JP6705621B2 - 車両用バンパ構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用バンパ構造に関する。
下記特許文献1には、バンパ一体型マフラー構造に関する発明が開示されている。このバンパ一体型マフラー構造では、リアバンパ(バンパカバー)にマフラーからの排気ガスを排出するための排気部が形成されており、この排気部にはバンパディフューザー(バッフル)が配置されている。一方、マフラーにはシェーディングプレートが取り付けられており、このシェーディングプレートによってバンパディフューザーの車両前方側に遮蔽部が設定されている。このため、マフラーとバンパディフューザーとの間隙から車体の構成品や路面等を見えないようにすることができ、その結果、車両後部の外観品質を確保することができる。
特開2007−91129号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された先行技術による場合、バンパディフューザーの車両後方側の端部を成すフランジ部の位置が、リアバンパの意匠面よりも車両前方側に設定されている。このため、マフラーからバンパディフューザーを経て排出された排気流がリアバンパの意匠面に当たることでリアバンパの意匠面が汚れることがある。
本発明は上記事実を考慮し、排気流によるバンパカバーへの汚れの付着を抑制することができる車両用バンパ構造を得ることが目的である。
請求項1に記載の本発明に係る車両用バンパ構造は、車両後方外側に面する意匠面を有するバンパカバー本体部と、当該バンパカバー本体部に形成されると共に排気管の排気口から排出される排気流の流路における下流側に配置された開口部と、を含んで構成され、車両後端部に配置されると共に車両幅方向に延在するバンパカバーと、前記開口部の周縁部に沿って配置されると共に前記バンパカバー本体部における前記開口部周りの意匠面よりも車両後方側に突出した開口縁部と、当該開口縁部と別体とされると共に当該開口縁部の車両前方側に配置されて当該開口縁部と接合された筒部と、当該筒部に設けられた複数のブラケットと、を含んで構成され、当該ブラケットのみが前記バンパカバーに取り付けられたバッフルと、を備え、前記バッフルの車両上方側の部分には、前記排気口の車両後方側に配置されると共に車両幅方向に見た断面視で前記流路が車両後方側に向かって狭まる方向に傾斜し、かつ前記排気流を受ける上側受け面部と、当該上側受け面部の車両後方側で当該上側受け面部と連続し、かつ前記開口縁部の車両後方側の端部よりも車両前方側に配置されると共に車両幅方向に見た断面視で当該流路が車両後方側に向かって拡がる方向に傾斜した上側剥離面部と、が設けられている
請求項1に記載の本発明によれば、車両幅方向に延在するバンパカバーが車両後端部に配置されており、当該バンパカバーのバンパカバー本体部における車両後方外側に面する意匠面によって車両後部の外観意匠の一部が構成されている。また、バンパカバー本体部には開口部が形成されており、当該開口部は、排気管の排気口から排出される排気流の流路における下流側に配置されている。そして、バッフルの開口縁部が、バンパカバーにおける開口部の周縁部に沿って配置されている。このため、排気管からの排気流は、バッフルの開口縁部から車両後方外側に向かって排出されていく。
ところで、バッフルの開口縁部の位置がバンパカバーの意匠面よりも車両前方側に設定されていると、当該開口縁部から排出された排気流が当該意匠面に当たることで当該意匠面が汚れることがある。
ここで、本発明では、バッフルの開口縁部がバンパカバー本体部における開口部周りの意匠面よりも車両後方側に突出している。このため、排気管からの排気流は、バンパカバー本体部における開口部周りの意匠面よりも車両後方側の位置で、バッフルの開口縁部から排出される。その結果、排気管からの排気流は、バンパカバー本体部における開口部周りの意匠面から離れた位置に排出されるようになる。
