JP6551379B2 - 車両後部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両後部構造に関する。
特許文献1には、リアシートの後方に配置されて車室と荷室とを車両前後方向において仕切るルームパーテーションパネルと、該ルームパーテーションパネルに連結されて荷室の上壁の少なくとも一部を構成しているアッパーバックパネルとを備える車両後部構造が開示されている。
図9に示すように、ルームパーテーションパネル200の上端部には、アッパーバックパネル210の前端部が連結されている。ルームパーテーションパネル200の上端部とアッパーバックパネル210の前端部とによって閉断面構造を有する第1閉断面部220が構成されている。第1閉断面部220は、車幅方向に延びており、車両のねじり剛性を担保する。また、アッパーバックパネル210の後端部には、連結パネル230が連結されている。アッパーバックパネル210の後端部と連結パネル230とによって閉断面構造を有する第2閉断面部240が構成されている。第2閉断面部240は、車幅方向に延びていて、アッパーバックパネル210の車両上方に配置されているバックウィンドガラス250を支持している。
特開2008‐195090号公報
車両の操縦安定性を高める上では、車両のねじり剛性を高めることが望ましい。上記特許文献1に記載の車両後部構造では、第1閉断面部220の板厚を厚くすることで、車両のねじり剛性を高めることができる。しかしながら、アッパーバックパネル210の一部が第1閉断面部220を構成していることから、第1閉断面部220の板厚を厚くすると、アッパーバックパネル210の全体の板厚が厚くなり、車両重量が増加することにもなる。
また、アッパーバックパネル210の後端部の形状は、車両の意匠によって左右されるため、車種毎の意匠に合わせてアッパーバックパネル210の形状が設定されている。アッパーバックパネル210は第1閉断面部220を構成している関係上、アッパーバックパネル210を対象として、第1閉断面部220のねじり剛性の評価が行われる。そのため、アッパーバックパネル210の形状が異なる車種毎に第1閉断面部220のねじり剛性の評価試験を行う必要があり、車両の品質管理が煩雑となる。
上記課題を解決するための車両後部構造は、アッパーバックパネルと、前記アッパーバックパネルの前端部に連結され、閉断面構造を有する閉断面部とを有し、前記閉断面部は、前記アッパーバックパネルとは異なるパネル部材である第1パネル及び第2パネルによって構成されており、前記第1パネルの板厚及び前記第2パネルの板厚は、前記アッパーバックパネルの板厚に比して厚い。
上記構成では、アッパーバックパネルの前端部に連結され、該アッパーバックパネルとは異なるパネル部材によって構成されている閉断面部の板厚を、アッパーバックパネルの板厚よりも厚くしている。そのため、閉断面部のねじり剛性に直接関与する第1パネル及び第2パネルの板厚をより厚くすることで閉断面部のねじり剛性を最適化しつつ、アッパーバックパネルの重量増加を抑えることができる。また、閉断面部とアッパーバックパネルとを独立して設計することが可能となるため、閉断面部を車種毎で共通化することができ、閉断面部のねじり剛性の評価を車種毎に行う必要が無くなる。そのため、車両の品質管理の負担を軽減できる。このように、上記構成によれば、車両後部構造のねじり剛性の向上と重量増加の抑制とを両立するとともに、車両の品質管理の負担軽減を図ることもできる。
また、上記車両後部構造では、前記第1パネルは、車両前後方向に延びる上壁部と、該上壁部の前端から車両下方に延びている前壁部とを有し、前記第2パネルは、前記上壁部の下方に配置され車両前後方向に延びる下壁部と、該下壁部の後端から車両上方に延びている後壁部とを有し、前記閉断面部の閉断面は、前記上壁部、前記前壁部、前記下壁部、及び前記後壁部によって構成され、前記第1パネルの板厚が前記第2パネルの板厚よりも厚いことが望ましい。
上記構成では、第1パネルの板厚が第2パネルの板厚よりも厚い。発明者は、第1パネルの上壁部及び前壁部と、第2パネルの下壁部及び後壁部とによって閉断面を構成した場合、第2パネルの板厚に比して、第1パネルの板厚の方が車両後部構造のねじり剛性に寄与することを見出した。上記構成によれば、閉断面部において車両後部構造のねじり剛性に大きく寄与する部分の板厚を厚くすることで、効率的に車両後部構造のねじり剛性を向上させることができる。
