JP6472623B2 - 段積集積装置 - Google Patents

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Description

本発明は、段積集積装置に関するものである。
従来から例えば上流側の装置から順次搬送されてくる製品を、所定個数ずつ段積集積した後、下流側の装置に向けて搬出する段積集積装置が知られている(特許文献1等参照)。この種の段積集積装置は、例えば、搬送供給された製品を受け入れて所定個数を集積状態で搬送する複数の平板状の集積部を備えるとともに、駆動機構により集積部を上下方向に間欠的に循環移動する集積コンベアを備えている。そして集積コンベアは、左右に配置し、左右の集積コンベアの集積部にて、製品の両サイドから支持するようになっている。
特許第2754132号
処理対象の製品の寸法形状は各種のものがある。そこで、例えば横幅の異なる寸法形状の製品に対し、同一の段積集積装置で対応しようとした場合、例えば、左右に設けた集積コンベアの少なくとも一方を左右方向に移動可能にし、左右一対の集積コンベアの間隔を変更可能にすることができる。すなわち、互いの集積部の先端が近接した状態における両集積コンベアの間隔が対応可能な製品の横幅の最小寸法となり、そこから離反して互いの集積部の先端同士の間隔が離れていく分、対応可能な製品の横幅の寸法も長くなる。
しかしながら、従来の装置では、横幅が異なる寸法形状の製品に対応可能な範囲が狭い。すなわち、例えば、互いの集積部の先端が近接した状態における集積コンベアの間隔(各集積部の奥側から先端までの長さの合計)よりも製品の横幅が小さくなると、複数の製品を集積部上で綺麗に集積できず、また、上下方向に移動する際に崩れるおそれがある。特に、間欠駆動するため、移動時に崩れるおそれが高くなる。そのため、上述したように、互いの集積部の先端が近接した状態における両集積コンベアの間隔が対応可能な製品の横幅の最小寸法となる。そのため、例えば、横幅の小さい製品に対応するためには、集積部の奥側から先端までの長さが短いものとなる。
一方、そのように長さの短い集積部を用いた場合、元々製品に接触する面積が小さい。そのため、例えば、係る装置を用いて横幅の大きい製品に対応すべく、左右の集積コンベアの間隔を広げていき、互いの集積部の先端同士が離れていくと、製品の全幅に対する集積部が接触して支持する割合が小さくなる。その結果、製品の中央の集積部が非接触の領域が増え、製品をしっかりと支持できず、安定性が悪くなり、特に間欠的に上下方向に移動する際に集積した製品が崩れるおそれがある。従って、横幅のある製品に対応するのが困難となる。
特に、製品が壊れやすい物品の場合、集積部が非接触の部分が多くなると、係る物品を安定して保持することができず、例えば間欠的に上下方向に移動する際に物品が破損するおそれがある。
一方、横幅の大きい製品に対しても対応できるようにするためには、集積部の奥側から先端までの長さが長いものを用いる必要がある。すると、上述したように横幅の小さい製品に対応できなくなるという。従って従来の装置では、横幅の小さい製品から大きい製品まで対応することができないという課題がある。
上述した課題を解決するために、本発明の段積集積装置は、(1)上下方向に間欠的に循環移動する複数の第一バケットを備えた第一バケットユニットと、上下方向に間欠的に循環移動する複数の第二バケットを備えた第二バケットユニットと、を備え、前記第一バケットユニットと前記第二バケットユニットを対向配置し、対応する前記第一バケットと前記第二バケットが同一高さを維持しながら同期して上下方向に移動するように制御されるようにした。そして、流側から搬送されてきた製品を、前記対向配置した前記第一バケットユニットと前記第二バケットユニットとの間に搬入し、同一高さの前記第一バケットと前記第二バケットの上に跨がるように前記製品を複数集積し、その集積した状態で前記第一バケットと前記第二バケットを上下方向に移動し、排出口に至った前記集積された製品を下流側の装置に向けて排出する第一使用形態と、前記第二バケットユニットに対し、前記第二バケットと前記第一バケットの間に位置するように着脱自在にガイド部材を取付け、前記上流側から搬送されてきた前記製品を前記ガイド部材と前記第一バケットユニットとの間に搬入して前記第一バケット上に前記製品を複数集積し、その集積した状態で前記第一バケットを上下方向に移動し、前記排出口に至った前記集積された製品を下流側の装置に向けて排出する第二使用形態と、を利用可能とした。
