JP6459594B2 - 液滴吐出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、インクジェット式プリンターなどの液滴吐出装置に関する。
従来から、液滴吐出装置の一例として、液滴吐出部から液滴の一例としてのインクを支持部に支持された媒体に吐出することで、文字や画像を形成するインクジェット式プリンターが知られている。こうしたプリンターの中には、液滴吐出部からインクを吐出する際にプリンターの筐体内部に生じるインクミストを、筐体外部に排出するために、筐体内部に気流を発生させるファンを備えるものがある(例えば、特許文献1)。
特開平11−138780号公報
ところで、上記のようなプリンターにおいて、筐体内部に気流を発生させる場合には、液滴吐出部から媒体に向かって飛翔する液滴の飛翔態様に影響を与えることを抑制しつつ、インクミストを筐体外部に排出できる気流が発生するようにファンの出力を制御する必要がある。
このため、上記のようなプリンターにおいては、液滴吐出部から媒体に吐出される液滴の飛翔態様に影響を与えないように、筐体内部に発生する気流を弱くする場合には、インクミストを筐体外部へ排出できないおそれがある。また、インクミストを筐体外部に排出するために、筐体内部に発生する気流を強くする場合には、液滴吐出部から媒体に吐出される液滴の飛翔態様に影響を与えるおそれがある。
なお、上記実情は、媒体に液滴を吐出する際に同液滴のミストが発生し得る液滴吐出装置及び筐体内部において埃等の異物が浮遊し得る液滴吐出装置においては、概ね共通するものとなっている。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものである。その目的は、液滴吐出部から媒体に向かって吐出される液滴の飛翔態様に影響を与えることを抑制しつつ、発生したミスト等の異物を除去することができる液滴吐出装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決する液滴吐出装置は、搬送方向に媒体を搬送する搬送部と、前記搬送部に搬送された前記媒体を支持する支持部と、前記支持部に支持された前記媒体に液滴を吐出する液滴吐出部と、前記液滴吐出部を支持した状態で、前記搬送方向と交差する走査方向に往復移動するキャリッジと、前記支持部と対向する領域に気流を発生させる気流発生部と、を備え、前記液滴吐出部において液滴が吐出される方向を吐出方向としたとき、前記気流発生部は、前記キャリッジが前記走査方向に移動することで、前記吐出方向に前記液滴吐出部及び前記媒体が対向する場合には前記気流の発生を制限し、前記吐出方向に前記液滴吐出部及び前記媒体が対向しない場合には前記気流の発生を許容する。
上記構成によれば、走査方向に往復移動するキャリッジに支持された液滴吐出部から、媒体に向かって液滴が吐出される。ここで、液滴吐出部が液滴を吐出したときに、同液滴よりも小さなミストが支持部と対向する領域に発生し、浮遊することがある。また、媒体の搬送に伴い、支持部と対向する領域に埃等の異物が浮遊することもある。
そこで、上記構成では、液滴吐出部及び媒体が対向していない場合、すなわち液滴吐出部が媒体に向かって液滴を吐出し得ない場合には、上記領域に気流を発生させて、上記領域に浮遊するミスト等の異物が同領域から排除される。
一方、液滴吐出部及び媒体が対向している場合、すなわち液滴吐出部が液滴を媒体に向かって吐出し得る場合には、上記領域における気流の発生が制限される。このため、液滴吐出部が媒体に向かって液滴を吐出している最中に、上記領域に気流が発生することで、液滴吐出部が媒体に向かって吐出した液滴の飛翔態様に影響が生じることが抑制される。
こうして、上記構成によれば、気流の強さに関わらず、液滴吐出部から媒体に向かって吐出される液滴の飛翔態様に影響を与えることを抑制しつつ、支持部と対向する領域に浮遊するミスト等の異物を除去することができる。
上記液滴吐出装置において、前記気流を第1の気流とし、同第1の気流が発生する前記支持部と対向する領域を第1の領域としたとき、前記気流発生部は、前記第1の気流に加えて、前記支持部よりも前記搬送方向上流側において前記媒体が通過する第2の領域に第2の気流を発生させることが望ましい。
