JP6551228B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤ内面のトレッド部に対応する領域に帯状の吸音材を接着した空気入りタイヤに関し、更に詳しくは、タイヤ構成部材のスプライス部の段差に起因する吸音材の固定強度の低下を回避し、吸音材の剥離を抑制することを可能にした空気入りタイヤに関する。
空気入りタイヤにおいて、騒音を発生させる原因の一つにタイヤ内部に充填された空気の振動による空洞共鳴音がある。この空洞共鳴音は、タイヤを転動させたときにトレッド部が路面の凹凸によって振動し、トレッド部の振動がタイヤ内部の空気を振動させることによって生じるものである。
このような空洞共鳴現象による騒音を低減する手法として、タイヤとホイールのリムとの間に形成される空洞部内に吸音材を配設することが提案されている。より具体的には、タイヤ内面のトレッド部に対応する領域に帯状の吸音材を接着することが行われている(例えば、特許文献1,2参照)。
しかしながら、空気入りタイヤのトレッド部にはインナーライナー層やカーカス層のようなタイヤ構成部材のスプライス部による段差(凹凸)がタイヤ幅方向に沿って延長するように形成されているため、タイヤ内面のトレッド部に対応する領域に帯状の吸音材を接着するにあたって、タイヤ構成部材のスプライス部を横切るように吸音材を配置すると、吸音材の接着層の変形が大きくなり、初期接着性や接着耐久性が悪くなる。そのため、タイヤ構成部材のスプライス部を横切るように吸音材を配置した場合、吸音材がタイヤ内面から剥離し易くなるという問題がある。
日本国特開2002−67608号公報 日本国特開2005−138760号公報
本発明の目的は、タイヤ構成部材のスプライス部の段差に起因する吸音材の固定強度の低下を回避し、吸音材の剥離を抑制することを可能にした空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的を解決するための本発明の空気入りタイヤは、タイヤ周方向に延在して環状をなすトレッド部と、該トレッド部の両側に配置された一対のサイドウォール部と、これらサイドウォール部のタイヤ径方向内側に配置された一対のビード部とを備え、少なくとも前記トレッド部にタイヤ周方向に延在してタイヤ周方向の任意の位置でスプライスされたタイヤ構成部材を設けると共に、タイヤ内面の前記トレッド部に対応する領域にタイヤ周方向に沿って接着層を介して帯状の吸音材を接着した空気入りタイヤにおいて、前記タイヤ構成部材がカーカス層及びインナーライナー層の少なくとも一方であり、前記吸音材をタイヤ周方向に沿って間欠的に配置し、前記カーカス層及び前記インナーライナー層の少なくとも一方のスプライス部に対応する位置に前記吸音材の欠落部を配置し、該吸音材を前記スプライス部とは重ならないように設置したことを特徴とするものである。
本発明では、タイヤ内面のトレッド部に対応する領域にタイヤ周方向に沿って接着層を介して帯状の吸音材を接着した空気入りタイヤにおいて、吸音材をタイヤ周方向に沿って間欠的に配置し、タイヤ構成部材のスプライス部に対応する位置に吸音材の欠落部を配置し、該吸音材をスプライス部とは重ならないように設置しているので、タイヤ構成部材のスプライス部の段差に起因して吸音材の初期接着性や接着耐久性が悪くなるのを回避することができる。その結果、吸音材の固定強度の低下を回避し、吸音材の剥離を抑制することができる。
本発明において、タイヤ構成部材がインナーライナー層であり、該インナーライナー層のスプライス部に対応する位置に吸音材の欠落部を配置することが好ましい。また、タイヤ構成部材がカーカス層であり、該カーカス層のスプライス部に対応する位置に吸音材の欠落部を配置することが好ましい。更に、タイヤ構成部材がカーカス層及びインナーライナー層であり、カーカス層及びインナーライナー層のスプライス部に対応する位置にそれぞれ吸音材の欠落部を配置することが好ましい。これらインナーライナー層やカーカス層のスプライス部はタイヤ内面において段差を形成し、吸音材の初期接着性や接着耐久性に影響を与えるため、上記のような配置を採用することで、吸音材の剥離を効果的に抑制することができる。
