JP6479231B1 - 駐車支援装置および駐車支援方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の駐車スペースから、より効率良く駐車可能な駐車スペースを選択する駐車支援装置を提供する。【解決手段】駐車スペース検出部2は、自車両の車体寸法データに基づいて、自車両が走行する車路に面した複数の駐車スペースを検出する。車路幅算出部3は、複数の駐車スペースのそれぞれに面した車路の幅を算出する。駐車スペース幅算出部4は、複数の駐車スペースのそれぞれの幅を算出する。自車両位置検出部5は、自車両の位置を検出する。駐車スペース選択部6は、複数の駐車スペースのそれぞれに面した車路の幅、複数の駐車スペースのそれぞれの幅、および自車両の位置に基づいて、複数の駐車スペースのうちから最も短時間で自車両を駐車可能と推定される駐車スペースを選択する。自車両制御部9は、駐車スペース選択部6が選択した駐車スペースに自車両を駐車させる。【選択図】図1

Description

本発明は、車両の駐車を支援する駐車支援装置および駐車支援方法に関するものである。
近年、車両の駐車を支援する駐車支援装置の実用化が進んでいる。例えば下記の特許文献1には、検出された駐車スペースへの駐車可否を、駐車スペースの幅だけでなく、その駐車スペースが面する道路(車路)の幅も考慮して判定する駐車支援装置が開示されている。
特開2009−151378号公報
駐車支援装置において、複数の駐車スペースが検出された場合に、そのうちから最適な駐車スペースを選択する技術が望まれる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、複数の駐車スペースから、より効率良く駐車可能な駐車スペースを選択する駐車支援装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の局面に係る駐車支援装置は、自車両の車体寸法データが記憶された車体寸法データ記憶部と、前記車体寸法データに基づいて、前記自車両が走行する車路に面した複数の駐車スペースを検出する駐車スペース検出部と、前記複数の駐車スペースのそれぞれに面した前記車路の幅を算出する車路幅算出部と、前記複数の駐車スペースのそれぞれの幅を算出する駐車スペース幅算出部と、前記自車両の位置を検出する自車両位置検出部と、前記複数の駐車スペースのそれぞれに面した前記車路の幅、前記複数の駐車スペースのそれぞれの幅、および前記自車両の位置に基づいて、前記複数の駐車スペースのうちから最も短時間で前記自車両を駐車可能と推定される駐車スペースを目標駐車スペースとして選択する駐車スペース選択部と、前記目標駐車スペースに前記自車両を駐車させるように前記自車両の駐車支援制御を行う自車両制御部と、を備える。
本発明の第2の局面に係る駐車支援装置は、自車両の車体寸法データが記憶された車体寸法データ記憶部と、前記車体寸法データに基づいて、前記自車両が走行する車路に面した複数の駐車スペースを検出する駐車スペース検出部と、前記複数の駐車スペースのそれぞれに面した前記車路の幅を算出する車路幅算出部と、前記複数の駐車スペースのそれぞれの幅を算出する駐車スペース幅算出部と、前記自車両の位置を検出する自車両位置検出部と、前記複数の駐車スペースのそれぞれに面した前記車路の幅、前記複数の駐車スペースのそれぞれの幅、および前記自車両の位置に基づいて、前記複数の駐車スペースのうちから最も少ない切り返し回数で前記自車両を駐車可能と推定される駐車スペースを目標駐車スペースとして選択する駐車スペース選択部と、前記目標駐車スペースに前記自車両を駐車させるように前記自車両の駐車支援制御を行う自車両制御部と、を備える。
本発明に係る駐車支援装置によれば、複数の駐車スペースのうちから、最も短時間で自車両を駐車可能と推定される駐車スペース、または、最も少ない切り返し回数で前記自車両を駐車可能と推定される駐車スペースが、目標駐車スペースとして選択されるため、効率の良い駐車を実現することができる。
実施の形態1に係る駐車支援装置の構成を示すブロック図である。 駐車スペースの検出方法の例を説明するための図である。 駐車スペースが面する車路の幅の算出方法を説明するための図である。 車路幅検出部で検出される車路幅の時間変化の例を示す図である。 目標駐車スペースの検出結果の例を示す図である。 駐車スペースに付与された点数の例を示す図である。 目標駐車スペースの検出結果の例を示す図である。 駐車スペースに付与された点数の例を示す図である。 目標駐車スペースの検出結果の例を示す図である。 駐車スペースに付与された点数の例を示す図である。 実施の形態1に係る駐車支援装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1における目標駐車スペース選択処理を示すフローチャートである。 駐車支援装置のハードウェア構成の例を示す図である。 駐車支援装置のハードウェア構成の例を示す図である。 実施の形態2における目標駐車スペース選択処理を示すフローチャートである。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1に係る駐車支援装置10の構成を示すブロック図である。図1のように、駐車支援装置10は、車体寸法データ記憶部1、駐車スペース検出部2、車路幅算出部3、駐車スペース幅算出部4、自車両位置検出部5、駐車スペース選択部6、周辺状況取得部7、優先度決定部8および自車両制御部9を備えている。以下、駐車支援装置10が搭載された車両を「自車両」という。
