JP6493211B2 - 位置調節式ステアリング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、運転者の体格や運転姿勢に応じてステアリングホイールの前後位置と上下位置とのうちの少なくとも一方を調節する機能を備えた位置調節式ステアリング装置の改良に関する。
自動車用ステアリング装置は、図9に示す様に構成して、ステアリングホイール1の回転をステアリングギヤユニット2の入力軸3に伝達し、入力軸3の回転に伴って左右1対のタイロッド4、4を押し引きし、前車輪に舵角を付与する。ステアリングホイール1は、ステアリングシャフト5の後端部に支持固定されており、ステアリングシャフト5は、円筒状のステアリングコラム6を軸方向に挿通した状態で、ステアリングコラム6に回転自在に支持されている。ステアリングシャフト5の前端部は、自在継手7を介して中間シャフト8の後端部に接続され、中間シャフト8の前端部は、別の自在継手9を介して、入力軸3に接続されている。
尚、本明細書及び特許請求の範囲全体で、前後方向、左右方向(幅方向)、及び上下方向は、特に断らない限り、車両の前後方向、左右方向(幅方向)、及び上下方向を言う。
上述の様なステアリング装置に対し、運転者の体格や運転姿勢に応じて、ステアリングホイール1の上下位置を調節する為のチルト機構や、前後位置を調節する為のテレスコピック機構を組み込んだ位置調節式ステアリング装置が、従来から広く行われている。図10〜12は、この様な位置調節式ステアリング装置の従来構造の1例として、特許文献1等に記載されたものを示している。
この従来構造は、テレスコピック機構を構成する為に、ステアリングコラム6aとして、インナコラム10の後部にアウタコラム11の前部を、軸方向の相対変位可能に外嵌したものを使用している。又、ステアリングシャフト5aとして、インナシャフト12の後部とアウタシャフト13の前部とを、スプライン係合等により、トルク伝達可能に、且つ、軸方向の相対変位可能に嵌合したものを使用している。ステアリングホイール1(図9参照)は、アウタコラム11の後端開口から突出した、アウタシャフト13の後端部に支持固定する。
インナコラム10の前端部に、電動式パワーステアリング装置を構成する減速機等を収納する為のハウジング14が結合固定されている。ハウジング14の上面には、電動式パワーステアリング装置の補助動力源となる電動モータ15と、この電動モータ15への通電を制御する為の制御器16とが支持固定されている。
そして、チルト機構を構成する為に、ハウジング14は車体に対し、横軸を中心として揺動変位可能に支持されている。この為に、ハウジング14の上部前端に支持筒17が、左右方向に設けられている。そして、支持筒17の中心孔18に挿通したボルト等の横軸により、ステアリングコラム6aの前端部を車体に対し、ステアリングコラム6aの後部を昇降させる方向の揺動変位を可能に支持する構成を採用している。
又、アウタコラム11の前部の下部に、軸方向に長いスリット19を設けて、この前部の内径を弾性的に拡縮可能としている。又、スリット19を左右両側から挟む部分に左右1対の被挟持板部20、20を設け、両被挟持板部20、20により変位ブラケット21を構成している。そして、両被挟持板部20、20は、車体に支持した支持ブラケット22に対し、上下位置及び前後位置を変位可能に支持されている。
ステアリングホイール1が調節後の位置に保持されている状態で、両被挟持板部20、20は、支持ブラケット22を構成する左右1対の支持板部23、23により強く挟持されている。一方(図11の左方)の支持板部23と他方(図11の右方)の支持板部23とには、車体側貫通孔である、横軸を中心とする円弧形のチルト調節用長孔24が、両被挟持板部20、20には、コラム側貫通孔である、アウタコラム11の軸方向に長いテレスコ調節用長孔25が、それぞれ形成されている。
そして、各長孔24、25には、調節ロッド26が挿通されている。調節ロッド26の基端部(図11の右端部)に固設したアンカ部27は、他方の支持板部23に形成したチルト調節用長孔24に、チルト調節用長孔24に沿った変位のみを可能に(回転を阻止した状態で)係合させている。これに対して、調節ロッド26の先端部(図11の左端部)に螺着したナット28と一方の支持板部23の外側面との間には、駆動側カム29と被駆動側カム30とから成るカム装置31が設けられている。