また、上記車両後部構造では、前記第1パネル及び前記第2パネルの少なくとも一方には、車幅方向に延びる突条が形成されていることが望ましい。
上記構成では、閉断面を構成する第1パネル及び第2パネルの少なくとも一方に、車幅方向に延びる突条が形成される。そのため、第1パネル及び第2パネルの少なくとも一方における車両前後方向への曲げ剛性が高くなり、車両後部構造のねじり剛性に加えて曲げ剛性の向上にも寄与できる。
車両後部の構成を模式的に示す車両の斜視図。 アッパーバックパネル、第1パネル、第2パネル、及び連結パネルの構造を示す断面図。 アッパーバックパネル、第1パネル、及び第2パネルの分解斜視図。 車両後部の構成を模式的に示す斜視図。 車両後部構造の変形例を示す断面図。 車両後部構造の変形例を示す断面図。 車両後部構造の変形例を示す断面図。 車両後部構造の変形例を示す断面図。 従来の車両後部構造を示す断面図。
車両後部構造の一実施形態について、図1〜図4を参照して説明する。各図では、車両前方を「Fr」、車両後方を「Rr」、車両前方に向かって車幅方向の右手側を「RH」、車両前方に向かって車幅方向の左手側を「LH」、車両上方を「Upr」としてそれぞれ矢印の向きで示している。
図1に示すように、車両後部には、車幅方向の両端部に配置された一対のリアフェンダ10が配置されている。一対のリアフェンダ10は、車幅方向に延びるリアバンパ11、トランクパネル12、及びルーフ13などによって連結されている。ルーフ13とトランクパネル12との間には、バックウィンドガラス14が配置されている。リアフェンダ10には、下端部から切欠かれた略半円形状の切欠き部10Aが形成されている。
リアフェンダ10の切欠き部10Aには、車幅方向内側からホイールハウス15が連結されている。ホイールハウス15には、リアタイヤ16が収容されている。ホイールハウス15は、リアタイヤ16の外周面に沿って湾曲した形状を有している。
車両には、車両後部構造の一構成部材であるアッパーバックパネル20が設けられている。アッパーバックパネル20は、車両後部に設けられている荷室17の前側上壁の一部を構成している。アッパーバックパネル20は、車幅方向に延びる長尺の板材からなる。
図2に示すように、アッパーバックパネル20は、本体部21と、該本体部21の前端から下方に屈曲した第1屈曲部22とを有している。また、アッパーバックパネル20は、本体部21の後端に連結されて下方に延びている第2屈曲部23を有している。第2屈曲部23は、本体部21から離間するほど下方に位置するように傾斜している。第2屈曲部23の下端には、車両後方に水平に延びている第3屈曲部24が連結されている。第3屈曲部24の後端には、第4屈曲部25が連結されている。第4屈曲部25は、車両後方に延びていて、第3屈曲部24から離間するほど上方に位置するように傾斜している。第2屈曲部23の上端と第4屈曲部25の上端とは車両上下方向において同じ位置にある。第4屈曲部25の上端には、車両後方に水平に延びている第5屈曲部26が連結されている。第5屈曲部26の後端部は、車両上方に折れ曲がっている。
アッパーバックパネル20の第1屈曲部22は、該アッパーバックパネル20の前端部を構成している。第1屈曲部22には、閉断面構造を有する第1閉断面部30が連結されている。第1閉断面部30は、車両後部構造の一構成部材であり、アッパーバックパネル20とは異なるパネル部材である第1パネル40及び第2パネル50とからなる。第1パネル40は、第2パネル50よりも車両前方に配置されている。第1パネル40は、車両前後方向に延びる上壁部41と、上壁部41の前端から車両下方に延びている前壁部42と、上壁部41の後端から車両上方に延びている第1当接部43とを有している。前壁部42は、車両下側ほど車両前方に位置するように傾斜している。第2パネル50は、上壁部41の下方に配置され車両前後方向に延びている下壁部51と、下壁部51の後端から車両上方に延びている後壁部52と、下壁部51の前端から車両下方に延びている内側フランジ部53とを有している。
