JP6439832B2 - 商品登録装置、posシステム、およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、商品登録装置、POSシステム、およびプログラムに関する。
商品販売処理に際して、取引内容を示す通常の会計レシートの情報に続けてクーポン券の情報を印刷したレシートを発行するPOS(Point Of Sales)端末が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−329257号公報
しかしながら、POS端末のオペレータである店員が上記のクーポン券の情報が印刷されたレシートを顧客に手渡しするだけでは、顧客はそのレシートにクーポン券が付いていることに気付かないことがあり得る。また、顧客は、レシートにクーポン券が付いていることに気付かない場合に、そのレシートを受け取らない場合もあり得る。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、精算情報の他に所定の案内情報が印刷されたレシートが精算装置によって発行されることを顧客に報知することができる、技術を提供することを目的とする。
[1]上記の課題を解決するため、本発明の一態様である商品登録装置は、店員によって操作され、顧客が操作する精算装置と通信可能な商品登録装置であって、案内情報を告知する場合に、前記精算装置で精算処理が可能なように買上商品に関する情報を送信する他、前記精算装置で前記案内情報を告知するための紙媒体の発行が可能なように前記案内情報を送信する送信手段と、前記案内情報を告知する場合に、前記精算装置で前記案内情報を告知するための紙媒体が発行される旨を表示画面に表示する表示手段と、を備える。
]上記の課題を解決するため、本発明の一態様であるPOSシステムは、店員が操作する商品登録装置と顧客が操作する精算装置とを含み、顧客に案内情報を告知可能なPOSシステムであって、前記商品登録装置は、登録した買上商品に関する情報を表示する表示手段と、前記精算装置で精算が可能なように前記買上商品に関する情報を送信する送信手段と、を備え、前記送信手段は、顧客に案内情報を告知する場合に、前記精算装置で精算処理が可能なように前記買上商品に関する情報を送信する他、前記精算装置で前記案内情報を告知するための紙媒体の発行が可能なように前記案内情報を送信し、前記表示手段は、顧客に案内情報を告知する場合に、前記精算装置で前記案内情報を告知するための紙媒体が発行される旨を表示画面に表示する。
]上記の課題を解決するため、本発明の一態様であるプログラムは、店員によって操作され、顧客が操作する精算装置と通信可能な商品登録装置のコンピュータを、案内情報を告知する場合に、前記精算装置で精算処理が可能なように買上商品に関する情報を送信する他、前記精算装置で前記案内情報を告知するための紙媒体の発行が可能なように前記案内情報を送信する送信手段と、前記案内情報を告知する場合に、前記精算装置で前記案内情報を告知するための紙媒体が発行される旨を表示画面に表示する表示手段として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、精算情報の他に所定の案内情報が印刷されたレシートが精算装置によって発行されることを顧客に報知することができる。よって、顧客は、レシートに所定の案内情報が印刷されていることを認識することができ、レシートを取り忘れたりレシートを持ち帰らなかったりすることを防ぐことができる。
本発明の一実施形態によるPOSシステムの概略の全体構成の例を示すブロック図である。 登録用POSレジスタの構成の例を示すブロック図である。 精算用POSレジスタの構成の例を示すブロック図である。 登録用POSレジスタの店員用表示部が表示する商品登録画面の例を示す図である。 精算用POSレジスタの印刷部が出力するレシートの出力形態の例を模式的に示す図である。 プロモーションレシートの印刷の例を示す図である。 登録用POSレジスタによる商品登録処理の処理手順の例を示すフローチャートである。 精算用POSレジスタによる会計処理の処理手順の例を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるPOSシステムの概略の全体構成の例を示すブロック図である。図1に示すように、POSシステム1は、登録用POSレジスタ10と、精算用POSレジスタ20と、ストアコントローラ30と、ネットワーク40とを含む。
登録用POSレジスタ10と、精算用POSレジスタ20と、ストアコントローラ30とは、ネットワーク40を介して接続されている。ネットワーク40は、例えば、インターネットプロトコル(Internet Protocol;IP)によって通信可能なコンピュータネットワークである。例えば、ネットワーク40は、店舗内に敷設されたローカルエリアネットワーク(Local Area Network;LAN)である。ネットワーク40は、例えば、他店のLANと接続されていてもよい。
なお、登録用POSレジスタ10と精算用POSレジスタ20との間、ストアコントローラ30と登録用POSレジスタ10との間、またはストアコントローラ30と精算用POSレジスタ20との間は、ネットワーク40以外の接続であってもよい。ネットワーク40を介さない通信接続の例として、電気配線を利用して高速通信を実現する電力線通信接続がある。
また、POSシステム1において、例えば、登録用POSレジスタ10に対して複数の精算用POSレジスタ20をネットワーク40に接続して設けてもよい。この場合、登録用POSレジスタ10は、複数の精算用POSレジスタ20から自装置の状態(例えば、待機中、使用中、メンテナンス中等)を示すステータス情報を取得し、このステータス情報に応じて、待機中である(空いている)一台の精算用POSレジスタ20を選択する。
また、POSシステム1は、ストアコントローラ30の機能を登録用POSレジスタ10により実現させることによって、ストアコントローラ30を省略する構成としてもよい。
