JP6435890B2 - 操作表示システム、操作表示装置、プログラム - Google Patents

操作表示システム、操作表示装置、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、2台の操作表示装置で連携した表示を行う操作表示システム、モバイル端末と連携して表示を行う操作表示装置およびプログラムに関する。
複合機などの画像形成装置とユーザが所有するモバイル端末とを連携させ、画像形成装置の操作パネルとこれに並置されたモバイル端末に関連する画面を連携表示させる技術がある(特許文献1参照)。たとえば、一の画面の全体を操作パネルに表示しきれない場合に、該操作パネルに並置されたモバイル端末にその画面の続きの部分を連携表示させることで、実質的に操作パネルの表示領域が拡張される。
また、画像形成装置とモバイル端末とが連携して動作する画像形成システムにおいて、画像形成装置に対して行われたユーザによる操作及びモバイル端末に対して行われたユーザによる操作のうち少なくともいずれか一方を検出し、検出された内容に応じて、画像形成装置とモバイル端末のうち一方を主の装置、他方を従の装置とし、それぞれの装置の表示内容を、いずれが主の装置となるかに応じて切り替える技術がある(特許文献2参照)。
特開2013−88506号公報 特開2014−45418号公報
連携表示に使用されるモバイル端末は、通常、専用の装置ではなく、他の機能、たとえば、電話や外部と無線通信する機能を備える場合が多い。そのため、連携表示中に、モバイル端末側に電話の着呼やIM(InstantMessage)・SMS(ShortMessageService)等の受信のイベントが発生したり、あるいは、モバイル端末から電話の発呼やメッセージ送信、他のアプリケーションの起動等が必要になったりする。このような場合、モバイル端末は操作パネルから一時的に離されると共に、連携表示が解除され、イベントやアプリに対応した画面に自動あるいは手動で切り替えられる。このような切り替えの前の連携表示中に、ユーザがモバイル端末側の表示画面を使用して作業を行っていた場合、作業中の画面が消えてしまうので不便である。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、連携表示中の一方の操作表示装置に電話の着信等が発生して画面が切り替えられた場合でも、連携表示中の作業を他方の操作表示装置で継続することのできる操作表示システムおよび操作表示装置、プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]操作部と表示部をそれぞれ備えた第1、第2の操作表示装置を含む操作表示システムであって、
前記第1の操作表示装置の表示部に第1画面を表示させ、前記第1の操作表示装置に並置された前記第2の操作表示装置に前記第1画面に関連する第2画面を表示させる連携表示を制御する連携表示制御部と、
前記連携表示中にユーザが前記第1画面と前記第2画面のいずれを主として作業を行っているかを判定する主従判定部と、
前記連携表示を解除する契機となる所定の事象の発生を検出する解除事象検出部と、
を有し、
前記連携制御部は、前記連携表示中に前記解除事象検出部によって前記所定の事象の発生が検出された場合に、前記連携表示を解除すると共に、該解除の前における前記主従判定部の判定結果が前記第2画面が主であることを示す場合は、前記解除後の前記第1の操作表示装置の表示部に少なくとも前記第2画面の一部を含む画面を表示させる
ことを特徴とする操作表示システム。
上記発明では、連携表示を解除する契機となる事象の発生が検出された場合に、連携表示を解除すると共に、該解除前にユーザが第2の操作表示装置を主に使用して作業を行っていた場合は第1の操作表示装置に少なくとも、解除前に第2の操作表示装置に表示されていた画面の一部を含む画面を表示させる。
[2]前記所定の事象は、
前記第1の操作表示装置の表示部と前記第2の操作表示装置の表示部との位置関係が、前記連携表示に不適な所定の位置関係に変化すること、
前記第1の操作表示装置と前記第2操作表示装置との通信の切断、
前記第2の操作表示装置に連携表示より優先されるイベントの発生、
前記第1の操作表示装置と前記第2の操作表示装置のいずれかで連携表示の解除操作を受けること
の中の少なくとも1つを含む
ことを特徴とする[1]に記載の操作表示システム。
[3]前記主従判定部は、
前記所定の事象が発生する前にユーザが最後に見た表示部が前記第1の操作表示装置と前記第2の操作表示装置のいずれの表示部であるか、
前記所定の事象が発生する前にユーザが最後に操作した操作部が前記第1の操作表示装置と前記第2の操作表示装置のいずれの操作部であるか、
連携表示中にユーザが見た時間の長い表示部が前記第1の操作表示装置と前記第2の操作表示装置のいずれの表示部であるか、
連携表示中にユーザが操作した時間の長い操作部あるいは操作した回数の多い操作部が前記第1の操作表示装置と前記第2の操作表示装置のいずれの操作部であるか、
前記第1の操作表示装置と前記第2の操作表示装置のどちらが連携表示中に設定された項目を多く表示しているか
の少なくとも1つに基づいて前記判定を行う
ことを特徴とする[1]または[2]に記載の操作表示システム。
[4]前記連携制御部は、前記解除後の前記第1の操作表示装置の表示部に、前記第1画面と前記第2画面の双方を、少なくとも一方を縮小して表示し、前記第1画面と前記第2画面のいずれか一方の選択操作をユーザから受け付け、選択された画面を前記第1の操作表示装置の表示部に表示しかつ選択されなかった画面を前記第1の操作表示装置の表示部から消去する
ことを特徴とする[1]に記載の操作表示システム。
上記発明では、連携表示の解除後に、第1画面と第2画面のどちらを第1の操作表示装置に表示するかの選択をユーザから受ける。
[5]前記連携制御部は、前記解除の前に、前記第2画面に表示されていた第1の操作釦が操作され、かつ前記第1の操作釦と同じグループに属する第2の操作釦が前記第1画面に表示されていた場合は、前記解除後の前記第1の操作表示装置の表示部に少なくとも前記第1の操作釦と前記第2の操作釦を表示させる
ことを特徴とする[1]に記載の操作表示システム。
上記発明では、連携表示中に第1の操作表示装置に表示されていた操作釦であっても、連携表示の解除前に操作された第1操作釦と同一グループに属する第2操作釦は、連携解除後に第1の操作表示装置に表示される。
[6]前記連携制御部は、前記第1の操作釦と同じグループに属する操作釦であって前記解除の前に前記第1画面と前記第2画面のいずれかに表示されていた操作釦はすべて前記解除後の前記第1の操作表示装置の表示部に表示し、解除の前に前記第1画面に表示されていた前記第1操作釦と同じグループに属さない操作釦は前記解除後の前記第1の操作表示装置の表示部に表示しない
ことを特徴とする[5]に記載の操作表示システム。
上記発明では、連携表示の解除前に第1画面または第2画面に表示されていた操作釦であって、連携解除前に操作された操作釦と同一グループに属する操作釦はすべて連携解除後の第1の操作表示装置に表示され、そのグループに属さない操作釦は連携解除後の第1の操作表示装置に表示されない。
[7]前記連携制御部は、前記解除後、所定時間の経過前に、前記連携表示を再開する場合は、