上記構成によれば、支持部に搬送される媒体の表面に埃等の異物が付着している場合であっても、そのような異物を第2の領域に発生する第2の気流によって除去することができる。したがって、そうした異物の付着が抑制された媒体に液滴を吐出することができる。
上記液滴吐出装置において、前記気流発生部は、前記第1の気流を形成する気体が吹き出る第1の吹出口と、前記第2の気流を形成する気体が吹き出る第2の吹出口と、前記第1の吹出口及び前記第2の吹出口と連通する気体室と、前記気体室に気体を送る送気部と、前記第1の吹出口及び前記気体室を連通させる連通状態と、前記第1の吹出口及び前記気体室を非連通とさせる非連通状態と、を切り替える切替部と、を有することが望ましい。
上記構成によれば、液滴吐出部及び媒体が対向していない場合には、切替部を連通状態とすることで、支持部と対向する第1の領域に第1の気流を発生させつつ、支持部よりも搬送方向上流側の第2の領域に第2の気流を発生させることができる。一方、液滴吐出部及び媒体が対向している場合には、切替部を非連通状態とすることで、第1の領域に第1の気流が発生することを抑制しつつ、第2の領域に第2の気流を発生させることができる。
さらに、液滴吐出部及び媒体が対向してい場合、すなわち連通状態である場合には、第1の吹出口から第1の気流を形成する気体が吹き出なくなるため、連通状態である場合に比較して、第2の吹出口から吹き出る第2の気流を形成する気体の流量が多くなる。すなわち、この構成によれば、液滴吐出部及び媒体が対向している場合には、第1の気流の発生を制限しつつ、液滴吐出部及び媒体が対向していない場合よりも第2の気流を強くして、第2の領域において埃等の異物をより除去しやすくすることができる。
上記液滴吐出装置において、前記切替部は、前記搬送部が前記媒体を搬送しているときに前記連通状態に切り替える一方、前記搬送部が前記媒体を搬送していないときに前記非連通状態に切り替えることが望ましい。
搬送方向と交差する走査方向に往復移動するキャリッジに支持された液滴吐出部から液滴を吐出する液滴吐出装置においては、媒体を搬送しているときに液滴が吐出されず、媒体を搬送していないときに液滴が吐出される。この点、上記構成によれば、媒体を搬送しているか否かに応じて連通状態及び非連通状態を切り替えればよく、切替部における状態の切替制御を容易に行うことができる。
上記液滴吐出装置において、前記気流発生部は、前記第2の気流を昇温するための昇温部をさらに有することが望ましい。
媒体に含まれる水分量が多い場合には、同水分量が少ない場合に比較して、媒体に埃等の異物が付着しやすい。上記構成によれば、昇温された第2の気流によって、支持部に搬送される媒体に含まれる水分が蒸発しやすくなるため、埃等の異物が付着した媒体に液滴を吐出することを抑制することをできる。
上記液滴吐出装置は、搬送方向下流に向かうに連れて鉛直上方に向かうように設けられ、前記支持部に向かって搬送される前記媒体を案内する案内部をさらに備え、前記第2の領域は、前記案内部と対向する領域であることが望ましい。
上記構成によれば、鉛直下方から鉛直上方に設けられる支持部に向かって媒体を搬送する場合であっても、搬送方向下流に向かうに連れて鉛直上方に向かう案内部によって、媒体を支持部に搬送することができる。
液滴吐出装置の概略構成を示す側断面図。 液滴吐出装置の概略構成を模式的に示す正断面図。 液滴吐出装置の電気的構成を示すブロック図。 液滴吐出部及び媒体が対向する場合の液滴吐出装置を示す側断面図。 液滴吐出部及び媒体が対向しない場合の液滴吐出装置を示す側断面図。
以下、液滴吐出装置10の一実施形態について図面を参照して説明する。なお、液滴吐出装置10は、例えば、長尺の媒体M(用紙)に対して液滴の一例としてのインクを吐出することで、同媒体Mに文字や画像を印刷するラージフォーマットプリンターである。
図1及び図2に示すように、液滴吐出装置10は、媒体Mの繰り出しを行う繰出部20と、媒体Mを支持する支持部30と、媒体Mに液滴を吐出する液滴吐出ユニット40と、媒体Mを案内する案内部50と、媒体Mを搬送する搬送部60と、を備えている。また、液滴吐出装置10は、媒体Mを加熱する加熱部70と、媒体Mの巻き取りを行う巻取部80と、液滴吐出ユニット40のメンテナンスを行うメンテナンス部90(図2参照)と、筐体11の内外において媒体Mに沿う気流を発生させる気流発生部100と、を備えている。