第1屈曲部22の前面には第2パネル50の後壁部52の上側部分が重ねられており、第2パネル50の後壁部52の上側部分の前面には、第1パネル40の第1当接部43が重ねられている。以下では、第2パネル50の後壁部52において、第1屈曲部22に重ねられている部分を第2当接部54という。すなわち、第2パネル50は、第1パネル40の第1当接部43に重ねられる第2当接部54を有している。また、第2パネル50の内側フランジ部53の前面には、第1パネル40の前壁部42の下側部分が重ねられている。以下では、第1パネル40の前壁部42において、第2パネル50の内側フランジ部53に重ねられている部分を外側フランジ部44という。
図3に示すように、アッパーバックパネル20の第1屈曲部22には、車幅方向の中央部分に第1凸部22Aが複数形成されている。各第1凸部22Aは、車幅方向に並んで配置されていて、車両前方に突出している。第1凸部22Aは、第1屈曲部22を例えばプレス加工して部分的に折り曲げることによって形成されている。
また、第2パネル50の後壁部52には、上記第1凸部22Aの形状に対応した第1凹部54Aが形成されている。第1凹部54Aは、後壁部52の上端部、すなわち第2当接部54において、車幅方向に並んで第1凸部22Aと同じ数だけ配置されている。第2パネル50の内側フランジ部53には、車幅方向の中央部分に第2凸部53Aが複数形成されている。各第2凸部53Aは、車幅方向に並んで配置されていて、車両前方に突出している。第1凹部54A及び第2凸部53Aによって、第2パネル50の第2当接部54及び内側フランジ部53は、車幅方向において凹凸形状に形成されている。第1凹部54Aや第2凸部53Aは、第2パネル50の後壁部52や内側フランジ部53を例えばプレス加工によって部分的に折り曲げることによって形成されている。
第1パネル40の第1当接部43には、上記第1凹部54Aに対応した形状の第2凹部43Aが形成されている。第2凹部43Aは、第1当接部43の車幅方向の中央部分において、車幅方向に並んで第1凹部54Aと同じ数だけ配置されている。また、第1パネル40の外側フランジ部44には、上記第2凸部53Aに対応した形状の第3凹部44Aが複数形成されている。第3凹部44Aは、外側フランジ部44の下端部において、車幅方向に並んで第2凸部53Aと同じ数だけ配置されている。第2凹部43A及び第3凹部44Aによって、第1パネル40の第1当接部43及び外側フランジ部44は、車幅方向において凹凸形状に形成されている。第2凹部43Aや第3凹部44Aは、第1パネル40の第1当接部43や外側フランジ部44を例えばプレス加工によって部分的に折り曲げることによって形成されている。
また、第1パネル40の前壁部42には、車幅方向に延びる複数の突条45が車幅方向に並んで形成されている。各突条45は、車両後方、すなわち閉断面構造の内域側に突出した形状に形成されている。
図3に矢印で示すように、第1屈曲部22には、第1パネル40の第1当接部43及び第2パネル50の第2当接部54が重ねられる。すなわち、図2に示すように、第1パネル40、第2パネル50、及び第1屈曲部22の順に車両前側から配置される。この状態では、第1屈曲部22の第1凸部22Aに、第2パネル50の第1凹部54Aが重ねられ、その上から第1パネル40の第2凹部43Aが重ねられた状態となる。また、第1パネル40の外側フランジ部44は、第2パネル50の内側フランジ部53に重ねられる。この状態では、第2パネル50の第2凸部53Aに第1パネル40の第3凹部44Aが重ねられた状態となる。このようにアッパーバックパネル20、第1パネル40、及び第2パネル50が重ねられた状態で、各パネル20,40,50が互いに溶接されている。そして、第1パネル40及び第2パネル50が互いに溶接されることで、第1閉断面部30が構成されている。すなわち、第1閉断面部30は、図2に示すように車両前後方向に沿った断面が閉断面であり、その閉断面は、上壁部41、前壁部42、下壁部51、及び後壁部52によって構成されていて、四角形状をなしている。