駆動側、被駆動側両カム29、30は、それぞれ焼結金属等の金属製で全体を円輪状としており、調節ロッド26を挿通する為の中心孔を有する。駆動側、被駆動側両カム29、30の互いに対向する側面は、それぞれが円周方向に関する凹凸形状の面である、駆動側カム面32及び被駆動側カム面33としている。被駆動側カム30は、一方の支持板部23に形成したチルト調節用長孔24に、チルト調節用長孔24に沿った変位のみを可能に係合させている。更に、駆動側カム29は、調節ロッド26の先端部に設けた調節レバー34の基端部に結合固定する事により、調節レバー34の回動に伴って、調節ロッド26の周囲で回動する。尚、調節ロッド26の先端部に螺着したナット28と調節レバー34の基端部との間にスラストベアリング35を設けて、駆動側カム29に作用するスラスト荷重を支承しつつ、駆動側カム29の回動を可能にしている。
ステアリングホイール1の位置を調節する場合には、調節レバー34を所定方向(通常は下方)に回動させる事により、図12(A)に示す様に、駆動側カム面32に設けた凸部36と、被駆動側カム面33に設けた凹部37とを係合させ、カム装置31の軸方向寸法を縮める。そして、被駆動側カム30とアンカ部27との間隔を拡げ、両支持板部23、23同士の間隔を拡げる。この結果、両支持板部23、23の内側面と両被挟持板部20、20の外側面との当接部の面圧が低下乃至は喪失すると同時に、アウタコラム11の前端部の内径が弾性的に拡がり、アウタコラム11の前端部内周面とインナコラム10の後端部外周面との当接部の面圧が低下する。この状態で、調節ロッド26がチルト調節用長孔24とテレスコ調節用長孔25との内側で変位できる範囲で、ステアリングホイール1の上下位置及び前後位置を調節できる。
ステアリングホイール1を所望位置に移動させた後、調節レバー34を所定方向とは逆方向(上方)に回動させて、図12(B)に示す様に、駆動側カム面32の凸部36を、被駆動側カム面33に設けた凸部38と係合させ、カム装置31の軸方向寸法を拡げる。そして、被駆動側カム30とアンカ部27との間隔を縮め、両支持板部23、23同士の間隔を縮める。この結果、両支持板部23、23の内側面と両被挟持板部20、20の外側面との当接部の面圧が上昇すると同時に、アウタコラム11の前端部の内径が弾性的に縮まり、アウタコラム11の前端部内周面とインナコラム10の後端部外周面との当接部の面圧が上昇して、ステアリングホイール1を、調節後の位置に保持できる。
上述の様な位置調節式ステアリング装置の場合、駆動側カム面32の凸部36の周方向片側(図12に於ける右側)にはストッパ部である段部39が存在し、被駆動側カム面33の凹部37の周方向片側には、ストッパ部である段部40が存在する。そして、調節レバー34の所定方向への回動は、図12(A)に示す様に、両段部39、40同士が当接する事に基づいて阻止される。
この様な位置調節式ステアリング装置の場合、ステアリングホイール1の位置調節を行うべく、調節レバー34を所定方向に回動させた(ロックを解除した)場合に、両段部39、40同士が勢い良く当接(衝突)し、耳障りな異音(金属接触音)が発生する可能性がある。
尚、本発明に関連する他の先行技術文献として、特許文献2、3がある。特許文献2、3には、位置調節式ステアリング装置に多板式摩擦係合機構を組み込んで、ステアリングホイールを調節後の位置に保持する力の向上を図った構造が記載されている。
日本国特開2013−047088号公報 日本国特開2005−343331号公報 日本国特開2008−114837号公報
本発明は、上述の様な事情に鑑み、ステアリングホイールの位置調節を行うべく、調節レバーを所定方向(カム装置の軸方向寸法を縮める方向)に回動させる場合に、両カム面に存在するストッパ部同士が当接する事に伴う、耳障りな異音の発生を抑制できる位置調節式ステアリング装置の構造を実現すべく発明したものである。
本発明の位置調節式ステアリング装置は、
筒状のステアリングコラムと、
前記ステアリングコラムの一部に固設される変位ブラケットと、
