JP6434877B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

実施形態は、半導体装置に関する。
基板上に複数の電極膜を積層した構造の3次元メモリデバイスにおいて、上下で隣接する電極膜の間を空隙にした構造が提案されている。空隙を介して対向する電極膜間の間隔が狭くなると、電極膜間の耐圧低下が懸念される。
特開2009−224465号公報 特開2013−38124号公報
実施形態は、空隙を介して対向する電極膜間の高い耐圧を確保できる半導体装置を提供する。
実施形態によれば、半導体装置は、基板と、積層体と、第2空隙と、第1絶縁膜と、半導体膜と、積層膜と、第2絶縁膜と、複数のコンタクトビアと、を備えている。前記積層体は、前記基板上に設けられ、第1空隙を介して積層された複数の電極膜を有する。前記第2空隙は、前記積層体の積層方向に延び、前記積層体を前記積層方向に対して交差する第1方向に分離し、前記第1空隙に通じている。前記第1絶縁膜は、前記積層体の上に設けられ、前記第2空隙の上端を覆う。前記半導体膜は、前記積層体内を前記積層方向に延びている。前記積層膜は、電荷蓄積膜を有する。前記積層膜は、前記電極膜の側面と、前記電極膜の前記側面に対向する前記半導体膜の側面との間に設けられ、前記電極膜の前記側面および前記半導体膜の前記側面に接する。前記第2絶縁膜は、前記複数の電極膜の階段状の端部を覆っている。前記複数のコンタクトビアは、前記第2絶縁膜内を前記積層方向に延び、前記複数の電極膜の前記階段状の端部に達する。前記階段状の端部における前記コンタクトビアが配置された部分の上面は、前記第1空隙を介さずに前記第2絶縁膜で直接覆われている。
第1実施形態の半導体装置の模式斜視図。 第1実施形態の半導体装置の模式断面図。 図2の一部の拡大断面図。 第1実施形態の半導体装置の製造方法を示す模式断面図。 第1実施形態の半導体装置の製造方法を示す模式断面図。 第1実施形態の半導体装置の製造方法を示す模式断面図。 第1実施形態の半導体装置の製造方法を示す模式断面図。 第1実施形態の半導体装置の製造方法を示す模式断面図。 第1実施形態の半導体装置の製造方法を示す模式断面図。 第1実施形態の半導体装置の製造方法を示す模式断面図。 第1実施形態の半導体装置の製造方法を示す模式断面図。 第1実施形態の半導体装置の製造方法を示す模式断面図。 第1実施形態の半導体装置の製造方法を示す模式断面図。 第1実施形態の半導体装置の製造方法を示す模式断面図。 第1実施形態の半導体装置の製造方法を示す模式断面図。 第1実施形態の半導体装置の製造方法を示す模式断面図。 第1実施形態の半導体装置の模式断面図。 第2実施形態の半導体装置の模式斜視図。 第2実施形態の半導体装置の模式断面図。 図19の一部の拡大断面図。 第2実施形態の半導体装置の製造方法を示す模式断面図。 第2実施形態の半導体装置の製造方法を示す模式断面図。 第2実施形態の半導体装置の製造方法を示す模式断面図。 第2実施形態の半導体装置の製造方法を示す模式断面図。 (a)は第2実施形態の半導体装置の製造方法を示す模式上面図であり、(b)は第2実施形態の半導体装置の製造方法を示す模式断面図。 (a)は第2実施形態の半導体装置の製造方法を示す模式上面図であり、(b)は図26(a)におけるA−A’断面図。 (a)は第2実施形態の半導体装置の製造方法を示す模式上面図であり、(b)は図27(a)におけるA−A’断面図。 (a)は第2実施形態の半導体装置の製造方法を示す模式上面図であり、(b)は図28(a)におけるA−A’断面図。 図28(a)におけるB−B’断面図。 (a)は第2実施形態の半導体装置の製造方法を示す模式上面図であり、(b)は図30(a)におけるA−A’断面図。 第3実施形態の半導体装置の模式断面図。 第4実施形態の半導体装置の模式断面図。 第5実施形態の半導体装置の模式断面図。
以下、図面を参照し、実施形態について説明する。なお、各図面中、同じ要素には同じ符号を付している。
実施形態では、半導体装置として、例えば、3次元構造のメモリセルアレイを有する半導体記憶装置を説明する。
図1は、第1実施形態のメモリセルアレイ1の模式斜視図である。
図1において、基板10の主面に対して平行な方向であって相互に直交する2方向をX方向およびY方向とし、これらX方向およびY方向の双方に対して直交する方向をZ方向(積層方向)とする。