また、本発明によれば、バッフルの車両上方側の部分に向かって排出される排気流が、排気管の排気口の車両後方側に配置された上側受け面部に受けられ、当該排気流が当該上側受け面部に沿って車両後方側に排出されていく。一方、上側受け面部の車両後方側には、当該上側受け面部と連続し、かつ開口縁部の車両後方側の端部よりも車両前方側に配置された上側剥離面部が設けられている。そして、上側受け面部は排気流の流路が車両後方側に向かって狭まる方向に傾斜しており、上側剥離面部は当該流路が車両後方側に向かって拡がる方向に傾斜している。このため、上側受け面部に沿って排出される排気流は、上側受け面部と上側剥離面部との境界部を通過するときに、流速が速くなり、圧力は低下する。その結果、排気流は、上側受け面部と上側剥離面部との境界部を剥離点としてバッフルから剥離し、当該上側剥離面部と剥離した状態でバッフルの開口縁部の車両後方側に排出されていく。
請求項に記載の本発明に係る車両用バンパ構造は、請求項1に記載の発明において、前記排気口の下端部の車両上下方向の位置と前記バッフルの車両下方側を構成しかつ前記流路に面する下側内面部における車両上下方向で最も高い位置とが一致している。
請求項に記載の本発明によれば、排気管の排気口における下端部の車両上下方向の位置とバッフルの車両下方側を構成しかつ排気流の流路に面する下側内面部における車両上下方向で最も高い位置とが一致している。このため、排気流とバッフルの下側内面部との接触面積を小さくして当該排気流がバッフルから受ける抵抗を小さくすることができると共に、バッフルから排出されていく排気流を整流することができる。
請求項に記載の本発明に係る車両用バンパ構造は、請求項2に記載の発明において、前記バッフルの車両下方側の部分には、前記排気口の車両後方側でかつ前記上側受け面部よりも車両前方側に配置されると共に車両幅方向に見た断面視で前記流路が車両後方側に向かって狭まる方向に傾斜し、かつ前記排気流を受ける下側受け面部と、当該下側受け面部の車両後方側で当該下側受け面部と連続し、かつ前記上側剥離面部よりも車両前方側に配置されると共に車両幅方向に見た断面視で当該流路が車両後方側に向かって拡がる方向に傾斜した下側剥離面部と、が設けられている
請求項に記載の本発明によれば、上側受け面部と上側剥離面部との境界部よりも下側受け面部と下側剥離面部との境界部の方が車両前方側に位置している。このため、排気管からの排気流の車両下方側の剥離点は、当該排気流の車両上方側の剥離点よりも車両前方側となる。その結果、排気管からの排気流は、先に車両下方側で剥離し、次いで車両上方側で剥離することとなり、排気流がバッフルから排出されるときには、当該排気流は車両下方側に向けて排出される。
以上説明したように、請求項1に記載の本発明に係る車両用バンパ構造は、排気流によるバンパカバーへの汚れの付着を抑制することができるという優れた効果を有する。
また、本発明に係る車両用バンパ構造は、排気管からの排気流をバンパカバー本体部の意匠面から離れていくように整流することができるという優れた効果を有する。
請求項に記載の本発明に係る車両用バンパ構造は、排気管からの排気流の乱れを抑制し、当該排気流を安定した状態で車両後方側に排出することができるという優れた効果を有する。
請求項に記載の本発明に係る車両用バンパ構造は、排気管からの排気流の向きを車両下方側に変更し、当該排気流がバンパカバー本体部の意匠面に付着することを抑制することができるという優れた効果を有する。
本実施形態に係る車両用バンパ構造の構成を示す断面図(図2の1−1線に沿って切断した状態を示す断面図)である。 本実施形態に係り、バッフルの構成を示す車両後方側から見た拡大正面図である。 本実施形態に係り、バッフルの構成を示す拡大断面図(図1の破線Xで囲まれた部分の拡大図)である。 本実施形態に係る車両用バンパ構造が適用された車両を車両斜め後方側から見た状態で示す斜視図である。 本実施形態に係る車両用バンパ構造が適用された車両を車両後方側から見た状態で示す正面図である。
<第1実施形態>
以下、図1〜図5を用いて、本発明の実施形態に係る車両用バンパ構造が適用された車両10について説明する。なお、各図に適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示しており、矢印OUTは車両幅方向外側を示している。