図2に示すように、アッパーバックパネル20は、車両前後方向において板厚がほぼ一定であり、その板厚Taは例えば0.55mmに設定されている。第1パネル40は、上壁部41、前壁部42、及び第1当接部43の板厚がほぼ一定であり、その板厚T1は例えば1.0mmに設定されている。また、第2パネル50は、下壁部51、後壁部52、及び内側フランジ部53の板厚がほぼ一定であり、その板厚T2は例えば0.8mmに設定されている。すなわち、第1パネル40の板厚T1及び第2パネル50の板厚T2は、アッパーバックパネル20の板厚Taに比して厚く、第1パネル40の板厚T1は第2パネル50の板厚T2よりも厚い(T1>T2>Ta)。
また、図2に示すように、アッパーバックパネル20の後端部には、連結パネル60が接合されている。連結パネル60は、アッパーバックパネル20の本体部21における後端部に当接している第1連結部61を有している。第1連結部61の後端には、第2連結部62が連結されている。第2連結部62は、第1連結部61から離間するほど上方に位置するように傾斜している。第2連結部62の上端には、車両後方に水平に延びている第3連結部63が連結されている。第3連結部63の後端には、第4連結部64が連結されている。第4連結部64は、車両後方に延びていて、第3連結部63から離間するほど下方に位置するように傾斜している。第2連結部62の下端と第4連結部64の下端とは車両上下方向において同じ位置にある。第4連結部64の下端には、車両後方に水平に延びている第5連結部65が連結されている。第5連結部65は、第5屈曲部26に当接している。連結パネル60は、第1連結部61と本体部21とが溶接され、第5連結部65と第5屈曲部26とが溶接されることにより、アッパーバックパネル20の後端部に接合されている。アッパーバックパネル20の後端部と連結パネル60とによって、第2閉断面部70が構成されている。第2閉断面部70は、車両前後方向に沿った断面が閉断面である。第2閉断面部70の閉断面は、第2屈曲部23、第3屈曲部24、第4屈曲部25、第2連結部62、第3連結部63、及び第4連結部64によって構成されていて、六角形状をなしている。なお、アッパーバックパネル20の後端部は、該アッパーバックパネル20における本体部21の後端部、第2屈曲部23、第3屈曲部24、第4屈曲部25、及び第5屈曲部26によって構成されている。
図4に示すように、第1閉断面部30及び第2閉断面部70は、車幅方向に延びている。第1閉断面部30の両端部はそれぞれ、ホイールハウス15の近傍まで延びている。第1閉断面部30の両端部にはそれぞれ、支持部材80が連結されている。支持部材80は、第1閉断面部30とリアフェンダ10とを連結している上支持部90と、該上支持部90から下方に延びてホイールハウス15に連結されている下支持部100とからなる。上支持部90は、アッパーバックパネル20に溶接されている第1フランジ91を有している。第1フランジ91の下端には、車両前方に延びている上支持壁92が連結されている。上支持壁92には、車幅方向外側の端部に、リアフェンダ10の車幅方向内側に接合されている第2フランジ93が連結されている。また、上支持壁92の前端には、車両下方に延びている前支持壁94が連結されている。前支持壁94には、車幅方向外側の端部に、リアフェンダ10の車幅方向内側に接合されている第3フランジ95が連結されている。上支持壁92及び前支持壁94は、それらの車幅方向内側の端部が、第1閉断面部30の内域まで延びている。上支持壁92は、第1閉断面部30の上壁部41の下面に当接して該上壁部41に溶接され、前支持壁94は、第1閉断面部30の前壁部42の後面に当接して該前壁部42に溶接されている。なお、上支持部90は、図示しない後上支持壁も有している。後上支持壁は、第1フランジ91の下端から下方に延びていて、車幅方向内側の端部が第1閉断面部30の後壁部52の前面に当接して該後壁部52に溶接されている。
