JP6444759B2 - 箱体の扉 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、箱体の扉に関する。
従来、例えば冷蔵庫の断熱箱体などの開口を開閉する扉は、複数の部材を組み合わせて構成されている。例えば図23及び図24に示すように、従来構成の箱体の扉90は、扉の正面を構成する扉前面材91と、扉の背面を構成する扉背面材93と、扉正面材と扉背面材との間を塞ぐキャップ部材92と、を備えている。扉前面材91は、扉90の正面を構成する正面部911と、扉90の側面を構成する側面部912と、正面部911の縁部を扉90の厚み方向へ折り曲げた係合部913と、側面部912の後側縁部を正面部911と平行方向に折り曲げた後曲部914と、を一体に有している。キャップ部材92は、扉前面材91の係合部913を咥え込む被係合部921を有している。
扉90は、例えば次のようにして組み立てられる。まず、図24の(a)に示すように、キャップ部材92を矢印A1方向へ移動させて、キャップ部材92の被係合部921に扉前面材91の係合部913を挿入する。次に、図24の(b)に示すように、キャップ部材92を、被係合部921と係合部913の被挿入部分を支点にして矢印A2方向へ回転させる。これにより、キャップ部材92が扉前面材91に嵌め込まれる。その後、図24の(c)に示すように、扉背面材93を、発泡ウレタンなどの発泡断熱材94を介在させて扉前面材91の後曲部914に当接させる。これにより、扉90が組み立てられる。
しかしながら、上述の従来構成では、キャップ部材92の取り付けに、図24の(b)で示したような、キャップ部材92の大きな回転動作を伴う。そのため、組み付け性が悪く、また、キャップ部材92の回転動作によって係合部913が折れ曲がって凹凸などの変形が生じてしまうおそれがあった。そして、係合部913に凹凸が生じると、その凹凸によってキャップ部材92と係合部913との間に隙間が生じ、外観上見栄えが悪くなることに繋がる。
特開2001−263928号公報 特開平08−121946号公報
そこで、本実施形態は、作業性を向上させると共に、組み付けの際に生じる変形を極力低減することができる箱体の扉を提供する。
実施形態の箱体の扉は、箱体の開口を開閉する扉であって、前記扉の表面を構成する表面部と、前記表面部の周囲の辺部のうち対向する2つの辺部を前記表面部に対して直角方向へ曲げるようにして形成され前記扉の側面を構成する2つの側面部と、を一体に有する板部材と、前記2つの側面部の端部において前記2つの側面部間に設けられた挿入部に挿入されて前記2つの側面部間を閉塞する閉塞部材と、を備える。前記板部材又は前記閉塞部材の少なくとも何れか一方は、前記閉塞部材が前記挿入部に挿入された状態で前記閉塞部材を前記扉の厚み方向へ移動可能にする移動部を有する。
第1実施形態による扉及び箱体を示す斜視図 扉を分解して示す斜視図 扉の左端部を分解して示す斜視図 扉の右端部を分解して示す斜視図 扉の組立手順を示す斜視図(その1) 扉の組立手順を示す斜視図(その2) 扉の組立手順を示す斜視図(その3) 扉の組立手順を示す斜視図(その4) 扉の組立手順を示す断面図(その1) 扉の組立手順を示す断面図(その2) 扉の組立手順を示す断面図(その3) 扉の組立手順を示す断面図(その4) 扉の組立手順を示す断面図(その5) 図13のX14−X14線に沿って拡大して示す断面図 図13のX15−X15線に沿って拡大して示す断面図 第2実施形態による扉の左端部分を分解して示す斜視図 外板部材の角部を示す斜視図 閉塞部材の端部を示す斜視図 扉の組立手順を示すもので、第1、第3係合部と第1、第3被係合部との関係を示す断面図(その1) 扉の組立手順を示すもので、第1、第3係合部と第1、第3被係合部との関係を示す断面図(その2) 扉の組立手順を示すもので、第2係合部と第2被係合部との関係を示す断面図(その1) 扉の組立手順を示すもので、第2係合部と第2被係合部との関係を示す断面図(その2) 従来構成の扉を示す斜視図 従来構成の扉の組立手順を(a)〜(c)の順に示す図
以下、複数の実施形態による冷蔵庫を、図面を参照して説明する。なお、各実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第1実施形態)
まず、第1実施形態について、図1から図15を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態における箱体の扉20、30は、例えば断熱箱体11に取り付けられて冷蔵庫10を構成する。すなわち、図1に示す冷蔵庫10は、断熱箱体11と、冷凍室扉20、及び冷蔵室扉30を備えている。断熱箱体11は、断熱性を有し、前面に開口を有する矩形の箱体である。冷蔵庫10は、断熱箱体11の内部に食材を貯蔵するための貯蔵室として冷凍室12及び冷蔵室13を備えている。この場合、冷蔵庫10は、いわゆる2ドア式の冷蔵庫である。冷凍室12は、冷蔵庫10の上部に設けられ、冷蔵室13は、冷蔵庫10の下部に設けられている。冷蔵庫10は、図示しない冷凍サイクルを備え、この冷凍サイクルによって冷凍室12及び冷蔵室13内が冷却される。
冷凍室扉20は、冷凍室12の前側に設けられ、冷凍室12の開口121を開閉する。冷蔵室扉30は、冷蔵室13の前側に設けられ、冷蔵室13の開口131を開閉する。冷凍室扉20及び冷蔵室扉30は、箱体の扉に相当する。冷凍室扉20及び冷蔵室扉30は、断熱性を有するヒンジ開閉式の矩形状の扉であって、片開き式に構成されている。冷蔵庫10は、断熱箱体11の開口の左右いずれか一方の縁部に、ヒンジ部14を備えている。冷凍室扉20及び冷蔵室扉30は、それぞれヒンジ部14を支点に回動する。
次に、冷凍室扉20及び冷蔵室扉30の基本的構成について説明する。なお、冷凍室扉20及び冷蔵室扉30は、具体的な寸法や細部を除き、基本的な構成は同様である。したがって、以下では、冷凍室扉20及び冷蔵室扉30について、冷凍室扉20を代表させて説明する。なお、以下の説明では、冷凍室扉20及び冷蔵室扉30を単に扉20と称する。また、図1の紙面の上下方向を冷蔵庫10及び扉20、30の上下方向とする。また、上下方向に対して直角方向であって、扉20、30を冷蔵庫10の外方から見た場合における扉20、30の面に平行な方向を冷蔵庫10の左右方向とする。また、以下の説明において、「直角」、「平行」、「平面」等の形状を表す文言については、厳密である必要はなく製造や組立に伴う一般的な誤差が許容される。
図2に示すように、扉20は、内部材21と、板部材としての外板部材22と、2個の閉塞部材23と、4個の規制部材25と、を備えている。扉20は、内部材21と外板部材22と2個の閉塞部材23とによって中空の板状の扉を構成している。そして、扉20の内部には、例えば発泡ウレタンや真空断熱パネルなどの断熱材が設けられる。これにより、扉20は、断熱性を有する。
