JP3190479U - 袋状カバーを設けた伸縮性凸状部を有するクッション - Google Patents
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Abstract
【課題】柔軟性のあるシートに埋め込まれた腰部、尻部に当てる事で快適性をもたらす、凝りを解す袋状カバーを設けた伸縮性凸状部を有するクッションを提供する。
【解決手段】円錐状の伸縮性凸状部であるクッション1と、凸状部であるクッション1の一部に係止機能を有する固定台7を柔軟性のある発泡性高分子の上層シート3内に埋め込み、円錐状の伸縮性凸状部であるクッション1を上層シート3の上面になるよう組み込む。
【選択図】図5
【解決手段】円錐状の伸縮性凸状部であるクッション1と、凸状部であるクッション1の一部に係止機能を有する固定台7を柔軟性のある発泡性高分子の上層シート3内に埋め込み、円錐状の伸縮性凸状部であるクッション1を上層シート3の上面になるよう組み込む。
【選択図】図5
Description
本考案は、充填した空気の反発力により使用者の腰部又は尻部とその周辺組織の受圧面を押圧して凝り部分を解す包装された空気式クッションに関する。
従来の空気式マッサージ具としては、塩化ビニール等の合成樹脂素材からなる扁平状空気袋に空気を充填した指圧具が知られている。(例えば、特許文献1参照)
特許 第4055176号
上述した従来のエアークッションは、平面状、扁平状又はドーナツ状であるが、脊髄や腰椎の凝り部分をピンポイトで集中的に解したいときには、十分な指圧効果が得られなかった。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたものであり、使いやすく凝っている部位を集中的に効率良くマッサージ可能な包装された空気式クッションを提供することを目的とする。
本考案の包装された空気式クッションは、充填した空気の反発力により使用者の腰部又は尻部とその周辺組織の受圧面を押圧して凝り部分を解す空気式クッションであって、受圧面に接触する弾性を有する球状又は回転楕円体状の押圧部と、該押圧部の一部に係止機能を有する固定部と、空気を注入及び排出可能な空気注入口と、を有していても良い。
伸縮性袋状弾性体を高分子発泡体上に固定され包装された(袋状カバーを設けた)腰あて、尻あて用クッションである。
その一形態として、ほぼその中央部に円錐状即ち円形状(楕円体状、卵形状を含む)の伸縮性凸状部と係止機能を有する固定部を、発泡性プラスチックに固定し袋状カバーを設けた腰あて、尻あて用クッションがあげられる。該カバーは凸状空気充填部と発泡性プラスチック部を固定し押圧部の保護の機能を有する。
カバーの材質は、繊維、織物、織物プラスチックなどが用いられ、通常の布状、メッシュ状などで構わない。空気透過性を有する物が好ましい。
以下図に従って説明する。
図において、1は空気を装填した円錐状、円形状のゴム状弾性物ないし袋状弾性体を、2は大人が手で抑えて反撥する高分子発泡体を表す。
1のゴム状物には、各種の高分子たとえばポリ塩化ビニール、SBR,NBR,ウレタンゴム、などが利用できる。これらはコスト、経時安定性、加工性、染色性などを考慮して選ばれる。例えばポリ塩化ビニールは好ましい一例である。装填される空気は1気圧以上が好ましい。ハンドリング接触時の感触からは10気圧、さらには5気圧程度以下が好ましい。
更に使用者が目的の感触に調節して使用できるように、空気注入口、空気圧調整口を設ける事は特に好ましい態様の一つである。
2は大人が手で抑えて反撥する高分子発泡体、弾性体を表す。
これらは各種高分子のホモポリマー、コポリマー、変性物を含み、例えばポリオレフィン誘導体、ポリエチレン、ポリブタジエンなど、ポリスチレン誘導体、ポリウレタン誘導体、各種ゴムなどから選ばれる。これらはシート状形状で用いる事が好ましく、袋状カバーに包む際に便利なように、屈曲性を有する事が好ましい。