下支持部100は、上支持部90の前支持壁94の下端からホイールハウス15の上端まで延びている中支持壁101を有している。中支持壁101には、車幅方向外側の下端に、ホイールハウス15の上壁に接合されている第4フランジ102が連結されている。また、中支持壁101には、車幅方向内側の下端に、ホイールハウス15よりも車幅方向内側に配置された下支持壁103が連結されている。下支持壁103には、車幅方向外側の端部に、ホイールハウス15の側壁に接合されている第5フランジ104が連結されている。下支持部100は、中支持壁101及び下支持壁103における車幅方向の内側の端部から車両後方に延びている側支持壁105も有している。側支持壁105の上端は、第1閉断面部30の下壁部51に溶接されている。なお、下支持部100は、図示しない後下支持壁も有している。後下支持壁は、上述した図示しない後上支持壁の下端から下方に延びていて、中支持壁101及び下支持壁103と対向するようにホイールハウス15に沿って延びている。後下支持壁は、車幅方向の内側の端部に側支持壁105が連結されており、車幅方向の外側の端部がホイールハウス15の側壁に連結されている。
図4に示すように、第2閉断面部70は、その両端部がそれぞれリアフェンダ10まで延びていて、該リアフェンダ10の車幅方向内側に溶接されている。図1に示すように、第2閉断面部70は、バックウィンドガラス14の後端部の下方に配置され、該バックウィンドガラス14を支持している。
本実施形態の作用効果について説明する。
(1)本実施形態では、アッパーバックパネル20の前端部に、アッパーバックパネル20とは異なるパネル部材である第1パネル40及び第2パネル50によって構成されている第1閉断面部30を連結している。そして、第1パネル40の板厚T1及び第2パネル50の板厚T2を、アッパーバックパネル20の板厚Taよりも厚くしている。このように、第1閉断面部30をアッパーバックパネル20とは異なる部材で構成し、該第1閉断面部30のねじり剛性に直接関与する第1パネル40の板厚T1及び第2パネル50の板厚T2をより厚くすることで、第1閉断面部30のねじり剛性を最適化しつつ、アッパーバックパネル20の重量増加を抑えることができる。
また、第1閉断面部30とアッパーバックパネル20とを独立して設計することが可能となるため、第1閉断面部30を車種毎で共通化することができ、第1閉断面部30のねじり剛性の評価を車種毎に行う必要が無くなる。そのため、車両の品質管理の負担を軽減できる。
したがって、車両後部構造のねじり剛性の向上と重量増加の抑制とを両立するとともに、車両の品質管理の負担軽減を図ることもできる。
(2)第1パネル40の板厚T1を第2パネル50の板厚T2よりも厚くしている。発明者は、第1パネル40の上壁部41及び前壁部42と、第2パネル50の下壁部51及び後壁部52とによって閉断面を構成した場合、第2パネル50の板厚T2に比して、第1パネル40の板厚T1の方が車両後部構造のねじり剛性に寄与することを見出した。本実施形態によれば、第1パネル40の上壁部41及び前壁部42と、第2パネル50の下壁部51及び後壁部52とによって閉断面が構成されている第1閉断面部30において、車両後部構造のねじり剛性に大きく寄与する部分である第1パネル40の板厚T1をより厚くしている。そのため、効率的に車両後部構造のねじり剛性を向上させることができる。
(3)本実施形態では、アッパーバックパネル20の第1屈曲部22に第1パネル40及び第2パネル50を重ねた状態でこれらのパネル20,40,50を溶接している。そのため、アッパーバックパネル20、第1パネル40、及び第2パネル50を共通に溶接することができる。したがって、アッパーバックパネル20が第1閉断面部30を構成することがなくなって部材点数が増加するものの、各パネル20,40,50の溶接固定の点では、製造工数の増加を抑制することができる。
(4)第1パネル40の前壁部42に車幅方向に延びる複数の突条45を形成した。そのため、第1パネル40における車両前後方向への曲げ剛性が高くなり、車両後部構造のねじり剛性に加えて曲げ剛性の向上にも寄与できる。また、突条45が設けられていることにより、前壁部42の面剛性が高まる。