まず、図5を用いて車両10の車両後部12の構成について説明する。車両後部12の後端部12Aには、車両幅方向を長手方向とされて樹脂材等で構成されたバンパカバー14が配置されている。このバンパカバー14は、車両幅方向に延在するバンパカバー本体部16と、バンパカバー本体部16の車両幅方向両端部から車両前方へ向けて延出されたバンパカバーサイド部18とを含んで構成されている。
バンパカバー本体部16は、板厚方向を車両前後方向とされると共にバンパカバー本体部16の主部を構成する後壁部16Aと、当該後壁部16Aの車両下方側の端部から車両前方下側に傾斜する傾斜壁部16Bとを含んで構成されている。より詳しくは、図1にも示されるように、後壁部16Aと傾斜壁部16Bとは別部材で構成されており、傾斜壁部16Bには当該傾斜壁部16Bの車両上方側の端部に沿って車両前方側に延出されたフランジ部16Cが設けられている。一方、後壁部16Aの車両下方側の端部には、当該端部に沿って車両前方側に延出された延出部16Dが設けられており、当該延出部16Dに傾斜壁部16Bに設けられたフランジ部16Cが接合されている。これにより、後壁部16Aと傾斜壁部16Bとが一体となって車両後方外側に面する意匠面20を構成している。なお、延出部16Dの車両前方側の端部には当該端部に沿って車両下方側に延出されたフランジ部16Eが設けられており、当該フランジ部16Eには、後述するように、バッフル28が取り付けられている。
また、図2にも示されるように、傾斜壁部16Bの車両下方側には、開口部22が形成されている。この開口部22は、車両後方側から見て上辺が下辺よりも車両幅方向内側に配置された平行四辺形状とされると共に、車両下方側が開放されている。また、開口部22は、車両後方側から見て、排気管24の排気口26がその内部に納まるように配置されており、換言すれば、開口部22は、排気管24の排気口26から排出される排気流Wの流路60における下流側に配置されている。
ここで、本実施形態では、バンパカバー14に取り付けられたバッフル28の構成に特徴がある。以下、本実施形態の要部を構成するバッフル28の構成について詳細に説明する。
図1及び図2に示されるように、バッフル28は、車両後方側から見てバンパカバー14の開口部22の内側に配置された枠状の開口縁部30と、当該開口縁部30の車両前方側に設けられた筒部38と、によってその主部が構成されている。そして、筒部38の車両上方側には上側ブラケット32が、当該筒部38の車両幅方向内側には内側ブラケット34が、当該筒部38の車両幅方向外側には外側ブラケット36が、それぞれ取り付けられている。
筒部38は、その車両前方側の部分を構成しかつ円筒状を成す円筒部38Aと、円筒部38Aから車両後方側の部分を構成しかつ筒部38の開口面積が車両前方側から車両後方側にかけて拡張されるように構成された拡張部38Bと、を含んで構成されている。より詳しくは、円筒部38Aは、車両後方側に向かって縮径しかつ排気管24の排気口26側の端部24Aを収容可能な形状とされている。一方、拡張部38Bの縦断面形状は、車両前方側から車両後方側にかけて円形状から車両幅方向に延びる四角形状へと徐変している。そして、拡張部38Bの車両後方側の開口端部38B1では車両後方側から見て上辺が下辺よりも車両幅方向内側に配置された平行四辺形状とされている。なお、図4にも示されるように、拡張部38Bの開口端部38B1は、車両幅方向外側でかつ車両後方側から見たときの開口面積が最も大きくなるように、その形状が設定されている。
また、筒部38は、車両幅方向内側でかつ車両上方側の箇所と車両幅方向外側でかつ車両下方側の箇所との2箇所で分割されており、その車両上方側の部分が上側構成部40で構成されると共に、その車両下方側の部分が下側構成部42で構成されている。なお、以下では、上側構成部40における円筒部38Aを構成する部分を上側半円筒部40Aと称すると共に、当該上側構成部40における拡張部38Bを構成する部分を上側拡張部40Bと称する。また、下側構成部42における円筒部38Aを構成する部分を下側半円筒部42Aと称すると共に、当該下側構成部42における拡張部38Bを構成する部分を下側拡張部42Bと称する。
