JP4427007B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、走行中のロードノイズを低減しうる空気入りタイヤに関する。
タイヤ騒音の一つに、路面を走行した際に、50〜400Hzの周波数範囲で「ゴー」という音が生じるいわゆるロードノイズがあり、その主原因として、タイヤ内腔内で起こす空気の共鳴振動(空洞共鳴)が知られている。そこで近年、タイヤ内腔内に、スポンジ材からなりタイヤ周方向にのびる制音体を配し、タイヤ内腔内で生じた共鳴音エネルギーを緩和、吸収することにより、空洞共鳴を抑制してロードノイズを低減する技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2003−252003号公報
このとき前記制音体を、タイヤ周方向に連続して一周する環状体として形成し、タイヤ内腔内に填め込むことが取付け作業性の観点から好ましい。しかし斯かる場合には、タイヤサイズに応じて直径を違えた多種類の環状体、及びそれを成形するための多種類の金型が必要となるなど、生産性やコストの観点から実施は難しい。
そこで、棒状に成形したスポンジ材の原材を、タイヤサイズに応じた長さに適宜切断し、その切断物aを、図10に示すように、タイヤ周方向に沿ってタイヤ内腔面に接着することが望まれる。しかし切断物aである制音体には、その周方向の両端間に途切れ部bが必然的に形成される。その結果、スポンジ材が低比重であるとはいえ、前記途切れ部bによって重量のアンバランスを招き、タイヤのユニフォミティーを低下させるという新たな問題が発生する。
そこで本発明は、前記途切れ部によって生じる制音体の重量アンバランスの軽点を、タイヤ本体の重量アンバランスの軽点から定まる特定の領域範囲内に位置させることを基本として、ユニフォミティーへの影響を無視できる程度に低く抑えることが可能となりタイヤ走行性能を維持しうる空気入りタイヤの提供を目的としている。
前記目的を達成するために、本願請求項1の発明(必要により第1の発明と称する)は、トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至るカーカスを有するタイヤ本体と、
前記トレッド部のタイヤ内腔面に固着されかつ少なくとも1以上の途切れ部を有してタイヤ周方向に断続的に一周する比重0.005〜0.060のスポンジ材からなる制音体とを具えるとともに、
前記制音体は、前記途切れ部によって生じる制音体の重量アンバランスの軽点を、前記タイヤ本体の重量アンバランスの軽点から180゜を隔てる対向位置を中心とする±60°の領域範囲に位置させ、かつ、前記制音体は、前記途切れ部を挟む途切れ端の端面を、途切れ部の周方向の長さが、前記タイヤ内腔面に向かって減じる向きに傾斜させるとともに、該端面のタイヤ内腔面に対する角度θを15〜70°としたことを特徴としている。
又請求項2の発明(必要により第2の発明と称する)では、トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至るカーカスを有するタイヤ本体と、
前記トレッド部のタイヤ内腔面に固着されかつ少なくとも1以上の途切れ部を有してタイヤ周方向に断続的に一周する比重0.005〜0.060のスポンジ材からなる制音体とを具えるとともに、
前記制音体は、前記途切れ部によって生じる制音体の重量アンバランスの軽点を、前記タイヤ本体の重量アンバランスの軽点から180゜を隔てる対向位置を中心とする±60°の領域範囲に位置させ、かつ、前記制音体は、撥水処理が施されていること、
又請求項3の発明では、前記制音体は、前記途切れ部によって生じる制音体の重量アンバランス量を10.3g以下としたこと
求項4の発明では、前記途切れ部は、前記タイヤ内腔面に沿う周方向の長さを8.0cm以下としたこと及び、
求項5の発明では、前記制音体は、前記途切れ部の形成数を1としたことを特徴としている。
本発明は叙上の如く、途切れ部によって生じる制音体の重量アンバランスの軽点を、タイヤ本体の重量アンバランスの軽点から180゜を隔てる対向位置を中心とする±60°の領域範囲に位置させているため、後述するような理由から、ユニフォミティーへの影響を無視できる程度に低く抑えることができ、タイヤ走行性能の維持が可能となる。又前記領域範囲が広いため、制音体の貼付け作業効率の低下や、貼付け位置の誤差による不良品の発生なども防止しうる。
以下、本発明の実施の一形態を、図示例とともに説明する。図1は、本発明の空気入りタイヤのリム組状態を示す断面図である。