車体寸法データ記憶部1は、自車両の車幅や車長などの車体寸法のデータを記憶した記憶媒体である。
駐車スペース検出部2は、自車両が駐車場の車路(車両を駐車スペースに駐車させるために通行したり切り返しを行ったりするための道路)を走行する間、車路に面する駐車スペースを検出する。その際、駐車スペース検出部2は、車体寸法データ記憶部1に記憶されている車両寸法データに基づいて、自車両が駐車可能な幅を持つ駐車スペースを検出する。
図2を参照して、駐車スペース検出部2が行う駐車スペースの検出方法の例を説明する。駐車支援装置10が自車両の駐車支援のための動作を開始すると、駐車スペース検出部2は、自車両100が車路を走行する間、超音波センサ102を用いて、自車両100から既に駐車されている車両(以下、「既存駐車車両」という)101までの距離を測定する。そして、駐車スペース検出部2は、自車両100から既存駐車車両101までの距離の測定結果から、既存駐車車両101の形状を認識し、既存駐車車両101のコーナー点の座標を求める。隣り合う2台の既存駐車車両101のコーナー点CN1,CN2の間の距離が自車両100の車長あるいは車幅よりも大きければ、駐車スペース検出部2は、その2台の既存駐車車両101の間の空間を駐車スペースPSとして検出する。検出された駐車スペースPSを挟むコーナー点CN1,CN2の座標は、駐車スペースPSの位置情報として、駐車スペース検出部2から出力される。
なお、座標系のとり方は問わないが、ここでは、駐車支援装置10が駐車支援のための動作を開始した時点の自車両100の位置(例えば、後輪車軸の中央位置)を原点Oとし、その時点における自車両100の車長方向にX軸、車幅方向にY軸方向をとっている。
駐車スペース検出部2が行う駐車スペースの検出方法は、上記の方法に限られない。例えば、車載カメラで撮影した自車両100の周辺の画像を解析することによって、駐車スペースを検出してもよい。その場合、駐車スペース検出部2は、車載カメラが撮影した画像から駐車スロットの枠線を検出し、自車両100が収まる大きさの駐車スロットを駐車スペースとして検出する。
車路幅算出部3は、駐車スペース検出部2が検出した駐車スペースに面する車路の幅を算出する。図2に示した例において、車路幅算出部3は、自車両100から左右に存在する物体(図2では、既存駐車車両101および壁103)あるいは駐車スペースまでの距離を求め、自車両100から右側の物体または駐車スペースまでの距離DRと、自車両100から左側の物体または駐車スペースまでの距離DLと、車幅WHとの和(DR+DL+WH)を、車路幅WPとして算出する。なお、物体の位置は、自車両100の超音波センサ102を用いて測定でき、駐車スペースの位置は、駐車スペース検出部2が出力する駐車スペースPSの位置情報(コーナー点CN1,CN2の座標)から分かる。
図3を参照し、車路幅算出部3が行う車路幅の算出方法の例を説明する。図3では、駐車スペース検出部2によって2つの駐車スペースPS1,PS2が検出され、駐車スペースPS1に面する位置で車路幅がWP1からWP2に変化し、駐車スペースPS2に面する位置では車路幅はWP2で一定となっている。
車路幅算出部3は、自車両100が車路を走行する間、自車両100の位置における車路幅を測定する。図3の例では、車路幅算出部3が算出する車路幅は、自車両100の位置に応じて変化するため、自車両100が前進すると図4のように時間と共に変化する。本実施の形態では、車路幅算出部3には、十分大きな値を持つ車路幅の初期値WP0が設定されているものとする。その場合、駐車支援開始直後の車路幅算出部3の出力はWP0となるが、車路幅算出部3がWP0よりも小さい車路幅WP1を算出すると、車路幅算出部3の出力はWP1に変化する。
また、車路幅算出部3は、駐車スペース検出部2が駐車スペースを検出したときの車路幅の最小値を、その駐車スペースに面する車路の幅として出力する。例えば図4のように、駐車スペース検出部2が駐車スペースPS1を検出している期間に、車路幅がWP1からWP2へと変化した場合、車路幅算出部3は、最小値であるWP1を駐車スペースPS1に面する車路の幅とみなす。また、駐車スペース検出部2が駐車スペースPS2を検出している期間は、車路幅はWP2で一定であるため、車路幅算出部3は、WP2を駐車スペースPS2に面する車路の幅とする。
駐車スペース幅算出部4は、駐車スペース検出部2が出力した駐車スペースの位置情報に含まれる当該駐車スペースのコーナー点(図2のCN1,CN2)の座標から、駐車スペースの幅を算出して出力する。