前記解除後に前記第1の操作表示装置においてユーザから設定操作を受けていた場合は、前記第1の操作表示装置の表示部に表示されている画面を前記第1の操作表示装置の表示部に表示しかつ該画面に関連する画面を前記第2の操作表示装置に表示して連携表示を再開し、
前記解除後に前記第1の操作表示装置においてユーザから設定操作を受けていない場合は、前記解除の前に前記第1の操作表示装置の表示部に表示されていた画面を前記第1の操作表示装置の表示部に表示しかつ前記解除の前に前記第2の操作表示装置の表示部に表示されていた画面を前記第2の操作表示装置の表示部に表示して連携表示を再開する
ことを特徴とする[1]乃至[6]のいずれか1つに記載の操作表示システム。
上記発明では、連携解除中に操作パネルが操作されない場合は、連携解除前の状態に戻して連携表示を再開し、連携解除中に操作パネルが操作された場合は、連携解除中にユーザは第1の操作表示装置を主として作業を行っているので、第1の操作表示装置の表示画面は維持し、この画面に関連する画面を第2の操作表示装置に表示して連携表示を再開する。
[8]前記第1の操作表示装置は、画像形成装置の操作パネルであり、前記第2の操作表示装置は、モバイル端末である
ことを特徴とする[1]乃至[7]のいずれか1つに記載の操作表示システム。
[9]操作部と、
表示部と、
前記表示部に第1画面を表示させ、自装置に並置された操作部と表示部を備えるモバイル端末に前記第1画面に関連する第2画面を表示させる連携表示を制御する連携表示制御部と、
前記連携表示中にユーザが前記第1画面と前記第2画面のいずれを主として作業を行っているかを判定する主従判定部と、
前記連携表示を解除する契機となる所定の事象の発生を検出する解除事象検出部と、
を有し、
前記連携制御部は、前記連携表示中に前記解除事象検出部によって前記所定の事象の発生が検出された場合に、前記連携表示を解除すると共に、該解除の前における前記主従判定部の判定結果が前記第2画面が主であることを示す場合は、前記解除後の前記表示部に少なくとも前記第2画面の一部を含む画面を表示させる
ことを特徴とする操作表示装置。
[10]前記所定の事象は、
自装置の表示部と前記モバイル端末の表示部との位置関係が、前記連携表示に不適な所定の位置関係に変化すること、
自装置と前記モバイル端末との通信の切断、
前記モバイル端末に連携表示より優先されるイベントの発生、
自装置と前記モバイル端末のいずれかで連携表示の解除操作を受けること
の中の少なくとも1つを含む
ことを特徴とする[9]に記載の操作表示装置。
[11]前記主従判定部は、
前記所定の事象が発生する前にユーザが最後に見た表示部が自装置と前記モバイル端末のいずれの表示部であるか、
前記所定の事象が発生する前にユーザが最後に操作した操作部が自装置と前記モバイル端末のいずれの操作部であるか、
連携表示中にユーザが見た時間の長い表示部が自装置と前記モバイル端末のいずれの表示部であるか、
連携表示中にユーザが操作した時間の長い操作部あるいは操作した回数の多い操作部が自装置と前記モバイル端末のいずれの操作部であるか、
自装置と前記モバイル端末のどちらが連携表示中に設定された項目数を多く表示しているか
の少なくとも1つに基づいて前記判定を行う
ことを特徴とする[9]または[10]に記載の操作表示装置。
[12]前記連携制御部は、前記解除後の自装置の表示部に、前記第1画面と前記第2画面の双方を、少なくとも一方を縮小して表示し、前記第1画面と前記第2画面のいずれか一方の選択操作をユーザから受け付け、選択された画面を自装置の表示部に表示しかつ選択されなかった画面を自装置の表示部から消去する
ことを特徴とする[9]に記載の操作表示装置。
[13]前記連携制御部は、前記解除の前に、前記第2画面に表示されていた第1の操作釦が操作され、かつ前記第1の操作釦と同じグループに属する第2の操作釦が前記第1画面に表示されていた場合は、前記解除後の自装置の表示部に少なくとも前記第1の操作釦と前記第2の操作釦を表示させる
ことを特徴とする[9]に記載の操作表示装置。
[14]前記連携制御部は、前記第1の操作釦と同じグループに属する操作釦であって前記解除の前に前記第1画面と前記第2画面のいずれかに表示されていた操作釦はすべて前記解除後の自装置の表示部に表示し、解除の前に前記第1画面に表示されていた前記第1操作釦と同じグループに属さない操作釦は前記解除後の自装置の表示部に表示しない
ことを特徴とする[13]に記載の操作表示装置。
[15]前記連携制御部は、前記解除後、所定時間の経過前に、前記連携表示を再開する場合は、
前記解除後に自装置においてユーザから設定操作を受けていた場合は、自装置の表示部に表示されている画面を自装置の表示部に表示しかつ該画面に関連する画面を前記モバイル端末に表示して連携表示を再開し
前記解除後に自装置においてユーザから設定操作を受けていない場合は、前記解除の前に自装置の表示部に表示されていた画面を自装置の表示部に表示しかつ前記解除の前に前記モバイル端末の表示部に表示されていた画面を前記モバイル端末の表示部に表示して連携表示を再開する
ことを特徴とする[9]乃至[14]のいずれか1つに記載の操作表示装置。
[16]情報処理装置を、
[9]乃至[15]のいずれか1つに記載の操作表示装置として機能させるプログラム。
本発明に係る操作表示システムおよび操作表示装置、プログラによれば、連携表示中の一方の操作表示装置に電話の着信等が発生して画面が切り替えられた場合でも、連携表示中の作業を他方の操作表示装置で継続することができる。
本発明の実施の形態に係る操作表示システムの構成例を示す図である。 画像形成装置の電気的な概略構成を示すブロック図である。 モバイル端末の概略構成を示すブロック図である。 モバイル端末を画像形成装置の操作パネル30の近傍に並置して連携表示を実行している状態の一例を示す図である。 第1の実施の形態の操作表示システムにおける連携解除時の表示状態の一例を示す図である。 第1の実施の形態に係る操作表示システムの画像形成装置およびモバイル端末の連携解除に係る動作を示す流れ図である。 主従監視処理(図6のS103およびS203)の詳細を示す流れ図である。 連携監視処理(図6のS104およびS204)の詳細を示す流れ図である。 第2の実施の形態おける連携解除時の表示動作の一例を示す図である。 図10の続きを示す図である。 図10の続きの他の例を示す図である。 第2の実施の形態に係る操作表示システムの画像形成装置およびモバイル端末の連携解除に係る動作を示す流れ図である。 第3の実施の形態おける連携解除時の表示動作の一例を示す図である。 第3の実施の形態おける連携解除時の表示動作の他の例を示す図である。 第3の実施の形態に係る操作表示システムの画像形成装置およびモバイル端末の連携解除に係る動作を示す流れ図である。 第4の実施の形態おける連携解除時の表示動作の一例を示す図である。 第4の実施の形態おける連携解除中および連携再開時の表示動作の一例を示す図である。 第4の実施の形態おける連携解除中および連携再開時の表示動作の他の例を示す図である。 第4の実施の形態に係る操作表示システムの画像形成装置およびモバイル端末の連携解除、連携再開に係る動作を示す流れ図である。
以下、図面に基づき本発明の各種の実施の形態を説明する。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の実施の形態に係る操作表示システム3の一例を示している。操作表示システム3は、第1の操作表示装置としての操作パネル30を備えた画像形成装置10と、第2の操作表示装置としてのモバイル端末40とから構成される。モバイル端末40は単独で使用されるほか、画像形成装置10の操作パネル30に並置されて後述する連携表示に使用される。
