JP6439631B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電動パワーステアリング装置に関する。
従来から、2系統の巻線を含む二重冗長構成の電動モータと、2系統の巻線のそれぞれを通電させる駆動回路を備える電動パワーステアリング装置が知られている。これにより、1系統の巻線に断線等の異常が発生した場合であっても、残り1系統の巻線で電動パワーステアリング装置における操舵力のアシストを継続することができる。
特開2014−201199号公報
ところで、電動モータの1系統の巻線に異常が発生した場合、残り1系統の巻線のみで操舵力のアシストを行う必要があるため、2系統の巻線の双方がより高い出力(望ましくは、設計上のアシストトルクの最大値)で駆動可能であることが望ましい。
しかしながら、電動モータにおける2系統の巻線の双方がより高い出力で駆動可能な構成を採用すると、駆動回路が電動モータの2系統の巻線のそれぞれに供給可能な出力を増加させる必要がある。従って、駆動回路で想定される発熱量が増加し、かかる発熱量の増加に対応する放熱構造や冷却構造を実装するために、駆動回路を含む電動パワーステアリング装置が大型化してしまうおそれがある。
そこで、上記課題に鑑み、駆動回路から操舵力をアシストする電動モータの2系統の巻線のそれぞれに供給可能な出力を増加させることなく、電動モータの2系統の巻線の何れかに異常が発生した場合における電動モータの高出力化を実現することが可能な電動パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、一実施形態において、電動パワーステアリング装置は、
2系統の巻線を含み、操舵力をアシストする電動モータと、前記2系統の巻線のうちの一方の系統の巻線を駆動する第1駆動回路と、前記2系統の巻線のうちの他方の系統の巻線を駆動する第2駆動回路と、を備える電動パワーステアリング装置であって、
各前記2系統の巻線の両端間を分割した複数の区間のそれぞれに並列接続される複数のバイパスリレーを備える。
本実施の形態によれば、駆動回路から操舵力をアシストする電動モータの2系統の巻線のそれぞれに供給可能な出力を増加させることなく、電動モータの2系統の巻線の何れかに異常が発生した場合における電動モータの高出力化を実現することが可能な電動パワーステアリング装置を提供することができる。
電動パワーステアリング装置を含む車両用操舵装置の構成の一例を概略的に示す図である。 電動パワーステアリング装置の基本的な制御態様の一例を説明する図である。 電動パワーステアリング装置における電力供給系の構成の一例を示す図である。 アシストモータの構成の一例を、第1インバータ及び第2インバータとアシストモータとの間の接続態様と共に示す図である。 バイパスリレーの配置態様の一例を概略的に示す図である。 バイパスリレー制御部によるバイパスリレーの制御態様の一例を説明する図である。 第1系統の巻線に異常が発生した場合おける第1系統の巻線の通電状態の一例を表す図である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る電動パワーステアリング装置20を含む車両用操舵装置10の構成の一例を概略的に示す図である。車両用操舵装置10は、運転者が操作するステアリングホイール11を含むステアリングコラム12を備える。ステアリングコラム12は、ステアリングホイール11の回転軸となるステアリングシャフト14を回転可能に支持する。ステアリングシャフト14は、ゴムカップリング13等を介して中間シャフト(インターミディエイトシャフト)16に接続される。中間シャフト16はピニオンシャフト(出力軸)に接続され、ステアリングギアボックス31内でピニオンシャフトのピニオン17がステアリングラック(ラックバー)18に噛合される。ステアリングラック18の両端には、それぞれタイロッド19の一端が接続されると共に各タイロッド19の他端にはナックルアーム等(図示せず)を介して転舵輪(図示せず)が接続されている。また、中間シャフト16又はステアリングシャフト14には、ステアリングホイール11の操舵角に応じた信号を発生する舵角センサ26や、ステアリングシャフト14に付与される操舵トルクに応じた信号を発生するトルクセンサ15が設けられる。