本発明によれば、例えば製品の横幅が第一バケットの奥側から先端までの長さよりも十分に大きい場合、本装置を第一使用形態により動作させる。すると、製品は第一バケットと第二バケットに跨がるように供給され、当該第一バケットと第二バケットの上に所定数集積し、排出する。一方、製品の横幅が第一バケットの奥側から先端までの長さ程度の場合、本装置を第二使用形態により動作させる。すると、製品は第一バケットの上のみに集積される。よって、第一バケットで製品の多くの領域を支持することができる。さらに、第一バケットと第二バケットの間にガイド部材が位置されるので、第一バケット上に位置する製品の側面はガイド部材に案内される。よって、横ずれすることなく安定して集積・移動させることができる。このように第一使用形態と第二使用形態を適宜利用することで、第一バケットの長さ程度の横幅の製品から、第一バケットユニットと第二バケットユニットの間隔に対応する横幅の製品まで、幅広い寸法の製品に対応できる。
(2)前記第一バケットの上面に、前記排出する方向と平行に凹溝を設け、前記排出口に至った前記製品を押し出すプッシャーの下端が、前記凹溝内を通過するように構成するとよい。このようにすると、例えば第二使用形態で動作させている場合、製品は第一バケット上のみに載っているが、プッシャーが凹溝内を通過するため集積された製品の下端までしっかりと接触し押し出すことができるので良い。
(3)前記ガイド部材は、前記製品が搬入される位置から前記排出口まで連続して配置されるようにするとよい。このようにすると、搬入から搬出まで上下方向に移動する間、集積された製品をガイドすることができるので良い。
(4)前記第二バケットユニットは、前記第一バケットユニットに対して接近離反移動可能に配置されるようにするといよ。このようにすると、製品の横幅の寸法形状が変わっても、横ずれを抑止することができるので良い。
本発明によれば、例えば第一バケットの奥側から先端までの長さに対応する小さい横幅の寸法形状からなる製品から、第一バケットと第二バケットに跨がって支持するような大きい横幅の寸法形状からなる製品まで、安定して集積し、移動することができる。
本発明に係る段積集積装置の好適な一実施形態を示す平面図である。 その正面図である。 その拡大側面図である。 (a)はその一部を拡大した側面図であり、(b)は第一バケットを示す図である。 集積バケットユニット10を示す一部図示を省略した正面図である。 その平面図である。 その左側面図である(製品1の搬入側から見た図)。 その右側面図である(製品1の搬出側から見た図)。 集積バケットユニット10を示す一部図示を省略した正面図である。 その平面図である。 (a)はその右側面図であり(製品1の搬出側から見た図)、(b)は着脱ガイドを示す図である。
以下、本発明の一実施形態について図面に基づき、詳細に説明する。なお、本発明は、これに限定されて解釈されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づいて、種々の変更、修正、改良を加え得るものである。
図1〜図3は、本発明に係る段積集積装置の好適な一実施形態を示している。この段積集積装置は、上流側の装置から順次搬出されてくる製品1を搬送する搬送装置2と、その搬送装置2から供給される製品1を所定個数(例えば、3個)ずつ段積した状態で下降移動し搬出する集積装置本体3と、その集積装置本体3から搬出される複数個の製品が積み重なった製品群を下流側の装置に搬送・供給する搬出コンベア4を備える。上流側の装置は、例えばピロー包装機である。これに伴い、本実施形態における処理対象の製品1は、被包装物1aを収納したピロー包装体である。被包装物1aは、例えばパイ等の比較的崩れたり、破損したりしやすい脆弱な物品である。また、被包装物1aの外形状は、略板状としている。さらに、ここでは、平面が円形としているが、矩形状その他任意の形状をとれる。