画像形成装置10は、原稿を光学的に読み取ってその複製画像を記録紙に印刷するコピージョブ、読み取った原稿の画像データをファイルにして保存したり外部端末へネットワークを通じて送信したりするスキャンジョブ、端末装置からネットワークを通じて受信した印刷データに係る画像を記録紙上に形成して印刷出力するプリントジョブ、ファクシミリ手順に従って画像データを送受信するFAXジョブなど、複数種類のジョブを実行する機能を備えた、所謂、複合機である。なお、本説明では、画像形成装置10をMFPとも記す。
モバイル端末40は、汎用のタブレット端末、スマートフォンなどの携帯型情報処理装置に所定のアプリケーションプログラムをインストールしたものであり、アプリケーションプログラムの実行により連携表示等に関する機能が実現される。
画像形成装置10は、自装置の操作パネル30とモバイル端末40が並置されて通信可能な状態にあるときモバイル端末40と連携して動作することで連携表示を行うことができる。連携表示では、操作パネル30とモバイル端末40の双方の表示部を使用して操作画面やプレビュー画面などの画面を表示する。
たとえば、連携表示では、表示対象の画面全体を操作パネル30の表示部に表示しきれない場合に、その表示しきれない部分が、操作パネル30に並置されたモバイル端末40に表示される。あるいは、操作パネル30に表示中の画面に関連する画面がモバイル端末40に表示される。
図2は、画像形成装置10の電気的な概略構成を示すブロック図である。画像形成装置10は、当該画像形成装置10の動作を統括的に制御する制御部としてのCPU(Central Processing Unit)11を有している。CPU11にはバスを通じてROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、不揮発メモリ14、ハードディスク装置15、自動原稿搬送部(ADF:Auto Document Feeder)16、ネットワーク通信部17、画像読取部18、画像処理部19、プリンタ部21、ファクシミリ通信部22、認証部23、操作パネル30などが接続されている。
CPU11は、OS(Operating System)プログラムをベースとし、その上で、ミドルウェアやアプリケーションプログラムなどを実行する。ROM12には、各種のプログラムが格納されており、これらのプログラムに従ってCPU11が各種処理を実行することで画像形成装置10(操作パネル30を含む)の各機能が実現される。
ここでは、操作パネル30についてもCPU11が制御するが、操作パネル30の制御を操作パネル30専用に設けた別途のCPUで行うように構成されてもよい。
RAM13は、CPU11がプログラムに基づいて処理を実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリや画像データを格納する画像メモリなどとして使用される。
不揮発メモリ14は、電源をオフにしても記憶内容が破壊されないメモリ(フラッシュメモリ)であり、各種設定情報の保存などに使用される。
ハードディスク装置15は大容量不揮発の記憶装置であり、印刷データ、表示用の画面のデータのほか各種のプログラムやデータが記憶される。
ネットワーク通信部17は、LAN(Local Area Network)などのネットワークに接続された外部端末、サーバなどと通信する機能を果たす。
画像読取部18は、原稿を光学的に読み取って画像データを取得する機能を果たす。画像読取部18は、例えば、原稿に光を照射する光源と、その反射光を受けて原稿を幅方向に1ライン分読み取るラインイメージセンサと、ライン単位の読取位置を原稿の長さ方向に順次移動させる移動ユニットと、原稿からの反射光をラインイメージセンサに導いて結像させるレンズやミラーなどからなる光学経路と、ラインイメージセンサの出力するアナログ画像信号をデジタルの画像データに変換する変換部などを備えて構成される。
自動原稿搬送部16は、原稿台にセットされた原稿をその最上のものから1枚ずつ順に繰り出して搬送し、画像読取部18の読み取り位置を通過させて所定の排紙位置へ排紙する機能を果たす。画像読取部18は、プラテンガラス上に載置された原稿を読み取る機能と、自動原稿搬送部16によって搬送される原稿を順次読み取る機能を備えている。
画像処理部19は、画像の拡大縮小、回転などの処理のほか、印刷データをイメージデータに変換するラスタライズ処理、画像データの圧縮、伸張処理などを行う。
プリンタ部21は、画像データに応じた画像を記録紙上に画像形成する機能を果たす。ここでは、記録紙の搬送装置と、感光体ドラムと、帯電装置と、レーザーユニットと、現像装置と、転写分離装置と、クリーニング装置と、定着装置とを有し、電子写真プロセスによって画像形成を行う、所謂、レーザープリンタとして構成されている。画像形成は他の方式でもかまわない。
ファクシミリ通信部22は、ファクシミリ機能を備えた外部装置と電話回線を通じて画像データを送受信する機能を果たす。
認証部23は、画像形成装置10を使用するユーザを認証する。認証方法は、パスワード、指紋、静脈など任意でよい。
操作パネル30は、表示部31と、操作部32と、近接無線通信部33と、接続検出部34を備え、各種の操作画面、設定画面等を表示する機能、ユーザからジョブの投入など各種の操作を受け付ける機能を果たす。
表示部31は液晶ディスプレイ(LCD…Liquid Crystal Display)とそのドライバなどで構成される。操作部32は、スタート釦やテンキーなどの各種ハードキーと、表示部31の表示面上に設けられたタッチパネル32aを備えている。タッチパネル32aは、表示部31の表示面がタッチペンや指などで接触操作された座標位置を検出する。操作部32は、タッチパネル32aを通じて選択操作、フリック操作やドラッグ操作などを受け付ける。タッチパネル32aの検知方式は、静電容量、アナログ/デジタル抵抗膜、赤外線、超音波、電磁誘導等、任意でよい。
近接無線通信部33は、操作パネル30の近傍に配置されたモバイル端末40と無線通信する機能を果たす。近接無線通信部33の通信可能距離は50cm程度で十分である。通信方式には各種の近距離無線通信方式を採用することができる。
位置検出部34は、操作パネル30に対してモバイル端末40がどの方向に並置されているか等を検出する。
図3は、モバイル端末40の概略構成を示すブロック図である。モバイル端末40は、当該モバイル端末40の動作を統括制御するCPU41を有している。CPU41にはバスを通じてROM42、RAM43、不揮発メモリ44、認証部45、操作部46、表示部47、ネットワーク通信部48、近接無線通信部49が接続されている。
ROM42および不揮発メモリ44には、各種プログラムやデータが格納され、これらのプログラムに従ってCPU41が各種の処理を実行することでモバイル端末40の各機能が実現される。RAM43はCPU41がプログラムを実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリや表示データを一時記憶するメモリとして使用される。
不揮発メモリ44は、電源がオフになっても記憶内容が保持されるメモリである。不揮発メモリ44には、文書や画像ファイル、各種の設定内容、ユーザ情報、端末情報(ネットワークアドレスなど)、アプリケーションプログラム、操作パネル30からの指示に基づいて連携表示のための画面を表示する等の機能を果たすプログラムなどが記憶される。