なお、以降の説明では、図1において紙面と直交する方向を「幅方向X(図2参照)」とも言い、図1における左右方向であって幅方向Xと交差(直交)する方向を「前後方向Y」とも言い、図1における上下方向であって幅方向X及び前後方向Yの両方向と交差(直交)する方向を「鉛直方向Z」とも言う。また、繰出部20から巻取部80までの媒体Mの移動方向を「搬送方向」とも言い、同搬送方向に従って上流側及び下流側を言う。
図1に示すように、繰出部20は、長尺の媒体Mが巻回された繰出ローラー21を備えている。そして、繰出部20は、繰出ローラー21を図1における反時計方向に回転させることで搬送方向下流側に媒体Mの繰り出しを行う。
図1及び図2に示すように、支持部30は、幅方向Xを長手方向とし前後方向Yを短手方向とする矩形板状をなしている。また、支持部30は、媒体Mを鉛直下方から支える支持面31を有している。支持面31には、例えば、媒体Mの浮き上がりを抑制するために、同媒体Mを吸着する吸引孔を形成してもよい。また、以降の説明では、筐体11の内部に設けられる領域であって、支持部30(支持面31)と対向する領域を「第1の領域A1」とも言う。
図1及び図2に示すように、液滴吐出ユニット40は、液滴を吐出するノズル41を有する液滴吐出部42と、ノズル41が支持部30に向かって開口するように液滴吐出部42を支持するキャリッジ43と、キャリッジ43を幅方向Xに往復移動可能に支持するガイド軸44と、を備えている。そして、液滴吐出ユニット40は、キャリッジ43を幅方向Xに往復移動させつつ、液滴吐出部42のノズル41から媒体Mに向かって液滴を吐出させる。この点で、本実施形態では、幅方向Xがキャリッジ43の「走査方向」の一例に相当する。
なお、上述した第1の領域A1には、少なくとも液滴吐出部42から吐出される液滴が飛翔する領域、言い換えれば幅方向Xに往復移動する液滴吐出部42と支持部30に支持された媒体Mとの間の領域が含まれる。また、本実施形態では、液滴吐出部42が液滴を吐出する方向を「吐出方向」とも言う。吐出方向は、前後方向Y及び幅方向Xと交差(直交)する方向(鉛直下方)である。
図1に示すように、搬送部60は、支持部30の搬送方向上流側に配置される第1の搬送ローラー61と、同支持部30の搬送方向下流側に配置される第2の搬送ローラー62とを備えている。搬送ローラー61,62は、媒体Mに接触した状態で回転することで同媒体Mに搬送力を付与する駆動ローラー63と、搬送される媒体Mに接触することで従動回転する従動ローラー64とを有している。そして、搬送部60は、搬送ローラー61,62に媒体Mを挟持させた状態で、駆動ローラー63を駆動させることで、媒体Mを下流側に向かって搬送する。
図1に示すように、案内部50は、搬送方向において、繰出部20と第1の搬送ローラー61との間に配置される第1の案内部51と、第2の搬送ローラー62と巻取部80との間に配置される第2の案内部52と、を備えている。すなわち、第1の案内部51は支持部30よりも搬送方向上流側に設けられ、第2の案内部52は支持部30よりも搬送方向下流側に設けられている。
第1の案内部51は、搬送方向(前方)に向かうに連れて鉛直上方に向かう斜面部53と鉛直方向Zと交差(直交)する平面部54とを有している。また、第1の案内部51は、媒体Mが筐体11の内部に給送される際に通過する給送口12の一部を形成している。そして、第1の案内部51は、繰出部20から繰り出された媒体Mを、鉛直下方から支持しつつ支持部30に案内する。
また、以降の説明では、第1の案内部51の斜面部53と対向する領域を「第2の領域A2」とも言う。第2の領域A2は、給送口12よりも搬送方向上流側であって、筐体11の外部に設けられる領域である。なお、本実施形態では、斜面部53は鉛直上方及び後方の間をなす方向に凸となる湾曲部となっている。
