JP6534281B2 - 海洋工事支援システム、及び海洋工事支援システムの情報共有方法 - Google Patents

海洋工事支援システム、及び海洋工事支援システムの情報共有方法 Download PDF

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本発明は、海洋工事支援システム及び海洋工事支援システムの情報共有方法に関する。
従来から、水中での建設作業を有する海洋工事は、水中で作業するダイバーに対して船上などから海洋工事支援に関する情報を提供することが行われている。
一般的には水中電話をダイバーに携行させて、海洋工事支援に関する情報を音声により提供する方法が知られている。ダイバーは、水中電話からの前記情報と、携行した施工図面(ラミネート加工済み)に基づいて作業を行う。
ところで、水中のダイバーに必要な情報を提供する技術としては、例えば、特許文献1のような技術がある。即ち、水底に設置された超音波発信装置から発信された超音波信号を、ダイバーが携行する超音波受信装置が受信すると、超音波信号の到達時間からダイバーの現在位置を特定する。そして、ダイバーが装着したヘッドマウントディスプレイ上にダイバーの現在位置とダイバーの軌跡情報、潜水予定ルートなどを表示させる技術が開示されている。
特開2003−172629号公報
海洋工事を行うダイバーへ、水中電話により海洋工事支援に関する情報を提供する上記の方法には、以下のような問題がある。
ダイバーが潜水作業中に事前の打ち合わせと異なる事象に遭遇したときや、疑問が生じた時、また船上の指示者との認識が著しく異なる場合には、音声による情報のやり取りのみでは対応できないことがある。すると、ダイバーは一旦浮上して、船上の指示者と直接やり取りを行わなければならず、作業効率が甚だ悪い。特に作業深度が深い場合においては、作業の効率を著しく低下させてしまう。
近年、ダイバーの作業位置や水中の構造物の位置を把握するシステムなどが導入され、船上において取得できる海洋工事支援に関する情報の精度が増している。しかし、そうした情報を、ダイバーに対して音声以外の方法で提供する海洋工事支援システムが未だに無い。
因みに、前記特許文献1の技術は、そもそも水中を散策するダイバーに対して、予め設定された潜水予定ルートにダイバーの現在位置を重ね合わせた画像をヘッドマウントディスプレイ上に表示する構成である。したがって、建設作業により水中の状態が変化してゆく海洋工事を行うダイバーのためのシステムには適用できない。
本発明の一つの実施形態の目的は、上記課題点を鑑みてなされたものであり、海洋工事を行うダイバーに対して、画像による正確な海洋工事支援に関する情報を提供可能な海洋工事支援システムを提供することにある。
本発明の更なる目的は、ダイバーの向きを算出して安全性に富む海洋工事支援に関する情報を提供可能な海洋工事支援システムを提供することにある。
上記の課題は、
海上又は陸上に設置された少なくとも情報処理端末を有する作業管理システムとダイバーが携行する水中携帯装置とがネットワークを介して接続される海洋工事支援システムであって、
前記作業管理システムは、
海洋工事支援に関する情報を処理する前記情報処理端末に、当該海洋工事支援に関する情報を、前記ダイバーが携行する水中携帯装置の表示端末へ送信して、当該海洋工事支援に関する情報を共有し、
前記水中携帯装置は、
音声情報の送受信が可能な水中電話を備え、
前記作業管理システムは、
前記水中電話と音声情報の送受信が可能な音声送受信部と、
前記ネットワークを介して前記水中携帯装置の前記表示端末を操作する遠隔操作部と、
を備え、
前記水中携帯装置の前記水中電話から前記表示端末の操作に関する前記ダイバーの音声指令が入力されると、
前記作業管理システムの前記遠隔操作部が、前記音声送受信部を介して受信した前記音声指令に応答して、前記水中携帯装置の前記表示端末の遠隔操作を行う、海洋工事支援システムにより解決する。
本発明によれば、海洋工事を行うダイバーに対して、画像による正確な海洋工事支援に関する情報を提供可能な海洋工事支援システムを提供できる。
