JP6451428B2 - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents
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Description
請求項1の発明は、台紙に貼り付けられている第1の付箋を選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された第1の付箋に対して、予め定められた操作が行われた場合に、該第1の付箋と新たに作成された第2の付箋との関係付けを行う関係付手段と、前記関係付手段によって関係付けられた前記第2の付箋を、前記台紙内の前記第1の付箋との関係を示す位置に貼り付けるように制御する貼付制御手段を具備し、前記予め定められた操作は、前記第1の付箋を前記第2の付箋を記載する領域外の位置に移動する操作であり、前記関係付手段は、前記操作が行われた場合は、前記第2の付箋は、前記第1の付箋と同じ分類に属しているとする関係付けを行い、前記貼付制御手段は、前記操作によって定まった前記第1の付箋と前記第2の付箋の位置関係にしたがって、前記台紙内の第1の付箋の周囲に第2の付箋を貼り付けるように制御することを特徴とする情報処理装置である。
請求項6の発明は、コンピュータを、台紙に貼り付けられている第1の付箋を選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された第1の付箋に対して、予め定められた操作が行われた場合に、該第1の付箋と新たに作成された第2の付箋との関係付けを行う関係付手段と、前記関係付手段によって関係付けられた前記第2の付箋を、前記台紙内の前記第1の付箋との関係を示す位置に貼り付けるように制御する貼付制御手段として機能させ、前記予め定められた操作は、前記第1の付箋を前記第2の付箋を記載する領域内の位置に移動する操作であり、前記関係付手段は、前記操作が行われた場合は、前記第2の付箋は、前記第1の付箋を補足しているとする関係付けを行い、前記貼付制御手段は、前記操作によって定まった前記第1の付箋と前記第2の付箋の位置関係にしたがって、前記台紙内の第1の付箋の周囲に第2の付箋を貼り付けるように制御する情報処理プログラムである。
請求項6の情報処理プログラムによれば、台紙に貼り付けられている第1の付箋を選択した後に第2の付箋が作成された場合に、第1の付箋に対して行われた操作に応じて、2つの付箋の関係付けと第2の付箋を貼り付ける位置の制御を行うことができる。また、第1の付箋を第2の付箋を記載する領域内の位置に移動する操作が行われた場合に、第2の付箋は第1の付箋を補足しているとする関係付けを行い、操作によって定まった2つの付箋の位置関係にしたがった位置に貼り付けるように制御することができる。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という意味を有する記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
共有画面装置180は、付箋を用いて、司会者等の役割を持つファシリテーター(一般的には一人)と複数人の参加者によって行われる会合(会議、アイデア抽出会、検討会等)で利用される。参加者は参加者用端末100を用いて、アイデア等が記載された付箋を作成する。一般的に、1つの共有画面装置180に対して、参加者用端末100は複数ある。ファシリテーターは、共有画面装置180を用いて、その台紙上で、付箋の位置を決定又は変更したり、付箋をまとめたり(複数の付箋を関連付けること、グループ化等ともいわれる)、自らも付箋情報の作成等を行って、その会合を進行させる。なお、本実施の形態において、参加者には、ファシリテーターを含めてもよい。
(1)上乗せの関係(上乗せモード)
第2の付箋は、第1の付箋と同じ分類に属しているとする関係である。ここで、同じ分類とは、予め定められた種別(その会合において、話し合って策定された種別等)に属していること(属しているか否かの判断基準も、その会合において、話し合って策定されていてもよい)であってもよいし、第2の付箋を作成したユーザーが第1の付箋と同じ種別に属するものであると考えたもの(主観的に同じ種別)であってもよい。この関係によって、第1の付箋と第2の付箋をグループ化してもよいし、グループ化の候補としてもよい。
(2)補足の関係(コンテキスト補足モード)
第2の付箋は、第1の付箋を補足するものであるという関係である。なお、補足の概念に、補充、付加、相補、続き、追伸、マージ等を含めてもよい。例えば、第1の付箋内には書き切れずに、その続きを第2の付箋に書き込む等の場合が該当する。
(3)修正の関係(修正入替モード)
