JP6488983B2 - 車両の音響装置 - Google Patents
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Description
上記課題を解決する車両の音響装置は、車両のドアに設けられて車室内に向けて正相音が出力されるスピーカを備え、ドアの開閉に繋がるユーザーの操作に基づき、上記スピーカからドアの開閉に関係する機能音を出力させる。同装置は、ドアに設けられて上記スピーカからの逆相音に基づき振動することにより同逆相音を車両の外側に向けて出力するアウタパネルも備える。更に、同装置は、上記機能音として、正相音を車室内に向けて出力すべくスピーカを駆動したり、逆相音を車外に向けて出力すべくスピーカを駆動したりする制御部も備える。この制御部は、ドアの開閉に関係するユーザーの操作が上記機能音としてスピーカから正相音を車室内に向けて出力すべき操作であるときには、上記機能音として正相音を車室内に向けて出力すべくスピーカを駆動する。また、上記制御部は、前記ドアの開閉に関係するユーザーの操作が上記機能音としてスピーカから逆相音を車両の外側に向けて出力すべき操作であるときには、上記機能音として逆相音を車両の外側に向けて出力すべく前記スピーカを駆動する。
以下、車両の音響装置の一実施形態について、図1〜図4を参照して説明する。
図1に示すように、車両1における車室2内の前部(図1の左側部分)には運転席3及び助手席4が設けられており、同車室2内の後部(図1の右側部分)には後部座席5,6が設けられている。これら運転席3、助手席4、及び後部座席5,6にはそれぞれ、ユーザーの着座を検出するための着座センサ3a,4a,5a,6aが設けられている。また、車両1の側部には、同車室2の後部(後部座席5,6)を車外に対し開放したり閉塞したりすべく、上記車両1の前後方向に移動することが可能なスライドドア7が設けられている。このスライドドア7の移動はモータ8の駆動を通じて実現される。
図3に示すように、車両1は、スライドドア7を駆動制御するとともに車室2内の音響を制御する電子制御装置21を備えている。
スライドドア7の開閉に繋がるユーザーの操作がスライドドア7の開閉に関係する機能音としてスピーカ16から正相音を車室2内に向けて出力すべき操作であるときには、上記機能音として正相音を車両1の外側に向けて出力することを目的にスピーカ16が駆動される。このようにスピーカ16を駆動することにより、上記機能音を良好な音質で車室2内に向けて出力することができる。
(1)スライドドア7の開閉に伴う機能音を車室2内に向けて出力すべきときだけでなく、上記機能音を車両1の外側に向けて出力すべきときにも、その機能音を良好な音質で車両1の外側に向けて出力することができる。
次に、車両の音響装置の第2実施形態について図5を参照して説明する。
図5は、この実施形態における機能音出力処理の実行手順を示すフローチャートである。この機能音出力処理では、第1実施形態における機能音出力処理(図4)のS101〜S108に相当する処理(S201〜S206、S208、S209)に対し、S207の処理を追加している。なお、この実施形態における機能音出力処理も、スライドドア7の開き方向への移動、もしくは閉じ方向への移動が行われたときに電子制御装置21を通じて開始される。
(4)スライドドア7を開閉させるための操作として運転席3のユーザーにより室内スイッチ13の操作がなされたとしても、運転席3以外の座席に対し着座がなされていなければ、上記操作は他のユーザーを乗車させるべくスライドドア7を開くための操作である可能性が高く、上記他のユーザーが車両1の外側にいる状況である可能性が高い。こうした状況のときにスライドドア7の開閉に伴う機能音として逆相音を車両1の外側に向けて出力すべくスピーカ16を駆動することができ、そのスピーカ16の駆動を通じて上記機能音を良好な音質で車両1の外側に向けて出力することができる。
次に、車両の音響装置の第3実施形態について図6を参照して説明する。
図6は、この実施形態における機能音出力処理の実行手順を示すフローチャートである。この機能音出力処理では、第1実施形態における機能音出力処理(図4)のS101〜S108に相当する処理(S301〜S306、S308、S309)に対し、S307の処理を追加している。なお、この実施形態における機能音出力処理も、スライドドア7の開き方向への移動、もしくは閉じ方向への移動が行われたときに電子制御装置21を通じて開始される。