本発明の実施形態に係る海洋工事支援システムのシステム概要図である。 本発明の実施形態に係る海洋工事支援システムを構成する作業管理システムの機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る海洋工事支援システムを構成する表示端末の機能ブロック図である 本発明の実施形態に係る海洋工事支援システムを構成する作業管理システムの情報共有処理の流れを示すフローチャートである。
<システム構成>
以下、本発明に係る海洋工事支援システム1の実施形態を説明する。図1は、本発明の実施形態に係る海洋工事支援システム1の概略構成を示した図である。
本発明の海洋工事支援システム1は、海洋で行われる建設などの工事において、ダイバーDが水中で潜水作業をする際に、適切な海洋工事支援に関する情報をダイバーDと共有させて、海洋工事を支援するシステムである。
海洋工事支援システム1は、海上又は陸上などに設置された作業管理システム2と、ダイバーDが携行する水中携帯装置3、LANなどのネットワークNとを有している。
本実施形態の作業管理システム2は、例えば海洋に浮かぶクーレン4などが搭載された起重機船F1やダイバーDが使用する潜水士船F2などに設置される。図示例では起重機船F1に設置した場合を示した。作業管理システム2は、海洋工事支援に関する必要な情報処理を行う情報処理端末21と、超音波信号を送信、受信する超音波送受信器22(第2の超音波送受信器に相当)と、地球軌道周回衛星(GNSS衛星)からのGNSS信号(測位信号)を受信するGNSS受信器23(受信部に相当)と、音声送受信器24とを有している。
情報処理端末21は、スマートフォンや、PCなどの端末装置で良い。情報処理端末21は、インストールされているアプリケーションやソフトウェア等を利用して、各種情報の処理を行い、ダイバーDが携行する水中携帯装置3へ必要な海洋工事支援情報を送信する機能を有する。情報処理端末21は、入力装置、表示装置(モニタ)、外部I/F、RAM(記憶部)、ROM(記憶部)、CPU、通信I/F(通信部)、及びHDDなどを備えて良い。
情報処理端末21は、超音波送受信器22やGNSS受信器23と、外部I/Fや通信I/F(通信部)などにより信号情報を取得可能に接続されている。特に本実施形態の情報処理端末21は、超音波送受信器22やGNSS受信器23から取得した各信号を基に、位置情報や潜水作業情報を水中携帯装置3へ送信する機能を有する。ここで、特許請求の範囲の「海洋工事支援に関する情報」とは、例えば上記した位置情報や潜水作業情報、また後述する施工図面などの海洋工事作業に必要な情報すべてを指している。これらの「海洋工事支援に関する情報」は、ダイバーDの携行する水中携行端末3と共有可能な情報とされている。
超音波送受信器22は、トランスデューサであり、水中へ超音波信号を発信すると共に、後述するダイバーDが携行する超音波送受信器32(中継器)が前記超音波信号を受信し応信した超音波信号を受信する機能を有する。さらに受信した超音波信号を情報処理端末21に取り込める統一信号に変換する機能を有する。超音波送受信器22は、起重機船F1や潜水士船F2などの海面Sより下方位置(水中)に取付けられる。
GNSS受信器23は、GNSS衛星からのGNSS信号(測位信号)を受け取る受信器であり、図示例ではクレーン4のブームの先端に取付けられているがこの限りではない。ただしクレーン4のブームの先端に取付けることにより、ブームの先端の直下位置に吊り下げられているブロックBの位置を特定することができる。また、GNSS受信器23と、起重機船F1のクレーン4の旋回角度及びブーム起伏角度から起重機船F1の位置、潜水士船F2の位置なども特定可能となる。さらに海底に据え付けられた構造物(ブロック)の位置情報も特定できる。これは例えばクレーン4に吊られた吊り荷(ブロック)の位置情報が最終停止した場所(吊り降ろし場所)を据付位置として記録している。