自車両位置検出部5は、自車両の位置を検出する。本実施の形態では、自車両位置検出部5は、自車両のヨーレートセンサが出力するヨーレートや、車輪速センサが出力する車輪速を用いて、自車両の位置を検出する。具体的には、自車両位置検出部5は、車輪速から求められる単位時間あたりの移動距離と、ヨーレートから求められる単位時間あたりのヨー角とから、単位時間あたりの自車両の位置の変化を演算し、原点Oを始点にして自車両の位置の変化を単位時間ごとに足し合わせることによって、自車両の現在の位置を求める。自車両の位置の算出方法は、上記の方法に限られず、任意の方法でよい。
駐車スペース選択部6は、駐車スペース検出部2によって複数の駐車スペースPSが検出された場合に、車路幅算出部3が算出した各駐車スペースに面した車路の幅と、駐車スペース幅算出部4が算出した各駐車スペースの幅と、自車両位置検出部5が検出した各自車両の位置とに基づいて、複数の駐車スペースのうち最も短時間で自車両を駐車可能な駐車スペースを推定し、最も短時間で自車両を駐車可能と推定された駐車スペースを、自車両を駐車させる駐車スペース(以下「目標駐車スペース」という)として選択する。
目標駐車スペースの選択方法について、図5を用いて説明する。図5では、3つの駐車スペースPS1,PS2,PS3が検出されている。まず、駐車スペース選択部6は、駐車スペースPS1,PS2,PS3のコーナー点の座標CN2〜CN7から、駐車スペースPS1,PS2,PS3それぞれの位置を求める。ここでは、駐車スペースPS1,PS2,PS3の車路に面した辺の中点(すなわちコーナー点を結ぶ線分の中点)の位置M1,M2,M3を、それぞれ駐車スペースPS1,PS2,PS3の位置として定義する。そして、駐車スペース選択部6は、自車両100の位置POSから、駐車スペースPS1,PS2,PS3の位置M1,M2,M3までの距離DPS1,DPS2,DPS3を算出する。
その後、駐車スペース選択部6は、算出した距離DPS1,DPS2,DPS3と、車路幅算出部3が算出した駐車スペースPS1,PS2,PS3が面する車路の幅WP1,WP2,WP3と、駐車スペース幅算出部4が算出した駐車スペースPS1,PS2,PS3の幅WPS1,WPS2,WPS3とに基づいて、自車両100が駐車スペースPS1,PS2,PS3に駐車するために必要な時間の短さを点数付けして評価する。
例えば、自車両からの距離が近い駐車スペースほど、短時間で駐車可能であるため、高い点数を付与する。図5の例では、DPS3<DPS2<DPS1であるため、駐車スペースPS3、駐車スペースPS2、駐車スペースPS1の順に高い点数を付与する。
また、駐車スペースが面する車路の幅が広いほど、駐車時の切り返し回数を少なくでき、短時間で駐車可能であるため、高い点数を付与する。図5の例では、WP1>WP2=WP3であるため、駐車スペースPS1に最も高い点数を付与し、駐車スペースPS2,PS3にはそれよりも低い点数を付与する(駐車スペースPS2,PS3の点数は同じでよい)。
また、駐車スペースの幅が広いほど、自車両を容易に侵入させることができ、短時間で駐車可能であるため、高い点数を付与する。図5の例では、WPS2>WPS1>WP3であるため、駐車スペースPS2、駐車スペースPS1、駐車スペースPS3の順に高い点数を付与する。
そして、駐車スペース選択部6は、駐車スペースPS1,PS2,PS3のうち、付与された点数の合計が最も高いものを、最も短時間で自車両100を駐車可能な駐車スペースと推定し、その駐車スペースを目標駐車スペースとして選択する。
図5の駐車スペースPS1,PS2,PS3の評価結果を図6に示す。ここでは、駐車に要する時間の評価基準(自車両から駐車スペースまでの距離、駐車スペースが面する車路の幅、駐車スペースの幅)の全てに関して、1位評価の点数を「5」、2位評価の点数を「3」、3位評価の点数を「1」としている。図5の例では、図6のように駐車スペースPS2の点数が最も高いため、駐車スペース選択部6は、駐車スペースPS2を目標駐車スペースとして選択する。
一方、図7に示す例のように、DPS3<DPS2<DPS1、WP1>WP2=WP3、WPS1>WPS3>WPS2の関係となる場合には、図8のような評価結果となり、駐車スペースPS1と駐車スペースPS3とが同点となる。この場合、駐車スペース選択部6は、駐車スペースPS1,PS3の2つを目標駐車スペースの候補として自車両100の運転者(駐車支援装置10のユーザ)に提示し、それらのうちから目標駐車スペースを選択するよう運転者に求め、運転者が選択した方を目標駐車スペースとして選択する。
なお、図6および図8では、各駐車スペースに付与する点数の配分を、駐車に要する時間の評価基準(自車両から駐車スペースまでの距離、駐車スペースが面する車路の幅、駐車スペースの幅)に関わらず同じにしたが、評価基準ごとに点数の配分を変えてもよい。すなわち、駐車に要する時間により大きく寄与する要素を評価基準にしたときの点数の比重を、他の要素を評価基準にしたときの点数より高くしてもよい。例えば、自車両から駐車スペースまでの距離が駐車に要する時間に最も寄与すると考えられる場合、自車両から駐車スペースまでの距離を評価基準にして付与される点数を「10、5、3、…」と高く設定し、その他の要素を評価基準にして付与される点数を「5、3、2、…」と低く設定してもよい。
