JP5626164B2 - ステアリングコラム用支持装置 - Google Patents
ステアリングコラム用支持装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5626164B2 JP5626164B2 JP2011204454A JP2011204454A JP5626164B2 JP 5626164 B2 JP5626164 B2 JP 5626164B2 JP 2011204454 A JP2011204454 A JP 2011204454A JP 2011204454 A JP2011204454 A JP 2011204454A JP 5626164 B2 JP5626164 B2 JP 5626164B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side bracket
- column
- steering column
- locking
- vehicle body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D1/00—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
- B62D1/02—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
- B62D1/16—Steering columns
- B62D1/18—Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable
- B62D1/19—Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable incorporating energy-absorbing arrangements, e.g. by being yieldable or collapsible
- B62D1/195—Yieldable supports for the steering column
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D1/00—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
- B62D1/02—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
- B62D1/16—Steering columns
- B62D1/18—Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R25/00—Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
- B60R25/01—Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens
- B60R25/02—Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the steering mechanism
- B60R25/021—Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the steering mechanism restraining movement of the steering column or steering wheel hub, e.g. restraining means controlled by ignition switch
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R25/00—Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
- B60R25/01—Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens
- B60R25/02—Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the steering mechanism
- B60R25/023—Countermeasures against the physical destruction of the steering lock
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D1/00—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
- B62D1/02—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
- B62D1/16—Steering columns
- B62D1/18—Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable
- B62D1/184—Mechanisms for locking columns at selected positions
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D1/00—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
- B62D1/02—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
- B62D1/16—Steering columns