第2の付箋は、第1の付箋を修正(変更等を含む)した関係である。つまり、第2の付箋は、第1の付箋を修正したものであって、第2の付箋は第1の付箋に置換されるものである。なお、第2の付箋の作成後(第1の付箋の修正後)は、1つの付箋が存在するだけであり、2つの付箋が存在するわけではない。
(4)独立の関係(通常送信モード)
第2の付箋は、第1の付箋とは関係がないことである。もちろんのことながら、上乗せの関係、補足の関係、修正の関係を有していない。つまり、第2の付箋は、第1の付箋を選択した後に作成された(作成しようとしている)にもかかわらず、第1の付箋とは、無関係である付箋として作成されたものである。第1の付箋の選択を誤った場合に発生するものである。
既存付箋取込モジュール110は、台紙に貼り付けられている第1の付箋を選択する。この選択は、タッチパネル、マウス、キーボード、音声、視線、ジェスチャ等を用いたユーザーの操作によって行われる。なお、台紙、第1の付箋は、参加者用端末100の表示装置に表示されていてもよいし、共有画面装置180の表示装置に表示されていてもよい。
そして、関係付けた第2の付箋を、台紙内の第1の付箋との関係を示す位置に貼り付けるように制御する。なお、貼り付けの制御は、付箋サービス処理装置150又は共有画面装置180が行うようにしてもよい。
そして、送信付箋関連付けモジュール115は、その操作が行われた場合は、第2の付箋は、第1の付箋と同じ分類に属しているとする関係付け(上乗せの関係)を行うようにしてもよい。
また、送信付箋関連付けモジュール115は、その操作によって定まった第1の付箋と第2の付箋の位置関係にしたがって、台紙内の第1の付箋の周囲に第2の付箋を貼り付けるように制御するようにしてもよい。
そして、送信付箋関連付けモジュール115は、その操作が行われた場合は、第2の付箋は、第1の付箋を補足しているとする関係付け(補足の関係)を行うようにしてもよい。
また、送信付箋関連付けモジュール115は、その操作によって定まった第1の付箋と第2の付箋の位置関係にしたがって、台紙内の第1の付箋の周囲に第2の付箋を貼り付けるように制御するようにしてもよい。
そして、送信付箋関連付けモジュール115は、その操作が行われた場合は、第2の付箋を第1の付箋を修正したとする関係付け(修正の関係)を行うようにしてもよい。
また、送信付箋関連付けモジュール115は、台紙内の第1の付箋の代わりに第2の付箋を貼り付けるように制御するようにしてもよい。
そして、送信付箋関連付けモジュール115は、その操作が行われた場合は、第2の付箋を第1の付箋とは独立であるとする関係付け(独立の関係)を行うようにしてもよい。
また、送信付箋関連付けモジュール115は、台紙内の第1の付箋とは独立した位置に第2の付箋を貼り付けるように制御するようにしてもよい。
付箋関連判定モジュール125は、第1の付箋と第2の付箋が、前述した予め定められた関係を有しているか否かの判定を行う。
操作・属性記録モジュール130は、参加者用端末100におけるユーザーの操作、付箋の属性等を管理する。
通信モジュール155は、参加者用端末100の通信モジュール105、共有画面装置180の通信モジュール185と接続されている。通信モジュール155は、参加者用端末100、共有画面装置180と通信を行う。例えば、参加者用端末100による処理結果を共有画面装置180の表示装置に反映させるために、参加者用端末100、共有画面装置180との通信を行う。ここでの通信は、無線、有線、これらの組み合わせであってもよく、例えば、通信インフラとしてのインターネット、イントラネット等であってもよい。
付箋内容管理モジュール160は、参加者用端末100、共有画面装置180で作成、表示されている付箋の内容(付箋に書き込まれている内容)を管理する。なお、この内容は、テキストデータ、図形、画像、動画、音声等の電子データ、又はこれらの組み合わせである。以下、テキストデータを例示して説明する。
付箋属性管理モジュール165は、付箋の属性(付箋の表示色(背景色)、貼り付け位置の座標、付箋の大きさ、付箋を作成した者、付箋を編集した者、作成日時(年、月、日、時、分、秒、秒以下、又はこれらの組み合わせであってもよい)、編集日時等)を管理する。
付箋関連付け管理モジュール170は、付箋間の関係を管理する。なお、管理対象とする関係は、前述した「上乗せの関係」、「補足の関係」だけでよい。また、「上乗せの関係」、「補足の関係」のいずれか一方だけを実装した場合は、その実装した関係だけを管理すればよい。
通信モジュール185は、付箋サービス処理装置150の通信モジュール155と接続されている。通信モジュール185は、付箋サービス処理装置150と通信を行う。例えば、参加者用端末100による処理結果を共有画面装置180の表示装置に反映させるために、付箋サービス処理装置150との通信を行う。