内部材21は、扉20において貯蔵室12側の面を構成する。内部材21は、例えば合成樹脂製の成型品で構成されている。内部材21は、全体として矩形の板状に構成されている。内部材21の外板部材22側の面は、略平坦面に形成されている。内部材21の外板部材22と反対側には、ドアポケットなどの構造物が設けられる。また、内部材21には、図示しないパッキンなどが、外板部材22と反対側の外周に沿って設けられる。
外板部材22は、扉20において貯蔵室12と反対側つまり外側の面を構成する。外板部材22は、例えば金属製の板を曲げて構成されている。この場合、外板部材22は、例えばステンレスなどの鋼板に限られず、アルミニウムやマグネシウムなどの非鉄金属製の板を曲げ加工したものであっても良い。更には、外板部材22は、樹脂板を曲げ加工した加工品や樹脂の成型品であっても良い。外板部材22は、全体として矩形の板状に構成されている。外板部材22は、表面部221、側面部222、及びフランジ部223を一体に有している。表面部221は、矩形の平坦面状に形成され、扉20の表面を構成する。
側面部222は、表面部221の周囲の辺部のうち対向する2つの辺部この場合左右両縁部を、表面部221に対して直角に貯蔵室12側へ折り曲げるようにして形成されている。この場合、側面部222は、左右一対に構成されている。側面部222は、上下方向に長い矩形状に形成され、扉20の側面を構成する。側面部222の幅が、扉20の厚みになる。側面部222は、表面部221の左右両縁部の略全部に亘って設けられている。2つの側面部222は、互いに離間している。この場合、2つの側面部222間は、後述する閉塞部材23が挿入される挿入部226となる。
フランジ部223は、一方の側面部222の表面部221と反対側の縁部を、対向する他方の側面部222側へ向かって直角に曲げるようにして形成されている。フランジ部223は、上下方向に長い矩形状に形成されている。フランジ部223は、側面部222から表面部221と平行に延びるようにして形成されている。フランジ部223の幅は、側面部222の幅よりも短い。フランジ部223は、側面部222の全部に亘って設けられている。2つのフランジ部223は、互いに離間している。
また、外板部材22は、第1曲部224及び第2曲部225を一体に有している。第1曲部224は、表面部221の一部を構成する部分である。第1曲部224は、表面部221の周囲の辺部のうち側面部222の存しない辺部、この場合、表面部221の上下両縁部を、表面部221に対して直角方向へ折り曲げるようにして形成されている。この場合、第1曲部224は、表面部221から僅かに突出するように設けられている。第1曲部224は、表面部221の上下両縁部の略全部に亘って設けられている。
第2曲部225は、一方の側面部222の上下の両縁部を、対向する他方の側面部222側へ向かって直角方向へ折り曲げるようにして形成されている。第2曲部225の幅は、第1曲部224の幅と略等しい。第2曲部225は、表面部221付近から側面部222の全幅の半分程度の位置まで延びている。
2つの閉塞部材23の基本的な構成は、上下対称形となっている。閉塞部材23は、例えば合成樹脂製の成型品である。閉塞部材23は、全体として一方向この場合左右方向に長い矩形の浅い容器状に構成されている。外板部材22の側面部222の上下端部において、対向する2つの側面部222間に挿入され、2つの側面部222間を閉塞する。すなわち、閉塞部材23は、扉20の上下端部であって、外板部材22の表面部221と左右側面部222と内部材21とで囲まれた部分に挿入される。そして、閉塞部材23は、外板部材22の表面部221と左右側面部222と内部材21とで囲まれた扉20の上下の開口を閉塞する。
図3及び図4にも示すように、閉塞部材23は、閉塞面部231、ヒンジ受部232、周壁部233、後壁部234、及びコーナー壁部235を一体に有している。閉塞面部231は、全体として一方向この場合横長の矩形の板状に構成されている。閉塞面部231は、閉塞部材23の容器状の底部を構成し、扉20の上下の側面部を構成する。ヒンジ受部232は、閉塞部材23の一方の端部側この場合右端部側に設けられている。ヒンジ受部232には、ヒンジ部14の軸部が挿入される。これにより、扉20は、ヒンジ部14を軸に回動可能に取り付けられる。
周壁部233は、閉塞面部231の周囲の縁部のうち、外板部材22側の長手方向の縁部と、その長手方向の辺部の両側の幅方向の縁部と、の3つの縁部に沿って設けられている。周壁部233は、閉塞面部231から上下方向であって扉20の内方へ向けて突出して設けられている。周壁部233は、閉塞面部231における内部材21側の縁部を除いて、閉塞面部231の3方の周囲を囲っている。
後壁部234は、閉塞面部231の周囲の縁部のうち、周壁部233が存していない縁部、つまり内部材21側の縁部に沿って設けられている。後壁部234は、閉塞面部231から上下方向であって扉20の内方に向かって突出している。すなわち、後壁部234は、周壁部233と同じ方向へ向かって突出している。
コーナー壁部235は、閉塞部材23の左右両端部において閉塞面部231と反対側の角部に沿って設けられている。コーナー壁部235は、外板部材22の側面部222及びフランジ部223の外方に位置するように設けられている。この場合、コーナー壁部235は、側面部222及びフランジ部223を覆う覆い部として機能する。コーナー壁部235は、閉塞面部231から上下方向であって扉20の内方に向かって突出している。すなわち、コーナー壁部235は、周壁部233及び後壁部234と同じ方向へ向かって突出している。コーナー壁部235の一端部は、後壁部234に接続されている。一方、コーナー壁部235の他端部は、周壁部233に接続されていない。すなわち、コーナー壁部235は、周壁部233から離間している。
周壁部233の端部236は、コーナー壁部235から離間している。端部236とコーナー壁部235とは隙間が形成されている。この端部236は、図3及び図4に示すように、閉塞面部231側へ向かうほど、コーナー壁部235へ近づく傾斜状すなわちテーパ形状に形成されている。周壁部233の左右両端側部分、すなわち周壁部233における閉塞部材23の長手方向の両端側部分は、閉塞面部231の外縁の内側にある。閉塞面部231のうち、この周壁部233の外側に位置する部分によって、図3に示すように当て部237が構成されている。