(5)第2パネル50の第2当接部54には、第1凹部54Aが車幅方向に複数並んで形成されており、第2当接部54は車幅方向において凹凸形状に形成されている。また、第1パネル40の第1当接部43には、第2凹部43Aが車幅方向に複数並んで形成されており、第1当接部43は、車幅方向において凹凸形状に形成されている。第2凹部43Aは、第2当接部54に設けられている第1凹部54Aに対応した形状に形成されている。したがって、第1パネル40の第1当接部43と第2パネル50の第2当接部54とを重ねた際には、互いの凹凸が係止されることにより車幅方向における位置ずれが生じ難くなる。したがって、第1パネル40の第1当接部43と第2パネル50の第2当接部54とを溶接する際の作業性を向上させることができる。また、第1パネル40の第1当接部43と第2パネル50の第2当接部54とが擦れることによる異音の発生を抑えることもできる。
(6)アッパーバックパネル20の第1屈曲部22には、車幅方向の中央部分に並んだ複数の第1凸部22Aが形成されており、第1屈曲部22は車幅方向において凹凸形状に形成されている。また、第1当接部43に形成されている第2凹部43A及び第2当接部54に形成されている第1凹部54Aは、第1凸部22Aの形状に対応した形状に形成されている。そのため、第1屈曲部22に、第1当接部43及び第2当接部54が重ねた際には、各パネル20,40,50の凹凸が係止され、アッパーバックパネル20に対する第1パネル40及び第2パネル50の車幅方向における位置ずれも生じ難くなる。したがって、第1屈曲部22に第1当接部43及び第2当接部54を溶接する際の作業性を向上させることができる。また、第1屈曲部22と第1当接部43とが擦れることによる異音の発生を抑えることもできる。
(7)第2パネル50の内側フランジ部53には、第2凸部53Aが車幅方向に複数並んで形成されており、内側フランジ部53は車幅方向において凹凸形状に形成されている。また、第1パネル40の外側フランジ部44には、第3凹部44Aが車幅方向に複数並んで形成されている。そのため、内側フランジ部53は、車幅方向において凹凸形状に形成されている。第3凹部44Aは、内側フランジ部53に設けられている第2凸部53Aに対応した形状に形成されている。したがって、第1パネル40の外側フランジ部44と第2パネル50の内側フランジ部53とを重ねた際には、互いの凹凸が係止されることにより車幅方向における位置ずれが生じ難くなる。したがって、第1パネル40の外側フランジ部44と第2パネル50の内側フランジ部53とを溶接する際の作業性を向上させることができる。また、第1パネル40の外側フランジ部44と第2パネル50の内側フランジ部53とが擦れることによる異音の発生を抑えることもできる。
上記実施形態は以下のように変更して実施することができる。
・第2パネル50の内側フランジ部53に形成されている第2凸部53Aを車両上下方向に複数形成して、内側フランジ部53を車両上下方向において凹凸形状に形成してもよい。この場合、第1パネル40の外側フランジ部44に形成されている第3凹部44Aを車両上下方向に複数形成して、外側フランジ部44も車両上下方向において凹凸形状に形成することが望ましい。この構成によれば、第1パネル40の外側フランジ部44と第2パネル50の内側フランジ部53とを重ねた際に、車両上下方向における位置ずれが生じ難くなる。
・第2パネル50の内側フランジ部53に第2凸部53Aを複数形成したが、第2凸部53Aを単数形成してもよいし、第2凸部53Aを省略してもよい。また、第1パネル40の外側フランジ部44に第3凹部44Aを複数形成したが、第3凹部44Aを単数形成してもよいし、第3凹部44Aを省略してもよい。
・アッパーバックパネル20の第1屈曲部22に形成されている第1凸部22Aを車両上下方向に複数形成して、第1屈曲部22を車両上下方向において凹凸形状に形成してもよい。この場合、第1パネル40の第1当接部43に形成されている第2凹部43Aを車両上下方向に複数形成し、第1当接部43を車両上下方向において凹凸形状に形成するとともに、第2パネル50の第2当接部54に形成されている第1凹部54Aを車両上下方向に複数形成し、第2当接部54を車両上下方向において凹凸形状に形成することが望ましい。この構成によれば、第1屈曲部22、第1当接部43、及び第2当接部54を重ねた際に、アッパーバックパネル20に対する第1パネル40及び第2パネル50の車両上下方向における位置ずれが生じ難くなる。
・アッパーバックパネル20の第1屈曲部22に第1凸部22Aを複数形成したが、第1凸部22Aを単数形成してもよいし、第1凸部22Aを省略してもよい。