さらに、本実施の形態では、駐車スペース選択部6は、駐車スペースの周辺状況も加味して、目標駐車スペースを選択する。図1に示した周辺状況取得部7および優先度決定部8は、駐車スペース選択部6に加味させる情報を提供するためのものである。
周辺状況取得部7は、駐車スペースの周辺状況を表す情報として、駐車スペースに隣接する既存駐車車両の車種の情報(以下「周辺車種情報」という)と、駐車スペースから駐車場の出入口までの距離の情報(以下「出入口距離情報」という)とを取得する。周辺車種情報および出入口距離情報の取得方法は任意の方法でよい。周辺車種情報は、例えば、駐車スペースの既存駐車車両から車車間通信によって受信する方法や、車載カメラで撮像した駐車スペース周辺の画像を解析して既存駐車車両の車種を特定する方法によって取得できる。また、出入口距離情報は、例えば、駐車場出入口の緯度・経度の情報と各駐車スペースの緯度・経度の情報とを含む点群からなる駐車場配置地図を用いて算出できる。
優先度決定部8は、周辺車種情報および出入口距離情報のどちらを優先させるか、あるいはどちらの情報も加味しないか、を自車両の運転者に選択させ、その選択結果を示す優先信号を駐車スペース選択部6に入力する。優先信号は「0」、「1」、「2」の3値をとり、出入口距離情報が優先されるときは「1」、周辺車種情報が優先されるときは「2」、どちらの情報も加味しない場合は「0」になるものとする。以下、値が「1」の優先信号を「周辺車種優先信号」、値が「2」の優先信号を出入口距離優先信号という。
例えば、優先度決定部8から駐車スペース選択部6に周辺車種優先信号が入力された場合、駐車スペース選択部6は、周辺状況取得部7が取得した周辺車種情報を加味して、目標駐車スペースを選択する。具体的には、駐車スペース選択部6は、駐車スペースに隣接する既存駐車車両に、運転者が望まない特定の車種(例えば高級車など)が含まれているか否かを確認し、特定の車種の既存駐車車両に隣接する駐車スペースを、目標駐車スペースの候補から除外する。なお、運転者が望まない特定の車種は、予め運転者によって設定されているものとする。
例えば、図7の例において、自車両100から最も近い既存駐車車両101が特定の車種であった場合、駐車スペース選択部6は、駐車スペースPS3を候補から除外し、駐車スペースPS1および駐車スペースPS2のうちから、点数の高い駐車スペースPS1を目標駐車スペースとして選択する。
一方、優先度決定部8から駐車スペース選択部6に出入口距離優先信号が入力された場合、駐車スペース選択部6は、周辺状況取得部7が取得した出入口距離情報を加味して、目標駐車スペースを選択する。具体的には、各駐車スペースに、駐車に要する時間の評価基準(自車両から駐車スペースまでの距離、駐車スペースが面する車路の幅、駐車スペースの幅)に基づいて付与した点数に加えて、駐車場の出入口までの距離に基づく点数を付与して、その合計が最も高い駐車スペースを目標駐車スペースとして選択する。例えば、駐車場の出入口までの距離が近い駐車スペースほど、出車させる際の利便性が高いため、高い点数を付与する。
図9は、図7の例に駐車場の出入口の位置を追加したものである。すなわち、図9では、図7と同様に、DPS3<DPS2<DPS1、WP1>WP2=WP3、WPS1>WPS3>WP2の関係が成り立っている。よって、図10に示すように、自車両から駐車スペースまでの距離、駐車スペースが面する車路の幅、駐車スペースの幅を評価基準にした駐車スペースPS1,PS2,PS3の点数は、図8と同じである。
また図9の例では、駐車スペースPS1,PS2,PS3から駐車場の出入口までの距離DG1,DG2,DG3は、DG1<DG2<DG3の関係となっている。よって、駐車スペースPS1に5点、駐車スペースPS2に3点、駐車スペースPS3に1点が加えられる。その結果、図10のように、駐車スペースPS1の合計点数が最も高くなり、駐車スペース選択部6は、駐車スペースPS1を目標駐車スペースとして選択する。
図1へ戻り、自車両制御部9は、駐車スペース選択部6が選択した目標駐車スペースに、自車両を駐車させるように自車両の駐車支援制御を行う。駐車支援制御の方法は、任意の方法でよく、例えば特開2010−269707号公報に開示されたような公知技術を用いることができる。特開2010−269707号公報に開示の技術では、目標駐車スペースの位置および幅、ならびに目標駐車スペースが面する車路の幅に従って定義された駐車経路テーブルが予め用意されており、駐車経路テーブルに従って自車両の操舵量を制御して、自車両を目標駐車スペースに駐車させる。
以上のように、実施の形態1に係る駐車支援装置10によれば、複数の駐車スペースが検出された場合に、それらのうちから最も短時間で自車両を駐車可能と推定される駐車スペースが目標駐車スペースとして選択される。したがって、自車両の効率の良い駐車を実現することができる。
次に、実施の形態1に係る駐車支援装置10の動作を、図11のフローチャートに基づいて説明する。