搬送装置2は、進行方向前方に行くに従って徐々に上昇させる傾斜コンベア5と、傾斜コンベア5の搬出側に配置したリジェクトコンベア6と、リジェクトコンベア6の搬出側に配置した受け取りコンベア7とを備える。
傾斜コンベア5は、製品1を、その製品1の両側に形成されるトップシール部1bが前後に位置する姿勢で搬送する。リジェクトコンベア6は、通常動作時では搬送面が水平状態を保持し、例えば製品1が不良品等の廃棄対象のものがあると、搬送面が進行方向前方に下降傾斜状に遷移する。これにより、当該製品1は搬送面に沿って下降移動し、次段の受け取りコンベア7に移行すること無く排出される。係る搬送面の遷移は、シリンダ8の駆動を受けて行う。
受け取りコンベア7は、搬送面が上流側端を回転中心として所定角度正逆回転し、搬送面の下流側端を昇降移動する。この昇降移動に伴い、受け取りコンベア7から搬出される製品1の搬出高さが変わる。すなわち、ある製品1を搬出後、次の製品1を搬出する前に受け取りコンベア7の下流側端を製品1の高さに応じた一段階上昇させる。その状態で製品1を搬出させると、前回製品1を搬出した位置よりも高い位置から製品1が搬出される。よって、例えば前回搬出し、集積装置本体3上に置かれた製品1の高さ位置が変わらないとすると、係る前回搬出した製品1の上に、今回搬出する製品1が乗り、段積集積される。そして、係る昇降移動は、例えば駆動モータ9aの回転出力をリンク機構9bにより往復移動に変換した力を利用する。
集積装置本体3は、受け取りコンベア7から搬出される製品1を受け取り、受け取った製品を下降移動するためのバケットを備えた集積バケットユニット10と、その集積バケットユニット10を駆動するための駆動ユニット14を備える。集積バケットユニット10は、受け取りコンベア7から搬出され、供給されてくる製品1の搬入方向の左右両側にそれぞれ配置された第一バケットユニット11と,第二バケットユニット12を備え、供給されてくる製品1を集積バケットユニット10のバケットで支持する。第一バケットユニット11は、上下方向に間欠的に循環移動する複数の第一バケット36を備え、第二バケットユニット12は、上下方向に間欠的に循環移動する複数の第二バケット56を備える。そして、それら各ユニットの具体的な構成は、一部要素を取り外した状態で拡大して示す図4以降の各図のようになっている。
第一バケットユニット11は、機枠15の上面に固定設置される。一方、第二バケットユニット12は、機枠15上に製品1の搬入方向と直交方向に移動可能に配置される。すなわち、機枠15の上面に、製品1の搬入方向と直交方向に沿うように二本のガイドレール16を所定の間隔を置いて平行に配置する。一方、第二バケットユニット12の底面には、スライダ17が取り付けられ、そのスライダ17をガイドレール16に移動自在に装着する。これにより、第二バケットユニット12は、ガイドレール16に沿って移動可能となる。さらに、一対のガイドレール16の間には、雄ネジのネジ軸18が配置される。このネジ軸18の両端は、機枠15上に設置された固定軸受け部21に回転自在に連係して支持され、ネジ軸18の中間部位では移動軸受け部20が装着される。移動軸受け部20は、貫通孔内にネジ軸18と噛み合う雌ネジが形成され、ネジ軸18が正逆回転すると、それに伴いネジ軸18に沿って往復移動する。そして、ネジ軸18の一端にはハンドル19が連結される。また移動軸受け部20は、第二バケットユニット12の底面に固定される。これにより、ハンドル19を正逆回転すると、第二バケットユニット12がネジ軸18に沿って往復移動し、第一バケットユニット11に対して接近離反する。そして、処理対象の製品1の幅に合わせて、第一バケットユニット11と第二バケットユニット12の間隔を調整する。