第2の案内部52は、鉛直方向Zと交差(直交)する平面部55と搬送方向(前方)に向かうに連れて鉛直下方に向かう斜面部56とを有している。また、第2の案内部52は、媒体Mが筐体11の外部に排出される際に通過する排出口13の一部を形成している。そして、第2の案内部52は、支持部30から搬送された媒体Mを、鉛直下方から支持しつつ巻取部80に案内する。
加熱部70は、筐体11の外部において、第2の案内部52と対向する領域に設けられている。そして、加熱部70は、第2の案内部52上を搬送される媒体Mの液滴吐出面を加熱することで、媒体Mに吐出された液滴中の溶媒成分(例えば、水)の蒸発を促進する。また、加熱部70は、第2の案内部52に内蔵してもよいし、筐体11の内部に設けてもよい。
巻取部80は、長尺の媒体Mを巻回する巻取ローラー81を備えている。そして、巻取部80は、巻取ローラー81を図1における反時計方向に回転させることで媒体Mの巻き取りを行う。
図2に示すように、メンテナンス部90は、支持部30と幅方向Xにおいて隣り合う領域(以下、「ホーム位置」とも言う。)に設けられている。また、メンテナンス部90は、有底箱状をなすキャップ91を備えている。キャップ91は、ホーム位置に移動したキャリッジ43の液滴吐出部42に対して接近及び退避可能とされ、液滴吐出部42に当接することでノズル41の開口を含む閉空間を形成する。
こうして、メンテナンス部90は、キャップ91に上記閉空間を形成させることで、液滴吐出部42のノズル41から液滴(液滴中の溶媒)が蒸発し、同ノズル41が乾燥することを抑制する。
図1に示すように、気流発生部100は、筐体11の内部に開口する第1の吹出口101と、筐体11の外部に開口する第2の吹出口102と、気体を送風する送気部103と、送気部103に気体を送られる気体室104と、を備えている。
また、気流発生部100は、気体室104及び第1の吹出口101を連通する第1の連通路105と、気体室104及び第2の吹出口102を連通する第2の連通路106と、気体室104及び第1の吹出口101の連通状態を切り替える切替部107と、第2の連通路106を流通する気体を昇温させる昇温部108と、を備えている。
第1の吹出口101は、ガイド軸44の鉛直上方において、支持部30に向かって開口している。第2の吹出口102は、筐体11の背面側において、第1の案内部51の斜面部53に向かって開口している。また、図1及び図2に示すように、送気部103は、気体を送風する送風ファンであればよく、気体室104内において幅方向Xに複数設けられている。
切替部107は、第1の連通路105の気体の流通方向と交差する方向(図1では左右方向)に移動する開閉体109を備えている。開閉体109は、第1の連通路105と気体室104との連通部位を閉塞する「閉塞位置」と、第1の連通路105と気体室104との連通部位を開放する「開放位置」との間で移動する。
そして、切替部107は、開閉体109を開放位置に移動させることで、第1の吹出口101(第1の連通路105)及び気体室104を連通させる「連通状態」とする。また、開閉体109を閉塞位置に移動させることで、第1の吹出口101(第1の連通路105)及び気体室104を非連通とさせる「非連通状態」とする。
昇温部108は、第2の連通路106の内壁に貼付され、幅方向Xに亘って第2の連通路106を加熱する。このため、加熱された第2の連通路106を流通する気体は昇温されることとなる。
そして、気流発生部100は、送気部103を駆動し、第1の吹出口101から支持部30に支持された媒体Mに向かって気体を吹き出させることで第1の領域A1に気流を発生させる。また、気流発生部100は、第2の吹出口102から第1の案内部51に支持された媒体Mに向かって気体を吹き出させることで第2の領域A2に気流を発生させる。なお、以降の説明では、第1の領域A1に発生する気流を「第1の気流AF1」とも言い、第2の領域A2に発生する気流を「第2の気流AF2」とも言う。
また、以上説明した気流発生部100は、幅方向Xにおいて支持部30に対応する長さを有している。このため、気流発生部100は、幅方向Xにおいて、支持部30が支持可能な媒体Mの全域に向けて気体を吹き出すことができる。
次に、図3を参照して、液滴吐出装置10の電気的構成について説明する。