スプライス部からタイヤ周方向に向かって20mm以下となるスプライス周辺領域及びスプライス部からタイヤ周方向に向かって20mm〜120mmとなるスプライス隣接領域を規定したとき、吸音材のタイヤ周方向の端部をスプライス周辺領域から排除してスプライス隣接領域内に配置することが好ましい。上記スプライス隣接領域内に吸音材のタイヤ周方向の端部を配置した場合、吸音材の初期接着性や接着耐久性を良好に維持しつつ吸音材の設置長さを十分に確保し、優れた騒音低減効果を発揮することができる。
吸音材はタイヤ周方向に延在する単一の吸音材であり、その長手方向に直交する断面において少なくとも接着面に対応する範囲では均一な厚さを有し、その断面形状が長手方向に沿って一定であることが好ましい。これにより、接着面積当たりの吸音材の容量を最大限に大きくし、優れた騒音低減効果を得ることができる。また、このような形状を有する吸音材は加工が容易であるため製造コストも安価である。
リム組み時にタイヤ内に形成される空洞部の体積に対する吸音材の体積の比率は20%よりも大きいことが好ましい。このように吸音材の体積を大きくすることで優れた騒音低減効果を得ることができ、しかも大型の吸音材であっても良好な接着状態を長期間にわたって確保することができる。空洞部の体積は、タイヤを正規リムにリム組みして正規内圧を充填した状態でタイヤとリムとの間に形成される空洞部の体積である。「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えば、JATMAであれば標準リム、TRAであれば“Design Rim”、或いはETRTOであれば“Measuring Rim”とする。但し、タイヤが新車装着タイヤの場合には、このタイヤが組まれる純正ホイールを用いる。「正規内圧」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば最高空気圧、TRAであれば表“TIRE ROAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES”に記載の最大値、ETRTOであれば“INFLATION PRESSURE”であるが、タイヤが新車装着タイヤの場合には、車両に表示された空気圧とする。
吸音材の硬さは60N〜170Nであり、吸音材の引張り強度は60kPa〜180kPa以上であることが好ましい。このような物性を有する吸音材はタイヤのインフレートによる膨張や接地によるトレッド部の変形に起因して生じるせん断歪みに対する耐久性が優れている。吸音材の硬さは、JIS−K6400−2「軟質発泡材料−物理特性−第2部:硬さ及び圧縮応力−ひずみ特性の求め方」に準拠して測定されるものであって、そのD法(25%定圧縮して20秒後の力を求める方法)により測定されるものである。また、吸音材の引張り強度は、JIS−K6400−5「軟質発泡材料−物理特性−第5部:引張強さ、伸び及び引裂強さの求め方」に準拠して測定されるものである。
接着層は両面接着テープからなり、その引き剥がし粘着力が8N/20mm〜40N/20mmの範囲にあることが好ましい。これにより、吸音材の固定強度を良好に保ちつつ、吸音材の貼り付け作業及びタイヤ廃棄時の解体作業を容易に行うことが可能になる。両面接着テープの引き剥がし粘着力は、JIS−Z0237に準拠して測定されるものである。即ち、両面粘着シートを、厚さ25μmのPETフィルムを貼り合わせて裏打ちする。この裏打ちされた粘着シートを20mm×200mmの方形状にカットして試験片を作製する。この試験片から剥離ライナーを剥がし、露出した粘着面を、被着体としてのステンレス鋼(SUS:B304、表面仕上げBA)板に、2kgのローラーを一往復させて貼り付ける。これを23℃、RH50%の環境下に30分間保持した後、引張試験機を用い、JIS Z 0237に準拠して、23℃、RH50%の環境下、剥離角度180°、引張速度300mm/分の条件にて、SUS板に対する180°引き剥がし粘着力を測定する。