前記ステアリングコラムの内側に回転自在に支持された状態で、前記ステアリングコラムの後端開口から突出した後端部にステアリングホイールを支持固定するステアリングシャフトと、
前記変位ブラケットを幅方向両側から挟む1対の支持板部を備え、車体側に支持される支持ブラケットと、
前記支持板部に形成された車体側貫通孔及び前記変位ブラケットに形成されたコラム側貫通孔を幅方向に挿通する状態で設けられる調節ロッドと、
前記調節ロッドの一端部に設けられるアンカ部と、
前記調節ロッドの他端部に設けられる調節レバーと、
前記調節レバーと前記1対の支持板部のうちの一方の支持板部の外側面との間に設けられ、前記調節レバーと共に回動する金属製の駆動側カムと、前記調節レバーの回動に拘らず回動しない金属製の被駆動側カムと、を有するカム装置と、
を備える。
前記カム装置は、前記駆動側カム及び前記被駆動側カムの互いに対向する側面に設けられた円周方向に関する凹凸形状のカム面同士を係合させる事により構成され、前記調節レバーの回動に基づいて自身の軸方向寸法を拡縮する事により、前記被駆動側カムと前記アンカ部との間隔を拡縮する。さらに、前記カム装置は、自身の軸方向寸法を縮める方向への、前記駆動側カムと前記被駆動側カムとの相対回転範囲を、前記両カム面に存在するストッパ部同士が当接する事で規制する。
また、前記車体側貫通孔と前記コラム側貫通孔とのうちの少なくとも一方の貫通孔は、前記ステアリングホイールの位置を調節可能とすべき方向に長い調節用長孔である。
特に、本発明の位置調節式ステアリング装置の場合には、前記調節レバーに対して固定されたサブアームと、前記一方の支持板部に対して固定された受側部材と、前記サブアームと前記受側部材の一部とのうちの何れか一方に固定された弾性材製の緩衝部材とを備える。そして、前記カム装置の軸方向寸法を縮小させる方向に前記調節レバーを回動させる場合に、前記両ストッパ部同士が当接するよりも先に、前記サブアームと前記受側部材の一部とのうちの何れか他方が前記緩衝部材と当接する。
また、前記サブアームの先端部と対向する前記受側部材の外側面には、前記カム装置の軸方向寸法が拡大する側である前記サブアームの回動方向片側の端部で、前記サブアームの先端部と対向する部分に形成された係合凹部と、該係合凹部に対して前記サブアームの回動方向他側に隣接する部分に形成され、前記回動方向他側に向かう程幅方向の高さが低くなる方向に傾斜した傾斜面部と、前記傾斜面部に対して前記係合凹部と反対側に設けた平坦部とが、設けられており、
前記サブアームの先端部は、前記傾斜面部及び前記係合凹部に対し、前記サブアームの弾性変形に基づく予圧を付与された状態で当接又は係合し、
前記カム装置の軸方向寸法を縮小させる方向に前記調節レバーを回動させたアンロック状態では、前記サブアームの先端部は、前記平坦部に対し、近接対向若しくは予圧を付与されない状態で、前記サブアームと前記受側部材の一部とのうち何れか他方が前記緩衝部材と当接する。
また、前記サブアームの先端部と前記受側部材の一部とのうちの何れか他方が当接する前記緩衝部材の当接面には、前記カム装置の軸方向と垂直な方向にそれぞれ延在し、前記カム装置の軸方向に並ぶ複数の突条が形成されることが好ましい。
また、前記受側部材は、前記調節レバーが、その自重によって前記カム装置の軸方向寸法を縮小させる方向に回動したとき、前記サブアームの先端部と前記受側部材の一部とのうちの何れか他方が前記緩衝部材と当接するように、前記一方の支持部材に対して固定されることが好ましい。
また、前記受側部材の外側面と対向する前記サブアームの先端部の対向面には、前記サブアームの回動方向片側寄りで、前記傾斜面部の傾斜角より大きな角度を有する斜面が形成されていることが好ましい。
また、前記受側部材の外側面と対向する前記サブアームの先端部の対向面には、該平坦部と平行な平面が形成され、前記受側部材の平坦部は、前記サブアームの先端部と前記受側部材の一部とのうちの何れか他方が前記緩衝部材と当接する状態において、前記サブアームの先端部の平面が前記受側部材の傾斜面部から離間するように、長く形成されていることが好ましい。
