生プログラムを提供する。
請求項1に係る発明によれば、同じ撮影日の情報を有する画像ファイル同士がグループ化されるとともに、同じ再生日の情報を有する音楽ファイル同士がグループ化される。そして、撮影日と再生日とが一致する画像ファイルのグループと音楽ファイルのグループとが抽出され、抽出したグループの画像ファイルが順番に再生される。この際、画像ファイルを再生しているグループの撮影日と同じ再生日のグループの音楽ファイルがBGMとして順番に再生される。これにより、画像を撮影した日に聞いていた音楽がBGMとして再生され、視覚と聴覚で撮影当時を振り返ることができる。
請求項2に係る発明は、前記目的を達成するために、音楽ファイルを再生しながら、複数の画像ファイルを順番に再生する画像再生プログラムであって、再生対象とする期間の指定を受け付ける機能と、所定の画像記憶領域に格納され、撮影日時の情報を有する画像ファイルの中から指定された期間に撮影された画像ファイルを抽出する機能と、所定の音楽記憶領域に格納され、再生履歴の情報を有する音楽ファイルの中から指定された期間に再生された音楽ファイルを抽出する機能と、抽出した画像ファイルを順番に再生するとともに、抽出した音楽ファイルを順番に再生する機能と、をコンピュータに実現させることを特徴とする画像再生プログラムを提供する。
請求項2に係る発明によれば、再生対象とする期間を指定すると、その指定された期間に撮影された画像ファイルと音楽ファイルが抽出される。そして、抽出された画像ファイルが順番に再生されるとともに、抽出された音楽ファイルがBGMとして順番に再生される。これにより、画像を撮影した当時に聞いていた音楽がBGMとして再生され、視覚と聴覚で撮影当時を振り返ることができる。
請求項3に係る発明は、前記目的を達成するために、前記期間は、特定の日付と、その特定の日付を基準とした特定の範囲が指定されることを特徴とする請求項2に記載の画像再生プログラムを提供する。
請求項3に係る発明によれば、再生対象とする期間が、特定の日付と、その特定の日付を基準とした特定の範囲で指定される。ここで、たとえば特定の範囲は、前後何日、前何日、後何日や前後何週間、前何週間、後何週間、前後何カ月、前何カ月、後何カ月等で指定される。
請求項4に係る発明は、前記目的を達成するために、再生方法として日付降順又は日付昇順の指定を受け付ける機能と、抽出された画像ファイルを指定された順番に並び替える機能と、抽出された画像ファイルを指定された順番に並び替える機能と、抽出された画像ファイルを並び替えた順番で再生するとともに、抽出された音楽ファイルを並び替えた順番で再生する機能と、をコンピュータに実現させることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像再生プログラムを提供する。
請求項4に係る発明によれば、再生方法として日付降順に再生する方法と、日付昇順に再生する方法を指定することができ、指定された順番で抽出された画像ファイル及び音楽ファイルが並び替えられる。これにより、ユーザの好みに応じた再生を行うことができる。
請求項5に係る発明は、前記目的を達成するために、抽出した音楽ファイルが、前記指定された期間内に複数回再生されている場合において、最も再生回数が多い日をその画像ファイルの再生日とすることを特徴とする請求項4に記載の画像再生プログラムを提供する。
請求項5に係る発明によれば、指定された期間内に複数回再生された音楽ファイルがある場合、最も再生回数が多い日が、その画像ファイルの再生日とされる。
請求項6に係る発明は、前記目的を達成するために、抽出した画像ファイルを一定の時間間隔で順番に再生するとともに、抽出した音楽ファイルを一曲ずつ順番に再生する機能をコンピュータに実現させることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載の画像再生プログラムを提供する。
請求項6に係る発明によれば、抽出された各画像ファイルが一定の時間間隔で順番に再生されるとともに、抽出された音楽ファイルが一曲ずつ順番に再生される。
請求項7に係る発明は、前記目的を達成するために、再生方法として一コマ当たりの画像ファイルの再生時間と一曲当たりの音楽ファイルの再生時間の指定を受け付ける機能と、抽出した画像ファイルを指定された再生時間の間隔で順番に再生するとともに、抽出した音楽ファイルを指定された再生時間の間隔で順番に再生する機能をコンピュータに実現させることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載の画像再生プログラムを提供する。
請求項7に係る発明によれば、一コマ当たりの画像ファイルの再生時間と一曲当たりの音楽ファイルの再生時間を指定することができる。これにより、ユーザの好みに応じた再生を行うことができる。
請求項8に係る発明は、前記目的を達成するために、抽出した画像ファイルの総再生時間が、抽出した音楽ファイルの総再生時間を超えている場合において、抽出した音楽ファイルの総再生時間から抽出した画像ファイルの総枚数を除算して一コマ当りの画像ファイルの再生時間を修正する機能をコンピュータに実現させることを特徴とする請求項6に記載の画像再生プログラムを提供する。
請求項8に係る発明によれば、抽出された画像ファイルの総再生時間が、抽出された音楽ファイルの総再生時間を超えている場合、一コマ当りの画像ファイルの再生時間が修正され、全音楽ファイルの再生終了と同時に全画像ファイルの再生が終了するように調整される。
請求項9に係る発明は、前記目的を達成するために、音楽ファイルを再生する音楽再生手段と、画像ファイルを再生する画像再生手段とを備えた再生装置であって、撮影日時の情報を有する画像ファイルが格納された画像記憶手段と、再生履歴の情報を有する音楽ファイルが格納された音楽記憶手段と、前記画像記憶手段に格納された画像ファイルに対して同じ撮影日の情報を有する画像ファイル同士をグループ化する画像分類手段と、前記音楽記憶領域に格納された音楽ファイルに対して同じ再生日の情報を有する音楽ファイル同士をグループ化する音楽分類手段と、撮影日と再生日とが一致する画像ファイルのグループと音楽ファイルのグループとを抽出する抽出手段と、前記抽出手段で抽出されたグループの画像ファイルが順番に再生されるように前記画像再生手段での画像再生を制御する画像再生制御手段と、画像ファイルを再生しているグループの撮影日と同じ再生日のグループの音楽ファイルが順番に再生されるように前記音楽再生手段での音楽再生を制御する音楽再生制御手段と、を備えたことを特徴とする再生装置を提供する。
請求項9に係る発明によれば、同じ撮影日の情報を有する画像ファイル同士がグループ化されるとともに、同じ再生日の情報を有する音楽ファイル同士がグループ化される。そして、撮影日と再生日とが一致する画像ファイルのグループと音楽ファイルのグループとが抽出され、抽出したグループの画像ファイルが順番に再生される。この際、画像ファイルを再生しているグループの撮影日と同じ再生日のグループの音楽ファイルがBGMとして順番に再生される。これにより、画像を撮影した日に聞いていた音楽がBGMとして再生され、視覚と聴覚で撮影当時を振り返ることができる。