- B62D1/18—Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable
- B62D1/187—Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable with tilt adjustment; with tilt and axial adjustment
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Steering Controls (AREA)
Description
自動車用ステアリング装置は、図14に示す様に構成して、ステアリングホイール1の回転をステアリングギヤユニット2の入力軸3に伝達し、この入力軸3の回転に伴って左右1対のタイロッド4、4を押し引きし、前車輪に舵角を付与する様にしている。前記ステアリングホイール1は、ステアリングシャフト5の後端部に支持固定されており、このステアリングシャフト5は、円筒状のステアリングコラム6を軸方向に挿通した状態で、このステアリングコラム6に回転自在に支持されている。又、前記ステアリングシャフト5の前端部は、自在継手7を介して中間シャフト8の後端部に接続し、この中間シャフト8の前端部を、別の自在継手9を介して、前記入力軸3に接続している。尚、この中間シャフト8は、トルクを伝達可能に、且つ、衝撃荷重により全長を収縮可能に構成している。そして、衝突事故の際(次述する一次衝突の際)に、前記ステアリングギヤユニット2の後方への変位に拘らず、前記ステアリングシャフト5を介して前記ステアリングホイール1が後方に向けて変位する(運転者の身体に向けて突き上げられる)事を防止できる様に構成している。
図15〜19は、前記特許文献1に記載された発明と同様に、ステアリングコラムを車体に対し、幅方向中央部で支持する構造を採用して、二次衝突時に於ける運転者の保護をより一層充実させる事を考慮して発明したステアリングコラム用支持装置(先発明構造)を示している。本発明は、この先発明構造を改良したものであり、この先発明構造と共通点が多い為、先ず、この先発明構造に就いて説明する。
先ず、二次衝突時にステアリングホイール1を前方に安定して変位させる為のチューニングの容易化は、前記車体側ブラケット23と前記係止カプセル36とを、この車体側ブラケット23の幅方向中央部のみで係合させる事により図れる。
(1) 二次衝突時にステアリングホイールを前方に安定して変位させる為のチューニングを容易にする。
(2) 車体側ブラケットの下面とコラム側ブラケットの上面等とが強く擦れ合わない様にして、離脱荷重の絶対値及びばらつきを小さく抑える。
(3) ステアリング装置の設計の自由度を低下させずに、衝突事故の際に運転者保護を充実させる。
(4) ステアリングホイールの位置調節を行う際の操作性を向上させる。
このうちのステアリングコラムは、内側にステアリングシャフトを回転自在に支持する為のものである。
又、前記変位側ブラケットは、前記ステアリングコラムの中間部に固設されている。
又、前記車体側ブラケットは、少なくとも幅方向両側2箇所位置で車体側に支持固定されて、二次衝突時にも前方に変位する事がない。
又、前記係止除肉部は、前記車体側ブラケットの幅方向に関して、前記幅方向両側2箇所位置の間部分に形成されている。
又、前記コラム側ブラケットは、幅方向に離隔した状態で設けられた左右1対の支持板部を有し、前記ステアリングコラム側に支持されて、二次衝突時にこのステアリングコラムと共に前方に変位する。
又、前記係止部材は、前記コラム側ブラケットに固定されている。
そして、前記変位側ブラケットを前記両支持板部同士の間に挟持した状態で、この変位側ブラケットを幅方向に挿通すると共にこれら両支持板部同士の間に掛け渡した状態で設けられた調節ロッドの両端部に設けられた1対の押圧部同士の間隔を拡縮する事により、前記コラム側ブラケットに対する前記変位側ブラケットの位置固定及び位置調節を可能としている。
更に、前記コラム側ブラケット及び前記係止部材を前記車体側ブラケットに対し、二次衝突時に加わる衝撃荷重により前方への離脱を可能に支持している。
或いは、請求項3に記載した発明の様に、前記基板部と前記上板部との互いに整合する部分に形成した通孔を下方から挿通したボルトの先端部に、ナットを螺合して更に締め付ける事で、前記基板部の下面と前記上板部の上面とを当接させる。
又、好ましくは請求項4に記載した発明の様に、前記係止除肉部を、前記車体側ブラケットの前端縁側が開口した前記係止切り欠きとする。そして、この係止切り欠きの前後方向に関する長さを、前記係止カプセルの同方向の長さよりも大きく、前記二次衝突時に前記ステアリングコラムと共にこの係止カプセルが前方に変位した状態でも、前記係止カプセルの少なくとも一部が前記車体側ブラケットの前端部の上側に位置して、この係止カプセルが脱落するのを防止できるだけの長さを有するものとする。
この様な請求項5に記載した発明を実施する場合に、具体的には、請求項6に記載した発明の様に、前記少なくとも一方の支持板部の一部で、前記調節ロッドを挿通する為に当該支持板部に形成した透孔に隣接する部分に、スリットを形成する。
或いは、請求項7に記載した発明の様に、前記少なくとも一方の支持板部の一部で、前記調節ロッドを挿通する為に当該支持板部に形成した透孔を形成した部分を、前記コラム側ブラケット及び前記係止カプセルと前記車体側ブラケットとの結合部よりも前後方向に突出させる。そして、この突出した部分の上端縁は他の部分に繋がらせない。
更には、請求項8に記載した発明の様に、前記両支持板部のうちの一方の支持板部の厚さを他方の支持板部の厚さよりも小さくして、この一方の支持板部の幅方向に関する剛性を低くする事もできる。
(1) 二次衝突時にステアリングホイールを前方に安定して変位させる為のチューニングを容易にする。
