JP6466722B2 - 配線基板 - Google Patents

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  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)

Description

本発明は、半導体集積回路素子等の半導体素子を搭載するために用いられる配線基板に関するものである。
半導体素子を搭載するための配線基板の従来例を図2に示す。従来の配線基板40は、コア基板21の上下面にビルドアップ部22を積層して成る。
コア基板21は、コア絶縁層23とコア導体層24とコアビア導体25により構成されている。コア絶縁層23とコア導体層24とは、交互に積層されている。コア導体層24は、コア絶縁層23の表面に埋入されている。各コア絶縁層23には、コアビアホール23aが形成されている。コアビア導体25は、各コア絶縁層23のコアビアホール23aの内部を充填している。コアビア導体25は、その上下端がコア導体層24に接している。これにより、コア絶縁層23を挟んで上下に位置するコア導体層24同士がコアビア導体25を介して電気的に接続されている。
ビルドアップ部22は、ビルドアップ絶縁層26とビルドアップ導体層27とソルダーレジスト層28とにより構成されている。ビルドアップ絶縁層26とビルドアップ導体層27とは交互に積層されている。さらにビルドアップ絶縁層26とビルドアップ導体層27の最表面にはソルダーレジスト層28が被着されている。各ビルドアップ絶縁層26には、多数のビルドアップビアホール26aが形成されている。ビルドアップ導体層27は、ビルドアップビアホール26a内を充填するようにして各ビルドアップ絶縁層26の表面に被着されている。ビルドアップビアホール26a内に充填されたビルドアップ導体層27は、ビルドアップビア導体29を形成している。このビルドアップビア導体29により、ビルドアップ絶縁層26を挟んで上下に位置するビルドアップ導体層27同士またはビルドアップ導体層26とコア導体層24とが電気的に接続されている。上面側のソルダーレジスト層28は、ビルドアップ導体層27の一部を半導体素子接続パッド30として露出させる開口部28aを有している。半導体素子接続パッド30には、半導体素子Sの電極Tが接続される。下面側のソルダーレジスト層28は、ビルドアップ導体層27の一部を外部接続パッド31として露出させる開口部28bを有している。外部接続パッド31は、外部電気回路基板の配線導体に接続される。
半導体素子接続パッド30は、上面側の最表層のビルドアップ絶縁層26の上面中央部に二次元的な並びに配列されている。半導体素子接続パッド30の並びは、その外周側に位置する複数の外周側列およびその内側に位置する複数の内周側列を有している。なお、ここでいう外周側列と内周側列とは、両者の相対的な位置関係を表しており、絶対的な列数を規定するものではない。例えば、外周側列と内周側列とを合せて5つの列がある場合、そのうちの外周側の2列を外周側列とし、その内側3列を内周側列としてもよく、あるいは外周側の3列を外周側列とし、その内側2列を内周側列としてもよい。この従来の配線基板40の場合、外周側の2列を外周側列とし、それよりも内側の列を内周側列とする。
外部接続パッド31は、下面側の最表層のビルドアップ絶縁層26の下面中央部および下面外周部にわたる領域に二次元的な並びに配列されている。なお、ここでいう中央部と外周部とは、両者の相対的な位置関係を表しており、絶対的な位置を規定するものではない。この従来の配線基板40の場合、下面側の最表層のビルドアップ絶縁層26の下面のうち、上述した半導体素子接続パッド30の並びの内周側列よりも外周側の領域を下面外周部とする。
半導体素子接続パッド30には、半導体素子Sの信号用の電極Tに接続される信号用の半導体素子接続パッド30Sと、半導体素子Sの接地用の電極Tに接続される接地用の半導体素子接続パッド30Gと、半導体素子Sの電源用の電極Tに接続される電源用の半導体素子接続パッド30Pとがある。一般的に、信号用の半導体素子接続パッド30Sは、半導体素子接続パッド30の配列の中の外周側列に多く、内周側列に少なく配置されている。逆に、接地用の半導体素子接続パッド30Gおよび電源用の半導体素子接続パッド30Pは、半導体素子接続パッド30の配列の中の内周側列に多く、外周側列に少なく配置されている。
