JP6551516B2 - ロボットシステム - Google Patents

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Description

本開示は、ロボットシステム、生産システム及び搬送システムに関する。
特許文献1には、作業ライン上を移動する移動体と、移動体上の被作業物に所定の作業を行う作業ロボットとを備える作業装置が開示されている。
特開平4−8435号公報
ロボットを用いた生産設備において、生産効率の更なる向上が望まれる場合がある。そこで本開示は、生産効率を向上させることができるロボットシステム、生産システム及び搬送装置を提供することを目的とする。
本開示の一形態に係るロボットシステムは、第一多関節ロボットと、第一多関節ロボットを第一ラインに沿って走行させる第一搬送装置と、第一ラインの周囲に配置された第二多関節ロボットと、組立体の第一部品を保持して搬送するように第一多関節ロボット及び第一搬送装置を制御すること、第一多関節ロボットが保持した第一部品に他の部品を装着するように第二多関節ロボットを制御すること、を実行するように構成されたコントローラと、を備える。
本開示の一形態に係る生産システムは、複数の上記ロボットシステムを備え、他のロボットシステムの後段に位置するロボットシステムにおいて、コントローラは、前段のロボットシステムのバッファに収容された組立体を第一部品として取り出すように第一多関節ロボットを制御する。
本開示の一形態に係る搬送システムは、第一多関節ロボットと、第一多関節ロボットを第一ラインに沿って走行させる第一搬送装置と、組立体の第一部品を保持し、他の部品を装着可能な位置及び姿勢に配置するように第一多関節ロボット及び第一搬送装置を制御するコントローラと、を備える。
本開示によれば、生産効率を向上させることができる。
ロボットシステムの平面図である。 図1中のII−II線に沿う断面図である。 第一ストッカの概略構成を示す模式図である。 第一ストッカの動作手順を示す模式図である。 第一ストッカの動作手順を示す模式図である。 第一ストッカの動作手順を示す模式図である。 第一ストッカの動作手順を示す模式図である。 第二ストッカの概略構成を示す模式図である。 第三ストッカの概略構成を示す模式図である。 コントローラのハードウェア構成図である。 組立手順を示すフローチャートである。 第一ストッカから第一部品を取り出している状態を示す模式図である。 第三ストッカから部品を取り出している状態を示す模式図である。 第二ストッカから部品を取り出している状態を示す模式図である。 第一部品に他の部品を装着している状態を示す模式図である。 第一部品に更に他の部品を装着している状態を示す模式図である。 第一部品に他の部品を装着する作業の変形例を示す模式図である。 第一部品に他の部品を装着する作業の変形例を示す模式図である。 第一部品に最後の部品を装着している状態を示す模式図である。 第一多関節ロボットから第三多関節ロボットに組立体を引き渡している状態を示す模式図である。 組立体をバッファに搬送した状態を示す模式図である。 生産システムの概略構成を示す模式図である。
以下、実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
〔ロボットシステム〕
(第一多関節ロボット、第一搬送装置及び第二多関節ロボット)
図1及び図2に示すように、ロボットシステム1は、第一多関節ロボット10と、第一搬送装置20と、第二多関節ロボット30とを備える。
第一多関節ロボット10は、組立体の第一部品の搬送に用いられる。第一多関節ロボット10は、例えば6自由度のシリアルリンク型のロボットであり、基部11と、旋回部12と、第一アーム13と、第二アーム14と、先端揺動部15と、先端旋回部16と、ハンド17とを有する。旋回部12は基部11上に設けられており、鉛直な第一軸線Ax1まわりに旋回可能となっている。第一アーム13は旋回部12に連なっており、水平な第二軸線Ax2まわりに揺動可能となっている。第二アーム14は第一アーム13に連なっており、第二軸線Ax2に平行な第三軸線Ax3まわりに揺動可能となっている。第二アーム14の先端部は、第二アーム14の中心軸に沿う第四軸線Ax4まわりに旋回可能となっている。先端揺動部15は第二アーム14に連なっており、第四軸線Ax4に直交する第五軸線Ax5まわりに揺動可能となっている。先端旋回部16は先端揺動部15の先端部に設けられており、先端揺動部15の中心軸に沿う第六軸線Ax6まわりに旋回可能となっている。ハンド17は先端旋回部16に設けられており、開閉可能な指部18A,18Bを有する。以下、第一多関節ロボット10の各可動部同士の連結部分を「関節」という。第一多関節ロボット10は、各関節を駆動するための複数のアクチュエータを内蔵している。
第一多関節ロボット10の具体的構成は上述したものに限られない。第一多関節ロボット10は、把持した物の位置・姿勢を多関節の駆動により調節可能であればどのようなものであってもよい。例えば第一多関節ロボット10は多自由度のパラレルリンクロボットであってもよい。
第一搬送装置20は、第一多関節ロボット10を第一ラインL1に沿って走行させる。第一ラインL1は、図示のように水平であってもよいが、傾斜していてもよい。図示X軸は、第一ラインL1に沿う座標軸であり、図示Y軸は、第一ラインL1に直交する水平な座標軸であり、図示Z軸は、鉛直な座標軸である。以下、「上下、前後、左右」は、Z軸正方向を上側とし、X軸正方向を前側とし、Y軸正方向を左側とした方向を意味する。
第一搬送装置20は、例えばガイドレール21と、移動台22と、動力源23と、位置センサ24とを有する。ガイドレール21は、第一ラインL1に沿うように配置され、床面に固定されている。移動台22は、ガイドレール21上に取り付けられており、第一多関節ロボット10の基部11を支持する。基部11は、例えばボルト締結等によって移動台22に固定されている。動力源23は移動台22に設けられており、ガイドレール21に沿って移動台22を走行させる。動力源23は、例えばガイドレール21に沿った推力を発生するように構成された電動モータである。位置センサ24は移動台22に設けられており、ガイドレール21上における移動台22の位置を検出する。位置センサ24は、例えば光学式の非接触センサである。第一搬送装置20は、位置センサ24による読み取り用のスケールを更に有してもよい。スケールは、ガイドレール21に沿うように設けられ、例えばガイドレール21の表面に配置される。
第一搬送装置20の具体的構成は上述したものに限られず、第一多関節ロボット10を第一ラインL1に沿って搬送可能であればどのようなものであってもよい。例えば動力源23及び位置センサ24はガイドレール21側に設けられていてもよい。