請求項10に係る発明は、前記目的を達成するために、音楽ファイルを再生する画像再生手段と、画像ファイルを再生する画像再生手段とを備えた再生装置であって、撮影日時の情報を有する画像ファイルが格納された画像記憶手段と、再生履歴の情報を有する音楽ファイルが格納された音楽記憶手段と、再生対象とする期間を入力する期間入力手段と、前記画像記憶手段に格納された画像ファイルの中から前記期間入力手段で入力された期間に撮影された画像ファイルを抽出する画像抽出手段と、前記音楽記憶手段に格納された音楽ファイルの中から前記期間入力手段で入力された期間に再生された音楽ファイルを抽出する音楽抽出手段と、前記画像抽出手段で抽出された画像ファイルが順番に再生されるように前記画像再生手段での画像再生を制御する画像再生制御手段と、前記音楽抽出手段で抽出された音楽ファイルが順番に再生されるように前記音楽再生手段での音楽再生を制御する音楽再生制御手段と、を備えたことを特徴とする再生装置を提供する。
請求項10に係る発明によれば、再生対象とする期間を入力すると、入力された期間に撮影された画像ファイルと音楽ファイルが抽出される。そして、抽出された画像ファイルが順番に再生されるとともに、抽出された音楽ファイルがBGMとして順番に再生される。これにより、画像を撮影した当時に聞いていた音楽がBGMとして再生され、視覚と聴覚で撮影当時を振り返ることができる。
請求項11に係る発明は、前記目的を達成するために、前記期間入力手段は、日付を入力する日付入力手段と、範囲を入力する範囲入力手段と、からなり、前記日付入力手段で入力された日付を基準とし、前記範囲入力手段で入力された範囲を再生対象とする期間に設定することを特徴とする請求項10に記載の再生装置を提供する。
請求項11に係る発明によれば、再生対象とする期間が、入力された日付と、その日付を基準とした範囲で設定される。ここで、たとえば特定の範囲は、前後何日、前何日、後何日や前後何週間、前何週間、後何週間、前後何カ月、前何カ月、後何カ月等で指定される。
請求項12に係る発明は、前記目的を達成するために、再生方法として日付降順又は日付昇順を指示する再生順序指示手段と、前記画像抽出手段で抽出された画像ファイルを前記再生順序指示手段で指示された順に並び替える画像ソート手段と、前記音楽抽出手段で抽出された音楽ファイルを前記再生順序指示手段で指示された順に並び替える音楽ソート手段と、を備え、前記画像再生制御手段は、前記画像抽出手段で抽出された画像ファイルが前記画像ソート手段で並び替えられた順番で再生されるように画像再生を制御し、前記音楽再生制御手段は、前記音楽抽出手段で抽出された音楽ファイルが前記音楽ソート手段で並び替えられた順番で再生されるように音楽再生を制御することを特徴とする請求項10又は11に記載の再生装置を提供する。
請求項12に係る発明によれば、再生方法として日付降順に再生する方法と、日付昇順に再生する方法を指定することができ、指定された順番で抽出された画像ファイル及び音楽ファイルが並び替えられる。これにより、ユーザの好みに応じた再生を行うことができる。
請求項13に係る発明は、前記目的を達成するために、前記音楽抽出手段で抽出された音楽ファイルが、前記期間入力手段で入力された期間内に複数回再生されている場合において、前記音楽ソート手段は、最も再生回数が多い日をその画像ファイルの再生日として音楽ファイルの並び替えを実行することを特徴とする請求項11に記載の再生装置を提供する。
請求項13に係る発明によれば、指定された期間内に複数回再生された音楽ファイルがある場合、最も再生回数が多い日が、その画像ファイルの再生日とされる。
請求項14に係る発明は、前記目的を達成するために、前記画像再生制御手段は、前記画像抽出手段で抽出された画像ファイルが一定の時間間隔で順番に再生されるように画像再生を制御し、前記音楽再生制御手段は、前記音楽抽出手段で抽出された音楽ファイルが一曲ずつ順番に再生されるように音楽再生を制御することを特徴とする請求項9、10、11、12又は13に記載の再生装置を提供する。
請求項14に係る発明によれば、抽出された各画像ファイルが一定の時間間隔で順番に再生されるとともに、抽出された音楽ファイルが一曲ずつ順番に再生される。
請求項15に係る発明は、前記目的を達成するために、一コマ当たりの画像ファイルの再生時間を入力する画像再生時間入力手段と、一曲当たりの音楽ファイルの再生時間を入力する音楽再生時間入力手段と、を備え、前記画像再生制御手段は、前記画像抽出手段で抽出された画像ファイルが前記画像再生時間入力手段で入力された再生時間で順番に再生されるように画像再生を制御し、前記音楽再生制御手段は、前記音楽抽出手段で抽出された音楽ファイルが、前記音楽再生時間入力手段で入力された再生時間で一曲ずつ順番に再生されるように音楽再生を制御することを特徴とする請求項9、10、11、12又は13に記載の再生装置を提供する。
請求項15に係る発明によれば、一コマ当たりの画像ファイルの再生時間と一曲当たりの音楽ファイルの再生時間を指定することができる。これにより、ユーザの好みに応じた再生を行うことができる。
請求項16に係る発明は、前記目的を達成するために、前記画像抽出手段で抽出された画像ファイルの総再生時間を算出する画像総再生時間演算手段と、前記音楽抽出手段で抽出された音楽ファイルの総再生時間を算出する音楽総再生時間演算手段と、前記音楽総再生時間演算手段で算出された音楽ファイルの総再生時間から前記画像抽出手段で抽出された画像ファイルの総枚数を除算して一コマ当りの画像ファイルの再生時間を算出する画像再生時間演算手段と、前記画像総再生時間演算手段で算出された画像ファイルの総再生時間が、前記音楽総再生時間演算手段で算出された音楽ファイルの総再生時間を超えている場合に前記画像ファイルの一コマ当りの再生時間を前記画像再生時間演算手段で算出された再生時間に修正する再生時間修正手段と、を備えたことを特徴とする請求項14に記載の再生装置を提供する。
請求項16に係る発明によれば、抽出された画像ファイルの総再生時間が、抽出された音楽ファイルの総再生時間を超えている場合、一コマ当りの画像ファイルの再生時間が修正され、全音楽ファイルの再生終了と同時に全画像ファイルの再生が終了するように調整される。
請求項17に係る発明は、前記目的を達成するために、請求項8、9、10、11、12、13、14、15又は16に記載の再生装置を備えた撮像装置であって、撮像した画像に撮影日時の情報を付加し、所定フォーマットの画像ファイルとして画像記憶手段に格納することを特徴とする撮像装置を提供する。
請求項17に係る発明によれば、撮像装置に請求項8、9、10、11、12、13、14、15又は16に記載の再生装置が備えられる。
本発明に係る画像再生プログラム、再生装置及び撮像装置によれば、簡単にBGM付きのスライドショーを行うことができる。
以下、添付図面に従って本発明に係る画像再生プログラム、再生装置及び撮像装置を実施するための最良の形態について説明する。
図1及び図2は、それぞれ本発明が適用されたデジタルカメラの正面斜視図と背面斜視図である。
このデジタルカメラ10は、画像の記録・再生機能に加えて音楽ファイルの再生機能を備えたデジタルカメラ10であって、そのカメラ本体12は、四角いカード状に形成されている。
カメラ本体12の正面には、図1に示すように、撮影レンズ14、ストロボ16、ファインダ窓18等が設けられている。ヘッドフォン本体12の上面には、シャッタボタン20、電源スイッチ22等が設けられており、右側面には、デジタルカメラ10をパソコン等にUSB接続するためのUSB端子24、音楽再生用のヘッドフォン等を接続するためのヘッドフォン端子26、スピーカ28等が設けられている。
一方、カメラ本体12の背面には、モニタ30、ファインダ接眼部32、モードスイッチ34、左ボタン36、上下レバー38、右ボタン40、DISPボタン42、BACKボタン44、MENU/OKボタン46等が設けられている。