駐車支援装置10が運転者から自車両の駐車支援を指示されると、駐車スペース検出部2が、自車両が走行中の車路に面した駐車スペースの探索を行う(ステップS101)。このとき、車路幅算出部3は、自車両が走行中の車路の幅を算出する(ステップS102)。駐車スペースが検出されない間は(ステップS103でNO)、ステップS101,S102が繰り返される。
駐車スペース検出部2が駐車スペースを検出されると(ステップS103でYES)、車路幅算出部3は、その駐車スペースが面する車路の幅を算出する(ステップS104)。このとき車路幅算出部3は、当該駐車スペースの検出期間に算出された車路幅の最小値を、当該駐車スペースの車路幅とみなす。また、駐車スペース幅算出部4は、検出された駐車スペースの幅を算出する(ステップS105)。なお、駐車スペース検出部2が駐車スペースを複数検出した場合、ステップS104,S105の処理は、複数の駐車スペースのそれぞれに対して行われる。
その後、駐車スペース選択部6が、検出された駐車スペースのうちから自車両を駐車させる目標駐車スペースを選択する処理である「目標駐車スペース選択処理」を行う(ステップS106)。目標駐車スペース選択処理の詳細は後述する。
駐車スペース選択部6によって目標駐車スペースが選択されると、自車両制御部9が、自車両を目標駐車スペースに駐車させるため駐車支援制御を開始する(ステップS107)。自車両の目標駐車スペースへの駐車が完了するまでの間は(ステップS108でNO)、自車両制御部9がステップS107を継続する。自車両の目標駐車スペースへの駐車が完了すると(ステップS108でYES)、駐車支援装置10は駐車支援の処理を終了する。
次に、目標駐車スペース選択処理(図11のステップS106)の詳細を、図12のフローチャートに基づいて説明する。
目標駐車スペース選択処理が開始すると、駐車スペース選択部6は、まず、優先度決定部8が出力する優先信号が出入口距離優先信号であるかどうか確認する(ステップS201)。優先信号が出入口距離優先信号であれば(ステップS201でYES)、駐車スペース選択部6は、周辺状況取得部7から、各駐車スペースから駐車場の出入口までの距離の情報を取得し、各駐車スペースにその距離に応じた点数を付与する(ステップS202)。
一方、優先信号が出入口距離優先信号でなければ(ステップS201でNO)、駐車スペース選択部6は、優先信号が周辺車種優先信号であるかどうか確認する(ステップS203)。優先信号が周辺車種優先信号であれば(ステップS203でYES)、駐車スペース選択部6は、周辺状況取得部7から、各駐車スペースに隣接する既存駐車車両の車種の情報を取得し、特定の車種の既存駐車車両が隣接する駐車スペースを、目標駐車スペースの候補から除外する。
なお、優先信号が出入口距離優先信号でも周辺車種優先信号でもない場合(ステップS203でNO)、すなわち優先信号が「0」の場合には、ステップS202およびステップS204のどちらも行われない。
その後、駐車スペース選択部6は、自車両から各駐車スペースまでの距離を算出し(ステップS205)、各駐車スペースにその距離に応じた点数を付与する(ステップS206)。続いて、駐車スペース選択部6は、各駐車スペースに、駐車スペース幅算出部4が算出した各駐車スペースの幅に応じた点数を付与する(ステップS207)。さらに、駐車スペース選択部6は、車路幅算出部3が算出した各駐車スペースが面する車路の幅に応じた点数を、各駐車スペースに付与する(ステップS208)。
そして、駐車スペース選択部6は、各駐車スペースに付与された点数を合計し、合計点数の最も高い駐車スペースが複数あるか否かを確認する(ステップS209)。最も高い駐車スペースが1つだけであれば、駐車スペース選択部6は、その駐車スペースを目標駐車スペースとして選択する(ステップS210)。
しかし、合計点数の最も高い駐車スペースが複数ある場合は、合計点数の最も高い複数の駐車スペースを目標駐車スペースの候補として自車両の運転者に提示し、運転者に選択を求め、それらのうちから運転者が選択したものを目標駐車スペースとして選択する(ステップS211)。
駐車スペース選択部6により目標駐車スペースが選択されると、目標駐車スペース選択処理は終了する。
図13および図14は、それぞれ駐車支援装置10のハードウェア構成の例を示す図である。図1に示した駐車支援装置10の構成要素の各機能は、例えば図13に示す処理回路50により実現される。すなわち、駐車支援装置10は、自車両の車体寸法データに基づいて、自車両が走行する車路に面した複数の駐車スペースを検出し、複数の駐車スペースのそれぞれに面した車路の幅を算出し、複数の駐車スペースのそれぞれの幅を算出し、自車両の位置を検出し、複数の駐車スペースのそれぞれに面した車路の幅、複数の駐車スペースのそれぞれの幅、および自車両の位置に基づいて、複数の駐車スペースのうちから最も短時間で自車両を駐車可能と推定される駐車スペースを目標駐車スペースとして選択し、目標駐車スペースに自車両を駐車させるように自車両の駐車支援制御を行うための処理回路50を備える。処理回路50は、専用のハードウェアであってもよいし、メモリに格納されたプログラムを実行するプロセッサ(中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSP(Digital Signal Processor)とも呼ばれる)を用いて構成されていてもよい。