図1は本発明の実施形態からなる空気入りタイヤを示す斜視断面図である。 図2は本発明の実施形態からなる空気入りタイヤを示す子午線断面図である。 図3は本発明の空気入りタイヤにおける吸音材の欠落部とインナーライナー層のスプライス部との位置関係を示す赤道断面図である。 図4は本発明の空気入りタイヤにおける吸音材の欠落部とインナーライナー層のスプライス部との位置関係を示す展開図であって、図4(a)〜図4(e)は種々の変形例を示す図である。 図5は本発明の空気入りタイヤにおける吸音材の欠落部とカーカス層のスプライス部との位置関係を示す赤道断面図である。 図6は本発明の空気入りタイヤにおける吸音材の欠落部とカーカス層のスプライス部との位置関係を示す展開図であって、図6(a)〜図6(e)は種々の変形例を示す図である。 図7は本発明の空気入りタイヤにおける吸音材の欠落部とカーカス層及びインナーライナー層のスプライス部との位置関係を示す赤道断面図である。 図8は本発明の空気入りタイヤにおける吸音材の欠落部とカーカス層及びインナーライナー層のスプライス部との位置関係を示す赤道断面図である。 図9は本発明の空気入りタイヤにおける吸音材のタイヤ周方向の端部の好ましい配置位置を示す展開図である。
以下、本発明の構成について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。 図1及び図2は本発明の実施形態からなる空気入りタイヤを示すものである。図1において、本実施形態の空気入りタイヤは、タイヤ周方向に延在して環状をなすトレッド部1と、該トレッド部1の両側に配置された一対のサイドウォール部2と、これらサイドウォール部2のタイヤ径方向内側に配置された一対のビード部3とを備えている。
図2に示すように、一対のビード部3,3間にはカーカス層11が装架されている。このカーカス層11は、タイヤ径方向に延びる複数本の補強コードを含み、各ビード部3に配置されたビードコア12の廻りにタイヤ内側から外側へ折り返されている。ビードコア12の外周上には断面三角形状のゴム組成物からなるビードフィラー13が配置されている。また、カーカス層11の内側にはタイヤ内面4に沿ってインナーライナー層14が積層されている。カーカス層11及びインナーライナー層14は少なくともトレッド部1においてタイヤ周方向に延在してタイヤ周方向の任意の位置でスプライスされたタイヤ構成部材である。これらカーカス層11及びインナーライナー層14のスプライス部はタイヤ幅方向に沿って延在している。
一方、トレッド部1におけるカーカス層11の外周側には複数層のベルト層15が埋設されている。これらベルト層15はタイヤ周方向に対して傾斜する複数本の補強コードを含み、かつ層間で補強コードが互いに交差するように配置されている。ベルト層15において、補強コードのタイヤ周方向に対する傾斜角度は例えば10°〜40°の範囲に設定されている。ベルト層15の補強コードとしては、スチールコードが好ましく使用される。ベルト層15の外周側には、高速耐久性の向上を目的として、補強コードをタイヤ周方向に対して例えば5°以下の角度で配列してなる少なくとも1層のベルトカバー層16が配置されている。ベルトカバー層16の補強コードとしては、ナイロンやアラミド等の有機繊維コードが好ましく使用される。
上記空気入りタイヤにおいて、タイヤ内面4のトレッド部1に対応する領域には、タイヤ周方向に沿って接着層5を介して帯状の吸音材6が接着されている。吸音材6は、連続気泡を有する多孔質材料から構成され、その多孔質構造に基づく所定の吸音特性を有している。吸音材6の多孔質材料としては発泡ポリウレタンを用いると良い。一方、接着層5としては、ペースト状接着剤や両面接着テープを用いることができる。
図3は本発明の空気入りタイヤにおける吸音材の欠落部とインナーライナー層のスプライス部との位置関係をタイヤ赤道断面にて示すものである。図3に示すように、吸音材6はタイヤ周方向に沿って間欠的に配置され、インナーライナー層14(タイヤ構成部材)のスプライス部14Aに対応する位置に吸音材6の欠落部6Aが配置されている。つまり、吸音材6はスプライス部14Aとは重ならないように設置されている。