認証部45は、当該モバイル端末40を使用するユーザを認証する。
表示部47は、液晶ディスプレイなどで構成される。
操作部46は、表示部47の表示面上の全面に設けられ、指やペンなどによってタッチされた位置を検出するタッチパネル46aと、少数のハードキー(操作スイッチ)を備える。
ネットワーク通信部48は、無線通信によりネットワークと接続して各種の外部装置と通信する機能を果たす。近接無線通信部49は、近傍の操作パネル30の近接無線通信部33と無線通信する機能を果たす。通信可能距離、通信方式等は操作パネル30の近接無線通信部33と同一である。
図4は、モバイル端末40を画像形成装置10の操作パネル30の近傍に並置して連携表示を実行している状態の一例を示している。この例では、画像形成装置10が有する機能中から使用する機能を選択するための機能選択画面が連携表示されている。操作パネル30側の画面には、連携表示の開始を指示するための連携開始釦52と、連携表示の解除を指示するための連携解除釦53が表示されている。図4では、既に連携表示中なので、連携開始釦52は押下できない状態(グレーアウト)で表示されている。
機能選択画面には、機能を選択するための操作釦51を多数、横一列に配列されている。操作パネル30には、該選択画面の一部が表示され、選択画面のうちの操作パネル30に表示された部分の右側に続く部分がモバイル端末40に表示されている。操作パネル30に表示された画面をMFP側連携画面61、モバイル端末40に表示された画面をモバイル側連携画面62と呼ぶものとする。ユーザは、機能選択画面のうち、操作パネル30およびモバイル端末40に現示時点で表示されていない部分を表示させたい場合は、その方向へのフリック操作を行えば画面がスクロールするようになっている。
なお、連携表示される画面は、このようなスライダー形式の画面に限定されるものではない。たとえば、操作パネル30側である操作釦(たとえば、アドレス帳の選択釦)を押下すると、それに関連する画面(アドレス帳に登録されているアドレスの一覧等)がモバイル端末40に表示されるような階層構造をもった画面であってもよく、任意でよい。
図4の例では、ユーザはモバイル端末40に表示されている操作釦51を操作しており、モバイル端末40側の画面で作業を行っている。この状態で、たとえば、モバイル端末40側に電話着呼があると、電話に応答するためにユーザはモバイル端末40を操作パネル30から遠ざけて自分の耳の近く等へ移動させる。
図5はその様子を示している。このとき、画像形成装置10の操作パネル30は、モバイル端末40が連携表示に適した位置から遠く離れたことを検出し、連携表示を解除する。なお、以後、連携表示の解除を、連携解除と略称する。ここでは、連携解除の直前に、ユーザがモバイル端末40で作業していたので、連携解除前にモバイル端末40に表示されていた画面(モバイル側連携画面62)が、連携解除後の操作パネル30の表示部31に表示されている。
一方、電話着呼の前にユーザがモバイル端末40側のモバイル側連携画面62を見て作業していなかった場合、たとえば、操作パネル30に表示されたMFP側連携画面61を見て作業を行っていた場合は、連携解除後も、連携解除前と同じMFP側連携画面61が操作パネル30の表示部31に表示される。
このように、モバイル端末を連携表示以外の用途に使用する等ために連携表示を解除する際に、連携解除前にユーザがモバイル端末40を主に使用して作業を行っていたか否かを判断し、連携解除前にユーザがモバイル端末40を主に使用して作業を行っていた場合は、連携解除前にモバイル端末40側に表示されていた画面を連携解除後の操作パネル30に表示するので、ユーザは、操作パネル30に表示された画面を使用して、連携解除前の作業を、連携解除後も継続して行うことができる。
なお、連携解除前にユーザが操作パネル30を主に使用して作業を行っていた場合には、連携解除後も操作パネル30の表示内容が維持されるので、ユーザは連携解除前の作業を、連携解除後も継続して行うことができる。
このように、操作表示システム3では、モバイル端末を連携表示以外の用途に使用する等ために連携表示が解除される場合に、連携解除前にユーザが操作パネル30とモバイル端末40のいずれを使用して設定操作等の作業を行っていても、連携解除後に操作パネル30に表示される画面でその作業を継続することができる。
図4、図5の例は、電話着呼に応答するために、ユーザがモバイル端末40を操作パネル30から離したという事象の発生(操作パネル30とモバイル端末40との距離の変化)を契機に連携表示を解除したが、連携解除の要因となる事象はこれに限定されない。たとえば、以下のようなものがある。これらの中の少なくとも1つは採用される。
(1)モバイル端末40が裏返しにされた。
(2)操作パネル30とモバイル端末40の相対的な位置が変化した。
(3)モバイル端末40に連携表示より優先されるイベント(電話着呼やメール受信など)が発生して表示が変化した。
(4)操作パネル30またはモバイル端末40でユーザから連携表示の解除操作を受けた。
(5)操作パネル30とモバイル端末40との通信が切断された。
また、連携表示中にユーザが操作パネル30に表示されたMFP側連携画面61とモバイル端末40に表示されたモバイル側連携画面62のいずれを主として作業を行っているかの判定において、以下の判定基準うちの少なくとも1つは採用される。
(a)連携解除の要因となる事象が発生する前にユーザが最後に見た表示部(画面)が操作パネル30とモバイル端末40のいずれの表示部であるか。
(b)連携解除の要因となる事象が発生する前にユーザが最後に操作した操作部が操作パネル30モバイル端末40のいずれの操作部であるか。
(c)連携表示中にユーザが見た時間の長い表示部が操作パネル30とモバイル端末40のいずれの表示部であるか。
(d)連携表示中にユーザが操作した時間の長い操作部あるいは操作した回数の多い操作部が操作パネル30とモバイル端末40のいずれの操作部であるか。
(e)操作パネル30とモバイル端末40のどちらが連携表示中に設定された項目を多く表示しているか。
図6は、第1の実施の形態に係る操作表示システム3の画像形成装置10(MFP)およびモバイル端末40の連携解除に係る動作を示す流れ図である。画像形成装置10は、連携表示が開始されると(ステップS101;Yes)、該連携表示において画像形成装置10の操作パネル30が担当するMFP側連携画面61を表示する(ステップS102)。同様に、モバイル端末40は、連携表示が開始されると(ステップS201;Yes)、該連携表示においてモバイル端末40が担当するモバイル側連携画面62を表示する(ステップS202)。
ここでは、画像形成装置10が、MFP側連携画面61およびモバイル側連携画面62の双方を作成し、MFP側連携画面61は操作パネル30に表示させ、モバイル側連携画面62はモバイル端末40へ送信してモバイル端末40に表示させる。
連携表示が開始すると、画像形成装置10、モバイル端末40はそれぞれ、操作パネル30とモバイル端末40のどちらを主としてユーザが作業しているかを監視する主従監視処理(主従判定部の機能を果たす処理)、および、連携表示を解除する事象の発生を監視する連携監視処理(解除検出部としての機能を果たす処理)を繰り返し実行する(ステップS103、S104、S105;No、S203、S204、S205;No)。主従監視処理ではモバイル端末40での監視状況が画像形成装置10に通知される。また、連携監視処理では、画像形成装置10、モバイル端末40はそれぞれ、自装置側で連携表示を解除する事象が発生するとその旨を他方へ通知するようになっている。