また、閉塞部材23は、図9に示すように、被挿入部238を有している。被挿入部238は、閉塞面部231と周壁部233の長手方向部分との接続部分に設けられている。被挿入部238は、外板部材22の表面部221側へ向かって開口した連続的又は断続的な溝形状に形成されている。この場合、被挿入部238は、閉塞部材23の長手方向つまり扉20の左右方向に沿った断続的な溝形状である。被挿入部238の溝幅は、外板部材22の厚み寸法と同程度かやや大きい寸法に設定されている。外板部材22の第1曲部224は、被挿入部238に挿入可能である。
また、閉塞部材23は、図3及び図4に示すように、当接部239、第1内壁部240、第2内壁部241、及びリブ部242を一体に有している。当接部239は、閉塞部材23の右端部分に設けられている。当接部239は、閉塞面部231から直角方向この場合上下方向における扉20の内方へ向かって突出するように設けられている。当接部239は、板状に構成されている。当接部239は、周壁部233の外側に設けられており、接続部243によって周壁部233に接続されている。当接部239は、図14に示すように、閉塞部材23が外板部材22の側面部222間に挿入された際に、側面部222の内側面に当接可能に構成されている。
第1内壁部240、第2内壁部241、及びリブ部242は、閉塞部材23の左右両端部分のそれぞれに設けられている。第1内壁部240、第2内壁部241、及びリブ部242は、板状であって、閉塞面部231から直角方向この場合上下方向における扉20の内方へ向かって突出するように設けられている。第1内壁部240は、外板部材22の表面部221に直角つまり側面部222に平行となっている。
第2内壁部241は、外板部材22の表面部221と平行つまり側面部222に直角になっている。この場合、第1内壁部240と第2内壁部241とは、略直角のL字状に形成されている。
リブ部242は、第1内壁部240に平行つまり第2内壁部241に直角に設けられている。リブ部242は、周壁部233と第1内壁部240とを接続している。これにより、リブ部242は、第1内壁部240及び第2内壁部241を補強している。
また、第1内壁部240には、図8及び図15に示すように、第1内壁部240を厚み方向に貫通させた穴部244が形成されている。穴部244は、第1内壁部240の上下方向の中心よりも閉塞面部231側寄りに設けられている。この場合、穴部244は、閉塞面部231から第1内壁部240の上下方向の中心部付近にかけて形成されている。穴部244は、扉20の厚み方向に長い矩形の穴形状に形成されている。
規制部材25は、内部材21、外板部材22、及び閉塞部材23とは別体に構成されている。図3及び図4にも示すように、全体として扉20の上下方向に長く左右方向に扁平した矩形のブロック形状に形成されている。規制部材25は、当該規制部材25の長手方向に対して対称形に構成されている。これにより、扉20の四つの角部に設けられる規制部材25は、共通化されている。規制部材25は、例えば合成樹脂製の成型品である。規制部材25は、主体部251と、受け溝部252と、2つの弾性変形部253と、2つの爪部254と、を一体に有している。主体部251は、閉塞部材23の閉塞面部231側が開口した矩形の容器状に形成されている。この場合、図14に示すように、主体部251の幅寸法W1は、第1内壁部240と周壁部233との間の幅寸法W2よりも若干大きい。
受け溝部252は、外板部材22の側面部222側へ向かって突出するとともに、閉塞部材23の閉塞面部231側へ向かって開口している。受け溝部252の溝幅は、周壁部233の両端部236の厚み寸法よりも若干大きい。そのため、周壁部233の端部236は、規制部材25の受け溝部252の内側に入り込むことが可能となっている。この場合、端部236は、規制部材25の受け溝部252に対して力を作用させる作用部として機能する。受け溝部252は、作用部としての端部236から力を受ける受け部として機能する。
また、受け溝部252の底部255は、図11に示すように、受け溝部252の長手方向の中心部から外側へ向かうほど、受け溝部252が深くなるような傾斜状つまりテーパ形状に形成されている。換言すれば、受け溝部252の深さは、受け溝部252の長手方向の外側から中心部へ向かって次第に浅くなっている。この場合、底部255のテーパ形状の傾斜角度つまり勾配率は、周壁部233の端部236のテーパ形状の勾配率と略等しくなるように設定されている。
図4に示すように、2つの弾性変形部253は、それぞれ主体部251の一部に切り込みを入れて、幅の短い板状に構成されている。弾性変形部253は、閉塞部材23の長手方向、この場合、扉20の左右方向へ向かって弾性変形可能に構成されている。
2つの爪部254は、それぞれ弾性変形部253から扉20の内方へ向かって突出して設けられている。2つの爪部254は、規制部材25の長手方向つまり扉20の上下方向対して左右対称に構成されている。爪部254の一方の面は、緩やかな傾斜面に形成されている。爪部254の他方の面は、弾性変形部253及び第1内壁部240に対して垂直な面に形成されている。この場合、2つの爪部254の垂直面は、相互に対向している。爪部254は、閉塞部材23の第1内壁部240に形成された穴部244に挿入可能に構成されている。そして、爪部254は、穴部244に挿入した状態で、爪部254の垂直面が穴部244の周囲の壁部に係止可能に構成されている。
次に、扉20の組立手順について説明する。
まず作業者は、図9に示すように、外板部材22を例えば平坦な作業面100の上に置く。その際、外板部材22の表面部221の外面が作業面100に接するとともに、側面部222が作業面100に対して直角方向となるようにする。次に、作業者は、図4及び図9の矢印B1で示すように、閉塞部材23を、外板部材22の側面部222の端部において、対向する側面部222間つまり挿入部226に挿入する。その際、作業者は、閉塞部材23の長手方向両端部の周壁部233の端部236を、それぞれ外板部材22の左右両側のフランジ部223の表面部221側の面つまり扉20の内方側の面(以下、フランジ部223の内側面と称する)にあてがうようにする。
そして、作業者は、周壁部233の端部236をフランジ部223の内側面に沿わせて、閉塞部材23を扉20の内方(矢印B1方向)へ押し込む。このとき、閉塞部材23の端部236がフランジ部223の内側面に案内され、これにより閉塞部材23は表面部221に対して略平行に移動する。これにより、閉塞部材23は、外板部材22の側面部222間において、所定の位置に挿入される。この場合、閉塞部材23の端部236は、外板部材22に対する閉塞部材23の挿入を案内する案内部として機能する。