図4(a)〜図4(e)は本発明の空気入りタイヤにおける吸音材の欠落部とインナーライナー層のスプライス部との位置関係をタイヤ内面視にて示すものである。図4(a)〜図4(e)において、Tcはタイヤ周方向、Twはタイヤ幅方向である。図4(a)において、インナーライナー層14のスプライス部14A及び吸音材6の欠落部6Aはいずれもタイヤ幅方向Twに対して平行に延長し、スプライス部14Aは欠落部6Aの中央位置に配置されている。図4(b)において、インナーライナー層14のスプライス部14A及び吸音材6の欠落部6Aはいずれもタイヤ幅方向Twに対して平行に延長し、スプライス部14Aは欠落部6Aの中央からずれた位置に配置されている。図4(c)において、インナーライナー層14のスプライス部14Aはタイヤ幅方向Twに対して平行に延長し、吸音材6の欠落部6Aはタイヤ幅方向Twに対して傾斜しながら延長し、スプライス部14Aは欠落部6Aの中央位置に配置されている。図4(d)において、インナーライナー層14のスプライス部14A及び吸音材6の欠落部6Aはいずれもタイヤ幅方向Twに対して傾斜しながら延長し、スプライス部14Aは欠落部6Aの中央位置に配置されている。図4(e)において、インナーライナー層14のスプライス部14Aはタイヤ幅方向Twに対して傾斜しながら延長し、吸音材6の欠落部6Aはタイヤ幅方向Twに対して平行に延長し、スプライス部14Aは欠落部6Aの中央位置に配置されている。
図5は本発明の空気入りタイヤにおける吸音材の欠落部とカーカス層のスプライス部との位置関係をタイヤ赤道断面にて示すものである。図5に示すように、吸音材6はタイヤ周方向に沿って間欠的に配置され、カーカス層11(タイヤ構成部材)のスプライス部11Aに対応する位置に吸音材6の欠落部6Aが配置されている。つまり、吸音材6はスプライス部11Aとは重ならないように設置されている。図5においては、インナーライナー層14のスプライス部11Aは吸音材6と重なるように配置されているが、このように吸音材6の欠落部6Aとカーカス層11のスプライス部11Aとの位置関係だけを規定することが可能である。
図6(a)〜図6(e)は本発明の空気入りタイヤにおける吸音材の欠落部とカーカス層のスプライス部との位置関係をタイヤ内面視にて示すものである。図6(a)〜図6(e)において、Tcはタイヤ周方向、Twはタイヤ幅方向である。図6(a)において、カーカス層11のスプライス部11S及び吸音材6の欠落部6Aはいずれもタイヤ幅方向Twに対して平行に延長し、スプライス部11Aは欠落部6Aの中央位置に配置されている。図6(b)において、カーカス層11のスプライス部11A及び吸音材6の欠落部6Aはいずれもタイヤ幅方向Twに対して平行に延長し、スプライス部11Aは欠落部6Aの中央からずれた位置に配置されている。図6(c)において、カーカス層11のスプライス部11Aはタイヤ幅方向Twに対して平行に延長し、吸音材6の欠落部6Aはタイヤ幅方向Twに対して傾斜しながら延長し、スプライス部11Aは欠落部6Aの中央位置に配置されている。図6(d)において、カーカス層11のスプライス部11A及び吸音材6の欠落部6Aはいずれもタイヤ幅方向Twに対して傾斜しながら延長し、スプライス部11Aは欠落部6Aの中央位置に配置されている。図6(e)において、カーカス層11のスプライス部11Aはタイヤ幅方向Twに対して傾斜しながら延長し、吸音材6の欠落部6Aはタイヤ幅方向Twに対して平行に延長し、スプライス部11Aは欠落部6Aの中央位置に配置されている。
上述した空気入りタイヤでは、タイヤ内面4のトレッド部1に対応する領域にタイヤ周方向に沿って接着層5を介して帯状の吸音材6を接着するにあたって、吸音材6をタイヤ周方向に沿って間欠的に配置し、カーカス層11やインナーライナー層14のようなタイヤ構成部材のスプライス部11A,14Aに対応する位置に吸音材6の欠落部6Aを配置し、吸音材6をスプライス部11A,14Aとは重ならないように設置しているので、スプライス部11A,14Aの段差(凹凸)に起因して吸音材6の初期接着性や接着耐久性が悪くなるのを回避することができる。その結果、吸音材6の固定強度の低下を回避し、吸音材6の剥離を抑制することができる。