ストアコントローラ30は、POSシステム1を制御するコンピュータ装置であり、商品マスタ情報等の種々の情報を記憶し管理する。商品マスタ情報は、販売される各商品の、商品識別情報(商品コード)、商品名称、販売価格、値引き価格等の商品情報を含む電子ファイルである。ストアコントローラ30は、商品が追加または削除された場合、販売価格や値引き価格が改定された場合等において、商品マスタ情報を適宜更新する。そして、ストアコントローラ30は、定期的、定時、または、商品マスタ情報が更新されるたびに、登録用POSレジスタ10および精算用POSレジスタ20に、最新の商品マスタ情報を送信する。
登録用POSレジスタ10は、顧客が購入しようとする商品のデータを登録する商品登録処理を実行する商品登録装置である。よって、登録用POSレジスタ10は、顧客の買上対象の商品(買上商品ともいう。)を登録する商品登録部を備える。具体的に、登録用POSレジスタ10は、オペレータである店員の操作によって、買上商品に付されたバーコードを読み取るスキャナを備える。買上商品に付されたバーコードには、商品コードの情報が含まれている。つまり、登録用POSレジスタ10は、商品に付されたバーコードを読み取ることによって、この商品のデータを登録する。本実施形態において、登録用POSレジスタ10によって登録され、精算用POSレジスタ20によって精算処理に用いられる商品に関するデータを、登録データと呼ぶ。例えば、一顧客あたりの登録データは、当該顧客の取引についての全ての買上商品の合計金額、各買上商品の商品名称、単価、値引き価格、個数の情報等を含む。
登録用POSレジスタ10は、商品登録処理を開始する前に、顧客が有するカード(例えば、店舗が発行した会員カード等)に含まれる顧客の識別情報(顧客識別情報)を読み取る。具体的に、例えば、顧客のカードが磁気カードである場合、登録用POSレジスタ10は、磁気カードリーダまたは磁気カードリーダライタによって、顧客の磁気カードに記録された顧客識別情報を読み取る。また、例えば、顧客のカードが、バーコードまたは二次元コードが印刷されたカードである場合、登録用POSレジスタ10は、バーコードリーダまたは二次元コードリーダによって、顧客のカードに記録された顧客識別情報を読み取る。
ただし、顧客が会員カードを有していない(例えば、非会員である)場合、当該顧客は店舗から非会員用のカードを借用して買い物を行う。この非会員用のカードには、非会員用のユニークな識別情報が記録または印刷されている。
登録用POSレジスタ10は、商品登録部による買上対象の商品の登録によって得られた登録データを用いて精算処理を実行する精算用POSレジスタ20において所定のイベントが発生するか否かを判定する判定部を備える。所定のイベントとは、例えば、精算用POSレジスタ20が、買上対象の商品についての精算情報の他に、所定の案内情報をレシートに印刷して出力することである。なお、以下の説明において、レシートに印刷して出力することを、レシートを発行するという場合がある。精算情報は、例えば、一顧客の取引についての全ての買上商品の合計金額、各買上商品の商品名称、単価、値引き価格、顧客からの預かり金額、預かり金額が合計金額よりも多くおつりがある場合の釣金額の情報を含む。案内情報は、例えば、特別販売(特売)の対象となる特売商品の商品名称、特売価格または特別値引き価格、特売の期間の情報等を含む特売情報である。精算用POSレジスタ20が発行するレシートのうち、精算情報に該当する部分を会計レシートと呼ぶ。精算用POSレジスタ20が発行するレシートのうち、案内情報に該当する部分をプロモーションレシートと呼ぶ。
例えば、判定部は、顧客識別情報に応じて、特売情報を適用するか否かを判断し、特売情報を適用すると判断した場合に、精算用POSレジスタ20においてイベントが発生すると判定する。具体的に、例えば、顧客識別情報を特別会員、標準会員等にクラス分けしておき、判定部が、顧客識別情報に基づくクラスに応じた特売情報(例えば、クラスに応じた特別値引き価格)を適用すると判断して、精算用POSレジスタ20においてイベントが発生すると判定する。
なお、判定部は、商品登録部が得た登録データに係る商品の中に特売商品または特売予定の商品が含まれる場合に、その特売商品または特売予定の商品について特売情報を適用すると判断して、精算用POSレジスタ20においてイベントが発生すると判定してもよい。
なお、例えば、案内情報を、商品の広告情報、店舗の商品販売に関する告知情報等のプロモーション情報、店舗案内情報、店舗が存在する地域に関する地域案内情報、時事情報等としてもよい。
登録用POSレジスタ10は、精算用POSレジスタ20においてイベントが発生すると判定部が判定した場合、そのイベントが発生することを表す報知情報(第1の報知情報)を報知する報知部を備える。第1の報知情報は、言い換えると、案内情報が印刷されたプロモーションレシートが発行されることを表す情報である。例えば、登録用POSレジスタ10は、オペレータである店員に表示面を向けて設置された店員用表示部に、第1の報知情報を表示させる。これにより、店員は、精算用POSレジスタ20からプロモーションレシートが発行されることを、顧客に口頭で伝えることができる。
なお、登録用POSレジスタ10は、顧客に表示面を向けて設置された顧客用表示部に、第1の報知情報を表示させてもよい。これにより、顧客は、精算用POSレジスタ20からプロモーションレシートが発行されることを知ることができる。
また、登録用POSレジスタ10は、第1の報知情報を表す合成音声をブザーから出力させてもよい。これにより、店員および顧客は、精算用POSレジスタ20からプロモーションレシートが発行されることを知ることができる。