また、図示しないカメラ本体12の底面には、開閉自在なバッテリカバーが設けられており、そのバッテリカバーの内側にバッテリを装着するためのバッテリ収納室と、メモリカードを装着するためのメモリカードスロットが設けられている。
撮影レンズ14は、沈胴式のズームレンズで構成されており、撮影時にのみカメラ本体12から繰り出される。
シャッタボタン20は、いわゆる「半押し」と「全押し」とからなる二段ストローク式のスイッチで構成されており、このシャッタボタン20を半押しすることにより、デジタルカメラ10は、AE(Automatic Exposure:自動露出)、AF(Auto Focus:自動合焦)、AWB(Automatic WhiteBalance:自動ホワイトバランス)が機能し、全押しすることにより、画像の記録が行われる。
電源スイッチ22は、デジタルカメラ10の電源のON/OFFに用いられ、ON位置とOFF位置との間をスライド自在に設けられている。
モニタ30は、カラー表示が可能な液晶ディスプレイで構成されている。このモニタ30は、再生モード時に撮影済み画像を表示するための表示パネルとして利用されるとともに、各種設定時にユーザインターフェースの表示パネルとして利用される。また、撮影時には必要に応じてスルー画像が表示されて、画角確認用の電子ファインダとして利用される。
モードスイッチ34は、デジタルカメラ10のモード設定に用いられ、「音楽再生位置」、「画像再生位置」、「撮影位置」の間をスライド自在に設けられている。デジタルカメラ10は、このモードスイッチ34を「音楽再生位置」に合わせることにより、「音楽再生モード」に設定され、「画像再生位置」に合わせることにより、「画像再生モード」に設定される。また、このモードスイッチ34を「撮影位置」に合わせることにより、「撮影モード」に設定される。
左ボタン36と上下レバー38と右ボタン40は、設定状況に応じた機能が割り当てられる。
すなわち、撮影中は、左ボタン36が、マクロ機能を切り替えるマクロボタン、上下レバー38が、テレ/ワイドへのズームを指示するズームキー、右ボタン40が、ストロボ機能を切り替えるストロボボタンとして機能する。
また、画像再生中は、左ボタン36が、コマ戻しを指示するコマ戻しボタン、上下レバー38が、表示画像の拡大/縮小を指示するズームキー、右ボタン40が、コマ送りを指示するコマ送りボタンとして機能する。
また、音楽再生中は、左ボタン36が、曲戻しを指示する曲戻しボタン、上下レバー38が、ボリュームのアップ/ダウンを指示するボリュームキー、右ボタン40が、曲送りを指示する曲送りボタンとして機能する。
また、各種設定時には、左ボタン36と上下レバー38と右ボタン40とが一体となり、カーソルを上下左右に移動させるための十字キーとして機能する。
DISPボタン42は、モニタの表示内容の切り替えを指示するボタンとして機能し、BACKボタン44は、入力操作のキャンセル等を指示するボタンとして機能する。また、MENU/OKボタン46は、各モードの通常画面からメニュー画面への遷移を指示するボタン(MENUボタン)として機能するとともに、選択内容の確定、処理の実行等を指示するボタン(OKボタン)として機能する。
図3は、本実施の形態のデジタルカメラ10の電気的構成を示すブロック図である。
同図に示すように、デジタルカメラ10は、主としてCPU100、ROM102、RAM104、VRAM106、EEPROM108、撮影光学系110、撮影光学系駆動部112、撮像素子114、アナログ信号処理部116、A/D変換器118、タイミングジェネレータ(TG)120、画像入力コントローラ122、デジタル信号処理部124、圧縮伸張処理部126、オーディオデコーダ128、ビデオエンコーダ130、メディアコントローラ132、メモリカード134、外部インターフェース136、操作部(シャッタボタン20、電源スイッチ22、モードスイッチ34、左ボタン36、上下レバー38、右ボタン40、DISPボタン42、BACKボタン44、MENU/OKボタン46等)138、ストロボ制御回路140、電源制御回路142、バッテリ144、AE検出部146、AF検出部148、D/A変換器150、増幅器152、USBインターフェース154、時計/カレンダ部156等で構成されている。
CPU100は、デジタルカメラ10の全体の動作を制御する制御部として機能するとともに、各種の演算処理を行う演算手段として機能し、操作部138からの入力に基づき所定の制御プログラムに従ってデジタルカメラ10の各部を制御する。
バス146を介して接続されたROM102には、このCPU100が実行する制御プログラム及び制御に必要な各種データ等が格納されており、EEPROM108には、ユーザ設定情報等のデジタルカメラ10の動作に関する各種設定情報等が格納されている。
また、RAM104は、CPU100の演算作業用領域として利用されるとともに、画像データの一時記憶領域として利用され、VRAM106は、表示用の画像データ専用の一時記憶領域として利用される。
撮影光学系110は、撮影レンズ14を構成し、主として変倍調整を行うためのズームレンズ100Zと、焦点調整を行うためのフォーカスレンズ100Fと、入射光量の調整を行うための絞り100Iとで構成されている。この撮影光学系110は、撮影光学系駆動部112によって、ズームレンズ110Z、フォーカスレンズ110F、絞り110Iの駆動が制御されており、撮影光学系駆動112は、CPU100からの指令に基づいてズームレンズ110Z、フォーカスレンズ110F、絞り110Iの駆動を制御する。
撮像素子114は、所定のカラーフィルタ配列(たとえば、ベイヤ配列)のカラーCCDで構成されている。撮影光学系110を介して撮像素子114の受光面に入射した光は、その受光面に配列された各フォトダイオードによって入射光量に応じた量の信号電荷に変換されて蓄積される。各フォトダイオードに蓄積された信号電荷は、タイミングジェネレータ(TG)120から加えられるタイミング信号に従って順次読み出され、蓄積された電荷の量に応じた電圧信号(画像信号)として撮像素子114から出力される。
アナログ信号処理部116は、CDS回路、AGC回路等を含み、撮像素子114から順次出力される画像信号に対して相関二重サンプリング処理、増幅処理等の所要のアナログ信号処理を施す。
A/D変換器118は、アナログ信号処理部116から出力されたアナログの画像信号をデジタルの画像信号に変換する。
TG120は、CPU100からの指令に基づいて撮像素子114、アナログ信号処理部116、A/D変換器118にタイミング信号を加える。撮像素子114、アナログ信号処理部116、A/D変換器118は、このTG120から加えられるタイミング信号によって同期が図られている。
画像入力コントローラ122は、所定容量のバッファメモリを内蔵しており、CPU100からの指令に従い、A/D変換器118から出力される画像信号を一コマ分蓄積して、RAM104に格納する。
デジタル信号処理部124は、同時化回路、ガンマ補正回路、輪郭補正回路、輝度・色差信号生成回路等を含み、CPU100からの指令に従って画像入力コントローラ122からRAM104に取り込まれた画像信号を処理し、輝度信号と色差信号とからなるYUV信号を生成する。
圧縮伸張処理部126は、CPU100からの指令に従い、画像データの圧縮伸張処理を行う。すなわち、非圧縮の画像データ(YUVデータ)を所定の圧縮フォーマット(たとえば、JPEG)で圧縮処理するとともに、圧縮画像データを伸張処理して、非圧縮の画像データに変換する。