図1に示されるように、上側構成部40を構成する上側半円筒部40Aは、その内径が車両前後方向で一定とされており、当該上側半円筒部40Aは、上側拡張部40Bの車両後方側を構成する第1上側絞り部40B1と連続している。第1上側絞り部40B1は、車両後方側に向かって筒部38の開口面積が緩やかに縮小されるように形成されおり、当該第1上側絞り部40B1の車両後方側には、当該第1上側絞り部40B1からそのまま車両後方側に延出されて平坦部40B2が形成されている。そして、平坦部40B2には、後述するように上側ブラケット32が取り付けられている。
また、平坦部40B2の車両後方側には、当該平坦部40B2と連続して車両後方側に向かって筒部38の開口面積が縮小されるように形成された第2上側絞り部40B3が設けられている。この第2上側絞り部40B3は、第1上側絞り部40B1と比べて筒部38の開口面積が縮小する勾配が大きくなるように、その形状が設定されている。
さらに、第2上側絞り部40B3の車両後方側には、当該第2上側絞り部40B3と連続して車両後方側に向かって筒部38の開口面積が縮小されるように形成されると共に、排気管24からの排気流Wを受ける上側受け面部40B4が設けられている。別の見方をすれば、上側受け面部40B4は、車両幅方向に見た断面視で、排気管24の排気流Wの流路60が車両後方側に向かって狭まる方向に傾斜している。この上側受け面部40B4は、車両幅方向に見た断面視で、第1上側絞り部40B1と比べて勾配が大きくなるように、かつ第2上側絞り部40B3と比べて勾配が小さくなるように、その形状が設定されている。
そして、上側受け面部40B4の車両後方側には、当該上側受け面部40B4と連続して、当該上側受け面部40B4の車両後方側の端部から筒部38の外周側でかつ車両後方側に延出された上側剥離面部40B5が設けられている。別の見方をすれば、上側剥離面部40B5は、車両幅方向に見た断面視で排気管24の排気流Wの流路60が車両後方側に向かって拡がる方向に傾斜して設けられている。つまり、上側受け面部40B4と上側剥離面部40B5とで形成される断面は、筒部38の内周側に凸となっており、これは、上側構成部40に筒部38の内周に沿った凸部が形成されていると捉えることもできる。また、上記構成の上側受け面部40B4及び上側剥離面部40B5に向かって排出される排気流Wは、上側受け面部40B4と上側剥離面部40B5との境界部において剥離されるため、当該境界部は排気流Wの剥離点P1と見なすことができる。なお、後述するように、上側剥離面部40B5の車両後方側の部分には、開口縁部30が取り付けられており、当該上側剥離面部40B5は、開口縁部30よりも車両前方側に配置された状態となっている。
一方、下側構成部42を構成する下側半円筒部42Aは、その内径が車両後方側に向かって緩やかに縮径されるように形成されており、これにより、上述の如く円筒部38Aが車両後方側に向かって縮径されるようになっている。また、下側半円筒部42Aの車両後方側には、当該下側半円筒部42Aと連続して車両後方側に向かって筒部38の開口面積が縮小されるように形成されると共に、排気管24からの排気流Wを受ける下側受け面部42B1が設けられている。別の見方をすれば、下側受け面部42B1は、上側受け面部40B4と同様に、車両幅方向に見た断面視で、排気管24の排気流Wの流路60が車両後方側に向かって狭まる方向に傾斜している。なお、上側受け面部40B4は、車両幅方向に見た断面視で直線的に傾斜しているのに対し、下側受け面部42B1は、車両幅方向に見た断面視で車両後方側に凸となるように湾曲して傾斜している。
そして、下側受け面部42B1の車両後方側には、当該下側受け面部42B1と連続して、当該下側受け面部42B1の車両後方側の端部から筒部38の外周側でかつ車両後方側に延出された下側剥離面部42B2が設けられている。別の見方をすれば、下側剥離面部42B2は、上側剥離面部40B5と同様に、車両幅方向に見た断面視で排気管24の排気流Wの流路60が車両後方側に向かって拡がる方向に傾斜して設けられている。なお、上記構成の下側受け面部42B1及び下側剥離面部42B2は、流路60に面するバッフル28の下側内面部28Aを構成していると捉えることもできる。