ここで、周壁部233の端部236がフランジ部223の内側面に接して案内部として機能している状態では、外板部材22の第1曲部224は閉塞部材23に接していない。つまり、閉塞部材23の周壁部233の端部236が外板部材22のフランジ部223の内側の面に接している状態では、外板部材22の第1曲部224は、閉塞部材23の被挿入部238に挿入されない。そのため、閉塞部材23を側面部222間に挿入する際に、閉塞部材23が第1曲部224に引っかかることがなくなる。したがって、作業者は、閉塞部材23の挿入状態を直接目視しなくても、閉塞部材23を円滑に側面部222間に挿入することができる。
閉塞部材23が、側面部222の長手方向に沿って扉20の内方(矢印B1方向)へ押し込まれると、閉塞部材23の当て部237が外板部材22の第2曲部225に当接する。これにより、閉塞部材23は、扉20の内方へ更なる移動が規制される。その後、作業者は、図5及び図10の矢印B2で示すように、閉塞部材23を、作業面100側すなわち外板部材22の表面部221側へ押し込む。このとき、閉塞部材23は、閉塞部材23の当て部237が外板部材22の第2曲部225に接触しながら、第2曲部225に沿って移動する。これにより、閉塞部材23は、表面部221に対して直角方向つまり扉20の厚み方向に対して平行に移動する。この場合、外板部材22の第2曲部225及び閉塞部材23の当て部237は、閉塞部材23が、挿入部226つまり外板部材22の2つの側面部222間に挿入された状態で、閉塞部材23を扉20の厚み方向へ移動可能にする移動部として機能する。
そして、作業者は、閉塞部材23を表面部221側へ押し込むと、すなわち閉塞部材23を表面部221側へスライド移動させると、図6及び図11に示すように、その移動端において、閉塞部材23が表面部221に当接する。この場合、図11に示すように、閉塞部材23の被挿入部238に、外板部材22の第1曲部224が挿入される。そして、閉塞部材23の周壁部233における表面部221側の面が、表面部221に当接する。これにより、閉塞部材23は、表面部221側への更なる移動が規制される。
次に、作業者は、図7及び図11の矢印B3で示すように、規制部材25を、外板部材22と閉塞部材23との間に挿入する。その際、図14に示すように、閉塞部材23の周壁部233の端部236を、規制部材25の受け溝部252に嵌め込むようにする。そして、作業者は、規制部材25を、フランジ部223の内側面に沿わせながら、閉塞部材23の閉塞面部231側へ押し込む。その際、規制部材25は、フランジ部223の内側面によって、外板部材22と閉塞部材23との間の所定の位置に案内される。
規制部材25が、外板部材22と閉塞部材23との間における所定の位置に挿入されると、規制部材25の受け溝部252におけるテーパ形状の底部255と、閉塞部材23の周壁部233におけるテーパ形状の端部236とが、くさびとして作用する。これにより、規制部材25は、閉塞部材23の周壁部233の端部236と、外板部材22のフランジ部223との間を押し広げる。
すなわち、規制部材25は、フランジ部223と閉塞部材23との間に挿入されることによって、フランジ部223を押圧する。この場合、閉塞部材23の周壁部233の端部236と、規制部材25の受け溝部252の底部255とが、それぞれ傾斜状に形成されている。これにより、規制部材25は、規制部材25が閉塞面部231側へ押し込まれることに伴って、フランジ部223を押圧する力が増大する。
そして、フランジ部223が規制部材25から力を受けたことによって、外板部材22全体が、図12における矢印B4で示す方向へ移動するとともに、規制部材25が矢印B5方向へ移動する。つまり、規制部材25と外板部材22とが相互に引き寄せられて、外板部材22のフランジ部223の外側面と、閉塞部材23のコーナー壁部235の内側面とが密着する方向へ移動する。また、外板部材22の第1曲部224が、閉塞部材23の被挿入部238の内側へより入り込む。これらにより、外板部材22と閉塞部材23とが密着し、外板部材22と閉塞部材23との隙間が密に埋められる。
そして、規制部材25のくさびとしての作用により、外板部材22のフランジ部223の外側面と閉塞部材23のコーナー壁部235の内側面とが、圧力を受けた状態で接触する。同様に、規制部材25のくさびとしての作用により、外板部材22の閉塞面部231の内側面と閉塞部材23の周壁部233の閉塞面部231側の面とが、圧力を受けた状態で接触する。これにより、閉塞部材23が、外板部材22の側面部222間において強固に固定される。このようにして、規制部材25は、閉塞部材23が移動端に位置する状態において閉塞部材23の移動を規制する規制手段として機能する。
また、規制部材25の幅寸法W1は、図14に示すように、第1内壁部240と周壁部233との間の幅寸法W2よりも若干大きい。そのため、規制部材25が第1内壁部240と周壁部233との間に挿入されると、第1内壁部240と周壁部233とを離間させる方向へ力が作用する。この場合、第1内壁部240には、第1内壁部240に対して直角方向に設けられた第2内壁部241が接続されているため、周壁部233に対して第1内壁部240の変形は小さい。周壁部233は、規制部材25から受けた力を、接続部243を介して当接部239へ伝える。
つまり、規制部材25は、当接部239と第1内壁部240との間に挿入され、周壁部233を、第1内壁部240から離間する方向へ押し広げる。そして、規制部材25は、周壁部233及び接続部243を介して当接部239を第1内壁部240から離間する方向へ押し広げ、これにより、当接部239を、外板部材22の側面部222の内側面に密着させる。その結果、閉塞部材23が、外板部材22の側面部222間においてさらに強固に固定される。
そして、図8及び図12の状態になるまで規制部材25が押し込まれると、規制部材25の一方の爪部254は、第1内壁部240の穴部244に係止する。そのため、規制部材25は、閉塞部材23から抜ける方向つまり閉塞部材23から離間する方向への移動が規制される。これにより、規制部材25は、外板部材22と閉塞部材23との間に固定される。なお、規制部材25の取りはずしは、次のようにして行う。作業者は、工具等で弾性変形部253を押して、弾性変形部253を、第1内壁部240から離間する方向へ弾性変形させる。これにより、爪部254が第1内壁部240の穴部244から抜ける。すると、爪部254と穴部244とが係止すことよる、規制部材25の移動の規制が解除され、規制部材25の取り外しが可能になる。