オーディオデコーダ128は、CPU100からの指令に従って所定の圧縮音楽データ(たとえば、MP3やWMA、ATRAC等)の伸張処理を行う。このオーディオデコーダ128で伸張された音楽信号は、D/A変換器150でアナログ信号に変換された後、増幅器152で増幅され、スピーカ28又はヘッドフォン端子26に出力される。なお、ヘッドフォン端子26にヘッドフォンジャックが接続されている場合には、ヘッドフォン端子26に音声信号が出力され、ヘッドフォン端子26にヘッドフォンジャックが接続されていない場合には、スピーカ28に音声信号が出力される。
ビデオエンコーダ130は、CPU100からの指令に従ってYUV信号をモニタ30に出力するための映像信号に変換する。このビデオエンコーダ130で変換された映像信号が、モニタ30に出力され、モニタ30に画像や所定の文字情報が表示される。
メディアコントローラ132は、CPU100からの指令に従ってデジタルカメラ10に装着されたメモリカード134へのデータの読み書きを制御する。
ストロボ制御回路140は、CPU100からの指令に従ってストロボ16の発光を制御する。
電源制御回路142は、CPU100からの指令に従ってバッテリ144からデジタルカメラ10の各部への電力供給を制御する。
AE検出部146は、CPU100からの指令に従ってAE制御に必要な物理量を算出する。たとえば、AE制御に必要な物理量として、1画面部の画像信号を複数のエリア(例えば、16×16)に分割し、分割したエリアごとにR、G、Bの画像信号の積算値を算出する。CPU100は、このAE検出部146から得た積算値に基づいて被写体の明るさ(被写体輝度)を検出し、所定のプログラム線図から絞り値とシャッタスピードを決定する。
AF検出部148は、CPU100からの指令に従ってAF制御に必要な物理量を算出する。本実施の形態のデジタルカメラ10では、画像のコントラストによりAF制御を行うものとし、AF検出部148は、入力された画像信号から画像の鮮鋭度を示す焦点評価値を算出する。CPU100は、このAF検出部148で算出される焦点評価値が極大となるように、フォーカスレンズ110Fの移動を制御する。
USBインターフェース154は、CPU100からの指令に従い、USB端子24に接続されたパソコン等の外部機器との間でUSB規格に従った通信を制御する。
時計/カレンダ部156は、現在日時を計時し、CPU100に出力する。CPU100は、この時計/カレンダ部156からの日時情報に基づいて音楽ファイルの再生日時情報、画像ファイルの撮影日時情報等を取得する。
次に、上記のように構成された本実施の形態のデジタルカメラ10の作用について説明する。
上述したように、本実施の形態のデジタルカメラ10は、画像の記録/再生機能に加えて、音楽ファイルの再生機能を備えている。
まず、本実施の形態のデジタルカメラ10における基本的な撮影機能について説明する。
この場合、ユーザはモードスイッチ34を撮影位置にスライドさせ、デジタルカメラ10のモードを撮影モードに設定する。この状態でデジタルカメラの電源をONすると、CPU100は、撮影光学系駆動部112にコマンドを出力し、フォーカスレンズ100Fとズームレンズ100Zを撮影スタンバイ位置まで移動させる。
ここで、モニタ30の表示がON設定にされている場合には、モニタ30にスルー画像が表示される。スルー画像の表示は、撮像素子114から画像信号を連続的に取り込むことにより行われる。すなわち、撮像素子114で連続的に画像を撮像し、得られた画像信号をデジタル信号処理部124で連続的に処理して、YUV信号を連続的に生成する。生成されたYUV信号はVRAM106に逐次格納され、VRAM106からビデオエンコーダ130に加えられる。そして、ビデオエンコーダ130で映像信号に変換され、外部インターフェース136を介してモニタ30に出力される。これにより、撮像素子114で連続的に捉えた画像が、スルー画像としてモニタ30に表示される。
撮影者は、このモニタ30の表示を見ながらズーム操作等を行い、構図を決定する。そして、構図が決まったところで、シャッタボタン20を半押しする。
シャッタボタン20が半押しされると、CPU100にS1オン信号が出力され、このS1オン信号に応動して、CPU100は、AE、AF処理を実行する。すなわち、撮像素子114から得られた画像信号をAE検出部146に加えて積算値を取得し、得られた積算値から被写体の明るさを求めて、適正露出を得るための絞り値とシャッタスピードを決定する。また、撮像素子114から得られた画像信号をAF検出部148に加えて焦点評価値を取得し、その焦点評価値が最大になるようにフォーカスレンズ110Fの移動を制御して、ピント調整を行う。
撮影者は、モニタ30の表示を見てピント状態を確認し、シャッタボタン20を全押しする。
シャッタボタン20が全押しされると、CPU100にS2オン信号が出力され、このS2オン信号に応動して、CPU100は、記録処理を実行する。
すなわち、AEで設定された絞り値、シャッタ速度で撮像素子114を露光させ、記録用の画像を撮像する。
得られた画像信号は、アナログ信号処理部116、A/D変換器118、画像入力コントローラ122を介してRAM104に取り込まれ、デジタル信号処理部124に加えられる。デジタル信号処理部124は、入力された画像信号に所要の信号処理を施してYUV信号を生成する。生成されたYUV信号は、RAM104に一旦格納された後、圧縮伸張処理部126に加えられ、所定の圧縮フォーマットで圧縮される。圧縮された圧縮画像データは、RAM104に格納され、メディアコントローラ132を介してメモリカード134に記録される。
この際、圧縮画像データは、所定の画像フォーマット(ここでは、たとえばExif)の画像ファイルとしてメモリカード134に記録される。
なお、Exif形式の画像ファイルは、図4に示すように、付属情報を画像ファイルヘッダ部にタグ形式で記録することができるようにされており、その付属情報タグには、図5に示すように、バージョンに関する情報や画像データの特性に関する情報、構造に関する情報、ユーザ情報、関連ファイル情報、日時に関する情報、撮影条件に関する情報、IFDへのポインタに関する情報等の撮影した画像に関する撮影データがタグ形式で記録できるようにされている。
ここで、ユーザ情報に関するタグであるメーカノートには、メーカが個別の情報を記入することができるようにされており、また、ユーザコメントには、ユーザがキーワードやコメントを書き込むことができるようにされている。
また、撮影条件に関するタグには、図5に別表で示すように、撮影時の露出時間やFナンバー、露出プログラム、スペクトル感度、ISOスピードレート、光電変換関数、シャッタスピード、絞り値、輝度値、露出補正値、レンズ最小F値、被写体距離、測光方式、光源、フラッシュ、レンズ焦点距離、フラッシュ強度、空間周波数応答、焦点面の幅の解像度、焦点面の高さの解像度、焦点面解像度単位、被写***置、露出インデックス、センサー方式、ファイルソース、シーンタイプ、CFAパターン等が記録できるようにされている。
撮影された画像データは、これらの付属情報が付されたEixf形式の画像ファイルとしてメモリカード134に記録される。
また、画像ファイルは、メモリカード134に記録する際、所定の記録フォーマット(ここでは、DCF形式)に従ってメモリカード134に記録される。すなわち、図6に示すように、メモリカード134の記憶領域に階層的に作成されたフォルダの中のDCFフォルダに格納される。この画像ファイルを格納するDCFフォルダは、DCFイメージルートフォルダの直下に作成されており、DCFイメージルートフォルダは、ルートフォルダの直下に作成されている。また、このDCFフォルダには、9999枚の画像ファイルを格納することができるようにされており、最大900のDCFフォルダを作成することができるようにされている。
