JP2001263928A - 断熱箱体の扉構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷蔵庫等の断熱箱体の回動式扉において、開
扉時のねじれ力による扉変形を効果的に防止することが
できる扉構造を提供する。 【解決手段】 冷蔵室１の前面開口部における幅方向一
方側に配されたヒンジ部８，９に回動自在に取り付けら
れ、当該開口部を閉塞する矩形状の冷蔵室扉１０におい
て、扉正面材１２と扉背面材１４との間に断熱層２０を
発泡成形してなり、扉背面の縁部に全周にわたってマグ
ネットガスケット２２が取着され、扉の反ヒンジ側に扉
開閉用のハンドル２４が下側に寄せて配され、このハン
ドルを設けた反ヒンジ側の扉角部３４から相対するヒン
ジ側の扉角部３６にかけて断熱層２０中を概略対角線方
向に延びる補強部材３８を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫や冷凍庫等
の断熱箱体においてその前面開口部を閉塞する扉構造に
関する。

【０００２】

【従来の技術】図７は冷蔵庫における回動式扉１００の
一例を示す斜視図である。この扉１００は、冷蔵庫の上
段に設けられた冷蔵室の前面開口部を閉塞する冷蔵室扉
であり、扉正面材１０１と扉背面材（不図示）と上下の
キャップ１０２，１０３とで形成された空間に硬質ウレ
タンよりなる断熱層（不図示）を発泡成形してなり、冷
蔵室開口部の幅方向一方側に配された上下のヒンジ部１
０４，１０４に回動自在に取り付けられている。

【０００３】扉正面材１０１には、扉１００を開閉する
ためのハンドル１０５が設けられており、このハンドル
１０５は、ヒンジ部１０４とは反対側において下側に寄
せて配されている。また、扉１００には、冷蔵室温度等
の庫内状態を表示したり、冷蔵庫を操作するための表示
操作部１０６が正面に設けられており、この表示操作部
１０６に配線するための束線１０７が冷蔵庫本体１０８
からヒンジ部１０４を介して扉内部に引き込まれてい
る。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】上記従来の扉構造にお
いては、開扉時、ハンドル１０５を引っ張ったときに作
用するねじれ力によって、ハンドル１０５側の扉角部１
１０が図において二点鎖線Ｘで示すように反った状態に
変形してしまうことがある。このねじれ力は、扉背面に
取着されたマグネットガスケット（不図示）に起因する
ものである。すなわち、冷蔵庫の扉においては、本体の
開口周縁部と扉との隙間を塞ぐために、扉背面の縁部に
全周にわたってマグネットガスケットが取り付けられて
いる。開扉時にハンドル１０５を手前に引くと、その扉
角部１１０では前方に引っ張る力が作用するが、その他
の扉縁部ではマグネットガスケットの磁力により開口周
縁部に接着した状態を保持しようとする力が作用するこ
とから、上記ねじれ力が発生する。かかるねじれ力によ
り扉１００が変形してしまうと、冷蔵庫本体の開口縁部
とガスケットとの間に隙間ができて、冷気漏れ、冷却不
良につながる。

【０００５】また、上記従来の扉構造においては、正面
に表示操作部１０６を設けるために、扉正面材１０１に
穴を開け、また、プリント配線板などを収納するための
収納部１０９を扉内部に設けていることから、扉１００
の強度が低く、そのため、上記したねじれ変形を起こし
やすくなっている。

【０００６】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、断熱箱体の回動式扉において開扉時のねじ
れ力による扉変形を効果的に防止することができる構造
を提供することを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明の断熱箱体の扉構
造は、断熱箱体の前面開口部における幅方向一方側に配
されたヒンジ部に回動自在に取り付けられて、当該開口
部を閉塞する矩形状の扉であって、扉正面材と扉背面材
との間に断熱層を発泡成形してなり、扉背面の縁部に全
周にわたってマグネットガスケットが取着され、扉の反
ヒンジ側に扉開閉用のハンドルが当該扉の上下いずれか
一方側に寄せて設けられた扉構造において、前記反ヒン
ジ側における前記ハンドルを設けた側の扉角部から相対
するヒンジ側の扉角部にかけて前記断熱層中を概略対角
線方向に延びる補強部材を設けたものである。