尚、トルクセンサ15は、例えば、トーションバーで結合された中間シャフト16(入力軸)とピニオンシャフト(出力軸)にそれぞれ設けられ、これらの軸の回転角度差に基づいてトルクを検出する計2個のレゾルバセンサから構成されてもよい。また、図1に示す車両用操舵装置10の構成はあくまで一例であり、車両用操舵装置10の構成自体は、電動パワーステアリング装置20を備える限り、任意であってよい。
電動パワーステアリング装置20は、操舵補助用のアクチュエータ22(以下、アシストモータ22と称する)を含む。アシストモータ22は、例えば3相ブラシレスモータで構成されてよい。アシストモータ22は、ステアリングギアボックス31内にステアリングラック18と同軸に設けられてよい。例えば、アシストモータ22は、ボールねじナットを介してステアリングラック18に噛合されてよい。アシストモータ22は、その駆動力によりステアリングラック18の移動を助勢する。即ち、アシストモータ22の作動時、ロータの回転によりボールねじナットが回転し、これにより、ステアリングラック18を軸方向に移動(助勢)させる。電動パワーステアリング装置20の機械的な構成自体は、アシストモータ22の配置場所を含め、任意であってよい。例えば、アシストモータ22は、ステアリングシャフト(ピニオンシャフト等)に噛合されてもよいし、油圧装置を介して助成力を伝達してもよい。電動パワーステアリング装置20のアシストモータ22は、後述のECU(Electrical Control Unit)80(図2?図4参照)により制御される。アシストモータ22の制御態様については、後述する。
図2は、電動パワーステアリング装置20の基本的な制御態様の一例を説明する図である。電動パワーステアリング装置20は、以下で説明する各種制御を行うECU80を含む。ECU80は、マイコン81(図3参照)等によって構成されており、例えば、CPU、制御プログラムを格納するROM、演算結果等を格納する読書き可能なRAM、タイマ、カウンタ、入力インターフェイス、及び出力インターフェイス等を有する。
ECU80は、操舵システムを統括する単一のECUにより実現されてもよいし、2つ以上のECUにより協動して実現されてもよい。ECU80には、以下で説明する各種制御を実現するための情報ないしデータが入力される。例えば、ECU80には、トルクセンサ15、回転角センサ24、舵角センサ26、車速センサ(不図示)等から各種のセンサ値が所定周期毎に入力されてよい。また、ECU80には、後述するU−V、V−W及びW−U通電経路のそれぞれに流れる電流を検出する電流センサ(不図示)が内蔵或いは接続される。また、ECU80には、制御対象としてアシストモータ22が接続されている。
ECU80は、トルクセンサ15や回転角センサ24等の出力信号に基づき、アシストモータ22で発生させるべきアシストトルク(アシスト力)に関する目標値を決定する。アシストトルクに関する目標値は、電流や電圧等を含む任意の物理量であってよく、例えば、アシストモータ22に印加するアシストモータ電流値(モータ駆動デューティ)であってよい。また、アシストトルクに関する目標値は、任意の態様で決定されてもよい。例えば、アシストトルクに関する目標値は、運転者による操舵トルクの増加に応じてアシストトルクが大きくなるように決定され、車速が大きい場合は小さい場合よりアシストトルクが小さくなるように決定されてもよい。また、アシストモータ22に印加されるアシストモータ電流値は、アシストモータ22(ロータ)の回転角度を検出する回転角センサ24の出力信号に基づいてフィードバック制御されてよい。
図3は、電動パワーステアリング装置20に係る電力供給系の構成の一例を示す図である。
ECU80は、第1インバータ71、第2インバータ72、第1スイッチ73、第2スイッチ74、開放リレー71u,71v,71w,72u,72v,72w,マイコン81、第1プリドライバIC82、第2プリドライバIC83、電源回路84等を含む。
図3に示すように、アシストモータ22には、第1インバータ71及び第2インバータ72が並列に接続される。第1インバータ71及び第2インバータ72は、それぞれ、アシストモータ22に含まれる2系統の巻線(図4参照)のそれぞれを通電させるための駆動回路の一例である。第1インバータ71及び第2インバータ72は、それぞれ、電源電圧(+B)に接続される。
