JP6536751B2 - 積層コイルおよびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、導体パターンが形成された絶縁基材が積層されて構成される積層コイルおよびその製造方法に関する。
コイルパターンが形成された2枚の基板が積層された、薄型の平面コイルが例えば特許文献1に示されている。この平面コイルは、第1コイルパターンが樹脂層に埋め込まれた第1基板と、第2コイルパターンが樹脂層に埋め込まれた第2基板とが、内側絶縁層を介して貼り合わされた構造を一部に備える。
特開2012−89700号公報
それぞれにコイルパターンが形成された2枚の基板を積層することによって構成される積層コイルは、一方のコイルパターンが他方の絶縁基材に対面するように積層される構造(第1構造)と、コイルパターン同士が対面するように積層される構造(第2構造)とをとり得る。図8は上記第1構造の積層コイルの積層前の断面図であり、図9は上記第2構造の積層コイルの積層前の断面図である。
図8に示す第1構造では、導体パターン21,22を担持する絶縁基材11,12の変形に伴い、導体パターン21,22が変形して電気的特性が変化してしまう。また、図9に示す第2構造では、導体パターン21が形成された絶縁基材11と導体パターン22が形成された絶縁基材12とが熱硬化性樹脂層(プリプレグ層)40を介して貼り付けられるが、狭ピッチの導体パターン間に熱硬化性樹脂を流入させることは困難であり、また、スラリー状の熱硬化性樹脂を用いた場合、流入後の熱硬化時の変形により隙間(ボイド)が生じやすい。
本発明の目的は、導体パターンの変形や導体パターン間の隙間発生の問題を解消した、積層コイルを提供することにある。
(1)本発明の一態様の積層コイルの製造方法は、
第1絶縁基材に第1導体パターンを形成して第1基板を構成する工程と、
第2絶縁基材に第2導体パターンを形成して第2基板を構成する工程と、
前記第1基板の前記第1導体パターンの形成面と前記第2基板の前記第2導体パターンの形成面とを、熱可塑性樹脂の接合層のみを介して接合する第1工程と、
前記第1工程の後、前記第1絶縁基材と前記第2絶縁基材とに亘って、前記第1導体パターンの一部と前記第2導体パターンの一部とが露出する孔を形成し、前記孔に導体を形成することにより前記第1導体パターンと前記第2導体パターンとを導通させる第2工程と、
を備え、
前記第1絶縁基材および前記第2絶縁基材は、前記接合層に比べて、前記接合層の融着温度での変形量が小さく、
前記第1導体パターンおよび前記第2導体パターンは、前記第1基板と前記第2基板との積層方向にコイル軸を有するコイルパターンであることを特徴とする。
上記製造方法によれば、第1導体パターンおよび第2導体パターンの変形が少なく、第1導体パターンの導体パターン間、および第2導体パターンの導体パターン間それぞれに隙間が生じ難い積層コイルが得られる。
(2)本発明の一態様の積層コイルの製造方法では、前記第1導体パターンと前記第2導体パターンの少なくとも一方はスパイラルコイルである。
(3)本発明の一態様の積層コイルの製造方法では、前記第1導体パターンと前記第2導体パターンの少なくとも一方はめっきにより形成される。
(4)本発明の一態様の積層コイルの製造方法では、前記第1導体パターンは前記第1絶縁基材に比べて厚みが厚くかつ前記第2導体パターンは前記第2絶縁基材に比べて厚みが厚い、または、前記第1導体パターンは前記第1絶縁基材に比べて厚みが厚い、
)本発明の一態様の積層コイルは、
第1絶縁基材と、当該第1絶縁基材に形成された第1導体パターンとで構成された第1基板と、
第2絶縁基材と、当該第2絶縁基材に形成された第2導体パターンとで構成された第2基板と、
前記第1絶縁基材と前記第2絶縁基材とを積層状態で接合する接合層と、
前記第1絶縁基材と前記第2絶縁基材とに亘って形成された孔と、
前記孔に形成され、前記第1導体パターンの一部と前記第2導体パターンの一部とを導通させる導体と、
を備え、
前記接合層は、熱可塑性樹脂で構成され、
前記第1絶縁基材および前記第2絶縁基材は、前記接合層に比べて、前記接合層の融着温度での変形量が小さい材料で構成され、
前記第1導体パターンおよび前記第2導体パターンは、前記第1基板と前記第2基板との積層方向にコイル軸を有するコイルパターンであり、
前記接合層は1層のみであり、