【０００８】この扉構造であると、開扉時に引っ張り力
が作用するハンドル側の扉角部から相対するヒンジ側の
扉角部にかけて略対角線上に延びる補強部材を配して回
動式扉を補強したので、開扉時にハンドルを手前に引く
ことにより該扉に作用するねじれ力に対する剛性が向上
し、従って、該ねじれ力による扉の変形を防止すること
ができる。

【０００９】本発明の扉構造においては、前記補強部材
が断面Ｌ字状をなし、該補強部材を、前記Ｌ字の底辺が
前記扉背面材と略平行、かつ、該底辺から略垂直に立ち
上がる立ち上げ部が扉正面側に向くように配設すること
が好適である。

【００１０】本発明の扉構造においては、前記断熱箱体
からの束線が前記ヒンジ部を介して扉内部に引き込まれ
ており、該束線を前記補強部材に沿わせて扉の所定箇所
に配線する場合がある。扉には、扉正面に庫内状態を表
示する表示部や冷蔵庫の動作状態を操作するための操作
部を設けたり、加熱用のヒータを埋設したりするため
に、断熱箱体から配線する場合がある。このような場合
に、断熱箱体からの束線を補強部材に沿わせることによ
って、束線が扉正面材に接触することがなくなり、これ
により、束線の跡が扉正面に現れるのを防いで、外観品
質を向上することができる。

【００１１】本発明の扉構造においては、扉が、扉正面
材と扉背面材と上下のキャップとで形成される空間に断
熱層を発泡成形することで構成される場合がある。この
場合、補強部材を上下のキャップに掛け渡した状態に取
り付けることが、上記ねじれ変形を防止する上でより好
ましい。

【００１２】この場合、前記上下のキャップと前記補強
部材とに互いに係合する爪と穴を設け、この係合によ
り、前記補強部材を前記上下のキャップに掛け渡した状
態に取り付けるようにすることで、補強部材の位置決
め、固定が容易となり、取り付け作業性に優れる。

【００１３】本発明の扉構造においては、前記扉正面材
と前記扉背面材との間に、前記断熱層を前後に仕切る板
状をなし、かつ、この前後の断熱層をつなげる複数の穴
を有する第２の補強部材を設ける場合がある。このよう
に板状をなす第２の補強部材を設けることにより、扉全
体の剛性を向上して、開扉時のねじれ変形を更に確実に
防止することが可能となる。また、この第２の補強部材
には、前後の断熱層をつなぐ複数の穴が設けられている
ことから、断熱層を発泡成形する際の作業性を損なうこ
とがなく、また、成形後には前後の断熱層が補強部材を
挟み複数箇所で連結された状態となっているので、扉剛
性を効果的に高めることができる。

【００１４】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面に基づいて説明する。

【００１５】図１は、本発明の一実施形態に係る扉構造
を備える冷蔵庫の正面図であり、図２はそのＡ−Ａ線断
面図、図３はそのＢ−Ｂ線断面図、図４は該冷蔵庫の冷
蔵室扉の分解斜視図である。

【００１６】この冷蔵庫は、上段から、冷蔵室１、野菜
室２、第１冷凍室３及び第２冷凍室４を備える冷凍冷蔵
庫であり、各室にはそれぞれ扉１０，５，６，７が設け
られている。

【００１７】最上段の冷蔵室１の前面開口部を閉塞する
冷蔵室扉１０は、冷蔵室１の幅方向一方側（図１におけ
る右側）の端部に設けられた上下のヒンジ部８，９に回
動自在に取り付けられた回動式扉である。以下、この冷
蔵室扉１０の構造について説明する。