第二多関節ロボット30は、第一ラインL1の周囲に配置され、第一部品に他の部品を装着するのに用いられる。第二多関節ロボット30は、例えば第一多関節ロボット10と同様に構成された6自由度のシリアルリンク型のロボットであり、基部31と、旋回部32と、第一アーム33と、第二アーム34と、先端揺動部35と、先端旋回部36と、ハンド37とを有する。ハンド37は指部38A,38Bを有する。第二多関節ロボット30の具体的構成も上述したものに限られない。
第一多関節ロボット10の設置高さと第二多関節ロボット30の設置高さとの関係に制約はないが、第一多関節ロボット10の設置高さが第二多関節ロボット30の設置高さに比べて低くてもよい(図2参照)。
(第一ストッカ50)
ロボットシステム1は、第一ストッカ50を更に備えてもよい。第一ストッカ50は、複数の第一部品を上下に重ねて保持する。第一ストッカ50は、例えばガイドレール21の後側端部の上方に設けられる。第一ストッカ50の設置高さは第一多関節ロボット10の設置高さに比べて高い。すなわち第一ストッカ50の下端部は、第一多関節ロボット10の基部11よりも上方に位置する。第一ストッカ50の設置高さは、その下方に第一多関節ロボット10が進入可能となるように設定されていてもよい。
第一ストッカ50は、第一部品を下部から送出するように構成されていてもよい。図3及び図4は、第一ストッカ50の具体的構成例を示す。図3及び図4に示すように、第一ストッカ50は、底板51と、複数の支柱52と、昇降装置53とを有する。底板51上には、X軸に沿う三本のガイド溝51aが形成されている。ガイド溝51aは、それぞれ底板51を貫通すると共に、前方に開放されている。支柱52は、底板51のうち、ガイド溝51aと交互に並ぶ四部分の上において、前後に並ぶ二箇所に設けられている。支柱52は、各ガイド溝51aの上に、前後に並ぶ二箇所(合計六箇所)の収容スペース54を構成する。第一部品P1は、上下に重ねられて各収容スペース54に収容される。
昇降装置53は、上下に重なった第一部品P1を昇降させ、第一部品P1を一段ずつ底板51上に配置する。昇降装置53は、昇降体61,62と、開閉アクチュエータ67,68と、昇降アクチュエータ69とを有する。
昇降体61は、支持アーム63,64を有する。支持アーム63,64は前後に並び、それぞれ左側に延出している。昇降体62は、支持アーム65,66を有し、昇降体61の後側に配置されている。支持アーム65,66は前後に並び、それぞれ左側に延出している。昇降体61,62は、昇降体61の支持アーム64が昇降体62の支持アーム65よりも後側に位置するように交差している。これにより、昇降体61の支持アーム63と昇降体62の支持アーム65とが互いに対向し、昇降体61の支持アーム64と昇降体62の支持アーム66とが互いに対向している。
支持アーム63は、支持アーム65側に突出する三つの爪部63aを有し、支持アーム65は、支持アーム63側に突出する三つの爪部65aを有する。三つの爪部63a及び三つの爪部65aは三本のガイド溝51aにそれぞれ対応するように配置されている。爪部63a,65aは、前側の収容スペース54において、上下に重なった第一部品P1を支持する。支持アーム64は、支持アーム66側に突出する三つの爪部64aを有し、支持アーム66は、支持アーム64側に突出する三つの爪部66aを有する。三つの爪部64a及び三つの爪部66aは三本のガイド溝51aにそれぞれ対応するように配置されている。爪部64a,66aは、後側の収容スペース54において、上下に重なった第一部品P1を支持する。
開閉アクチュエータ67は昇降体61を前後方向にスライドさせる。開閉アクチュエータ68は昇降体62を前後方向にスライドさせる。開閉アクチュエータ67,68は、例えば電動式のリニアアクチュエータである。開閉アクチュエータ67が昇降体61を前方にスライドさせ、開閉アクチュエータ68が昇降体62を後方にスライドさせると、支持アーム63,65の間及び支持アーム64,66の間が広がる。逆に、開閉アクチュエータ67が昇降体61を後方にスライドさせ、開閉アクチュエータ68が昇降体62を前方にスライドさせると、支持アーム63,65の間及び支持アーム64,66の間が狭まる。これにより、爪部63a,64a,65a,66aが第一部品P1の下に入り込んだ状態(以下、「支持状態」という。)と、爪部63a,64a,65a,66aが第一部品P1の下から出た状態(以下、「解放状態」という。)とが切り替えられる。
昇降アクチュエータ69は、開閉アクチュエータ67,68を介して昇降体61,62を昇降させる。昇降アクチュエータ69は、例えば電動式のリニアアクチュエータである。
第一ストッカ50は、次の手順にて、第一部品P1を一段ずつ底板51上に配置する。まず、図4及び図5に示すように、昇降アクチュエータ69により昇降体61,62を下降させた後に、開閉アクチュエータ67,68により昇降体61,62を上記解放状態とすることで、上下に重なった第一部品P1を底板51上に載置する。次に、図6に示すように、昇降アクチュエータ69により昇降体61,62を上昇させた後に、開閉アクチュエータ67,68により昇降体61,62を上記支持状態とすることで、下から二番目の第一部品P1の下に爪部63a,64a,65a,66aを入れる。次に、図7に示すように、昇降アクチュエータ69により昇降体61,62を上昇させることで、最下段の第一部品P1のみを底板51上に残して他の第一部品P1を上昇させる。この動作が繰り返されることにより、第一部品P1が一段ずつ底板51上に配置される。
(第二搬送装置)
図1及び図2に戻り、ロボットシステム1は、第一ラインL1に交差する第二ラインL2に沿って第二多関節ロボット30を走行させる第二搬送装置40を更に備えてもよい。第二ラインL2は、図示のようにY軸に沿っていてもよいが、これに限られず、第一ラインL1に交差していればよい。例えば、第二ラインL2は水平面内においてY軸に対して傾斜していてもよいし、水平面に対して傾斜していてもよい。
第二搬送装置40は、例えば第一搬送装置20と同様に、ガイドレール41、移動台42、動力源43及び位置センサ44を有する。第二搬送装置40の具体的構成も上述したものに限られず、第二多関節ロボット30を第二ラインL2に沿って搬送可能であればどのようなものであってもよい。
ロボットシステム1は、第二搬送装置40により走行させられる走行型の第二多関節ロボット30と、第一ラインL1の周囲に固定された固定型の第二多関節ロボット30とを含む複数の第二多関節ロボット30を備えてもよい。例えばロボットシステム1は、二台の走行型の第二多関節ロボット30と、二台の固定型の第二多関節ロボット30とを有する。以下、二台の走行型の第二多関節ロボット30を第二多関節ロボット30A,30Bとし、二台の固定型の第二多関節ロボット30を第二多関節ロボット30C,30Dとしてこれらを区別する。