尚、電源電圧は、車載バッテリやオルタネータ等であってよい。
第1インバータ71は、6個のスイッチング素子S1〜S6で構成される3相ブリッジ回路を含む。スイッチング素子S1〜S6は、トランジスタ等の任意のスイッチング素子であってよい。第1インバータ71に印加される直流電流は、3相ブリッジ回路により3相交流電力に変換される。第1インバータ71のスイッチング素子S1〜S6は、マイコン81(後述する駆動制御部811)及び第1プリドライバIC82により制御される。
同様に、第2インバータ72は、6個のスイッチング素子S7〜S12で構成される3相ブリッジ回路を含む。スイッチング素子S7〜S12は、トランジスタ等の任意のスイッチング素子であってよい。第2インバータ72に印加される直流電流は、3相ブリッジ回路により3相交流電力に変換される。第2インバータ72のスイッチング素子S7〜S12は、マイコン81(駆動制御部811)及び第2プリドライバIC83により制御される。
ここで、図4は、アシストモータ22の構成の一例を、第1インバータ71及び第2インバータ72とアシストモータ22との間の接続態様と共に示す図である。
尚、図4において、一対の端子U1は、互いに電気的に接続されており、一対の端子V1は、互いに電気的に接続されており、一対の端子W1は、互いに電気的に接続されている。同様に、図4において、一対の端子U2は、互いに電気的に接続されており、一対の端子V2は、互いに電気的に接続されており、一対の端子W2は、互いに電気的に接続されている。
アシストモータ22は、図4に示すように、2系統の巻線(2重巻構成)を有する。具体的には、アシストモータ22は、互いに独立した第1系統の巻線と第2系統の巻線とを含む。例えば、第1系統の巻線と第2系統の巻線とは、それぞれ、アシストモータ22のステータに巻回される。
尚、巻線の巻き方は、任意であり、例えば集中巻、分布巻ないし重ね巻のような巻き方が採用されてもよい。
第1系統の巻線は、第1インバータ71を介して通電されるU相コイルU−V−1と、V相コイルV−W−1と、W相コイルW−U−1とを含む。第2系統の巻線は、第2インバータ72を介して通電されるU相コイルU−V−2と、V相コイルV−W−2と、W相コイルW−U−2とを含む。
尚、図4に示す例では、第1系統の巻線と第2系統の巻線は、それぞれ、スター結線で構成されているが、デルタ結線のような他の構成であってもよい。また、U相コイルU−V−1、V相コイルV−W−1、W相コイルW−U−1、及び、U相コイルU−V−2、V相コイルV−W−2、W相コイルW−U−2は、全て同一の特性(例えばインダクタンス等)のコイルから形成されてよい。以下では、U相コイルU−V−1、V相コイルV−W−1、W相コイルW−U−1、及び、U相コイルU−V−2、V相コイルV−W−2、W相コイルW−U−2は、全て同一の特性のコイルである前提で説明を続ける。
図4に示す構成によれば、第1インバータ71及び第2インバータ72がアシストモータ22に並列に接続されているので、第1インバータ71及び第2インバータ72のうちのいずれか一方を作動させるだけで、アシストモータ22を作動させることができる。また、図4に示す構成によれば、第1インバータ71及び第2インバータ72は、双方が同時に作動することも可能である。
第1インバータ71及び第2インバータ72は、好ましくは、同一の定格であり、それぞれが、単独でアシストトルクの最大値(設計で意図される最大値)の半分(50%)を発生させることができる能力を備える。即ち、第1インバータ71及び第2インバータ72は、双方が作動する時に、アシストトルクの最大値(100%)を発生させることができる。また、アシストトルクの最大値は、アシストトルクに関する目標値の取りうる最大値に対応する。以下では、第1インバータ71及び第2インバータ72が同一の定格であり、単独でアシストトルクの最大値の半分(50%)を発生させることができる能力を備えることを前提に説明を続ける。
図3に戻り、第1スイッチ73は、第1インバータ71と電源電圧の間に設けられる。第1スイッチ73は、図3に示すように、リレー式のスイッチ(機械式のスイッチ)であってよく、或いは、トランジスタ等のような半導体のスイッチング素子であってもよい。