第一バケットユニット11は、矩形状の枠体23の内部に所定の機構を組み込んで構成される。枠体23は、搬入方向と平行な両側面が開口している。枠体23の内部の上方所定位置には、搬入方向と平行に延びる回転軸26を枠体23の側壁に軸受け支持するように配置し、その回転軸26に2個のスプロケット24を搬入方向にそって前後に所定の間隔を置いて連結する。同様に内部の下方所定位置に搬入方向と平行に延びる回転軸27を枠体23の側壁に軸受け支持するように配置し、その回転軸27に2個のスプロケット25を搬入方向にそって前後に2個配置する。上下に対となるスプロケット24,25同士にエンドレスチェーン34を掛け渡す。これにより、枠体23の内部には、平行な垂直平面内で回転する2本のエンドレスチェーン34が実装される。この2本のエンドレスチェーン34間に掛け渡すようにして、複数の平板状のプレート35をエンドレスチェーン34の回転方向に沿って連結する。そして、所定のプレート35の外面側には、外方に向けて突出するように第一バケット36を設ける。第一バケット36は、板状を基本構成としている。そして、この板状の部分がエンドレスチェーン34の接線と直交する外方向に延びるように配置される。これにより、複数の第一バケット36は、エンドレスチェーン34の周りに放射状に配置されることになり、エンドレスチェーン34が上下方向に移動する区間では、各第一バケット36は、水平状態の姿勢を保持しながら昇降移動する。
さらに、第一バケット36は、具体的には図4(b)に示すように、第一要素板36aと第二要素板36bを連結板36cで連結した形態をとる。第一要素板36aと第二要素板36bの間には、凹溝36dが形成される。また、本実施形態では、プレート35と第一要素板36aと第二要素板36bは、樹脂で形成し、連結板36cは金属板で形成したが、材料は任意であり、各種のものを用いることができる。また、例えば第一要素板36aとプレート35は一つの部品として形成し、その一つの部品に連結板36cを介して第二要素板36bを取り付けるようにしても良い。また、本実施形態では、連結板36cと第一要素板36a並びに第二要素板36bの連結はボルト36eを用いて締結するようにしたが、このように複数の部品を連結するのでなく、単一部材で構成しても良い。また、凹溝36dは、必ずしも構成しなくても良い。
枠体23の下方に設けた回転軸27の一端は、枠体23の側壁から外側に所定長さ突出させ、その突出させた一端にプーリ28を取り付ける。このプーリ28は、ベルト29,プーリ30,歯車31,回転軸32その他の動力伝達機構を介して駆動ユニット14に連係される。これにより、駆動ユニット14からの駆動力が、スプロケット25に伝達され、エンドレスチェーン34ひいては第一バケット36が公転移動する。
一方、第二バケットユニット12も、概略構成は上述した第一バケットユニット11と同様である。すなわち、第二バケットユニット12は、矩形状の枠体43の内部に所定の機構を組み込んで構成される。枠体43は、搬入方向と平行な両側面が開口している。枠体43の内部の上方所定位置には、搬入方向と平行に延びる回転軸46を枠体43の側壁に軸受け支持するように配置し、その回転軸46に2個のスプロケット44を搬入方向に沿って前後に所定の間隔を置いて連結する。同様に内部の下方所定位置に搬入方向と平行に延びる回転軸47を枠体43の側壁に軸受け支持するように配置し、その回転軸47に2個のスプロケット45を搬入方向に沿って前後に2個配置する。上下に対となるスプロケット44,45同士にエンドレスチェーン54を掛け渡す。これにより、枠体43の内部には、平行な垂直平面内で回転する2本のエンドレスチェーン54が実装される。この2本のエンドレスチェーン54間に掛け渡すようにして、複数の平板状のプレート55をエンドレスチェーン54の回転方向に沿って連結する。そして、所定のプレート55の外面側には、外方に向けて突出するように第二バケット56を設ける。第二バケット56は、板状を基本構成としている。そして、この板状の部分がエンドレスチェーン54の接線と直交する外方向に延びるように配置される。これにより、複数の第二バケット56は、エンドレスチェーン54の周りに放射状に配置されることになり、エンドレスチェーン54が上下方向に移動する区間では、各第二バケット56は、水平状態の姿勢を保持しながら昇降移動する。なお、第二バケット56は、第一バケット36のように凹溝を設けることなく一枚の平板状で構成している。