精算用POSレジスタ20においてイベントが発生すると判定部が判定した場合に、登録用POSレジスタ10は、当該イベントに係る案内情報を含めたイベント情報を生成する。そして、イベント情報が生成された場合には、登録用POSレジスタ10は、そのイベント情報および登録データを精算用POSレジスタ20に送信する。イベント情報が生成されない場合には、登録用POSレジスタ10は、登録データのみを精算用POSレジスタ20に送信する。
なお、登録データは、一顧客の取引についての全ての買上げ商品の合計金額、各買上商品の商品名称、単価、値引き価格、個数の情報等を識別する取引識別情報であってもよい。この場合、例えば、精算用POSレジスタ20は、その取引識別情報に基づいて、ストアコントローラ30、またはストアコントローラ30の機能を実現する登録用POSレジスタ10にリクエスト情報を送信する。そして、精算用POSレジスタ20は、リクエスト情報を受信したストアコントローラ30または登録用POSレジスタ10から、一顧客の取引についての全ての買上げ商品の合計金額、各買上商品の商品名称、単価、値引き価格、個数の情報等を取得する。
また、イベント情報が生成された場合を例として説明するが、登録用POSレジスタ10は、精算用POSレジスタ20を指定する情報とイベント情報と登録データとをストアコントローラ30に送信し、精算用POSレジスタ20を案内する情報を印刷した精算用レシート(例えば、精算用POSレジスタ20を指定する情報がバーコードとして印刷されたレシート)を印刷部で印刷して出力させてもよい。この場合、店員は、その出力された精算用レシートを顧客に手渡しする。精算用レシートが顧客によって精算用POSレジスタ20のスキャナで読み取られると、精算用POSレジスタ20は、ストアコントローラ30から精算用POSレジスタ20を指定する情報をキーとしてイベント情報および登録データを取得する。
精算用POSレジスタ20は、顧客自身の操作に応じて精算処理を実行する精算装置(セルフレジスタ)である。精算用POSレジスタ20は、自動釣銭釣札機と、ICカードリーダ(例えば、クレジットカードまたはポイントカード用)、RF(Radio Frequency)リーダ(例えば、電子マネー用)等の決済部とを備える。また、精算用POSレジスタ20は、少なくとも、買上対象の商品についての精算情報を含むレシート(会計レシート)を印刷して出力する印刷部を備える。なお、精算用POSレジスタ20がイベント情報を取得している場合には、印刷部は、そのイベント情報に含まれる案内情報を精算情報と区分してレシート(プロモーションレシート)に印刷して出力する。
また、精算用POSレジスタ20は、イベント情報を取得している場合において、少なくとも、印刷部がレシートを出力し終えるまでの間に、そのレシートが案内情報を含むことを表す報知情報(第2の報知情報)を報知する報知部を備える。第2の報知情報は、言い換えると、案内情報が印刷されたプロモーションレシートが発行されることを表す情報である。例えば、精算用POSレジスタ20は、オペレータである顧客に表示面を向けて設置された表示部に、第2の報知情報を表示させる。これにより、顧客は、精算用POSレジスタ20からプロモーションレシートが発行されることを知ることができる。
なお、精算用POSレジスタ20は、第2の報知情報を表す合成音声をブザーから出力させてもよい。これにより、顧客は、精算用POSレジスタ20からプロモーションレシートが発行されることを知ることができる。
イベント情報および登録データを取得した場合の精算用POSレジスタ20の処理の流れは、次のようになる。
(1)精算用POSレジスタ20は、決済方法を選択する。具体的に、顧客は、現金、クレジットカード、電子マネー等のいずれか、または併用する決済方法を操作部の操作によって選択する。
(2)次に、精算用POSレジスタ20は、選択された決済方法による決済処理(精算処理)を実行する。すなわち、精算用POSレジスタ20は、自動釣銭釣札機への現金投入や釣銭の支払い、カードリーダでのカード読み取り等によって決済を実行する。
(3)次に、精算用POSレジスタ20は、印刷部から買上対象の商品についての精算情報とイベント情報に含まれる案内情報とを含むレシートを印刷して出力する。つまり、精算用POSレジスタ20は、会計レシートおよびプロモーションレシートを発行する。会計レシートには、例えば、買上商品全ての合計金額、各買上商品の商品名称、単価、値引き価格、預かり金額、釣金額等が印刷される。プロモーションレシートには、イベント情報に含まれる案内情報が印刷される。
(4)報知部は、少なくとも、印刷部がレシートを出力し終えるまでの間に、そのレシートが案内情報を含むことを表す報知情報を報知する。
なお、精算用POSレジスタ20における決済方法は、登録用POSレジスタ10で申告してもよい。この場合は、登録用POSレジスタ10が、決済方法を示す情報を精算用POSレジスタ20へ送信し、決済方法を示す情報を受信した精算用POSレジスタ20が、上記(2)から処理を開始する。
また、イベント情報を取得せず登録データのみを取得した場合の精算用POSレジスタ20の処理の流れは次のようになる。
(1)精算用POSレジスタ20は、決済方法を選択する。
(2)次に、精算用POSレジスタ20は、選択された決済方法による決済処理(精算処理)を実行する。
(3)次に、精算用POSレジスタ20は、印刷部から会計レシートを発行する。
図2は、登録用POSレジスタ10の構成の例を示すブロック図である。図2に示すように、登録用POSレジスタ10は、CPU(Central Processing Unit)101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、スキャナ104と、店員用表示部105と、顧客用表示部106と、操作部107と、通信部108と、ブザー109と、印刷部110とを備える。
CPU101と、ROM102と、RAM103と、スキャナ104と、店員用表示部105と、顧客用表示部106と、操作部107と、通信部108と、ブザー109と、印刷部110とは、信号線およびバスを介して接続されている。