(2) 車体側ブラケットの下面とコラム側ブラケットの上面等とが強く擦れ合わない様にして、離脱荷重の絶対値及びばらつきを小さく抑える。
(3) ステアリング装置の設計の自由度を低下させずに、衝突事故の際に運転者保護を充実させる。
(4) ステアリングホイールの位置調節を行う際の操作性を向上させる。
図1〜3は、請求項1、2、4に対応する、本発明の実施の形態の第1例を示している。本例の特徴は、特許請求の範囲に記載した変位側ブラケットに相当する、左右1対の被支持板部21a、21aを、ステアリングコラム6bを構成するアウタコラム11aの上方に設けた点にある。その他の部分の構成及び作用は、前述の図15〜18に示した先発明構造の場合と、基本的には同様であるから、同等部分には同一符号を付して重複する説明を省略若しくは簡略にし、以下、本例の特徴部分、先に説明しなかった部分、並びに、前記先発明構造と異なる部分を中心に説明する。
図5〜7は、請求項1、3、4に対応する、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例の構造は、コラム側ブラケット22a及び係止カプセル36bを車体側ブラケット23bに対し、二次衝突に伴って前方への離脱を可能に結合支持している部分の構造が、上述した第1例の場合とは異なる。本例の場合には、前記車体側ブラケット23bに形成した係止切り欠き34bの形状を長U字形とし、幅寸法を、後端奥部の半円弧部及び前端開口の面取り部を設けた部分を除き、一定としている。
その他の部分に構成及び作用は、前述した実施の形態の第1例の場合と同様であるから、同等部分には同一符号を付して、重複する説明を省略する。
図8は、請求項1、2、4〜6に対応する、本発明の実施の形態の第3例を示している。本例の場合には、コラム側ブラケット22aを構成する左右1対の支持板部24aのうちの少なくとも一方(好ましくは両方)の支持板部24aの一部で、調節ロッド27が挿通されている、特許請求の範囲に記載した透孔に相当する上下方向長孔25を形成した部分の、幅方向に関する剛性を、他の部分よりも低くしている。この為に本例の場合には、前記少なくとも一方の支持板部24aの一部で、前記上下方向長孔25に隣接する部分に、スリット51を形成している。前記調節ロッド27の端部に設けられた押圧部により押圧される部分の幅方向に関する剛性を低くできる限り、前記スリット51の形状は特に問わない。図示の例の様に、前記上下方向長孔25の上半部を三方から囲むコ字形若しくはU字形としても、或いは、この上下方向長孔25を前後両側から挟む部分に、それぞれ上下方向に長いスリットを形成する事もできる。
その他の部分の構成及び作用は、前述の第1例又は第2例と同様であるから、同等部分に関する図示並びに説明は省略する。
図9は、請求項1、2、4、5、7に対応する、本発明の実施の形態の第4例を示している。本例の場合も、上述した実施の形態の第3例の場合と同様に、左右1対の支持板部24aのうちの少なくとも一方(好ましくは両方)の支持板部24aの一部で、調節ロッド27が挿通されている上下方向長孔25を形成した部分の、幅方向に関する剛性を、他の部分よりも低くしている。この為に本例の場合には、前記支持板部24aの一部で、前記上下方向長孔25を形成した部分を、コラム側ブラケット22a及び係止カプセル36aと車体側ブラケット23aとの結合部よりも後方に突出させている。そして、この突出した部分の上端縁は、上板部43等の他の部分に繋がらせていない。即ち、前記支持板部24aのうちで、前記上下方向長孔25を形成した後端部分を、前端側のみ、この支持板部24aの他の部分と連続させた構造として、この後端部分の、幅方向に関する剛性を低くしている。
この様な本例の構造の場合も、ステアリングホイール1の位置調節を容易に行える様にでき、特に操作力を大きくする事なく、このステアリングホイール1を、調節後の位置に保持できる。
図10〜11は、本発明に関する参考例の第1例を示している。本参考例の場合には、車体側ブラケット23cに、係止除肉部である、前後方向に長い透孔53を形成している。この透孔53は、1箇所の幅広部54と1対の延長部55、55とから成る。このうちの幅広部54は、前記透孔53の前半部を構成するもので、車体側ブラケット23cの幅方向中央部に、この車体側ブラケット23cの前端部まで形成している。又、前記両延長部55、55は、前記透孔53の後半部を構成するもので、前記幅広部54の後端縁の幅方向両端部2箇所位置から、更に後方に延出する状態で設けられており、それぞれが前後方向に長く互いに平行な、それぞれが切り欠き状である。
その他の部分の構成及び作用は、前述した実施の形態の第1例又は第2例と同様であるから、同等部分に関する図示並びに説明は省略する。
図12〜13は、本発明に関する参考例の第2例を示している。本参考例の場合には、車体側ブラケット23dのうちで幅方向中央部を挟む2箇所位置に、それぞれが係止除肉部であり、それぞれが前後方向に長く互いに平行な、1対の透孔64、64を形成している。そして、これら両透孔64、64の後端部分を挿通した1対のボルト56、56と、これら両ボルト56、56の雄ねじ部に螺合したナット57と、スライド部材60a、60aとにより、前記車体側ブラケット23dに対してコラム側ブラケット22aを、二次衝突時に加わる衝撃荷重により、前方への離脱を可能に結合支持している。前記両スライド部材60a、60aは、それぞれが前記両透孔64、64の幅寸法よりも大きな幅寸法を有する上側滑り板部61aと下側滑り板部62aとを、これら両透孔64、64の幅寸法よりも小さな幅寸法を有する連結部63aにより連結して成る。更に本参考例の場合には、前記両スライド部材60a、60aの上側に長矩形の補強板65を、これら両スライド部材60a、60a同士の間に掛け渡す状態で設けている。そして、前記両ボルト56、56の頭部58、58の下面により前記補強板65の両端部上面を、前記両スライド部材60a、60aの上側滑り板部61aを介して、前記車体側ブラケット23dの上面に押圧している。