図7及び図8は本発明の空気入りタイヤにおける吸音材の欠落部とカーカス層及びインナーライナー層のスプライス部との位置関係をタイヤ赤道断面にて示すものである。図7に示すように、吸音材6はタイヤ周方向に沿って間欠的に配置され、カーカス層11及びインナーライナー層14のスプライス部11A,14Aに対応する位置にそれぞれ吸音材6の欠落部6Aが配置されている。つまり、吸音材6はスプライス部11A,14Aとは重ならないように設置されている。また、図8に示すように、2層のカーカス層11を有する空気入りタイヤにおいては、各カーカス層11のスプライス部11Aに対応する位置に吸音材6の欠落部6Aを配置するのが良い。
図9は本発明の空気入りタイヤにおける吸音材のタイヤ周方向の端部の好ましい配置位置を示すものである。図9に示すように、スプライス部11A,14Aからタイヤ周方向に向かって20mm以下となるスプライス周辺領域S1及びスプライス部11A,14Aからタイヤ周方向に向かって20mm〜120mmとなるスプライス隣接領域S2を規定したとき、スプライス周辺領域S1には吸音材6のタイヤ周方向の端部を存在させないことが好ましい。スプライス周辺領域S1ではスプライス部11A,14Aの段差の影響が現れ易い。特に、吸音材6のタイヤ周方向の端部をスプライス周辺領域S1から排除してスプライス隣接領域S2内に配置するのが良い。スプライス隣接領域S2内に吸音材6のタイヤ周方向の端部を配置した場合、吸音材6の初期接着性や接着耐久性を良好に維持しつつ吸音材6の設置長さを十分に確保し、その吸音材6に基づいて優れた騒音低減効果を発揮することができる。
上記空気入りタイヤにおいて、単一の吸音材6がタイヤ周方向に延在しており、吸音材6はその長手方向に直交する断面において少なくとも接着面に対応する範囲では均一な厚さを有し、その断面形状が長手方向に沿って一定であることが好ましい。特に、吸音材6の長手方向に直交する断面での断面形状は長方形(正方形を含む)であることが好ましいが、場合によっては、接着面側が狭くなるような逆台形にすることも可能である。これにより、接着面積当たりの吸音材6の容量を最大限に大きくし、優れた騒音低減効果を得ることができる。また、このような形状を有する吸音材6は加工が容易であるため製造コストも安価である。
上記空気入りタイヤをリム組みしたときタイヤ内面4とリムとの間には空洞部7が形成されるが、その空洞部7の体積に対する吸音材6の体積の比率は20%よりも大きいことが好ましい。このように吸音材6の体積を大きくすることで優れた騒音低減効果を得ることができ、しかも大型の吸音材6であっても良好な接着状態を長期間にわたって確保することができる。なお、吸音材6の幅はタイヤ接地幅の30%〜90%の範囲であることが好ましい。また、吸音材6は非環状とすることが好ましい。
吸音材6の硬さ(JIS−K6400−2)は60N〜170Nであり、吸音材6の引張り強度(JIS−K6400−5)は60kPa〜180kPaであることが好ましい。このような物性を有する吸音材6はせん断歪みに対する耐久性が優れている。吸音材6の硬さ又は引張り強度が小さ過ぎると吸音材6の耐久性が低下することになる。特に、吸音材6の硬さは、好ましくは70N〜160Nとし、より好ましくは80N〜140Nとするのが良い。また、吸音材6の引張り強度は、好ましくは75kPa〜165kPaとし、より好ましくは90kPa〜150kPaとするのが良い。
接着層5はその引き剥がし粘着力(JIS−Z0237:2009)が8N/20mm〜40N/20mmの範囲にあることが好ましい。これにより、吸音材6の固定強度を良好に保ちつつ、吸音材6の貼り付け作業及びタイヤ廃棄時の解体作業を容易に行うことが可能になる。つまり、接着層5の剥離力が弱過ぎると吸音材6の固定状態が不安定になり、逆に接着層5の剥離力が強過ぎると吸音材6の貼り付け作業において貼り付け位置を変更することが困難になり、タイヤ廃棄時には吸音材6を引き剥がすことが困難になる。特に、接着層5の引き剥がし粘着力は、好ましくは9N/20mm〜30N/20mm、より好ましくは10N/20mm〜25N/20mmとするのが良い。