音声送受信器24は、後述するダイバーDが携行する水中電話34との音声による通話が可能な電話である。
前記した水中携帯装置3は、ダイバーDが携行する装置であり、表示端末31(以下、タブレット端末31とも云う)と、超音波送受信器32(第1の超音波送受信器に相当)、水圧計33、水中電話34とを有する。
タブレット端末31とは、薄型の液晶画面を備えた端末装置であり、スマートフォンであって良い。タブレット端末31は、通常のタブレット端末に搭載される入力装置、表示装置(モニタ)、外部I/F、RAM(記憶部)、ROM(記憶部)、CPU、通信I/F(通信部)、及びHDDなどを備えて良い。また、上記装置及び機能部は防水機能を有するハウジング内に収容されている。
タブレッド端末31は、体に身につけることができる所謂ウェラブル端末であって良い。図示例のタブレット端末31は、腕に装着可能な構成とされたウェアラブル端末とされているが、この限りではない。また、本実施形態の表示端末31は、タブレット端末ではなく、ウェラブル端末の一例として頭に装着するヘッドマウントディスプレイであっても良い。つまり、本実施形態の表示端末31は、一般的なウェアラブル端末であっても良いし、タブレット端末31であっても良い。また、ウェアラブル端末に構成されたタブレット端末31であっても良い。勿論、ウェアラブル用の端末構成とする必要は無く、ダイバーDが手で携行する通常の構成のタブレット端末31であっても良い。
本実施形態のタブレット端末31は、情報処理端末21から送信される前記した位置情報や潜水作業情報などを受信し液晶画面上に表示する機能を有する。
超音波送受信器32は、トランスポンダ(中継器)であり、超音波送受信器22(トランスデューサ)から発信された超音波信号を受信した後、再び超音波送受信器22へ応信(送信)する機能を有する。上記作業管理システム2側に設けられた超音波送受信器22と、ダイバーD側に設けられた超音波受信器32とによる無線通信により、ダイバーDの水中の位置をリアルタイムで把握することができる。
水圧計33は、水圧を計測する計測器であり、上記作業管理システム2の情報処理端末21と有線(不図示)により接続されている。
水中電話34は、水中で会話が可能な電話であり、マイクとイヤホンを有している。本実施形態では有線(不図示)を使用する水中電話34としたが、この限りではなく、水を伝播媒質とする無線電話であっても良い。その場合、搬送波に10kHz前後の超音波を使用する。水中電話34は、作業管理システム2側に設置された音声送受信器24と有線で接続されて良い。
情報処理端末21とタブレット端末31とを接続するネットワークNは、専用回線、電話回線等で接続されたインターネットや、インターネット技術を利用したイントラネットの形態でもよい。さらには、専用回線を使用する場合でもWAN(Wide Area Network)やMAN(Metropolitan Area Network)に限らず、LAN(Local Area Network)で構成される形態でも良い。また、このネットワークNには、専用回線の使用、伝送データの暗号化等、様々な方法によるセキュリティの強化がされて良い。
符号5は、ダイバーDと接続されるフーカホースであり、潜水士船F2上に設置されたフーカーコンプレッサー(不図示)で圧縮されたエアーをダイバーDへ送気する機能を有する。
特に図示することは省略したが、ダイバーDは、ダイバー時計やダイブコンピュータなどを携行することができる。その場合、深度計が搭載されているものが好ましい。
<ソフトウェア構成>
(作業管理システム2)
図2は、図1の作業管理システム2のソフトウェア構成を示す機能ブロック図である。作業管理システム2は、入力部201、表示部202、通信部203、位置管理部204、潜水作業管理部205、超音波送受信部206、遠隔操作部207、音声送受信部208、記憶部209とを有している。