図1に示すように、メモリセルアレイ1は、基板10と、基板10上に設けられたソース層SLと、ソース層SL上に設けられた積層体100と、複数の柱状部CLと、積層体100の上に設けられた複数のビット線BLとを有する。
基板10は、例えばシリコン基板である。ビット線BLおよびソース層SLは導電性を有する。基板10とソース層SLとの間に絶縁層が設けられてもよい。
積層体100にはスリット(第2空隙)STが形成されている。スリットSTは、積層方向(Z方向)に延び、ソース層SLに達する。さらに、スリットSTはX方向に延び、積層体100をY方向に複数のブロックに分離している。
柱状部CLは、積層体100内を積層方向(Z方向)に延びる円柱もしくは楕円柱状に形成されている。
複数の柱状部CLは、例えば千鳥配列されている。または、複数の柱状部CLは、X方向およびY方向に沿って正方格子配列されていてもよい。
複数のビット線BLはX方向に互いに分離し、それぞれのビット線BLはY方向に延びている。
柱状部CLの後述する半導体膜20の上端は、コンタクト部Cbを介してビット線BLに接続されている。スリットSTによってY方向に分離されたそれぞれのブロックから1つずつ選択された複数の柱状部CLが、共通の1本のビット線BLに接続されている。
図2は、メモリセルアレイ1の模式断面図である。図2に示すY方向およびZ方向は、図1に示すY方向およびZ方向に対応する。
図1では、図2に示す絶縁膜42、43、48の図示を省略している。
積層体100は、ソース層SLを介して基板10上に積層された複数の電極膜70を有する。複数の電極膜70が、空隙(第1空隙)40を介して、所定周期で基板10の主面に対して垂直な方向(Z方向)に積層されている。電極膜70は、金属、または金属シリサイドを含む。
積層方向で隣接する電極膜70と電極膜70との間に、空隙40が形成されている。ソース層SLと、最下層の電極膜70との間にも空隙40が形成されている。
最上層の電極膜70上に絶縁膜42が設けられ、その絶縁膜42上に絶縁膜43が設けられている。最上層の電極膜70は絶縁膜42に接している。
図3は、図2における一部の拡大断面図である。
柱状部CLは、メモリ膜30と、半導体膜20と、絶縁性のコア膜50とを有する積層膜である。半導体膜20は、積層体100内を積層方向(Z方向)にパイプ状に延びている。メモリ膜30は、電極膜70と半導体膜20との間に設けられ、半導体膜20を外周側から囲んでいる。コア膜50は、パイプ状の半導体膜20の内側に設けられている。
半導体膜20の上端は、図1に示すコンタクト部Cbを介してビット線BLに接続している。半導体膜20の下端は、図2に示すように、ソース層SLに接続している。
メモリ膜30は、トンネル絶縁膜31と、電荷蓄積膜32と、ブロック絶縁膜33とを有する。ブロック絶縁膜33、電荷蓄積膜32、トンネル絶縁膜31、および半導体膜20は、積層体100の積層方向に連続して延びている。電極膜70と半導体膜20との間に、電極膜70側から順に、ブロック絶縁膜33、電荷蓄積膜32、およびトンネル絶縁膜31が設けられている。トンネル絶縁膜31は半導体膜20に接している。ブロック絶縁膜33は電極膜70に接している。電荷蓄積膜32は、ブロック絶縁膜33とトンネル絶縁膜31との間に設けられている。
半導体膜20、メモリ膜30、および電極膜70は、メモリセルMCを構成する。図3において1つのメモリセルMCを破線で模式的に表す。メモリセルMCは、半導体膜20の周囲を、メモリ膜30を介して、電極膜70が囲んだ縦型トランジスタ構造を有する。
その縦型トランジスタ構造のメモリセルMCにおいて、半導体膜20はチャネルとして機能し、電極膜70はコントロールゲートとして機能する。電荷蓄積膜32は半導体膜20から注入される電荷を蓄積するデータ記憶層として機能する。
実施形態の半導体記憶装置は、データの消去・書き込みを電気的に自由に行うことができ、電源を切っても記憶内容を保持することができる不揮発性半導体記憶装置である。
メモリセルMCは、例えばチャージトラップ型のメモリセルである。電荷蓄積膜32は、絶縁性の膜中に電荷を捕獲するトラップサイトを多数有するものであって、例えば、シリコン窒化膜を含む。