表示モジュール190は、プロジェクター等の表示装置を制御するモジュールであって、台紙と付箋を表示する。大型の画面(例えば、80インチ等の大きさ)を備えたものであってもよい。また、表示モジュール190は、電子白板であって、ファシリテーターの指又はペン等の動きを検知して、付箋を台紙に貼り付けること、付箋の関連付け(グループ化)を行うこと等の操作を受け付けるものである。例えば、共有画面装置180にペンが備えられており、そのペンが予め定められたペン置きから離れたこと(ファシリテーターが操作するためにペンを持ち上げたこと)、そしてペンの先端の位置(表示装置に触れたこと等)を検知することによって、台紙、付箋に対する操作を受け付ける。例えば、ペン置きにセンサー(ペンの重力でスイッチがオンオフとなるセンサー等)を設け、複数のペン(黒色のペン、赤色のペン、青色のペン等)のうち、どのペンが用いられているかを検知すればよい。また、表示装置の表示画面全体がタッチセンサーであり、表示画面に触れられた位置を検知すればよい。
図2(a)は、参加者用端末100、共有画面装置180を用いる会議室210内で、付箋サービス処理装置150が設置された形態での使用例を示している。
会議室210内に、参加者用端末100A、参加者用端末100B、参加者用端末100C、参加者用端末100D、参加者用端末100E、付箋サービス処理装置150、共有画面装置180がある。参加者用端末100A、参加者用端末100B、参加者用端末100C、参加者用端末100D、参加者用端末100E、共有画面装置180は、それぞれ付箋サービス処理装置150と通信回線を介して接続されている。通信回線は、無線、有線、これらの組み合わせであってもよい。
参加者用端末100は、参加者によって所持(個人所有のモバイル端末であってもよい)され、使用される。共有画面装置180は、ファシリテーターによって使用される。また、ファシリテーターも参加者用端末100を所持していてもよい。
共有画面装置180に台紙、その台紙に貼り付けられた付箋が表示される。参加者は、それらを見ながら、参加者用端末100を用いて付箋を作成し、台紙に貼り付ける操作(以下、Dropともいう)が行われる。また、付箋を作成する場合に、台紙に貼り付けられた付箋に啓発等されて新しい付箋を作成したい場合がある。そのような場合は、その付箋を選択して、その選択した付箋と関連した付箋を作成する。
会議室210A内に、参加者用端末100A、参加者用端末100B、参加者用端末100C、参加者用端末100D、共有画面装置180Aがある。そして、別の会議室210B内に、参加者用端末100E、参加者用端末100F、参加者用端末100G、参加者用端末100H、参加者用端末100I、共有画面装置180Bがある。参加者用端末100A、参加者用端末100B、参加者用端末100C、参加者用端末100D、参加者用端末100E、参加者用端末100F、参加者用端末100G、参加者用端末100H、参加者用端末100I、付箋サービス処理装置150、共有画面装置180A、共有画面装置180Bは、通信回線290を介してそれぞれ接続されている。通信回線290は、無線、有線、これらの組み合わせであってもよく、例えば、通信インフラとしてのインターネット、イントラネット等であってもよい。付箋サービス処理装置150による機能は、付箋を用いた複数の会合を支援するクラウドサービスとして実現してもよい。
図4は、会合の風景の例を示したものである。図4(a)の例では、共有画面装置180が設置され、各ユーザー(参加者だけでなく、ファシリテーターも含む)が参加者用端末100を有している。共有画面装置180の画面495には付箋A490が表示されている。つまり、台紙上に、付箋A490が貼り付けられている。
図4(b)の例は、参加者用端末100の画面400に、付箋表示領域410を表示している。ユーザー480の操作によって、付箋表示領域410に書き込みが行われ、台紙に貼り付けの操作が行われる。
ステップS302では、台紙上にある付箋A490を選択する。ファシリテーターのユーザー480Aが選択をしてもよいし、参加者用端末100の画面400に共有画面装置180の画面495と同等のものを表示させ、参加者(例えば、ユーザー480B等)が選択してもよい。また、台紙で最後に(現在から一番近い過去)、作成、編集等されたものを選択できるボタン(「さっきの」ボタン)等を用意して、付箋A490を選択できるようにしてもよい。付箋A490が選択されるのは、付箋A490を修正したい場合、付箋A490と同じ分類に属する付箋(上乗せの関係がある付箋)を作成したい場合、付箋A490を補足したい場合がある。また、誤って選択した場合がある。