図1において、空気入りタイヤ1は、チューブレスタイヤであるタイヤ本体10と、そのトレッド部2のタイヤ内腔面2S(以下、トレッド内腔面2Sという)に固着されるスポンジ材からなる制音体11とから構成される。
前記タイヤ本体10は、本例では、速度記号をWレンジ以上とした高速走行用の乗用車用タイヤであって、路面に接地するトレッド部2と、その両端から半径方向内方にのびる一対のサイドウォール部3と、各サイドウォール部3の半径方向内方端に位置するビード部4とを具える。又タイヤ本体10には、前記ビード部4、4間に架け渡されるカーカス6、及びトレッド部2の内部かつ前記カーカス6の半径方向外側で周方向に巻装されるベルト層7が配される。
前記カーカス6は、例えば有機繊維のカーカスコードをタイヤ周方向に対して例えば75〜90°の角度で配列した1枚以上、本例では1枚のカーカスプライ6Aから形成される、このカーカスプライ6Aは、トレッド部2からサイドウォール部3をへてビード部4のビードコア5に至るプライ本体部6aの両側に、前記ビードコア5の周りで折り返されて係止される折返し部6bを具える。
又ベルト層7は、例えばスチール製のベルトコードをタイヤ周方向に対して例えば10〜40°の角度で配列した2枚以上、本例では2枚のベルトプライ7A、7Bからなり、ベルトコードがプライ間相互で交差することによりベルト剛性を高め、タガ効果を有してトレッド部2を強固に補強する。なおベルト層7のさらに外側には、操縦安定性を高める目的で、有機繊維のバンドコードをタイヤ周方向に螺旋巻きしたバンド層を配することができる。
又前記カーカスプライ6Aの内側には、低空気透過性ゴムからなりタイヤ内腔を覆うインナーライナゴム層9が添設される。
次に、前記制音体11は、タイヤ周方向に長い帯状のスポンジ材からなり、前記トレッド内腔面2Sに固定されるとともに、本例では、ほぼ同一の断面形状を有してタイヤ赤道C上を周方向に延在する。なお「ほぼ」としているのは、図2に示すように、制音体11の周方向の各端部11e、11eについては、断面高さを漸減させたテーパ部としているためである。即ち、前記端部11eの端面である途切れ部Kを挟む途切れ端の端面を、途切れ部Kの周方向の長さLkが、前記タイヤ内腔面に向かって減じる向きに傾斜させるとともに、該端面のタイヤ内腔面に対する角度θを15〜70°、好ましくは30〜60°の範囲に規定している。なお、第一の発明においては角度θを15〜70°と設定している。このように端面を傾斜させることにより、端部11eにおける質量が減ずるため、接着面に作用する走行時の応力を減じることができ、前記端部11eを起点として接着面に沿って発生しやすいスポンジ材の亀裂損傷を抑制しその耐久性を向上しうる。
前記スポンジ材は、海綿状の多孔構造体であり、例えばゴムや合成樹脂を発泡させた連続気泡を有するいわゆるスポンジそのものの他、動物繊維、植物繊維又は合成繊維等を絡み合わせて一体に連結したウエブ状のものを含む。また前記「多孔構造体」には、連続気泡のみならず独立気泡を有するものを含む。好ましくは、エーテル系ポリウレタンスポンジ、エステル系ポリウレタンスポンジ、ポリエチレンスポンジなどの合成樹脂スポンジ、クロロプレンゴムスポンジ(CRスポンジ)、エチレンプロピレンゴムスポンジ(EPDMスポンジ)、ニトリルゴムスポンジ(NBRスポンジ)などのゴムスポンジを好適に用いることができ、とりわけエーテル系ポリウレタンスポンジを含むポリウレタン系又はポリエチレン系等のスポンジが、制音性、軽量性、発泡の調節可能性、耐久性などの観点から好ましい。
このようなスポンジ材は、防振性、吸音性が高いため、タイヤ内腔内で生じた共鳴音エネルギー(振動エネルギー)を効果的に吸収緩和でき、空洞共鳴を抑制することでロードノイズを低減し、制音しうる。またスポンジ材は、収縮、屈曲等の変形が容易であるため、リム組み性の悪化や操縦安定性には影響を与えることもない。
又前記スポンジ材としては、その比重が0.005〜0.060のものが使用でき、この範囲を外れると、気孔比率などの点で空洞共鳴を抑える効果が低下する。このような観点から、比重の下限値は0.010以上、さらには0.016以上であるのが好ましく、又上限値は0.045以下、さらには0.035以下であるのが好ましい。