入力部201、表示部202、通信部203、位置管理部204、潜水作業管理部205、遠隔操作部207、記憶部209は、情報処理端末21内に搭載されているものである。即ち、入力部201は、キーボードやマウスなどの入力装置であり、表示部202は、ディスプレイ装置の画面、通信部203は、通信I/F、記憶部209は、RAM、ROM、HDDである。
記憶部209には、施工図面、各種ソフトウェア、海洋工事支援に関する各種情報などが記憶されている。また、表示部202には、後述する位置管理部204、潜水作業管理部205により提供される位置情報や、潜水作業情報、また記憶部209の施工図面などが表示される。通信部203は、特に水中携帯装置3(タブレット端末31)と双方向の情報の授受を行う機能を有する。
位置管理部204、潜水作業管理部205、遠隔操作部207は、CPUなどが動作や演算を司っており、具体的には各ソフトウェアが実施されることにより動作する。
位置管理部204は、起重機船F1、潜水士船F2の位置情報、海底に据え付けられる構造物(ブロック)の位置情報、クレーン4に吊られたブロックB(吊り荷)の位置情報、及びダイバーDの位置情報を管理するソフトウェアである。
即ち、超音波送受信器32(トランスポンダ)、水圧計33などから送信される、ダイバーDの位置情報(深度と位置)を取得し、表示部202上にリアルタイムで表示する機能を有する。また、GNSS受信器23から送信されるGNSS信号及びクレーン旋回角度、ブーム起伏角度により、起重機船F1(クレーン4を含む)と潜水士船F2の位置情報を取得し、表示部202上にリアルタイムで表示する。
更に、クレーン4のブーム先端の直下位置に吊り下げられているブロックB(吊り荷)の位置情報を、GNSS受信器23からの信号により算出し、表示部202にリアルタイムで表示する共に記憶部209へ各位置情報を記憶させる。因みに、海底に据え付けられた構造物(ブロック)の位置情報は、クレーン4に吊られた吊り荷の位置情報が最終停止した場所を据付位置として記録している。表示部202の画面上には記録予定位置が表示されており、その位置に据付けると予定位置の表示とは異なる表示方法で記録され、複数のブロックが表示されていく。本実施形態でいう構造物の位置情報とは、水中に据え付け予定のブロック、据え付けられたブロック及び複数のブロックにより形成された建築物などを指す。
後述するがダイバーDが携行するタブレット端末31に搭載された方位検出部313(コンパス)の方位情報を取得して、ダイバーDの向きとして表示部202へ表示する機能も有している。したがって、船上にいる指示者は、ダイバーDの位置と向き、クレーン4により吊られたブロックB(吊り荷)の位置、及びブロックの据付位置をリアルタイムに確認できる。ダイバーDも自身とブロックB(吊り荷)の位置関係をリアルタイムで確認できる。
また、位置管理部204は、作業日毎の作業日報を記載させる機能を有しており、ブロックの据付位置や、据付個数、作業時間、据付段数などを記録することも可能である。
潜水作業管理部205は、ダイバーDの潜水作業情報を管理するソフトウェアである。潜水作業管理部205は、潜水時間と潜水深度が入力されると、浮上完了までの潜水時間を自動的に算出し、潜水作業計画を作成する。また、ダイバーDの携行する水圧計33からの水圧情報や、超音波送受信器32(トランスポンダ)からの位置情報(深度を含む)をリアルタイムで取得して監視し、潜水時間、減圧時間、業務間時間をカウントする機能を有する。これらの各情報は潜水作業情報として表示部202上に表示される。
したがって、船上にいる指示者は、表示部202上に表示される潜水作業計画と実際のダイバーDの潜水カウント情報とを比較して、計画通り作業が実施されているかリアルタイムで確認することができる。ダイバーD自身も携行しているタブレット端末31に表示された潜水作業情報を目視確認できる。
超音波送受信部206は、上記した超音波送受信器22(トランスデューサ)による超音波信号の送受信を行う。したがって、水中へ超音波信号を発信すると共に、ダイバーDが携行する超音波送受信器32(中継器)が超音波信号を受信する機能を有する。また、受信した超音波信号を情報処理端末21に取り込める統一信号に変換し、位置管理部204、潜水作業管理部205へ出力する。