作業者は、規制部材25を取り付けた後、図13に示すように、内部材21を、外板部材22と閉塞部材23との組立体に取り付ける。その際、作業者は、内部材21の外周部分を、外板部材22のフランジ部223及び閉塞部材23の後壁部234に当接させる。これにより、内部に空間を有する内部材21と外板部材22と閉塞部材23との組立体が構成される。そして、作業者は、内部材21と外板部材22と閉塞部材23との組立体の内部に、断熱材として例えば現場発泡型の発泡ウレタンを充填する。これにより、断熱性を有する扉20が完成する。なお、扉20の断熱材は、発泡ウレタンに換えて又は発泡ウレタンと共に、例えば真空断熱パネルを設けても良い。この場合、例えば内部材21が取り付けられる前に、真空断熱パネルが外板部材22の内側に配置される。
これによれば、扉20の組立において、作業者は、閉塞部材23を、外板部材22の表面部221に当接しない状態で2つの側面部222間に挿入した後に、表面部221に対して直角方向であって表面部221に近づく方向へ移動させる。したがって、閉塞部材23を、大きな回転動作を伴うことなく外板部材22に取り付けることができる。そのため、閉塞部材23の回転動作に伴って外板部材22が折れ曲がることを抑制することができる。作業者は、容易に閉塞部材23を外板部材22に取り付けることができ、作業性が向上する。また、これによれば、外板部材22に凹凸が生じることを抑制することができ、その結果、閉塞部材23と外板部材22との隙間が生じ難くなり、外観上の見栄えも良くなる。
閉塞部材23の外板部材22に取り付けられた状態である移動端において、閉塞部材23の被挿入部238には、外板部材22の第1曲部224が挿入されている。これによれば、閉塞部材23の移動が規制され、閉塞部材23が外板部材22から不用意に外れることを防止することができる。また、閉塞部材23と外板部材22との隙間が目立たなくなり、外観上の見栄えも向上する。
また、作業者は、閉塞部材23を外板部材22の挿入部226に挿入する際、閉塞部材23の当て部237が外板部材22の第2曲部225に当たったことを目安にすることができる。これにより、作業者は、閉塞部材23と外板部材22との取り付け具合をいちいち目視しながら作業する必要が無くなるため、作業性が向上される。
扉20は、閉塞部材23が外板部材22に取り付けられた状態すなわち閉塞部材23が移動端に位置する状態において、閉塞部材23の移動を規制する規制手段として規制部材25を備えている。これによれば、閉塞部材23が外板部材22から不用意に外れることをさらに効果的に防止することができる。
規制部材25は、閉塞部材23の当接部239と第1内壁部240との間に挿入されて、当接部239を第1内壁部240から離間する方向へ押し広げて当接部239を外板部材22の側面部222に密着させる。これによれば、閉塞部材23が、外板部材22の側面部222間において強固に固定される。
規制部材25は、フランジ部223の内側面によって、外板部材22と閉塞部材23との間の所定の位置に案内される。これによれば、規制部材25の挿入位置が閉塞部材23や外板部材22の内側に隠れて作業者から見え難い場合であっても、作業者は、容易に規制部材25を取り付けることができる。その結果、作業性の向上が図られる。
閉塞部材23は、外板部材22に対する挿入を案内する案内部として、周壁部233の端部236を有している。これによれば、閉塞部材23の挿入位置が作業者から見え難い場合であっても、作業者は、容易に閉塞部材23を外板部材22に取り付けることができる。すなわち、作業者は、外板部材22の第1曲部224に閉塞部材23の被挿入部238に入るかどうかを確認するために、作業面100の下方に潜り込んで直接目視しなくても、容易に閉塞部材23を外板部材22に取り付けることができる。その結果、作業性が向上する。
更には、閉塞部材23と外板部材22とが適切でない位置で当たることによって生じる、閉塞部材23や外板部材22の外観面の傷や塗装剥げなどを防ぐことができる。すなわち、例えば図23に示す従来構成では、キャップ部材92の被係合部921を押し込んで、被係合部921に扉正面材91の係合部913を挿入する際、被係合部921と係合部913との位置関係が見え難い。そのため、係合部913の端部が、キャップ部材92に当たってキャップ部材92が傷つけられるおそれがある。一方、本実施形態によれば、閉塞部材23の挿入位置が作業者から見え難い場合であっても、作業者は、容易に閉塞部材23を外板部材22に取り付けることができるため、係合部913の端部が、キャップ部材92に当たってキャップ部材92が傷つけられることを低減することができる。
そして、端部236がフランジ部223の内側面に接触している状態では、閉塞部材23の表面側部分は、外板部材22に当接してない。これによれば、閉塞部材23を外板部材22の側面部222間に挿入する際に、閉塞部材23の表面側部分が外板部材22に当たってその挿入が妨げられることがない。よって、作業者は、さらに容易に閉塞部材23を外板部材22に取り付けることができる。その結果、作業性がさらに向上する。
規制部材25は、フランジ部223と閉塞部材23との間に挿入されることによってフランジ部223を押圧する力が生じるように構成されている。そして、外板部材22は、フランジ部223が規制部材25から力を受けることで閉塞部材23に密着する方向へ移動する。これによれば、規制部材25の挿入によって、閉塞部材23と外板部材22とをさらに強固に固定させることができる。また、閉塞部材23と外板部材22との隙間を低減し、外観上の見栄えをさらに向上させることができる。
規制部材25は、閉塞部材23に挿入されることに伴ってフランジ部223を押圧する力が増大するように構成されている。これによれば、作業者は、規制部材25を、外板部材22と閉塞部材23との間に押し込みやすくなり、作業性が向上する。
閉塞部材23は、フランジ部223を覆う覆い部としてコーナー壁部235を有している。これによれば、作業者は、コーナー壁部235の内側にフランジ部223を入れるようにして、閉塞部材23を外板部材22に取り付けることができる。そのため、作業者は、閉塞部材23を外板部材22に挿入する際の位置を決める目安として、コーナー壁部235を用いることができる。その結果、閉塞部材23の取り付けが容易となり、作業性の向上が図られる。また、コーナー壁部235は、フランジ部223及び側面部222の一部を覆っている。そのため、扉20の角部において、外板部材22と閉塞部材23との隙間が隠されて、外観上の見栄えが向上する。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について図16から図22を参照して説明する。
なお、第2実施形態においては、冷凍室扉20及び冷蔵室扉30の具体的構成が、上記第1実施形態における冷凍室扉20及び冷蔵室扉30と異なる。この場合、本実施形態においても、冷凍室扉20及び冷蔵室扉30は、具体的な寸法や細部を除き、基本的な構成は同様である。したがって、本実施形態でも、冷凍室扉20及び冷蔵室扉30について、冷凍室扉20を代表させて説明する。
