JP6484190B2 - バンパリインフォースメント - Google Patents

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Description

本発明は、車両の衝突エネルギーを吸収するバンパリインフォースメントに関するものである。
従来より、車両衝突時の安全性を確保するために、衝突エネルギーを吸収するバンパリインフォースメントが車両に用いられている。
具体的には、例えば、下記特許文献1において、自動車車体の前部にこの自動車車体の幅方向へ向けて延びて設けられる長尺の筒体により構成されるバンパリインフォースメントが提案されている。特許文献1に記載のバンパリインフォースメントでは、筒体の長手方向の中央は、上面および下面と、この上面、下面に直交または傾斜して交差する車体の前後方向に前面(衝突面)および後面(反衝突面)とを車体の前後方向に備えるとともに、上面および下面に外向きフランジを備える、いわゆるハット型の閉断面形状から構成される。
さらに、特許文献1では、汎用動的有限要素法解析ソフトを用いて、特許文献1の図1に示すハット状開断面形状を有する素材(以下「ハット状開断面素材」という)と平坦状断面素材(以下、板状素材ともいう)を、ハット状開断面素材の縁部の外向きフランジにおいて重ね合わせてスポット溶接することにより組み立てられるハット状閉断面部材(以下「ハット部材」という)の耐曲げ性能および圧潰性能(衝突エネルギ吸収性能)を、解析して求めている。
さらに、特許文献1では、ハット状開断面素材側からインパクタを衝突させた場合、すなわち特許文献1の図2、3に示す場合のハット部材(以下、「順ハット断面部材」という)と、板状素材側からインパクタを衝突させた場合のハット部材(以下、「逆ハット断面部材」という)とについて、三点曲げ衝突解析および圧潰解析により、耐曲げ性能および衝撃エネルギ吸収性能を調査している。
特許文献1の図4にグラフで示す結果によれば、逆ハット断面部材は、順ハット断面部材に比較すると、衝突の際の断面形状の変形に対する抵抗性が高いために曲げ強度は高い。
特許第5168023号公報
しかしながら、特許文献1の図5にグラフで示す結果によれば、逆ハット断面部材には、板状素材が接合されておらず、ハット状開断面素材のハット頂部側から変形が生じるため、順ハット断面部材に比較すると衝撃エネルギ吸収性能が良いとは言えない。
そこで、本発明は、上述した点を鑑みてなされたものであり、いわゆる逆ハット型の閉断面形状の断面崩れを抑制することにより、単位質量あたりのピーク荷重及びエネルギー吸収量を向上させることが可能なバンパリインフォースメントを提供することを課題とする。
この課題を解決するためになされた請求項1に係るバンパリインフォースメントは、長尺状箱体と長尺状前面板から形成される閉断面の内部に補強体が設けられ、前記長尺状前面板側が荷重の入力側となる向きに設置されたバンパリインフォースメントであって、前記補強体は、前記長尺状箱体の第1上面と第1下面および第1後面に近接して対向するように内設され、少なくとも前記長尺状箱体の第1後面に固定され、前記長尺状箱体は、第1前面が開放され、前記第1前面に対向して設けられた前記第1後面と、前記第1後面の上側から前記第1前面に向かって延設された前記第1上面と、前記第1後面の下側から前記第1前面に向かって延設されるとともに前記第1上面に対向して設けられた前記第1下面と、前記第1上面の前記第1前面側から上方に向かって延設された第1上側フランジと、前記第1下面の前記第1前面側から下方に向かって延設された第1下側フランジを有し、前記長尺状前面板は、前記長尺状箱体の第1上側フランジと第1下側フランジを固定し、前記補強体は、第2後面と、前記第2後面の上側から斜め上方に向かって延設された上側傾斜面と、前記第2後面の下側から斜め下方に向かって延設された下側傾斜面と、前記上側傾斜面の上側から延設された第2上面と、前記下側傾斜面の下側から延設されるとともに前記第2上面に対向して設けられた第2下面を有し、前記長尺状箱体に内設され、前記補強体の第2後面は、前記長尺状箱体の第1後面に対向するとともに前記長尺状箱体の第1後面に固定され、前記補強体の第2上面は、前記長尺状箱体の第1上面近傍で前記長尺状箱体の第1上面に対向し、前記補強体の第2下面は、前記長尺状箱体の第1下面近傍で前記長尺状箱体の第1下面に対向することを特徴とする。