その表面は平滑でも、凹凸形状を有していてもよい。
なかでも発泡ポリウレタン類は、加工性、屈曲性、ハンドリングの点から特に好ましく、3ないし15cm程度の厚さ、が好ましい。これらは多層構造を形成していてもよい。二層の場合、3は4と同一素材でも別の高分子でもよい。
6は袋状カバーを示す。
前記構成の包装された本考案のクッションでは、押圧部の表面上に複数の表面上に複数の突起を有する事もできる。その場合には凝り部分をピンポイントでマッサージする指圧効果を一層向上させることが出来る。
本考案の空気式クッションは前記押圧部の当接部分が前記受圧面に対して上下及び左右にスイング可能であることは特に好ましい。
前記構成では、押圧部の当接部分が受圧面に対して上下及び左右にスイング可能であるので、身体を横方向又は縦方向へ微少量ずらすことで、その動きに追従して凸状弾性体が固定部を中心に微少量揺動する。この揺動によって使用者の凝り部分を集中的に一層効率良く解すことが出来る。
たとえば、特許願、整理番号H2005−01に記載の空気式揉み玉は、凸状部を形成する本考案の好ましい一例として使用できる。又空気注入口は、バレーボール、バスケットボールなど球技用ボールの空気注入口様形状でもよい。
本考案のクッションは腰あてにも尻あて及び背あてにも用いられる。
伸縮性袋状弾性体を高分子発泡体上に固定され包装された(袋状カバーを設けた)腰あて、尻あて用クッションである。
その一形態として、ほぼその中央部に円錐状即ち円形状(楕円体状、卵形状を含む)の伸縮性凸状部と係止機能を有する固定部を、発泡性プラスチックに固定し袋状カバーを設けた腰あて、尻あて用クッションがあげられる。該カバーは凸状空気充填部と発泡性プラスチック部を固定し押圧部の保護の機能を有する。
カバーの材質は、繊維、織物、織物プラスチックなどが用いられ、通常の布状、メッシュ状などで構わない。空気透過性を有する物が好ましい。
以下図に従って説明する。
図において、1は空気を装填した円錐状、円形状のゴム状弾性物ないし袋状弾性体を、2は大人が手で抑えて反撥する高分子発泡体を表す。
1のゴム状物には、各種の高分子たとえばポリ塩化ビニール、SBR,NBR,ウレタンゴム、などが利用できる。これらはコスト、経時安定性、加工性、染色性などを考慮して選ばれる。例えばポリ塩化ビニールは好ましい一例である。装填される空気は1気圧以上が好ましい。ハンドリング接触時の感触からは10気圧、さらには5気圧程度以下が好ましい。
更に使用者が目的の感触に調節して使用できるように、空気注入口、空気圧調整口を設ける事は特に好ましい態様の一つである。
2は大人が手で抑えて反撥する高分子発泡体、弾性体を表す。
これらは各種高分子のホモポリマー、コポリマー、変性物を含み、例えばポリオレフィン誘導体、ポリエチレン、ポリブタジエンなど、ポリスチレン誘導体、ポリウレタン誘導体、各種ゴムなどから選ばれる。これらはシート状形状で用いる事が好ましく、袋状カバーに包む際に便利なように、屈曲性を有する事が好ましい。
その表面は平滑でも、凹凸形状を有していてもよい。
なかでも発泡ポリウレタン類は、加工性、屈曲性、ハンドリングの点から特に好ましく、3ないし15cm程度の厚さ、が好ましい。これらは多層構造を形成していてもよい。二層の場合、3は4と同一素材でも別の高分子でもよい。
6は袋状カバーを示す。
前記構成の包装された本考案のクッションでは、押圧部の表面上に複数の表面上に複数の突起を有する事もできる。その場合には凝り部分をピンポイントでマッサージする指圧効果を一層向上させることが出来る。
本考案の空気式クッションは前記押圧部の当接部分が前記受圧面に対して上下及び左右にスイング可能であることは特に好ましい。
前記構成では、押圧部の当接部分が受圧面に対して上下及び左右にスイング可能であるので、身体を横方向又は縦方向へ微少量ずらすことで、その動きに追従して凸状弾性体が固定部を中心に微少量揺動する。この揺動によって使用者の凝り部分を集中的に一層効率良く解すことが出来る。