また、下側受け面部42B1及び下側剥離面部42B2に向かって排出される排気流Wは、下側受け面部42B1と下側剥離面部42B2との境界部において剥離されるため、当該境界部は排気流Wの剥離点P2と見なすことができる。この剥離点P2は、その車両上下方向の位置が排気管24の排気口26における下端部の車両上下方向の位置と一致しており、換言すれば、当該下端部の車両上下方向の位置と下側内面部28Aの頂部(車両上下方向で最も高い位置)とが一致している。
さらに、下側剥離面部42B2の車両後方側には、当該下側剥離面部42B2と連続して車両後方側に延出された取付面部42B3が設けられており、当該取付面部42B3には、後述するように、開口縁部30が取り付けられている。なお、車両幅方向に見た断面視において、下側受け面部42B1が上側受け面部40B4よりも車両前方側に配置されると共に、下側剥離面部42B2が上側剥離面部40B5よりも車両前方側に配置されている。
また、図2に示されるように、上側構成部40には、その車両幅方向両端部に沿って車両前後方向に延在する一対の上側フランジ部40Cが形成されている。一方、下側構成部42には、その車両幅方向両端部に沿って車両前後方向に延在する一対の下側フランジ部42Cが形成されている。そして、上側フランジ部40Cと下側フランジ部42Cとがスポット溶接等によって接合されることで筒部38が構成されている。
一方、上側ブラケット32は、当該上側ブラケット32の車両上方側を構成する取付壁部32Aと当該上側ブラケット32の車両下方側を構成する接合壁部32Bとを含んで構成されている。取付壁部32Aは、板厚方向を車両前後方向とされて車両幅方向に延在する矩形板状に形成されており、その車両幅方向内側には正方形状の内側被挿通部46が、その車両幅方向内側には長方形状の外側被挿通部48が形成されている。一方、接合壁部32Bは、取付壁部32Aの車両下方側の端部から車両前方下側に延出されて、その先端部が筒部38の平坦部40B2に接合されている。
内側ブラケット34は、板厚方向を車両前後方向とされて車両幅方向に延在する矩形板状の取付壁部34Aと、板厚方向を車両上下方向とされて取付壁部34Aから車両後方側に延出された接合壁部34Bとを含んで構成されている。そして、内側ブラケット34は、接合壁部34Bが車両幅方向内側の下側フランジ部42Cにスポット溶接等によって接合されることで筒部38に対して固定されている。なお、取付壁部34Aの車両幅方向内側の端部には、長孔状の被挿通部50が形成されており、取付壁部34Aの固定に用いられている。
外側ブラケット36は、板厚方向を車両前後方向とされて車両幅方向に延在する矩形板状の取付壁部36Aと、板厚方向を車両上下方向とされて取付壁部36Aから車両後方側に延出された接合壁部36Bとを含んで構成されている。そして、外側ブラケット36は、接合壁部36Bが車両幅方向外側の下側フランジ部42Cにスポット溶接等によって接合されることで筒部38に対して固定されている。なお、取付壁部36Aの車両幅方向内側の端部には、円形の被挿通部52が形成されており、取付壁部36Aの固定に用いられている。
上述した上側ブラケット32及び内側ブラケット34は、それぞれプッシュリベット54及びタッピンネジ56を用いてバンパカバー14に固定されており、ここでは一例として上側ブラケット32の外側被挿通部48側の固定について説明する。図3に詳しく示されるように、バンパカバー本体部16のフランジ部16Eには、外側被挿通部48に対応する被挿通部58が形成されている。そして、外側被挿通部48と被挿通部58との車両上下方向の位置が合わされた状態でプッシュリベット54が外側被挿通部48及び被挿通部58に挿通されると共に、当該プッシュリベット54にタッピンネジ56が螺入される。これにより、プッシュリベット54でフランジ部16E及び取付壁部32Aが押圧されてフランジ部16Eと取付壁部32Aとの相対移動が規制され、その結果、バッフル28がバンパカバー14に対して固定されている。