・第2パネル50の第2当接部54に第1凹部54Aを複数形成したが、第1凹部54Aを単数形成してもよいし、第1凹部54Aを省略してもよい。また、第1パネル40の第1当接部43に第2凹部43Aを複数形成したが、第2凹部43Aを単数形成してもよいし、第2凹部43Aを省略してもよい。
・第1パネル40に形成されている突条45の構成は上述したものに限らない。例えば、前壁部42において、車両前方に突出した形状であってもよい。また、前壁部42に代えて、または加えて上壁部41や第1当接部43に突条45を形成してもよい。さらには、突条45を複数設けるのでなく、単数設けるようにしてもよい。また、第1パネル40ではなく、第2パネル50の下壁部51、後壁部52、及び内側フランジ部53の少なくとも1つに突条45を形成することも可能である。さらには、第1パネル40及び第2パネル50の双方に突条45を形成してもよい。
・突条45を省略することも可能である。
・アッパーバックパネル20、第1パネル40、及び第2パネル50を共通に溶接した例を示したが、それぞれを別々に溶接してもよい。例えば、第1パネル40と第2パネル50とを溶接した後に、これらをアッパーバックパネル20に溶接してもよいし、第2パネル50とアッパーバックパネル20を溶接した後に、第1パネル40を第2パネル50及びアッパーバックパネル20に溶接してもよい。
・アッパーバックパネル20と、第1パネル40及び第2パネル50との溶接態様は上述したものに限らない。すなわち、第1パネル40及び第2パネル50の一方のみをアッパーバックパネル20に溶接するようにしてもよい。例えば、図5に示すように、アッパーバックパネル20の第1屈曲部22の前面に、第1パネル40の第1当接部43の上端部を重ねるとともに、該第1パネル40の第1当接部43の下端部の後面に第2パネル50の第2当接部54を重ねて各パネル20,40,50を溶接するようにしてもよい。この構成では、第1パネル40とアッパーバックパネル20とが溶接されるとともに、第2パネル50は、アッパーバックパネル20には溶接されずに第1パネル40のみに溶接される。こうした構成であっても、アッパーバックパネル20の前端部に第1閉断面部30を連結することは可能である。なお、アッパーバックパネル20に第2パネル50を溶接するとともに、第1パネル40を、アッパーバックパネル20には溶接せずに第2パネル50のみに溶接してもよい。
第1パネル40及び第2パネル50の形状は上記実施形態のものに限らない。例えば、図6に示すように、第1パネル40の第1当接部43を、上壁部41の後端から下方に延びるように構成してもよい。また、図7に示すように、第2パネル50の内側フランジ部53を、下壁部51の前端から上方に延びるように構成してもよい。なお、図6及び図7に示す構成を組み合わせて採用することも可能である。さらには、第1パネル40の上壁部41の前端に前壁部42を連結したが、第1パネル40の上壁部41における前端よりも車両後側に前壁部42を連結してもよいし、第2パネル50の下壁部51の後端に後壁部52を連結したが、第2パネル50の下壁部51における前端よりも車両前側に後壁部52を連結してもよい。
・第1パネル40の板厚T1を第2パネル50の板厚T2よりも厚くした。こうした構成に代えて、第1パネル40の板厚T1を、第2パネル50の板厚T2と同じにしてもよいし(T1=T2)、第2パネル50の板厚T2よりも薄くしてもよい(T1<T2)。この場合であっても、第1パネル40の板厚T1及び第2パネル50の板厚T2は、アッパーバックパネル20の板厚Taに比して厚くする(T1,T2>Ta)。
・第1閉断面部30の閉断面形状は、四角形状に限らない。例えば、六角形や八角形など他の多角形状であってもよいし、円形状であってもよい。
・第2閉断面部70の閉断面形状は、六角形状に限らない。例えば、四角形や八角形など他の多角形状であってもよいし、円形状であってもよい。
・アッパーバックパネル20に第1屈曲部22を設けたが、該第1屈曲部22を省略することも可能である。この場合、本体部21の前端部によってアッパーバックパネル20の前端部を構成することができる。こうした構成では、例えば、図8に示すような構成を採用できる。