処理回路50が専用のハードウェアである場合、処理回路50は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものなどが該当する。駐車支援装置10の構成要素の各々の機能が個別の処理回路で実現されてもよいし、それらの機能がまとめて一つの処理回路で実現されてもよい。
図14は、処理回路50がプログラムを実行するプロセッサ51を用いて構成されている場合における駐車支援装置10のハードウェア構成の例を示している。この場合、駐車支援装置10の構成要素の機能は、ソフトウェア等(ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせ)により実現される。ソフトウェア等はプログラムとして記述され、メモリ52に格納される。プロセッサ51は、メモリ52に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。すなわち、駐車支援装置10は、プロセッサ51により実行されるときに、自車両の車体寸法データに基づいて、自車両が走行する車路に面した複数の駐車スペースを検出する処理と、複数の駐車スペースのそれぞれに面した車路の幅を算出する処理と、複数の駐車スペースのそれぞれの幅を算出する処理と、自車両の位置を検出する処理と、複数の駐車スペースのそれぞれに面した車路の幅、複数の駐車スペースのそれぞれの幅、および自車両の位置に基づいて、複数の駐車スペースのうちから最も短時間で自車両を駐車可能と推定される駐車スペースを目標駐車スペースとして選択する処理と、目標駐車スペースに自車両を駐車させるように自車両の駐車支援制御を行う処理と、が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ52を備える。換言すれば、このプログラムは、駐車支援装置10の構成要素の動作の手順や方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。
ここで、メモリ52は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリー、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、HDD(Hard Disk Drive)、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disc)およびそのドライブ装置等、または、今後使用されるあらゆる記憶媒体であってもよい。
以上、駐車支援装置10の構成要素の機能が、ハードウェアおよびソフトウェア等のいずれか一方で実現される構成について説明した。しかしこれに限ったものではなく、駐車支援装置10の一部の構成要素を専用のハードウェアで実現し、別の一部の構成要素をソフトウェア等で実現する構成であってもよい。例えば、一部の構成要素については専用のハードウェアとしての処理回路50でその機能を実現し、他の一部の構成要素についてはプロセッサ51としての処理回路50がメモリ52に格納されたプログラムを読み出して実行することによってその機能を実現することが可能である。
以上のように、駐車支援装置10は、ハードウェア、ソフトウェア等、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
<実施の形態2>
実施の形態1では、駐車スペース選択部6が、複数の駐車スペースのうち最も短時間で自車両を駐車可能と推定される駐車スペースを目標駐車スペースとして選択する構成としたが、実施の形態2では、駐車スペース選択部6が、自車両を最も少ない切り返し回数で駐車可能な駐車スペースを目標駐車スペースとして選択する。
自車両を最も少ない切り返し回数で駐車可能な駐車スペースの推定は、車路幅算出部3が算出した駐車スペースが面する車路の幅と、駐車スペース幅算出部4が算出した駐車スペースの幅と、自車両位置検出部5が出力する自車両の位置とに基づいて行われる。
例えば、駐車スペースが面する車路の幅が狭い場合、必要となる切り返しの回数は増加する。そこで、駐車スペース選択部6は、各駐車スペースが面する車路の幅が予め定められた閾値以上か否かを確認し、もし幅が閾値以上の車路に面した駐車スペースが無ければ、適切な駐車スペースが無いと判断して、目標駐車スペースの選択を行わない。これは、非常に狭い車路に面した駐車スペースしか存在しない場合、どの駐車スペースが目標駐車スペースとして選択されても、切り返し回数が多くなりユーザに煩わしさを感じさせてしまうからである。なお、車路幅の閾値は、一定回数の切り返しで駐車可能な車路幅を予めシミュレーション等で算出して決定される。