なお、本実施形態では、上側ブラケット32の外側被挿通部48が長方形状に形成されているため、バッフル28及びバンパカバー14の製造誤差を吸収して、バッフル28をバンパカバー14に対して位置合わせすることが可能となっている。また、外側ブラケット36は、上側ブラケット32及び内側ブラケット34と異なり、取付壁部36Aに形成された被挿通部52に図示しないクリップが挿入されることでバンパカバー14に固定されている。
一方、開口縁部30は、図1及び図2に示されるように、拡張部38Bの車両後方側の開口端部38B1に沿って形成されており、車両後方側から見て上辺が下辺よりも車両幅方向内側に配置された平行四辺形状を成している。この開口縁部30は、その車両上方側を構成する上枠部30Aと、その車両下方側を構成する下枠部30Bとが車両幅方向に延在しており、その車両幅方向両側を構成する縦枠部30Cが車両上下方向に延在している。そして、上枠部30A、下枠部30B及び縦枠部30Cは、それぞれの延在方向と直交する方向に切った断面形状が、車両前方側に開放されたC字状とされている。さらに、下枠部30Bは、上枠部30Aよりも車両前方側に配置されると共に、上枠部30Aよりも車両上下方向に扁平して形成されている。
また、開口縁部30は、その外周側を構成する外周壁部30Dがバンパカバー14の開口部22の周縁部22Aに沿って当該周縁部22Aと所定の間隔をあけた状態で配置されている。そして、開口縁部30は、外周壁部30Dの車両下方側の部分が車両下方側から見て露出された状態となっている。
一方、開口縁部30の内周側を構成する内周壁部30Eは、その上枠部30A及び車両幅方向外側の縦枠部30Cを構成する部分が上側剥離面部40B5における筒部38の内周側に配置されて、当該上側剥離面部40B5にスポット溶接等によって接合されている。また、内周壁部30Eの下枠部30B及び車両幅方向内側の縦枠部30Cを構成する部分は、取付面部42B3における筒部38の内周側に配置されて、当該取付面部42B3にスポット溶接等によって接合されている。
上述した内周壁部30Eのうち上側剥離面部40B5に接合された部分は、上側剥離面部40B5の一部を構成していると捉えることもできる。また、内周壁部30Eのうち取付面部42B3に接合された部分は、当該取付面部42B3と隣接する下側剥離面部42B2の一部を構成していると捉えることもできる。なお、上記のように開口縁部30の構成を見なしたとしても、上側剥離面部40B5及び下側剥離面部42B2が、開口縁部30の車両後方側の端部を構成する後端壁部30Fよりも車両前方側に配置されていることには変わりはない。
また、上述の如く構成された開口縁部30を備えたバッフル28は、バンパカバー14に取り付けられた状態において、傾斜壁部16Bで構成された開口部22周りの意匠面20よりも車両後方側に開口縁部30がその全周に亘って突出した状態となっている。一方で、開口縁部30は、バッフル28がバンパカバー14に取り付けられた状態において、意匠面20のうち後壁部16Aで構成された部分よりも車両後方側には突出しないように構成されている。
(本実施形態の作用及び効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
本実施形態では、車両幅方向に延在するバンパカバー14が車両後部12の後端部12Aに配置されており、当該バンパカバー14のバンパカバー本体部16における車両後方外側に面する意匠面20によって車両後部12の外観意匠の一部が構成されている。また、バンパカバー本体部16には開口部22が形成されており、当該開口部22は、排気管24の排気口26から排出される排気流Wの流路60における下流側に配置されている。そして、バッフル28の開口縁部30が、バンパカバー14における開口部22の周縁部22Aに沿って配置されている。このため、排気管24からの排気流Wは、バッフル28の開口縁部30から車両後方外側に向かって排出されていく。
ところで、バッフル28の開口縁部30の位置がバンパカバー14の意匠面20よりも車両前方側に設定されていると、開口縁部30から排出された排気流Wが意匠面20に当たることで意匠面20が汚れることがある。