トンネル絶縁膜31は、半導体膜20から電荷蓄積膜32に電荷が注入される際、または電荷蓄積膜32に蓄積された電荷が半導体膜20へ拡散する際に電位障壁となる。トンネル絶縁膜31は、例えばシリコン酸化膜を含む。
ブロック絶縁膜33は、電荷蓄積膜32に蓄積された電荷が電極膜70へ拡散するのを防止する。また、ブロック絶縁膜33は、消去動作時における電極膜70からの電子のバックトンネリングを抑制する。
ブロック絶縁膜33は、第1ブロック膜34と第2ブロック膜35とを有する。第1ブロック膜34は、例えばシリコン酸化膜であり、電荷蓄積膜32に接している。第2ブロック膜35は、第1ブロック膜34と電極膜70との間に設けられ、電極膜70に接している。
第2ブロック膜35は、シリコン酸化膜よりも誘電率の高い膜であり、例えば金属酸化膜である。例えば、第2ブロック膜35は、アルミニウム酸化膜またはハフニウム酸化膜である。
メモリ膜30は、電極膜70の柱状部CL側の側面と、その電極膜70の側面に対向する半導体膜20の側面との間に設けられ、それら側面に接している。半導体膜20の空隙40側の側面は、空隙40に対して露出せず、メモリ膜30で覆われて保護されている。
電極膜70の側面と半導体膜20の側面との間には、それら側面間を結ぶ方向で膜が連続して設けられ、空隙40を介して積層された複数の電極膜70は、柱状部CLと物理的に結合し、その柱状部CLによって支えられている。
図1に示すように、柱状部CLの上端部にはドレイン側選択トランジスタSTDが設けられ、下端部にはソース側選択トランジスタSTSが設けられている。例えば最下層の電極膜70は、ソース側選択トランジスタSTSのコントロールゲートとして機能する。例えば最上層の電極膜70は、ドレイン側選択トランジスタSTDのコントロールゲートとして機能する。
図1に示すように、ドレイン側選択トランジスタSTDと、ソース側選択トランジスタSTSとの間には、複数のメモリセルMCが設けられている。それら複数のメモリセルMC、ドレイン側選択トランジスタSTD、およびソース側選択トランジスタSTSは、半導体膜20を通じて直列接続され、1つのメモリストリングを構成する。このメモリストリングが、X−Y面に対して平行な面方向に例えば千鳥配置され、複数のメモリセルMCがX方向、Y方向およびZ方向に3次元的に設けられている。
電極膜70間の空隙40は、後述するように、電極膜70間に形成した犠牲膜をスリットSTを通じたエッチングによって除去することで形成される。
その後、図2に示すように、絶縁膜43上に絶縁膜48を形成し、その絶縁膜48でスリットSTの上端を覆う。絶縁膜48の成膜方法として、例えば、CVD(Chemical Vapor Deposition)法などの比較的カバレッジに優れない成膜方法が選択される。このため、スリットST内には絶縁膜48が埋め込まれない。
最上層の電極膜70よりも下方に、電極膜70間の空隙40と通じる空隙が残された状態で、スリットSTの上端が閉塞される。電極膜70間の空隙40のスリットST側の開口は、絶縁膜48によってカバーされない。
図2に示す例では、スリットSTは、最上層の電極膜70の上面よりも上方の絶縁膜42、43を貫通し、さらに絶縁膜48内にも延びている。
または、図17に示すように、絶縁膜43上に形成された絶縁膜49の一部がスリットSTの上端側の一部に入り込んでもよい。絶縁膜42の下面よりも下方においてスリットSTの上端が絶縁膜49で閉塞されないようにし、電極膜70間の空隙40のスリットST側の開口が絶縁膜49でカバーされないようにする。
スリットSTをY方向に挟んで対向する電極膜70間の間隔d1は、空隙40を介して積層方向(Z方向)で隣接する複数の電極膜70間の間隔d2よりも大きい。Y方向の電極膜70間の間隔d1は、スリットSTのY方向の幅と等価である。
実施形態によれば、積層方向(Z方向)で隣接するメモリセルMCのコントロールゲート(電極膜70)の間に、空隙40が形成されている。このため、上下の電極膜70間の配線容量を低減でき、メモリセルMCの高速動作が可能となる。さらに上下の電極膜70間の容量結合による閾値変動などの隣接セル間干渉を抑制できる。
実施形態とは異なる構造として、電極膜70間に空隙40を残しつつ、スリットST内に絶縁膜を埋め込む、またはスリットSTの側壁に絶縁膜を形成する構造が考えられる。この構造では、空隙40のスリットST側の開口が絶縁膜で閉塞される。このような構造において、上下の電極膜70間の間隔が狭くなると、空隙40のスリットST側の端部に形成された絶縁膜表面に沿った上下の電極膜70間の沿面距離も短くなる。
