JP6497868B2 - 排気管の取付構造 - Google Patents

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本発明は、車両の排気管を取り付ける排気管の取付構造に関するものである。
従来、車両の排気管を取り付ける排気管の取付構造として、例えば特許文献1に記載のものがある。この種の排気管の取付構造は、具体的には図3に示すように構成され、リアバンパ50の後部面50aに開口部50bが設けられ、この開口部50bにはアルミニウム等からなる環状部材51が嵌入され、さらに環状部材51の内周部に筒体52の小径部52aが嵌入固着されている。そして、筒体52には小径部52aに連接する大径部52bが設けられ、この大径部52bは、リアバンパ50の後部面50aよりも車体前方側に配設された排気管54後端の排気口54aの近傍外周部を覆うように配置されている。
特開2004−308551号公報(段落0020−0026および図2、図3参照)
ところで、上記した排気管の取付構造において、車両後方から前方に向かう風が吹いていると、エンジン停止時に排気ガスが排気管54を逆流して吸気系全体に逆流した排気ガスが充満し、次にエンジンを始動するには、吸気系に充満した排気ガスが排出されるのを待つ必要があり、エンジン始動までに時間がかかるという始動不良を招くおそれがある。
このような、風による排気ガスの逆流を防止するために、図3に示すような環状部材51や筒体52を用いずに、単に排気管の排気口をほぼ水平にすることなどが考えられているが、斜め下方からの風が吹く場合には、例え排気口を水平に配置しても、排気管を排気ガスが逆流するのを確実に防止することができない。また、排気口を水平にしたうえで、排気口部分を別部材により覆うことも考えられるが、単純に覆うだけではリアバンパと排気管とが重なるという法規制を充足することができない。
本発明は、車両後方から前方に向かう風があっても、簡単な構成により排気ガスの逆流を確実に防止して、エンジンの始動不良の発生を未然に防止できるようにすることを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明の排気管の取付構造は、車両の排気管を取り付ける排気管の取付構造において、水平に配置された筒状の基体と、前記基体の後端部に設けられリアバンパに形成された開口周縁に重合して配設されるフランジ部と、前記基体の前部開口を含む上前端部に斜め上前方に向かい拡開して設けられ挿入部とを備え、排気管の後端部のほぼ水平な排気口端面が、側面視で前記基体の上面とほぼ同じ高さに配置されるように、前記挿入部の端面から内部に斜め下向きに前記排気管の後端部が挿入され、前記挿入部の端面での断面において、前記挿入部の断面積が挿入状態の前記排気管の後端部の断面積よりも大きくなるように前記挿入部が形成され、前記排気管の後端部の下側に隙間が設けられていることを特徴としている(請求項1)。
請求項1に係る発明によれば、リアバンパに矩形状の開口が形成され、四角筒状の基体が開口の前方に水平に配設され、基体の後端部に形成されたフランジ部がリアバンパの開口周縁に重合して配設され、基体の前部開口を含む上前端部に斜め上前方に向かい拡開した挿入部が形成され、この挿入部の内側に排気管の後端部が挿入されて、排気管の後端部のほぼ水平な排気口端面が側面視で基体の上面とほぼ同じ高さに配置され、挿入部の端面での断面において、挿入部の断面積が挿入状態の排気管の後端部の断面積よりも大きくなるように挿入部が形成され、排気管の後端部の下側に隙間が設けられているため、車両後方から前方に向かう風が吹いていても、エンジン停止時に排気管からの排気ガスが基体内部を前方に流れるようにし、簡単な構成により排気ガスの排気管への逆流を確実に防止して従来のような吸気系への排気ガスの充満を防止することができ、エンジン始動不良の発生を防止することができる。
本発明に係る排気管の取付構造の一実施形態の斜視図である。 図1の切断側面図である。 従来の排気管の取付構造の切断側面図である。
つぎに、本発明に係る排気管の取付構造の一実施形態について、図1ないし図4を参照して詳細に説明する。なお、本実施形態でいう前、後、左、右とはシートに着座した状態で見た前、後、左、右を意味する。
図1および図2に示すように、リアバンパ1の後端面1aに矩形状の開口1bが形成され、アルミニウム等からなる四角筒状の基体2が開口1bの前方に水平に配設され、基体2の後端部に一体形成されたフランジ部2aがリアバンパ1の開口1b周縁に重合して配設され、基体2の上前端部が前方に拡開して挿入部2bが形成され、この挿入部2bの内側に排気管3の後端部が挿入され、排気管3の後端部がリアバンパ1に取り付けられた基体2の一部と側面視で重なるように配設されている。このとき、排気管3の後端の排気口3aの端面は、ほぼ水平に加工形成されている。