次に、前記制音体11の断面形状としては、特に規制されることがなく、例えば矩形状、台形状、三角形状、弾頭形状、半円形状など種々の断面形状を採用しうる。しかし、タイヤをリムから取り外す際のレバーによる制音体11の受傷防止の観点から、図3に示す如く、側面12cを大きく傾斜させた断面略台形状の偏平な基体12を有するものが好ましい。詳しくは、前記基体12は、高さT1が10〜45mmの横長偏平をなし、又前記側面12cは、基体12の断面巾Wが、前記トレッド内腔面2Sに固定される底面12aからタイヤ内腔iに向く上面12bに向かって減じる向きに傾斜するとともに、前記底面12aに対する側面12cの傾斜角度αを30〜75゜、好ましくは30〜70゜、さらに好ましくは30〜60゜の範囲としている。
このように側面12cを傾斜させることにより、図4に示すように、タイヤ本体10のビード部4をリムから取り外す際に、タイヤ内腔i内で傾動するタイヤレバーJの先端部と干渉しやす部分を取り除くことができる。従って、タイヤレバーJとの接触による制音体11の損傷を効果的に防止できる。また仮に接触した場合でも、前記側面12cは、タイヤレバーJの先端部が描く円弧状の軌跡の接線方向に近似して傾斜するため、タイヤレバーJの先端部が制音体11に食い込み難く、かつ該タイヤレバーJと側面12cとの間の摩擦力を軽減できる。
なお本例では、制音体11とタイヤ本体との接着面を増して接着力を高めるために、前記基体12には、底面12aに沿って側方に張り出す翼部15を形成している。この翼部15の高さT2は、前記高さT1の75%以下かつ15mm以下が好ましい。又本例では、前記基体12の上面12bに、該基体12の巾方向の中央付近を通って長さ方向にのびる例えば断面U字状、V字状などの凹溝13を形成している。この凹溝13は、前記タイヤレバーJが前記側面12cと接触した際、凹溝13両側に区分される山部14の変形を促進でき、制音体11をタイヤレバーJから逃がすことによって、制音体11の損傷をさらに抑制しうる。また前記凹溝13は、制音体11の表面積を増加させるため、空洞共鳴に抑制効果を向上しうる。さらに、表面積の増加により放熱効果が高まるためタイヤの温度上昇を減じることができ、タイヤの高速耐久性を向上しうる。
又前記制音体11のトレッド内腔面2Sへの固定方法として、種々の方法が採用しうるが、コスト及び作業性の観点より、接着剤ないし両面粘着テープを用いた接着が好ましい。本例では、両面粘着テープ16によってトレッド内腔面2Sに接着する場合を例示するが、これら以外にも、例えばネジや取付金具などを用いる方法や加硫工程で一体化させる方法なども採用できる。なお制音体11との接着性を向上するために、トレッド内腔面2Sが平滑に仕上げられていることが望ましい。通常、タイヤ内腔面には、加硫時に用いられるブラダーのエア抜き用の溝が反転して転写された突条(所謂ベントライン)が形成されているが、これをインサイドペイント(離型剤)と同時に研磨により除去して平滑化することが望ましい。また、前記ブラダーに、表面に排気溝のない平滑なものを使用することによって、当初からタイヤ内腔面を平らに仕上げることもできる。特に好ましくは、タイヤ本体10は、タイヤ内腔面にインサイドペイントを用いることなく加硫成形されるのが良い。これにより、タイヤ内腔面と接着剤等との接着性がさらに向上する。
そして本実施形態の制音体11は、図2に示すように、帯状のスポンジ材を用いることにより、少なくとも1以上の途切れ部Kを有してタイヤ周方向に断続的に一周する。本例では、途切れ部Kの形成数を1としたものを例示しているが、複数本のスポンジ材を用いることにより複数の途切れ部Kが形成されても良い。
なお帯状のスポンジ材を用いる場合、長い原材料を、タイヤサイズに応じた長さに適宜切断してトレッド内腔面2Sに貼付けできるため、金型数や制音体11の品種の増加を防止でき、生産性やコストの点で実用的である。しかし制音体11は、スポンジ材が低比重であるとはいえ前記途切れ部Kによって重量のアンバランスを招き、タイヤのユニフォミティーの低下原因となる。
そこで本実施形態では、前記途切れ部Kによって生じる制音体11の重量アンバランスの軽点Pを、前記タイヤ本体10の重量アンバランスの軽点Q1から180゜を隔てる対向位置Q2を中心とする±60°の領域範囲Yに位置させ、これによりユニフォミティーへの影響を無視できる低いレベルに抑制し、タイヤ走行性能の維持を図っている。
これは、以下に説明する本発明者の実験により見出された。
まず、比重0.039のエーテル系ポリウレタンスポンジ(イノアック製 製品番号ESH2)からなり、かつ前記図3に示す断面形状(高さT1=2cm、高さT2=0.5cm、底面における断面巾W=9.7cm、)のスポンジ材を作成し、これをタイヤサイズ215/45R17の乗用車用ラジアルタイヤのトレッド内腔面2Sに周方向に貼り付けることで制音体付きのタイヤ1を形成した。