画像形成装置10は、連携表示を解除する事象の発生が検出されたら(ステップS105;Yes)、連携表示を解除すると共に、連携表示中にユーザがモバイル端末40を主として作業を行っていたか否かを確認する(ステップS106)。そして、連携表示中にユーザがモバイル端末40を主として作業を行っていた場合は(ステップS106;Yes)、連携解除する直前にモバイル端末40に表示されていたモバイル側連携画面62を操作パネル30の表示部31に表示して(ステップS107)、処理を終了する。
連携表示中にユーザがモバイル端末40を主として作業を行っていなかった場合は(ステップS106;No)、連携解除する直前に操作パネル30に表示されていたMFP側連携画面61を操作パネル30の表示部31にそのまま継続表示して処理を終了する。
モバイル端末40は、連携表示を解除する事象の発生が検出されたら(ステップS205;Yes)、連携解除すると共に、電話着呼の画面などのアプリケーション画面を表示して(ステップS206)、処理を終了する。
図7は、主従監視処理(図6のS103およびS203)の詳細を示している。モバイル端末40は、自端末に対する操作が行われたか否かを監視し(ステップS221、S222;No)、操作を検出すると(ステップS222;Yes)、操作の検出を画像形成装置10へ通知する(ステップS223)。
画像形成装置10は、操作パネル30に対する操作が行われた否か、およびモバイル端末40からの通知を監視する(ステップS121)。該監視の結果から、ユーザが画像形成装置10の操作パネル30を主に使用して作業を行っているか、あるいはモバイル端末40を主に使用して作業を行っているかを判断する(ステップS122)。ユーザが画像形成装置10の操作パネル30を主に使用して作業を行っている場合はMPFが主である旨を返り値として(ステップS123)、本処理を終了する。ユーザがモバイル端末40を主に使用して作業を行っている場合はモバイル端末が主である旨を返り値として(ステップS124)、本処理を終了する。なお、操作のほか、前述した主従関係の判定基準について監視を行うようにしてもよい。
図8は、連携監視処理(図6のS104およびS204)の詳細を示している。図8では、通信状態による連携解除の監視、距離・位置・向きによる連携解除の監視、解除操作またはイベント発生による連携解除の監視を行う場合を示している。画像形成装置10、モバイル端末40はそれぞれ、自装置側に連携表示を解除する事象が発生した場合にその旨を相手方に通知する。
画像形成装置10は、モバイル端末40と通信可能な状態が維持されているか否かを調べ(ステップS141)、通信できない場合は(ステップS141;No)、連携解除を返り値として(ステップS148)、処理を終了する。同様に、モバイル端末40は操作パネル30と通信可能な状態が維持されているか否かを調べ(ステップS241)、通信できない場合は(ステップS241;No)、連携解除を返り値として(ステップS246)、処理を終了する。
画像形成装置10は、通信可能な場合は(ステップS141;Yes)、モバイル端末40との距離・モバイル端末40の位置・向きを調べる(ステップS142)。モバイル端末40との距離・モバイル端末40の位置・向きのいずれかが連携表示を継続できない状態の場合は(ステップS143;No)、連携解除をモバイル端末40に通知した後(ステップS144)、連携解除を返り値として(ステップS148)、処理を終了する。
モバイル端末40の位置としては、たとえば、操作パネル30の上に重なる位置にモバイル端末40があれば連携表示不可と判定する。向きは、たとえば、裏返しになっている等の場合に連携表示不可と判定する。距離は無線通信の電波強度を利用して判断できる。また、距離、位置、向きは、操作パネル30等に設けたカメラの画像を解析して認識することができる。距離・位置・向きの認識方法は任意でよい。
モバイル端末40は、画像形成装置10から連携解除の通知を受けると(ステップS242;Yes)、連携解除を返り値として(ステップS246)、処理を終了する。
画像形成装置10は、距離、位置、向きが連携表示を継続可能な状態であれば(ステップS143;Yes)、連携解除の操作(図4の連携開始釦52の操作)をユーザから受けたか否かを調べる(ステップS145)。連携解除の操作を受けた場合は(ステップS145;Yes)、連携解除をモバイル端末40に通知した後(ステップS146)、連携解除を返り値として(ステップS148)、処理を終了する。
モバイル端末40は、画像形成装置10から連携解除の通知を受けると(ステップS242;Yes)、連携解除を返り値として(ステップS246)、処理を終了する。
モバイル端末40は、電話着呼等のイベントが生じた場合(ステップS243;Yes)、あるいはユーザから連携解除の操作を受けた場合、あるいは別のアプリケーションプログラムが起動された場合(ステップS244;Yes)には、連携解除を画像形成装置10に通知した後(ステップS245)、連携解除を返り値として(ステップS246)、処理を終了する。
画像形成装置10は、モバイル端末40から連携解除の通知を受けると(ステップS147;Yes)、連携解除を返り値として(ステップS148)、処理を終了する。画像形成装置10は、いずれの要因でも連携解除しない場合は(ステップS147;No)、連携解除なしを返り値として(ステップS149)、処理を終了する。モバイル端末40も同様に、いずれの要因でも連携解除しない場合は(ステップS244;No)、連携解除なしを返り値として(ステップS247)、処理を終了する。
<第2の実施の形態>
第2の実施の形態に係る操作表示システム3は、連携解除の際に操作パネル30の表示部31にMFP側連携画面61とモバイル側連携画面62のいずれを表示するかをユーザに問い合わせて、選択を受けるようになっている。第1の実施の形態と同様の部分についての説明は適宜省略する。
図9は、第2の実施の形態おける連携解除時の表示動作の一例を示している。同図(a)は、画像形成装置10の操作パネル30とモバイル端末40が連携表示を行っている状態を示す。ユーザは、モバイル端末40に表示されたモバイル側連携画面62を主に使用して作業中である。このとき連携解除になると、同図(b)に示すように、操作パネル30には、連携解除前に操作パネル30に表示されていたMFP側連携画面61とモバイル端末40に表示されていたモバイル側連携画面62が、少なくとも一方が縮小されて表示される。
ここでは、操作パネル30の表示部31の表示領域に収まるように、連携解除後は、画面の右側に、MFP側連携画面61の内容を縮小して表したMFP側連携解除前縮小画面61aが、画面の左側に、モバイル側連携画面62の内容を縮小して表したモバイル側連携解除前縮小画面62aが表示されている。なお、操作パネル30に表示領域に収まるならば、MFP側連携画面61のみを縮小し、モバイル側連携画面62はモバイル端末40に表示されていたときと同じサイズで表示してもよい。