第2スイッチ74は、第2インバータ72と電源電圧の間に設けられる。第2スイッチ74は、図3に示すように、リレー式のスイッチ(機械式のスイッチ)であってよく、或いは、トランジスタ等のような半導体のスイッチング素子であってもよい。
第1スイッチ73及び第2スイッチ74は、第1インバータ71及び第2インバータ72に対応して、電源電圧に並列に接続される。
尚、第1スイッチ73及び第2スイッチ74の開閉状態は、マイコン81により制御される。また、第1スイッチ73及び第2スイッチ74は、省略されてもよい。また、第1インバータ71及び第2インバータ72と電源電圧の間には、任意的な構成としてDC−DCコンバータ90が接続されてもよい。DC−DCコンバータ90は、電源電圧を昇圧して、第1インバータ71及び第2インバータ72に出力する。DC−DCコンバータ90の構成は、任意であってよく、例えば同期整流型の非絶縁型DC/DCコンバータであってよい。
開放リレー71u,71v,71wは、第1インバータ71とアシストモータ22の間に設けられ、第1インバータ71からアシストモータ22への通電を遮断することが可能な機械式リレーである。開放リレー71u,71v,71wは、スイッチング素子S1〜S6の故障等に起因してアシストモータ22への通電停止が不能となった場合に、マイコン81から出力される開放指令に応じて開放される。
開放リレー72u,72v,72wは、第2インバータ72とアシストモータ22の間に設けられ、第2インバータ72からアシストモータ22への通電を遮断することが可能な機械式リレーである。開放リレー72u,72v,72wは、スイッチング素子S7〜S12の故障等に起因してアシストモータ22への通電停止が不能となった場合に、マイコン81から出力される開放指令に応じて開放される。
マイコン81は、ECU80における主たる制御手段であり、各種プログラムをCPU上で実行することにより各種制御処理を実現することができる。マイコン81は、駆動制御部811、異常判定部812、バイパスリレー制御部813を含む。
なお、駆動制御部811、異常判定部812、バイパスリレー制御部813は、CPU上で1つ以上の対応するプログラムを実行することにより実現される。
駆動制御部811は、第1インバータ71及び第2インバータ72の駆動制御を実行する。具体的には、駆動制御部811は、上述の如く、アシストトルクに関する目標値を決定し、第1プリドライバIC82及び第2プリドライバIC83に駆動指令を出力する。
第1インバータ71だけでアシストモータ22を作動させる場合、駆動制御部811は、上述の如くアシストモータ22で発生させるべきアシストトルクに関する目標値を決定すると、第1スイッチ73をオンとし且つ第2スイッチ74をオフとすると共に、第1プリドライバIC82を介して、目標値に対応するスイッチングパターンをスイッチング素子S1〜S6に印加する。かかるスイッチングパターンがスイッチング素子S1〜S6に印加されると、スイッチング素子S1〜S6がスイッチングパターンに従ってオン/オフし、U−V、V−W及びW−Uの各通電状態が順次切り替わる。
また、第2インバータ72だけでアシストモータ22作動させる場合、駆動制御部811は、上述の如くアシストモータ22で発生させるべきアシストトルクに関する目標値を決定すると、第1スイッチ73をオフとし且つ第2スイッチ74をオンとすると共に、第2プリドライバIC83を介して、目標値に対応するスイッチングパターンをスイッチング素子S7〜S12に印加する。かかるスイッチングパターンがスイッチング素子S7〜S12に印加されると、スイッチング素子S7〜S12がスイッチングパターンに従ってオン/オフし、U−V、V−W及びW−Uの各通電状態が順次切り替わる。