ここで、本実施形態では、バッフル28の開口縁部30がバンパカバー本体部16における開口部22周りの意匠面20よりも車両後方側に突出している。このため、排気管24からの排気流Wは、バンパカバー本体部16における開口部22周りの意匠面20よりも車両後方側の位置で、バッフル28の開口縁部30から排出される。その結果、排気管24からの排気流Wは、バンパカバー本体部16における開口部22周りの意匠面20から離れた位置に排出されるようになる。従って、本実施形態では、排気流Wによるバンパカバー14への汚れの付着を抑制することができる。
また、本実施形態では、バッフル28の車両上方側の部分に向かって排出される排気流Wが、排気管24の排気口26の車両後方側に配置された上側受け面部40B4に受けられ、排気流Wが上側受け面部40B4に沿って車両後方側に排出されていく。一方、上側受け面部40B4の車両後方側には、上側受け面部40B4と連続し、かつ開口縁部30の車両後方側の後端壁部30F部よりも車両前方側に配置された上側剥離面部40B5が設けられている。そして、上側受け面部40B4は排気流Wの流路60が車両後方側に向かって狭まる方向に傾斜しており、上側剥離面部40B5は流路60が車両後方側に向かって拡がる方向に傾斜している。このため、上側受け面部40B4に沿って排出される排気流Wは、上側受け面部40B4と上側剥離面部40B5との境界部を通過するときに、流速が速くなり、圧力は低下する。その結果、排気流Wは、上側受け面部40B4と上側剥離面部40B5との境界部を剥離点P1としてバッフル28から剥離し、上側剥離面部40B5と剥離した状態でバッフル28の開口縁部30の車両後方側に排出されていく。従って、本実施形態では、排気管24からの排気流Wをバンパカバー本体部16の意匠面20から離れていくように整流することができる。
さらに、本実施形態では、排気管24の排気口26における下端部の車両上下方向の位置とバッフル28の車両下方側を構成しかつ排気流Wの流路60に面する下側内面部28Aにおける車両上下方向で最も高い位置とが一致している。このため、排気流Wとバッフル28の下側内面部28Aとの接触面積を小さくして当該排気流Wがバッフル28から受ける抵抗を小さくすることができると共に、バッフル28から排出されていく排気流Wを整流することができる。その結果、本実施形態では、排気管24からの排気流Wの乱れを抑制し、排気流Wを安定した状態で車両後方側に排出することができる。
加えて、本実施形態では、上側受け面部40B4と上側剥離面部40B5との境界部よりも下側受け面部42B1と下側剥離面部42B2との境界部の方が車両前方側に位置している。このため、排気管24からの排気流Wの車両下方側の剥離点P2は、排気流Wの車両上方側の剥離点P1よりも車両前方側となる。その結果、排気管24からの排気流Wは、先に車両下方側で剥離し、次いで車両上方側で剥離することとなり、図4に示されるように、排気流Wがバッフルから排出されるときには、当該排気流Wは車両下方側に向けて排出される。これは、車両10が走行中であっても停車中であっても同様である。従って、本実施形態では、排気管24からの排気流Wの向きを車両下方側に整流し、当該排気流Wがバンパカバー本体部16の意匠面20に付着することを抑制することができる。
しかも、排気流Wがバッフル28から剥離されることで、バッフル28が排気流Wから受ける熱量が低減される。その結果、バッフル28のバンパカバー14への取り付けにおいて、バンパカバー本体部16のフランジ部16Eと上側ブラケット32の取付壁部32Aとの間にワッシャー等を入れて、バッフル28からの熱を放熱する必要がなくなる。
さらに加えて、本実施形態では、バッフル28の開口縁部30が意匠面20のうち後壁部16Aで構成された部分よりも車両後方側には突出しないように構成されているため、人が不意にバッフル28に接触することを抑制することができる。
<上記実施形態の補足説明>