次に、図10(a)に示すように、操作パネル30に表示されているMFP側連携解除前縮小画面61aがユーザによってタッチされると、同図(b)に示すように、操作パネル30には、MFP側連携解除前縮小画面61aが拡大されて連携表示中と同じMFP側連携画面61が表示される。モバイル側連携解除前縮小画面62aは消去される。
一方、図11(a)に示すように、操作パネル30に表示されているモバイル側連携解除前縮小画面62aがユーザによってタッチされると、同図(b)に示すように、操作パネル30には、モバイル側連携解除前縮小画面62aが拡大されて表示される。MFP側連携解除前縮小画面61aは消去される。
図12は、第2の実施の形態に係る操作表示システム3の画像形成装置10(MFP)およびモバイル端末40の連携表示の解除に係る動作を示す流れ図である。図8と同一処理には同じステップ番号を付してある。なお、モバイル端末40の動作は図8と同一である。
画像形成装置10は、連携表示が開始されると(ステップS101;Yes)、MFP側連携画面を表示する(ステップS102)。同様に、モバイル端末40は、連携表示が開始されると(ステップS201;Yes)、モバイル側連携画面を表示する(ステップS202)。
連携表示中、画像形成装置10、モバイル端末40はそれぞれ、操作パネル30とモバイル端末40のどちらを主に使用してユーザが作業しているかを監視する主従監視処理、および、連携表示を解除する事象の発生を監視する連携監視処理を繰り返し実行する(ステップS103、S104、S105;No、S203、S204、S205;No)。
画像形成装置10は、連携表示を解除する事象の発生が検出されたら(ステップS105;Yes)、連携表示を解除すると共に、連携表示中にユーザがモバイル端末40を主として作業を行っていたか否かを判断する(ステップS106)。連携表示中にユーザがモバイル端末40を主として作業を行っていた場合は(ステップS106;Yes)、連携解除前にモバイル端末40に表示されていたモバイル側連携画面と操作パネル30に表示されていたMFP側連携画面の双方または一方を縮小し、双方の画面を操作パネル30の表示部31に集約表示する(ステップS161)。
次に、MFP側連携画面を縮小等して表示している領域とモバイル側連携画面を縮小等して表示している領域のいずれか一方の選択操作をユーザから受ける(ステップS162)。そして、選択された領域に対応する方の画面を拡大して表示し、他方は消去して(ステップS163)、本処理を終了する。
連携表示中にユーザがモバイル端末40を主として作業を行っていなかった場合は(ステップS106;No)、連携解除する直前に操作パネル30に表示されていたMFP側連携画面を操作パネル30の表示部31にそのまま継続表示して処理を終了する。
モバイル端末40は、連携表示を解除する事象の発生が検出されたら(ステップS205;Yes)、連携解除すると共に、電話着呼の画面などのアプリケーション画面を表示して(ステップS206)、処理を終了する。
なお、連携表示中にユーザが操作パネル30を主として作業を行った場合にも、連携解除時に、モバイル側連携画面とMFP側連携画面の双方を集約表示し、いずれか一方の選択操作を受け付け、その選択された方の画面を操作パネル30に表示し、他方は消去するようにしてもよい。
<第3の実施の形態>
第3の実施の形態に係る操作表示システム3では、操作釦がグループ化されている。連携解除前に、モバイル側連携画面に表示されていた第1の操作釦が操作され、かつ第1の操作釦と同じグループに属する第2の操作釦がMFP側連携画面に表示されていた場合は、連携解除後の操作パネル30の表示部31に少なくとも第1の操作釦と第2の操作釦を表示するようになっている。第1の実施の形態と同様の部分についての説明は適宜省略する。
図13は、第3の実施の形態おける連携解除時の表示動作の一例を示している。同図(a)は、画像形成装置10の操作パネル30とモバイル端末40が連携表示を行っている状態を示す。ここで、モバイル端末40に表示されている操作釦A、Bと操作パネル30に表示されている操作釦C、Dとは同じグループに属しており、操作釦Eはこのグループに属していない。
ユーザが操作釦Bを操作して作業している状態で、電話着呼等によって連携表示が解除されると、図13(b)に示すように、連携解除後の操作パネル30の表示部31に、操作釦Bが属していたグループに属する操作釦A〜Dは表示し、操作釦Bと同じグループに属していない操作釦Eは表示しないように制御される。
図14は、別の画面例を示している。同図(a)では、モバイル端末40に表示された操作釦Bと、操作パネル30に表示された操作釦C、Dは同じグループに属しており、モバイル端末40に表示された操作釦Aおよび操作パネル30に表示された操作釦E、Fは、操作釦Bと同じグループに属していない。
ユーザが操作釦Bを操作して作業している状態で、電話着呼等によって連携表示が解除されると、図14(b)に示すように、連携解除後の操作パネル30の表示部31に、操作釦Bが属していたグループに属する操作釦B〜Dは表示し、操作釦Bと同じグループに属していない操作釦A、E、Fは表示しないように制御される。
なお、図14の場合、連携解除後の操作パネル30にはモバイル端末40に表示されていた操作釦についてはすべてを表示してもよい。すなわち、図14の例では、操作釦A〜Dを連携解除後の操作パネル30に表示するようにしてもよい。また、操作パネル30に表示されている。操作釦Bと同一グループに属する操作釦C、Dのうち、少なくとも1つが、連携解除後の画面に表示される構成でもかまわない。
図15は、第3の実施の形態に係る操作表示システム3の画像形成装置10(MFP)およびモバイル端末40の連携表示の解除に係る動作を示す流れ図である。図8と同一処理には同じステップ番号を付してある。なお、画像形成装置10側のステップS101〜S106、およびモバイル端末40の動作は図8と同一である。
ステップS106において、連携表示中にユーザがモバイル端末40を主として作業を行っていた場合は(ステップS106;Yes)、連携解除前にモバイル端末40にて操作された操作釦と同じグループに属する操作釦を操作パネル30の表示部31に表示し、該グループに属さない操作釦は表示しない(ステップS171)。
なお、連携表示中にユーザが操作パネル30を主として作業を行った場合にも、連携解除時に、連携解除前に操作パネル30にて操作された操作釦と同じグループに属する操作釦を操作パネル30の表示部31に表示し、該グループに属さない操作釦は表示しないようにしてもよい。たとえば、図13(a)で操作釦Cが操作された場合にも、連携解除後に同図(b)の表示を行う。
<第4の実施の形態>
第4の実施の形態では、連携表示が解除された後、所定時間の経過前に、連携表示が再開される場合の動作を示す。
図16、図17、図18は、第4の実施の形態おける表示動作の一例を示している。図16(a)は、画像形成装置10の操作パネル30とモバイル端末40が連携表示を行っている状態を示す。ユーザは、モバイル端末40に表示されたモバイル側連携画面62を主に使用して作業中である。たとえば、操作釦Aを操作していたものとする。このとき、モバイル端末40に電話着呼が発生して、連携解除になると、同図(b)に示すように、操作パネル30には、連携解除前にモバイル端末40に表示されていたモバイル側連携画面62の内容が連携解除後の操作パネル30に表示される。この動きは第1の実施の形態と同一である。