また、枠体43の下方に設けた回転軸47の一端は、枠体43の側壁から外側に所定長さ突出させ、その突出させた一端にプーリ48を取り付ける。このプーリ48は、ベルト49,プーリ50,歯車51,回転軸32その他の動力伝達機構を介して駆動ユニット14に連係される。これにより、駆動ユニット14からの駆動力が、スプロケット45に伝達され、エンドレスチェーン54ひいては第二バケット56が公転移動する。
このように、第一バケットユニット11と第二バケットユニット12は、同じ駆動ユニット14からの出力を受け、同一タイミングで回転/停止する。そして、第一バケットユニット11と第二バケットユニット12の対向側に位置する第一バケット36と第二バケット56は、同じ高さ位置を維持しながら下降移動する。これにより、バケット上に供給され積み重ねられた製品1は、バケットとともに下降移動する。
さらに、この第一バケットユニット11と第二バケットユニット12は、タイミングを合わせて間欠駆動する。すなわち、第一バケット36,第二バケット56を一時停止させている際に、上方の搬入口に位置する第一バケット36,第二バケット56の上に所定数の製品1を集積させ、その後、駆動を再開して集積した製品1を下降移動させる処理を繰り返し行う。そして、後述するように、上記の一時停止させ、搬入・集積処理をしている際に、下方の搬出口に位置している第一バケット36,第二バケット56上の製品1を搬出する。
また、第一バケットユニット11の枠体23の製品搬入方向の奥側に位置する側壁には、連結アーム57を介してストッパー板58が連結される。同様に、第二バケットユニット12の枠体43の製品搬入方向の奥側に位置する側壁には、連結アーム57を介してストッパー板58が連結される。これら連結アーム57は、ともに対向する相手側のバケットユニットに向けて突出している。これにより、各ストッパー板58は、第一バケットユニット11と第二バケットユニット12の対向する空間内で、第一バケット36,第二バケット56の搬入方向前方奥側に位置する。よって、製品1が受け取りコンベア7から勢いよく搬入されてきたとしても、製品1はストッパー板58に接触し、それ以上の前進が抑止される。その結果、第一バケット36,第二バケット56上に製品1が乗り移り、製品1は左右両側から支持される。さらに、本実施形態では、受け取りコンベア7から搬出され、供給される複数の製品1をバケット上に積み重ねるため、二個目以降の製品1の供給時には、既に供給された製品1の上を移動しながら搬入される。このとき、既に供給されバケット上にのっている製品1も搬入方向前方への付勢力を受け、移動しようとするが、ストッパー板58によりその前進が抑止される。これにより、二個目以降の製品1が、既に供給された製品1の上に重なり、バケット上に集積される。
また、ストッパー板58は、第二バケットユニット12の枠体43に連結されているため、第二バケットユニット12の移動に伴い一体となって移動する。よって、製品1の横幅寸法の長短にかかわらず、一対のストッパー板58は製品1に接触可能となる。
さらにストッパー板58は、製品1の搬入口の奥側から下方に延びるように配置される。これにより、上方の搬入口にて第一バケット36,第二バケット56上に段積集積された製品1が下降移動する際、ストッパー板58が落下防止用のガイドとしても機能する。
さらに本実施形態では、集積バケットユニット10の下方所定位置には、排出装置が配置される。この排出装置は、排出口に至った第一バケット36と第二バケット56の上に載せられている製品1を前方に押し出すプッシャー及び当該プッシャーを往復動作させる駆動機構と、そのプッシャーで押し出された製品1を搬出コンベア4に導く搬送路60,61等とを備える。搬送路60,61は、それぞれ例えば、第一バケットユニット11の枠体23や第二バケットユニット12の枠体43に連結すると良い。このようにすると、例えば処理対象の製品1の変更に伴い第二バケットユニット12を左右方向に移動させた場合、それに伴い第二バケットユニット12に接続した搬送路61も左右に移動する。これにより、左右の搬送路60,61は、製品1の搬出方向両側を受け、安定して搬送することができるので良い。そして、その搬送路61の位置の調整は、第二バケットユニット12の移動により一緒に行われるため、別途の調整作業がないので良い。