また、外部接続パッド31には、信号用の半導体素子接続パッド30Sに電気的に接続された信号用の外部接続パッド31Sと、接地用の半導体素子接続パッド30Gに電気的に接続された接地用の外部接続パッド31Gと、電源用の半導体素子接続パッド30Pに電気的に接続された電源用の外部接続パッド31Pとがある。一般的に、信号用の外部接続パッド31Sは、下面側の最表層のビルドアップ絶縁層26の下面外周部に多く配置されている。逆に、接地用の外部接続パッド31Gおよび電源用の外部接続パッド31Pは、下面側の最表層のビルドアップ絶縁層26の下面中央部に多く配置されている。
信号用の半導体素子接続パッド30Sと信号用の外部接続パッド31Sとは、上面側のビルドアップ絶縁層26の表面に設けられたビルドアップ導体層27から成る帯状の引出配線32aや、上面側のコア絶縁層23の表面に設けられたコア導体層24から成る帯状の引出配線32bを介して接続されている。接地用の半導体素子接続パッド30Gや電源用の半導体素子接続パッド30Pと接地用の外部接続パッド31Gや電源用の外部接続パッド31Pとは、上面側および下面側のビルドアップ絶縁層26の表面に設けられたビルドアップ導体層27から成るベタ状配線33aやコア絶縁層23の表面に設けられたコア導体24から成るベタ状配線33bを介して接続されている。
しかしながら、この従来の配線基板40によると、引出配線32bが設けられたコア導体層24に電源用または接地用のベタ状配線33bを設けた場合、そのベタ状配線33b内における電流経路が引出配線32bにより分断されたり、十分な面積のベタ状配線33bを設けることが困難だったりする。そのため、半導体素子Sに十分な電源供給ができずに半導体素子Sを良好に作動させることができないことがあった。
特開2013−30516号公報
本発明が解決しようとする課題は、搭載する半導体素子に対して十分な電源供給が可能であり、それにより搭載する半導体素子を良好に作動させることが可能な配線基板を提供することにある。
本発明の配線基板は、表面にコア導体層が埋入されたコア絶縁層が上下に複数層積層されているとともに前記各コア絶縁層を貫通するコアビア導体により上下の前記コア導体層同士を電気的に接続して成るコア基板と、該コア基板の上下面に、表面にビルドアップ導体層が被着されたビルドアップ絶縁層が複数層積層されているとともに前記各ビルドアップ絶縁層を貫通するビルドアップビア導体により上下の前記ビルドアップ導体層同士または前記ビルドアップ導体層と前記コア導体層とを電気的に接続して成るビルドアップ部と
を具備し、最上層の前記ビルドアップ絶縁層の上面中央部に、前記ビルドアップ導体層から成る複数の半導体素子接続パッドが、それぞれに信号用の半導体素子接続パッドを含む複数の外周側列および複数の内周側列を有する二次元的な並びで配列されているとともに、最下層の前記ビルドアップ絶縁層の下面の中央部および外周部に、最下層の前記ビルドアップ配線導体から成る複数の外部接続パッドが、前記外周部に複数の号用の外部接続パッドを含む二次元的な並びで配列されて成る配線基板であって、前記外周側列の信号用の半導体素子接続パッドは、コア基板よりも上面側のビルドアップ絶縁層の表面を、該外周側列の信号用の半導体素子接続パッドの直下の位置から外周部の前記信号用の外部接続パッドの直上の位置まで延在する前記ビルドアップ導体層から成る帯状の引出配線を介して前記信号用の外部接続パッドに接続されており、前記内周側列の信号用の半導体素子接続パッドは、コア基板よりも下面側のビルドアップ絶縁層の表面を該内周側列の信号用の半導体素子接続パッドの直下の位置から外周部の前記信号用の外部接続パッドの直上の位置まで延在する前記ビルドアップ導体層から成る帯状の引出配線を介して前記信号用の外部接続パッドに接続されていることを特徴とするものである。
本発明の配線基板によれば、半導体素子接続パッドの配列における外周側列の信号用の半導体素子接続パッドは、コア基板よりも上面側のビルドアップ絶縁層の表面を、外周側列の信号用の半導体素子接続パッドの直下の位置から外周部の信号用の外部接続パッドの直上の位置まで延在するビルドアップ導体層から成る帯状の引出配線を介して信号用の外部接続パッドに接続されており、半導体素子接続パッドの配列における内周側列の信号用の半導体素子接続パッドは、コア基板よりも下面側のビルドアップ絶縁層の表面を内周側列の信号用の半導体素子接続パッドの直下の位置から外周部の信号用の外部接続パッドの直上の位置まで延在するビルドアップ導体層から成る帯状の引出配線を介して信号用の外部接続パッドに接続されていることから、コア導体層においては、信号用の帯状の引出配線が接地用や電源用のベタ状配線の電流経路を分断することがない。また、接地用や電源用のベタ状配線を半導体素子により近い側により多く配置することができる。したがって、搭載する半導体素子に対して十分な電源供給が可能であり、それにより搭載する半導体素子を良好に作動させることが可能な配線基板を提供することができる。