このとき各タイヤにおいては、制音体11における途切れ部Kの形成数、及び途切れ部Kの周方向長さLkは、それぞれ1個、及び10cmと一定とし、前記対向位置Q2からの、前記途切れ部Kの中心位置(即ち制音体11の重量アンバランスの軽点Pの位置)の位相角度βを0〜90°の範囲で10°毎に変化させている。なお貼り付けには、両面粘着テープ(日東電工社製 製品番号5000NS)を用いた。又制音体11の端部11eの端面は、45°の角度θで傾斜させている。
そして、ユニフォミティーマシンを用いて各タイヤのユニフォミティーを測定し、低速度(20km/h)でのラジアルフォースバリエーションの一次(低速RFV一次)、高速度(120km/h)でのラジアルフォースバリエーションの一次(高速RFV一次)、高速度(120km/h)でのタンジェンタルフォースバリエーションの一次(高速TFV一次)と、前記位相角度βとの関係を図5に示す。
なお、制音体11における重量アンバランス量Maは、7.1gであった。この重量アンバランス量Maは、スポンジが欠けた部分の重さを意味し、複数ある時には、位相を考慮して相殺する。
この図5に示すように、制音体11の軽点Pの位相角度βが0〜90°の範囲で変化しても、低速RFV一次、及び高速RFV一次は、ほとんど変化していない。しかし高速TFV一次においては、位相角度βが0〜60°の範囲では、わずかな上昇傾向にとどまるものの、60°を超えると急激に上昇しているのが確認できる。このことから、制音体11における軽点Pの位相角度βが0〜60°の範囲では、制音体11の重量アンバランスによるユニフォミティーへの影響が無視できる程度に非常に低く、タイヤ走行性能を維持しうることがわかる。なお前記高速TFV一次から鑑み、前記位相角度βは、0〜50°、さらには0〜30°の範囲が好ましい。斯かる場合にも、前記範囲が広いため、制音体11の貼付け作業効率の低下や、貼付け位置の誤差による不良品の発生などは防止しうる。
又前記制音体11の軽点Pの位相角度βを0°とし、前記途切れ部Kの周方向長さLkを変化させたときの、制音体11の重量アンバランス量Ma、タイヤの低速RFV、高速RFV、高速TFVの変化を測定し、その結果を図6〜図8に示す。長さLkが15cm(重量アンバランス量Maが10.3g)までは、低速RFVの一次〜三次成分、高速RFVの一次〜三次成分、高速TFVの一次〜三次成分はほとんど変化せず、又ロードノイズ低減効果も充分なレベルにある。しかし、意外なことに、長さLkが20cm(重量アンバランス量Maが13.5g)を超えると、FVは改善傾向となっている。これは、制音体11の重量アンバランス量Maの増大により、タイヤ本体10の重量アンバランスを改善する効果が生じたものと考えられる。
しかし、この効果は、図9に示すように、重量バランスの良いタイヤ本体10に対しては、逆に作用してFVを損ねる傾向となる。従って、すべてのタイヤ本体10に対して、ユニフォミティーに影響を与えないためには、制音体11の重量アンバランス量Maは、10.3g以下とすることが必要となる。
又前記途切れ部Kの周方向長さLkは、外観品質の観点から8.0cm以下に抑えるのが好ましく、これを超えると、外観性が低下し商品性を損ねる傾向となる。
又前記途切れ部Kの形成数は、前記ユニフォミティーへの影響の観点からは特に規制されないが、スポンジ材の貼付け作業性、外観品質等の観点から1個とするのが好ましい。
又前記制音体11は、前記空洞共鳴の抑制効果の観点から、その体積V2を、前記特許文献1に記載の場合と同様、空気入りタイヤ1とリムとが囲むタイヤ内腔の全体積V1の0.4〜20%の範囲に設定するのが好ましく、この範囲となるように、前記制音体11の断面積S、断面寸法、周方向長さLkの各値が適宜設定される。なお比V2/V1が0.4%未満では、空洞共鳴の抑制効果が十分に発揮されなくなり、又20%を越えると、空洞共鳴の抑制効果が頭打ちとなるばかりかコストの不必要な増加を招く。
ここで前記「体積V2」は、制音体11の外形から定まる見かけの体積であり、内部の気泡が占める体積も含めたものとする。また「タイヤ内腔の全体積V1」は、リム組みしたタイヤに正規内圧を充填した状態において下記式(1)で近似的に求めた値V1として定める。
V1=A×{(Di−Dr)/2+Dr}×π …(1)
式中、”A”は前記正規内圧充填状態のタイヤ内腔をCTスキャニングして得られるタイヤ内腔面積、”Di”は正規内圧充填状態でのタイヤ内腔の最大外径、”Dr”はリム径、”π”は円周率である。なお前記「正規内圧」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば最高空気圧、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" とするが、タイヤが乗用車用の場合には、現実の使用頻度などを考慮して一律に200kPaとする。