第2実施形態において、扉20は、第1実施形態の規制部材25に換えて、規制手段として、図16及び図17に示す複数の係合部411〜414と、図18に示す複数の被係合部421〜424と、を有している。この場合、扉20は、規制手段としての規制部材25を備えていない。
具体的には、図16及び図17に示すように、各係合部411〜414は、例えば外板部材22の角部周辺に設けられている。この場合、各係合部411〜414について、係合部411を第1係合部411と称し、係合部412を第2係合部412と称し、係合部413を第3係合部413と称し、係合部414を第4係合部414と称する。
第1係合部411は、外板部材22のフランジ部223と一体であってフランジ部223の長手方向の両端部から閉塞部材23側へ向かって延び出るように形成されている。第1係合部411の突出量は、例えば閉塞部材23の閉塞面部231の厚みと同程度又は閉塞面部231の厚み以下に設定されている。第1係合部411は、閉塞部材23が外板部材22に取り付けられた状態において、閉塞部材23のコーナー壁部235の内側に位置している。
第2係合部412は、外板部材22の側面部222の長手方向の端部を切り欠いた切欠き形状に形成されている。第2係合部412は、側面部222の幅方向の中央に対してフランジ部223側寄りに設けられている。この場合、側面部222の幅方向とは、表面部221に対して直角方向、すなわち扉20の厚み方向を意味する。第2係合部412は、閉塞部材23が外板部材22に取り付けられた状態において、図18に示す閉塞部材23のコーナー壁部235の内側、この場合、コーナー壁部235と周壁部233との間に位置している。
第3係合部413は、図17に示すように、外板部材22の第1曲部224の一部を貫いて矩形の穴形状に形成されている。第3係合部413は、閉塞部材23が外板部材22に取り付けられた状態において、図18に示す閉塞部材23の周壁部233の外側に位置している。第4係合部414は、図17に示すように、外板部材22の第2曲部225の一部を貫いて矩形の穴形状に形成されている。第4係合部414は、閉塞部材23が外板部材22に取り付けられた状態において、図18に示す閉塞部材23の周壁部233の外側に位置している。
各被係合部421〜414は、図18に示すように、閉塞部材23の長手方向の両端部において、閉塞部材23と一体に形成されている。各被係合部421〜414は、外板部材22に設けられた各係合部411〜414に対応する位置に設けられている。この場合、各被係合部421〜424について、被係合部421を第1被係合部421と称し、被係合部422を第2被係合部422と称し、被係合部423を第3被係合部423と称し、被係合部424を第4被係合部424と称する。また、この場合、第1被係合部421は、第1係合部411に対応し、第2被係合部422は、第2係合部412に対応し、第3被係合部423は、第3係合部413に対応し、第4被係合部424は、第4係合部414に対応している。
第1被係合部421は、閉塞部材23の閉塞面部231側の一部を窪ませた溝形状に形成されている。この場合、第1被係合部421は、閉塞部材23の幅方向つまり扉20の厚み方向において内部材21側の端部周辺に設けられている。そして、第1被係合部421は、コーナー壁部235の内側に位置し、コーナー壁部235に沿った長細い溝状に形成されている。閉塞部材23が外板部材22に取り付けられた際、図17に示す外板部材22の第1係合部411は、図18に示す閉塞部材23の第1被係合部421に挿入される。
第2被係合部422は、閉塞部材23の長手方向の端部周辺に設けられ、閉塞部材23の閉塞面部231側から外板部材22側へ向かって突出するように形成されている。第2被係合部422は、閉塞部材23の幅方向つまり扉20の厚み方向の中央部付近、又は中央部に対してやや内部材21側に設けられている。この場合、第2被係合部422は、閉塞部材23のコーナー壁部235と第1内壁部240とを接続するリブ形状に形成されている。なお、第2被係合部422は、前記リブ形状で無く、コーナー壁部235と第1内壁部240とを接続していないいわゆる爪形状であってもよい。閉塞部材23が外板部材22に取り付けられた際、図18に示す閉塞部材23の第2被係合部422は、図17に示す外板部材22の第2係合部412に挿入される。
第3被係合部423は、閉塞部材23の閉塞面部231側から外板部材22側へ向かって突出したいわゆる爪形状に形成されている。第3被係合部423は、閉塞部材23の幅方向つまり扉20の厚み方向において外板部材22側の端部周辺に設けられている。閉塞部材23が外板部材22に取り付けられた際、図18に示す閉塞部材23の第3被係合部423は、図17に示す外板部材22の第3係合部413に挿入される。
第4被係合部424は、閉塞部材23の長手方向の端部周辺に設けられ、閉塞部材23の閉塞面部231側から外板部材22側へ向かって突出したいわゆる爪形状に形成されている。第4被係合部424は、閉塞部材23の幅方向つまり扉20の厚み方向の中央部付近、又は中央部に対してやや外板部材22側に設けられている。この場合、第4被係合部424は、閉塞部材23の周壁部233の外側つまり閉塞部材23の当て部237に設けられている。閉塞部材23が外板部材22に取り付けられた際、図18に示す閉塞部材23の第4被係合部424は、図17に示す外板部材22の第4係合部414に挿入される。
次に、本実施形態の扉20の組立手順について説明する。
本実施形態の扉20も、上記第1実施形態の扉20と同様に、平坦な作業面100上で組み立てられる。作業者は、閉塞部材23を、図19及び図21の矢印C1で示すように作業面100に対して水平方向へ移動させて、外板部材22の対向する側面部222間つまり挿入部226に挿入する。閉塞部材23の閉塞面部231が、外板部材22のフランジ部223の先端部にある第1係合部441に当たると、閉塞部材23の矢印C1方向への移動が規制される。
次に、作業者は、閉塞部材23を、図19及び図21の矢印C1方向へ力を加えつつ、図20及び図22の矢印C2で示すように作業面100側へ移動させる。すると、図20に示すように、その移動端において、閉塞部材23の被挿入部238に、外板部材22の第1曲部224が挿入される。この場合、外板部材22の第1係合部411は、図20に示すように、閉塞部材23の第1被係合部421に挿入されて係合する。また、閉塞部材23の第2被係合部422は、図22に示すように、外板部材22の第2係合部412に挿入されて係合する。また、閉塞部材23の第3被係合部423は、図20に示すように、外板部材22の第3係合部413に挿入されて係合する。そして、閉塞部材23の第4被係合部424は、詳細は図示しないが、外板部材22の第4係合部414に挿入されて係合する。