上述の様に構成する本発明の位置調節式ステアリング装置の場合、ステアリングホイールの位置調節を行うべく、調節レバーを所定方向(カム装置の軸方向寸法を縮小させる方向)に回動させる場合に、サブアームと受側部材の一部とのうちのいずれかが緩衝部材と当接する。この為、駆動側カム及び被駆動側カムの両カム面に存在するストッパ部同士が当接する事を防止できるか、或いは、当接するとしても、勢い良く当接(衝突)する事を防止できる。従って、この様な当接に伴う耳障りな異音(金属接触音)の発生を抑制できる。
本発明の第1実施形態を示す側面図。 一部を分解して後方から見た状態で示す斜視図。 図1の拡大a−a断面図。 (A)は、調節レバーとサブアームと受側部材と緩衝部材とを取り出して、この調節レバーを上端位置まで回動させた状態を示す側面図、(B)は、この調節レバーを下端位置まで回動させた状態を示す側面図である。 (A)は、調節レバーとサブアームと受側部材と緩衝部材とを取り出して、この調節レバーを上端位置まで回動させた状態を下方から見た斜視図、(B)は、この調節レバーを下端位置まで回動させた状態を下方から見た斜視図。 (A)は、サブアームと受側部材と緩衝部材とを取り出して、調節レバーを上端位置まで回動させた状態を示す下方から見た図、(B)は、調節レバーを下端位置まで回動させた状態を示す下方から見た図、(C)は、(B)のVI部拡大図。 カム装置の回動角度とサブアームの回動角度との関係を示す図。 本発明の第2実施形態を示す、図6(B)と同様の図。 従来から知られているステアリング装置の1例を示す、部分切断側面図。 位置調節式ステアリング装置の従来構造の1例を、後上方から見た状態で示す斜視図。 位置調節式ステアリング装置の従来構造の1例を、一部を省略して後方から見た状態で示す端面図。 カム装置の動作を説明する為の模式図。
[第1実施形態]
図1〜7は、本発明の第1実施形態を示している。尚、本実施形態の特徴は、調節レバー34aを下方(カム装置31aの軸方向寸法を縮小させる方向)に回動させる場合に、駆動側、被駆動側両カム面32、33の段部39、40(図12参照)同士が勢い良く当接(衝突)して、耳障りな異音(金属接触音)が発生するのを抑制する為の異音抑制構造(サブアーム49、受側部材52、緩衝部材54を含む構造)を付加した点にある。その他の部分の構造及び作用は、一部を除き、前述の図10〜12に示した従来構造と基本的には同様であるから、重複する図示並びに説明は省略若しくは簡略にし、以下、本実施形態の特徴部分、並びに、前記従来構造と異なる部分を中心に説明する。
本実施形態の構造では、ステアリングコラム6bを構成するアウタコラム11aの上面に、変位ブラケット21aを構成する1対の被挟持板部20a、20aが、スリット19aを介して幅方向に離隔した状態で設けられている。そして、両被挟持板部20a、20aの互いに整合する位置に形成したテレスコ調節用長孔25、25と、支持ブラケット22aを構成する左右1対の支持板部23a、23aに形成したチルト調節用長孔24、24とに、調節ロッド26aを挿通している。そして、調節ロッド26aの先端部に設けた調節レバー34aの操作に基づき、調節ロッド26aの基端部に固定したアンカ部27aと、カム装置31aの被駆動側カム30aとの間隔を拡縮する事により、ステアリングシャフト5bを構成するアウタシャフト13aの後端部に支持固定したステアリングホイール1(図9参照)の上下位置及び前後位置を調節可能としている。尚、本実施形態では、調節レバー34aを上方に回動させた(カム装置31aの軸方向寸法を増大させた)状態が、ステアリングホイール1を調節後の位置に保持する為の保持力を作用させたロック状態となり、調節レバー34aを下方に回動させた(カム装置31aの軸方向寸法を縮小させた)状態が、保持力を解除したアンロック状態となる。
又、本実施形態の構造では、保持力を高くする為に、被駆動側カム30aと一方(図3の左方)の支持板部23aとの間部分、並びに、アンカ部27aと他方(図3の右方)の支持板部23aとの間部分に、それぞれ摩擦板ユニット44a、44bを挟持している。両摩擦板ユニット44a、44bは、チルト調節用長孔24(又はテレスコ調節用長孔25)と整合する長孔を形成した1乃至複数枚の第一摩擦板と、テレスコ調節用長孔25(又はチルト調節用長孔24)と整合する長孔(又は円孔)を形成した1乃至複数枚の第二摩擦板とを交互に重ね合わせたもので、摩擦面積を増大させ、保持力を高くする役目を有する。この様な摩擦板ユニット44a、44bの具体的な構造及び作用に就いては、例えば特許文献2、3等により従来から知られており、詳しい図示並びに説明は省略する。