本実施の形態のデジタルカメラ10では、図6に示すように、「DCIM」というフォルダ名のDCFイメージルートフォルダの下位層に「***_FUJI」(***は、3桁の数字からなるフォルダ番号であり、100から順に連続番号が付与される。)というフォルダ名のDCFフォルダを作成し、このDCFフォルダに自機で撮影した画像ファイルを格納するようにされている。したがって、「100_XXXX」というように、「***_FUJI」というフォルダ名以外のフォルダは、他の機器で生成された画像ファイルが格納されていることになる。
また、各DCFフォルダに格納される画像ファイルには、「DSCF****」というように、アルファベット4文字(ここでは「DSCF」)と4桁のファイル番号とを組み合わせたファイル名が付与される。ファイル番号は0001から撮影順に連続番号として付与される。
次に、本実施の形態のデジタルカメラ10における音楽ファイルの再生機能について説明する。
この場合、ユーザはモードスイッチ34を音楽再生位置にスライドさせ、デジタルカメラ10のモードを画像再生モードに設定する。この状態でデジタルカメラ10の電源をONすると、CPU100は、音楽の再生処理を実行する。
すなわち、まず、CPU100は、メディアコントローラ132を介してメモリカード134にアクセスし、前回最後に再生された圧縮音楽ファイルを読み出す。そして、その読み出した圧縮音楽ファイルをオーディオエンコーダ128に加えて伸張処理し、非圧縮の音声信号に変換する。そして、その伸張した音声信号をD/A変換器150でアナログ信号に変換し、増幅器152で増幅したのち、スピーカ28又はヘッドフォン端子26に出力する。この際、ヘッドフォン端子26にヘッドフォンが接続されている場合には、ヘッドフォンに音声信号を出力し、接続されていない場合には、スピーカ28に音声信号を出力する。これにより、スピーカ28又はヘッドフォンで音楽が再生される。
この音楽再生中にユーザが右ボタン40を押下すると、CPU100は、メモリカード134に記録されている次の圧縮音楽ファイル(ファイル名順に並べたときの次の圧縮音楽ファイル)を読み出して、伸張処理し、D/A変換器150、増幅器152を介してスピーカ28又はヘッドフォン端子26に出力する。これにより、再生中の音楽がスキップされ、次の曲が再生される。
また、この音楽再生中にユーザが左ボタン36を押下すると、CPU100は、メモリカード134に記録されている一つ前の圧縮音楽ファイル(ファイル名順に並べたときの一つ前の圧縮音楽ファイル)を読み出して、伸張処理し、D/A変換器150、増幅器152を介してスピーカ28又はヘッドフォン端子26に出力する。これにより、再生中の音楽がスキップされ、一つ前の曲が再生される。
なお、音楽ファイルの再生に際して、CPU100は、各音楽ファイルの再生履歴を管理する。すなわち、各音楽ファイルの再生日時の情報を管理する。この再生履歴情報は、たとえば、図7に示すように、各音楽ファイルのヘッダ部に記録される。この他、図8に示すように、管理ファイルを作成し、その管理ファイルにメモリカード内の各音楽ファイルの再生履歴を管理するようにしてもよい。
また、音楽ファイルは、図6に示すように、たとえばルートフォルダの下に音楽ファイル専用のフォルダ(MUSICルートフォルダ)を作成し、そのフォルダの下に任意にフォルダ(MUSICフォルダ)を作成して記録するものとする。
次に、本実施の形態のデジタルカメラ10における画像再生機能について説明する。
この場合、ユーザはモードスイッチ34を画像再生位置にスライドさせ、デジタルカメラ10のモードを画像再生モードに設定する。この状態でデジタルカメラ10の電源をONすると、CPU100は、画像の再生処理を開始する。
すなわち、まず、CPU100は、メディアコントローラ132を介してメモリカード134にアクセスし、メモリカード134に最後に記録された画像ファイルの圧縮画像データを読み出す。そして、その読み出した圧縮画像ファイルを圧縮伸張処理部126に加えて伸張処理し、非圧縮の画像データ(YUVデータ)としてVRAM106に格納する。VRAM106に格納されたYUVデータは、ビデオエンコーダ130に加えられて所定の映像信号に変換された後、モニタ30に出力される。これにより、メモリカード134に最後に記録された画像がモニタ30に再生表示される。
この後、右ボタン40が押され、コマ送りの指示が与えられると、CPU100は、メディアコントローラ132を介してメモリカード134にアクセスし、次の画像ファイル(画像ファイルをファイル名順に並べた時の次の画像ファイル)の圧縮画像データを読み出す。そして、その読み出した圧縮画像データを圧縮伸張処理部126に加えて伸張処理してVRAM106に格納する。VRAM106に格納されたYUVデータは、ビデオエンコーダ130に加えられて所定の映像信号に変換された後、モニタ30に出力される。これにより、次のコマの画像がモニタ30に再生表示される。
また、左ボタン36が押され、コマ戻しの指示が与えられると、CPU100は、メディアコントローラ132を介してメモリカード134にアクセスし、前の画像ファイル(画像ファイルをファイル名順に並べた時の前の画像ファイル)の圧縮画像データを読み出す。そして、その読み出した圧縮画像データを圧縮伸張処理部126に加えて伸張処理し、VRAM106にする。VRAM106に格納されたYUVデータは、ビデオエンコーダ130に加えられて所定の映像信号に変換された後、モニタ30に出力される。
このように、通常の再生モードの下では、左ボタン36および右ボタン40のボタン操作によって、画像のコマ戻し、コマ送りが行われる。メモリカード134に記録されている画像が順次再生される。
なお、この再生モードには、複数の画像ファイルを順番に自動再生するスライドショーの機能が備えられている。以下、このスライドショーの機能について説明する。
本実施の形態のデジタルカメラ10では、スライドショーの再生方法として、従来から行われている再生方法、たとえば、メモリカード内の全画像ファイルを順に再生する方法や特定のフォルダに格納されている画像ファイルを順に再生する方法などに加えて、次の再生方法が用意されている。
すなわち、(1)再生中の画像が撮影された日に聞いていた音楽をBGMとして流しながらスライドショー再生する方法(第1の方法)と、(2)期間を指定し、その期間に聞いていた音楽をBGMとして流しながら、その期間に撮影された画像を順に再生してスライドショー再生する方法(第2の方法)とが用意されている。
まず、第1の方法、すなわち、再生中の画像が撮影された日に聞いていた音楽をBGMとして流しながらスライドショー再生する方法について説明する。
図9は、第1の方法のスライドショーの実行手順を示すフローチャートである。
同図に示すように、この場合、まず、メモリカード134に記録されている画像ファイルに対して撮影日でグルーピングを行う。すなわち、同じ撮影日の情報を有する画像ファイル同士をグループ化する(ステップS10)。
また、メモリカード134に記録されている音楽ファイルに対して再生日でグルーピングを行う。すなわち、同じ再生日の再生履歴を有する音楽ファイル同士をグループ化する(ステップS11)。
次に、グループ化した情報に基づいて撮影日と再生日が同じグループが存在するか否かを判定する(ステップS12)。