また、第1インバータ71及び第2インバータの双方でアシストモータ22を作動させる場合、駆動制御部811は、第1スイッチ73をオンとし且つ第2スイッチ74をオンとすると共に、アシストトルクに関する目標値を決定し、その目標値を所定比率で分配した分配目標値を、第1プリドライバIC82及び第2プリドライバIC83に与える。例えば、第1インバータ71及び第2インバータ72を1:9の比率で作動させる場合、目標値の10%に対応するスイッチングパターンをスイッチング素子S1〜S6に印加すると共に、目標値の90%に対応するスイッチングパターンをスイッチング素子S7〜S12に印加する。この際、第1インバータ71に係るU−V通電経路、V−W通電経路及びW−U通電経路を流れる電流と、第2インバータ72に係るU−V通電経路、V−W通電経路及びW−U通電経路を流れる電流とは、互いに独立して流されるが、これらが協動して回転磁界を形成する。これにより、全体として、目標値の100%が実現されるような通電が実行される。
異常判定部812は、第1系統の巻線(U相コイルU−V−1、V相コイルV−W−1、W相コイルW−U−1)及び第2系統の巻線(U相コイルU−V−2、V相コイルV−W−2、W相コイルW−U−2)における異常(断線等の非導通状態)の有無を判定する。異常判定部812は、駆動制御部811から第1インバータ71(第1プリドライバIC82)に出力される駆動指令と電流センサの検出値に基づき、第1系統の巻線(U相コイルU−V−1、V相コイルV−W−1、W相コイルW−U−1)が導通しているか否かを判定する。異常判定部812は、U相コイルU−V−1が導通していない場合、U相コイルU−V−1に異常があると判定し、V相コイルV−W−1が導通していない場合、V相コイルV−W−1に異常があると判定し、W相コイルW−U−1が導通していない場合、W相コイルW−U−1に異常があると判定する。また、異常判定部812は、駆動制御部811から第2インバータ72(第2プリドライバIC83)に出力される駆動指令と電流センサの検出値に基づき、第2系統の巻線(U相コイルU−V−2、V相コイルV−W−2、W相コイルW−U−2)が導通しているか否かを判定する。異常判定部812は、U相コイルU−V−2が導通していない場合、U相コイルU−V−2に異常があると判定し、V相コイルV−W−2が導通していない場合、V相コイルV−W−2に異常があると判定し、W相コイルW−U−2が導通していない場合、W相コイルW−U−2に異常があると判定する。
バイパスリレー制御部813は、バイパスリレー85,86(図5参照)の開閉状態を制御する。以下、図5を参照して、バイパスリレー85,86及びバイパスリレー制御部813について説明する。
図5は、バイパスリレー85,86の配置態様の一例を示す図である。
なお、本例と同様、V相コイルV−W−1,V−W−2及びW相コイルW−U−1,W−U−2についても同様の配置態様でバイパスリレー85(バイパスリレー85vw1,85vw2、及びバイパスリレー85wu1,85wu2)と、バイパスリレー86(バイパスリレー86vw1,86vw2、及びバイパスリレー86wu1,86wu2)が設けられる。また、図中にて、U相コイルU−V−1、及びU相コイルU−V−2は、便宜上、直列接続される第1U相コイルU−V−11並びに第2U相コイルU−V−12、及び直列接続される第1U相コイルU−V−21並びに第2U相コイルU−V−22に分割されているが、実際に分割されていることを意味しない。即ち、第1U相コイルU−V−11及び第2U相コイルU−V−12は、U相コイルU−V−1の全区間を任意の分割点で2分割した各区間部分を意味し、第1U相コイルU−V−21及び第2U相コイルU−V−22についても同様である。また、本実施形態では、第1U相コイルU−V−11と第2U相コイルU−V−12は、同一の特性(インダクタンス等)を有し、第1U相コイルU−V−21と第2U相コイルU−V−22は、同一の特性(インダクタンス等)を有する前提で説明を行う。
バイパスリレー85は、バイパスリレー85uv1,85uv2を含む。
バイパスリレー85uv1は、U相コイルU−V−1のうち、U1端子側に位置する第1U相コイルU−V−11の両端間に並列接続される常開型のリレーである。バイパスリレー85uv1は、バイパスリレー制御部813からの閉成指令に応じて、閉成状態(ON状態)に移行することで、U相コイルU−V−1のうちの第1U相コイルU−V−11の部分に流れる電流をバイパスさせることができる。
バイパスリレー85uv2は、U相コイルU−V−1のうち、V1端子側に位置する第2U相コイルU−V−12の両端間に並列接続される常開型のリレーである。バイパスリレー85uv2は、バイパスリレー制御部813からの閉成指令に応じて、閉成状態(ON状態)に移行することで、U相コイルU−V−1のうちの第2U相コイルU−V−12の部分に流れる電流をバイパスさせることができる。