図1は、本発明の配線基板の実施形態例を示す概略断面図である。 図2は、従来の配線基板の概略断面図である。
次に、本発明の配線基板の実施形態例について図1を参照して説明する。図1に示すように、本例の配線基板20は、コア基板1の上下面にビルドアップ部2を積層して成る。
コア基板1は、コア絶縁層3とコア導体層4とコアビア導体5とにより構成されている。コア絶縁層3とコア導体層4とは、交互に積層されている。コア導体層4は、コア絶縁層3の表面に埋入されている。各コア絶縁層3には、コアビアホール3aが形成されている。コアビア導体5は、各コア絶縁層3のコアビアホール3aの内部を充填している。コアビア導体5は、その上下端がコア導体層4に接している。これにより、コア絶縁層3を挟んで上下に位置するコア導体層4同士がコアビア導体5を介して電気的に接続されている。
コア絶縁層3は、ガラスクロス等の耐熱性繊維基材にアリル変性ポリフェニレンエーテル樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸させ硬化させて成る。コア絶縁層3の厚みは、100〜200μm程度である。コア絶縁層3は、耐熱性繊維基材に未硬化の熱硬化性樹脂組成物を含浸させた絶縁シートに、後述するように、コアビアホール3aの形成や金属ペーストの充填、コア導体層4の転写等の加工を施した後、そのような絶縁シートを複数枚積層するとともに熱硬化させることにより互いに一体化されている。
コア導体層4は、銅箔から成る。コア導体層4の厚みは、5〜25μm程度である。コア導体層4は、転写法によりコア絶縁層3の表面に埋入されている。転写法は、ポリエチレンテレフタレート等の耐熱性樹脂から成る転写フィルム上に接着剤を介して剥離可能に貼着された銅箔をコア導体層4に対応するパターンにサブトラクティブ法によりエッチング加工した後、そのパターン加工された銅箔をコア絶縁層3用の絶縁シートの表面に熱プレスを用いて熱圧着して埋入させた後、転写フィルムを除去することによりコア絶縁層3の表面にコア導体層4を形成する方法である。
コアビア導体4は、例えば、銀コートされた銅粉末と、錫−銀−ビスマス−銅合金から成る半田粉末および熱硬化性樹脂を含有する導電性材料から成る。コア貫通導体3は、コア導体層4が埋入される前のコア絶縁層3用の絶縁シートにレーザ加工により直径が50〜200μm程度のコアビアホール3aを穿孔し、そのコアビアホール3a内に前記導電性材料の金属ペーストを充填しておき、その金属ペーストをコア絶縁層3用の絶縁シートとともに熱硬化させることにより形成される。
ビルドアップ部2は、ビルドアップ絶縁層6とビルドアップ導体層7とソルダーレジスト層8により構成されている。ビルドアップ絶縁層6とビルドアップ導体層7とは交互に積層されている。さらにビルドアップ絶縁層6とビルドアップ導体層7の最表面にはソルダーレジスト層8が被着されている。各ビルドアップ絶縁層6には、多数のビルドアップビアホール6aが形成されている。ビルドアップ導体層7は、ビルドアップビアホール6a内を充填するようにして各ビルドアップ絶縁層6の表面に被着されている。ビルドアップビアホール6a内に充填されたビルドアップ導体層7は、ビルドアップビア導体9を形成している。このビルドアップビア導体9により、ビルドアップ絶縁層6を挟んで上下に位置するビルドアップ導体層7同士またはビルドアップ導体層7とコア導体層4とが電気的に接続されている。上面側のソルダーレジスト層8は、ビルドアップ導体層7の一部を半導体素子接続パッド10として露出させる開口部8aを有している。半導体素子接続パッド10には、半導体素子Sの電極Tが接続される。下面側のソルダーレジスト層8は、ビルドアップ導体層7の一部を外部接続パッド11として露出させる開口部8bを有している。外部接続パッド11は、外部電気回路基板の配線導体に接続される。