この判定の結果、撮影日と再生日が同じグループが存在しない場合は、再生する画像がない旨のエラーメッセージを表示し(ステップS16)、処理を終了する。
一方、撮影日と再生日が同じグループが存在する場合は、図10に示すように、そのグループ同士をリンクさせ、関連付けて抽出する(ステップS17)。そして、図11に示すように、抽出した画像ファイルグループの画像ファイルを順に再生する(ステップS18)。これと同時に抽出した音楽ファイルグループの音楽を順に再生する。
これにより、再生中の画像を撮影した日に聞いていた音楽がBGMとして流れながらスライドショー再生が行われる。そして、このように、撮影当時に聞いていた音楽をBGMとして流れながらスライドショー再生を行うことにより、ユーザは、視覚と聴覚で当時を振り返りながら、スライドショーを楽しむことができる。
なお、上記の例では、画像ファイル及び音楽ファイルの再生順序については、特に言及していないが、ファイル名順(降順又は昇順)に再生してもよいし、撮影日時順又は再生日時順(降順又は昇順)に再生してもよい。また、音楽ファイルについては、再生回数が多い順に再生してもよい。さらに、ランダムに再生してもよい。また、これらの再生方法をユーザが選択できるようにしてもよい。この場合において、再生順序の設定は、再生を開始する前に行ってもよいし、初期設定などであらかじめ行うようにしてもよい。また、設定操作は、たとえばモニタ30に設定画面を出力して行うようにする。
また、音楽ファイルが複数回の再生履歴を有する場合には、各再生日の情報を利用してグループ化してもよいし、最も再生回数が多い日をその音楽ファイルの再生日としてグループ化してもよい。あるいは、最初又は最後に再生した日をその音楽ファイルの再生日としてグループ化してもよい。
また、一コマ当りの画像ファイルの再生時間は、ユーザが任意に設定できるようにしてもよい。また、音楽ファイルの総再生時間を画像ファイルの総再生枚数で除算した値を一コマ当りの画像ファイルの再生時間とし、音楽ファイルの再生と画像ファイルの再生とが同時に終わるようにしてもよい。
また、グループ化した全ての音楽ファイルの再生が終了する前にグループ化した全ての画像ファイルの再生が終了した場合には、全ての音楽ファイルの再生が終了するまで、画像ファイルの再生を繰り返してもよい。その逆にグループ化した全ての画像ファイルの再生が終了する前にグループ化した全ての音楽ファイルの再生が終了した場合には、全ての画像ファイルの再生が終了するまで、音楽ファイルの再生を繰り返してもよい。
また、音楽ファイルは一曲ずつ順に再生するようにしてもよいし、一定時間再生したら、次の曲に切り替わるようにしてもよい。また、その設定をユーザが任意に行えるようにしてもよい。
次に、第2の方法、すなわち、期間を指定し、その期間に聞いていた音楽をBGMとして流しながら、その期間に撮影された画像を順に再生してスライドショー再生する方法について説明する。
この第2の方法では、指定された期間に撮影された画像ファイルを抽出するとともに、指定された期間に再生された音楽ファイルを抽出し、同時に再生することにより行われる。
図12は、第2の方法のスライドショーの実行手順を示すフローチャートである。
まず、期間の指定を行う(ステップS20)。この期間の指定は、たとえば、特定の日付と、その特定の日付を基準とした範囲を指定して行われる。たとえば、特定の日付として、2005年5月25日、範囲として、その前後1カ月というようにして期間を指定する。なお、この場合、期間は、2004年4月25日から2004年6月25日に設定される。
この期間の指定操作は、たとえば、図13に示すように、モニタ30を利用して行われる。すなわち、範囲は、同図(a)に示すように、方向(前後/前/後)と、数(0/1/2/3/4/5/6/7/8/9)と、年月日(時間/日/週/月/年)の各項目の値を設定して行い、日付は、同図(b)に示すように、年、月、日の各項目の値を設定して行う。各項目の値は、設定しようとする項目の位置にカーソルを移動させ、上下レバー38を操作すると、順に切り替えられて表示される。また、カーソルの移動は、右ボタン40と左ボタン36のボタン操作で行われ、MENU/OKボタン46を押すと、設定が完了する。
なお、第2の方法によるスライドショーを実行すると、まず、図13(a)に示す範囲の設定画面が表示され、範囲の設定が完了すると、図13(b)に示す日付の設定が行われる。
また、範囲の設定で数の項目を「0」に設定すると、日付のみが期間として設定される。すなわち、特定の日付の画像のみが抽出対象(再生対象)に設定される。
期間の設定が完了すると、CPU100は、図14に示すように、メモリカード134に記録されている画像ファイルの中から設定された期間に撮影された画像ファイルを抽出する(ステップS21)。すなわち、設定された期間に該当する撮影日の情報を有する画像ファイルを抽出する。そして、その抽出結果に基づいて設定された期間内に撮影された画像ファイルの有無を判定する(ステップS22)。
ここで、設定された期間内に撮影された画像ファイルがない場合は、その旨を伝えるエラーメッセージ(たとえば、「画像がありません」等)をモニタ30に表示し(ステップS29)、処理を終了する。
一方、設定された期間内に撮影された画像ファイルが存在すると判定すると、CPU100は、図14に示すように、メモリカード134に記録されている音楽ファイルの中から設定された期間内に再生された音楽ファイルを抽出する(ステップS23)。そして、その抽出結果に基づいて設定された期間内に再生された音楽ファイルの有無を判定する(ステップS24)。
ここで、設定された期間内に再生された音楽ファイルがない場合は、その旨を伝えるメッセージとともに、画像のみを再生するか否かを問い合わせるメッセージを表示させる。
ユーザは、このメッセージに応じて画像のみを再生するか否かを判断し、その結果を入力する(たとえば、画像のみ再生する場合は、MENU/OKボタン46を押下し、再生しない場合はBACKボタン44を押下する。)。
CPU100は、このユーザからの入力に基づいて画像のみを再生するか否か判定する(ステップS27)。そして、画像のみ再生すると判定すると、抽出した画像を順に再生し(ステップS28)、再生しないと判定すると、処理を終了する。
一方、ステップS24で設定された期間内に再生された音楽ファイルがあると判定すると、CPU100は、抽出した画像ファイルを順に再生する(ステップS25)。また、これと同時に抽出した音楽ファイルを順に再生する(ステップS26)。
このように、第2の方法では、期間を指定すると、その期間に聞いていた音楽をBGMとして流しながら、その期間に撮影された画像がスライドショー再生される。これにより、当時を視覚と聴覚で振り返りながら、スライドショーを楽しむことができる。
なお、上記の例では、抽出した画像ファイル及び音楽ファイルの再生順序については、特に言及していないが、ファイル名順(降順又は昇順)に再生してもよいし、撮影日時順又は再生日時順(降順又は昇順)に再生してもよい。また、音楽ファイルについては、再生回数順に再生してもよい。さらにランダムに再生してもよい。また、これらの再生方法をユーザが選択できるようにしてもよい。この場合において、再生順序の設定は、再生を開始する前に行ってもよいし、初期設定などであらかじめ行うようにしてもよい。また、設定操作は、たとえばモニタ30に設定画面を出力して行うようにする。
なお、ファイル名順、撮影日時順又は再生日時順、再生回数順等で再生する場合には、CPU100は、必要な並べ替え処理を実行する。