ROM102は、読み出し専用メモリであり、プログラムを記憶する。CPU101は、中央演算処理装置であり、ROM102に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、登録用POSレジスタ10の動作を制御する。スキャナ104は、商品に付されているバーコードを光学的に読み取る。また、スキャナ104は、顧客が有するカードに印刷されたバーコードまたは二次元コードを読み取ってもよい。RAM103は、随時読み出し書き込みメモリであり、種々の情報を記憶する。例えば、RAM103は、スキャナ104によって読み取られたバーコードに関連付けられた商品情報、精算用POSレジスタ20から受信したステータス情報等を記憶する。また、例えば、RAM103は、操作ボタンが操作された履歴を記憶してもよい。
店員用表示部105および顧客用表示部106は、種々の情報を表示する。例えば、店員用表示部105および顧客用表示部106は、商品マスタ情報から取得した情報(例えば、商品の名称、販売価格、値引き価格等)を表示する。また、店員用表示部105は、タッチパネル付表示装置により実現され、店員に対する種々の情報を表示する。例えば、店員用表示部105は、画面内の領域に表示された操作ボタン(プリセットボタン)が操作されることにより、予め設定登録された商品情報(商品コード等)について、操作入力を受け付ける。
操作部107は、登録用POSレジスタ10を動作させるための各種の操作ボタン(小計キー、現計キー、置数キー、訂正キー、プリセットキー等)を備える。例えば、操作部107は、操作ボタン(プリセットキー)が操作されることにより、そのプリセットキーに予め設定登録されている商品情報(商品コード等)について、操作入力を受け付ける。通信部207は、ネットワーク40を介して、他の装置と通信する。ブザー109は、店員が操作を確認することが必要な場合等に、ブザー音や合成音声を発生する。
印刷部110は、登録データ等を示す情報を必要に応じて印刷する。ただし、本実施形態において登録データの印刷は省略することができる。なお、印刷部110は、前述したように、登録データの送信先となる精算用POSレジスタ20を案内する情報を精算用レシートに印刷してもよい。
プログラムを実行するCPU101は、商品登録部と、判定部と、識別情報取得部との機能を実現する。また、店員用表示部105と、顧客用表示部106と、ブザー109とは、報知部の機能を実現する。
図3は、精算用POSレジスタ20の構成の例を示すブロック図である。図3に示すように、精算用POSレジスタ20は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、スキャナ204と、表示部205と、操作部206と、通信部207と、ブザー208と、印刷部209と、決済部210と、自動釣銭釣札機211とを備える。
CPU201と、ROM202と、RAM203と、スキャナ204と、表示部205と、操作部206と、通信部207と、ブザー208と、印刷部209と、決済部210と、自動釣銭釣札機211とは、信号線およびバスを介して接続されている。
ROM202は、プログラムを記憶している読み出し専用メモリである。CPU201は、中央演算処理装置であり、ROM202に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、精算用POSレジスタ20の動作を制御する。RAM203は、種々の情報を記憶する、随時読み出し書き込みメモリである。例えば、RAM203は、ストアコントローラ30から取得した商品マスタ情報、およびスキャナ204によって読み取られたバーコードまたは二次元コードによって示される商品の買上内容等を記憶する。スキャナ204によってバーコードまたは二次元コードを読み取る場合の例として、登録用POSレジスタ10において、精算用POSレジスタ20のステータス情報が何らかの事情により取得することができない(例えば、トラブル発生中の状況にある)ために、登録用POSレジスタ10が会計に用いるバーコードまたは二次元コードを精算用レシートに印字した場合等である。
また、スキャナ204は、例えば、顧客が有するカードに含まれる顧客識別情報を読み取る。具体的に、例えば、顧客のカードが磁気カードである場合、磁気カードリーダまたは磁気カードリーダライタであるスキャナ204は、顧客の磁気カードに記録された顧客識別情報を読み取る。また、例えば、顧客のカードが、バーコードまたは二次元コードが印刷されたカードである場合、バーコードリーダまたは二次元コードリーダであるスキャナ204は、顧客のカードに印刷された顧客識別情報のコードを読み取る。
表示部205は、CPU201による制御に応じて、種々の情報を表示する。また、表示部205は、表示した操作ボタンが操作された履歴(例えば、操作回数、操作順等)を、操作ボタンごとにRAM203に記憶させる。操作部206は、精算用POSレジスタ20を動作させるための各種の操作ボタン(訂正キー、プリセットキー、店員呼出ボタン等)を備える。例えば、操作部206は、操作ボタン(訂正キー)が操作されることにより、操作入力の訂正を受け付ける。通信部207は、ネットワーク40を介して、他の装置と通信する。通信部207は、例えば、ストアコントローラ30と通信して、ストアコントローラ30から最新の商品マスタ情報を取得する。ブザー208は、エラー等が発生した場合、エラーを報知するブザー音や合成音声を発生する。印刷部209は、精算処理(すなわち、商品の買上金額の決済)が終了した場合、精算情報を印刷した会計レシートを出力する。また、CPU201が登録用POSレジスタ10からイベント情報を取得した場合、印刷部209は、会計レシートの他に、イベント情報に含まれる案内情報を印刷したプロモーションレシートを出力する。