又、本実施形態では、両支持板部23a、23a等に対して調節ロッド26aが、自身の中心軸回りに回転可能に支持されている。この為、アンカ部27aと摩擦板ユニット44bの外側面との間には、スラストベアリング45が設けられると共に、調節ロッド26aの先端部に調節レバー34aの基端部が結合固定されている。
又、本実施形態では、カム装置31aを構成する駆動側カム29aと被駆動側カム30aとのうち、被駆動側カム30aは、摩擦板ユニット44aに対し、チルト調節用長孔24の長さ方向の変位のみを可能に(回転を阻止した状態で)係合されている。これに対し、駆動側カム29aは、調節レバー34aの基端部と共に、調節ロッド26aの先端部に結合固定されている。この為、駆動側カム29aの外側面の中央部に設けた略矩形状の小凸部46は、調節レバー34aの基端部に設けた嵌合孔47に対し、相対回転が不能となる様に非円形嵌合(図示の例では矩形嵌合)されている。そして、この状態で、駆動側カム29a及び調節レバー34aの基端部を、調節ロッド26aの外周面の先端寄り部分に設けた、先端側に向いた段差面48と、調節ロッド26aの先端部に螺着固定したナット28との間で挟持固定している。
又、本実施形態では、調節レバー34aの基端部に対し、調節レバー34aと共に回動するサブアーム49が結合固定されている。この為、サブアーム49の基端部に設けた嵌合孔50に、駆動側カム29aの外側面のうち、小凸部46の周囲に設けた略矩形状の大凸部51が、相対回転が不能となる様に非円形嵌合(図示の例では矩形嵌合)されている。そして、この状態で、サブアーム49の基端部は、駆動側カム29aと調節レバー34aの基端部との間で挟持固定されている。この様なサブアーム49は、弾性を有する金属製又は繊維強化プラスチック等の合成樹脂製で、調節レバー34aよりも細くする事により、調節レバー34aよりも剛性を低くしている。又、サブアーム49の先端部58の内側面は、幅方向に突出している。
又、一方の支持板部23aの外側面のうち、サブアーム49の先端部58と対向する部分(図示の例では下端部)に、受側部材52を、ねじ止め等により固定している。受側部材52は、金属製又は繊維強化プラスチック等の合成樹脂製である。この様な受側部材52は、外側面の前端部に、幅方向に突出する受板部53を備えている。そして、受板部53の後側面に、弾性材であるゴム製又は合成樹脂製の緩衝部材54を、ねじ止め、接着等により支持固定している。緩衝部材54は、後端面を波形形状とする事により、後端部の剛性を低くする事で、この後端部の緩衝機能を高めている。具体的に、サブアーム49の先端部58が当接する緩衝部材54の後端面(当接面)には、カム装置31aの軸方向と垂直な方向(上下方向)にそれぞれ延在し、カム装置31aの軸方向に並ぶ複数の突条54aが形成される。
なお、緩衝部材54の特性は、突条54aの数や深さを変えることで調整することができる。また、突条54aの形状は、本実施形態の三角形断面に限らず、先端に湾曲面を持った形状であってもよく、また、台形断面形状であってもよく、アンクランプ時にサブアーム49が接触していても、スムーズにチルト調整できるものであればよい。
この様な緩衝部材54の後端面には、調節レバー34aを下方に回動させたアンロック状態で、例えば図4(B)〜図6(B)に示す様に、サブアーム49の先端部58が当接する。特に、本実施形態の構造では、図7に示す様に、調節レバー34aを上方に回動させたロック状態から、調節レバー34aを下方に回動させてアンロック状態とする場合に、駆動側、被駆動側両カム面32、33の段部39、40(図12参照)同士が当接するよりも先に、サブアーム49の先端部58が緩衝部材54の後端面に当接する(緩衝部材54を介して受板部53に当接する)様にしている。
また、受側部材52は、調節レバー34aが、その自重によってカム装置10の軸方向寸法を縮小させる方向に回動したとき、サブアーム49の先端部58が緩衝部材54と当接するように、一方の支持部材23aに対して固定される。即ち、操作者がアンロック状態における調節レバー34aから手を放して、調節レバー34aが自重によって回動したとしても、サブアーム49の先端部58が緩衝部材54と当接し、アンロック状態における調節レバー34aの動きを規制するようにしている。