その後、所定時間の経過前にモバイル端末40が再び操作パネル30の横に並置されて連携表示が再開可能な状態になると、次のいずれかの処理が選択されて実行される。
(1)連携解除後、再開までの間に、ユーザが操作パネル30で何も操作しなかった場合は、連携解除前と同じ表示状態に復帰して連携表示を再開する(図17)。
(2)連携解除後、再開までの間に、ユーザが操作パネル30を操作していた場合は、連携表示を再開する際に、操作パネル30の表示内容をそのまま維持し、モバイル端末40には、操作パネル30に表示している画面に続く画面、あるいは操作パネル30に表示している画面に関連する画面を表示して、連携表示を再開する(図18)。
図17は、上記(1)の例を示している。図17(a)は連携解除中に何も操作を受けていない様子を示し、図17(b)は連携再開後の表示状態を示している。図18は上記(2)の一例を示している。図18(a)は、連携解除中に操作を受けた様子を示し、図18(b)は、連携再開後の表示状態を示している。図18(b)では、操作パネル30の表示内容は連携解除中のまま維持され、操作パネル30の左側に配置されたモバイル端末40には、操作釦Aの左側に続く操作釦X、Yが表示されている。
図19は、第4の実施の形態における連携解除、再開の動作を示す流れ図である。図8と同一処理には同じステップ番号を付してある。なお、画像形成装置10側のステップS101〜S107、およびモバイル端末40の動作は図8と同一である。
ステップS106において、連携表示中にユーザがモバイル端末40を主として作業を行っていた場合は(ステップS106;Yes)、連携解除前にモバイル端末40に表示されていたモバイル側連携画面62を操作パネル30の表示部31に表示してステップS181へ移行する。連携表示中にユーザがモバイル端末40を主として作業を行っていなかった場合は(ステップS106;No)、連携解除前に操作パネル30に表示されていたMFP側連携画面61をそのまま操作パネル30に継続表示してステップS181へ移行する。
ステップS181では、連携表示の再開を待機する(ステップS181;No)。なお、連携解除後、所定時間の経過前に、連携表示が再開されない場合は、この処理は終了する。連携解除後、所定時間の経過前に、連携表示が再開される場合は(ステップS181;Yes)、連携解除中に操作パネル30にて操作を受けたか否かを判断する(ステップS182)。
連携解除中に操作パネル30で操作を受けていた場合は(ステップS182;Yes)、操作パネル30の表示はそのまま維持し、モバイル端末40には、操作パネル30に表示している画面の続きの画面、あるいは操作パネル30に表示している画面に関連する画面を表示して(ステップS183)、処理を終了する。
連携解除中に操作パネル30で操作を受けていない場合は(ステップS182;No)、操作パネル30およびモバイル端末40の表示内容を、連携解除前の状態に戻して(ステップS184)、処理を終了する。
このように第4の実施の形態では、連携解除中に操作パネル30が操作されない場合は、連携解除前の状態に戻して連携表示を再開し、連携解除中に操作パネル30が操作された場合は、連携解除中にユーザは操作パネル30を使用して作業を行っているので、操作パネル30の表示画面は維持し、この画面に関連する画面をモバイル端末40に表示して連携表示を再開する。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
実施の形態では、画像形成装置10に固定された操作パネル30とモバイル端末40が並置されて連携する場合を例に説明したが、操作パネル30は画像形成装置10から取り外し可能であってもよいし、個別のリモート操作パネルであってもよい。また2台のモバイル端末40、あるいは画像形成装置10から取り外した操作パネル30とリモート操作パネルが並置され通信可能となって連携する場合にも本発明は適用される。
本発明は、操作パネル30(操作表示装置)を画像形成装置10と別体に構成し、操作パネル30にCPU等の制御部を設け、実施の形態で画像形成装置10のCPU11が行っていた表示制御を操作パネル30が行うようにしてもよい。
実施の形態では操作表示システム3を例示したが、本発明は、モバイル端末と連携表示可能な画像形成装置10として構成されてもよいし、該画像形成装置10の動作を制御するプログラムであってもよい。
3…操作表示システム
10…画像形成装置
11…CPU
12…ROM
13…RAM
14…不揮発メモリ
15…ハードディスク装置
16…自動原稿搬送部
17…ネットワーク通信部
18…画像読取部
19…画像処理部
21…プリンタ部
22…ファクシミリ通信部
23…認証部
30…操作パネル
31…表示部
32…操作部
32a…タッチパネル
33…近接無線通信部
34…接続検出部
40…モバイル端末
41…CPU
42…ROM
43…RAM
44…不揮発メモリ
45…認証部
46…操作部
46a…タッチパネル
46b…ハードキー
47…表示部
48…ネットワーク通信部
49…近接無線通信部
51…操作釦
52…連携開始釦
53…連携解除釦
61…MFP側連携画面
61a…MFP側連携解除前縮小画面
62…モバイル側連携画面
62a…モバイル側連携解除前縮小画面

Claims (16)

  1. 操作部と表示部をそれぞれ備えた第1、第2の操作表示装置を含む操作表示システムであって、
    前記第1の操作表示装置の表示部に第1画面を表示させ、前記第1の操作表示装置に並置された前記第2の操作表示装置に前記第1画面に関連する第2画面を表示させる連携表示を制御する連携表示制御部と、
    前記連携表示中にユーザが前記第1画面と前記第2画面のいずれを主として作業を行っているかを判定する主従判定部と、
    前記連携表示を解除する契機となる所定の事象の発生を検出する解除事象検出部と、
    を有し、
    前記連携制御部は、前記連携表示中に前記解除事象検出部によって前記所定の事象の発生が検出された場合に、前記連携表示を解除すると共に、該解除の前における前記主従判定部の判定結果が前記第2画面が主であることを示す場合は、前記解除後の前記第1の操作表示装置の表示部に少なくとも前記第2画面の一部を含む画面を表示させる
    ことを特徴とする操作表示システム。
  2. 前記所定の事象は、
    前記第1の操作表示装置の表示部と前記第2の操作表示装置の表示部との位置関係が、前記連携表示に不適な所定の位置関係に変化すること、
    前記第1の操作表示装置と前記第2操作表示装置との通信の切断、
    前記第2の操作表示装置に連携表示より優先されるイベントの発生、
    前記第1の操作表示装置と前記第2の操作表示装置のいずれかで連携表示の解除操作を受けること
    の中の少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の操作表示システム。
  3. 前記主従判定部は、
    前記所定の事象が発生する前にユーザが最後に見た表示部が前記第1の操作表示装置と前記第2の操作表示装置のいずれの表示部であるか、
    前記所定の事象が発生する前にユーザが最後に操作した操作部が前記第1の操作表示装置と前記第2の操作表示装置のいずれの操作部であるか、
    連携表示中にユーザが見た時間の長い表示部が前記第1の操作表示装置と前記第2の操作表示装置のいずれの表示部であるか、
    連携表示中にユーザが操作した時間の長い操作部あるいは操作した回数の多い操作部が前記第1の操作表示装置と前記第2の操作表示装置のいずれの操作部であるか、