たとえば、画像ファイルを撮影日時順で再生し、音楽ファイルを再生日時順で再生する場合には、図15に示すように、抽出した画像ファイルを撮影日時順に並び替えるとともに、抽出した音楽ファイルを再生日順に並び替える。
この場合において、図16に示すように、抽出された音楽ファイルが、指定された期間内に複数回再生されている場合には、再生回数が最も多い日をその音楽ファイルの再生日として音楽ファイルの並び替えを行う。
たとえば、図16において、Track01は、「2004/05/21」に1回、「2004/05/22」に3回、「2004/05/29」に1回再生されているので、最も再生回数の多い「2004/05/22」(3回再生)が、Track01の再生日とされる。同様にTrack02は、「2004/05/24」に1回、「2004/05/25」に2回再生されているので、最も再生回数の多い「2004/05/25」(2回再生)が、Track01の再生日とされ、Track03は、「2004/05/10」に3回、「2004/05/12」に2回、「2004/05/13」に1回再生されているので、最も再生回数の多い「2004/05/10」が、Track03の再生日とされる。
したがって、この場合、Track03(2004/05/10)→Track01(2004/05/22)→Track02(2004/05/25)の順で並び替えられる(再生日時昇順)。
なお、音楽ファイルの再生履歴の管理方法として、再生日ごとの回数を管理してもよい。この場合、再生日時として、その日に最初に再生された日時を記録し、その日時情報とともに、その日に再生された回数を記録する。これにより、回数による再生日時の決定が容易になる。
また、最初又は最後に再生された日をその音楽ファイルの再生日として並び替えをしてもよい。
また、再生回数順に再生する場合には、その期間に再生された各音楽ファイルの総再生回数が多い順(又は少ない順)に並び替えて再生する。
また、一コマ当りの画像ファイルの再生時間は、ユーザが任意に設定できるようにしてもよいし、あらかじめ設定された時間で再生してもよい。この場合において、音楽ファイルも同時に切り替わるようにしてもよい。すなわち、音楽ファイルと画像ファイルとが、同時に切り替わるようにしてもよい。
また、音楽ファイルの切り替わりと同期させて画像ファイルをコマ送りしてもよい。
また、一定時間で画像ファイルをコマ送りする場合において、画像ファイルの総再生時間(=一コマ当りの再生時間×総再生枚数)が、音楽ファイルの総再生時間を超えている場合には、音楽ファイルの再生と画像ファイルの再生が同時に終わるように、画像ファイルの一コマ当りの再生時間を修正してもよい。すなわち、音楽ファイルの総再生時間を画像ファイルの総再生枚数で除算した値(=音楽ファイルの総再生時間÷画像ファイルの総再生枚数)を一コマ当りの画像ファイルの再生時間に設定して、スライドショー再生を行ってもよい。
なお、この設定は画像ファイルの総再生時間が、音楽ファイルの総再生時間を超えていない場合にも適用することができる。
なお、画像ファイルの総再生時間が、音楽ファイルの総再生時間を超えていない場合には、音楽ファイルの再生が終了するまで、画像ファイルを繰り返し再生してもよい。
以上説明したように、本実施の形態のデジタルカメラ10では、撮影当時に聴いていた音楽をBGMとして流しながら、画像をスライドショー再生するので、当時を視覚と聴覚で振り返りながら、スライドショー再生を楽しむことができる。
なお、本実施の形態では、本発明を画像ファイルと音楽ファイルの再生機能を備えたデジタルカメラに適用した場合を例に説明したが、本発明の適用は、これに限定されるものではなく、画像ファイルと音楽ファイルの再生機能を備えた機器全般に適用することができる。たとえば、画像ファイルの撮影、再生及び音楽ファイルの再生機能を備えたカメラ付き携帯電話機やビデオカメラ、画像ファイルの再生及び音楽ファイルの再生機能を備えたミュージックプレイヤー(いわゆるMP3プレイヤー)等にも適用することができる。
また、上記の機能をパソコン等で実行するアプリケーションプログラムとして提供することもできる。
また、本実施の形態では、音楽ファイルの再生履歴として、各音楽ファイルの再生日時を管理しているが、再生日のみを記録して管理してもよいし、再生日とその日の再生回数を記録して管理してもよい。
また、再生履歴情報を各音楽ファイルに負荷情報として記録するのではなく、別途用意した管理ファイルで管理するようにしてもよい。
同様に画像ファイルも別途用意した管理ファイルで撮影日時情報を管理してもよい。
10…デジタルカメラ、12…カメラ本体、14…撮影レンズ、16…ストロボ、18…ファインダ窓、20…シャッタボタン、22…電源スイッチ、24…USB端子、26…ヘッドフォン端子、28…スピーカ、30…モニタ、32…ファインダ接眼部、34…モードスイッチ、36…左ボタン、38…上下レバー、40…右ボタン、42…DISPボタン、44…BACKボタン、46…MENU/OKボタン、100…CPU、102…ROM、104…RAM、106…VRAM、108…EEPROM、110…撮影光学系、112…撮影光学系駆動部、114…撮像素子、116…アナログ信号処理部、118…A/D変換器、120…タイミングジェネレータ(TG)、122…画像入力コントローラ、124…デジタル信号処理部、126…圧縮伸張処理部、128…オーディオデコーダ、130…ビデオエンコーダ、132…メディアコントローラ、134…メモリカード、136…外部インターフェース、138…、140…ストロボ制御回路、142…電源制御回路、144…バッテリ、146…AE検出部、148…AF検出部、150…D/A変換器、152…増幅器、154…USBインターフェース、156…時計/カレンダ部
Claims (17)
- 音楽ファイルを再生しながら、複数の画像ファイルを順番に再生する画像再生プログラムであって、
所定の画像記憶領域に格納され、撮影日時の情報を有する画像ファイルに対して同じ撮影日の情報を有する画像ファイル同士をグループ化する機能と、
所定の音楽記憶領域に格納され、再生履歴の情報を有する音楽ファイルに対して同じ再生日の情報を有する音楽ファイル同士をグループ化する機能と、
撮影日と再生日とが一致する画像ファイルのグループと音楽ファイルのグループとを抽出する機能と、
抽出したグループの画像ファイルを順番に再生する機能と、
画像ファイルを再生しているグループの撮影日と同じ再生日のグループの音楽ファイルを順番に再生する機能と、
をコンピュータに実現させることを特徴とする画像再生プログラム。 - 音楽ファイルを再生しながら、複数の画像ファイルを順番に再生する画像再生プログラムであって、
再生対象とする期間の指定を受け付ける機能と、
所定の画像記憶領域に格納され、撮影日時の情報を有する画像ファイルの中から指定された期間に撮影された画像ファイルを抽出する機能と、
所定の音楽記憶領域に格納され、再生履歴の情報を有する音楽ファイルの中から指定された期間に再生された音楽ファイルを抽出する機能と、
抽出した画像ファイルを順番に再生するとともに、抽出した音楽ファイルを順番に再生する機能と、
をコンピュータに実現させることを特徴とする画像再生プログラム。 - 前記期間は、特定の日付と、その特定の日付を基準とした特定の範囲が指定されることを特徴とする請求項2に記載の画像再生プログラム。
- 再生方法として日付降順又は日付昇順の指定を受け付ける機能と、
抽出された画像ファイルを指定された順番に並び替える機能と、
抽出された画像ファイルを指定された順番に並び替える機能と、
抽出された画像ファイルを並び替えた順番で再生するとともに、抽出された音楽ファイルを並び替えた順番で再生する機能と、