前記第1導体パターンと前記第2導体パターンとの間に、前記接合層のみが介在する部分を有することを特徴とする。
上記構成により、第1導体パターンおよび第2導体パターンの変形が少なく、第1導体パターンの導体パターン間、および第2導体パターンの導体パターン間それぞれに隙間が生じ難い積層コイルが得られる。
(6)本発明の一態様の積層コイルでは、前記第1導体パターンと前記第2導体パターンの少なくとも一方はスパイラルコイルである。
(7)本発明の一態様の積層コイルでは、前記第1導体パターンと前記第2導体パターンの少なくとも一方はめっきにより形成されている。
(8)本発明の一態様の積層コイルでは、前記第1導体パターンは前記第1絶縁基材に比べて厚みが厚くかつ前記第2導体パターンは前記第2絶縁基材に比べて厚みが厚い、または、前記第1導体パターンは前記第1絶縁基材に比べて厚みが厚い。
本発明の一態様の積層コイルでは、前記第1導体パターンと前記第2導体パターンの少なくとも一方は、例えば複数層に亘って形成されたコイルパターンである。これにより、導体パターン間の積層間隔が狭くなりやすいコイルでありながら、導体パターンの変形による特性変化の少ないコイル部品が得られる。
10本発明の一態様の積層コイルでは、前記第1導体パターンは、例えば前記第1絶縁基材の両面に形成されたコイルパターンである。この構造により、多層のコイルパターンを備えるコイル部品が容易に得られる。
本発明によれば、導体パターンの変形や導体パターン間の隙間発生による特性変化が少ない積層コイルが得られる。
図1は第1の実施形態に係る積層コイル101の断面図である。 図2は、各絶縁基材に形成された導体パターンの平面図である。 図3は本実施形態に係る積層コイル101の製造工程の各ステップでの断面図である。 図4は第2の実施形態に係る積層コイルの製造工程の各ステップでの断面図である。 図5は第2の実施形態に係る積層コイルの製造工程の、図4に続く各ステップでの断面図である。 図6は第3の実施形態に係る積層コイルの製造工程の各ステップでの断面図である。 図7は第4の実施形態に係る積層コイルの製造工程の各ステップでの断面図である。 図8は、従来技術による第1構造の積層コイルの積層前の断面図である。 図9は、従来技術による第2構造の積層コイルの積層前の断面図である。
以降、図を参照して幾つかの具体的な例を挙げて、本発明を実施するための複数の形態を示す。各図中には同一箇所に同一符号を付している。要点の説明または理解の容易性を考慮して、便宜上実施形態を分けて示すが、異なる実施形態で示した構成の部分的な置換または組み合わせは可能である。第2の実施形態以降では第1の実施形態と共通の事柄についての記述を省略し、異なる点についてのみ説明する。特に、同様の構成による同様の作用効果については実施形態毎には逐次言及しない。
《第1の実施形態》
図1は第1の実施形態に係る積層コイル101の断面図である。図2は、各絶縁基材に形成された導体パターンの平面図である。図3は本実施形態に係る積層コイル101の製造工程の各ステップでの断面図である。図3の各断面図は、図2中のX−Xラインにおける断面図である。
積層コイル101は、第1基板1、第2基板2および接合層30を有する。第1基板1は、絶縁基材11と、この絶縁基材11の上面に形成された第1導体パターン21および下面に形成された、端子電極としての導体パターン21Ua,21Ubを備える。第2基板2は、絶縁基材12と、この絶縁基材12の下面に形成された第2導体パターン22を備える。
図2に表れているように、第1導体パターン21および第2導体パターン22は、第1基板1と第2基板2との積層方向にコイル軸を有するスパイラル状のコイルパターンである。第1絶縁基材11に形成された第1導体パターン21の内終端21cと第2絶縁基材12に形成された第2導体パターン22の内終端22cとはめっき膜によるビアホールV2を介して導通している。
絶縁基材11および接合層30には、下面の導体パターン21Ubと第2導体パターン22の外終端とを層間接続するビアホールV1が形成されている。また、絶縁基材11には、下面の導体パターン21Uaと第1導体パターン21の外終端とを層間接続するビアホールV3が形成されている。接合層30には、導体パターン21の内終端と導体パターン22の内終端とを層間接続するビアホールV2が形成されている。
本実施形態の積層コイル101の製造方法は次のとおりである。
[基板作製工程]