すなわち、図8に示すように、アッパーバックパネル20の本体部21には、第1閉断面部30が連結されている。第1閉断面部30は、第1パネル40の第1当接部43の上端部、及び第2パネル50の第2当接部54の上端部が車両後方に屈曲した形状を有している。本体部21の上面には、第2当接部54の屈曲した部分が載置されて重ねられている。第2当接部54の屈曲した部分の上面には、第1当接部43の屈曲した部分が載置されて重ねられている。このようにアッパーバックパネル20、第1パネル40、及び第2パネル50が重なった状態で、各パネル20,40,50を互いに溶接することで、アッパーバックパネル20の前端部に第1閉断面部30を連結することが可能である。
・第1パネル40の前壁部42の下端部を車両のフロアパネルまで下方に延ばして、第1パネル40によってルームパーテーションパネルを構成してもよい。また、第2パネル50の内側フランジ部53の下端部を車両のフロアパネルまで下方に延ばして、第2パネル50によってルームパーテーションパネルを構成してもよい。さらには、第1パネル40の前壁部42及び第2パネル50の内側フランジ部53の双方によってルームパーテーションパネルを構成してもよい。また、第1パネル40及び第2パネル50とは異なる板材によってルームパーテーションパネルを構成し、このルームパーテーションパネルを第1パネル40及び第2パネル50の少なくとも一方に接合してもよい。
・支持部材80を省略してもよい。この場合、第1閉断面部30をリアフェンダ10に当接するまで延ばして配設して該リアフェンダ10に溶接してもよいし、第1閉断面部30をホイールハウス15に当接するようにして、該ホイールハウス15に溶接してもよい。
10…リアフェンダ、10A…切欠き部、11…リアバンパ、12…トランクパネル、13…ルーフ、14…バックウィンドガラス、15…ホイールハウス、16…リアタイヤ、17…荷室、20…アッパーバックパネル、21…本体部、22…第1屈曲部、22A…第1凸部、23…第2屈曲部、24…第3屈曲部、25…第4屈曲部、26…第5屈曲部、30…第1閉断面部、40…第1パネル、41…上壁部、42…前壁部、43…第1当接部、43A…第2凹部、44…外側フランジ部、44A…第3凹部、45…突条、50…第2パネル、51…下壁部、52…後壁部、53…内側フランジ部、53A…第2凸部、54…第2当接部、54A…第1凹部、60…連結パネル、61…第1連結部、62…第2連結部、63…第3連結部、64…第4連結部、65…第5連結部、70…第2閉断面部、80…支持部材、90…上支持部、91…第1フランジ、92…上支持壁、93…第2フランジ、94…前支持壁、95…第3フランジ、100…下支持部、101…中支持壁、102…第4フランジ、103…下支持壁、104…第5フランジ、105…側支持壁、200…ルームパーテーションパネル、210…アッパーバックパネル、220…第1閉断面部、230…連結パネル、240…第2閉断面部、250…バックウィンドガラス。

Claims (3)

  1. アッパーバックパネルと、
    前記アッパーバックパネルの前端部に連結され、閉断面構造を有する閉断面部とを有し、
    前記閉断面部は、前記アッパーバックパネルとは異なるパネル部材である第1パネル及び第2パネルによって構成されており、
    前記第1パネルの板厚及び前記第2パネルの板厚は、前記アッパーバックパネルの板厚に比して厚い車両後部構造。
  2. 前記第1パネルは、車両前後方向に延びる上壁部と、該上壁部の前端から車両下方に延びている前壁部とを有し、
    前記第2パネルは、前記上壁部の下方に配置され車両前後方向に延びる下壁部と、該下壁部の後端から車両上方に延びている後壁部とを有し、
    前記閉断面部の閉断面は、前記上壁部、前記前壁部、前記下壁部、及び前記後壁部によって構成され、
    前記第1パネルの板厚が前記第2パネルの板厚よりも厚い
    請求項1に記載の車両後部構造。
  3. 前記第1パネル及び前記第2パネルの少なくとも一方には、車幅方向に延びる突条が形成されている
    請求項1または2に記載の車両後部構造。
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