又、サブアーム49の先端部58と対向する受側部材52の外側面のうち、後端寄り部分に係合凹部55を、係合凹部55の前側に隣接する前後方向中間部に傾斜面部56を、傾斜面部56の前側に隣接する前端寄り部分に平坦部57を、それぞれ設けている。このうちの傾斜面部56は、前端側に向かう程幅方向の高さが低くなる方向に傾斜している。又、平坦部57は、係合凹部55の底面よりも幅方向高さが低い位置に存在しており、傾斜面部56に対して滑らかに連続している。
係合凹部55には、調節レバー34aを上方に回動させたロック状態で、例えば図4(A)〜図6(A)に示す様に、サブアーム49の先端部58が係合する。この係合は、サブアーム49の弾性変形(サブアーム49の先端部58以外の部分のうち、少なくとも一部分で生じる、先端部58を幅方向外側に退避させる方向の弾性変形。以下同じ。)に基づく予圧を付与された状態での係合となる。又、平坦部57には、調節レバー34aを下方に回動させたアンロック状態で、例えば図4(B)〜図6(B)に示す様に、サブアーム49の先端部58が近接対向若しくは予圧を付与されない状態で当接する。又、傾斜面部56には、調節レバー34aの回動方向中間部で、サブアーム49の先端部58が、サブアーム49の弾性変形に基づく予圧を付与された状態で当接する。
尚、本実施形態では、ステアリングホイール1の上下位置の変化に伴って、サブアーム49の上下位置が変化した場合でも、サブアーム49の先端部58が、緩衝部材54の後端面と、係合凹部55と、傾斜面部56と、平坦部57とに対し、それぞれ上述した様な態様で、当接、係合、近接対向する様に、緩衝部材54と、係合凹部55と、傾斜面部56と、平坦部57とを、それぞれステアリングホイール1の上下位置の調節方向(ステアリングホイール1の揺動中心軸である横軸を中心とする円の接線方向)に長く形成している。
また、図6(C)に示すように、受側部材52の外側面と対向するサブアーム49の先端部58の対向面59には、平坦部57と平行な平面59aと、サブアーム49の回動方向片側寄り(後端寄り)で、傾斜面部56の傾斜角αより大きな角度β(β>α)を有する斜面59bと、が形成されている。このように斜面59bの角度を設定することで、調節レバー34aとともにサブアーム49の先端部が受側部材52の傾斜面部56と当接しながら上方に回動しやすくしている。
さらに、受側部材52の平坦部57は、サブアーム49の先端部58が緩衝部材54と当接する状態において、サブアーム49の先端部58の平面59aが受側部材52の傾斜面部56から離間するように長く形成されている。即ち、図6(C)に示すように、平坦部57には、緩衝部材54と当接するサブアーム49の平面59aに対して後方にストロークsを設けているので、部品の誤差などによって、チルト調整時にサブアーム49の位置がずれて傾斜面部56に乗り上げてしまうのを防止することができ、チルト調整をスムーズに行うことができる。
上述の様に構成する本実施形態の位置調節式ステアリング装置の場合、ステアリングホイール1の位置を調節すべく、図4(A)〜図6(A)に示したロック状態から、調節レバー34aを下方に回動させると、サブアーム49の先端部58が、サブアーム49の弾性変形量を増大させつつ、係合凹部55から傾斜面部56の後端部に乗り上がり、その後、サブアーム49を弾性的に復元させつつ、傾斜面部56に沿って平坦部57まで前方に移動した後、緩衝部材54の後端面に当接する。特に、本実施形態の構造では、この様な当接が、駆動側、被駆動側両カム面32、33の段部39、40(図12参照)同士が当接するよりも先に生じる。この為、両段部39、40同士が当接する事を防止できるか、或いは、当接するとしても、勢い良く当接(衝突)する事を防止できる。従って、この様な当接に伴う耳障りな異音(金属接触音)の発生を抑制できる。