【００１８】冷蔵室扉１０は、冷蔵室１の前面開口部に
対応する矩形状をなしており、幅寸法よりも高さ寸法の
方が長い縦長の扉である。図２，４に示すように、扉１
０は、扉正面を構成する薄板金属製の扉正面材１２と、
扉背面を構成する薄板樹脂製の扉背面材１４と、上下の
キャップ１６，１８とで形成される空間に、硬質ウレタ
ンの発泡原料を注入して断熱層２０を発泡成形すること
により構成される断熱扉である。

【００１９】扉１０の背面には、閉扉時に冷蔵室１の開
口周縁部との隙間を塞ぐため、マグネットの内蔵された
マグネットガスケット２２が、扉背面材１４の縁部に全
周にわたって取り付けられている。

【００２０】扉１０の正面には、反ヒンジ側、即ちヒン
ジ部８，９に対して幅方向反対側（図１における左側）
の端部に、扉開閉用のハンドル２４が設けられている。
ハンドル２４は、扉正面材１２に取り付けられた上下方
向に細長い把手であり、扉１０の反ヒンジ側において高
さ方向の中央よりも下側に寄せて配置されている。

【００２１】扉正面にはまた、冷蔵室温度等の庫内状態
を表示し、かつ、冷蔵庫の動作状態を操作するための表
示操作部２６が設けられている。表示操作部２６は、こ
の実施形態では扉正面の下端中央部に設置され、下キャ
ップ１８の正面中央部に形成されている。下キャップ１
８には、また、図４に示すように、表示操作部２６のた
めのプリント配線基板等が収納される収納部２８が設け
られている。

【００２２】この表示操作部２６に配線するための束線
３０は、上側のヒンジ部８を通って上キャップ１６のヒ
ンジ穴３２から扉１０内部に引き込まれて、下キャップ
１８の収納部２８に接続されている。

【００２３】図１に示すように、冷蔵室扉１０には、ハ
ンドル２４が設けられた左下角部３４から相対するヒン
ジ側の右上角部３６にかけて断熱層２０中を概略対角線
方向に延びる棒状の補強部材３８が配設されている。詳
細には、補強部材３８は、上端が上キャップ１６のヒン
ジ側端部に、下端が下キャップ１８の反ヒンジ側端部
に、それぞれ取り付けられ、これにより、断熱層２０内
を斜めに貫通して上下のキャップ１６，１８に掛け渡さ
れている。

【００２４】補強部材３８は、断面Ｌ字状をなしてお
り、図２，３に示すように、このＬ字の底辺３８ａが扉
背面材１４と略平行に、かつ、該底辺３８ａから略垂直
に立ち上がる立ち上げ部３８ｂが扉正面材１２側に向く
ように配設されている。図３に示すように、補強部材３
８は、底辺３８ａの幅と立ち上げ部３８ｂの高さが略同
一寸法に設定されており、断熱層２０の厚み方向の略中
央に配されている。

【００２５】図２，４に示すように、上下のキャップ１
６，１８には、扉の厚み方向略中央にそれぞれリブ４０
が突設されており、このリブ４０に補強部材３８が取り
付けられるようになっている。すなわち、リブ４０に
は、補強部材３８を係止する爪４２が設けられ、補強部
材３８にはこの爪４２と嵌合する穴４４が設けられてい
る。補給部材３８は、この爪４２と穴４４との嵌合によ
り、簡単に、上下のキャップ１６，１８に掛け渡した状
態に取り付けられるようになっている。

【００２６】図１〜３に示すように、上側のヒンジ部８
を介して扉内部に引き込まれた束線３０は、この補強部
材３８に沿わせて上記表示操作部２６に配線されてい
る。すなわち、上キャップ１６のヒンジ穴３２から断熱
層２０中に引き出された束線３０は、補強部材３８上、
詳細には上記Ｌ字の内側に配設されて下方に延び、補強
部材３８の下部で再び断熱層２０中に引き出されて、下
キャップ１８に設けられた表示操作部２６のための収納
部２８内に引き込まれている。なお、束線３０は接着テ
ープ４６で補強部材３８に固定されている。