(1) 上述した実施形態では、排気管24の排気口26における下端部の車両上下方向の位置とバッフル28の下側内面部28Aにおける車両上下方向で最も高い位置とが一致していたが、これに限らない。すなわち、排気管24の位置を車両上下方向に変更してもよい。このような構成においても、排気流Wがバッフル28から受ける抵抗に対する作用及び効果を除いて、上述した実施形態と同様の作用及び効果を奏する。
(2) また、上述した実施形態では、下側内面部28Aが下側受け面部42B1及び下側剥離面部42B2を含んで構成されているが、車両前後方向に一様に延在する平坦部によって構成されていてもよい。このような構成によっても、バッフル28の車両下方側で排気流Wが剥離されることによる作用及び効果を除いて、上述した実施形態と同様の作用及び効果を奏する。
(3) さらに、上述した実施形態では、開口縁部30がその全周に亘って意匠面20よりも車両後方側に突出した状態となっていたが、これに限らない。すなわち、開口縁部30の少なくとも一部が意匠面20よりも車両後方側に突出した状態となっていれば、排気流Wによるバンパカバー14の汚れの抑制に一定の効果を奏する。
(4) 加えて、上述した実施形態では、開口縁部30が平行四辺形の枠状に構成されていたが、これに限らない。例えば、開口縁部30を上枠部30Aに相当する部材と下枠部30Bに相当する部材とに分割して構成してもよいし、開口縁部30を上枠部30Aに相当する部材のみで構成してもよい。これらのような構成であっても、開口縁部30の少なくとも一部が意匠面20よりも車両後方側に突出した状態となっているため、排気流Wによるバンパカバー14の汚れの抑制に一定の効果を奏する。
10 車両
12A 後端部(車両後端部)
14 バンパカバー
16 バンパカバー本体部
20 意匠面
22 開口部
22A 周縁部
24 排気管
26 排気口
28 バッフル
28A 下側内面部
30 開口縁部
30F 後端壁部(開口縁部の車両後方側の端部)
40B4 上側受け面
40B5 上側剥離面
42B1 下側受け面
42B2 下側剥離面
60 流路
W 排気流

Claims (3)

  1. 車両後方外側に面する意匠面を有するバンパカバー本体部と、当該バンパカバー本体部に形成されると共に排気管の排気口から排出される排気流の流路における下流側に配置された開口部と、を含んで構成され、車両後端部に配置されると共に車両幅方向に延在するバンパカバーと、
    前記開口部の周縁部に沿って配置されると共に前記バンパカバー本体部における前記開口部周りの意匠面よりも車両後方側に突出した開口縁部と、当該開口縁部と別体とされると共に当該開口縁部の車両前方側に配置されて当該開口縁部と接合された筒部と、当該筒部に設けられた複数のブラケットと、を含んで構成され、当該ブラケットのみが前記バンパカバーに取り付けられたバッフルと、
    を備え、
    前記バッフルの車両上方側の部分には、前記排気口の車両後方側に配置されると共に車両幅方向に見た断面視で前記流路が車両後方側に向かって狭まる方向に傾斜し、かつ前記排気流を受ける上側受け面部と、当該上側受け面部の車両後方側で当該上側受け面部と連続し、かつ前記開口縁部の車両後方側の端部よりも車両前方側に配置されると共に車両幅方向に見た断面視で当該流路が車両後方側に向かって拡がる方向に傾斜した上側剥離面部と、が設けられている、
    車両用バンパ構造
  2. 前記排気口の下端部の車両上下方向の位置と前記バッフルの車両下方側を構成しかつ前記流路に面する下側内面部における車両上下方向で最も高い位置とが一致している、
    請求項1に記載の車両用バンパ構造。
  3. 前記バッフルの車両下方側の部分には、前記排気口の車両後方側でかつ前記上側受け面部よりも車両前方側に配置されると共に車両幅方向に見た断面視で前記流路が車両後方側に向かって狭まる方向に傾斜し、かつ前記排気流を受ける下側受け面部と、当該下側受け面部の車両後方側で当該下側受け面部と連続し、かつ前記上側剥離面部よりも車両前方側に配置されると共に車両幅方向に見た断面視で当該流路が車両後方側に向かって拡がる方向に傾斜した下側剥離面部と、が設けられている、
    請求項2に記載の車両用バンパ構造。
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