遠隔操作部207は、ダイバーDが携行するタブレット端末31を遠隔操作するソフトウェアである。これは、タブレット端末31側にも必要なアプリケーション又はソフトウェアがインストールされている必要がある。したがって、遠隔操作部207により、情報処理端末21側で、タブレット端末31の表示画面の切替や撮像モードなどの各種設定切替を遠隔操作することができる。
音声送受信部208は、前記した音声送受信器24による音声送受信を行う機能を有し、ダイバーDが携行する水中電話34との音声による通話を可能にする。
(タブレット端末3)
図3は、図1のタブレット端末31のソフトウェア構成を示す機能ブロック図である。タブレット端末31は、少なくとも表示部311、通信部312、方位検出部313、撮像部314、蓄電部315とを有している。他にも入力部(操作部)を有していても良い。
表示部311は、液晶画面であり、上記した情報処理端末21の表示部202上に表示されている画像情報と同じ画像情報が表示可能な構成とされている。即ち、位置情報、潜水作業情報、施工図面などである。
通信部312は、LANケーブルと接続可能な通信I/F(インタフェース)により、作業管理システム2の通信部203と双方向の情報のやり取りを行う機能を有する。特に、位置情報、潜水作業情報、施工図面情報や、タブレット端末31を遠隔操作する遠隔操作信号などを受信する。また、後述する方位検出部313の方位情報や撮像部314の撮像情報などを情報処理端末21側へ送信する機能を有する(送信部に相当)。
方位検出部313は、方位を検出するコンパスである。勿論ジャイロコンパスなどであって良い。位置管理部204は、方位検出部313の方位情報をダイバーDの向き情報として処理し、表示部202の画面に反映させる。つまり、画面上にはダイバーDの位置情報だけでなく、向き情報も表示されている。したがって、ダイバーDはクレーン4からの吊り荷(ブロック)がどの方角から降りてくるのかを、表示部311から確認できるため、安全性と作業性が飛躍的に向上できる。特に水中が濁っているときなどに効果的である。
撮像部314は、タブレット端末31に内蔵された録画機能が付いたカメラである。ダイバーDが施工状況を撮像(被写体にカメラレンズを向けるだけ)し、通信部312が情報処理端末21へ送信することにより、船上の作業員が現場の状況を撮像情報により正確に認識できる。撮像は、船上の情報処理端末21で動画又は写真として記録することができる。
蓄電部315は、所謂バッテリー装置である。長時間の使用が可能な容量を持つバッテリーであることが好ましい。この限りではなく、タブレット端末31は、船上からの電力供給ケーブルを介して直接電力を供給される様態であっても良い。
上記のように作業管理システム2の情報処理端末21で作成された位置情報、潜水作業情報及び施工図面などの情報が、ダイバーDが携行するタブレット端末31の表示部311上に表示可能な海洋工事支援システム1が実現できる。
<情報共有処理の流れ>
次に、本発明に係る海洋工事支援システム1の情報共有処理の流れを図4のフローチャートから説明する。図4に、作業管理システム2が行う情報共有処理の手順を示した。以下、海洋工事として防波堤や海洋風力発電設備などを建設する際に、ダイバーDが海底にブロックを据え付ける作業において情報共有処理を行うことを例に取り説明する。
先ずステップ(以下、単にSTと略す。)1において、作業管理システム2は、遠隔操作部207により潜水作業管理部205により取得されたダイバーDの潜水時間と深度を、タブレット端末31の表示部311上に表示させる。これは、潜水前に行われるステップであり、ダイバーDに潜水時間と深度を銘記させる目的を有する。因みに、以下、タブレット端末31の表示部311に表示される画像情報は、情報処理端末21の表示部202の画面上にも表示されている。