そして、第一バケット36と第二バケット56の対向する先端同士は離れており、その先端間に所定の空間が形成される。そこで、プッシャーは、係る空間内に入り込んだ状態で往復移動する。さらに、プッシャーは、搬送路60,61間の空間内にも進入し、搬送路60上に位置する製品1も所定量搬送する。また、プッシャーの下端は、第一バケット36,第二バケット56の上面や搬送路60,61の上面よりも下方に位置するように設定している。このようにすることで、プッシャーを集積した複数の製品1の高さ方向の全体に渡り接触することができ、確実に押し出すことができる。
上述したように、本実施形態では、左右に配置された第一バケットユニット11の第一バケット36と、第二バケットユニット12の第二バケット56により、複数個を重ねた状態の製品1を左右両側から支持し、下降移動することで、段積・集積を行う。そして、処理対象の製品1の横幅寸法が変わった場合、その変量が小さい場合、第二バケットユニット12を移動することで対応する。これが本装置の第一使用形態である。
一方、この第一使用形態において例えば第二バケットユニット12を最も第一バケットユニット11に接近させた状態における両者間距離に比べ、製品1の横幅が極端に小さい場合、係る接近させた状態であっても、製品1は、第一バケット36と第二バケット56上で横方向にずれてしまい、綺麗に集積した状態で下降移動できないおれがある。係る場合、以下に説明する第二使用形態で対応することができる。
図9〜図11は、第二使用形態を示している。図に示すように、第二使用形態を実行する場合、第二バケットユニット12側に着脱ガイド70を装着する。より具体的には、第二バケットユニット12の枠体43の天面に、第一バケットユニット11側に突出するように連結プレート71を接続し、その連結プレート71に着脱ガイド70をネジ72にて連結・固定する。着脱ガイド70は、略板状の本体部分70aを有し、本体部分70aが下方に延びるように配置する。さらに、着脱ガイド70の本体部分70aは、第二バケット56を覆う位置に配置され、少なくとも集積バケットユニット10の製品1の搬入口から排出口までの区間に位置するように配置される。
これにより、着脱ガイド70の本体部分70aは、第一バケット36の先端に近接する。第二使用形態では、係る状態で動作させる。つまり、受け取りコンベア7から搬出されてくる製品1は、第一バケット36のみで受ける。そして、第一バケット36の下降移動に伴い下降する第一バケット36上の製品1は、プレート55と着脱ガイド70の本体部分70aにより水平方向の移動が規制され、安定した状態で下降移動できる。
さらに、本実施形態では、第一バケットユニット11側の搬送路60の搬送面には、製品1の搬出方向に沿って延びるように凹溝60aが形成されている。この凹溝60aは、排出口に至った第一バケット36の凹溝36dに対向する位置に設けられる。そして、プッシャーは、例えば第一バケット36に設けた凹溝36dに対向する位置に配置され、そのプッシャーの下端が凹溝36d内に入り込んだ状態で往復移動する。このようにすることで、プッシャーを集積した複数の製品1の高さ方向の全体に渡り接触することができ、確実に押し出すことができる。さらに、プッシャーは、搬送路60の凹溝60a内も移動し、搬送路60上に位置する製品1も所定量搬送する。
また、第二バケットユニット12側の搬送路61の上面の先端61aは、一段低くなっている。一方、図11(b)に示すように、着脱ガイド70の本体部分70aの下端は、製品1の搬出方向に突出するガイド部70bが形成されている。そして、このガイド部70bが、第二バケットユニット12側の搬送路61の先端61aの低くなった部分に入り込んだ状態にセットする。これにより、搬出された製品1は、ガイド部70bにより横ずれを抑止され、複数積み重なった状態で安定して搬出される。なお、このガイド部70bは設けなくても良い。