図3に示すように本実施形態の液滴吐出装置10は、装置を統括的に制御する制御部14を備えている。制御部14は、繰出ローラー21、液滴吐出部42、駆動ローラー63、加熱部70、巻取ローラー81、送気部103、昇温部108及び開閉体109の駆動を制御する。
さて、液滴吐出装置10において、媒体Mに向かって液滴を吐出する場合には、繰出部20及び搬送部60を駆動して、媒体Mを搬送方向に所定長搬送する搬送動作が行われる。そして、搬送された媒体Mを支持部30に支持させた状態で、キャリッジ43を幅方向Xに移動させつつ、液滴吐出部42から液滴を吐出させる吐出動作が行われる。こうして、液滴吐出装置10において、搬送動作及び吐出動作を交互に行うことで、搬送方向に所定長の液滴吐出領域が順に形成される。
ここで、吐出動作中には、液滴吐出部42から液滴が吐出されるとともに同液滴よりも微小なミストが発生し、さらには、同ミストが支持部30に支持された媒体Mと対向する領域(第1の領域A1)に浮遊することがある。また、ミストの他、埃等の異物が第1の領域A1に浮遊することもある。この場合において、ミスト等の異物を筐体11の内部(特に第1の領域A1)において浮遊させたままとすると、そうした異物が液滴吐出部42のノズル41内に混入することで液滴の吐出性能が低下したり、ミストが媒体M及び他の構成部材に付着して汚染したりするおそれがある。
このため、こうした異物を排除させるために、第1の領域A1に気流を発生させることが考えられるが、この場合には次のような問題が生じるおそれがある。すなわち、吐出動作中に、第1の領域A1に気流が発生すると、液滴吐出部42から媒体Mに向かって飛翔する液滴の飛翔態様に影響を与えたり、液滴が飛翔する領域に媒体粉(紙粉)や異物が進入し、液滴の飛翔態様に影響を与えたりするおそれがある。なお、ここで言う液滴の飛翔態様とは、液滴の吐出速度や吐出方向、媒体Mに対する液滴の着弾位置等である。
そこで、本実施形態では、吐出方向において液滴吐出部42及び媒体Mが対向している場合、すなわち液滴吐出部42が媒体Mに向かって液滴を吐出し得る場合には、制御部14は、第1の領域A1における第1の気流AF1の発生を制限することとした。また、吐出方向において液滴吐出部42及び媒体Mが対向していない場合、すなわち液滴吐出部42が媒体Mに向かって液滴を吐出し得ない場合には、制御部14は、第1の領域A1に第1の気流AF1の発生を許容することとした。
詳しくは、制御部14は、吐出方向において液滴吐出部42及び媒体Mが対向している場合(図2に実線で示す場合)には切替部107を非連通状態とする一方、吐出方向において液滴吐出部42及び媒体Mが対向していない場合(図2に二点鎖線で示す場合)には切替部107を連通状態とする。
また、本実施形態では、少なくとも液滴の吐出動作を行っていないときに媒体Mの搬送動作が行われるため、制御部14は、搬送動作を行っていない場合には切替部107を非連通状態とする一方、搬送動作を行っている場合には切替部107を連通状態とする、と言い換えることもできる。
次に、図4及び図5を参照して、液滴吐出装置10の作用について説明する。
さて、液滴吐出装置10は、上述したように吐出動作と搬送動作を繰り返すことで、搬送される媒体Mに順次に液滴を吐出する。ここで、図4に示すように、吐出方向において液滴吐出部42及び媒体Mが対向している場合(≒吐出動作中にある場合)、気流発生部100の開閉体109が閉位置に移動され、切替部107は非連通状態とされる。
このため、第1の吹出口101から支持部30に支持された媒体Mに向かって気体が吹き出すことが抑制され、第1の領域A1において、第1の気流AF1が発生することが抑制される。その結果、吐出動作中において、液滴吐出部42から媒体Mに向かって飛翔する液滴の飛翔態様に影響を与えたり、液滴が飛翔する空間に異物が進入して液滴の飛翔態様に影響を与えたりすることが抑制される。
一方、本実施形態では、送気部103が気体を送風する気体室104は、開閉体109の位置に関わらず、第2の連通路106と連通している。このため、吐出動作中においては、第2の吹出口102から第1の案内部51に案内される媒体Mに向かって気体が吹き出し、同気体が第1の案内部51の斜面部53に案内される媒体Mに衝突することで、第2の気流AF2(衝突流)が発生する。