また、第二多関節ロボット30Aを走行させる第二搬送装置40を第二搬送装置40Aとし、第二多関節ロボット30日を走行させる第二搬送装置40を第二搬送装置40Bとしてこれらを区別する。
第一ストッカ50よりも前方において、ガイドレール21の左右には固定台4,5が設けられている。固定台4,5は、第二多関節ロボット30C,30Dの基部31をそれぞれ支持する。基部31は、例えばボルト締結等によって固定台4,5に固定されている。第二搬送装置40A,40Bは、固定台4,5よりも前方においてガイドレール21の左右に位置している。第二搬送装置40A,40Bの移動台42は、第二多関節ロボット30A,30Bの基部31をそれぞれ支持する。基部31は、例えばボルト締結等によって移動台42に固定されている。
(第二ストッカ)
ロボットシステム1は、第二ストッカ70を更に備えてもよい。第二ストッカ70は、第二ラインL2の周囲に配置され、複数の部品を保持する。第二ストッカ70は、鉛直軸まわりに回転可能な回転体と、回転体の外周面に設けられ、複数の部品を回転方向に並べて保持する保持部と、回転体を回転させるアクチュエータとを有してもよい。回転体は、下方に向かうに従って広がった外周面を有し、
第二ストッカ70は、回転体の外周面において上下に並ぶ複数の保持部を有してもよい。
図8は、第二ストッカ70の具体的構成例を示す。図8に示すように、第二ストッカ70は、支柱71と、回転体72と、アクチュエータ76と、センサ77A,77Bとを有する。支柱71は、第二ラインL2の周囲に配置されている。
回転体72は、鉛直軸まわりに回転可能となるように支柱71の上部に取り付けられている。回転体72は、円形の底板73と、周壁74とを有する。回転体72の設置高さは、部品Pを取り出す際の第二多関節ロボット30の姿勢が、上方へ延びたアームを下方へ折り返した状態となるように設定されている。例えば回転体72の設置高さは、最も基部側の関節(基部31及び旋回部32の連結部)と、最も先端側の関節(先端揺動部35及び先端旋回部36の連結部)との間の一関節(例えば、第一アーム13及び第二アーム14の連結部)よりも保持部75A,75Bが下方に位置するように設定されている。
周壁74は、底板73の周縁に沿って設けられ、円錐台状の断面形状を有している。このため、周壁74の外周面74aは、下方に向かうに従って広がっている。周壁74は、複数の位置決め孔74bと、複数の位置決め孔74cとを有する。位置決め孔74bは位置決め孔74cよりも上に位置している。複数の位置決め孔74bは回転体72の回転方向に並んでいる。複数の位置決め孔74cも回転体72の回転方向に並んでいる。位置決め孔74b,74cは、部品Pの突起Paを収容する。これにより部品Pが位置決めされ、保持される。すなわち位置決め孔74b,74cは、複数の部品Pを回転方向に並べて保持する保持部75A,75Bをそれぞれ構成する。
アクチュエータ76は、鉛直軸まわりに回転体72を回転させる。アクチュエータ76は、例えば電動式の回転アクチュエータである。
センサ77A,77Bは、保持部75A,75Bにおける部品Pの設置状態に関する情報をそれぞれ検出する。例えばセンサ77A,77Bは、位置決め孔74b,74c内の突起Paまでの距離を検出する。センサ77A,77Bは、例えば光学式の距離センサであり、回転体72内において位置決め孔74b,74cにそれぞれ対向するように配置され、支持部材78に固定されている。支持部材78は、回転体72と共に回転しないように支柱71に固定されている。センサ77A,77Bにより検出される突起Paまでの距離に基づいて、部品Pが正常に設置されているか否かを確認可能である。また、取り出し対象の部品Pが問題なく第二ストッカ70から取り出されたかも確認可能である。
図1及び図2に戻り、ロボットシステム1は、第二ラインL2に沿って並ぶ複数の第二ストッカ70を備えてもよい。例えばロボットシステム1は、八つの第二ストッカ70を備える。このうち二つの第二ストッカ70A,70Bは第二搬送装置40Aの前方に配置されており、二つの第二ストッカ70C,70Dは第二搬送装置40Aの後方に配置されており、二つの第二ストッカ70E,70Fは第二搬送装置40Bの前方に配置されており、二つの第二ストッカ70G,70Hは第二搬送装置40Bの後方に配置されている。複数の第二ストッカ70は多品種の組立体の製造に利用可能である。例えば、複数種類の部品Pを第二ストッカ70A,70B,70C,70Dにそれぞれ配置し、これを選択的に用いて多品種の組立体を製造してもよい。また、一個あたりの占有スペースが大きい部品Pの配置に複数の第二ストッカ70を活用してもよい。
(第三ストッカ)
ロボットシステム1は、第一ラインL1の周囲に固定され、複数の部品を保持する第三ストッカ80を更に備えてもよい。第三ストッカ80は、保持した部品を上部から送出するように構成されていてもよい。
図9は、第三ストッカ80の具体的構成例を示す。図9に示すように、第三ストッカ80は、収用塔81と、昇降体82と、昇降アクチュエータ83と、センサ84とを有する。収用塔81は、上下に重なった部品Pを収容する。昇降体82は、収用塔81内において部品Pを支持する。昇降アクチュエータ83は、昇降体82を昇降させることで、収用塔81内の部品Pを昇降させる。昇降体82が上昇すると、最上段の部品Pが収用塔81から露出する。これにより、部品Pを第三ストッカ80の上部から取り出すことが可能となる。昇降アクチュエータ83は、例えば電動式のリニアアクチュエータである。センサ84は、収用塔81の上部の周囲に設けられており、収用塔81上に露出した部品Pの高さに関する情報を検出する。センサ84は、例えば光学式の物体検出センサであり、その近傍における部品Pの有無を検出する。例えば、全ての部品Pがセンサ84よりも下に位置する状態にて昇降体82の上昇を開始させ、センサ84による部品Pの検出に応じて部品Pの昇降を停止させることにより、第三ストッカ80の上部から取り出すための部品Pの位置が定まる。
図1及び図2に戻り、ロボットシステム1は、複数の第三ストッカ80を備えてもよい。例えばロボットシステム1は、三つの第三ストッカ80を備える。このうち二つの第三ストッカ80A,80Bは第一ストッカ50の左右に配置され、残りの第三ストッカ80Cはガイドレール21の前側端部の右方に配置されている。
(第三多関節ロボット)
ロボットシステム1は、第三多関節ロボット30Eを更に備えてもよい。第三多関節ロボット30Eは、第一ラインL1の周囲に配置され、第一部品に最後の部品を装着するのに用いられる。第三多関節ロボット30Eは、例えば第一多関節ロボット10と同様に構成された6自由度のシリアルリンク型のロボットであり、基部31と、旋回部32と、第一アーム33と、第二アーム34と、先端揺動部35と、先端旋回部36と、ハンド37とを有する。ハンド37は指部38A,38Bを有する。第三多関節ロボット30Eの具体的構成も上述したものに限られない。