タイヤサイズ195/65R15で、タイヤ周方向に延在して環状をなすトレッド部と、該トレッド部の両側に配置された一対のサイドウォール部と、これらサイドウォール部のタイヤ径方向内側に配置された一対のビード部とを備え、タイヤ内面のトレッド部に対応する領域にタイヤ周方向に沿って接着層を介して帯状の吸音材を接着した空気入りタイヤにおいて、吸音材の配置状態を種々異ならせた比較例1及び実施例1〜3のタイヤを製作した。
比較例1では、欠落部を設けることなく帯状の吸音材をタイヤ周上の全域に配置した。
実施例1では、図3のように吸音材をタイヤ周方向に沿って間欠的に配置し、インナーライナー層のスプライス部に対応する位置に吸音材の欠落部を配置し、該吸音材をインナーライナー層のスプライス部とは重ならないように設置した。
実施例2では、図5のように吸音材をタイヤ周方向に沿って間欠的に配置し、カーカス層のスプライス部に対応する位置に吸音材の欠落部を配置し、該吸音材をカーカス層のスプライス部とは重ならないように設置した。
実施例3では、図7のように吸音材をタイヤ周方向に沿って間欠的に配置し、カーカス層及びインナーライナー層のスプライス部に対応する位置に吸音材の欠落部をそれぞれ配置し、該吸音材をカーカス層及びインナーライナー層のスプライス部とは重ならないように設置した。
比較例1及び実施例1〜3において、以下の事項を共通にした。吸音材の長手方向に直交する断面における断面形状は長方形とし、その断面形状をタイヤ周方向に沿って一定とした。リム組み時にタイヤ内に形成される空洞部の体積に対する吸音材の体積の比率は25%とした。吸音材の硬さは91Nとし、吸音材の引張り強度は132kPaとした。接着層の引き剥がし粘着力は16N/20mmとした。また、実施例1〜3において、吸音材のタイヤ周方向の端部はスプライス部からタイヤ周方向に50mm離れた位置に配置した。
これら比較例1及び実施例1〜3の空気入りタイヤをそれぞれリムサイズ15×6JJのホイールに組み付け、空気圧150kPa、荷重5kN、速度100km/hの条件でドラム試験機にて100時間の走行試験を実施した後、吸音材の接着剥がれの有無を目視により確認した。また、耐接着剥がれ性の指標として、上記と同様の走行条件でドラム試験機にて走行試験を実施し、時間毎に吸音材の接着剥がれの有無を確認し、接着剥がれが生じるまでの走行距離を求めた。耐接着剥がれ性の評価結果は、比較例1を100とする指数にて示した。この指数値が大きいほど耐接着剥がれ性が優れていることを意味する。その結果を表1に示す。
Figure 0006551228
表1に示すように、比較例1のタイヤでは100時間の走行試験後において吸音材の接着剥がれが顕著に発生していたが、実施例1〜3のタイヤでは100時間の走行試験後において吸音材の接着剥がれが全く認められなかった。
次に、吸音材の硬さ、吸音材の引張り強度、接着層の引き剥がし粘着力、吸音材のタイヤ周方向の端部とスプライス部とのタイヤ周方向の距離を異ならせたこと以外は実施例1と同じ構造を有する実施例4〜10のタイヤを用意した。
これら実施例4〜10のタイヤについて、上記と同様の方法により、100時間の走行試験後における吸音材の接着剥がれの有無と耐接着剥がれ性を評価した。その結果を表2に示す。
Figure 0006551228
表2に示すように、吸音材の硬さ、吸音材の引張り強度、接着層の引き剥がし粘着力を変化させた実施例4〜7のタイヤでは、実施例1と同様に、100時間の走行後において吸音材の接着剥がれが全く認められなかった。また、実施例1及び実施例8〜10の対比からも明らかなように、吸音材のタイヤ周方向の端部とスプライス部とのタイヤ周方向の距離を適正化することで良好な耐接着剥がれ性が得られることが判る。但し、吸音材の端部とスプライス部との距離を過度に大きくすると、吸音材の減少に伴って騒音低減効果が低下することになる。