バイパスリレー86は、バイパスリレー86uv1,86uv2を含む。
バイパスリレー86uv2は、U相コイルU−V−2のうち、U2端子側に位置する第1U相コイルU−V−21の両端間に並列接続される常開型のリレーである。バイパスリレー86uv1は、バイパスリレー制御部813からの閉成指令に応じて、閉成状態(ON状態)に移行することで、U相コイルU−V−2のうちの第1U相コイルU−V−21の部分に流れる電流をバイパスさせることができる。
バイパスリレー86uv2は、U相コイルU−V−2のうち、V2端子側に位置する第2U相コイルU−V−22の両端間に並列接続される常開型のリレーである。バイパスリレー86uv2は、バイパスリレー制御部813からの閉成指令に応じて、閉成状態(ON状態)に移行することで、U相コイルU−V−2のうちの第2U相コイルU−V−22の部分に流れる電流をバイパスさせることができる。
なお、バイパスリレー85(85uv1,85uv2,85vw1,85vw2,85wu1,85wu2),86(86uv1,86uv2,86vw1,86vw2,86wu1,86wu2)は、機械式リレーであっても、半導体リレーであってもよい。
このように、バイパスリレー85は、第1系統の巻線(U相コイルU−V−1、V相コイルV−W−1、W相コイルW−U−1)の両端間を複数(本実施形態では、2つ)に分割した各通電区間の電流をバイパス可能に設けられる。また、バイパスリレー86は、第2系統の巻線(U相コイルU−V−2、V相コイルV−W−2、W相コイルW−U−2)の両端間を複数(本実施形態では、2つ)に分割した各通電区間の電流をバイパス可能に設けられる。
図5に示すように、U相コイルU−V−1に異常がない場合(異常判定部812がU相コイルU−V−1に異常がないと判定している場合)、バイパスリレー85uv1,85uv2は、常開型で開放状態(OFF状態)であるため、第1U相コイルU−V−11及び第2U相コイルU−V−12を通じた通電が行われる。同様に、U相コイルU−V−2に異常がない場合(異常判定部812がU相コイルU−V−2に異常がないと判定している場合)、バイパスリレー86uv1,86uv2は、常開型で開放状態(OFF状態)にあるため、第1U相コイルU−V−21及び第2U相コイルU−V−22を通じた通電が行われる。
一方、バイパスリレー制御部813は、異常判定部812がU相コイルU−V−1に異常があると判定すると、バイパスリレー85uv1,85uv2の何れか1つに閉成指令(ON指令)を出力した上で、電流センサの検出値に基づき、第1インバータ71のU−V通電経路に通電があるか否かの判定を行う。バイパスリレー制御部813は、通電がある場合、バイパスリレー85uv1,85uv2の何れかと並列接続される通電経路(第1U相コイルU−V−12或いは第2U相コイルU−V−12)が非導通状態であると判断することができる。そして、バイパスリレー制御部813は、かかるバイパスリレー85uv1,85uv2の何れか1つに対する閉成指令(ON指令)を継続させる。これにより、非導通状態にあるU相コイルU−V−1のうち、実際に非導通状態になっている部分をバイパスして、非導通状態にない部分を通電させることができる。そのため、第1系統の巻線(U相コイルU−V−1)の異常時において、第2系統の巻線への通電によるアシストトルクに加えて、第1系統の一部の巻線への通電によるアシストトルクを発生させることが可能になる。
同様に、バイパスリレー制御部813は、異常判定部812がU相コイルU−V−2に異常があると判定すると、バイパスリレー86uv1,86uv2の何れか1つに閉成指令(ON指令)を出力した上で、電流センサの検出値に基づき、第2インバータ72のU−V通電経路に通電が有るか否かの判定を行う。バイパスリレー制御部813は、通電がある場合、バイパスリレー86uv1,86uv2の何れかと並列接続される通電経路(第1U相コイルU−V−22或いは第2U相コイルU−V−22)が非導通状態であると判断することができる。そして、バイパスリレー制御部813は、かかるバイパスリレー86uv1,86uv2の何れか1つに対する閉成指令(ON指令)を継続させる。これにより、非導通状態にあるU相コイルU−V−2のうち、実際に非導通になっている部分をバイパスして、非導通状態にない部分を通電させることができる。そのため、第2系統の巻線(U相コイルU−V−2)の異常時において、第1系統の巻線への通電によるアシストトルクに加えて、第2系統の一部の巻線への通電によるアシストトルクを発生させることが可能になる。