このように、閉塞部材23が外板部材22に対する移動方向の移動端に位置した場合に、外板部材22の各係合部411〜414と、閉塞部材23の各被係合部421〜424とが係合する。そして、これにより、閉塞部材23と外板部材22との相対的な移動が規制される。また、この場合、外板部材22の各係合部411〜414と、閉塞部材23の各被係合部421〜424とが係合することで、例えば「カチッ」というような音と、その音に伴う振動が発生する。これにより、作業者は、閉塞部材23が外板部材22の所定位置に取り付けられたことを音や触感によって知覚することができる。
その後、作業者は、上記第1実施形態と同様に、内部材21を、外板部材22と閉塞部材23との組立体に取り付ける。そして、作業者は、内部材21と外板部材22と閉塞部材23との組立体の内部に、断熱材として例えば現場発泡型の発泡ウレタンを充填する。これにより、断熱性を有する扉20が完成する。
これによれば、上記第1実施形態と同様に、閉塞部材23を、大きな回転動作を伴うことなく外板部材22に取り付けることができる。そのため、上記第1実施形態と同様の作用効果が得られる。更に、これによれば、扉20は、外板部材22及び閉塞部材23とは別体に構成された規制手段としての規制部材25を備えていない。すなわち、本実施形態において、外板部材22と閉塞部材23との相対的な移動を規制する規制手段は、外板部材22及び閉塞部材23と一体に形成されている。したがって、第1実施形態に比べて規制部材25分、部品点数を削減することができ、その結果、コストを削減や軽量化を行うことができる。また、規制部材25を取り付ける手数を減らすことができるため、作業効率の更なる向上が図られる。
ここで、例えば上記第1実施形態において、作業者が規制部材25の取り付けを忘れると、外板部材22と閉塞部材23との相対的な移動が規制されなくなる。この状態で、扉20の内部に発泡ウレタンが充填されて膨張すると、その膨張力によって外板部材22が浮き上がる等して外観品質に影響が生じ易くなる。一方、第2実施形態では、規制部材25を用いることなく、閉塞部材23を外板部材22に取り付けることで、必然的に閉塞部材23と外板部材22との相対的な移動の規制が行われる。したがって、規制部材25の付け忘れによる人為的な作業ミスを防ぐことができ、その結果、扉20の更なる品質向上を図ることができる。
また、第1係合部411は、フランジ部223の長手方向の端部から閉塞部材23側へ向かって延び出るように板状に形成されている。そして、第1被係合部421は、第1係合部411を挿入可能な溝状に形成されている。これによれば、第1係合部411と第1被係合部421とが面で係止される。そのため、外板部材22と閉塞部材23との相対的な移動をより強固に規制することができる。
また、第2係合部412は、外板部材22の側面部222の長手方向の端部を切り欠いて切欠き形状に形成されている。そして、第2被係合部422は、第2係合部412に挿入可能な突形状に形成されている。これによれば、作業者が、側面部222の端部に沿って閉塞部材23を移動させることにより、第2被係合部422を第2係合部412に挿入することができる。そのため、作業がし易くなり、作業性の向上が図られる。
また、第3係合部413及び第4係合部414は、外板部材22に形成された穴によって構成されている。そして、第3被係合部423及び第4被係合部424は、それぞれ第3係合部413及び第4係合部414に挿入される突形状に形成されている。これによれば、第3被係合部423及び第4被係合部424が、それぞれ穴形状の第3係合部413及び第4係合部414に挿入されて係止されることで、外板部材22と閉塞部材23との左右方向及び前後方向への移動をより効果的に規制することができる。
なお、上記各実施形態において、扉20、30は片開き式としたが、これに限られず、例えば観音開き式や引き出し式の扉であっても良い。
上記各実施形態において、閉塞部材23は、扉20の上下側面を構成していたが、これに限られず、例えば扉20の左右側面を構成するものであっても良い。
内部材21は、必ずしも必要としない。
規制手段は、規制部材25のように、外板部材22及び閉塞部材23と別体に構成されたものに限られず、外板部材22又は閉塞部材23と一体に構成されたものでも良い。例えば規制手段は、外板部材22の一部と閉塞部材23の一部とを着脱可能に構成した、いわゆるスナップフィット等であっても良い。
冷蔵庫10は、冷蔵室と冷凍室を備えたいわゆる2ドア式のものに限られない。例えば、冷蔵室、冷凍室の他に、製氷室、チルド室、野菜室等を備えたものであっても良い。
扉が取り付けられる箱体は、上側が開口したものでも良い。
板部材は、扉に対して箱体の内側に設けられていても良い。
扉は、断熱性を要するものに限られず、例えばキャビネットや金庫など断熱性を要しないものであっても良い。
閉塞部材は、板部材の両端部の補強用として用いられるものであっても良い。
また、上記第2実施形態において、規制手段としての係合部及び被係合部を、第1曲部224及び閉塞部材23の長手方向の中央部分に設けてもよい。これによれば、扉20の内部に充填された発泡ウレタンの膨張力によって、外板部材22の中央部分が浮き上がることを更に効果的に抑制することができる。
また、上記第2実施形態において、外板部材22の各係合部411〜414の形状と、閉塞部材23の各被係合部421〜424の形状とを、相互に入れ替えてもよい。すなわち、例えば、外板部材22の第1係合部411を穴形状とし、閉塞部材23の第1被係合部421を、第1係合部411(穴形状)に挿入される突出形状にすることもできる。同様に、外板部材22の第2係合部412、第3係合部413、及び第4係合部414を突出形状とする。そして、閉塞部材23の第2被係合部422、第3被係合部423、及び第4被係合部424を、それぞれ突出形状となる第2係合部412、第3係合部413、及び第4係合部414が挿入される穴形状にすることもできる。
以上説明した実施形態によれば、作業者は、閉塞部材を、大きな回転動作を伴うことなく板部材に取り付けることができる。そのため、閉塞部材の回転動作に伴って板部材が折れ曲がることを抑制することができる。これにより、作業性が向上すると共に、組み付けの際に生じる変形を極力低減することができる。