又、ステアリングホイールの位置調節を容易に行える様にすると共に、このステアリングホイールの位置を調節後の位置に保持する為の力を低く抑えるべく、コラム側ブラケットの支持板部の剛性を低くする為には、前述の図8〜9に記載した構造に代えて、或いはこの図8〜9に示した構造と共に、1対の支持板部のうちの一方の支持板部の厚さを薄くする事もできる。コラム側ブラケットに対するステアリングコラムの支持剛性は、他方の支持板部の厚さを確保する事により確保する。
又、本発明は、テレスコピック機構を備えていない、チルト機構のみを備えたステアリングコラム用支持装置にも適用できる。
2 ステアリングギヤユニット
3 入力軸
4 タイロッド
5、5a ステアリングシャフト
6、6a、6b ステアリングコラム
7 自在継手
8 中間シャフト
9 自在継手
10 インナコラム
11、11a、11b、11c アウタコラム
12 アウタシャフト
13 玉軸受
14 ハウジング
15 電動モータ
16 制御器
17 支持筒
18 中心孔
19 スリット
20 周方向透孔
21、21a、21b 被支持板部
22、22a コラム側ブラケット
23、23a、23b、23c、23d 車体側ブラケット
24、24a 支持板部
25 上下方向長孔
26 前後方向長孔
27 調節ロッド
28 頭部
29 ナット
30 駆動側カム
31 被駆動側カム
32 カム装置
33 調節レバー
34、34a、34b 係止切り欠き
35 取付孔
36、36a、36b 係止カプセル
37、37a 鍔部
38a、38b 小通孔
39、39a 係止ピン
40、40a ボルト
41、41a ナット
42 リベット
43 上板部
44、44a 基板部
45、45a 曲げ起こし部
46 透孔
47 溶接
48 切り欠き
49 弾性押圧板部
50 突出部
51 スリット
52 変位側ブラケット
53 透孔
54 幅広部
55 延長部
56 ボルト
57 ナット
58 頭部
59 ねじ杵部
60、60a スライド部材
61、61a 上側滑り板部
62、62a 下側滑り板部
63、63a 連結部
64 透孔
65 補強板
Claims (8)
- 内側にステアリングシャフトを回転自在に支持する為のステアリングコラムと、このステアリングコラムの中間部に固設された変位側ブラケットと、少なくとも幅方向両側2箇所位置で車体側に支持固定されて、二次衝突時にも前方に変位する事のない車体側ブラケットと、この車体側ブラケットの幅方向に関して、前記幅方向両側2箇所位置の間部分に形成された係止除肉部と、幅方向に離隔した状態で設けられた左右1対の支持板部を有し、前記ステアリングコラム側に支持されて、二次衝突時にこのステアリングコラムと共に前方に変位するコラム側ブラケットと、このコラム側ブラケットに固定された係止部材とを備え、前記変位側ブラケットを前記両支持板部同士の間に挟持した状態で、この変位側ブラケットを幅方向に挿通すると共にこれら両支持板部同士の間に掛け渡した状態で設けられた調節ロッドの両端部に設けられた1対の押圧部同士の間隔を拡縮する事により、前記コラム側ブラケットに対する前記変位側ブラケットの位置固定及び位置調節を可能とすると共に、このコラム側ブラケット及び前記係止部材を前記車体側ブラケットに対し、二次衝突時に加わる衝撃荷重により前方への離脱を可能に支持しているステアリングコラム用支持装置に於いて、
前記変位側ブラケットは、前記ステアリングコラムの上側部分に固設されており、
前記コラム側ブラケットは、前記両支持板部の上端縁同士を連続させる上板部を備えたもので、
前記係止除肉部が、前記車体側ブラケットの幅方向中央部に形成された、前後方向に長い係止切り欠き若しくは透孔であり、
前記係止部材が、金属板を曲げ成形して成るものであって、前記上板部の上面に重ね合わされた状態でこの上板部に支持固定される基板部と、この基板部の周縁部から上方に曲げ起こされた曲げ起こし部と、この曲げ起こし部の上端縁から幅方向両側に折れ曲がった鍔部とを備える係止カプセルであり、
この鍔部の下面と前記上板部の上面との間部分に、前記車体側ブラケットのうちで前記係止除肉部の両側縁部分を係止している事を特徴とするステアリングコラム用支持装置。 - 前記コラム側ブラケットと前記係止カプセルとが、互いに溶接可能な金属板製であり、前記基板部と前記上板部とを互いに溶接固定している、請求項1に記載したステアリングコラム用支持装置。
- 前記基板部と前記上板部との互いに整合する部分に形成した通孔を下方から挿通したボルトの先端部に、ナットを螺合して更に締め付ける事で、前記基板部の下面と前記上板部の上面とを当接させている、請求項1に記載したステアリングコラム用支持装置。
- 前記係止除肉部が、前記車体側ブラケットの前端縁側が開口した前記係止切り欠きであり、この係止切り欠きの前後方向に関する長さが、前記係止カプセルの同方向の長さよりも大きく、前記二次衝突時に前記ステアリングコラムと共にこの係止カプセルが前方に変位した状態でも、前記係止カプセルの少なくとも一部が前記車体側ブラケットの前端部の上側に位置して、この係止カプセルが脱落するのを防止できるだけの長さを有する、請求項1〜3のうちの何れか1項に記載したステアリングコラム用支持装置。
- 前記両支持板部のうちの少なくとも一方の支持板部の一部で、前記調節ロッドが挿通されている部分の幅方向に関する剛性が、他の部分よりも低くなっている、請求項1〜4のうちの何れか1項に記載したステアリングコラム用支持装置。