また、駐車スペース選択部6は、幅が閾値以上の車路に面した駐車スペースのそれぞれに対し、駐車スペースの幅および自車両の位置に基づく点数を付与し、その合計点数から、最も少ない切り返し回数で自車両を駐車可能な駐車スペースを推定する。例えば、自車両からの距離が遠い駐車スペースほど、自車両が駐車スペースに到達するまでに自車両の姿勢を整えやすく、切り返し回数を少なくできるため、高い点数を付与する。また、駐車スペースの幅が広いほど、自車両を容易に侵入させることができ、切り返し回数を少なくできるため、高い点数を付与する。
そして、駐車スペース選択部6は、付与された点数の合計が最も高い駐車スペースを、自車両を最も少ない切り返し回数で駐車可能な駐車スペースと推定し、その駐車スペースを目標駐車スペースとして選択する。
実施の形態2に係る駐車支援装置10の基本的な動作は、実施の形態1で示した図11と同様である。ただし、ステップS106で行われる目標駐車スペース選択処理が、実施の形態1とは異なる。
実施の形態2における目標駐車スペース選択処理のフローチャートを図15に示す。図15のフローは、図12のフローに対し、ステップS301,S302,S303を追加し、ステップS208を削除したものである。
実施の形態2の目標駐車スペース選択処理では、まず、駐車スペース選択部6が、幅が予め定められた閾値以上の車路に面する駐車スペースが存在するか否かを確認する(ステップS301)。
幅が閾値以上の車路に面する駐車スペースが存在しない場合(ステップS301でNO)、駐車支援装置10は、適切な駐車スペースが無いと判断して(ステップS302)、目標駐車スペースの選択を行わずに図15のフローを終了する。なお、この場合、駐車支援装置10は、運転者に適切な駐車スペースが無い旨を通知し、自車両の駐車支援制御(図11のステップS107,S108)を行うことなく、駐車支援の動作を終了する。
幅が閾値以上の車路に面する駐車スペースが存在する場合は、幅が閾値よりも小さい駐車スペースを目標駐車スペースの候補から除外して(ステップS303)、ステップS201へと遷移する。
その後の動作は、ステップS208が無いことを除いて、基本的に実施の形態1の目標駐車スペース選択処理(図11)と同様である。ただし、ステップS206,S207では、少ない切り返し回数で駐車可能な条件を持つ駐車スペースほど、高い点数が付与される。
以上のように、実施の形態2に係る駐車支援装置10によれば、複数の駐車スペースが検出された場合に、それらのうちから最も少ない切り返し回数で自車両を駐車可能と推定される駐車スペースが目標駐車スペースとして選択される。したがって、自車両の効率の良い駐車を実現することができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
1 車体寸法データ記憶部、2 駐車スペース検出部、3 車路幅算出部、4 駐車スペース幅算出部、5 自車両位置検出部、6 駐車スペース選択部、7 周辺状況取得部、8 優先度決定部、9 自車両制御部、10 駐車支援装置、50 処理回路、51 プロセッサ、52 メモリ、100 自車両、101 既存駐車車両、102 超音波センサ、103 壁。

Claims (12)

  1. 自車両の車体寸法データが記憶された車体寸法データ記憶部と、
    前記車体寸法データに基づいて、前記自車両が走行する車路に面した複数の駐車スペースを検出する駐車スペース検出部と、
    前記複数の駐車スペースのそれぞれに面した前記車路の幅を算出する車路幅算出部と、
    前記複数の駐車スペースのそれぞれの幅を算出する駐車スペース幅算出部と、
    前記自車両の位置を検出する自車両位置検出部と、
    前記複数の駐車スペースのそれぞれに面した前記車路の幅、前記複数の駐車スペースのそれぞれの幅、および前記自車両の位置に基づいて、前記複数の駐車スペースのうちから最も短時間で前記自車両を駐車可能と推定される駐車スペースを目標駐車スペースとして選択する駐車スペース選択部と、
    前記目標駐車スペースに前記自車両を駐車させるように前記自車両の駐車支援制御を行う自車両制御部と、
    を備える駐車支援装置。
  2. 自車両の車体寸法データが記憶された車体寸法データ記憶部と、
    前記車体寸法データに基づいて、前記自車両が走行する車路に面した複数の駐車スペースを検出する駐車スペース検出部と、
    前記複数の駐車スペースのそれぞれに面した前記車路の幅を算出する車路幅算出部と、
    前記複数の駐車スペースのそれぞれの幅を算出する駐車スペース幅算出部と、
    前記自車両の位置を検出する自車両位置検出部と、
    前記複数の駐車スペースのそれぞれに面した前記車路の幅、前記複数の駐車スペースのそれぞれの幅、および前記自車両の位置に基づいて、前記複数の駐車スペースのうちから最も少ない切り返し回数で前記自車両を駐車可能と推定される駐車スペースを目標駐車スペースとして選択する駐車スペース選択部と、
    前記目標駐車スペースに前記自車両を駐車させるように前記自車両の駐車支援制御を行う自車両制御部と、
    を備える駐車支援装置。