さらに、図1および図2に示すように、基体2の下部の後端とフランジ部2aとの境界付近には、左右方向に盛り上がった突起2cが形成され、排気管3からの排気ガスに含まれる煤が外部に流れてリアバンパ1を汚さないように突起2cにより煤の流出が阻止されるようになっている。
また、図1および図2に示すように、基体2の下部の前端部には、左右方向に長い透孔2dが透設され、突起2cにより阻止された排気ガス中の煤が、透孔2dから水分と一緒に外部に排出される。
さらに、図1および図2に示すように、基体2の下部の前端には、やや上向きに傾斜した傾斜部2eが形成され、車両後方からの風が基体2の内部に吹き込んだときに排気ガスが車両前方に流れ易くなるように、傾斜部2eの後方にエア溜りが形成され、傾斜部2eに沿って排気ガスが前方に流れるようになっている。
また、リアバンパ1の開口1bの内側周縁の下部には、基体2を固定するための金属製ブラケット5が固着され、基体2の下面に平板状を有する金属製の取付片6が固着され、取付片6には円形のボルト挿通孔6aが透設されるとともに、ブラケット5にも同様のボルト挿通孔が透設され、ブラケット5および取付片6のボルト挿通孔6にボルト7が挿通され、ワッシャ8を介してナット9が螺着されて取付片6がブラケット5に固定され、基体2がリアバンパ1に取り付けられる。このとき、金属製の取付片6およびブラケット5を介して、排気ガスの熱を外部に放熱することができる。
このように、リアバンパ1に矩形状の開口1bを形成し、四角筒状の基体2を開口1bの前方に水平に配設し、基体2の後端部に一体形成されたフランジ部2aをリアバンパ1の開口1bの周縁に重合して配設し、基体2の上前端部に形成された挿入部2bの内側に排気管3の後端部を挿入することにより、図2中の太線矢印に示すように、車両後方から前方に向かう風が基体2内に吹き込んでも、エンジン停止時に排気管3からの排気ガスが基体2内部を図2中の矢印のように前方に流すことができ、排気ガスの排気管3への逆流を確実に防止してエンジンの吸気系への排気ガスの充満を防止することができる。
したがって、上記した実施形態によれば、車両後方から前方に向かう風が吹いていても、エンジン停止時に、基体2の内部における排気管3からの排気ガスの前方への流れを作ることができ、簡単な構成により排気ガスの排気管3への逆流を確実に防止して、従来のような吸気系への排気ガスの充満を防止することが可能になり、エンジン始動不良の発生を防止することができる。このとき、傾斜部2eの後方にエア溜りが形成されるため、傾斜部2eに沿って排気ガスが前方に流れ易くなる。
さらに、突起2cにより、排気管3からの排気ガスに含まれる煤が外部に流れてリアバンパ1を汚さないように煤の流出を阻止することができ、突起2cにより阻止された排気ガス中の煤を、透孔2dから水分と一緒に外部に排出することができる。また、金属製の取付片6およびブラケット5を介して、排気ガスの熱を外部に効率よく放熱することができる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行なうことが可能である。
例えば、上記した実施形態では、基体2を四角筒状とした場合について説明したが、円筒状であってもよい。
また、上記した実施形態では、基体2の上前端部に前方に拡開した挿入部2bを形成した例について説明したが、挿入部2bが排気管3の外周に沿うように、挿入部2bの断面を円弧状に形成して排気管3との隙間を極力狭くしてもよい。
1 …リアバンパ
1a …開口
2 …基体
2a …ブランジ部
2b …挿入部
3 …排気管

Claims (1)

  1. 車両の排気管を取り付ける排気管の取付構造において、
    水平に配置された筒状の基体と、
    前記基体の後端部に設けられリアバンパに形成された開口周縁に重合して配設されるフランジ部と
    記基体の前部開口を含む上前端部に斜め上前方に向かい拡開して設けられ挿入部と
    を備え、
    排気管の後端部のほぼ水平な排気口端面が、側面視で前記基体の上面とほぼ同じ高さに配置されるように、前記挿入部の端面から内部に斜め下向きに前記排気管の後端部が挿入され、前記挿入部の端面での断面において、前記挿入部の断面積が挿入状態の前記排気管の後端部の断面積よりも大きくなるように前記挿入部が形成され、前記排気管の後端部の下側に隙間が設けられていることを特徴とする排気管の取付構造。
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