又制音体11としてスポンジ材を使用した場合、このスポンジ材は吸水性が高いため、タイヤ保管時やリム組時などにおいて雨水等に濡れて吸水してしまうという恐れが生じる。そして、この吸水状態でリム組みすると、重量バランスがくずれて本願の作用効果を発揮することができなくなるとともに、吸水した水がタイヤのゴム内に浸透して内部損傷を誘発させる等の問題を招く。そこで、制音体11には、吸水しないように撥水処理を施す。
なお撥水処理としては、スポンジ材を発泡させる際、周知の撥水剤を予め混合させる手段が採用できる。なお前記撥水剤として、例えばモノアルコールと、脂肪族ジカルボン酸或いは脂環族ジカルボン酸との結合体であるエステルが好適に使用できる。
このように、第2の発明においては、制音体には、撥水処理が施されていることを特徴としている。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
本発明の空気入りタイヤの一実施例を示す断面図である。 空気入りタイヤの周方向断面図である。 制音体11の断面図である。 リム組み時のタイヤレバーと制音体との位置関係を示す断面図である。 制音体の軽点の位相角度βと、低速RFV一次、高速RFV一次、高速TFV一次との関係を示すグラフである。 制音体における途切れ部の周方向長さと、低速RFVの一次〜三次成分との関係を示すグラフである。 制音体における途切れ部の周方向長さと、高速RFVの一次〜三次成分との関係を示すグラフである。 制音体における途切れ部の周方向長さと、高速TFVの一次〜三次成分との関係を示すグラフである。 重量バランスの良いタイヤ本体に対しての、途切れ部の周方向長さと、低速RFV一次、高速RFV一次、高速TFV一次との関係を示すグラフである。 従来技術を説明する制音体付きの空気入りタイヤの周方向断面図である。
符号の説明
2 トレッド部
3 サイドウォール部
4 ビード部
5 ビードコア
6 カーカス
10 タイヤ本体
11 制音体
K 途切れ部
P、Q1 軽点
Q2 対向位置

Claims (5)

  1. トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至るカーカスを有するタイヤ本体と、
    前記トレッド部のタイヤ内腔面に固着されかつ少なくとも1以上の途切れ部を有してタイヤ周方向に断続的に一周する比重0.005〜0.060のスポンジ材からなる制音体とを具えるとともに、
    前記制音体は、前記途切れ部によって生じる制音体の重量アンバランスの軽点を、前記タイヤ本体の重量アンバランスの軽点から180゜を隔てる対向位置を中心とする±60°の領域範囲に位置させ
    かつ、前記制音体は、前記途切れ部を挟む途切れ端の端面を、途切れ部の周方向の長さが、前記タイヤ内腔面に向かって減じる向きに傾斜させるとともに、該端面のタイヤ内腔面に対する角度θを15〜70°としたことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至るカーカスを有するタイヤ本体と、
    前記トレッド部のタイヤ内腔面に固着されかつ少なくとも1以上の途切れ部を有してタイヤ周方向に断続的に一周する比重0.005〜0.060のスポンジ材からなる制音体とを具えるとともに、
    前記制音体は、前記途切れ部によって生じる制音体の重量アンバランスの軽点を、前記タイヤ本体の重量アンバランスの軽点から180゜を隔てる対向位置を中心とする±60°の領域範囲に位置させ、
    かつ、前記制音体は、撥水処理が施されていることを特徴とする空気入りタイヤ。
  3. 前記制音体は、前記途切れ部によって生じる制音体の重量アンバランス量を10.3g以下としたことを特徴とする請求項1又は2記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記途切れ部は、前記タイヤ内腔面に沿う周方向の長さを8.0cm以下としたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記制音体は、前記途切れ部の形成数を1としたことを特徴とする請求項1〜の何れかに記載の空気入りタイヤ。
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