  3. 前記複数の駐車スペースのそれぞれの周辺状況を取得する周辺状況取得部と、
    前記駐車スペース選択部は、前記複数の駐車スペースのそれぞれの周辺状況を加味して、前記目標駐車スペースを選択する、
    請求項1または請求項2に記載の駐車支援装置。
  4. 前記周辺状況取得部が検出する周辺状況は、前記複数の駐車スペースのそれぞれに隣接する既存駐車車両の車種である、
    請求項3に記載の駐車支援装置。
  5. 前記周辺状況取得部が検出する周辺状況は、前記複数の駐車スペースのそれぞれと駐車場の出入口までの距離である、
    請求項3に記載の駐車支援装置。
  6. 前記複数の駐車スペースのそれぞれに隣接する既存駐車車両の車種、ならびに、前記複数の駐車スペースのそれぞれと駐車場の出入口までの距離を検出する周辺状況取得部と、
    前記複数の駐車スペースのそれぞれに隣接する既存駐車車両の車種と、前記複数の駐車スペースのそれぞれと駐車場の出入口までの距離との優先関係をユーザの指示に従って決定する優先度決定部と、
    をさらに備え、
    前記駐車スペース選択部は、前記複数の駐車スペースのそれぞれに隣接する既存駐車車両の車種と、前記複数の駐車スペースのそれぞれと駐車場の出入口までの距離とのうち優先度の高い方を加味して、前記目標駐車スペースを選択する、
    請求項1または請求項2に記載の駐車支援装置。
  7. 駐車支援装置における駐車支援方法であって、
    前記駐車支援装置の駐車スペース検出部が、自車両の車体寸法データに基づいて、前記自車両が走行する車路に面した複数の駐車スペースを検出し、
    前記駐車支援装置の車路幅算出部が、前記複数の駐車スペースのそれぞれに面した前記車路の幅を算出し、
    前記駐車支援装置の駐車スペース幅算出部が、前記複数の駐車スペースのそれぞれの幅を算出し、
    前記駐車支援装置の自車両位置検出部が、前記自車両の位置を検出し、
    前記駐車支援装置の駐車スペース選択部が、前記複数の駐車スペースのそれぞれに面した前記車路の幅、前記複数の駐車スペースのそれぞれの幅、および前記自車両の位置に基づいて、前記複数の駐車スペースのうちから最も短時間で前記自車両を駐車可能と推定される駐車スペースを目標駐車スペースとして選択し、
    前記駐車支援装置の自車両制御部が、前記目標駐車スペースに前記自車両を駐車させるように前記自車両の駐車支援制御を行う、
    駐車支援方法。
  8. 駐車支援装置における駐車支援方法であって、
    前記駐車支援装置の駐車スペース検出部が、自車両の車体寸法データに基づいて、前記自車両が走行する車路に面した複数の駐車スペースを検出し、
    前記駐車支援装置の車路幅算出部が、前記複数の駐車スペースのそれぞれに面した前記車路の幅を算出し、
    前記駐車支援装置の駐車スペース幅算出部が、前記複数の駐車スペースのそれぞれの幅を算出し、
    前記駐車支援装置の自車両位置検出部が、前記自車両の位置を検出し、
    前記駐車支援装置の駐車スペース選択部が、前記複数の駐車スペースのそれぞれに面した前記車路の幅、前記複数の駐車スペースのそれぞれの幅、および前記自車両の位置に基づいて、前記複数の駐車スペースのうちから最も少ない切り返し回数で前記自車両を駐車可能と推定される駐車スペースを目標駐車スペースとして選択し、
    前記駐車支援装置の自車両制御部が、前記目標駐車スペースに前記自車両を駐車させるように前記自車両の駐車支援制御を行う、
    駐車支援方法。
  9. 前記駐車支援装置の周辺状況取得部が、前記複数の駐車スペースのそれぞれの周辺状況を取得し、
    前記駐車スペース選択部が、前記複数の駐車スペースのそれぞれの周辺状況を加味して、前記目標駐車スペースを選択する、
    請求項7または請求項8に記載の駐車支援方法。
  10. 前記周辺状況取得部が検出する周辺状況は、前記複数の駐車スペースのそれぞれに隣接する既存駐車車両の車種である、
    請求項9に記載の駐車支援方法。
  11. 前記周辺状況取得部が検出する周辺状況は、前記複数の駐車スペースのそれぞれと駐車場の出入口までの距離である、
    請求項9に記載の駐車支援方法。
  12. 前記駐車支援装置の周辺状況取得部が、前記複数の駐車スペースのそれぞれに隣接する既存駐車車両の車種、ならびに、前記複数の駐車スペースのそれぞれと駐車場の出入口までの距離を検出し、
    前記駐車支援装置の優先度決定部が、前記複数の駐車スペースのそれぞれに隣接する既存駐車車両の車種と、前記複数の駐車スペースのそれぞれと駐車場の出入口までの距離との優先関係をユーザの指示に従って決定し、
    前記駐車スペース選択部は、前記複数の駐車スペースのそれぞれに隣接する既存駐車車両の車種と、前記複数の駐車スペースのそれぞれと駐車場の出入口までの距離とのうち優先度の高い方を加味して、前記目標駐車スペースを選択する、
    請求項7または請求項8に記載の駐車支援方法。
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