ガイドレール21の前側端部の右方には、固定台6が配置される。固定台6は、第三多関節ロボット30Eの基部31を支持する。基部31は、例えばボルト締結等により固定台6に固定されている。第一多関節ロボット10の設置高さと第三多関節ロボット30Eの設置高さとの関係に制約はないが、第一多関節ロボット10の設置高さが第三多関節ロボット30Eの設置高さに比べて低くてもよい。
(バッファ)
ロボットシステム1は、バッファ90を更に備えてもよい。バッファ90は、複数の組立体を受け入れる。組立体は、第一部品P1に他の部品Pが順次装着されたものである。例えばバッファ90は、第三多関節ロボット30Eよりも前方に設けられており、X軸に沿って延びている。バッファ90に収容された組立体は、バッファ90の前側の端部90aから取り出し可能となっている。
(コントローラ)
図1に示すように、ロボットシステム1はコントローラ100を更に備える。コントローラ100は、組立体の第一部品P1を保持して搬送するように第一多関節ロボット10及び第一搬送装置20を制御すること、第一多関節ロボット10が保持した第一部品P1に他の部品Pを装着するように第二多関節ロボット30を制御すること、を実行するように構成されている。
コントローラ100は、機能上のモジュールとして、供給制御部111と、搬送制御部112と、装着制御部113と、搬出制御部114と、工程管理部115とを有してもよい。供給制御部111は、供給制御部111は、第一部品P1及び他の部品Pを供給可能な状態となるように、第一ストッカ50、第二ストッカ70及び第三ストッカ80を制御する。搬送制御部112は、第一部品P1を搬送するように第一多関節ロボット10及び第一搬送装置20を制御する。装着制御部113は、第一部品P1に他の部品Pを装着するように第二多関節ロボット30及び第三多関節ロボット30Eを制御する。搬出制御部114は、完成した組立体U1を搬出するように第三多関節ロボット30Eを制御する。工程管理部115は、製造工程を設定し、管理する。
コントローラ100のハードウェアは、例えば一つ又は複数の制御用のコンピュータにより構成される。コントローラ100は、ハードウェ上の構成として、例えば図10に示す回路120を有する。回路120は、プロセッサ121と、メモリ122と、ストレージ123と、入出力ポート124と、ドライバ125とを有する。ドライバ125は、ロボットシステム1の各種アクチュエータを駆動するための回路である。入出力ポート124は、外部信号の入出力を行うのに加え、ドライバ125に対する信号の入出力も行う。プロセッサ121は、メモリ122及びストレージ123の少なくとも一方と協働してプログラムを実行し、入出力ポート124を介した信号の入出力を実行することで、上述した機能モジュールを構成する。
なお、コントローラ100のハードウェア上の構成は、必ずしもプログラムの実行により機能モジュールを構成するものに限られない。例えばコントローラ100は、専用の論理回路により、又はこれを集積したASIC(Application Specific Integrated Circuit)によりこれらの機能モジュールを構成するものであってもよい。
図1に戻り、ロボットシステム1は、コンソール200を更に備えてもよい。
コンソール200は、モニタ211と入力装置212とを有する。モニタ211は、オペレータに伝達すべき情報を工程管理部115から取得して表示する。
モニタ211は例えば液晶モニタである。入力装置212は、オペレータからの入力を取得して工程管理部115に出力する。
〔組立体の生産方法〕
以下、ロボットシステム1を用いた生産方法の一例として、組立体の製造手順について説明する。この製造手順は、コントローラ100がロボットシステム1の各要素を制御することにより実行される。
図11に示すように、コントローラ100は、まずステップS01を実行する。ステップS01では、工程管理部115が、製造工程を設定する。例えば工程管理部115は、生産すべき組立体の数量を入力装置212から取得し、当該数量に応じて組み立ての回数を設定する。また、複数種類の部品Pが複数の第二ストッカ70にそれぞれ配置され、多品種の製造が可能となっている場合、工程管理部115は、生産すべき数量を組立体の種類ごとに入力装置212から取得してもよい。
工程管理部115は、供給制御部111を介して、第一ストッカ50における第一部品P1の残数と、第二ストッカ70及び第三ストッカ80における部品Pの残数とを取得し、これに基づいて組立可能な数量をモニタ211に出力してもよい。部品Pの残数の取得に際して、供給制御部111は、アクチュエータ76により回転体72を回転させるように第二ストッカ70を制御しながらセンサ77A,77Bの検出値を取得し、当該検出値に基づいて第二ストッカ70から取り出し可能な部品Pの残数を算出してもよい。
次に、コントローラ100はステップS02を実行する。ステップS02では、搬送制御部112が、第一ストッカ50の下から第一部品P1を取り出すように第一多関節ロボット10及び第一搬送装置20を制御する。例えば搬送制御部112は、第一多関節ロボット10を第一ストッカ50の下方に搬送するように第一搬送装置20を制御し、底板51上の第一部品P1を指部18A、18Bにより保持するように第一多関節ロボット10を制御し、その状態で第一多関節ロボット10を前方に移動させ、第一部品P1を前方に引き出すように第一搬送装置20を制御する(図12参照)。
更にステップS02では、装着制御部113が、第二ストッカ70から部品Pを取り出すように第一搬送装置20を制御してもよい。装着制御部113は、第三ストッカ80から部品Pを取り出すように第二多関節ロボット30C,30Dを制御し、いずれかの第二ストッカ70から部品Pを取り出すように第二多関節ロボット30A,30Bを制御してもよい。
例えば装着制御部113は、第三ストッカ80Aの上部に送出された部品Pを指部38A,38Bにより保持し、これを取り出すように第二多関節ロボット30Cを制御する(図13参照)。以下、第二多関節ロボット30Cにより取り出された部品Pを「第二部品P2」という。同様に、装着制御部113は、第三ストッカ80Bの上部に送出された部品Pを指部38A,38Bにより保持し、これを取り出すように第二多関節ロボット30Dを制御する。以下、第二多関節ロボット30Dにより取り出された部品を「第三部品P3」という。
装着制御部113は、第二ストッカ70A,70B,70C,70Dのいずれかの近傍まで第二多関節ロボット30Aを搬送するように第二搬送装置40Aを制御し、保持部75A,75Bのいずれかにおいてガイドレール41に対向している部品Pを指部38A,38Bにより保持し、これを取り出すように第二多関節ロボット30Aを制御する(図14参照)。その後、装着制御部113は、第一ラインL1の近傍まで第二多関節ロボット30Aを戻すように第二搬送装置40Aを制御する。以下、第二多関節ロボット30Aにより取り出された部品を「第四部品P4」という。同様に、装着制御部113は、第二ストッカ70E,70F,70G,70Hのいずれかから部品Pを取り出すように第二多関節ロボット30B及び第二搬送装置40Bを制御する。以下、第二多関節ロボット30Bにより取り出された部品を「第五部品P5」という。