例えばFR−4(FlameRetardant Type 4)タイプの第1絶縁基材11に例えばCu箔を貼付し、このCu箔をフォトリソグラフィによりパターンニングすることで、第1基板1を構成する。第2基板2も同様に構成する。
[基板接合工程]
図3中のステップS1に示すように、第1基板1の第1導体パターン21の形成面と第2基板2の第2導体パターン22の形成面とが対面するように、第1基板1と第2基板2と液晶ポリマー(LCP)等の熱可塑性樹脂等の接合層30を挟んで、積層体を構成する。
この積層体を例えば280℃で加熱加圧する。これにより、図3中のステップS2に示すように、第1基板1と第2基板2とを接合層30のみを介して接合する。この工程が本発明に係る「第1工程」に相当する。
第1絶縁基材11および第2絶縁基材12は、接合層30に比べて、接合層30の融着温度での変形量が小さい。
[ビアホール形成工程]
上記積層体に貫通孔Hを形成することによって、第1絶縁基材11に形成された第1導体パターン21の内終端21cと第2絶縁基材12に形成された第2導体パターンの内終端22cとを露出させ、第1導体パターン21および第2導体パターン22の露出面にCuめっき膜を形成する。これにより第1導体パターン21および第2導体パターン22を、ビアホールV2を介して導通させる。この工程が本発明に係る「第2工程」に相当する。また、図3には表れていないが、同様にしてビアホールV1,V3を形成する。
本実施形態によれば、2つの導体パターン21,22の間に熱可塑性樹脂からなる接合層30を1層だけ有し、2つの絶縁基材11,12は、接合層30に比べて、接合層30の融着温度での変形量が小さいので、第1導体パターン21および第2導体パターン22の変形は少なく、第1導体パターン21の導体パターン間、および第2導体パターン22の導体パターン間それぞれに隙間が生じ難い積層コイルが得られる。
《第2の実施形態》
第2の実施形態では、第1導体パターン、第2導体パターンのそれぞれが、複数層に亘って形成されたコイルパターンである例を示す。
図4、図5は第2の実施形態に係る積層コイルの製造工程の各ステップでの断面図である。
本実施形態の積層コイル102の製造方法は次のとおりである。
[基板作製工程]
例えばFR−4タイプの第1絶縁基材11Aに例えばCu箔を貼付し、このCu箔をフォトリソグラフィによりパターンニングすることで、第1基板1Aを構成する。
図4中のステップS1に示すように、第1基板1Aの第1導体パターン21Aの形成面と、もう一つの第1基板1Bの第1絶縁基材11Bとが対面するように、第1基板1Aと第1基板1Bと熱硬化性接着層(接着剤)を挟んで積層体を構成する。もう一つの第1基板1Bも第1基板1Aと同様に構成する。第1導体パターン21A,21Bはそれぞれスパイラル状のコイルパターンである。
この積層体を例えば280℃で加熱加圧する。これにより、図4中のステップS2に示すように、二つの第1基板1A,1Bを、熱硬化性接着層41を介して接合する。この工程が本発明に係る「第1工程」に相当する。
次に、図4のステップS3,S4に示すように、上記積層体に貫通孔Hを形成することによって、第1絶縁基材11Aに形成された第1導体パターン21Aと第1絶縁基材11Bに形成された第1導体パターン21Bとを露出させ、第1導体パターン21A,21Bの露出面にCuめっき膜を形成する。これにより第1導体パターン21A,21Bを、ビアホールV21を介して導通させる。この工程が本発明に係る「第2工程」に相当する。このようにして第1基板1を作製する。また、この第1基板1と同様の方法により第2基板2を作製する。
[基板接合工程]
図5中のステップS5に示すように、第1基板1の第1導体パターン21の形成面と第2基板2の第2導体パターン22の形成面とが対面するように、第1基板1と第2基板2と液晶ポリマー(LCP)等の熱可塑性樹脂等の接合層30を挟んで積層体を構成する。
この積層体を例えば280℃で加熱加圧する。これにより、図5中のステップS6に示すように、第1基板1と第2基板2とを接合層30のみを介して接合する。
第1絶縁基材11A,11Bおよび第2絶縁基材12A,12Bは、接合層30に比べて、接合層30の融着温度での変形量が小さい。
本実施形態によれば、第1導体パターンおよび第2導体パターンがそれぞれ2層に亘って形成されたコイルパターンであるコイル部品が構成できる。