その後、作業管理システム2は、遠隔操作部207により位置管理部204により提供された位置情報に関する画像情報をタブレット端末31の表示部311上に表示させる(ST2)。これは、ダイバーDが潜水した後でも良いし、潜水直前であっても良い。表示部311上に表示される位置情報は、起重機船F1の位置、水中のブロック据付位置、ブロックB(吊り荷)の位置、及びダイバーDの位置情報が表示される。その際、ダイバーDの向きに関する情報も表示される。向きの表示とは、例えば東西南北の方位を表示させるだけでも良い。表示方法は様々あるが、向いている方向を矢印で示しても良い。
ST3で作業管理システム2は、音声送受信部208がダイバーDが携行する水中電話34から施工図面への表示切替要求を受けたかを確認する。施工図面への表示切替要求があった場合(Y)、遠隔操作部207により位置情報に関する画像情報から施工図面の画像情報に切替えて、タブレット端末31の表示部311上に表示させる(ST4)。因みに、表示部311の表示画面上には複数の画像情報を表示することができる。潜水時間、減圧時間、業務間時間のカウントや潜水計画などを有する潜水作業に関する画像情報は、常に表示されるように設定することが好ましい。複数の画像情報が表示される際、主ウィンドウには施工図面や位置情報に関する画像情報を表示し、小形の副ウィンドウには潜水作業に関する画像情報を表示するようにしても良い。
ST3で作業管理システム2は、施工図面への表示切替要求が無かった場合(N)、ST5へ進み水中電話34から他の要求が無いかを確認する。ST5で他の要求がある場合(Y)、ST10へ進む。ST5で他の要求が無かった場合(N)、ST3へ戻る。
次にST6で作業管理システム2は、施工図面を見ながら潜水作業をしているダイバーDから水中電話34を介して、施工図面の拡大又は縮小表示要求があるかを確認する。つまり、音声送受信部208がダイバーDが携行する水中電話34から施工図面の拡大又は縮小表示要求を受けたか確認する。
ST6で、拡大又は縮小表示要求が無い場合(N)、ST8へ進む。ST6で拡大又は縮小表示要求がある場合(Y)、作業管理システム2は、遠隔操作部207により施工図面の拡大又は縮小を行った施工図面を表示部311上に表示させる(ST7)。施工図面のどの部分を拡大又は縮小するかについては、ダイバーDが水中電話34を介して詳細な指示を送信することで、ダイバーDの所望する施工図面を提供できる。ダイバーDは、表示部311の施工図面を目視できるので、捨石マウンドの位置と形状を確認して丁張りなどを効率よく行うことができる。
ST8で、作業管理システム2は、音声送受信部208がダイバーDが携行する水中電話34から位置情報に関する画像情報への表示切替要求を受けたかを確認する。
これは、例えばダイバーDが1つのブロックの据付作業を終えた後、次のブロックのクレーン4による吊り降ろし作業が行われている際に、次のブロックがどの位置から吊り降ろされるのか、また、どの位置に据え付けるのかを確認するために要求できる。また施工図面と現状の違いを把握して、正確な据付作業を行うために要求できる。
ST8で、位置情報に関する画像情報への表示切替要求がなされた場合(Y)、作業管理システム2は、遠隔操作部207により直ちに表示部311上に位置情報に関する画像情報を切替表示させる(ST9)。ST8で表示切替要求がなされていない場合、ST10へ進む。
次にST10で、作業管理システム2は、音声送受信部208がダイバーDが携行する水中電話34から撮像モード(設定)への切替要求を受けたかを確認する。ST10で撮像モードへの切替要求を受けていない場合(N)、ST13へ進む。
ST10で撮像モードへの切替要求を受けた場合(Y)、作業管理システム2は、遠隔操作部207によりタブレット端末31の撮像部314(カメラ)を起動させ、表示部311上の主ウィンドウをカメラモードに切替える。ダイバーDが、被写体にレンズを向けると、作業管理システム2は、遠隔操作部207により撮像を行う(ST11)。撮像された撮像情報は通信部312により情報処理端末21へ送信され、表示部202上に表示されると共に、適宜記憶部209に記憶される。本実施形態でいう撮像とは、写真または動画による撮影のことを指す。この撮像部314により、海底の作業状況を撮像し、船上の情報処理端末21へ送信できるため、船上にいる指示者へ作業状況を正確に認識させることができる。これは精度の高い良好な情報共有に寄与する。