更にステップS02では、装着制御部113が、第三ストッカ80から部品Pを取り出すように第三多関節ロボット30Eを制御してもよい。例えば装着制御部113は、第三ストッカ80Cの上部に送出された部品Pを指部38A,38Bにより保持し、これを取り出すように第三多関節ロボット30Eを制御する。以下、第三多関節ロボット30Eにより取り出された部品Pを「第六部品P6」という。
各部品の取り出しが完了すると、供給制御部111は、次に取り出し対象となる部品(以下、「次の部品」という。)を取り出し可能な状態とするように第一ストッカ50、第二ストッカ70及び第三ストッカ80を制御してもよい。例えば供給制御部111は、底板51上に第一部品P1がなくなったときに、昇降体61,62上の最下段の第一部品P1を底板51上に載置するように第一ストッカ50を制御してもよい。供給制御部111は、アクチュエータ76より回転体72を回転させることで、次の部品Pをガイドレール41(第二ラインL2)に対向させるように第二ストッカ70を制御してもよい。供給制御部111は、次の部品Pを収用塔81上に送出するように第三ストッカ80を制御してもよい。
次に、コントローラ100はステップS03〜S06を実行する。ステップS03〜S06では、装着制御部113が、第一部品P1を搬送するように第一多関節ロボット10及び第一搬送装置20を制御すること、第一多関節ロボット10が保持した第一部品P1に他の部品Pを装着するように第二多関節ロボット30を制御すること、を実行する。
例えばステップS03では、搬送制御部112が、第二部品P2及び第三部品P3を装着するための位置に第一部品P1を搬送するように第一多関節ロボット10及び第一搬送装置20を制御する。その後、装着制御部113が、第一部品P1に第二部品P2を装着するように第二多関節ロボット30Cを制御する(図15参照)。ステップS04では、装着制御部113が、第一部品P1に第三部品P3を装着するように第二多関節ロボット30Dを制御する。ステップS05では、搬送制御部112が、第四部品P4を装着するための位置に第一部品P1を搬送するように第一多関節ロボット10及び第一搬送装置20を制御する。その後、装着制御部113が、第一部品P1に第四部品P4を装着するように第二多関節ロボット30Aを制御する(図16参照)。ステップS06では、搬送制御部112が、第五部品P5を装着するための位置に第一部品P1を搬送するように第一多関節ロボット10及び第一搬送装置20を制御する。その後、装着制御部113が、第一部品P1に第五部品P5を装着するように第二多関節ロボット30Bを制御する。なお、ステップS03〜S06の順序を適宜変更してもよいし、一部のステップを同時に実行してもよい。
搬送制御部112は、第二多関節ロボット30が第一部品P1に他の部品Pを装着する前に、第一部品P1を当該第二多関節ロボット30側に寄せるように第一多関節ロボット10を制御してもよい。例えば搬送制御部112は、図16に示すように、第一ラインL1を基準にして、第一部品P1を第二多関節ロボット30側に寄せるように第一多関節ロボット10を制御してもよい。
搬送制御部112は、第二多関節ロボット30が第一部品P1に他の部品を装着する前に、第一部品P1の姿勢を調整するように第一多関節ロボット10を制御してもよい。例えば搬送制御部112は、図15及び図16に示すように、他の部品Pが装着される部分を上方に向けるように第一部品P1を制御してもよい。他の例として、搬送制御部112は、第二多関節ロボット30が第一部品P1に他の部品Pを装着する前に、第一部品P1を傾けるように第一多関節ロボット10を制御してもよいし、第一部品P1を鉛直軸まわりに回転させるように第一多関節ロボット10を制御してもよい。例えば搬送制御部112は、図17に示すように、第二多関節ロボット30が第一部品P1に他の部品Pを装着する前に、第一部品P1を当該第二多関節ロボット30側に傾けるように第一多関節ロボット10を制御してもよい。
搬送制御部112は、第二多関節ロボット30が第一部品P1に他の部品Pを装着する前に、第一部品P1の高さを調整するように第一多関節ロボット10を制御してもよい。
装着制御部113は、図15〜図17に示すように、他の部品Pを上方から第一部品P1に装着するように第二多関節ロボット30を制御してもよいが、これに限られない。装着制御部113は、図18に示すように、他の部品Pを側方から第一部品P1に装着するように第二多関節ロボット30を制御してもよい。
なお、第一部品P1に他の部品Pを装着することは、更に他の部品Pを介して第一部品P1に装着することを含む。
次に、コントローラ100はステップS07を実行する。ステップS07では、搬送制御部112が、第六部品P6(最後の部品)を装着するための位置に第一部品P1を搬送するように第一多関節ロボット10及び第一搬送装置20を制御する。その後、装着制御部113が、第一部品P1に第六部品P6を装着して組立体U1を完成させるように第三多関節ロボット30Eを制御する(図19参照)。
第三多関節ロボット30Eが第一部品P1に第六部品P6を装着する前においても、搬送制御部112は第一部品P1を第三多関節ロボット30E側に寄せるように第一多関節ロボット10を制御してもよいし、第六部品P6の姿勢を調整するように第一多関節ロボット10を制御してもよいし、第一部品P1の高さを調整するように第一多関節ロボット10を制御してもよい。装着制御部113は、第六部品P6を上方から第一部品P1に装着するように第二多関節ロボット30を制御してもよいし、第六部品P6を側方から第一部品P1に装着するように第二多関節ロボット30を制御してもよい。
次に、コントローラ100はステップS08を実行する。ステップS08では、搬送制御部112が、第一部品P1を解放するように第一多関節ロボット10を制御する(図20参照)。その後、搬出制御部114が、組立体U1を保持してバッファ90に搬送するように第三多関節ロボット30Eを制御する。搬出制御部114は、第一部品P1に第六部品P6を上方から装着するように装着制御部113が第三多関節ロボット30Eを制御した後に、第六部品P6を保持し続けることで組立体U1を保持するように第三多関節ロボット30Eを制御してもよい。
ステップS08における搬送対象の組立体U1は動力源を含んでいてもよい。