たとえば、特許願、整理番号H2005−01に記載の空気式揉み玉は、凸状部を形成する本考案の好ましい一例として使用できる。又空気注入口は、バレーボール、バスケットボールなど球技用ボールの空気注入口様形状でもよい。
本考案のクッションは腰あてにも尻あて及び背あてにも用いられる。
1 充填した空気の反発力により使用者の腰部又は尻部の受圧面を押圧して凝り部分を解す空気式クッションであって、包装されており、受圧面に接触する弾性を有する球状又は回転楕円体状の押圧部と、該押圧部の一部に空気を注入及び排出可能な空気注入口と、を有する伸縮性袋状弾性体を高分子発泡体基盤部と、を備えることを特徴とする腰あて、尻あて用クッション。
2 袋状カバー即ち包装材料が織物からなり、高分子発泡体がポリウレタンであるクッション。
3 弾性体が球体であり、切断面が楕円体状、長円体状を示すクッション。
4 支持体が二層からなり、上層及び下層が屈曲性を有するクッション。
使用形態としては、例えばこの空気式クッションを椅子等の背凭れに当接させた状態で、使用者が椅子に座り、腰部、尻部又はその周辺組織の凝っている部位、を凸状部1に押し当てる。そして自分の身体を、横方向や縦方向に微少量ずらすことで、その動きに追従するように凸状部の押圧が使用者の凝り部分を押圧する。これにより、使用者の凝り部分を集中的にマッサージすることができ、凝り部分を効率よく解すことができる。なお、その他の構成及び作用効果に関しては、自ずから明らかなので説明は省略する。
本考案により得られる空気式クュションは、使用者一人一人異なる凝り具合、凝っている部位にそれぞれ適応させたマッサージを可能にする。また、座位姿勢をリラックス状態に維持できるので、腰痛予防にもなる。
2 袋状カバー即ち包装材料が織物からなり、高分子発泡体がポリウレタンであるクッション。
3 弾性体が球体であり、切断面が楕円体状、長円体状を示すクッション。
4 支持体が二層からなり、上層及び下層が屈曲性を有するクッション。
使用形態としては、例えばこの空気式クッションを椅子等の背凭れに当接させた状態で、使用者が椅子に座り、腰部、尻部又はその周辺組織の凝っている部位、を凸状部1に押し当てる。そして自分の身体を、横方向や縦方向に微少量ずらすことで、その動きに追従するように凸状部の押圧が使用者の凝り部分を押圧する。これにより、使用者の凝り部分を集中的にマッサージすることができ、凝り部分を効率よく解すことができる。なお、その他の構成及び作用効果に関しては、自ずから明らかなので説明は省略する。
本考案により得られる空気式クュションは、使用者一人一人異なる凝り具合、凝っている部位にそれぞれ適応させたマッサージを可能にする。また、座位姿勢をリラックス状態に維持できるので、腰痛予防にもなる。
1 楕円体状、長円体状クッション
2 高分子発泡体シート
3 二層で上層シートの弾力性が4より大きい
4 3より弾力性小さい高分子シート
5 袋状カバーで表面に微細な凹凸がある布地
6 布状カバーで表面がスムースな布地
7 ゆらぎ効果を付与するため空気注入口を内蔵した固定台
2 高分子発泡体シート
3 二層で上層シートの弾力性が4より大きい
4 3より弾力性小さい高分子シート
5 袋状カバーで表面に微細な凹凸がある布地
6 布状カバーで表面がスムースな布地
7 ゆらぎ効果を付与するため空気注入口を内蔵した固定台
Claims (1)
- ほぼその中央部に、円錐状の伸縮性凸状部と該凸状部の一部に係止機能をする固定部を発泡性プラスチックに固定し、袋状カバーを設けた腰あて、尻あて用クッション。
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3190479U true JP3190479U (ja) | 2014-05-15 |
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