をコンピュータに実現させることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像再生プログラム。 - 抽出した音楽ファイルが、前記指定された期間内に複数回再生されている場合において、最も再生回数が多い日をその画像ファイルの再生日とすることを特徴とする請求項4に記載の画像再生プログラム。
- 抽出した画像ファイルを一定の時間間隔で順番に再生するとともに、抽出した音楽ファイルを一曲ずつ順番に再生する機能をコンピュータに実現させることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載の画像再生プログラム。
- 再生方法として一コマ当たりの画像ファイルの再生時間と一曲当たりの音楽ファイルの再生時間の指定を受け付ける機能と、
抽出した画像ファイルを指定された再生時間の間隔で順番に再生するとともに、抽出した音楽ファイルを指定された再生時間の間隔で順番に再生する機能をコンピュータに実現させることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載の画像再生プログラム。 - 抽出した画像ファイルの総再生時間が、抽出した音楽ファイルの総再生時間を超えている場合において、抽出した音楽ファイルの総再生時間から抽出した画像ファイルの総枚数を除算して一コマ当りの画像ファイルの再生時間を修正する機能をコンピュータに実現させることを特徴とする請求項6に記載の画像再生プログラム。
- 音楽ファイルを再生する音楽再生手段と、画像ファイルを再生する画像再生手段とを備えた再生装置であって、
撮影日時の情報を有する画像ファイルが格納された画像記憶手段と、
再生履歴の情報を有する音楽ファイルが格納された音楽記憶手段と、
前記画像記憶手段に格納された画像ファイルに対して同じ撮影日の情報を有する画像ファイル同士をグループ化する画像分類手段と、
前記音楽記憶領域に格納された音楽ファイルに対して同じ再生日の情報を有する音楽ファイル同士をグループ化する音楽分類手段と、
撮影日と再生日とが一致する画像ファイルのグループと音楽ファイルのグループとを抽出する抽出手段と、
前記抽出手段で抽出されたグループの画像ファイルが順番に再生されるように前記画像再生手段での画像再生を制御する画像再生制御手段と、
画像ファイルを再生しているグループの撮影日と同じ再生日のグループの音楽ファイルが順番に再生されるように前記音楽再生手段での音楽再生を制御する音楽再生制御手段と、
を備えたことを特徴とする再生装置。 - 音楽ファイルを再生する画像再生手段と、画像ファイルを再生する画像再生手段とを備えた再生装置であって、
撮影日時の情報を有する画像ファイルが格納された画像記憶手段と、
再生履歴の情報を有する音楽ファイルが格納された音楽記憶手段と、
再生対象とする期間を入力する期間入力手段と、
前記画像記憶手段に格納された画像ファイルの中から前記期間入力手段で入力された期間に撮影された画像ファイルを抽出する画像抽出手段と、
前記音楽記憶手段に格納された音楽ファイルの中から前記期間入力手段で入力された期間に再生された音楽ファイルを抽出する音楽抽出手段と、
前記画像抽出手段で抽出された画像ファイルが順番に再生されるように前記画像再生手段での画像再生を制御する画像再生制御手段と、
前記音楽抽出手段で抽出された音楽ファイルが順番に再生されるように前記音楽再生手段での音楽再生を制御する音楽再生制御手段と、
を備えたことを特徴とする再生装置。 - 前記期間入力手段は、
日付を入力する日付入力手段と、
範囲を入力する範囲入力手段と、
からなり、前記日付入力手段で入力された日付を基準とし、前記範囲入力手段で入力された範囲を再生対象とする期間に設定することを特徴とする請求項10に記載の再生装置。 - 再生方法として日付降順又は日付昇順を指示する再生順序指示手段と、
前記画像抽出手段で抽出された画像ファイルを前記再生順序指示手段で指示された順に並び替える画像ソート手段と、
前記音楽抽出手段で抽出された音楽ファイルを前記再生順序指示手段で指示された順に並び替える音楽ソート手段と、
を備え、前記画像再生制御手段は、前記画像抽出手段で抽出された画像ファイルが前記画像ソート手段で並び替えられた順番で再生されるように画像再生を制御し、前記音楽再生制御手段は、前記音楽抽出手段で抽出された音楽ファイルが前記音楽ソート手段で並び替えられた順番で再生されるように音楽再生を制御することを特徴とする請求項10又は11に記載の再生装置。 - 前記音楽抽出手段で抽出された音楽ファイルが、前記期間入力手段で入力された期間内に複数回再生されている場合において、前記音楽ソート手段は、最も再生回数が多い日をその画像ファイルの再生日として音楽ファイルの並び替えを実行することを特徴とする請求項11に記載の再生装置。
- 前記画像再生制御手段は、前記画像抽出手段で抽出された画像ファイルが一定の時間間隔で順番に再生されるように画像再生を制御し、前記音楽再生制御手段は、前記音楽抽出手段で抽出された音楽ファイルが一曲ずつ順番に再生されるように音楽再生を制御することを特徴とする請求項9、10、11、12又は13に記載の再生装置。
- 一コマ当たりの画像ファイルの再生時間を入力する画像再生時間入力手段と、
一曲当たりの音楽ファイルの再生時間を入力する音楽再生時間入力手段と、
を備え、前記画像再生制御手段は、前記画像抽出手段で抽出された画像ファイルが前記画像再生時間入力手段で入力された再生時間で順番に再生されるように画像再生を制御し、前記音楽再生制御手段は、前記音楽抽出手段で抽出された音楽ファイルが、前記音楽再生時間入力手段で入力された再生時間で一曲ずつ順番に再生されるように音楽再生を制御することを特徴とする請求項9、10、11、12又は13に記載の再生装置。 - 前記画像抽出手段で抽出された画像ファイルの総再生時間を算出する画像総再生時間演算手段と、
前記音楽抽出手段で抽出された音楽ファイルの総再生時間を算出する音楽総再生時間演算手段と、
前記音楽総再生時間演算手段で算出された音楽ファイルの総再生時間から前記画像抽出手段で抽出された画像ファイルの総枚数を除算して一コマ当りの画像ファイルの再生時間を算出する画像再生時間演算手段と、
前記画像総再生時間演算手段で算出された画像ファイルの総再生時間が、前記音楽総再生時間演算手段で算出された音楽ファイルの総再生時間を超えている場合に前記画像ファイルの一コマ当りの再生時間を前記画像再生時間演算手段で算出された再生時間に修正する再生時間修正手段と、
を備えたことを特徴とする請求項14に記載の再生装置。 - 請求項8、9、10、11、12、13、14、15又は16に記載の再生装置を備えた撮像装置であって、撮像した画像に撮影日時の情報を付加し、所定フォーマットの画像ファイルとして画像記憶手段に格納することを特徴とする撮像装置。
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JP2005304744A JP2007116370A (ja) | 2005-10-19 | 2005-10-19 | 画像再生プログラム、再生装置及び撮像装置 |
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2005
- 2005-10-19 JP JP2005304744A patent/JP2007116370A/ja active Pending
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