図5の例に示す状態で、付箋表示領域410内を修正(変更、削除、追加等)した場合、「表示されている付箋A490を修正した場合」に該当する。
ステップS308では、付箋A490を修正する。ユーザー480の操作によって、付箋表示領域410内が修正される。
ステップS310では、修正された付箋を、元の付箋A490の入れ替えとして付箋サービス処理装置150へ送信する。ユーザー480の操作によって、ドロップボタン515が選択された場合、付箋表示領域410内の内容を、付箋A490として台紙に貼り付ける。つまり、共有画面装置180の画面495に表示されている付箋A490が修正される。新しい付箋は付加されない。
この例では、図6(a)の例に示すような、付箋表示領域410から枠外510へ移動操作620する操作が、サムネイル化の操作にあたる。なお、上乗せの関係又は補足の関係を指定する操作であるならば、必ずしもサムネイル化を伴う必要はないし、枠外510への移動操作620でなくてもよい。例えば、上乗せの関係又は補足の関係を指定するボタン等を用意してもよい。また、いったん枠外510に移動した後に、付箋表示領域410へ戻す操作が行われた場合は、枠内への移動と判断し、ステップS318へ進む。
図6(b)の例に示す状態は、図6(a)の例に示す移動操作620の操作が行われた場合に、付箋表示領域410内の内容(元の付箋A490の内容)を縮小化して、枠外510の移動操作620が行われた位置に、付箋サムネイル625を表示したものである。そして、付箋表示領域410内を空白にし、新しい付箋を作成できるようにしている。なお、付箋表示領域410内を空白にせず、元の付箋A490の内容をそのまま表示して、編集できるようにしてもよい。
そして、ユーザーの操作によって、付箋サムネイル625を枠外510内(つまり、付箋表示領域410内への移動ではなく)で、移動する。具体的には、図6(c)の例に示すように、付箋サムネイル630Dから付箋サムネイル630C又は付箋サムネイル630Aの間、付箋サムネイル630Aから付箋サムネイル630B又は付箋サムネイル630Dの間、付箋サムネイル630Bから付箋サムネイル630C又は付箋サムネイル630Aの間、付箋サムネイル630Cから付箋サムネイル630D又は付箋サムネイル630Bの間で移動できる。もちろんのことながら、枠外510内の角の位置だけでなく、その途中の空間の位置に移動してもよい。この移動操作は、台紙上における付箋A490(付箋A)と新しく作成した付箋Bとの位置関係を指定するものである。
ステップS316では、作成された付箋Bを、付箋Aに対しての上乗せであること、枠外にある付箋Aと付箋Bとの位置関係(具体的には、図7(a)の例に示すように、付箋表示領域410に対して右上の位置に付箋サムネイル625がある位置関係)とともに付箋サービス処理装置150へ送信する。例えば、図7(a)に示すように、付箋表示領域410内に新しい付箋Bの内容が記載され、付箋サムネイル625を付箋表示領域410に対して右上の位置にある状態で、ドロップボタン515が選択されたとする。図7(b)の例に示すように、共有画面装置180の画面495の台紙上では、元の付箋A490の表示位置に対して、左下に付箋B720(ドロップボタン515が選択された時点での付箋表示領域410内の内容)を表示する。
なお、付箋B720は、付箋A490に対して上乗せの関係であることを示す表示として、両方の付箋は重ね合わせないで、いずれかの周囲が接しているように表示している。
そして、ユーザーの操作によって、付箋サムネイル625を付箋表示領域410内(つまり、枠外510内への移動ではなく)で、移動する。具体的には、図8(d)の例に示すように、付箋サムネイル830Dから付箋サムネイル830C又は付箋サムネイル830Aの間、付箋サムネイル830Aから付箋サムネイル830B又は付箋サムネイル830Dの間、付箋サムネイル830Bから付箋サムネイル830C又は付箋サムネイル830Aの間、付箋サムネイル830Cから付箋サムネイル830D又は付箋サムネイル830Bの間で移動できる。もちろんのことながら、付箋表示領域410内の角の位置だけでなく、その途中の空間の位置に移動してもよい。また、付箋表示領域410の周囲における移動だけでなく、付箋表示領域410の内部における移動であってもよい。この移動操作は、台紙上における付箋A490(付箋A)と新しく作成した付箋Bとの位置関係を指定するものである。なお、付箋表示領域410内での新しい付箋Bの作成が行われるときは、付箋サムネイル625を消去するようにしてもよいし、薄い表示にしてもよい。