決済部210は、クレジットカードリーダ、電子マネーリーダ等と、それらの制御部とを備える。決済部210は、現金、クレジット、電子マネーにより決済処理を行う。決済部210は、自動釣銭釣札機211によって、現金による決済を実行し、決済を実行した結果(例えば、決済が成立したか否かを示す情報)をCPU201に供給する。また、決済部210は、クレジットにより決済を実行し、決済を実行した結果をCPU201に供給する。また、決済部210は、電子マネーにより決済を実行し、決済を実行した結果をCPU201に供給する。自動釣銭釣札機211は、紙幣の投入および排出を行う紙幣入出口と、硬貨を投入する硬貨投入口と、釣銭を排出する釣銭排出口とを備える。
次に、登録用POSレジスタ10が報知する報知情報の具体例について説明する。
図4は、登録用POSレジスタ10の店員用表示部105が表示する商品登録画面の例を示す図である。図4に示した商品登録画面4は、精算用POSレジスタ20においてイベントが発生すると判定部が判定したことによって、報知部である店員用表示部105が報知情報41を商品登録画面4の中央付近に表示させた例である。図4には、報知情報41として、「精算の際には、お買い得レシートが発行されますので、お持ちください。」が示されている。この例では、プロモーションレシートをお買い得レシートと称している。このように、報知情報41を店員用表示部105の商品登録画面4に表示させることにより、オペレータである店員は、その報知情報41を見ることによって、精算用POSレジスタ20からプロモーションレシートが発行されることを認識し、顧客に口頭で伝えることができる。
なお、放置情報41と同様の情報を、顧客用表示部106に表示させてもよい。
図5は、精算用POSレジスタ20の印刷部209が出力するレシートの出力形態の例を模式的に示す図である。図5(a)は、印刷部209によってそれぞれ出力された、会計レシートおよびプロモーションレシートの例を示した図である。図5(a)の例において、印刷部209は、会計レシート51を出力した後、プロモーションレシート52を出力する。なお、印刷部209は、プロモーションレシート52を出力した後、会計レシート51を出力してもよい。
図5(b)は、印刷部209によって出力された、会計レシートとプロモーションレシートとがミシン目で区切られたレシートの例を示した図である。図5(b)に示すように、印刷部209は、会計レシートとプロモーションレシートとの境にミシン目54を設けたレシート53を出力してもよい。これにより、顧客は、レシート53からプロモーションレシートを容易に切り取ることができる。
図5(c)は、印刷部209によって出力された、会計レシートとプロモーションレシートとが部分カットされたレシートの例を示した図である。図5(c)に示すように、印刷部209は、会計レシート55とプロモーションレシート56とを部分カットした状態のレシートを出力してもよい。部分カットとは、例えば、会計レシート55とプロモーションレシート56とを区分するレシートの横方向(ロール紙の回動による紙媒体の搬送方向に対して直交する方向)において、一端部分が繋がった状態、他端部分がカットされた状態のものをいう。または、部分カットとは、例えば、会計レシート55とプロモーションレシート56とを区切るレシートの横方向において、両端部分がカットされた状態のもの(例えば、中央部分のみが繋がった状態のもの)をいう。これにより、顧客は、会計レシート55とプロモーションレシート56とを容易に切り離すことができる。
図5(d)は、印刷部209によって出力された、会計レシートとプロモーションレシートとが繋がったレシートの例を示した図である。図5(d)に示したように、印刷部209は、会計レシート部58とプロモーションレシート部59とが連続して印刷されたレシート57を出力してもよい。
図6は、プロモーションレシートの印刷の例を示す図である。図6(a)は、“2014年6月30日”までの期間における買い物において、買上金額から“500円”を値引きする旨を記載したプロモーションレシートの例である。例えば、登録用POSレジスタ10の判定部は、顧客識別情報に応じて、当該顧客が会員であり、本取引において一定金額以上の買上げをした場合に、図6(a)に示す特売情報を適用するかと判断し、精算用POSレジスタ20においてイベントが発生すると判定する。また、例えば、登録用POSレジスタ10の判定部は、顧客識別情報に応じて、当該顧客が会員であり、所定期間(例えば、1年間)の累積で一定金額以上の買上げをした場合に、図6(a)に示す特売情報を適用するかと判断し、精算用POSレジスタ20においてイベントが発生すると判定してもよい。また、図6(b)は、“2014年6月30日”までの期間における“○○○ビスケット”の買い物において、“100円”を値引きする旨を記載したプロモーションレシートの例である。例えば、登録用POSレジスタ10の判定部は、顧客識別情報に応じて、当該顧客が会員である場合は、図6(b)に示す特売情報を適用するかと判断し、精算用POSレジスタ20においてイベントが発生すると判定する。
次に、登録用POSレジスタ10による商品登録処理について説明する。
図7は、登録用POSレジスタ10による商品登録処理の処理手順の例を示すフローチャートである。
ステップS1において、登録用POSレジスタ10のスキャナ104が、顧客が有するカード(店舗が発行した会員カード等)に含まれる顧客識別情報を読み取る。
次に、商品登録部は、当該顧客の買上対象の商品を登録する(ステップS2,ステップS3:NO)。買上商品の登録が終了すると(ステップS3:YES)、ステップS4の処理に移す。
ステップS4において、判定部は、商品登録部による買上対象の商品の登録によって得られた登録データを用いて精算処理を実行する精算用POSレジスタ20において所定のイベントが発生するか否かを判定する。例えば、判定部は、顧客識別情報に応じて、特売情報を適用するか否かを判断し、特売情報を適用すると判断した場合に、精算用POSレジスタ20においてイベントが発生すると判定する。