(5)スライドドア7を開閉させるための操作として、ユーザーが電子キー17のワイヤレススイッチ18を操作したとしても、その電子キー17が車室2内に存在していれば、上記ユーザーが車室2内にいる状況であることが分かる。こうした状況のときにスライドドア7の開閉に伴う機能音として正相音を車室2内に向けて出力すべくスピーカ16を駆動することができ、そのスピーカ16の駆動を通じて上記機能音を良好な音質で車室2内に向けて出力することができる。
なお、上記各実施形態は、例えば以下のように変更することもできる。
・第2実施形態と第3実施形態とを組み合わせてもよい。この場合、第2実施形態における機能音出力処理のS206(図5)で否定判断がなされたとき、第3実施形態の機能音出力処理のS307(図6)の処理が実行される。そして、同S307の処理において、肯定判断であれば図5のS208に進み、否定判断であれば図5のS209に進む。
・第3実施形態の機能音出力処理(図6)において、S301〜S304の処理を省略してS305〜S309の処理のみを実行するようにしてもよい。
Claims (5)
- 車両のドアに設けられて車室内に向けて正相音が出力されるスピーカを備え、前記ドアの開閉に繋がるユーザーの操作に基づき、前記スピーカから前記ドアの開閉に関係する機能音を出力させる車両の音響装置において、
前記ドアに設けられて前記スピーカからの逆相音に基づき振動することにより前記逆相音を車両の外側に向けて出力するアウタパネルと、
前記ドアの開閉に関係するユーザーの操作が前記機能音として前記スピーカから正相音を前記車室内に向けて出力すべき操作であるときには、前記機能音として正相音を前記車室内に向けて出力すべく前記スピーカを駆動する一方、前記ドアの開閉に関係するユーザーの操作が前記機能音として前記スピーカから逆相音を前記車両の外側に向けて出力すべき操作であるときには、前記機能音として逆相音を車両の外側に向けて出力すべく前記スピーカを駆動する制御部と、を備え、
前記制御部は、ユーザーの操作に応じた前記機能音を車室内と車外とで切替えるように出力処理することを特徴とする車両の音響装置。 - 前記ドアの開閉に関係するユーザーの前記操作は、前記ドアの車室内側に設けられたインサイドハンドルの操作、及び、前記ドアの車外側に設けられたアウトサイドハンドルの操作であり、
前記制御部は、ユーザーによる前記インサイドハンドルの操作がなされたことに基づき前記機能音として正相音を前記車室内に向けて出力すべく前記スピーカを駆動する一方、ユーザーによる前記アウトサイドハンドルの操作がなされたことに基づき前記機能音として逆相音を車両の外側に向けて出力すべく前記スピーカを駆動するよう構成されている
請求項1記載の車両の音響装置。 - 前記ドアの開閉に関係するユーザーの操作は、前記車室内における運転席回りに取り付けられた室内スイッチに対する前記ドアを開閉させるための操作、及び、車外に持ち出して操作されるワイヤレススイッチに対する前記ドアを開閉させるための操作であり、
前記制御部は、ユーザーによる前記室内スイッチの操作がなされたことに基づき前記機能音として正相音を前記車室内に向けて出力すべく前記スピーカを駆動する一方、ユーザーによる前記ワイヤレススイッチの操作がなされたことに基づき前記機能音として逆相音を車両の外側に向けて出力すべく前記スピーカを駆動するよう構成されている
請求項1又は2記載の車両の音響装置。 - 前記制御部は、ユーザーによって前記室内スイッチが操作されたとしても、車両における運転席以外の座席に対し着座がなされていないときには、前記機能音として逆相音を車両の外側に向けて出力すべく前記スピーカを駆動するよう構成されている
請求項3記載の車両の音響装置。 - 前記ワイヤレススイッチは、車両の電子キーに設けられており、
前記制御部は、ユーザーによって前記ワイヤレススイッチが操作されたとしても、前記電子キーが車室内に存在しているときには、前記機能音として正相音を前記車室内に向けて出力すべく前記スピーカを駆動するよう構成されている
請求項3又は4記載の車両の音響装置。
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