ステップS320では、作成された付箋Bを、付箋Aに対しての補足モードであること、枠内にある付箋Aと付箋Bとの位置関係(具体的には、図9(a)の例に示すように、付箋表示領域410に対して右下の位置に付箋サムネイル625がある位置関係)とともに付箋サービス処理装置150へ送信する。例えば、図9(a)に示すように、付箋表示領域410内に新しい付箋Bの内容が記載され、付箋サムネイル625を付箋表示領域410に対して右下の位置にある状態で、ドロップボタン515が選択されたとする。図9(b)の例に示すように、共有画面装置180の画面495の台紙上では、元の付箋A490の表示位置に対して、左上に付箋B920(ドロップボタン515が選択された時点での付箋表示領域410内の内容)を表示する。
なお、付箋B920は、付箋A490に対して補足の関係であることを示す表示として、両方の付箋の一部を重ね合わせて表示している。その重ね合わせは、付箋A490を上にして、付箋B920を下にしたものであり、付箋B920が付箋A490の補足であることを示している。
ステップS322では、付箋Bを作成する。ユーザーの操作によって、付箋表示領域410内で新しい付箋Bの内容が記載される。具体的には、図11(a)の例に示すように、付箋表示領域410内に付箋Bの内容が記載され、付箋Aの内容を示す付箋サムネイル625等は、画面400内には表示されていない。
ステップS324では、作成された付箋Bを、付箋Aとは独立した付箋として付箋サービス処理装置150へ送信する。つまり、付箋Aが選択されずに、新しい付箋Bが作成された状態のものと同等のものとして扱う。例えば、図11(b)の例に示すように、共有画面装置180の画面495の台紙上で、新規の付箋を表示するデフォルト領域(予め定められた領域)内に付箋B1120(ドロップボタン515が選択された時点での付箋表示領域410内の内容)を表示する。もちろんのことながら、付箋A490とは関係がないこと(付箋A490とは上乗せの関係、補足の関係ではないこと)を示す位置であれば、いずれの位置であってもよい。
図12に示す例は、図5に示した例に上乗せモードボタン1220を付加したもの又は修正入替モードにおける表示である。参加者用端末100の画面400の付箋表示領域410に付箋Aを表示した例を示している。ユーザーの操作によって、上乗せモードボタン1220が選択された場合、上乗せモードで新たな付箋を作成する画面である図13の例に変更する。
図13(b)の例は、ユーザーの操作によって、付箋表示領域410内で付箋サムネイル1310を移動操作1340したものである。これは、後述するように、台紙上での付箋A(図13(b)では付箋サムネイル1310)と付箋B(図13(b)では付箋表示領域410内に記載された内容)の位置関係を指定する操作である。つまり、新しく作成した付箋Bを送信する前に、貼り付け位置を指定している操作である。そして、図13(b)の例に示す状態で、ユーザーの操作によって、ドロップボタン515が選択された場合は、後述する図15(b)の例のように、図13(b)の例で指定された位置関係にしたがって、付箋Bを台紙上に貼り付ける。
図13(a)又は(b)の例に示す状態で、ユーザーの操作によって、補足モードボタン1320が選択された場合、コンテキスト補足モードで新たな付箋を作成する画面である図14の例に変更する。同様に、ユーザーの操作によって、消去ボタン1330が選択された場合、図10の例に示した消去ボタン1010と同等の処理を行う。
図14(b)の例は、ユーザーの操作によって、付箋表示領域内410で付箋サムネイル1310を移動操作1440したものである。これは、後述するように、台紙上での付箋A(図14(b)では付箋サムネイル1310)と付箋B(図14(b)では付箋表示領域410内に記載された内容)の位置関係を指定する操作である。つまり、新しく作成した付箋Bを送信する前に、貼り付け位置を指定している操作である。そして、図14(b)の例に示す状態で、ユーザーの操作によって、ドロップボタン515が選択された場合は、後述する図16(b)の例のように、図14(b)の例で指定された位置関係にしたがって、付箋Bを台紙上に貼り付ける。
図14(a)又は(b)の例に示す状態で、ユーザーの操作によって、上乗せモードボタン1420が選択された場合、上乗せモードで新たな付箋を作成する画面である図13の例に変更する(戻る)。同様に、ユーザーの操作によって、消去ボタン1330が選択された場合、図10の例に示した消去ボタン1010と同等の処理を行う。
図13(a)の例では、付箋サムネイル1310に対する移動操作が行われていなかったので、台紙上(画面上)で移動が行われることを期待したものと判断し、ファシリテーターに付箋B920の貼り付け位置を委ねたものである。