ここで、第2の吹出口102から気体が吹き出る方向が鉛直下方である一方、第1の案内部51の斜面部53は搬送方向に向かうに連れて鉛直上方に向かうため、第2の気流AF2は第1の案内部51の斜面部53に支持された媒体Mに沿って、搬送方向上流側に向かう気流となる。したがって、繰出部20から繰り出された媒体Mの表面に埃等の異物が付着している場合であっても、同媒体Mが筐体11の内部に搬送される前に、そうした異物が除去される。
また、吐出動作中においては、切替部107が非連通状態とされるため、送気部103が気体室104に送風する気体は、第2の吹出口102のみから吹き出ることとなる。したがって、切替部107が連通状態である場合に比較して、第2の気流AF2が強くなり、第2の領域A2における異物の除去性能が高まる。
さらに、第2の連通路106は、昇温部108によって加熱されているため、同第2の連通路106を流通する気体によって形成される第2の気流AF2もまた昇温される。したがって、第2の気流AF2によって、第1の案内部51を案内される媒体Mに含まれる水分量が減少される。
その一方で、図5に示すように、吐出方向において液滴吐出部42及び媒体Mが対向していない場合(≒図5において実線矢印で示すように搬送動作中にある場合)、気流発生部100の開閉体109は開位置に移動され、切替部107は連通状態とされる。
このため、第1の吹出口101から支持部30に支持された媒体Mに向かって気体が吹き出し、同気体が媒体Mに衝突することで、第1の気流AF1が発生する。ここで、第1の吹出口101から気体が吹き出る方向が鉛直下方及び前方の間をなす方向である一方、支持部30は鉛直方向Zと交差(直交)する方向に広がっているため、第1の気流AF1は支持部30に支持された媒体Mに沿って、搬送方向下流側に向かう気流となる。
したがって、液滴吐出部42からの液滴の吐出によってミストが生じたり、埃等の異物が浮遊していたりする場合には、そうしたミスト等の異物が、第1の領域A1から排出口13を介して筐体11の外部に排出される。また、第1の気流AF1は搬送動作中に発生されるため、液滴吐出部42から媒体Mに向かって飛翔する液滴の飛翔態様に影響を与えたり、液滴が飛翔する空間に埃等の異物が進入して液滴の飛翔態様に影響を与えたりすることが抑制される。
一方、本実施形態では、送気部103が気体を送風する気体室104は、開閉体109の位置に関わらず、第2の連通路106と連通している。このため、吐出動作中と同様に、通過領域に第2の気流AF2が発生し、繰出部20から繰り出された媒体Mの表面に埃等の異物が付着している場合であっても、同媒体Mが筐体11の内部に搬送される前に、そうした異物が除去される。
上記実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)吐出方向に液滴吐出部42及び媒体Mが対向する場合には、第1の領域A1に第1の気流AF1が発生することを制限することで、液滴吐出部42が支持部30に支持された媒体Mに向かって吐出する液滴の飛翔態様に影響を与えることを抑制することができる。一方、吐出方向に液滴吐出部42及び媒体Mが対向しない場合には、第1の領域A1に第1の気流AF1が発生することを許容することで、第1の領域A1に浮遊するミスト等の異物を同領域A1から排除することができる。
また、この場合には、液滴吐出部42が支持部30に対向する位置に位置していないため、第1の気流AF1に乗って運ばれるミスト等の異物が液滴吐出部42に付着することを抑制することができる。こうして、第1の気流AF1の強さに関わらず、液滴吐出部42から吐出される液滴の飛翔態様に影響を与えることを抑制しつつ、支持部30と対向する第1の領域A1に浮遊する異物を除去することができる。
(2)第1の領域A1に第1の気流AF1を発生させることに加えて、支持部30よりも搬送方向上流側の領域であって、媒体Mが通過する第2の領域A2に第2の気流AF2を発生させることとした。このため、支持部30に搬送される媒体Mの表面に埃等の異物が付着している場合であっても、そうした異物を第2の気流AF2によって除去することができる。したがって、液滴吐出部42においては、そうした異物の付着が抑制された媒体Mに液滴を吐出することができる。