撮像部314による撮像が終了すると、作業管理システム2は、遠隔操作部207により表示部311の表示を、位置情報に関する画像情報又は施工図面の画像情報などの元画面に戻す(切替える)(ST12)。
次にST13で、作業管理システム2は、音声送受信部208がダイバーDが携行する水中電話34から作業完了の連絡を受けたかを確認する。ST13で作業完了の連絡を受けていない場合(N)、ST3へ戻る。ST13で作業完了の連絡を受けた場合(Y)、作業管理システム2は、遠隔操作部207により表示部311の例えば副ウィンドウに表示されている潜水作業情報に、浮上指示及び減圧指示を表示させる(ST14)。ST14において、減圧指示は減圧が必要な場合に指示されるものであり、具体的に浮上水深と減圧時間が表示される。減圧が不要な場合、又は減圧が終了した場合には、完全浮上の指示が表示される。これは、潜水作業管理部205がダイバーDの位置や深度を監視しつつ潜水作業計画に基づいて指示を行うことにより実行される。
ダイバーDが海面へ浮上すると、作業管理システム2は情報共有処理を終了する。
<総括>
上記してきたように本実施形態に係る海洋工事支援システムは、作業管理システム2が位置情報と潜水作業情報、施工図面情報を、ダイバーDが携行するタブレット端末31の表示部311上に表示して画像による情報共有を可能にした。
したがって、ダイバーDは、施工図面と現状との違いを正確に把握できると共に、次の作業の正確な位置や、手直し作業などをスムーズに行えて、水中での作業効率と作業精度を飛躍的に向上できる。
本実施形態に係る海洋工事支援システム1は、水中携帯装置として超音波送受信部と方位検出部とを備えたので、ダイバーD自身が、水中のどの位置にどの向きでいるのかをリアルタイムで認識できるため、正確な作業と安全性に寄与できる。また、船上にいる作業者もリアルタイムで認識できるため、正確かつ安全な情報共有を操作しながら吊り降ろし作業ができる。
また、タブレット端末31は、撮像部314によりリアルタイムで現場の状況を船上の情報処理端末21へ送信できる。そのため、事前の打ち合わせと異なる事象が生じたときや、疑問が生じた時など確認事項がある場合に、船上の指示者に現場の状況を正確に認識させることができる。
本実施形態に係る海洋工事支援システム1の作業管理システム2は、ダイバーDが携行する水中電話34からの音声指示を受けて、遠隔操作部207によりタブレット端末31の表示部311の表示切替、設定切替を可能な構成とした。
したがって、ダイバーDは水中でタブレット端末31の操作を自身で行わずに、所望の海洋工事支援に関する情報を取得したり、タブレット端末31が有する他の設定機能を使用することができる。これは、水中用のタブレット端末が、防水用のハウジング内に収容されて操作できない構成である場合に好適である。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は上記した特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能なものである。
1 海洋工事支援システム
2 作業管理システム
21 情報処理端末
22 超音波送受信(第2の超音波送受信器)
23 GNSS受信器
24 音声送受信器
201 入力部
202 表示部
203 通信部
204 位置管理部
205 潜水作業管理部
206 超音波送受信部
207 遠隔操作部
208 音声送受信部
209 記憶部
3 水中携帯装置
31 タブレット端末(表示端末)
32 超音波送受信器(第1の超音波送受信器)
33 水圧計
34 水中電話
311 表示部
312 通信部
313 方位検出部
314 撮像部
315 蓄電部
F1 起重機船
F2 潜水士船

Claims (7)