請求項2に係るバンパリインフォースメントは、請求項1に記載するバンパリインフォースメントであって、前記補強体は、前記長尺状箱体の長尺方向中央で前記長尺状箱体に内設されることを特徴とする。
請求項3に係るバンパリインフォースメントは、請求項2に記載するバンパリインフォースメントであって、前記補強体は、前記第2上面及び前記第2下面から延設された第2前面を備え、前記補強体の第2前面は、前記長尺状箱体の第1前面に対向することを特徴とする。
請求項4に係るバンパリインフォースメントは、請求項2に記載するバンパリインフォースメントであって、前記補強体は、前記第2上面から上方に向かって延設された第2上側フランジと、前記第2下面から下方に向かって延設された第2下側フランジを備え、前記補強体の第2上側フランジは、前記長尺状箱体の第1上側フランジと前記長尺状前面板の間に挟んだ状態で取り付けられ、前記補強体の第2下側フランジは、前記長尺状箱体の第1下側フランジと前記長尺状前面板の間に挟んだ状態で取り付けられることを特徴とする。
請求項1及び2に係るバンパリインフォースメントでは、長尺状箱体と長尺状前面板から形成される閉断面の内部に補強体が設けられ、長尺状前面板側が荷重の入力側となる向きに設置される。従って、請求項1及び2に係る発明のバンパリインフォースメントは、いわゆる逆ハット型の閉断面形状を備えている。さらに、請求項1及び2に係るバンパリインフォースメントでは、補強体は、長尺状箱体の第1上面と第1下面および第1後面に近接して対向するように内設され、少なくとも長尺状箱体の第1後面に固定される。このような構成により、長尺状前面板側に衝突が起きた場合では、長尺状箱体の第1上面や第1下面は、長尺状箱体の内側に変形して、補強体に当接する。つまり、長尺状箱体では、長尺状箱体の第1上面や第1下面が長尺状箱体の内側に変形するが、その変形は補強体に阻害されるので、断面崩れが抑制される。従って、請求項1及び2に係る発明のバンパリインフォースメントは、いわゆる逆ハット型の閉断面形状の断面崩れを抑制することにより、単位質量あたりのピーク荷重及びエネルギー吸収量を向上させることが可能である。
請求項1及び2に係る発明のバンパリインフォースメントでは、長尺状箱体の第1前面が開放される一方、長尺状箱体の第1上側フランジと第1下側フランジに長尺状前面板が固定される。従って、請求項1及び2に係る発明のバンパリインフォースメントは、いわゆる逆ハット型の閉断面形状を備えている。
さらに、請求項1及び2に係る発明のバンパリインフォースメントは、長尺状箱体の長尺方向中央で長尺状箱体に内設された補強体を備えており、補強体の第2後面は、長尺状箱体の第1後面に対向するとともに長尺状箱体の第1後面に固定され、補強体の第2上面は、長尺状箱体の第1上面近傍で長尺状箱体の第1上面に対向し、補強体の第2下面は、長尺状箱体の第1下面近傍で長尺状箱体の第1下面に対向する。
このような構成により、長尺状箱体の長尺方向中央で長尺状前面板に衝突が起きた場合では、長尺状箱体の第1上面や第1下面のうち、補強体の第2上面や第2下面の近傍に位置する部分は、長尺状箱体の内側に変形して、補強体の第2上面や第2下面に当接する。つまり、長尺状箱体の長尺方向中央では、長尺状箱体の第1上面や第1下面が長尺状箱体の内側に変形するが、その変形は補強体の第2上面や第2下面に阻害されるので、断面崩れが抑制される。従って、請求項1及び2に係る発明のバンパリインフォースメントは、いわゆる逆ハット型の閉断面形状の断面崩れを抑制することにより、単位質量あたりのピーク荷重及びエネルギー吸収量を向上させることが可能である。
請求項3に係る発明のバンパリインフォースメントでは、補強体は、第2上面及び第2下面から延設された第2前面を備え、補強体の第2前面は、長尺状箱体の第1前面に対向する。このような構成により、補強体の第2上面や第2下面は変形し難くなる。従って、請求項3に係る発明のバンパリインフォースメントでは、長尺状箱体の内側変形を阻害させる効果が高い。