    前記第1の操作表示装置と前記第2の操作表示装置のどちらが連携表示中に設定された項目を多く表示しているか
    の少なくとも1つに基づいて前記判定を行う
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の操作表示システム。
  4. 前記連携制御部は、前記解除後の前記第1の操作表示装置の表示部に、前記第1画面と前記第2画面の双方を、少なくとも一方を縮小して表示し、前記第1画面と前記第2画面のいずれか一方の選択操作をユーザから受け付け、選択された画面を前記第1の操作表示装置の表示部に表示しかつ選択されなかった画面を前記第1の操作表示装置の表示部から消去する
    ことを特徴とする請求項1に記載の操作表示システム。
  5. 前記連携制御部は、前記解除の前に、前記第2画面に表示されていた第1の操作釦が操作され、かつ前記第1の操作釦と同じグループに属する第2の操作釦が前記第1画面に表示されていた場合は、前記解除後の前記第1の操作表示装置の表示部に少なくとも前記第1の操作釦と前記第2の操作釦を表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の操作表示システム。
  6. 前記連携制御部は、前記第1の操作釦と同じグループに属する操作釦であって前記解除の前に前記第1画面と前記第2画面のいずれかに表示されていた操作釦はすべて前記解除後の前記第1の操作表示装置の表示部に表示し、解除の前に前記第1画面に表示されていた前記第1操作釦と同じグループに属さない操作釦は前記解除後の前記第1の操作表示装置の表示部に表示しない
    ことを特徴とする請求項5に記載の操作表示システム。
  7. 前記連携制御部は、前記解除後、所定時間の経過前に、前記連携表示を再開する場合は、
    前記解除後に前記第1の操作表示装置においてユーザから設定操作を受けていた場合は、前記第1の操作表示装置の表示部に表示されている画面を前記第1の操作表示装置の表示部に表示しかつ該画面に関連する画面を前記第2の操作表示装置に表示して連携表示を再開し
    前記解除後に前記第1の操作表示装置においてユーザから設定操作を受けていない場合は、前記解除の前に前記第1の操作表示装置の表示部に表示されていた画面を前記第1の操作表示装置の表示部に表示しかつ前記解除の前に前記第2の操作表示装置の表示部に表示されていた画面を前記第2の操作表示装置の表示部に表示して連携表示を再開する
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載の操作表示システム。
  8. 前記第1の操作表示装置は、画像形成装置の操作パネルであり、前記第2の操作表示装置は、モバイル端末である
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1つに記載の操作表示システム。
  9. 操作部と、
    表示部と、
    前記表示部に第1画面を表示させ、自装置に並置された操作部と表示部を備えるモバイル端末に前記第1画面に関連する第2画面を表示させる連携表示を制御する連携表示制御部と、
    前記連携表示中にユーザが前記第1画面と前記第2画面のいずれを主として作業を行っているかを判定する主従判定部と、
    前記連携表示を解除する契機となる所定の事象の発生を検出する解除事象検出部と、
    を有し、
    前記連携制御部は、前記連携表示中に前記解除事象検出部によって前記所定の事象の発生が検出された場合に、前記連携表示を解除すると共に、該解除の前における前記主従判定部の判定結果が前記第2画面が主であることを示す場合は、前記解除後の前記表示部に少なくとも前記第2画面の一部を含む画面を表示させる
    ことを特徴とする操作表示装置。
  10. 前記所定の事象は、
    自装置の表示部と前記モバイル端末の表示部との位置関係が、前記連携表示に不適な所定の位置関係に変化すること、
    自装置と前記モバイル端末との通信の切断、
    前記モバイル端末に連携表示より優先されるイベントの発生、
    自装置と前記モバイル端末のいずれかで連携表示の解除操作を受けること
    の中の少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項9に記載の操作表示装置。
  11. 前記主従判定部は、
    前記所定の事象が発生する前にユーザが最後に見た表示部が自装置と前記モバイル端末のいずれの表示部であるか、
    前記所定の事象が発生する前にユーザが最後に操作した操作部が自装置と前記モバイル端末のいずれの操作部であるか、
    連携表示中にユーザが見た時間の長い表示部が自装置と前記モバイル端末のいずれの表示部であるか、
    連携表示中にユーザが操作した時間の長い操作部あるいは操作した回数の多い操作部が自装置と前記モバイル端末のいずれの操作部であるか、
    自装置と前記モバイル端末のどちらが連携表示中に設定された項目数を多く表示しているか
    の少なくとも1つに基づいて前記判定を行う
    ことを特徴とする請求項9または10に記載の操作表示装置。
  12. 前記連携制御部は、前記解除後の自装置の表示部に、前記第1画面と前記第2画面の双方を、少なくとも一方を縮小して表示し、前記第1画面と前記第2画面のいずれか一方の選択操作をユーザから受け付け、選択された画面を自装置の表示部に表示しかつ選択されなかった画面を自装置の表示部から消去する
    ことを特徴とする請求項9に記載の操作表示装置。
  13. 前記連携制御部は、前記解除の前に、前記第2画面に表示されていた第1の操作釦が操作され、かつ前記第1の操作釦と同じグループに属する第2の操作釦が前記第1画面に表示されていた場合は、前記解除後の自装置の表示部に少なくとも前記第1の操作釦と前記第2の操作釦を表示させる
    ことを特徴とする請求項9に記載の操作表示装置。
  14. 前記連携制御部は、前記第1の操作釦と同じグループに属する操作釦であって前記解除の前に前記第1画面と前記第2画面のいずれかに表示されていた操作釦はすべて前記解除後の自装置の表示部に表示し、解除の前に前記第1画面に表示されていた前記第1操作釦と同じグループに属さない操作釦は前記解除後の自装置の表示部に表示しない
    ことを特徴とする請求項13に記載の操作表示装置。
  15. 前記連携制御部は、前記解除後、所定時間の経過前に、前記連携表示を再開する場合は、
    前記解除後に自装置においてユーザから設定操作を受けていた場合は、自装置の表示部に表示されている画面を自装置の表示部に表示しかつ該画面に関連する画面を前記モバイル端末に表示して連携表示を再開し
    前記解除後に自装置においてユーザから設定操作を受けていない場合は、前記解除の前に自装置の表示部に表示されていた画面を自装置の表示部に表示しかつ前記解除の前に前記モバイル端末の表示部に表示されていた画面を前記モバイル端末の表示部に表示して連携表示を再開する
    ことを特徴とする請求項9乃至14のいずれか1つに記載の操作表示装置。
  16. 情報処理装置を、
    請求項9乃至15のいずれか1つに記載の操作表示装置として機能させるプログラム。
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