又、ステアリングホイール1を調節後の位置に保持すべく、図4(B)〜図6(B)に示したアンロック状態から、調節レバー34aを上方に回動させると、サブアーム49の先端部58が、サブアーム49を弾性変形させつつ、平坦部57から傾斜面部56の前端部に乗り上がり、その後、サブアーム49の弾性変形量を増大させつつ、傾斜面部56に沿って後方に移動する。そして、係合凹部55まで移動すると、弾性変形量が減少して、サブアーム49の先端部58が係合凹部55に係合する。本実施形態の構造では、この様な係合に伴って発生する振動(クリック感)を、調節レバー34aの操作者に伝える事ができる。この為、操作者は、ロック状態が実現された事を容易に確認できる。又、係合凹部55(の前端縁に存在する段差部)とサブアーム49の先端部58との係合力により、調節レバー34aが不用意に(操作者の意に反して)下方に回動する事を抑制できる。
[第2実施形態]
図8は、本発明の第2実施形態を示している。本実施形態では、調節レバー34a(例えば図4、5参照)を下方に回動させたアンロック状態で、受側部材52aの平坦部57aに、サブアーム49の先端部58が、サブアーム49の弾性変形に基づく予圧を付与された状態で当接する様にしている。これにより、アンロック状態で、調節レバー34aが幅方向にがたつく事を確実に防止できる様にしている。
また、本実施形態においても、平坦部57には、緩衝部材54と当接するサブアーム49の平面59aに対して後方にストロークsを設けているので、チルト調整をスムーズに行うことができる。
その他の構成及び作用は、上述した第1実施形態の場合と同様であるから、重複する図示並びに説明は省略する。
本発明は、ステアリングホイールの前後位置及び上下位置を調節可能な、チルト・テレスコピックステアリング装置としてだけでなく、前後位置のみを調節可能なテレスコピックステアリング装置としても、或いは、上下位置のみを調節可能なチルトステアリング装置としても実施できる。
又、本発明をチルト・テレスコピックステアリング装置に適用する場合、チルト・テレスコピックステアリング装置の基本構造は、前述の図10〜11に示した従来構造を含む、各種のものを採用できる。
又、サブアームは、調節レバーと一体に造る事もできる。さらに、サブアームは、調節レバーの基端部に対して固定されているが、調節レバーに対して固定される構造であればよい。
又、緩衝部材は、サブアームの先端部と当接しているが、サブアームの任意な部分と当接するようにしてもよい。
又、緩衝部材は、受側部材ではなく、サブアームに対して固定する事もできる。
本出願は、2013年10月16日出願の日本特許出願2013−215599号に基づき、その内容は参照としてここに取り込まれる。
1 ステアリングホイール
2 ステアリングギヤユニット
3 入力軸
4 タイロッド
5、5a、5b ステアリングシャフト
6、6a、6b ステアリングコラム
7 自在継手
8 中間シャフト
9 自在継手
10 インナコラム
11、11a アウタコラム
12 インナシャフト
13、13aアウタシャフト
14 ハウジング
15 電動モータ
16 制御器
17 支持筒
18 中心孔
19、19a スリット
20、20a 被挟持板部
21、21a 変位ブラケット
22、22a 支持ブラケット
23、23a 支持板部
24 チルト調節用長孔(車体側貫通孔)
25 テレスコ調節用長孔(コラム側貫通孔)
26、26a 調節ロッド
27、27a アンカ部
28 ナット
29、29a 駆動側カム
30、30a 被駆動側カム
31、31a カム装置
32 駆動側カム面
33 被駆動側カム面
34、34a 調節レバー
35 スラストベアリング
36 凸部
37 凹部
38 凸部
39 段部
40 段部
44a、44b 摩擦板ユニット
45 スラストベアリング
46 小凸部
47 嵌合孔
48 段差面
49 サブアーム
50 嵌合孔
51 大凸部
52、52a 受側部材
53 受板部
54 緩衝部材
55 係合凹部
56 傾斜面部
57、57a 平坦部
58 先端部

Claims (5)

  1. 筒状のステアリングコラムと、
    前記ステアリングコラムの一部に固設される変位ブラケットと、
    前記ステアリングコラムの内側に回転自在に支持された状態で、前記ステアリングコラムの後端開口から突出した後端部にステアリングホイールを支持固定するステアリングシャフトと、
    前記変位ブラケットを幅方向両側から挟む1対の支持板部を備え、車体側に支持される支持ブラケットと、