請求項4に係る発明のバンパリインフォースメントでは、補強体は、第2上面から上方に向かって延設された第2上側フランジと、第2下面から下方に向かって延設された第2下側フランジを備え、補強体の第2上側フランジは、長尺状箱体の第1上側フランジと長尺状前面板の間に挟んだ状態で取り付けられ、補強体の第2下側フランジは、長尺状箱体の第1下側フランジと前記長尺状前面板の間に挟んだ状態で取り付けられる。このような構成により、補強体の第2上面や第2下面は変形し難くなる。従って、請求項4に係る発明のバンパリインフォースメントでは、長尺状箱体の内側変形を阻害させる効果が高い。
本実施形態に係るバンパリインフォースメントを表した斜視図である。 同バンパリインフォースメントの長尺状箱体を表した斜視図である。 同バンパリインフォースメントを表した平面図である。 第1実施形態の長尺状箱体と補強体を表した斜視図である。 第1実施形態の長尺状箱体と長尺状前面板と補強体を図1の線B−Bで切断した断面図である。 第1実施形態の長尺状箱体と長尺状前面板と補強体を図1の線B−Bで切断した断面図であって、第1実施形態の三点曲げ衝突解析結果を表した図である。 第1実施形態の三点曲げ衝突解析した結果(変形量、荷重及びエネルギー吸収量の関係)を表した図である。 第2実施形態の長尺状箱体と補強体を表した斜視図である。 第2実施形態の長尺状箱体と長尺状前面板と補強体を図1の線B−Bで切断した断面図である。 第2実施形態の長尺状箱体と長尺状前面板と補強体を図1の線B−Bで切断した断面図であって、第2実施形態の三点曲げ衝突解析結果を表した図である。 第2実施形態の三点曲げ衝突解析した結果(変形量、荷重及びエネルギー吸収量の関係)を表した図である。 比較例の長尺状箱体と長尺状前面板を図1の線B−Bで切断した断面図である。 比較例の長尺状箱体と長尺状前面板を図1の線B−Bで切断した断面図であって、比較例の三点曲げ衝突解析した結果を表した図である。 三点曲げ衝突解析結果(ピーク荷重/質量比)を、比較例、第1実施形態及び第2実施形態で比較した図である。 三点曲げ衝突解析結果(エネルギー吸収量/質量比)を、比較例、第1実施形態及び第2実施形態で比較した図である。 第1実施形態の変更例(長尺状箱体と長尺状前面板と補強体)を図1の線B−Bで切断した断面図である。
[1.第1実施形態と第2実施形態の共通構成]
本発明に係るバンパリインフォースメントについて、具体化した実施形態に基づき、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1に表されたように、本実施形態に係るバンパリインフォースメント1は、長手方向の両端を後退させた湾曲形状であり、長尺状箱体2と長尺状前面板3を備える。長尺状箱体2や長尺状前面板3は、スチール製である。
長尺状箱体2は、図2に表されたように、後面4、上面5、下面6、上側フランジ7、下側フランジ8及び開口前面9を備える。
長尺状箱体2では、開口前面9が開放される。後面4が、開口前面9に対向して設けられる。上面5が、後面4の上側から開口前面9に向かって延設される。下面6が、後面4の下側から開口前面9に向かって延設され、上面5に対向して設けられる。上側フランジ7が、上面5の開口前面9側から上方に向かって延設される。下側フランジ8が、下面6の開口前面9側から下方に向かって延設される。
図1や図2に表されたように、長尺状前面板3が長尺状箱体2の上側フランジ7と下側フランジ8に接合される。その接合には、スポット溶接が用いられる。
本実施形態に係るバンパリインフォースメント1は、図3に表されたように、長尺状箱体2の長尺方向中央Aで、補強体10が長尺状箱体2に内設される。補強体10は、長尺状箱体2や長尺状前面板3と同様にして、スチール製である。
本実施形態に係るバンパリインフォースメント1では、異なる態様である2つの補強体10が使用される。以下、本実施形態に係るバンパリインフォースメント1は、補強体10の態様に応じて、第1実施形態と第2実施形態に分けて説明する。尚、第1実施形態と第2実施形態の説明では、本実施形態に係るバンパリインフォースメント1と共通する部分には同一の符号を付し、詳しい説明は省略する。
[2.第1実施形態]
先ず、第1実施形態について説明する。第1実施形態では、図4に表されたように、長尺状箱体2の長尺方向中央Aで、補強体10Aが長尺状箱体2に内設される。
補強体10Aは、図4や図5に表されたように、空洞体であり、後面21、上側傾斜面22、下側傾斜面23、上面24、下面25及び前面26を備える。