ビルドアップ絶縁層6は、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂にシリカ等の無機絶縁フィラーを分散させた絶縁性樹脂材料から成る。ビルドアップ絶縁層6の厚みは10〜50μm程度である。このビルドアップ絶縁層6は、未硬化の熱硬化性樹脂に平均粒径0.1〜2μmの無機絶縁フィラーを分散させた樹脂シートを、コア基板1の表面または下層のビルドアップ絶縁層6上に真空プレスにより貼着し、その後、樹脂シート中の熱硬化性樹脂を150〜200℃で熱硬化し、最後にレーザ加工によりビルドアップビアホール6aを穿孔することにより形成される。
ビルドアップ導体層7は、下地導体層としての無電解銅めっき層と、その上の主導体層としての電解銅めっき層とから成る。無電解銅めっき層の厚みは、0.1〜1μmである。電解銅めっき層の厚みは、5〜25μm程度である。ビルドアップ導体層7は、周知のセミアディティブ法により形成される。ビルドアップビア導体9は、ビルドアップビアホール6a内に、ビルドアップ導体層7の一部として同時に形成される。
ソルダーレジスト層8は、アクリル変性エポキシ樹脂等の感光性熱硬化性樹脂から成る。ソルダーレジスト層8の厚みは、最表層のビルドアップ導体層7上で、5〜25μm程度である。ソルダーレジスト層8は、最表層のビルドアップ導体層7が形成されたビルドアップ絶縁層6の上に感光性樹脂ペーストを塗布するとともに、それを所定パターンに露光および現像した後、紫外線硬化および熱硬化させることにより形成される。
半導体素子接続パッド10は、上面側の最表層のビルドアップ絶縁層6の上面中央部に二次元的な並びに配列されている。半導体素子接続パッド10の並びは、その外周側に位置する複数の外周側列およびその内側に位置する複数の内周側列を有している。なお、ここでいう外周側列と内周側列とは、両者の相対的な位置関係を表しており、絶対的な列数を規定するものではない。例えば、外周側列と内周側列とを合せて5つの列がある場合、そのうちの外周側の2列を外周側列とし、その内側3列を内周側列としてもよく、あるいは外周側の3列を外周側列とし、その内側2列を内周側列としてもよい。本例の配線基板20の場合、外周側の2列を外周側列とし、それよりも内側の列を内周側列とする。半導体素子接続パッド10は、直径が50〜100μm程度の円形である。半導体素子接続パッド10の配列ピッチは、100〜200μm程度である。
外部接続パッド11は、下面側の最表層のビルドアップ絶縁層16の下面中央部および下面外周部にわたる領域に二次元的な並びに配列されている。なお、ここでいう中央部と外周部とは、両者の相対的な位置関係を表しており、絶対的な位置を規定するものではない。本例の配線基板20の場合、下面側の最表層のビルドアップ絶縁層6の下面のうち、上述した半導体素子接続パッド10の並びの中の内周側列よりも外周側の領域を下面外周部とする。外部接続パッド11は、直径が300〜1000μm程度の円形である。外部接続パッド11の配列ピッチは、1000〜2000μm程度である。
半導体素子接続パッド10には、半導体素子Sの信号用の電極Tに接続される信号用の半導体素子接続パッド10Sと、半導体素子Sの接地用の電極Tに接続される接地用の半導体素子接続パッド10Gと、半導体素子Sの電源用の電極Tに接続される電源用の半導体素子接続パッド10Pとがある。一般的に、信号用の半導体素子接続パッド10Sは、半導体素子接続パッド10の配列の中の外周側列に多く、内周側列に少なく配置されている。逆に、接地用の半導体素子接続パッド10Gおよび電源用の半導体素子接続パッド10Pは、半導体素子接続パッド10の配列の中の内周側列に多く、外周側列に少なく配置されている。
また、外部接続パッド11には、信号用の半導体素子接続パッド10Sに電気的に接続された信号用の外部接続パッド11Sと、接地用の半導体素子接続パッド10Gに電気的に接続された接地用の外部接続パッド11Gと、電源用の半導体素子接続パッド10Pに電気的に接続された電源用の外部接続パッド11Pとがある。一般的に、信号用の外部接続パッド11Sは、下面側の最表層のビルドアップ絶縁層6の下面外周部に多く配置されている。逆に、接地用の外部接続パッド11Gおよび電源用の外部接続パッド11Pは、下面側の最表層のビルドアップ絶縁層6の下面中央部に多く配置されている。