【００２７】この冷蔵室扉１０を組み立てる際には、扉
正面材１２に上下のキャップ１６，１８を取り付けてお
き、上下のキャップ１６，１８の爪４２，４２に補強部
材３８の上下の穴４４，４４をそれぞれ嵌合させて補強
部材３８を取り付ける。その後、扉正面材１２を下方に
向けた状態でその上から扉背面材１４を取り付け、硬質
ウレタンを発泡成形して断熱層２０を形成する。

【００２８】以上よりなる本実施形態の冷蔵室扉１０で
あると、開扉時にハンドル２４を手前に引くことによっ
て引っ張り力が作用する扉の左下角部３４から相対する
ヒンジ側の右上角部３６に補強部材３８を掛け渡したの
で、開扉時に扉１０に作用するねじれ力に対して剛性ア
ップが図られ、従って、該ねじれ力による扉の変形を防
止することができる。しかも、大幅な重量増加を伴うこ
ともない。

【００２９】また、断面Ｌ字状の補強部材３８を、Ｌ字
の底辺３８ａが扉背面材１４と略平行、かつ、立ち上げ
部３８ｂが扉正面側に向くように配設したので、扉背面
側から発泡原料を注入する際に、補強部材３８の下側に
発泡原料が回り込みやすい。

【００３０】また、扉内部の束線３０を補強部材３８に
沿わせて配線したことから、束線３０が扉正面材１２の
裏面に接触することがなくなるので、束線３０の跡が扉
正面に現れるのを防いで、外観品質を向上することがで
きる。

【００３１】図５は、本発明の他の実施形態に係る冷蔵
室扉５０の縦断面図であり、図６は、該冷蔵室扉５０の
分解斜視図である。

【００３２】この冷蔵室扉５０は、上記実施形態の冷蔵
室扉１０において、更に平板状をなす補強板５２を埋設
して補強したものである。なお、上記実施形態と同一の
符号を付した部分は、特に説明しない限り、同一の構成
を有するものとする。

【００３３】補強板５２は、扉５０の幅よりも若干狭い
程度の幅を有する板部材であって、扉正面材１２と扉背
面材１４との間に断熱層２０を前後に仕切るように配設
されており、前後の断熱層２０ａ，２０ｂをつなげる複
数の穴５４を有する。この穴５４は、扉製造時には、注
入した発泡原料が扉内部の全体にわたって充填されるた
めのウレタン漏らし穴として作用し、また、扉形成後に
は前後の断熱層２０ａ，２０ｂを連結して扉剛性を一層
高めるための連結部形成用穴として作用する。

【００３４】補強板５２は、扉５０の厚み方向略中央に
おいて、上下のキャップ１６，１８を連結するように配
設されている。詳細には、補強板５２は、上下キャップ
１６，１８の厚み方向略中央に設けられたリブ４０，４
０に取り付けられている。リブ４０には、複数（ここで
は２個）の穴５６が設けられており、補強板５２には、
この穴５６に差し込まれる凸部５８が切り起こしにより
設けられている。補強板５２は、図５に示すように、キ
ャップ１６，１８の穴５６に凸部５８を後方から差し込
んで、接着テープ６０で固定することで、扉５０内部に
組み込まれている。

【００３５】棒状の補強部材３８は、図６に示すよう
に、補強板５２の前面に設けた複数の支持部材６２によ
り該補強板５２に取り付けられ、該補強板５２とともに
扉５０内部の断熱層２０に埋設されている。

【００３６】この実施形態のように、対角線方向の補強
部材３８とともに補強板５２を併用することにより、扉
全体の剛性を向上し、開扉時のねじれ変形を一層に確実
に防止することが可能となる。

【００３７】なお、上記実施形態においては、冷蔵庫の
上段に配された冷蔵室扉を例に挙げて説明したため、ハ
ンドルが扉の下側に寄せて配され、従って、上側のヒン
ジ部の扉角部から相対する反ヒンジ側の下側の扉角部に
かけて補強部材３８を配しているが、冷蔵庫の下側に回
動式扉がある場合には、ハンドルは扉の上側に寄せて配
される場合がある。この場合には、上記実施形態とは逆
に、下側のヒンジ部の扉角部から相対する反ヒンジ側の
上側の扉角部にかけて上記補強部材を配設すればよい。

【００３８】

【発明の効果】本発明の断熱箱体の扉構造であると、開
扉時に引っ張り力が作用するハンドル側の扉角部から相
対するヒンジ側の扉角部にかけて略対角線上に延びる補
強部材を配して回動式扉を補強したので、開扉時のねじ
れ力に対する扉の剛性が高く、従って、扉の変形を抑制
して冷気漏れを防ぐことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施形態に係る扉構造を備える冷蔵
庫の正面図である。

【図２】図１のＡ−Ａ線断面図である。

【図３】図１のＢ−Ｂ線断面図である。

【図４】同実施形態にかかる冷蔵室扉の分解斜視図であ
る。

【図５】他の実施形態に係る冷蔵室扉の縦断面図であ
る。

【図６】他の実施形態に係る冷蔵室扉の分解斜視図であ
る。

【図７】従来の冷蔵庫の一部斜視図である。

【符号の説明】 １……冷蔵室 １０……冷蔵室扉 １２……扉正面材 １４……扉背面材 １６……上キャップ １８……下キャップ ２０……断熱層 ２２……マグネットガスケット ２４……ハンドル ３０……束線 ３４，３６……扉角部 ３８……補強部材 ４２……爪 ４４……穴 ５２……補強板 ５４……補強板の穴

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】断熱箱体の前面開口部における幅方向一方
   側に配されたヒンジ部に回動自在に取り付けられて、当
   該開口部を閉塞する矩形状の扉であって、 扉正面材と扉背面材との間に断熱層を発泡成形してな
   り、扉背面の縁部に全周にわたってマグネットガスケッ
   トが取着され、扉の反ヒンジ側に扉開閉用のハンドルが
   当該扉の上下いずれか一方側に寄せて設けられた扉構造
   において、 前記反ヒンジ側における前記ハンドルを設けた側の扉角
   部から相対するヒンジ側の扉角部にかけて前記断熱層中
   を概略対角線方向に延びる補強部材を設けたことを特徴
   とする断熱箱体の扉構造。
2. 【請求項２】前記補強部材が断面Ｌ字状をなし、 該補強部材を、前記Ｌ字の底辺が前記扉背面材と略平
   行、かつ、該底辺から略垂直に立ち上がる立ち上げ部が
   扉正面側に向くように配設したことを特徴とする請求項
   １記載の扉構造。
3. 【請求項３】前記断熱箱体からの束線が前記ヒンジ部を
   介して扉内部に引き込まれており、 該束線を前記補強部材に沿わせて扉の所定箇所に配線し
   たことを特徴とする請求項１記載の扉構造。
4. 【請求項４】扉が、前記扉正面材と前記扉背面材と上下
   のキャップとで形成される空間に前記断熱層を発泡成形
   することで構成され、 前記補強部材を前記上下のキャップに掛け渡した状態に
   取り付けたことを特徴とする請求項１記載の扉構造。
5. 【請求項５】前記上下のキャップと前記補強部材とに互
   いに係合する爪と穴を設け、この係合により、前記補強
   部材を前記上下のキャップに掛け渡した状態に取り付け
   たことを特徴とする請求項４記載の扉構造。
6. 【請求項６】前記扉正面材と前記扉背面材との間に、前
   記断熱層を前後に仕切る板状をなし、かつ、この前後の
   断熱層をつなげる複数の穴を有する第２の補強部材を設
   けたことを特徴とする請求項１記載の扉構造。