補強体10Aでは、上側傾斜面22が、後面21の上側から斜め上方に向かって延設される。下側傾斜面23が、後面21の下側から斜め下方に向かって延設される。上面24が、上側傾斜面22の上側から延設される。下面25が、下側傾斜面23の下側から延設され、上面24に対向して設けられる。前面26が、上面24及び下面25から延設される。
図5に表されたように、補強体10Aの後面21は、長尺状箱体2の後面4に対向し、溶接箇所P1でのスポット溶接により、長尺状箱体2の後面4に固定される。補強体10Aの上側傾斜面22の上側は、長尺状箱体2の上面5近傍に位置する。補強体10Aの下側傾斜面23の下側は、長尺状箱体2の下面6近傍に位置する。補強体10Aの上面24は、長尺状箱体2の上面5近傍で長尺状箱体2の上面5に対向する。補強体10Aの下面25は、長尺状箱体2の下面6近傍で長尺状箱体2の下面6に対向する。補強体10Aの前面26は、長尺状箱体2の開口前面9に対向する。
尚、上述したように、長尺状前面板3が長尺状箱体2の上側フランジ7と下側フランジ8に接合される。その接合には、溶接箇所P2,P3でのスポット溶接が用いられる。
有限要素法解析ソフト(商品名:PAM−CRASH 64−Bit Solvers
2012.1)を用いて、第1実施形態の三点曲げ衝突解析を行った。三点曲げ衝突解析では、長尺状箱体2の長尺方向中央Aで、長尺状前面板3に衝突荷重を作用させた。
解析結果によれば、長尺状箱体2の長尺方向中央Aで切断された断面では、変形量が最大になると、図6に表されたように、長尺状箱体2の上面5のうち補強体10Aの上面24に対向する部分27が、長尺状箱体2の内側に変形し、補強体10Aの上面24に当接している。長尺状箱体2の下面6のうち補強体10Aの下面25に対向する部分28が、長尺状箱体2の内側に変形し、補強体10Aの下面25に当接している。これに対し、補強体10Aの上面24及び下面25は、上下方向の変形は少ない。
図7に表されたように、第1実施形態では、第1所定の変形量[mm]までは荷重[kN]が比例して増加し、第1所定の変形量[mm]を過ぎると、荷重[kN]が略一定となる。そのため、エネルギー吸収量[kJ]は、変形量[mm]が増加するに伴い、ほぼ一次的に比例するように増加する。
[3.第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態では、図8に表されたように、長尺状箱体2の長尺方向中央Aで、補強体10Bが長尺状箱体2に内設される。
補強体10Bは、図8や図9に表されたように、断面が略くの字状であり、後面41、上側傾斜面42、下側傾斜面43、上面44、下面45、上側フランジ46及び下側フランジ47を備える。
補強体10Bでは、上側傾斜面42が、後面41の上側から斜め上方に向かって延設される。下側傾斜面43が、後面41の下側から斜め下方に向かって延設される。上面44が、上側傾斜面42の上側から延設される。下面45が、下側傾斜面43の下側から延設され、上面44に対向して設けられる。上側フランジ46が、上面44から上方に向かって延設される。下側フランジ47が、下面45から上方に向かって延設される。
図9に表されたように、補強体10Bの後面41は、長尺状箱体2の後面4に対向し、溶接箇所P4でのスポット溶接により、長尺状箱体2の後面4に固定される。補強体10Bの上側傾斜面42の上側は、長尺状箱体2の上面5近傍に位置する。補強体10Bの下側傾斜面43の下側は、長尺状箱体2の下面6近傍に位置する。補強体10Bの上面44は、長尺状箱体2の上面5近傍で長尺状箱体2の上面5に対向する。補強体10Bの下面45は、長尺状箱体2の下面6近傍で長尺状箱体2の下面6に対向する。補強体10Bの上側フランジ46は、長尺状箱体2の上側フランジ7と長尺状前面板3の間に挟んだ状態で取り付けられ、溶接箇所P5でのスポット溶接により、長尺状箱体2の上側フランジ7と長尺状前面板3に固定される。補強体10Bの下側フランジ47は、長尺状箱体2の下側フランジ8と長尺状前面板3の間に挟んだ状態で取り付けられ、溶接箇所P6でのスポット溶接により、長尺状箱体2の下側フランジ8と長尺状前面板3に固定される。
尚、上述したように、補強体10Bの上側フランジ46及び下側フランジ47を介して、長尺状前面板3が長尺状箱体2の上側フランジ7と下側フランジ8に接合される。その接合には、溶接箇所P5,P6でのスポット溶接が用いられる。