すなわち、第一部品P1に組み付けられる複数の部品Pのいずれかは動力源を含んでいてもよい。この場合、搬出制御部114は、バッファ90内において、組立体U1を動力源により自走させるように第三多関節ロボット30Eを制御することを更に実行してもよい。例えば組立体U1は、図21に示すように、車輪P12,P13及びこれを駆動する板バネ式の動力源P11を含む車両模型であってもよい。搬出制御部114は、バッファ90の端部90aに向けて組立体U1を配置した状態で、動力源P11の板バネに弾性エネルギーを蓄積するように組立体U1を移動させた後に、組立体U1を解放するように第三多関節ロボット30Eを制御することで、組立体U1を端部90aまで自走させてもよい。
次に、コントローラ100はステップS09を実行する。ステップS09では、ステップS01にて設定した製造工程が完了したか否かを工程管理部115が確認する。製造工程が完了していないと判定した場合、工程管理部115は処理をステップS02に戻す。
この手順によれば、コントローラ100は、組立体U1が搬出された後に次のステップS02を実行することとなるが、これに限られない。コントローラ100は、組立体U1の搬出に先立ってステップS02を実行するように構成されていてもよい。
例えば搬送制御部112は、第二多関節ロボット30が組立体U1をバッファ90に搬送しているときに、次の第一部品P1を保持するための動作を開始するように第一多関節ロボット10及び第一搬送装置20を制御してもよい。
装着制御部113は、第一部品P1に他の部品Pを装着するように第二多関節ロボット30を制御した後、組立体U1が完成する前に、次の第一部品P1に装着する部品Pを保持するための動作を開始するように当該第二多関節ロボット30を制御してもよい。
ステップS09において、製造工程が完了したと判定した場合、工程管理部115は処理を終了する。
〔本実施形態の効果〕
以上に説明したように、ロボットシステム1は、第一多関節ロボット10と、第一搬送装置20と、第二多関節ロボット30と、コントローラ100とを備える。コントローラ100は、第一部品P1を保持して搬送するように第一多関節ロボット10及び第一搬送装置20を制御すること、第一多関節ロボット10が保持した第一部品P1に他の部品Pを装着するように第二多関節ロボット30を制御すること、を実行するように構成されている。
ロボットシステム1によれば、第一多関節ロボット10及び第一搬送装置20は第一部品P1の搬送システム3として機能し、この搬送システム3により搬送される第一部品P1に対して、第二多関節ロボット30による部品Pの装着作業が実行される。第一多関節ロボット10を搬送システム3の構成要素としたことにより、第二多関節ロボット30の動作範囲に応じて第一部品P1の位置及び姿勢を第一多関節ロボット10によって自在に調整できる。このため、装着作業用の第二多関節ロボット30の作業効率が向上する。従って、生産効率を向上させることができる。
第一多関節ロボット10の設置高さは、第二多関節ロボット30の設置高さに比べて低くてもよく、コントローラ100は、第二多関節ロボット30が第一部品P1に他の部品Pを装着する際に、当該第一部品P1を下から支持するように第一多関節ロボット10を制御してもよい。この場合、第二多関節ロボット30と、第一多関節ロボット10及び第一搬送装置20とが干渉し難くなるので、これらを互いに接近させて配置できる。これにより、各ロボットの動作量が削減されるので、各ロボットの作業効率が更に向上する。従って、生産効率を更に向上させることができる。
コントローラ100は、第一部品P1に上方又は側方から他の部品Pを装着するように第二多関節ロボット30を制御してもよい。この場合、第一部品P1を下から支持する第一多関節ロボット10の上のスペースを第二多関節ロボット30の動作範囲として有効活用できる。
ロボットシステム1は、複数の第一部品P1を上下に重ねて保持する第一ストッカ50を更に備えてもよい。コントローラ100は、第一ストッカ50の下から第一部品P1を取り出すように第一多関節ロボット10及び第一搬送装置20を制御してもよい。この場合、第一多関節ロボット10から保持対象の第一部品P1までの距離が短く且つ一定になる。これにより、第一部品P1の動作量が更に削減されるので、第一多関節ロボット10の作業効率が更に向上する。従って、生産効率を更に向上させることができる。
ロボットシステム1は、第一ラインL1に交差する第二ラインL2に沿って第二多関節ロボット30を走行させる第二搬送装置40と、第二ラインL2の周囲に配置され、複数の部品Pを保持する第二ストッカ70とを更に備えてもよい。コントローラ100は、第二ストッカ70から部品Pを取り出し、第一部品P1に装着するように第二多関節ロボット30及び第二搬送装置40を制御してもよい。この場合、第二多関節ロボット30自体の動作量を増やすことなく、第一ラインL1から離れた位置に第二ストッカ70を配置できる。このため、作業内容に応じて第二ストッカ70の配置を柔軟に調整することで、生産効率を更に向上させることができる。
ロボットシステム1は、第二搬送装置40により走行させられる走行型の第二多関節ロボット30と、第一ラインL1の周囲に固定された固定型の第二多関節ロボット30とを含む複数の第二多関節ロボット30を備えてもよい。この場合、第一ラインL1に近い位置にて部品Pを取り出す第二多関節ロボット30を固定型にし、第一ラインL1から遠い位置にて部品Pを取り出す第二多関節ロボット30のみを走行型にすることで、第二搬送装置40の数を削減できる。従って、生産効率を更に向上させることができる。
ロボットシステム1は、第二ラインL2に沿って並ぶ複数の第二ストッカ70と、第一ラインL1の周囲に固定され、複数の部品Pを保持する第三ストッカ80とを備えてもよい。コントローラ100は、いずれかの第二ラインL2から部品Pを取り出し、第一部品P1に装着するように走行型の第二多関節ロボット30及び第二搬送装置40を制御し、第三ストッカ80から部品Pを取り出し、第一部品P1に装着するように固定型の第二多関節ロボット30を制御してもよい。この場合、複数種類の部品Pを複数の第二ストッカ70にそれぞれ配置しておくことで、多品種の組立体の効率的な生産が可能となる。また、一個あたりの占有スペースが大きい部品Pの配置に複数の第二ストッカ70を活用することで、その部品Pの補充回数を抑制することも可能となる。このように、第二ストッカ70への部品Pの配置を柔軟に調整することで、生産効率を更に向上させることができる。
第二ストッカ70は、鉛直軸まわりに回転可能な回転体72と、回転体72の外周面に設けられ、複数の部品Pを回転方向に並べて保持する環状の保持部75Aと、回転体72を回転させるアクチュエータ76と、を有してもよい。コントローラ100は、回転体72をアクチュエータ76により回転させることで、第二多関節ロボット30による保持対象の部品Pを第二ラインL2に対向させるように第二ストッカ70を制御することを更に実行するように構成されていてもよい。この場合、第二ストッカ70から部品Pを取り出す際における第二多関節ロボット30の動作量が更に削減されるので、第二多関節ロボット30の作業効率が向上する。従って、生産効率を更に向上させることができる。