信号用の半導体素子接続パッド10Sと信号用の外部接続パッド11Sとは、コア基板1よりも上面側のビルドアップ絶縁層6の表面に設けられたビルドアップ導体層7から成る帯状の引出配線12aや、コア基板1よりも下面側のビルドアップ絶縁層6の表面に設けられたビルドアップ導体層7から成る帯状の引出配線12bを介して接続されている。引出配線12a,12bの幅は、10〜25μm程度である。接地用の半導体素子接続パッド10Gや電源用の半導体素子接続パッド10Pと接地用の外部接続パッド11Gや電源用の外部接続パッド11Pとは、コア基板1よりも上面側および下面側のビルドアップ絶縁層6の表面に設けられたビルドアップ導体層7から成るベタ状配線13aやコア基板1のコア絶縁層3の表面に設けられたコア導体4から成るベタ状配線13bを介して接続されている。
なお、本例の配線基板20においては、半導体素子接続パッド10の配列における外周側列の信号用の半導体素子接続パッド10Sは、コア基板1よりも上面側のビルドアップ絶縁層6の表面を、外周側列の信号用の半導体素子接続パッド10Sの直下の位置から外周部の信号用の外部接続パッド11Sの直上の位置まで延在する帯状の引出配線12bを介して信号用の外部接続パッド11Sに接続されており、半導体素子接続パッド10の配列における内周側列の信号用の半導体素子接続パッド10Sは、コア基板1よりも下面側のビルドアップ絶縁層6の表面を内周側列の信号用の半導体素子接続パッド10Sの直下の位置から外周部の信号用の外部接続パッド11Sの直上の位置まで延在する帯状の引出配線12bを介して信号用の外部接続パッド11Sに接続されている。そのため、コア導体層4においては、信号用の帯状の引出配線12a,12bが接地用や電源用のベタ状配線13bの電流経路を分断することがない。また、コア基板1における接地用や電源用のベタ状配線13bを半導体素子Sにより近い側により多く配置することができる。したがって、搭載する半導体素子Sに対して十分な電源供給が可能であり、それにより搭載する半導体素子Sを良好に作動させることが可能な配線基板20を提供することができる。
1・・・・・・・コア基板
2・・・・・・・ビルドアップ部
3・・・・・・・コア絶縁層
4・・・・・・・コア導体層
5・・・・・・・コアビア導体
6・・・・・・・ビルドアップ絶縁層
7・・・・・・・ビルドアップ導体層
9・・・・・・・ビルドアップビア導体
10・・・・・・・半導体素子接続パッド
10S・・・・・・信号用の半導体素子接続パッド
11・・・・・・・外部接続パッド
11S・・・・・・信号用の外部接続パッド
12a,12b・・帯状の引出配線

Claims (1)

  1. 表面にコア導体層が埋入されたコア絶縁層が上下に複数層積層されているとともに前記各コア絶縁層を貫通するコアビア導体により上下の前記コア導体層同士を電気的に接続して成るコア基板と、該コア基板の上下面に、表面にビルドアップ導体層が被着されたビルドアップ絶縁層が複数層積層されているとともに前記各ビルドアップ絶縁層を貫通するビルドアップビア導体により上下の前記ビルドアップ導体層同士または前記ビルドアップ導体層と前記コア導体層とを電気的に接続して成るビルドアップ部とを具備し、最上層の前記ビルドアップ絶縁層の上面中央部に、前記ビルドアップ導体層から成る複数の半導体素子接続パッドが、それぞれに信号用の半導体素子接続パッドを含む複数の外周側列および複数の内周側列を有する二次元的な並びで配列されているとともに、最下層の前記ビルドアップ絶縁層の下面の中央部および外周部に最下層の前記ビルドアップ配線導体から成る複数の外部接続パッドが、前記外周部に複数の信号用の外部接続パッドを含む二次元的な並びで配列されて成る配線基板であって、前記外周側列の信号用の半導体素子接続パッドは、前記コア基板よりも上面側の前記ビルドアップ絶縁層の表面を、該外周側列の信号用の半導体素子接続パッドの直下の位置から外周部の前記信号用の外部接続パッドの直上の位置まで延在する前記ビルドアップ導体層から成る帯状の引出配線を介して前記信号用の外部接続パッドに接続されており、前記内周側列の信号用の半導体素子接続パッドは、前記コア基板よりも下面側の前記ビルドアップ絶縁層の表面を該内周側列の信号用の半導体素子接続パッドの直下の位置から外周部の前記信号用の外部接続パッドの直上の位置まで延在する前記ビルドアップ導体層から成る帯状の引出配線を介して前記信号用の外部接続パッドに接続されていることを特徴とする配線基板。
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