第1実施形態と同様にして、有限要素法解析ソフト(商品名:PAM−CRASH 64−Bit Solvers 2012.1)を用いて、第2実施形態の三点曲げ衝突解析を行った。三点曲げ衝突解析では、長尺状箱体2の長尺方向中央Aで、長尺状前面板3に衝突荷重を作用させた。
解析結果によれば、長尺状箱体2の長尺方向中央Aで切断された断面では、変形量が最大になると、図10に表されたように、長尺状箱体2の上面5のうち補強体10Bの上面44に対向する部分48が、長尺状箱体2の内側に変形し、補強体10Bの上面44に当接している。長尺状箱体2の下面6のうち補強体10Bの下面45に対向する部分49が、長尺状箱体2の内側に変形し、補強体10Bの下面45に当接している。これに対し、補強体10Bの上面44及び下面45は、上下方向の変形は少ない。
図11に表されたように、第2実施形態では、第2所定の変形量[mm]までは荷重[kN]が比例して増加し、第2所定の変形量[mm]を過ぎると、荷重[kN]が上下に変動しながら減少する。そのため、エネルギー吸収量[kJ]は、変形量[mm]が増加するに伴い、所定量に漸次接近するように増加する。
[4.比較例]
次に、比較例について説明する。比較例のバンパリインフォースメント1では、第1実施形態や第2実施形態と同様にして、長手方向の両端を後退させた湾曲形状であり、長尺状箱体2と長尺状前面板3を備える(図1乃至図3参照)。長尺状箱体2や長尺状前面板3は、スチール製である。但し、第1実施形態や第2実施形態とは異なり、補強体(12A及び12B)は、長尺状箱体2に内設されない。
比較例では、図12に表されたように、長尺状前面板3が長尺状箱体2の上側フランジ7と下側フランジ8に接合される。その接合には、溶接箇所P7,P8でのスポット溶接が用いられる。
第1実施形態や第2実施形態と同様にして、有限要素法解析ソフト(商品名:PAM−CRASH 64−Bit Solvers 2012.1)を用いて、比較例の三点曲げ衝突解析を行った。三点曲げ衝突解析では、長尺状箱体2の長尺方向中央Aで、長尺状前面板3に衝突荷重を作用させた。
解析結果によれば、長尺状箱体2の長尺方向中央Aで切断された断面では、変形量が最大になると、図13に表されたように、長尺状箱体2の開口前面9近傍で、長尺状箱体2の上面5及び下面6が長尺状箱体2の内側に大きく変形している。その変形で狭くなった長尺状箱体2の上面5と下面の間では、長尺状前面板3が長尺状箱体2の中に食い込んで大きく変形している。
[5.解析結果の比較]
第1実施形態や第2実施形態の解析結果を比較例の解析結果と比較する。図14に表されたように、質量あたりのピーク荷重は、第1実施形態や第2実施形態は比較例と比べ格段に大きい。図15に表されたように、質量あたりのエネルギー吸収量は、第1実施形態や第2実施形態は比較例と比べ格段に多い。
このように、質量あたりのピーク荷重や質量あたりのエネルギー吸収量は、第1実施形態や第2実施形態が比較例より向上している。その理由としては、比較例では、長尺状箱体2の長尺方向中央A付近に応力が集中する一方、第1実施形態や第2実施形態では、長尺状箱体2の長尺方向中央Aを含んだ三点曲げ領域全体に応力が分散することが挙げられる。
[6.まとめ]
以上、詳細に説明した通り、第1実施形態や第2実施形態に係るバンパリインフォースメント1では、長尺状箱体2の開口前面9が開放される一方、長尺状箱体2の上側フランジ7と下側フランジ8に長尺状前面板3がスポット溶接で接合される。従って、第1実施形態や第2実施形態に係るバンパリインフォースメント1は、いわゆる逆ハット型の閉断面形状を備えている。
さらに、第1実施形態や第2実施形態に係るバンパリインフォースメント1は、長尺状箱体2の長尺方向中央Aで長尺状箱体2に内設された補強体10A,10Bを備えている。補強体10A,10Bの後面21,41は、長尺状箱体2の後面4に対向するとともに、溶接箇所P1,P4でのスポット溶接により長尺状箱体2の後面4に固定される。補強体10A,10Bの上側傾斜面22,42の上側は、長尺状箱体2の上面5近傍に位置する。補強体10A,10Bの下側傾斜面23,43の下側は、長尺状箱体2の下面6近傍に位置する。補強体10A,10Bの上面24,44は、長尺状箱体2の上面5近傍で長尺状箱体2の上面5に対向する。補強体10A,10Bの下面25,45は、長尺状箱体2の下面6近傍で長尺状箱体2の下面6に対向する。