回転体72は、下方に向かうに従って広がった外周面74aを有してもよい。第二ストッカ70は、外周面74aにおいて上下に並ぶ複数の保持部75A,75Bを有してもよい。この場合、外周面74aの下端部よりも上方に位置する関節から保持部75A,75Bまでの距離の差異が小さくなる。例えば図14に示すように、外周面74aが下方に向かうに従って広がっている場合、外周面74aが鉛直である場合に比べ、第三軸線Ax3から保持部75Aの部品Pまでの距離と、第三軸線Ax3から保持部75Bまでの距離との差異が小さくなる(図示の距離D2,D1の差異が、距離D3,D1の差異に比べて小さくなる)。これにより、当該関節よりも基部側の関節の動作量が低減される。通常のロボットにおいては、基部側に近付くにつれて関節に作用するモーメントが大きくなるので、その駆動に要するエネルギーが大きくなる傾向がある。このため、基部側の関節の動作量を低減させることで、生産効率を更に向上させることができる。
ロボットシステム1は、第一ラインL1の周囲に配置された第三多関節ロボット30Eと、複数の組立体U1を受け入れるバッファ90とを更に備えてもよい。コントローラ100は、第一部品P1に最後の部品Pを装着して組立体U1を完成させるように第三多関節ロボット30Eを制御した後に、第一部品P1を解放するように第一多関節ロボット10を制御し、組立体U1を保持してバッファ90に搬送するように第三多関節ロボット30Eを制御することを更に実行するように構成されていてもよい。この場合、バッファ90への組立体U1の搬送を第三多関節ロボット30Eに分担させることで、第一多関節ロボット10を早く次の作業に移行させることができる。従って、生産効率を更に向上させることができる。
コントローラ100は、第一部品P1に最後の部品Pを上方から装着するように第三多関節ロボット30Eを制御した後に、当該最後の部品Pを保持し続けることで組立体U1を保持するように第三多関節ロボット30Eを制御してもよい。この場合、第三多関節ロボット30Eによる組立体の掴み直しが不要であるため、第一多関節ロボット10から第三多関節ロボット30Eへの組立体U1の引き渡しに要する時間が短縮される。このため、第一多関節ロボット10をより早く次の作業に移行させることができる。また、第三多関節ロボット30Eは組立体U1を上方から保持することとなるので、組立体U1をバッファ90に配置し易くなる。従って、生産効率を更に向上させることができる。
組立体U1は動力源を含んでもよく、コントローラ100は、バッファ90内において、組立体U1を動力源により自走させるように第三多関節ロボット30Eを制御することを更に実行するように構成されていてもよい。この場合、組立体U1の自走を利用することで、第三多関節ロボット30Eの動作量が削減されるので、第三多関節ロボット30Eの作業効率が向上する。従って、生産効率を更に向上させることができる。
コントローラ100は、第一部品P1に他の部品Pを装着するように第二多関節ロボット30を制御した後、組立体U1が完成する前に、次の第一部品P1に装着する部品Pを保持するための動作を開始するように当該第二多関節ロボット30を制御してもよい。この場合、第二多関節ロボット30による部品Pの保持作業を他の作業と並行させることで、生産効率を更に向上させることができる。
コントローラ100は、第二多関節ロボット30が第一部品P1に他の部品Pを装着する前に、第一部品P1を当該第二多関節ロボット30側に寄せるように第一多関節ロボット10を制御してもよい。この場合、第二多関節ロボット30の動作量が更に削減されるので、第二多関節ロボット30の作業効率が更に向上する。従って、生産効率を更に向上させることができる。
コントローラ100は、第二多関節ロボット30が第一部品P1に他の部品Pを装着する前に、第一部品P1の姿勢を調整するように第一多関節ロボット10を制御してもよい。この場合、第二多関節ロボット30の動作量を更に削減するように第一部品P1の姿勢を調整することで、生産効率を更に向上させることができる。
例えばコントローラ100は、第二多関節ロボット30が第一部品P1に他の部品Pを装着する前に、当該他の部品Pが装着される部分を上方に向けるように第一多関節ロボット10を制御してもよい。この場合、第二多関節ロボット30の動作量が更に削減されるので、生産効率を更に向上させることができる。
コントローラ100は、第二多関節ロボット30が第一部品P1に他の部品Pを装着する前に、第一部品P1の高さを調整するように第一多関節ロボット10を制御してもよい。この場合、第二多関節ロボット30の動作量を更に削減するように第一部品P1の高さを調整することで、生産効率を更に向上させることができる。
図22に示すように、複数のロボットシステム1を用いて生産システム2を構成してもよい。この場合、他のロボットシステム1の後段に位置するロボットシステム1において、コントローラ100は、前段のロボットシステム1のバッファ90に収容された組立体U1を第一部品P1として取り出すように第一多関節ロボット10を制御してもよい。このような生産システム2によれば、作業内容に応じてロボットシステム1の数を柔軟に増減させることで、生産効率を更に向上させることができる。
以上、実施形態について説明したが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、第一多関節ロボット10と、第一搬送装置20と、コントローラ100とを備える搬送システム3は、他の部品Pの装着を作業者が実行する生産ラインにも適用可能である。この場合も、作業者による作業に合わせて第一部品P1の位置及び姿勢を細やかに調整することで、生産効率を向上させることができる。
本開示は、工業製品の生産システムに利用可能である。
1…ロボットシステム、2…生産システム、3…搬送システム、10…第一多関節ロボット、20…第一搬送装置、30…第二多関節ロボット、30E…第三多関節ロボット、40…第二搬送装置、50…第一ストッカ、70…第二ストッカ、72…回転体、74a…外周面、75A,75B…保持部、76…アクチュエータ、80…第三ストッカ、90…バッファ、100…コントローラ、L1…第一ライン、L2…第二ライン、P…部品、P1…第一部品、P6…第六部品(最後の部品)、U1…組立体。

Claims (16)

  1. 複数のアームと、複数の関節と、前記複数の関節をそれぞれ駆動する複数のアクチュエータとを有する第一多関節ロボットと、
    前記第一多関節ロボットの基部を第一ラインに沿って走行させる第一搬送装置と、
    複数のアームと、複数の関節と、前記複数の関節をそれぞれ駆動する複数のアクチュエータとを有し、前記第一ラインの周囲に配置された第二多関節ロボットと、