なお、バイパスリレー制御部813は、異常判定部812がV相コイルV−W−1,V−W−2、W相コイルW−U−1,W−U−2の何れかに異常があると判定した場合についても、同様の態様で、バイパスリレー85vw1,85vw2,86vw1,86vw2,85wu1,85wu2,86wu1,86wu2の開閉制御を行う。
図3に戻り、第1プリドライバIC82は、駆動制御部811から入力される駆動指令に応じたスイッチングパターンをスイッチング素子S1〜S6に印加する。
第2プリドライバIC83は、駆動制御部811から入力される駆動指令に応じたスイッチングパターンをスイッチング素子S7〜S12に印加する。
電源回路84は、電源電圧からマイコン81、第1プリドライバIC82、第2プリドライバIC83を駆動するための電力(電源電圧よりも低い駆動電圧)を生成する。
尚、第1プリドライバIC82及び第2プリドライバIC83は、一体化されてもよい。また、図3に示す例では、第1インバータ71、第2インバータ72、マイコン81、第1プリドライバIC82、第2プリドライバIC83及び電源回路84は、ECU80の構成要素であるが、かかる構成には限定されない。即ち、ECU80は、その他の構成要素を含んでもよいし、一部の構成要素が外部に設けられてもよい。例えば、第1インバータ71及び第2インバータ72は、ECU80の外部に設けられてもよい。更に、ECU80は、アシストモータ22と一体的にモジュール化されるものであってもよい。
次に、図6、図7を参照して、バイパスリレー制御部813の制御態様の具体例について説明する。
図6は、バイパスリレー制御部813によるバイパスリレー85、86の制御態様の一例を説明する図である。具体的には、図6(a)は、通常時、即ち、第1系統の巻線(U相コイルU−V−1、V相コイルV−W−1、W相コイルW−U−1)及び第2系統の巻線(U相コイルU−V−2、V相コイルV−W−2、W相コイルW−U−2)の双方に異常がない場合の本実施形態における第1系統の巻線及び第2系統の巻線の導通状態、バイパスリレー85、86の動作状態(ON/OFF状態)、及び最大出力(設計で意図されるアシストトルクの最大値に対する比率)を表す図である。図6(b)は、第1系統の巻線(U相コイルU−V−1)に異常が発生した場合の比較例(バイパスリレー85、86を有さない構成の電動パワーステアリング装置)における第1系統の巻線及び第2系統の巻線の導通状態、及び最大出力を表す図である。図6(c)は、第1系統の巻線(U相コイルU−V−1)に異常が発生した場合の本実施形態における第1系統の巻線及び第2系統の巻線の導通状態、バイパスリレー85、86の動作状態(ON/OFF状態)、及び最大出力を表す図である。また、図7は、第1系統の巻線(U相コイルU−V−1)に異常が発生した場合における第1系統の巻線及び第2系統の巻線(U相コイルU−V−1及びU相コイルU−V−2)の通電状態の一例を表す図である。
なお、図中、"第1巻線"、"第2巻線"は、各コイル(U相コイルU−V−1,U−V−2、V相コイルV−W−1,V−W−2、W相コイルW−U−1,W−U−2)のうち、バイパスリレー85、86がバイパスする通電区間(2区間)を便宜的に指す。例えば、"第1巻線"は、U相コイルU−V−1における第1U相コイルU−V−11、U相コイルU−V−2における第1U相コイルU−V−21であり、"第2巻線"は、U相コイルU−V−1における第2U相コイルU−V−12、U相コイルU−V−2における第2U相コイルU−V−22である。また、図中、"第1リレー"は、バイパスリレー85uv1,85vw1,85wu1,86uv1,86vw1,86wu1を指し、"第2リレー"は、バイパスリレー85uv2,85vw2,85wu2,86uv2,86vw2,86wu2を指す。