付箋B920の周囲には移動強調枠1520を表示し、付箋B920は移動を行う必要があることを示している。つまり、貼り付け位置は固定されていないことを示している。そして、付箋B920が移動された場合は、移動強調枠1520を消去する。なお、移動を行う必要があることを示すのに、移動強調枠1520ではなく、他の表示等を行うようにしてもよい。例えば、移動を行う必要があることを示す矢印等の表示、付箋B920の色、大きさ、形等を変更する、フラッシュ表示、細かい振動表示、音声等の出力等、又はこれらの組み合わせであってもよい。
また、付箋B920の移動範囲を示す移動可能枠1530を表示するようにしてもよい。付箋B920を移動可能枠1530内で移動できることを示しており、移動可能枠1530の外へ付箋B920を移動させようとすると警告を発するようにしてもよい。
図15(b)の例は、図13(b)の例に示す状態から、ドロップボタン515が選択された場合の共有画面装置180の画面495の表示状態を示すものである。
図15(b)の例では、付箋サムネイルに対して移動操作が行われたので、新しい付箋B920(付箋B)の作成者が貼り付け位置を指定したものと判断したものである。図9(b)と同等の状態を示している。
なお、図9(b)の例に示すように、付箋B920を付箋A490に重ねて貼り付けるようにしてもよい。
また、図13(b)の例に示す状態から、図15(a)の例に示す状態に遷移してもよいし、図13(a)の例に示す状態から、図15(b)の例に示す状態に遷移してもよい。
図14(a)の例では、付箋サムネイル1310に対する移動操作が行われていなかったので、台紙上(画面上)で移動が行われることを期待したものと判断し、ファシリテーターに付箋B920の貼り付け位置を委ねたものである。
付箋B920の周囲には移動強調枠1620を表示し、付箋B920は移動を行う必要があることを示している。つまり、貼り付け位置は固定されていないことを示している。そして、付箋B920が移動された場合は、移動強調枠1620を消去する。なお、移動を行う必要があることを示すのに、移動強調枠1620ではなく、他の表示等を行うようにしてもよい。例えば、移動を行う必要があることを示す矢印等の表示、付箋B920の色、大きさ、形等を変更する、フラッシュ表示、細かい振動表示、音声等の出力等、又はこれらの組み合わせであってもよい。
また、付箋B920の移動範囲を示す移動可能枠1630を表示するようにしてもよい。付箋B920を移動可能枠1630内で移動できることを示しており、移動可能枠1630の外へ付箋B920を移動させようとすると警告を発するようにしてもよい。なお、図15(a)の例に示した移動可能枠1530よりも移動可能枠1630を広く表示するようにしてもよい。上乗せの関係であるので、補足の関係ほど密接な位置関係を示す必要がないからである。
図16(b)の例は、図14(b)の例に示す状態から、ドロップボタン515が選択された場合の共有画面装置180の画面495の表示状態を示すものである。
図16(b)の例では、付箋サムネイル1310に対して移動操作1440が行われたので、新しい付箋B920(付箋B)の作成者が貼り付け位置を指定したものと判断したものである。図7(b)と同等の状態を示している。
また、図14(b)の例に示す状態から、図16(a)の例に示す状態に遷移してもよいし、図14(a)の例に示す状態から、図16(b)の例に示す状態に遷移してもよい。
つまり、図17に示す例は、図5に示した例に補足モードボタン1720を付加したもの又は修正入替モードにおける表示である。参加者用端末100の画面400の付箋表示領域410に付箋Aを表示した例を示している。ユーザーの操作によって、補足モードボタン1720が選択された場合、コンテキスト補足モードで新たな付箋を作成する画面である図18の例に変更する。
図18(b)の例は、ユーザーの操作によって、付箋表示領域410内で付箋サムネイル1310を移動操作1840したものである。これは、前述したように、台紙上での付箋A(図18(b)では付箋サムネイル1310)と付箋B(図18(b)では付箋表示領域410内に記載された内容)の位置関係を指定する操作である。つまり、新しく作成した付箋Bを送信する前に、貼り付け位置を指定している操作である。そして、図18(b)の例に示す状態で、ユーザーの操作によって、ドロップボタン515が選択された場合は、前述した図15(b)の例のように、図18(b)の例で指定された位置関係にしたがって、付箋Bを台紙上に貼り付ける。
図18(a)又は(b)の例に示す状態で、ユーザーの操作によって、上乗せモードボタン1820が選択された場合、上乗せモードで新たな付箋を作成する画面である図19の例に変更する。同様に、ユーザーの操作によって、消去ボタン1330が選択された場合、図10の例に示した消去ボタン1010と同等の処理を行う。