(3)連通状態と非連通状態とを切替部107によって切り替え可能とした。このため、吐出方向に液滴吐出部42及び媒体Mが対向する場合には、切替部107を非連通状態とすることで、第1の領域A1に第1の気流AF1が発生することを抑制しつつ、第2の領域A2に第2の気流AF2を発生させることができる。一方、吐出方向に液滴吐出部42及び媒体Mが対向しない場合には、切替部107を連通状態とすることで、第1の領域A1に第1の気流AF1を発生させつつ、第2の領域A2に第2の気流AF2を発生させることができる。
さらに、連通状態では、第1の吹出口101から第1の気流AF1を形成する気体が吹き出なくなるため、連通状態に比較して、第2の吹出口102から吹き出る第2の気流AF2を形成する気体の流量が多くなる。こうして、吐出方向に液滴吐出部42及び媒体Mが対向する場合には、第1の気流AF1の発生を制限するとともに、吐出方向に液滴吐出部42及び媒体Mが対向しない場合よりも第2の気流AF2を強くして、第2の領域A2において異物をより除去しやすくすることができる。
(4)搬送方向と交差する幅方向Xに往復移動するキャリッジ43に支持された液滴吐出部42から液滴を吐出する液滴吐出装置10においては、媒体Mを搬送していないときに液滴が吐出される一方、媒体Mを搬送しているときには液滴が吐出されない。そこで、搬送部60が媒体Mを搬送しているか否かによって、連通状態及び非連通状態を切り替えることとした。このため、媒体Mを搬送しているか否かに応じて、非連通状態及び連通状態を切り替えればよく、切替部107における状態の切替制御を容易に行うことができる。
(5)媒体Mに含まれる水分量が多い場合には同水分量が少ない場合よりも、媒体Mに埃等の異物が付着しやすい。この点、本実施形態では、第2の気流AF2を昇温するための昇温部108を備えるため、支持部30に搬送される媒体Mに含まれる水分が蒸発しやすくなる。このため、媒体Mに埃等の異物を付着しにくくすることができる。
(6)斜面部53と平面部54とを有する第1の案内部51を介して、繰出部20から繰り出された媒体Mを、支持部30に案内することとした。このため、鉛直下方から鉛直上方に設けられる支持部30に向かって媒体Mを搬送する場合であっても、搬送方向下流に向かうに連れて鉛直上方に向かう第1の案内部51によって、媒体Mを支持部30に好適に搬送することができる。
(7)また、第2の気流AF2を形成する気体は、斜面部53の鉛直上方から同斜面部53に向かって吹き出すようになっている。このため、斜面部53に衝突することで発生する第2の気流AF2(衝突流)は、搬送方向上流側に向かいやすくなる一方、搬送方向下流側に向かいにくくなる。したがって、第1の案内部51の斜面部53に対向する領域に第2の領域A2を設けたことで、給送口12を介して筐体11の内部に第2の気流AF2が進入しにくくなり、媒体Mの表面から除去した埃等の異物が筐体11の内部に進入することを抑制することができる。
(8)例えば、吐出動作中に第1の気流AF1を発生させる場合には、同第1の気流AF1の強さを、液滴吐出部42から媒体Mに向かって吐出される液滴の飛翔態様に影響を与えることを抑制しつつ、筐体11の内部に発生したミスト等に影響を与える強さになるように、送気部103の出力を制御する必要が生じる。これに対し、本実施形態によれば、吐出動作中に第1の気流AF1の発生を制限するため、送気部103の出力を制御する必要がない。また、液滴吐出部42から媒体Mに向かって吐出される液滴の大きさが微細化するに連れ、送気部103の出力の制御が困難となることから、液滴吐出部42から媒体に向かって吐出される液滴の大きさが小さいほど効果的であると言える。
なお、上記実施形態は、以下に示すように変更してもよい。
・搬送される媒体Mが帯電することで、第1の領域A1に浮遊するミスト等の異物を吸着しやすくなる場合がある。そこで、送気部103は、イオナイザー(除電装置)を有していてもよい。これによれば、第2の気流AF2に除電に必要なイオンを含ませて、帯電する媒体Mの電荷を中和(除去)することができる。したがって、筐体11の内部に搬送される媒体Mにミスト等の異物を吸着し難くすることができる。