このような構成により、長尺状箱体2の長尺方向中央Aで長尺状前面板3に衝突が起きた場合(三点曲げ衝突解析結果)では、長尺状箱体2の上面5や下面6のうち、補強体10A,10Bの上面24,44や下面25,45の近傍に位置する部分27,28,48,49は、長尺状箱体2の内側に変形して、補強体10A,10Bの上面24,44や下面25,45に当接する。つまり、長尺状箱体2の長尺方向中央Aでは、長尺状箱体2の上面5や下面6が長尺状箱体2の内側に変形するが、その変形は補強体10A,10Bの上面24,44や下面25,45に阻害されるので、断面崩れが抑制される。従って、第1実施形態や第2実施形態に係るバンパリインフォースメント1は、いわゆる逆ハット型の閉断面形状の断面崩れを抑制することにより、単位質量あたりのピーク荷重及びエネルギー吸収量を向上させることが可能である。
第1実施形態に係るバンパリインフォースメント1では、補強体10Aは、上面24及び下面25から延設された前面26を備える。補強体10Aの前面26は、長尺状箱体2の開口前面9に対向する。このような構成により、補強体10Aの上面24や下面25は変形し難くなる。従って、第1実施形態に係るバンパリインフォースメント1では、長尺状箱体2の内側変形を阻害させる効果が高い。
第2実施形態に係るバンパリインフォースメント1では、補強体10Bは、上面44から上方に向かって延設された上側フランジ46と、下面45から下方に向かって延設された下側フランジ47を備える。補強体10Bの上側フランジ46は、長尺状箱体2の上側フランジ7と長尺状前面板3の間に挟装される。補強体10Bの下側フランジ47は、長尺状箱体2の下側フランジ8と長尺状前面板3の間に挟装される。このような構成により、補強体10Bの上面44や下面45は変形し難くなる。従って、第2実施形態に係るバンパリインフォースメント1では、長尺状箱体2の内側変形を阻害させる効果が高い。
[7.その他]
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、第1実施形態に係るバンパリインフォースメント1を変更した例(以下、「変更例のバンパリインフォースメント1」という。)がある。以下、この変更例を説明するが、この変更例の説明では、第1実施形態に係るバンパリインフォースメント1と共通する部分には同一の符号を付し、詳しい説明は省略する。
図16に表したように、変更例のバンパリインフォースメント1では、補強体10Aの前面26が、溶接箇所P9でのスポット溶接により、長尺状前面板3に固定される。従って、補強体10Aの前面26が溶接箇所P9で長尺状前面板3に固定されると共に、補強体10Aの後面21が溶接箇所P1で長尺状箱体2の後面4に固定される。
このような構成により、変更例のバンパリインフォースメント1は、長尺状箱体2の長尺方向中央Aで長尺状前面板3に衝突が起きた場合に、その衝突力を長尺状前面板3及び長尺状箱体2の後面4から補強体10Aに伝達させるので、単位質量あたりのピーク荷重及びエネルギー吸収量を向上させることが可能である。
変更例のバンパリインフォースメント1では、図16に表したように、補強体10Aの上面24,下面25の断面長さL1が、長尺状箱体2の上面5,下面6の断面長さLAの3分の1以下とされる。このような構成により、変更例のバンパリインフォースメント1は、質量効率よく強度を確保することが可能である。
変更例のバンパリインフォースメント1では、図16に表したように、補強体10Aの後面21の断面長さL2が、長尺状箱体2の後面4の断面長さLBの2分の1以下とされる。このような構成により、変更例のバンパリインフォースメント1は、質量効率よく強度を確保することが可能である。
変更例のバンパリインフォースメント1では、長尺状箱体2の材料強度と補強体10Aの材料強度が等しく、長尺状箱体2及び補強体10Aの各材料強度が長尺状前面板3の材料強度より大きい。このような材料強度の大小関係により、変更例のバンパリインフォースメント1は、長尺状箱体2の長尺方向中央Aで長尺状前面板3に衝突が起きた場合に、長尺状前面板3に発生する応力を低減させるので、長尺状箱体2の長尺方向中央Aで折れることを防止することが可能である。