図19(b)の例は、ユーザーの操作によって、付箋表示領域410内で付箋サムネイル1310を移動操作1940したものである。これは、前述したように、台紙上での付箋A(図19(b)では付箋サムネイル1310)と付箋B(図19(b)では付箋表示領域410内に記載された内容)の位置関係を指定する操作である。つまり、新しく作成した付箋Bを送信する前に、貼り付け位置を指定している操作である。そして、図19(b)の例に示す状態で、ユーザーの操作によって、ドロップボタン515が選択された場合は、前述した図16(b)の例のように、図19(b)の例で指定された位置関係にしたがって、付箋Bを台紙上に貼り付ける。
図19(a)又は(b)の例に示す状態で、ユーザーの操作によって、補足モードボタン1920が選択された場合、コンテキスト補足モードで新たな付箋を作成する画面である図18の例に変更する(戻る)。同様に、ユーザーの操作によって、消去ボタン1330が選択された場合、図10の例に示した消去ボタン1010と同等の処理を行う。
そして、ユーザーの操作によって、上乗せモードボタン1220が選択された場合、上乗せモードで新たな付箋を作成する画面である図13の例に変更すればよい。ユーザーの操作によって、補足モードボタン1720が選択された場合、コンテキスト補足モードで新たな付箋を作成する画面である図18の例に変更すればよい。
なお、図21に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図21に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図21に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、携帯情報通信機器(携帯電話、スマートフォン、モバイル機器、ウェアラブルコンピュータ等を含む)、情報家電、ロボット、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
また、枠外又は付箋表示領域内での付箋サムネイル等の移動操作は自由にできるが、移動した位置が、既に台紙上で、元の付箋Aに対して、上乗せの関係又は補足の関係にある第3の付箋が表示されている場合は、その第3の付箋とは異なる位置に、新たに作成された付箋Bを表示するようにしてもよい。また、1枚の付箋に対して補足の関係にある付箋が複数枚ある場合(さらに、貼り付ける位置が同じであることを条件としてもよい)は、その順番を変更できるようにしてもよい。例えば、その順番を指定できるボタン等を用意して、そのボタン等が選択されたことによって、順番を入れ替えるようにしてもよい。
また、台紙は、共有画面装置180の画面495に表示しているが、参加者用端末100の画面400に表示するようにしてもよい。その場合は、付箋の作成者又は他の参加者(付箋が作成された参加者用端末100以外の参加者用端末100を利用している参加者)が、貼り付けの指示を行うことになる。
また、付箋A490の作成者とその付箋A490を選択した者が異なる場合は、修正入替モード又は上乗せモードのいずれかとしてもよい。なお、修正入替モードをデフォルトとした場合は、修正入替モードであるか否かをファシリテーターに判断させるようにしてもよい。そして、それ以外であることを示す操作があった場合は、次に他のモード(「最初を修正入替モードとした場合は、次は上乗せモード」、「最初を上乗せモードとした場合は、次は修正入替モード」)とするようにしてもよい。
さらに、付箋A490の作成者とその付箋A490を選択した者が同じであって、連続している(付箋A490が直近で作成されている)場合、上乗せモード又はコンテキスト補足モードのいずれかとしてもよい。そして、それ以外であることを示す操作があった場合は、次に他のモード(「最初を上乗せモードとした場合は、次はコンテキスト補足モード」、「最初をコンテキスト補足モードとした場合は、次は上乗せモード」)とするようにしてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
105…通信モジュール
110…既存付箋取込モジュール
115…送信付箋関連付けモジュール
120…既存付箋畳重UIモジュール
125…付箋関連判定モジュール
130…操作・属性記録モジュール
150…付箋サービス処理装置
155…通信モジュール
160…付箋内容管理モジュール
165…付箋属性管理モジュール
170…付箋関連付け管理モジュール
180…共有画面装置
185…通信モジュール
190…表示モジュール
210…会議室
290…通信回線
Claims (6)
- 台紙に貼り付けられている第1の付箋を選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択された第1の付箋に対して、予め定められた操作が行われた場合に、該第1の付箋と新たに作成された第2の付箋との関係付けを行う関係付手段と、