なお、本実施形態では、第1導体パターンと第2導体パターンの両方が複数層に亘って形成された導体パターンである例を示したが、第1導体パターンまたは第2導体パターンの一方のみが複数層に亘って形成された導体パターンであってもよい。
《第3の実施形態》
第3の実施形態では、第1導体パターンおよび第2導体パターンが複数層に亘って形成されたコイルパターンである別の例を示す。
図6は第3の実施形態に係る積層コイルの製造工程の各ステップでの断面図である。
本実施形態の積層コイル103の製造方法は次のとおりである。
[基板作製工程]
図6中のステップS1に示すように、第1絶縁基材11に銅箔が形成された両面銅箔張り基板の銅箔をパターンニングし、第1導体パターン21A,21Bを形成する。また、第2の実施形態で示した方法により、ビアホールV21を形成する。
以上の手順で第1基板1を作製し、同様にして第2基板2を作製する。
[基板接合工程]
図6中のステップS2に示すように、第1基板1の第1導体パターン21と第2基板2の第2導体パターン22Bとが対面するように、第1基板1と第2基板2と液晶ポリマー(LCP)等の熱可塑性樹脂等の接合層30を挟んで積層体を構成する。
この積層体を例えば280℃で加熱加圧する。これにより、図6中のステップS2に示すように、第1基板1と第2基板2とを接合層30のみを介して接合する。
その後、図6中のステップS3に示すように、表面に保護層51,52を設ける。例えば、ポリイミド樹脂シートを貼付する。または、例えばエポキシ樹脂を所定厚さになるように複数回塗布形成する。なお、この保護層51,52は積層体の表層に対する処理であるので、流動性の高い材料を用いることができ、そのことでボイドの発生を抑制できる。
なお、本実施形態では、第1導体パターンと第2導体パターンの両方が絶縁基材の両面に亘って形成された導体パターンである例を示したが、第1導体パターンまたは第2導体パターンの一方のみが絶縁基材の両面に亘って形成されていてもよい。
《第4の実施形態》
第4の実施形態では、第1導体パターンおよび第2導体パターンが絶縁基材の両面に亘って形成されたコイルパターンである例を示す。
図7は第4の実施形態に係る積層コイルの製造工程の各ステップでの断面図である。
本実施形態の積層コイル104の製造方法は次のとおりである。
[基板作製工程]
図7中のステップS1に示すように、例えばCuやAlなどの導電性の支持基板61に、レジスト層としての第1絶縁基材11を形成し、この第1絶縁基材11をパターンニングする。
次に、図7中のステップS2に示すように、第1絶縁基材11の開口部分にCuめっきを施して、コイルパターンである第1導体パターン21を形成する。
次に、図7中のステップS3に示すように、支持基板61の表面に、第1絶縁基材11および第1導体パターン21を覆う樹脂層71を形成する。樹脂層71は、接合層30に比べて、接合層30の融着温度での変形量が小さい。
次に、図7中のステップS4,S5に示すように、支持基板61を剥離し、第1導体パターン21の露出部にCuめっき膜を成長させる。
以上の手順で第1基板1を作製し、同様にして第2基板2を作製する。
[基板接合工程]
図7中のステップS6に示すように、第1基板1の第1導体パターン21の露出面と第2基板2の第2導体パターン22の露出面とが対面するように、第1基板1と第2基板2と液晶ポリマー(LCP)等の熱可塑性樹脂等の接合層30を挟んで積層体を構成する。
この積層体を例えば280℃で加熱加圧する。これにより、図7中のステップS7に示すように、第1基板1と第2基板2とを接合層30のみを介して接合する。
樹脂層71,72は、接合層30に比べて、接合層30の融着温度での変形量が小さい。
本実施形態によれば、第1絶縁基材11に比べて厚みの厚い第1導体パターンおよび第2絶縁基材12に比べて厚みの厚い第2導体パターンを有するコイル部品が構成できる。
なお、本実施形態では、第1導体パターンと第2導体パターンの両方が絶縁基材の両面に亘って形成された導体パターンである例を示したが、第1導体パターンまたは第2導体パターンの一方のみが絶縁基材の両面に亘って形成されていてもよい。
最後に、上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではない。当業者にとって変形および変更が適宜可能である。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲内と均等の範囲内での実施形態からの変更が含まれる。