・吐出方向に液滴吐出部42及び媒体Mが対向する場合には、吐出方向に液滴吐出部42及び媒体Mが対向しない場合よりも、第1の領域A1に生じる第1の気流AF1を弱くなるように制限してもよい。
・送気部103は、送風ファンでなくてもよい。例えば、吸引ファンであってもよいし、吸引ポンプであってもよい。
・第1の気流AF1を発生するための第1の送気部と、第2の気流AF2を発生する第2の送気部とを別個に設け、これらの送気部を個別に制御してもよい。
・第2の気流AF2を昇温しなくてもよいし、第2の気流AF2を発生しなくてもよい。
・媒体Mの材質は、樹脂であってもよいし、金属であってもよいし、布帛であってもよいし、紙であってもよい。
・液滴吐出部42が吐出する液体はインクに限らず、例えば機能材料の粒子が液体に分散又は混合されてなる液状体などであってもよい。例えば、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材や色材(画素材料)などの材料を分散または溶解のかたちで含む液状体を吐出して記録を行う構成にしてもよい。
10…液滴吐出装置、30…支持部、42…液滴吐出部、43…キャリッジ、51…第1の案内部(案内部の一例)、53…斜面部、60…搬送部、100…気流発生部、101…第1の吹出口、102…第2の吹出口、103…送気部、104…気体室、107…切替部、108…昇温部、A1…第1の領域、A2…第2の領域、AF1…第1の気流、AF2…第2の気流、X…幅方向(走査方向の一例)、M…媒体。

Claims (4)

  1. 搬送方向に媒体を搬送する搬送部と、
    前記搬送部に搬送された前記媒体を支持する支持部と、
    前記支持部に支持された前記媒体に液滴を吐出する液滴吐出部と、
    前記液滴吐出部を支持した状態で、前記搬送方向と交差する走査方向に往復移動するキャリッジと、
    前記支持部と対向する第1の領域に第1の気流を発生させ、前記支持部よりも前記搬送方向上流側で前記媒体が通過する第2の領域に第2の気流を発生させる気流発生部と、を備え、
    前記気流発生部は、
    前記第1の気流を形成する気体が吹き出る第1の吹出口と、
    前記第2の気流を形成する気体が吹き出る第2の吹出口と、
    前記第1の吹出口及び前記第2の吹出口と連通する気体室と、
    前記気体室に気体を送る送気部と、
    前記第1の吹出口及び前記気体室を連通させる連通状態と、前記第1の吹出口及び前記気体室を非連通とさせる非連通状態と、を切り替える切替部と、を有し、
    前記液滴吐出部において液滴が吐出される方向を吐出方向としたとき、
    前記切替部は、
    前記吐出方向に前記液滴吐出部及び前記媒体が対向しない場合には、前記連通状態に切り替えることで、前記第1の気流の発生を許容し、
    前記吐出方向に前記液滴吐出部及び前記媒体が対向する場合には、前記非連通状態に切り替えることで、前記第1の気流の発生を制限するとともに、前記連通状態に切り替える場合よりも前記第2の気流を強める
    ことを特徴とする液滴吐出装置。
  2. 前記切替部は、前記搬送部が前記媒体を搬送しているときに前記連通状態に切り替える一方、前記搬送部が前記媒体を搬送していないときに前記非連通状態に切り替える
    ことを特徴とする請求項に記載の液滴吐出装置。
  3. 前記気流発生部は、前記第2の気流を昇温するための昇温部をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項に記載の液滴吐出装置。
  4. 搬送方向下流に向かうに連れて鉛直上方に向かうように設けられ、前記支持部に向かって搬送される前記媒体を案内する案内部をさらに備え、
    前記第2の領域は、前記案内部と対向する領域である
    ことを特徴とする請求項〜請求項のうち何れか一項に記載の液滴吐出装置。
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