    前記支持板部に形成された車体側貫通孔及び前記変位ブラケットに形成されたコラム側貫通孔を幅方向に挿通する状態で設けられる調節ロッドと、
    前記調節ロッドの一端部に設けられるアンカ部と、
    前記調節ロッドの他端部に設けられる調節レバーと、
    前記調節レバーと前記1対の支持板部のうちの一方の支持板部の外側面との間に設けられ、前記調節レバーと共に回動する金属製の駆動側カムと、前記調節レバーの回動に拘らず回動しない金属製の被駆動側カムと、を有するカム装置と、
    を備え、
    前記カム装置は、前記駆動側カム及び前記被駆動側カムの互いに対向する側面に設けられた円周方向に関する凹凸形状のカム面同士を係合させる事により構成され、前記調節レバーの回動に基づいて自身の軸方向寸法を拡縮する事により、前記被駆動側カムと前記アンカ部との間隔を拡縮し、
    前記カム装置は、自身の軸方向寸法を縮める方向への、前記駆動側カムと前記被駆動側カムとの相対回転範囲を、前記両カム面に存在するストッパ部同士が当接する事で規制し、
    前記車体側貫通孔と前記コラム側貫通孔とのうちの少なくとも一方の貫通孔は、前記ステアリングホイールの位置を調節可能とすべき方向に長い調節用長孔である、
    位置調節式ステアリング装置であって、
    前記調節レバーに対して固定されたサブアームと、
    前記一方の支持板部に対して固定された受側部材と、
    前記サブアームと前記受側部材の一部とのうちの何れか一方に固定された弾性材製の緩衝部材と、
    を備え、前記カム装置の軸方向寸法を縮小させる方向に前記調節レバーを回動させる場合に、前記両ストッパ部同士が当接するよりも先に、前記サブアームと前記受側部材の一部とのうちの何れか他方が前記緩衝部材と当接し、
    前記サブアームの先端部と対向する前記受側部材の外側面には、前記カム装置の軸方向寸法が拡大する側である前記サブアームの回動方向片側の端部で、前記サブアームの先端部と対向する部分に形成された係合凹部と、該係合凹部に対して前記サブアームの回動方向他側に隣接する部分に形成され、前記回動方向他側に向かう程幅方向の高さが低くなる方向に傾斜した傾斜面部と、前記傾斜面部に対して前記係合凹部と反対側に設けた平坦部とが、設けられており、
    前記サブアームの先端部は、前記傾斜面部及び前記係合凹部に対し、前記サブアームの弾性変形に基づく予圧を付与された状態で当接又は係合し、
    前記カム装置の軸方向寸法を縮小させる方向に前記調節レバーを回動させたアンロック状態では、前記サブアームの先端部は、前記平坦部に対し、近接対向若しくは予圧を付与されない状態で、前記サブアームと前記受側部材の一部とのうち何れか他方が前記緩衝部材と当接する位置調節式ステアリング装置。
  2. 前記サブアームの先端部と前記受側部材の一部とのうちの何れか他方が当接する前記緩衝部材の当接面には、前記カム装置の軸方向と垂直な方向にそれぞれ延在し、前記カム装置の軸方向に並ぶ複数の突条が形成される、
    請求項1に記載した位置調節式ステアリング装置。
  3. 前記受側部材は、前記調節レバーが、その自重によって前記カム装置の軸方向寸法を縮小させる方向に回動したとき、前記サブアームの先端部と前記受側部材の一部とのうちの何れか他方が前記緩衝部材と当接するように、前記一方の支持部材に対して固定される、
    請求項1に記載した位置調節式ステアリング装置。
  4. 前記受側部材の外側面と対向する前記サブアームの先端部の対向面には、前記サブアームの回動方向片側寄りで、前記傾斜面部の傾斜角より大きな角度を有する斜面が形成されている、
    請求項に記載した位置調節式ステアリング装置。
  5. 記受側部材の外側面と対向する前記サブアームの先端部の対向面には、該平坦部と平行な平面が形成され、
    前記受側部材の平坦部は、前記サブアームの先端部と前記受側部材の一部とのうちの何れか他方が前記緩衝部材と当接する状態において、前記サブアームの先端部の平面が前記受側部材の傾斜面部から離間するように、長く形成されている、
    請求項に記載した位置調節式ステアリング装置。
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