H…貫通孔
V1,V2,V3…ビアホール
V21,V22…ビアホール
1…第1基板
1A,1B…第1基板
2…第2基板
11,11A,11B…第1絶縁基材
12,12A,12B…第2絶縁基材
21,21A,21B…第1導体パターン
21c…内終端
21Ua,21Ub…導体パターン
22,22A,22B…第2導体パターン
22c…内終端
30…接合層
40,41…熱硬化性接着層
51,52…保護層
61…支持基板
71,72…樹脂層
101,102,103,104…積層コイル

Claims (10)

  1. 第1絶縁基材に第1導体パターンを形成して第1基板を構成する工程と、
    第2絶縁基材に第2導体パターンを形成して第2基板を構成する工程と、
    前記第1基板の前記第1導体パターンの形成面と前記第2基板の前記第2導体パターンの形成面とを、熱可塑性樹脂の接合層のみを介して接合する第1工程と、
    前記第1工程の後、前記第1絶縁基材と前記第2絶縁基材とに亘って、前記第1導体パターンの一部と前記第2導体パターンの一部とが露出する孔を形成し、前記孔に導体を形成することにより前記第1導体パターンと前記第2導体パターンとを導通させる第2工程と、
    を備え、
    前記第1絶縁基材および前記第2絶縁基材は、前記接合層に比べて、前記接合層の融着温度での変形量が小さく、
    前記第1導体パターンおよび前記第2導体パターンは、前記第1基板と前記第2基板との積層方向にコイル軸を有するコイルパターンであることを特徴とする積層コイルの製造方法。
  2. 前記第1導体パターンと前記第2導体パターンの少なくとも一方はスパイラルコイルである、
    請求項1に記載の積層コイルの製造方法。
  3. 前記第1導体パターンと前記第2導体パターンの少なくとも一方はめっきにより形成される、
    請求項1または2に記載の積層コイルの製造方法。
  4. 前記第1導体パターンは前記第1絶縁基材に比べて厚みが厚くかつ前記第2導体パターンは前記第2絶縁基材に比べて厚みが厚い、または、前記第1導体パターンは前記第1絶縁基材に比べて厚みが厚い、
    請求項1から3のいずれかに記載の積層コイルの製造方法。
  5. 第1絶縁基材と、当該第1絶縁基材に形成された第1導体パターンとで構成された第1基板と、
    第2絶縁基材と、当該第2絶縁基材に形成された第2導体パターンとで構成された第2基板と、
    前記第1絶縁基材と前記第2絶縁基材とを積層状態で接合する接合層と、
    前記第1絶縁基材と前記第2絶縁基材とに亘って形成された孔と、
    前記孔に形成され、前記第1導体パターンの一部と前記第2導体パターンの一部とを導通させる導体と、
    を備え、
    前記接合層は、熱可塑性樹脂で構成され、
    前記第1絶縁基材および前記第2絶縁基材は、前記接合層に比べて、前記接合層の融着温度での変形量が小さい材料で構成され、
    前記第1導体パターンおよび前記第2導体パターンは、前記第1基板と前記第2基板との積層方向にコイル軸を有するコイルパターンであり、
    前記接合層は1層のみであり、
    前記第1導体パターンと前記第2導体パターンとの間に、前記接合層のみが介在する部分を有する、積層コイル。
  6. 前記第1導体パターンと前記第2導体パターンの少なくとも一方はスパイラルコイルである、
    請求項5に記載の積層コイル。
  7. 前記第1導体パターンと前記第2導体パターンの少なくとも一方はめっきにより形成されている、
    請求項5または6に記載の積層コイル。
  8. 前記第1導体パターンは前記第1絶縁基材に比べて厚みが厚くかつ前記第2導体パターンは前記第2絶縁基材に比べて厚みが厚い、または、前記第1導体パターンは前記第1絶縁基材に比べて厚みが厚い、
    請求項5から7のいずれかに記載の積層コイル。
  9. 前記第1導体パターンと前記第2導体パターンの少なくとも一方は、複数層に亘って形成されたコイルパターンである、請求項5から8のいずれかに記載の積層コイル。
  10. 前記第1導体パターンは前記第1絶縁基材の両面に形成されたコイルパターンである、請求項5から8のいずれかに記載の積層コイル。
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