第1実施形態に係るバンパリインフォースメント1、第2実施形態に係るバンパリインフォースメント1、及び変更例のバンパリインフォースメント1において、長尺状箱体2、長尺状前面板3及び補強体10A,10Bの材料は、スチールの使用に限定されるものでなく、バンパリインフォースメント1に適用可能な材料(例えば、アルミニウムまたはCFRP(炭素繊維強化プラスチック)等)が使用される。
符号P1,P2をはじめとする接合(溶接)箇所については、スポット溶接以外にも、レーザー溶接、アーク溶接、カシメ、リベット等が含まれる。
1 バンパリインフォースメント
2 長尺状箱体
3 長尺状前面板
4 長尺状箱体の後面
5 長尺状箱体の上面
6 長尺状箱体の下面
7 長尺状箱体の上側フランジ
8 長尺状箱体の下側フランジ
9 長尺状箱体の開口前面
10,10A,10B 補強体
21,41 補強体の後面
22,42 補強体の上側傾斜面
23,43 補強体の下側傾斜面
24,44 補強体の上面
25,45 補強体の下面
26 補強体の前面
46 補強体の上側フランジ
47 補強体の下側フランジ
A 長尺状箱体の長尺方向中央

Claims (4)

  1. 長尺状箱体と長尺状前面板から形成される閉断面の内部に補強体が設けられ、
    前記長尺状前面板側が荷重の入力側となる向きに設置されたバンパリインフォースメントであって、
    前記補強体は、前記長尺状箱体の第1上面と第1下面および第1後面に近接して対向するように内設され、
    少なくとも前記長尺状箱体の第1後面に固定され
    前記長尺状箱体は、
    第1前面が開放され、前記第1前面に対向して設けられた前記第1後面と、前記第1後面の上側から前記第1前面に向かって延設された前記第1上面と、前記第1後面の下側から前記第1前面に向かって延設されるとともに前記第1上面に対向して設けられた前記第1下面と、前記第1上面の前記第1前面側から上方に向かって延設された第1上側フランジと、前記第1下面の前記第1前面側から下方に向かって延設された第1下側フランジを有し、
    前記長尺状前面板は、
    前記長尺状箱体の第1上側フランジと第1下側フランジを固定し、
    前記補強体は、
    第2後面と、前記第2後面の上側から斜め上方に向かって延設された上側傾斜面と、前記第2後面の下側から斜め下方に向かって延設された下側傾斜面と、前記上側傾斜面の上側から延設された第2上面と、前記下側傾斜面の下側から延設されるとともに前記第2上面に対向して設けられた第2下面を有し、前記長尺状箱体に内設され、
    前記補強体の第2後面は、前記長尺状箱体の第1後面に対向するとともに前記長尺状箱体の第1後面に固定され、
    前記補強体の第2上面は、前記長尺状箱体の第1上面近傍で前記長尺状箱体の第1上面に対向し、
    前記補強体の第2下面は、前記長尺状箱体の第1下面近傍で前記長尺状箱体の第1下面に対向することを特徴とするバンパリインフォースメント。
  2. 請求項1に記載するバンパリインフォースメントであって、
    記補強体は、前記長尺状箱体の長尺方向中央で前記長尺状箱体に内設されることを特徴とするバンパリインフォースメント。
  3. 請求項2に記載するバンパリインフォースメントであって、
    前記補強体は、
    前記第2上面及び前記第2下面から延設された第2前面を備え、
    前記補強体の第2前面は、前記長尺状箱体の第1前面に対向することを特徴とするバンパリインフォースメント。
  4. 請求項2に記載するバンパリインフォースメントであって、
    前記補強体は、
    前記第2上面から上方に向かって延設された第2上側フランジと、
    前記第2下面から下方に向かって延設された第2下側フランジを備え、
    前記補強体の第2上側フランジは、前記長尺状箱体の第1上側フランジと前記長尺状前面板の間に挟んだ状態で取り付けられ、
    前記補強体の第2下側フランジは、前記長尺状箱体の第1下側フランジと前記長尺状前面板の間に挟んだ状態で取り付けられることを特徴とするバンパリインフォースメント。
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