ステップS5において、精算用POSレジスタ20において所定のイベントが発生すると判定部が判定した場合(ステップS5:YES)はステップS6の処理に移し、精算用POSレジスタ20において所定のイベントが発生しないと判定部が判定した場合(ステップS5:NO)はステップS8の処理に移す。
ステップS6において、報知部は、所定のイベントが発生することを表す報知情報(第1の報知情報)を報知する。例えば、CPU101は、店員用表示部105に第1の報知情報を表示させる。なお、CPU101は、顧客用表示部106に第1の報知情報を表示させてもよい。また、CPU101は、ブザー109から第1の報知情報の合成音声を出力させてもよい。
次に、ステップS7において、CPU101は、当該イベントに係る案内情報を含めたイベント情報を生成し、このイベント情報を通信部108によって精算用POSレジスタ20に送信する。
次に、ステップS8において、CPU101は、商品登録部の商品登録によって得られた登録データを、通信部108によって精算用POSレジスタ20に送信する。そして、本フローチャートによる処理を終了させる。
図8は、精算用POSレジスタ20による会計処理の処理手順の例を示すフローチャートである。本フローチャートは、精算用POSレジスタ20がイベント情報を受信する場合の例である。顧客が有するカードの顧客識別情報がスキャナ204によって読み取られ、または、精算用POSレジスタ20を案内する情報が印刷された精算用レシートがスキャナ204によって読み取られた場合、本フローチャートの処理が開始される。
ステップS21において、通信部207は、登録用POSレジスタ10が送信したイベント情報を受信し、このイベント情報をCPU201に供給する。CPU201は、イベント情報を取得し、RAM203に記憶させる。
次に、ステップS22において、通信部207は、登録用POSレジスタ10が送信した登録データを受信し、この登録データをCPU201に供給する。CPU201は、登録データを取得し、RAM203に記憶させる。
次に、ステップS23において、CPU201は、RAM203に記憶された登録データに基づいて精算処理を実行する。この精算処理において、精算用POSレジスタ20は、決済方法を選択する。次に、精算用POSレジスタ20は、選択された決済方法による決済処理(精算処理)を実行する。すなわち、精算用POSレジスタ20は、自動釣銭釣札機211への現金投入や釣銭の支払い、カードリーダでのカード読み取り等によって決済を実行する。
次に、ステップS24において、報知部は、レシートが案内情報を含むことを表す第2の報知情報を報知する。例えば、CPU201は、第2の報知情報を表示部205に表示させる。なお、CPU201は、ブザー208から第2の報知情報の合成音声を出力させてもよい。
次に、ステップS25において、印刷部209は、買上対象の商品についての精算情報とイベント情報に含まれる案内情報とを含むレシート、つまり、会計レシートおよびプロモーションレシートを印刷して出力する。
ステップS24およびステップS25の処理によって、精算用POSレジスタ20の報知部は、少なくとも、印刷部209がレシートを出力し終えるまでの間に、そのレシートが案内情報を含むことを表す第2の報知情報を報知することになる。
以上、詳述したとおり、本実施形態における登録用POSレジスタ10は、買上対象の商品を登録する商品登録部と、商品登録部による買上対象の商品の登録によって得られた登録データを用いて精算処理が実行される際に所定のイベントが発生するか否かを判定する判定部と、前記のイベントが発生すると判定部が判定した場合、前記のイベントが発生することを表す第1の報知情報を報知する報知部と、を備える。
この構成により、登録用POSレジスタ10は、精算処理が実行される際に所定のイベントが発生するか否かを判定し、そのイベントが発生する場合に、イベントが発生することを報知することができる。
なお、所定のイベントは、精算用POSレジスタ20が、買上対象の商品についての精算情報の他に、所定の案内情報をレシートに印刷して出力することである。
また、登録用POSレジスタ10は、顧客識別情報を取得する識別情報取得部、を更に備え、判定部が、識別情報取得部が取得した顧客識別情報に基づいて、精算用POSレジスタ20においてイベントが発生するか否かを判定してもよい。
この構成により、例えば、顧客ごと、または顧客のクラスごとに、イベントが発生するか否かを判定することができる。
また、本実施形態における精算用POSレジスタ20は、買上対象の商品についての精算処理に応じたレシートを印刷して出力する印刷部209と、少なくとも、印刷部209がレシートを出力し終えるまでの間に、そのレシートに係る所定のイベントが発生することを表す報知情報を報知する報知部と、を備える。
この構成により、精算用POSレジスタ20は、少なくとも、印刷部209がレシートを出力し終えるまでの間に、そのレシートに係る所定のイベントが発生することを表す報知情報を報知することができる。
以上により、本実施形態によれば、精算情報の他に所定の案内情報が印刷されたレシートが精算用POSレジスタ20によって発行されることを顧客に報知することができる。よって、顧客は、レシートに所定の案内情報が印刷されていることを認識することができ、レシートを取り忘れたりレシートを持ち帰らなかったりすることを防ぐことができる。
なお、例えば、ストアコントローラ30が、登録会員である顧客ごとの嗜好情報を記憶しておき、登録用POSレジスタ10の判定部が、顧客識別情報に基づいて、顧客の嗜好に応じた特売情報を適用するか否かを判断し、特売情報を適用すると判断した場合に、精算用POSレジスタ20においてイベントが発生すると判定してもよい。嗜好情報は、例えば、顧客の趣味や嗜好を示す情報である。例えば、嗜好情報は、顧客が会員カードを作成するために会員登録する際に得られる情報である。また、判定部は、嗜好情報に応じた特売情報を管理しておく。