- 前記少なくとも一方の支持板部の一部で、前記調節ロッドを挿通する為に当該支持板部に形成した透孔に隣接する部分にスリットを形成している、請求項5に記載したステアリングコラム用支持装置。
- 前記少なくとも一方の支持板部の一部で、前記調節ロッドを挿通する為に当該支持板部に形成した透孔を形成した部分が、前記コラム側ブラケット及び前記係止カプセルと前記車体側ブラケットとの結合部よりも前後方向に突出しており、この突出した部分の上端縁は他の部分に繋がっていない、請求項6に記載したステアリングコラム用支持装置。
- 前記両支持板部のうちの一方の支持板部の厚さを他方の支持板部の厚さよりも小さくして、この一方の支持板部の幅方向に関する剛性を低くした、請求項5〜7のうちの何れか1項に記載したステアリングコラム用支持装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011204454A JP5626164B2 (ja) | 2011-07-26 | 2011-09-20 | ステアリングコラム用支持装置 |
CN201280000772.4A CN103025597B (zh) | 2011-07-26 | 2012-07-25 | 转向柱的支承构造 |
PCT/JP2012/068890 WO2013015339A1 (ja) | 2011-07-26 | 2012-07-25 | ステアリングコラムの支持構造 |
US14/234,751 US9550513B2 (en) | 2011-07-26 | 2012-07-25 | Steering column support construction |
EP12817979.3A EP2738063B1 (en) | 2011-07-26 | 2012-07-25 | Steering column support structure |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011163415 | 2011-07-26 | ||
JP2011163415 | 2011-07-26 | ||
JP2011204454A JP5626164B2 (ja) | 2011-07-26 | 2011-09-20 | ステアリングコラム用支持装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014026091A Division JP5708839B2 (ja) | 2011-07-26 | 2014-02-14 | ステアリングコラム用支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013047088A JP2013047088A (ja) | 2013-03-07 |
JP5626164B2 true JP5626164B2 (ja) | 2014-11-19 |
Family
ID=47601177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011204454A Active JP5626164B2 (ja) | 2011-07-26 | 2011-09-20 | ステアリングコラム用支持装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9550513B2 (ja) |
EP (1) | EP2738063B1 (ja) |
JP (1) | JP5626164B2 (ja) |
CN (1) | CN103025597B (ja) |
WO (1) | WO2013015339A1 (ja) |
Families Citing this family (29)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013058006A1 (ja) * | 2011-10-18 | 2013-04-25 | 日本精工株式会社 | ステアリングコラム支持装置 |
US9346481B2 (en) * | 2012-07-23 | 2016-05-24 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Steering column device |
JP5894888B2 (ja) * | 2012-09-05 | 2016-03-30 | Kyb株式会社 | ステアリング装置 |
CN104379430B (zh) * | 2013-01-15 | 2017-06-09 | 日本精工株式会社 | 倾角可调式转向装置 |
CN104245438B (zh) * | 2013-04-18 | 2016-07-06 | 日本精工株式会社 | 转向锁装置 |
KR101987154B1 (ko) * | 2013-04-18 | 2019-06-10 | 현대자동차 주식회사 | 자동차의 조향장치 |
JP6239875B2 (ja) | 2013-06-28 | 2017-11-29 | 株式会社ジェイテクト | ステアリング装置 |
JP6241652B2 (ja) * | 2013-08-21 | 2017-12-06 | 株式会社ジェイテクト | ステアリング装置 |
WO2015056538A1 (ja) | 2013-10-16 | 2015-04-23 | 日本精工株式会社 | 位置調節式ステアリング装置 |
DE112015001027T5 (de) * | 2014-02-27 | 2016-12-22 | Kyb Corporation | Lenkvorrichtung |
SE539333C2 (sv) * | 2014-05-22 | 2017-07-04 | Scania Cv Ab | Justerbar och mekaniskt låsbar styrkolonn |