    前記第一ラインに沿う方向において前記第二多関節ロボットの基部と異なる位置に設置され、複数の第一部品を保持する第一ストッカと、
    前記第一多関節ロボットの基部を前記第一ラインに沿って前記第一ストッカ側に移動させるように前記第一搬送装置を制御し、前記第一ストッカから前記第一部品を取り出すように前記第一多関節ロボットを制御すること、当該第一部品を保持した前記第一多関節ロボットの基部を前記第一ラインに沿って前記第二多関節ロボットの基部側に移動させるように前記第一搬送装置を制御し、当該第一部品を前記第二多関節ロボット側に寄せるように前記第一多関節ロボットを制御すること、前記第一多関節ロボットが保持した前記第一部品に他の部品を装着して組立体を形成するように前記第二多関節ロボットを制御すること、を実行するように構成されたコントローラと、を備えるロボットシステム。
  2. 前記第一多関節ロボットの基部の設置高さは、前記第二多関節ロボットの基部の設置高さに比べて低く、
    前記コントローラは、前記第二多関節ロボットが前記第一部品に他の部品を装着する際に、当該第一部品を下から支持するように前記第一多関節ロボットを制御し、前記第一部品に上方又は側方から他の部品を装着するように前記第二多関節ロボットを制御する、請求項1記載のロボットシステム。
  3. 前記第一ストッカは、前記第一多関節ロボットの基部の設置高さよりも高い位置において、前記複数の第一部品を上下に重ねて保持し、
    前記コントローラは、前記第一ストッカの下から前記第一部品を取り出すように前記第一多関節ロボットを制御する、請求項2記載のロボットシステム。
  4. 複数の前記第二多関節ロボットを備え、
    前記コントローラは、前記第一部品を前記第二多関節ロボット側に寄せるように第一多関節ロボットを制御すること、及び前記第一多関節ロボットが保持した前記第一部品に他の部品を装着して前記組立体を形成するように前記第二多関節ロボットを制御することを、前記第二多関節ロボットごとに実行する、請求項1〜3のいずれか一項記載のロボットシステム。
  5. 前記第一ラインに交差する第二ラインに沿って前記第二多関節ロボットの基部を走行させる第二搬送装置と、
    前記第二ラインの周囲に配置され、複数の部品を保持する第二ストッカとを更に備え、
    前記コントローラは、前記第二ストッカから前記部品を取り出し、前記第一部品に装着するように前記第二多関節ロボット及び前記第二搬送装置を制御する、請求項1〜3のいずれか一項記載のロボットシステム。
  6. 前記第二搬送装置により走行させられる走行型の前記第二多関節ロボットと、前記第一ラインの周囲に固定された固定型の前記第二多関節ロボットとを含む複数の前記第二多関節ロボットを備え、
    前記コントローラは、前記第一部品を前記第二多関節ロボット側に寄せるように第一多関節ロボットを制御すること、及び前記第一多関節ロボットが保持した前記第一部品に他の部品を装着して前記組立体を形成するように前記第二多関節ロボットを制御することを、前記第二多関節ロボットごとに実行する、請求項5記載のロボットシステム。
  7. 前記第二ラインに沿って並ぶ複数の前記第二ストッカと、
    前記第一ラインの周囲に固定され、複数の部品を保持する第三ストッカとを備え、
    前記コントローラは、いずれかの前記第二ストッカから部品を取り出し、前記第一部品に装着するように走行型の前記第二多関節ロボット及び前記第二搬送装置を制御し、前記第三ストッカから部品を取り出し、前記第一部品に装着するように固定型の前記第二多関節ロボットを制御する、請求項6記載のロボットシステム。
  8. 前記第二ストッカは、
    鉛直軸まわりに回転可能な回転体と、
    前記回転体の外周面に設けられ、複数の部品を回転方向に並べて保持する環状の保持部と、
    前記回転体を回転させるアクチュエータと、を有し、
    前記コントローラは、前記回転体を前記アクチュエータにより回転させることで、前記第二多関節ロボットによる保持対象の部品を前記第二ラインに対向させるように前記第二ストッカを制御することを更に実行するように構成されている、請求項5〜7のいずれか一項記載のロボットシステム。
  9. 前記回転体は、下方に向かうに従って広がった外周面を有し、
    前記第二ストッカは、前記回転体の外周面において上下に並ぶ複数の前記保持部を有する、請求項8記載のロボットシステム。
  10. 複数のアームと、複数の関節と、前記複数の関節をそれぞれ駆動する複数のアクチュエータとを有し、前記第一ラインの周囲に配置された第三多関節ロボットと、
    複数の前記組立体を受け入れるバッファとを更に備え、
    前記コントローラは、前記第一部品に最後の部品を装着して前記組立体を完成させるように前記第三多関節ロボットを制御した後に、前記第一部品を解放するように前記第一多関節ロボットを制御し、前記組立体を保持して前記バッファに搬送するように前記第三多関節ロボットを制御することを更に実行するように構成されている、請求項1〜9のいずれか一項記載のロボットシステム。
  11. 前記コントローラは、前記第一部品に前記最後の部品を上方から装着するように前記第三多関節ロボットを制御した後に、当該最後の部品を保持し続けることで前記組立体を保持するように前記第三多関節ロボットを制御する、請求項10記載のロボットシステム。
  12. 前記組立体は動力源を含み、
    前記コントローラは、バッファ内において、前記組立体を前記動力源により自走させるように第三多関節ロボットを制御することを更に実行するように構成されている、請求項10又は11記載のロボットシステム。
  13. 前記コントローラは、前記第一部品に他の部品を装着するように前記第二多関節ロボットを制御した後、前記組立体が完成する前に、次の前記第一部品に装着する部品を保持するための動作を開始するように当該第二多関節ロボットを制御する、請求項1〜12のいずれか一項記載のロボットシステム。
  14. 前記コントローラは、前記第二多関節ロボットが前記第一部品に他の部品を装着する前に、前記第一部品の姿勢を調整するように前記第一多関節ロボットを制御する、請求項1〜13のいずれか一項記載のロボットシステム。
  15. 前記コントローラは、前記第二多関節ロボットが前記第一部品に他の部品を装着する前に、当該他の部品が装着される部分を上方に向けるように前記第一多関節ロボットを制御する、請求項14記載のロボットシステム。
  16. 前記コントローラは、前記第二多関節ロボットが前記第一部品に他の部品を装着する前に、前記第一部品の高さを調整するように前記第一多関節ロボットを制御する、請求項14又は15記載のロボットシステム
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