また、本実施形態では、登録用POSレジスタ10と精算用POSレジスタ20とが分離された装置である例としたが、登録用POSレジスタ10に、精算用POSレジスタ20の機能を実現させてもよい。すなわち、登録用POSレジスタ10の商品登録処理と精算用POSレジスタ20の会計処理とを一体のPOSレジスタに実行させてもよい。これにより、POSレジスタがレシートを出力し終えるまでの間にイベントを発生させることにより、オペレータである店員は、会計の最後、つまり、レシートを顧客に渡すときに、このレシートがプロモーションレシートである旨を忘れずに伝えることができる。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はその実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。以下に、付記を開示する。
[付記1]本発明の一態様である商品登録装置は、店員によって操作され、顧客が操作する精算装置と通信可能な商品登録装置であって、次回以降に利用可能な特典を付与する場合に、前記精算装置で精算処理が可能なように買上商品に関する情報を送信する他、前記精算装置で前記特典となる紙媒体の発行が可能なように前記特典に関する情報を送信する送信手段と、前記特典を付与する場合に、前記精算装置で前記特典となる紙媒体が発行される旨を表示する表示手段と、を備える。
[付記2]本発明の一態様である精算装置は、顧客によって操作され、店員が操作する商品登録装置と通信可能な精算装置であって、前記商品登録装置から送信された情報を受信する受信手段と、精算処理に関する情報を顧客に表示する表示手段と、精算処理の処理結果を印刷した紙媒体を発行する発行手段と、を備え、前記発行手段は、次回以降に利用可能な特典に関する情報を前記受信手段が受信した場合、精算処理の処理結果を印刷した紙媒体とは別に、前記特典に関する情報を印刷した紙媒体を発行し、または、精算処理の処理結果とともに前記特典に関する情報を印刷した紙媒体を発行し、前記表示手段は、前記特典に関する情報を前記受信手段が受信した場合、少なくとも、前記発行手段が前記特典に関する情報を少なくとも印刷した紙媒体を発行し終えるまでの間に、前記特典に関する情報を少なくとも印刷した紙媒体が発行される旨を表示する。
[付記3]本発明の一態様であるPOSシステムは、店員が操作する商品登録装置と顧客が操作する精算装置とを含み、顧客に次回以降に利用可能な特典を付与可能なPOSシステムであって、前記商品登録装置は、登録した買上商品に関する情報を表示する表示手段と、前記精算装置で精算が可能なように前記買上商品に関する情報を送信する送信手段と、を備え、前記精算装置は、前記商品登録装置から送信された情報を受信する受信手段と、紙媒体を発行する発行手段と、を備え、前記送信手段は、顧客に前記特典を付与する場合に、前記精算装置で精算処理が可能なように前記買上商品に関する情報を送信する他、前記精算装置で前記特典となる紙媒体の発行が可能なように前記特典に関する情報を送信し、前記表示手段は、顧客に前記特典を付与する場合に、前記精算装置で前記特典となる紙媒体が発行される旨を表示し、前記発行手段は、前記特典に関する情報を前記受信手段が受信した場合、精算処理の処理結果を印刷した紙媒体とは別に、前記特典に関する情報を印刷した紙媒体を発行し、または、精算処理の処理結果とともに前記特典に関する情報を印刷した紙媒体を発行する。
[付記4]本発明の一態様であるプログラムは、店員によって操作され、顧客が操作する精算装置と通信可能な商品登録装置のコンピュータを、次回以降に利用可能な特典を付与する場合に、前記精算装置で精算処理が可能なように買上商品に関する情報を送信する他、前記精算装置で前記特典となる紙媒体の発行が可能なように前記特典に関する情報を送信する送信手段と、前記特典を付与する場合に、前記精算装置で前記特典となる紙媒体が発行される旨を表示する表示手段として機能させるためのプログラムである。
[付記5]本発明の他の態様であるプログラムは、顧客によって操作され、店員が操作する商品登録装置と通信可能な精算装置のコンピュータを、前記商品登録装置から送信された情報を受信する受信手段と、精算処理に関する情報を顧客に表示する表示手段と、精算処理の処理結果を印刷した紙媒体を発行する発行手段として機能させるためのプログラムであって、前記発行手段において、次回以降に利用可能な特典に関する情報を前記受信手段が受信した場合、精算処理の処理結果を印刷した紙媒体とは別に、前記特典に関する情報を印刷した紙媒体を発行し、または、精算処理の処理結果とともに前記特典に関する情報を印刷した紙媒体を発行し、前記表示手段において、前記特典に関する情報を前記受信手段が受信した場合、少なくとも、前記発行手段が前記特典に関する情報を少なくとも印刷した紙媒体を発行し終えるまでの間に、前記特典に関する情報を少なくとも印刷した紙媒体が発行される旨を表示するプログラムである。
[付記6]本発明の他の態様であるプログラムは、店員が操作する商品登録装置と顧客が操作する精算装置とを含み、顧客に次回以降に利用可能な特典を付与可能なPOSシステムおける商品登録装置として第1コンピュータを機能させ、前記POSシステムにおける精算装置として第2コンピュータを機能させるプログラムであって、前記第1コンピュータを、登録した買上商品に関する情報を表示する表示手段と、前記精算装置で精算が可能なように前記買上商品に関する情報を送信する送信手段として機能させ、前記第2コンピュータを、前記商品登録装置から送信された情報を受信する受信手段と、紙媒体を発行する発行手段として機能させ、前記送信手段として、顧客に前記特典を付与する場合に、前記精算装置で精算処理が可能なように前記買上商品に関する情報を送信する他、前記精算装置で前記特典となる紙媒体の発行が可能なように前記特典に関する情報を送信し、前記表示手段として、顧客に前記特典を付与する場合に、前記精算装置で前記特典となる紙媒体が発行される旨を表示し、前記発行手段として、前記特典に関する情報を前記受信手段が受信した場合、精算処理の処理結果を印刷した紙媒体とは別に、前記特典に関する情報を印刷した紙媒体を発行し、または、精算処理の処理結果とともに前記特典に関する情報を印刷した紙媒体を発行するプログラムである。