図6(a)に示すように、第1系統の巻線(U相コイルU−V−1、V相コイルV−W−1、W相コイルW−U−1)及び第2系統の巻線(U相コイルU−V−2、V相コイルV−W−2、W相コイルW−U−2)の双方に異常がない場合、常開型のバイパスリレー85、86は、全て、開放状態(OFF状態)にある。そして、第1系統の巻線(U相コイルU−V−1、V相コイルV−W−1、W相コイルW−U−1)及び第2系統の巻線(U相コイルU−V−2、V相コイルV−W−2、W相コイルW−U−2)の最大出力は、アシストトルクの最大値の50%ずつとなり、合計最大出力として、アシストトルクの最大値(100%)を発生させることができる。
ここで、第1系統の巻線(U相コイルU−V−1の第1U相コイルU−V−11の部分)に異常が発生し、非導通状態になった場合、図6(b)に示すように、バイパスリレー85、86を有さない構成の電動パワーステアリング装置では、第1系統の巻線(U相コイルU−V−1)を通電させることができない。そのため、第1系統の巻線によりアシストトルクを発生させることができず(アシストトルクの最大値の0%)、アシストモータ22全体としての最大出力がアシストトルクの最大値の50%まで低下する。そのため、運転者の操舵操作や、電動パワーステアリング装置20を用いた各種制御(例えば、LKA(Lane Keeping Assist)等)に影響を与える可能性がある。
これに対して、本実施形態では、U相コイルU−V−1の第1U相コイルU−V−11の部分に異常が発生し、非導通状態になった場合、図6(c)に示すように、バイパスリレー制御部813が、第1U相コイルU−V−11をバイパスするバイパスリレー85uv1に閉成指令(ON指令)を出力する。これにより、図7に示すように、バイパスリレー85uv1が閉成状態(ON状態)になり、バイパスリレー85uv1を経由してU相コイルU−V−1の第2U相コイルU−V−12を通電させること可能になる。そのため、図6(c)に示すように、第1系統の巻線の一部への通電による最大出力は、本例の場合、アシストトルクの最大値の25%となり、第2系統の巻線への通電による最大出力と合わせた合計最大出力は、アシストトルクの最大値の75%になり、最大出力の低下を抑制することができる。
このように、本実施形態では、第1系統の巻線及び第2系統の巻線の何れかが非導通状態になった場合でも、常開型のバイパスリレー85,86を用いることで、非導通部分をバイパスさせて、非導通状態になった一方の系統の巻線の一部を通電させることができる。これにより、第1インバータ71及び第2インバータ72から第1系統の巻線及び第2系統の巻線に供給可能な出力を高めることなく、2系統の巻線の何れかに異常が発生した場合におけるアシストモータ22の高出力化を実現することができる。
以上、本発明を実施するための形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 車両用操舵装置
20 電動パワーステアリング装置
22 アシストモータ(電動モータ)
71 第1インバータ(第1駆動回路)
72 第2インバータ(第2駆動回路)
80 ECU
81 マイコン
811 駆動制御部
812 異常判定部
813 バイパスリレー制御部
85 バイパスリレー
85uv1,85uv2 バイパスリレー
85vw1,85vw2 バイパスリレー
85wu1,85wu2 バイパスリレー
86 バイパスリレー
86uv1,86uv2 バイパスリレー
86vw1,86vw2 バイパスリレー
86wu1,86wu2 バイパスリレー
U−V−1 U相コイル(巻線)
U−V−2 U相コイル(巻線)
V−W−1 V相コイル(巻線)
V−W−2 V相コイル(巻線)
W−U−1 W相コイル(巻線)
W−U−2 W相コイル(巻線)

Claims (1)

  1. 2系統の巻線を含み、操舵力をアシストする電動モータと、前記2系統の巻線のうちの一方の系統の巻線を駆動する第1駆動回路と、前記2系統の巻線のうちの他方の系統の巻線を駆動する第2駆動回路と、を備える電動パワーステアリング装置であって、
    各前記2系統の巻線の両端間を分割した複数の区間のそれぞれに並列接続される複数のバイパスリレーを備える、
    電動パワーステアリング装置。
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