前記関係付手段によって関係付けられた前記第2の付箋を、前記台紙内の前記第1の付箋との関係を示す位置に貼り付けるように制御する貼付制御手段
を具備し、
前記予め定められた操作は、前記第1の付箋を前記第2の付箋を記載する領域外の位置に移動する操作であり、
前記関係付手段は、前記操作が行われた場合は、前記第2の付箋は、前記第1の付箋と同じ分類に属しているとする関係付けを行い、
前記貼付制御手段は、前記操作によって定まった前記第1の付箋と前記第2の付箋の位置関係にしたがって、前記台紙内の第1の付箋の周囲に第2の付箋を貼り付けるように制御する
ことを特徴とする情報処理装置。 - 台紙に貼り付けられている第1の付箋を選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択された第1の付箋に対して、予め定められた操作が行われた場合に、該第1の付箋と新たに作成された第2の付箋との関係付けを行う関係付手段と、
前記関係付手段によって関係付けられた前記第2の付箋を、前記台紙内の前記第1の付箋との関係を示す位置に貼り付けるように制御する貼付制御手段
を具備し、
前記予め定められた操作は、前記第1の付箋を前記第2の付箋を記載する領域内の位置に移動する操作であり、
前記関係付手段は、前記操作が行われた場合は、前記第2の付箋は、前記第1の付箋を補足しているとする関係付けを行い、
前記貼付制御手段は、前記操作によって定まった前記第1の付箋と前記第2の付箋の位置関係にしたがって、前記台紙内の第1の付箋の周囲に第2の付箋を貼り付けるように制御する
ことを特徴とする情報処理装置。 - 前記予め定められた操作は、前記第1の付箋を移動せずに、修正して第2の付箋を作成する操作であり、
前記関係付手段は、前記操作が行われた場合は、前記第2の付箋を前記第1の付箋を修正したとする関係付けを行い、
前記貼付制御手段は、前記台紙内の第1の付箋の代わりに第2の付箋を貼り付けるように制御する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 前記予め定められた操作は、前記第1の付箋を消去する操作であり、
前記関係付手段は、前記操作が行われた場合は、前記第2の付箋を前記第1の付箋とは独立であるとする関係付けを行い、
前記貼付制御手段は、前記台紙内の第1の付箋とは独立した位置に第2の付箋を貼り付けるように制御する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - コンピュータを、
台紙に貼り付けられている第1の付箋を選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択された第1の付箋に対して、予め定められた操作が行われた場合に、該第1の付箋と新たに作成された第2の付箋との関係付けを行う関係付手段と、
前記関係付手段によって関係付けられた前記第2の付箋を、前記台紙内の前記第1の付箋との関係を示す位置に貼り付けるように制御する貼付制御手段
として機能させ、
前記予め定められた操作は、前記第1の付箋を前記第2の付箋を記載する領域外の位置に移動する操作であり、
前記関係付手段は、前記操作が行われた場合は、前記第2の付箋は、前記第1の付箋と同じ分類に属しているとする関係付けを行い、
前記貼付制御手段は、前記操作によって定まった前記第1の付箋と前記第2の付箋の位置関係にしたがって、前記台紙内の第1の付箋の周囲に第2の付箋を貼り付けるように制御する
情報処理プログラム。 - コンピュータを、
台紙に貼り付けられている第1の付箋を選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択された第1の付箋に対して、予め定められた操作が行われた場合に、該第1の付箋と新たに作成された第2の付箋との関係付けを行う関係付手段と、
前記関係付手段によって関係付けられた前記第2の付箋を、前記台紙内の前記第1の付箋との関係を示す位置に貼り付けるように制御する貼付制御手段
として機能させ、
前記予め定められた操作は、前記第1の付箋を前記第2の付箋を記載する領域内の位置に移動する操作であり、
前記関係付手段は、前記操作が行われた場合は、前記第2の付箋は、前記第1の付箋を補足しているとする関係付けを行い、
前記貼付制御手段は、前記操作によって定まった前記第1の付箋と前記第2の付箋の位置関係にしたがって、前記台紙内の第1の付箋の周囲に第2の付箋を貼り付けるように制御する
情報処理プログラム。
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