付記7]上記の課題を解決するため、本発明の一態様である商品登録装置は、店員によって操作され、顧客が操作する精算装置と通信可能な商品登録装置であって、案内情報を告知する場合に、前記精算装置で精算処理が可能なように買上商品に関する情報を送信する他、前記精算装置で前記案内情報を告知するための紙媒体の発行が可能なように前記案内情報を送信する送信手段と、前記案内情報を告知する場合に、前記精算装置で前記案内情報を告知するための紙媒体が発行される旨を表示する表示手段と、を備える。
付記8]上記の課題を解決するため、本発明の一態様である精算装置は、顧客によって操作され、店員が操作する商品登録装置と通信可能な精算装置であって、前記商品登録装置から送信された情報を受信する受信手段と、精算処理に関する情報を顧客に表示する表示手段と、精算処理の処理結果を印刷した紙媒体を発行する発行手段と、を備え、前記発行手段は、案内情報を前記受信手段が受信した場合、精算処理の処理結果を印刷した紙媒体とは別に、前記案内情報を印刷した紙媒体を発行し、または、精算処理の処理結果とともに前記案内情報を印刷した紙媒体を発行し、前記表示手段は、前記案内情報を前記受信手段が受信した場合、少なくとも、前記発行手段が前記案内情報を少なくとも印刷した紙媒体を発行し終えるまでの間に、前記案内情報を少なくとも印刷した紙媒体が発行される旨を表示する。
付記9]上記の課題を解決するため、本発明の一態様であるPOSシステムは、店員が操作する商品登録装置と顧客が操作する精算装置とを含み、顧客に案内情報を告知可能なPOSシステムであって、前記商品登録装置は、登録した買上商品に関する情報を表示する表示手段と、前記精算装置で精算が可能なように前記買上商品に関する情報を送信する送信手段と、を備え、前記精算装置は、前記商品登録装置から送信された情報を受信する受信手段と、紙媒体を発行する発行手段と、を備え、前記送信手段は、顧客に案内情報を告知する場合に、前記精算装置で精算処理が可能なように前記買上商品に関する情報を送信する他、前記精算装置で前記案内情報を告知するための紙媒体の発行が可能なように前記案内情報を送信し、前記表示手段は、顧客に案内情報を告知する場合に、前記精算装置で前記案内情報を告知するための紙媒体が発行される旨を表示し、前記発行手段は、前記案内情報を前記受信手段が受信した場合、精算処理の処理結果を印刷した紙媒体とは別に、前記案内情報を印刷した紙媒体を発行し、または、精算処理の処理結果とともに前記案内情報を印刷した紙媒体を発行する。
付記10]上記の課題を解決するため、本発明の一態様であるプログラムは、店員によって操作され、顧客が操作する精算装置と通信可能な商品登録装置のコンピュータを、案内情報を告知する場合に、前記精算装置で精算処理が可能なように買上商品に関する情報を送信する他、前記精算装置で前記案内情報を告知するための紙媒体の発行が可能なように前記案内情報を送信する送信手段と、前記案内情報を告知する場合に、前記精算装置で前記案内情報を告知するための紙媒体が発行される旨を表示する表示手段として機能させるためのプログラムである。
1…POSシステム、10…登録用POSレジスタ、20…精算用POSレジスタ、30…ストアコントローラ、40…ネットワーク、101…CPU、102…ROM、103…RAM、104…スキャナ、105…店員用表示部、106…顧客用表示部、107…操作部、108…通信部、109…ブザー、110…印刷部、201…CPU、202…ROM、203…RAM、204…スキャナ、205…表示部、206…操作部、207…通信部、208…ブザー、209…印刷部、210…決済部、211…自動釣銭釣札機

Claims (3)

  1. 店員によって操作され、顧客が操作する精算装置と通信可能な商品登録装置であって、
    案内情報を告知する場合に、前記精算装置で精算処理が可能なように買上商品に関する情報を送信する他、前記精算装置で前記案内情報を告知するための紙媒体の発行が可能なように前記案内情報を送信する送信手段と、
    前記案内情報を告知する場合に、前記精算装置で前記案内情報を告知するための紙媒体が発行される旨を表示画面に表示する表示手段と、
    を備える商品登録装置。
  2. 店員が操作する商品登録装置と顧客が操作する精算装置とを含み、顧客に案内情報を告知可能なPOSシステムであって、
    前記商品登録装置は、
    登録した買上商品に関する情報を表示する表示手段と、
    前記精算装置で精算が可能なように前記買上商品に関する情報を送信する送信手段と、
    を備え、
    記送信手段は、
    顧客に案内情報を告知する場合に、前記精算装置で精算処理が可能なように前記買上商品に関する情報を送信する他、前記精算装置で前記案内情報を告知するための紙媒体の発行が可能なように前記案内情報を送信し、
    前記表示手段は、
    顧客に案内情報を告知する場合に、前記精算装置で前記案内情報を告知するための紙媒体が発行される旨を表示画面に表示するPOSシステム。
  3. 店員によって操作され、顧客が操作する精算装置と通信可能な商品登録装置のコンピュータを、
    案内情報を告知する場合に、前記精算装置で精算処理が可能なように買上商品に関する情報を送信する他、前記精算装置で前記案内情報を告知するための紙媒体の発行が可能なように前記案内情報を送信する送信手段と、
    前記案内情報を告知する場合に、前記精算装置で前記案内情報を告知するための紙媒体が発行される旨を表示画面に表示する表示手段と
    して機能させるためのプログラム。
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