このように第一使用形態と第二使用形態を適宜切り換えることで、段積集積できる製品の横幅が、第一バケット36のみで支持する短いものから、第一バケット36と第二バケット56にて両方から支えて支持する長いものまでの広い範囲となる。
また、本実施形態では、着脱ガイド70の枠体43に対する相対的な取付位置を変更可能としている。すなわち、連結プレート71の枠体43への取付面に長穴71aを設け、枠体43に対する取付位置を長穴に71aに沿った方向に変更可能としている。
また、第二使用形態での利用は、製品1の横幅が第一バケット36の奥側から先端までの長さと必ずしも等しい必要はなく、例えば多少横幅の方が長く、集積した状態で第一バケット36の先端より外側に突出していたとしてもよい。この場合、第二バケットユニット12の位置を移動したり、着脱ガイド70の取付位置を調整したりすることで、着脱ガイド70の本体部分70aが、第一バケット36から突出する製品1の側面に接触するようにすると良い。
なお、着脱ガイド70は、上述した実施形態では、搬入口から搬出口までを一枚でカバーする長尺のものを用いたが、複数分割してもよいし、例えば中間にガイドが無い構成としても良い。但し、本実施形態のように一枚で全体を覆う構成とするのが、下降移動中の全体にわたり安定してガイドできるので好ましい。
また、上述した実施形態では、搬入口を上方、排出口を下方に設定し、集積した製品を下降移動するようにしたが、上下を逆の配置としても良い。
1 製品
2 搬送装置
3 集積装置本体
4 搬出コンベア
10 集積バケットユニット
11 第一バケットユニット
12 第二バケットユニット
14 駆動ユニット
36 第一バケット
36d 凹溝
56 第二バケット
57 連結アーム
58 ストッパー板
60 搬送路
60a 凹溝
61 搬送路
61a 先端
70 着脱ガイド
70a 本体部分
70b ガイド部

Claims (4)

  1. 上下方向に間欠的に循環移動する複数の第一バケットを備えた第一バケットユニットと、
    上下方向に間欠的に循環移動する複数の第二バケットを備えた第二バケットユニットと、を備え、
    前記第一バケットユニットと前記第二バケットユニットを対向配置し、対応する前記第一バケットと前記第二バケットが同一高さを維持しながら同期して上下方向に移動するように制御され、
    流側から搬送されてきた製品を、前記対向配置した前記第一バケットユニットと前記第二バケットユニットとの間に搬入し、同一高さの前記第一バケットと前記第二バケットの上に跨がるように前記製品を複数集積し、その集積した状態で前記第一バケットと前記第二バケットを上下方向に移動し、排出口に至った前記集積された製品を下流側の装置に向けて排出する第一使用形態と、
    前記第二バケットユニットに対し、前記第二バケットと前記第一バケットの間に位置するように着脱自在にガイド部材を取付け、前記上流側から搬送されてきた前記製品を前記ガイド部材と前記第一バケットユニットとの間に搬入して前記第一バケット上に前記製品を複数集積し、その集積した状態で前記第一バケットを上下方向に移動し、前記排出口に至った前記集積された製品を下流側の装置に向けて排出する第二使用形態と、
    を利用可能としたことを特徴とする段積集積装置。
  2. 前記第一バケットの上面に、前記排出する方向と平行に凹溝を設け、
    前記排出口に至った前記製品を押し出すプッシャーの下端が、前記凹溝内を通過するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の段積集積装置。
  3. 前記ガイド部材は、前記製品が搬入される位置から前記排出口まで連続して配置されることを特徴とする請求項1または2に記載の段積集積装置。
  4. 前記第二バケットユニットは、前記第一バケットユニットに対して接近離反移動可能に配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の段積集積装置。
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