以上、本発明の複数の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、11は断熱箱体(箱体)、121、131は開口、20、30は箱体の扉、22は外板部材(板部材)、221は表面部、222は側面部、223はフランジ部、224は第1曲部(曲部)、225は第2曲部(移動部)、226は挿入部、23は閉塞部材、235はコーナー壁部(覆い部)、236は端部(案内部、作用部)、237は当て部(移動部)、238は被挿入部、240は第1内壁部(内壁部)、25は規制部材(規制手段)、252は受け溝部(受け部)、411は第1係合部(係合部)、412は第2係合部(係合部)、413は第3係合部(係合部)、414は第4係合部(係合部)、421は第1被係合部(被係合部)、422は第2被係合部(被係合部)、423は第3被係合部(被係合部)、424は第4被係合部(被係合部)を示す。

Claims (16)

  1. 箱体の開口を開閉する扉であって、
    前記扉の表面を構成する表面部と、前記表面部の周囲の辺部のうち対向する2つの辺部を前記表面部に対して直角方向へ曲げるようにして形成され前記扉の側面を構成する2つの側面部と、を一体に有する板部材と、
    前記2つの側面部の端部において前記2つの側面部間に設けられた挿入部に挿入されて前記2つの側面部間を閉塞する閉塞部材と、を備え、
    前記板部材又は前記閉塞部材の少なくとも何れか一方は、前記閉塞部材が前記挿入部に挿入された状態で前記閉塞部材を前記扉の厚み方向へ移動可能にする移動部を有する箱体の扉。
  2. 前記閉塞部材は、前記表面部に当接しない状態で前記2つの側面部間に挿入された後に前記表面部に対して直角方向であって前記表面部に近づく方向へ移動されてその移動端において前記表面部に当接可能な、
    請求項1に記載の箱体の扉。
  3. 前記板部材は、前記表面部の周囲の辺部のうち前記側面部の存しない辺部を前記表面部に対して直角方向へ曲げるようにして形成された第1曲部を有し、
    前記閉塞部材は、前記閉塞部材の移動端において前記第1曲部が挿入される被挿入部を有している、
    請求項1又は2に記載の箱体の扉。
  4. 前記閉塞部材が前記板部材に対する移動端に位置する状態において前記閉塞部材の移動を規制する規制手段をさらに備える、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の箱体の扉。
  5. 前記規制手段として、前記板部材及び前記閉塞部材とは別体に構成された規制部材を備えている、
    請求項4に記載の箱体の扉。
  6. 前記閉塞部材は、前記側面部に当接可能な当接部と、前記当接部に対して前記表面部と反対側に設けられた内壁部と、を有し、
    前記規制部材は、前記当接部と前記内壁部との間に挿入されて前記当接部を前記内壁部から離間する方向へ押し広げて前記当接部を前記側面部に当接させる、
    請求項5に記載の箱体の扉。
  7. 前記板部材は、前記側面部から前記表面部と平行に延びるように形成されて前記規制部材を所定の位置に案内するフランジ部を有している、
    請求項5又は6に記載の箱体の扉。
  8. 前記閉塞部材は、前記板部材に対する挿入を案内する案内部を有し、
    前記案内部が前記フランジ部に接触した状態では、前記閉塞部材の前記表面側部分が前記板部材に当接しない、
    請求項7に記載の箱体の扉。
  9. 前記規制部材は、前記フランジ部と前記閉塞部材との間に挿入されることによって前記フランジ部を押圧する力が生じるように構成され、
    前記板部材は、前記フランジ部が前記規制部材から力を受けることで前記閉塞部材に密着する方向へ移動する、
    請求項7又は8に記載の箱体の扉。
  10. 前記閉塞部材は、前記規制部材に対して力を作用させる作用部を有し、
    前記規制部材は、前記作用部からの力を受ける受け部を有し、
    前記作用部又は前記受け部の少なくともいずれか一方が傾斜状に形成されることにより前記規制部材の挿入に伴って前記フランジ部を押圧する力が増大するように構成されている、
    請求項9に記載の箱体の扉。
  11. 前記閉塞部材は、前記フランジ部を覆う覆い部を有している、
    請求項7から10のいずれか一項に記載の箱体の扉。
  12. 前記規制手段として、
    前記板部材に一体に設けられた係合部と、
    前記閉塞部材に一体に設けられ前記閉塞部材が前記板部材に対する移動端に位置している場合に前記係合部と係合して前記閉塞部材の移動を規制する被係合部と、を有する、
    請求項4に記載の箱体の扉。
  13. 前記板部材は、
    前記側面部から前記表面部と平行に延びるように形成されたフランジ部と、
    前記フランジ部と一体であって前記フランジ部の長手方向の端部から前記閉塞部材側へ向かって延び出るように形成された前記係合部としての第1係合部と、を有し、
    前記閉塞部材は、
    前記閉塞部材の一部を窪ませた溝形状に形成され前記閉塞部材が前記板部材に対する移動端に位置する場合に前記第1係合部が挿入される前記被係合部としての第1被係合部を有する、
    請求項12に記載の箱体の扉。
  14. 前記板部材は、
    前記側面部の長手方向の端部を切り欠いて切欠き形状に形成された前記係合部としての第2係合部を有し、
    前記閉塞部材は、
    前記板部材側へ向かって突出するように形成され前記閉塞部材が前記板部材に対する移動端に位置する場合に前記第2係合部に挿入される前記被係合部としての第2被係合部を有する、
    請求項12又は13に記載の箱体の扉。
  15. 前記板部材は、
    前記表面部の周囲の辺部のうち前記側面部の存しない辺部を前記表面部に対して直角方向へ曲げるようにして形成された第1曲部と、
    前記第1曲部を貫いて穴形状に形成された前記係合部としての第3係合部と、を有し、
    前記閉塞部材は、
    前記板部材側へ向かって突出するように形成され前記閉塞部材が前記板部材に対する移動端に位置する場合に前記第3係合部に挿入される前記被係合部としての第3被係合部を有する、
    請求項12から14のいずれか一項に記載の箱体の扉。
  16. 前記板部材は、
    前記側面部の端部を前記側面部に対して直角方向へ曲げるようにして形成された第2曲部と、
    前記第2曲部を貫いて穴形状に形成された前記係合部としての第4係合部と、を有し、
    前記閉塞部材は、
    前記板部材側へ向かって突出するように形成され前記閉塞部材が前記板部材に対する移動端に位置する場合に前記第4係合部に挿入される前記被係合部としての第4被係合部を有する、
    請求項12から15のいずれか一項に記載の箱体の扉。
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