US9963164B2 (en) * | 2015-02-27 | 2018-05-08 | Yamada Manufacturing Co., Ltd. | Steering device |
EP3257723B1 (en) * | 2015-05-19 | 2019-04-17 | NSK Ltd. | Steering device |
CN107531267B (zh) * | 2015-05-19 | 2019-03-19 | 日本精工株式会社 | 转向装置 |
DE102015119047A1 (de) | 2015-11-05 | 2017-05-11 | Thyssenkrupp Ag | Schwenklager für höhenverstellbare Lenksäule |
US10807633B2 (en) * | 2017-05-12 | 2020-10-20 | Ka Group Ag | Electric power steering assembly and system with anti-rotation coupler |
GB2566704A (en) * | 2017-09-21 | 2019-03-27 | Ford Global Tech Llc | A steering assembly |
KR102146755B1 (ko) * | 2017-11-15 | 2020-08-21 | 남양넥스모 주식회사 | 조향 컬럼 |
US11034377B2 (en) * | 2018-07-31 | 2021-06-15 | Steering Solutions Ip Holding Corporation | System and method of automatically stowing and unstowing a steering column assembly |
JP7234636B2 (ja) * | 2019-01-10 | 2023-03-08 | 日本精工株式会社 | ブラケット及びステアリング装置 |
US11292504B2 (en) * | 2019-03-20 | 2022-04-05 | Volvo Car Corporation | Vehicle having multiple driving positions |
JP7472595B2 (ja) * | 2020-03-30 | 2024-04-23 | 日本精工株式会社 | ステアリング装置 |
GB202013477D0 (en) | 2020-08-27 | 2020-10-14 | Quell Therapeutics Ltd | Nucleic acid constructs for expressing polypeptides in cells |
GB202017678D0 (en) | 2020-11-09 | 2020-12-23 | Quell Therapeutics Ltd | Method for cryopreserving engineered tregs |
EP4267601A1 (en) | 2020-12-23 | 2023-11-01 | Quell Therapeutics Limited | Inducible signalling protein |
GB202117298D0 (en) | 2021-11-30 | 2022-01-12 | Quell Therapeutics Ltd | Signalling protein |
AU2022422880A1 (en) | 2021-12-22 | 2024-05-30 | Quell Therapeutics Limited | Constitutive cytokine receptors |
CN114908790A (zh) * | 2022-07-19 | 2022-08-16 | 中交天津港湾工程设计院有限公司 | 一种可适应多向对接偏差的无人解锁锁定装置 |
GB202217541D0 (en) | 2022-11-24 | 2023-01-11 | Quell Therapeutics Ltd | Recombinant receptor |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51121929U (ja) * | 1975-03-28 | 1976-10-02 | ||
JPS51121929A (en) | 1975-04-15 | 1976-10-25 | Masatoshi Tada | Fannshaped staircase |
KR960033968A (ko) * | 1995-03-22 | 1996-10-22 | 배순훈 | 자동차의 충격완화용 압축식 핸들 |
JP3788098B2 (ja) * | 1998-06-01 | 2006-06-21 | 日本精工株式会社 | ステアリングコラムの支持装置 |
EP1745796A1 (de) | 2005-07-19 | 2007-01-24 | Bionorica Research GmbH | Kombinationspräparat insbesondere zur Therapie des Prostatakarzinoms |
WO2007097340A1 (ja) * | 2006-02-21 | 2007-08-30 | Nsk Ltd. | ステアリング装置 |
JP2008024164A (ja) * | 2006-07-21 | 2008-02-07 | Nsk Ltd | 衝撃吸収式ステアリングコラム装置 |
JP4897541B2 (ja) * | 2007-03-30 | 2012-03-14 | 株式会社ジェイテクト | 衝撃吸収式操舵装置 |