メモリセル密度を高くするには電極膜70の積層数の増大が求められ、なおかつ積層体100の加工を容易にする観点から積層体100全体の厚さの増大は抑えることが望ましい。そのため、電極膜70の積層数の増大にともない、積層方向で隣接する電極膜70の間隔の狭小化も求められ得る。
そのような電極膜70間の間隔の狭小化は、上記絶縁膜の表面に沿った沿面距離を短くし、その絶縁膜の表面を介したマイグレーションなどの電極膜70間の電流リークの可能性を高めてしまう。
これに対して、実施形態によれば、空隙40のスリットST側の端部には絶縁膜が形成されていない。電極膜70間の空隙40がスリットSTと一体につながっている。したがって、空隙40を介して積層方向で隣接する電極膜70間の高い耐圧を確保できる。
また、図2に示す例では、空隙40の上端が最上層の電極膜70の上面よりも上の絶縁膜42、43、48内にまで延びている。したがって、スリットSTを挟んで対向する最上層の電極膜70間の、絶縁膜42、43、48の表面に沿った沿面距離は、スリットSTのY方向の幅よりも大きい。このため、スリットSTを挟んで対向する最上層の電極膜70間どうしの、スリットSTの上の絶縁膜表面を介した短絡の可能性を低減できる。
また、スリットSTをY方向に挟んで対向する電極膜70間の間隔d1は、空隙40を介して積層方向で隣接する電極膜70間の間隔d2よりも大きい。
そのため、図17に示すように、スリットSTの上端を閉塞する絶縁膜49の一部の表面(下面)が、最上層の電極膜70の上面付近に位置しても、その絶縁膜49の表面に沿った最上層の電極膜70間の沿面距離を、上下の電極膜70間の間隔d2よりは大きくできる。そのため、最上層の電極膜70間における絶縁膜49の表面を介した短絡をし難くできる。
次に、図4〜図16を参照して、第1実施形態のメモリセルアレイ1の製造方法について説明する。
図4に示すように、基板10上にソース層SLが形成され、ソース層SL上に積層体100が形成される。
ソース層SLの表面に第2犠牲膜72が形成され、その第2犠牲膜72の上に第1犠牲膜71が形成される。以降、第2犠牲膜72と第1犠牲膜71とを1層ずつ交互に積層する工程が繰り返される。例えば、第1犠牲膜71はシリコン窒化膜であり、第2犠牲膜72はシリコン酸化膜である。
最上層の第1犠牲膜71上に絶縁膜42が形成される。最上層の第1犠牲膜71は、最上層の第2犠牲膜72と、絶縁膜42との間に形成されている。
次に、図5に示すように、複数の第1犠牲膜71、複数の第2犠牲膜72、および絶縁膜42を有する積層体100に、複数のメモリホールMHが形成される。メモリホールMHは、図示しないマスクを用いたRIE法で形成される。メモリホールMHは、積層体100を貫通し、ソース層SLに達する。
複数の第1犠牲膜(シリコン窒化膜)71および複数の第2犠牲膜(シリコン酸化膜)72は、例えばフッ素を含むガスを用いたRIE法により、ガスを切り替えることなく連続してエッチングされる。これは、適切な形状のメモリホールMHを高スループットで形成することを可能にする。
メモリホールMHの側面および底には、図6に示すようにメモリ膜30が形成され、そのメモリ膜30の内側には、図7に示すようにカバー膜20aが形成される。
図8に示すように、積層体100の上面上にマスク層45が形成され、RIE法により、メモリホールMHの底に形成されたカバー膜20aおよびメモリ膜30が除去される。このRIEのとき、メモリホールMHの側面に形成されたメモリ膜30は、カバー膜20aで覆われて保護されている。したがって、メモリホールMHの側面に形成されたメモリ膜30はRIEのダメージを受けない。
マスク層45を除去した後、図9に示すように、メモリホールMH内に半導体膜20bが形成される。半導体膜20bは、カバー膜20aの側面、およびソース層SLが露出するメモリホールMHの底に形成される。
カバー膜20aおよび半導体膜20bは、例えばアモルファスシリコン膜として形成された後、熱処理により多結晶シリコン膜に結晶化される。カバー膜20aは半導体膜20bとともに、前述した半導体膜20の一部を構成する。