  1. 海上又は陸上に設置された少なくとも情報処理端末を有する作業管理システムとダイバーが携行する水中携帯装置とがネットワークを介して接続される海洋工事支援システムであって、
    前記作業管理システムは、
    海洋工事支援に関する情報を処理する前記情報処理端末に、当該海洋工事支援に関する情報を、前記ダイバーが携行する水中携帯装置の表示端末へ送信して、当該海洋工事支援に関する情報を共有し、
    前記水中携帯装置は、
    音声情報の送受信が可能な水中電話を備え、
    前記作業管理システムは、
    前記水中電話と音声情報の送受信が可能な音声送受信部と、
    前記ネットワークを介して前記水中携帯装置の前記表示端末を操作する遠隔操作部と、
    を備え、
    前記水中携帯装置の前記水中電話から前記表示端末の操作に関する前記ダイバーの音声指令が入力されると、
    前記作業管理システムの前記遠隔操作部が、前記音声送受信部を介して受信した前記音声指令に応答して、前記水中携帯装置の前記表示端末の遠隔操作を行う、
    海洋工事支援システム。
  2. 前記情報処理端末は、
    水中に配置される構造物の位置情報及び前記ダイバーの水中の位置情報とを管理する位置管理部と、前記ダイバーの潜水作業情報を管理する潜水作業管理部と、前記水中携帯装置へ前記位置情報と前記潜水作業情報とを送信する通信部とを有しており、
    前記水中携帯装置は、
    前記ダイバーの位置を特定可能な超音波信号を送受信する第1の超音波送受信部と、前記通信部から送信された前記位置情報と前記潜水作業情報を受信すると共に画面上に表示する前記表示端末とを有していることを特徴とする請求項1に記載の海洋工事支援システム。
  3. 前記作業管理システムは、
    地球軌道周回衛星から測位信号を受信する受信部と、
    前記第1の超音波送受信部と超音波信号を送受信する第2の超音波送受信部を有しており
    前記位置管理部は、
    前記受信部が受信した測位信号に基づいて算出した前記構造物の前記位置情報と、当該第1の超音波送受信部により受信した超音波信号に基づいて特定した前記ダイバーの前記位置情報とを、前記通信部を通じて前記表示端末へ送信することを特徴とする請求項2に記載の海洋工事支援システム。
  4. 前記表示端末は、
    方位を検出する方位検出部と、水中を撮像する撮像部と、前記方位検出部が検出した方位情報と、前記撮像部が撮像した撮像情報とを前記作業管理システムの前記通信部へ送信する送信部とを有していることを特徴とする請求項2に記載の海洋工事支援システム。
  5. 前記表示端末は、タブレット端末であることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の海洋工事支援システム。
  6. 前記表示端末は、ウェアラブル端末であることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の海洋工事支援システム。
  7. 海上又は陸上に設置された少なくとも情報処理端末を有する作業管理システムと、ダイバーが携行する水中携帯装置とがネットワークを介して接続される海洋工事支援システムにおいて実行される情報共有方法であって、
    前記作業管理システムは、
    海洋工事に関する情報を処理する前記情報処理端末に、当該海洋工事に関する情報を、前記ダイバーが携行する水中携帯装置の表示端末へ送信して、当該海洋工事に関する情報を共有するステップと、
    前記水中携帯装置の水中電話から前記表示端末の操作に関する前記ダイバーの音声指令が入力されると、前記作業管理システムの遠隔操作部が、音声送受信部を介して受信した前記音声指令に応答して、前記水中携帯装置の前記表示端末の遠隔操作を行うステップと、
    を有していることを特徴とする海洋工事支援システムの情報共有方法。
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