1 トレッド部
2 ビード部
3 サイドウォール部
4 タイヤ内面
5 接着層
6 吸音材
6A 欠落部
7 空洞部
11 カーカス層(タイヤ構成部材)
11A スプライス部
14 インナーライナー層(タイヤ構成部材)
14A スプライス部

Claims (11)

  1. タイヤ周方向に延在して環状をなすトレッド部と、該トレッド部の両側に配置された一対のサイドウォール部と、これらサイドウォール部のタイヤ径方向内側に配置された一対のビード部とを備え、少なくとも前記トレッド部にタイヤ周方向に延在してタイヤ周方向の任意の位置でスプライスされたタイヤ構成部材を設けると共に、タイヤ内面の前記トレッド部に対応する領域にタイヤ周方向に沿って接着層を介して帯状の吸音材を接着した空気入りタイヤにおいて、前記タイヤ構成部材がカーカス層及びインナーライナー層の少なくとも一方であり、前記吸音材をタイヤ周方向に沿って間欠的に配置し、前記カーカス層及び前記インナーライナー層の少なくとも一方のスプライス部に対応する位置に前記吸音材の欠落部を配置し、該吸音材を前記スプライス部とは重ならないように設置したことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記タイヤ構成部材がインナーライナー層であり、該インナーライナー層のスプライス部に対応する位置に前記吸音材の欠落部を配置したことを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記タイヤ構成部材がカーカス層であり、該カーカス層のスプライス部に対応する位置に前記吸音材の欠落部を配置したことを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記タイヤ構成部材がカーカス層及びインナーライナー層であり、前記カーカス層及び前記インナーライナー層のスプライス部に対応する位置にそれぞれ前記吸音材の欠落部を配置したことを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記スプライス部からタイヤ周方向に向かって20mm以下となるスプライス周辺領域及び前記スプライス部からタイヤ周方向に向かって20mm〜120mmとなるスプライス隣接領域を規定したとき、前記吸音材のタイヤ周方向の端部を前記スプライス周辺領域から排除して前記スプライス隣接領域内に配置したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記吸音材はタイヤ周方向に延在する単一の吸音材であり、その長手方向に直交する断面において少なくとも前記接着面に対応する範囲では均一な厚さを有し、その断面形状が長手方向に沿って一定であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  7. リム組み時にタイヤ内に形成される空洞部の体積に対する前記吸音材の体積の比率が20%よりも大きいことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記吸音材の硬さが60N〜170Nであり、前記吸音材の引張り強度が60kPa〜180kPaであることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  9. 前記接着層は両面接着テープからなり、その引き剥がし粘着力が8N/20mm〜40N/20mmの範囲にあることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  10. 前記吸音材が連続気泡を有する多孔質材料から構成されることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  11. 前記多孔質材料が発泡ポリウレタンであることを特徴とする請求項10に記載の空気入りタイヤ。
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