GB0816352D0 (en) * | 2008-09-06 | 2008-10-15 | Trw Ltd | Support bracket for a steering column assembly |
EP2664517B1 (en) * | 2010-10-22 | 2017-11-22 | NSK Ltd. | Steering column support device and assembly method of same |
JP5991516B2 (ja) * | 2012-06-12 | 2016-09-14 | 株式会社ジェイテクト | ステアリングコラム装置 |
US20140137693A1 (en) * | 2012-11-19 | 2014-05-22 | Donald A. Buzzard | On center rake and telescope clamp for an adjustable steering column |
-
2011
- 2011-09-20 JP JP2011204454A patent/JP5626164B2/ja active Active
-
2012
- 2012-07-25 EP EP12817979.3A patent/EP2738063B1/en active Active
- 2012-07-25 WO PCT/JP2012/068890 patent/WO2013015339A1/ja active Application Filing
- 2012-07-25 US US14/234,751 patent/US9550513B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2012-07-25 CN CN201280000772.4A patent/CN103025597B/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP2738063A4 (en) | 2016-03-09 |
US20140197293A1 (en) | 2014-07-17 |
EP2738063A1 (en) | 2014-06-04 |
EP2738063B1 (en) | 2018-10-03 |
WO2013015339A1 (ja) | 2013-01-31 |
JP2013047088A (ja) | 2013-03-07 |
CN103025597B (zh) | 2016-08-17 |
US9550513B2 (en) | 2017-01-24 |
CN103025597A (zh) | 2013-04-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5626164B2 (ja) | ステアリングコラム用支持装置 | |
JP6142969B2 (ja) | ステアリング装置 | |
JP6142970B2 (ja) | ステアリング装置 | |
JP2014104871A (ja) | ステアリングコラム用支持装置 | |
JP5267528B2 (ja) | 衝撃吸収式ステアリング装置 | |
JP6020186B2 (ja) | ステアリングコラム用支持装置 | |
JP5708839B2 (ja) | ステアリングコラム用支持装置 | |
JP5360045B2 (ja) | ステアリングコラム用支持装置及びその組立方法 | |
JP5464189B2 (ja) | ステアリングコラム用支持装置 | |
JP5327179B2 (ja) | ステアリングコラム用支持装置 | |
JP2017154558A (ja) | ステアリング装置 | |
JP5327208B2 (ja) | ステアリングコラム用支持装置 | |
JP2014136501A (ja) | ステアリングコラム用支持装置 | |
JP5327202B2 (ja) | ステアリングコラム用支持装置 | |
JP5737369B2 (ja) | ステアリングコラム用支持装置 | |
JP5327191B2 (ja) | ステアリングコラム用支持装置 | |
JP5327186B2 (ja) | ステアリングコラム用支持装置 | |
JP5327203B2 (ja) | ステアリングコラム用支持装置 | |
JP5327192B2 (ja) | ステアリングコラム用支持装置 | |
JP5375870B2 (ja) | ステアリングコラム用支持装置 | |
JP5327193B2 (ja) | ステアリングコラム用支持装置 | |
JP5375806B2 (ja) | ステアリングコラム用支持装置及びステアリングコラム用支持装置用係止カプセルの製造方法 | |
JP5327271B2 (ja) | ステアリングコラム用支持装置 | |
JP2014104784A (ja) | ステアリングコラム用支持装置 | |
JP2011162106A (ja) | ステアリング装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131217 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140214 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140902 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140915 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5626164 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |