JP6441559B2 - 小さく丸めて収納できるゴムマット - Google Patents

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Description

この発明は、設定された形状のマットを 収納時には畳んで(丸めて、潰して)小さくでき、使用時にはゴム素材の自らの復元力を利用し 空気を注入することなく膨らんで 元の形状に戻り使用でき ゴム素材の厚みと空気層の厚みで硬軟、反発力の調整ができるゴム製マットに関する。
従来の潰して小さくできるマット類(マットレス、クッション等)は 浮き輪に代表する様に 薄い樹脂製のシート材を溶着し張り合わせた袋状のマットに 注入口から口か器具で空気を吹き込み膨らませた後 注入口に蓋をして注入した空気を密封することでマットの形状と反発力を保持している。マットの反発力の調整は 吹き込む空気の量と表面の凹凸形状に依存している。
しかしながら 上記従来のマット類は使用する形状にする為には相当量の空気を注入しなければならず 人手で吹き込むか、ポンプ等器具を使用し膨らませている。しかし人手で膨らませる場合は時間と力を必要とし ポンプ等器具を使用する場合は器具自体の嵩が張る為 マットと一緒に携帯し持ち歩くことが難しい。又袋状の樹脂シート全体に 吹き込んだ空気量に応じて得られる反発力がほぼ均一である為マットと体が接触する体のそれぞれの部位の硬軟、反発力の調整が難しく 求められる快適性を実現することが難しい。
特許公開平2007−124202 旅行中において小さく折り畳みができ、しかも携帯を便利にすると共に、空気入りクッションとし、布製のカバー部材の中に 柔軟な樹脂製シートを熱で溶着するように張り合わせ、かつバルブから空気を吹き込める様にした空気袋を収容すると共に、この空気袋に空気を注入した後、栓体をバルブの口に挿し込むことにより、完全に封入出来る様にしているので 所望する足、腰のクッションすることができるとしている。
上記エアークッションは 請求項1でカバー部材に収納する空気袋に空気を封入したとき膨張し使用可能となるとしている様に 足、腰を支える形状に膨らませる為注入口から空気を人手で吹き込む必要があり 又クッションの反発力は樹脂製シートの厚みがほぼ均一であることから注入された空気の量に依存しており 表面の凹凸の効果も少なく、部分的な硬軟、反発力の調整は難しい。
発明が解決しようとする課題
従来の技術及特許文献1のエアークッションは 小さく畳んだクッションをその所望される形状にする為には 一旦広げてから 人手もしくは器具を使用しで注入口より空気を注入しなければならない。そのクッションの反発力、硬軟は樹脂製シートの厚みがほぼ均一である事から注入される空気の量の多少と表面の凹凸形状でしか調整はできず それぞれの体の部位に適正な硬軟、反発力の強弱の調整は難しくクッションが求められる快適性を得ることは難しい。
そこでこの発明は、コンパクトに丸め、折り畳まれたゴムマット、クッションを人手で空気を注入することなく所望の形状に復元し 求められる箇所の反発力の強弱、硬軟の調整が出来るゴムマットを提供することを課題とする。
課題を解決するための手段
以上の課題を解決するために、ゴムマットに柔軟で 丸めて畳みやすく 設定された元の形状に復元しやすい素材(シリコーンゴム、合成ゴム類、生ゴム、合成樹脂等)を使用することで 畳まれたゴムマットの止め具と蓋を外してゴムマットを開放すると 袋状に成形された、もしくは袋状にシート状の素材を溶着し張り合わせたゴムマットが 人手で空気を吹き込むことなく 自ら復元する力で空気を取り込み丸めて畳まれた状態から設定された元の形状に復元できる様にする。復元後は ゴムマットの注入口に再び蓋をすることで ゴムマットの中に取り込まれた空気を密封し反発力を保持する。又求められる硬さ、柔らかさ、反発力の強弱は マットのゴムの厚み(上下層と側面)と上下ゴム層間の空気層の容積により調整できる様にする。
具体的に、本発明は、密封された空気で反発力を保持するゴムマットにおいて、対面する上下ゴム層及び側面層によって内部に空気層を形成して袋状に成形され、表面形状は、赤ちゃんの体に合わせたゴムマット凹凸(10)を形状し、前記上下ゴム層及び前記側面層には、シリコーンゴム又は合成ゴムが使用され、内部に前記空気層を形成して袋状に成形された形状が使用時の形状であり、前記空気層に空気を流入させ、又は前記空気層から前記空気を排出させる注入口と、前記注入口を閉める蓋とを有し、前記蓋を取り外して前記ゴムマットを折り畳むことで、前記注入口から前記ゴムマット内の前記空気が排出され、畳んだ後に前記注入口に前記蓋をしてバンド状の止め具を使用して畳んだ状態が保持され、畳まれた状態の前記ゴムマットから、前記止め具と前記蓋とを外すことで、前記ゴムマットの復元力と前記注入口からの前記空気の流入によって、前記ゴムマットは使用時の前記形状に復元し、復元した前記形状の状態で前記注入口を前記蓋で閉めることで、前記ゴムマット内の前記空気を密封して反発力が保持され、使用時の袋状の前記形状で、中空層が無い無垢の部分と、対面する上下の前記ゴム層の厚みが異なる部分とを有することを特徴とする小さく丸めて収納できるゴムマットである。
発明の効果
本発明によれば 柔軟で 小さく丸めて畳めるゴムマットにおいて 畳まれたゴムマットが人手で空気を注入することなく 畳まれた状態を保持する蓋と止め具を外す事で ゴムマット自体が復元する力と復元時に取り込まれた空気で 自然に設定された元の形状に短時間で復元し その状態で注入口を蓋で密封することで形状を保持し、反発力を保ち 求められるゴムマットの機能を果たすことが出来る。このゴムマットは それぞれの目的で求められる形状、大きさが設定出来、又体全体、体の一部の下に敷き、或は付けて 体の部位(全体、腰、頭、首、尻、足等)を支えるマットレス、クッションとして役割を果たことが出来、それぞれの箇所(体の部位が接触する)で必要とされる硬軟、反発力の強弱は ゴムの厚み(無垢、上下層、側面)と空気層の厚み(容積)で容易に調整することが出来る。これによりたとえば この機能を備えた携帯用ゴムマットは丸めて畳んで持ち歩け 必要時に蓋と止め具を外せば 設定された形状に戻り直ぐに使用する事ができる(赤ちゃん用マット、正座用或は首支えクッション等)。フローリングでの仮眠用マットとしては普段は丸めてコンパクトに収納し 使用時に直ぐに広げて使用できる。このようにこのゴムマットは 時と使用場所に応じ 収納、携帯、持ち運びが出来、短時間で簡単に広げて使用する事が可能である。
ゴムマットの全体像(表面:使用時の状態)の一例(赤ちゃん用) ゴムマットを丸めて畳んだ状態の一例(赤ちゃん用) 形状を復元し 注入口に蓋をする状態(裏面)の一例(赤ちゃん用) マット断面図 肉厚差を表した一例(赤ちゃん用) マット断面図 (A)エアー層の空間差を表した一例 (B)加圧により上下層が重なった状態の一例
以下本発明の実施形態を 赤ちゃんを寝かせるゴムマットの形態を一例とし 図面を参照に説明する。
図1は ゴムマットを広げた時の全体像を示す。表面形状は 赤ちゃんの体に合わせ 凹10a凸10bを形成しており適度な柔軟性を有している。ゴムマットの柔軟性を保つために素材は 柔軟性のあるシリコンゴム、合成ゴム類、生ゴム、合成樹脂等を使用する。これら素材は 丸めて折り畳んでも元の形状に復元しすい材質である。
図2は ゴムマットの収納時の丸めて畳んだ状態を示す。ゴムの柔軟性を利用し丸めて畳む時は 注入口11からゴムマット内の空気が排出される為 手で簡単に畳める。畳んだ後は注入口11に蓋12をしてバンド状の止め具13を使用して丸めて畳んだ状態を保持する。
図3は 元の形状に復元したゴムマットを裏から見た状態を示す。(蓋12を閉めて密封する前の状態)。丸めて畳まれた状態のゴムマットの止め具13と蓋12を外すとゴムマット自体の復元力と設置された注入口11から空気が流入して元の形状に復元する。復元したゴムマットの注入口11に蓋12を閉め 空気を密封して反発力を保持し ゴムマットの機能を果たす状態になる。
図4は ゴムマットの硬さ調整を行う為のゴム層の肉厚の変化のパターンを示す断面図である。ゴムが無垢14a(中空層無)で最大硬度。14bは上下のゴム層を均一厚みでそれぞれの箇所で肉厚を変えた状態を表し、14cは対面する上下ゴム層のそれぞれ厚みを変えた状態を表す。それぞれの箇所で厚みを変え組み合わせることで硬度の調整が出来る。14dはそれぞれの側面の肉厚の状態を表す。側面の厚みを上げると硬さと反発力が強くなる。ゴム層の厚みの差は 0.1mm〜200mmの間で調整される。
図5は ゴムマットの反発力の調整を行う為 上下ゴム層の間の空気層の容積(高さ、幅)の変化パターンを示す断面図である。15aは 空気層の厚み(容積)の変化を表している。空気層は厚く(高さ)、狭い(幅)程反発力が得られ、空気層が薄く(高さ)、広い(幅)程反発力は弱くなる。これらの組み合わせにより求められる反発力の調整できる。15bは 上下ゴム層が上からの荷重が空気層の抵抗に勝り接触している状態を示している。硬さと反発力の微妙な調整が出来る一手段である。
図4と図5の ゴム層の肉厚とゴム層の間の空気層の容積は ゴムマットの横方向、縦方向いずれの場所においても 体のそれぞれの部位と接する箇所で適正な肉厚、容積の設定ができる。
1 ゴムマット本体
10 ゴムマット凹凸
10a ゴムマット凹部
10b ゴムマット凸部
11 注入口
12 蓋
13 止め具
14 ゴム層肉厚
14a 無垢
14b 上下層均一厚み
14c 上下層肉厚差
14d 側面層
15 ゴムマット空気層
15a 空気層厚み(容積)
15b 圧縮された空気層(上下ゴム層の接触)

Claims (1)

  1. 密封された空気で反発力を保持するゴムマットにおいて、
    対面する上下ゴム層及び側面層によって内部に空気層を形成して袋状に成形され、
    表面形状は、赤ちゃんの体に合わせたゴムマット凹凸(10)を形状し、
    前記上下ゴム層及び前記側面層には、シリコーンゴム又は合成ゴムが使用され
    内部に前記空気層を形成して袋状に成形された形状が使用時の形状であり、
    前記空気層に空気を流入させ、又は前記空気層から前記空気を排出させる注入口と、
    前記注入口を閉める蓋と
    を有し、
    前記蓋を取り外して前記ゴムマットを折り畳むことで、前記注入口から前記ゴムマット内の前記空気が排出され、畳んだ後に前記注入口に前記蓋をしてバンド状の止め具を使用して畳んだ状態が保持され、
    畳まれた状態の前記ゴムマットから、前記止め具と前記蓋とを外すことで、前記ゴムマットの復元力と前記注入口からの前記空気の流入によって、前記ゴムマットは使用時の前記形状に復元し、復元した前記形状の状態で前記注入口を前記蓋で閉めることで、前記ゴムマット内の前記空気を密封して反発力が保持され、
    使用時の袋状の前記形状で、中空層が無い無垢の部分と、対面する上下の前記ゴム層の厚みが異なる部分とを有することを特徴とする小さく丸めて収納できるゴムマット。
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