半導体膜20bの内側には、図10に示すように、コア膜50が形成される。メモリ膜30、半導体膜20、およびコア膜50の積層膜は、柱状部CLを構成する。
図10に示す絶縁膜42上に堆積した各膜は、CMP(Chemical Mechanical Polishing)やエッチバックにより除去される。その後、図11に示すように、絶縁膜42上に絶縁膜43が形成される。絶縁膜43は、柱状部CLを構成する積層膜の上端を覆う。
そして、図示しないマスクを用いたRIE法により、絶縁膜43、絶縁膜42、複数の第1犠牲膜71、および複数の第2犠牲膜72を含む積層体100に、複数のスリットSTを形成する。
図11に示すように、スリットSTは、柱状部CLの近傍で積層体100を貫通し、ソース層SLに達する。メモリホールMHを形成するときと同様に、複数の第1犠牲膜(シリコン窒化膜)71および複数の第2犠牲膜(シリコン酸化膜)72は、例えばフッ素を含むガスを用いたRIE法により連続してエッチングされる。
次に、スリットSTを通じて供給されるエッチング液により、第1犠牲膜71を除去する。第1犠牲膜71の除去により、図12に示すように、積層方向で隣接する第2犠牲膜72の間に空隙44が形成される。
例えば、燐酸を含むエッチング液により、シリコン窒化膜である第1犠牲膜71が除去される。第2犠牲膜72、絶縁膜42、43、およびソース層SLに対して、第1犠牲膜(シリコン窒化膜)71のエッチング選択比は十分に高い。すなわち、第2犠牲膜72、絶縁膜42、43、およびソース層SLは、燐酸に対して高いエッチング耐性をもち、エッチングされずに残る。
また、柱状部CLの最外周に設けられた図3に示すブロック膜35も燐酸に対する耐性をもち、空隙44を通じて浸入してくる燐酸による柱状部CLの側面のエッチングが抑制される。
さらに、柱状部CLの上端は絶縁膜43で覆われているため、柱状部CLの上端側からのエッチングも抑制できる。
空隙44を介して積層された複数の第2犠牲膜72は、柱状部CLによって支えられている。また、柱状部CLの下端はソース層SLおよび基板10に支えられ、上端は絶縁膜42、43に支えられている。
第1犠牲膜71を除去して形成された空隙44には、図13に示すように電極膜70が形成される。例えば、CVD(Chemical Vapor Deposition)法により、電極膜70としてタングステン膜またはモリブデン膜が形成される。スリットSTを通じてソースガスが空隙44に浸入し、空隙44に電極膜70が堆積する。
図13に示すように、第2犠牲膜72の間に電極膜70が形成される。すなわち、交互に積層された複数の電極膜70と複数の第2犠牲膜72とを含む積層体100と、積層体100を貫通して設けられた柱状部CLおよびスリットSTとを備えた被加工体が形成される。このとき、各電極膜70は、タングステン膜またはモリブデン膜の上面および下面にバリアメタル膜を有する積層構造で形成されてもよい。
次に、スリットSTを通じて供給されるエッチング液により、図13に示す被加工体における第2犠牲膜72を除去する。第2犠牲膜72の除去により、図14に示すように、積層方向で隣接する電極膜70の間に空隙40が形成される。
例えば、フッ酸を含むエッチング液により、シリコン酸化膜である第2犠牲膜72が除去される。
電極膜70、絶縁膜42、43、およびソース層SLに対して、第2犠牲膜72のエッチング選択比は十分に高い。すなわち、電極膜70、絶縁膜42、43、およびソース層SLは、フッ酸に対して高いエッチング耐性をもち、エッチングされずに残る。
また、柱状部CLの最外周に設けられたブロック膜35もフッ酸に対して耐性をもち、空隙40を通じて浸入してくるフッ酸による柱状部CLの側面のエッチングが抑制される。
さらに、柱状部CLの上端は絶縁膜43で覆われているため、柱状部CLの上端側からのエッチングも抑制できる。
空隙40を介して積層された複数の電極膜70は、柱状部CLによって支えられている。柱状部CLの下端はソース層SLおよび基板10に支えられ、上端は絶縁膜42、43に支えられている。
空隙40を形成した後、図2に示すように、スリットSTの上端を覆うように、絶縁膜43上に絶縁膜48が形成される。スリットSTの上端は絶縁膜48で閉塞される。例えば、絶縁膜48として、CVD法でシリコン酸化膜が形成される。スリットSTの間口は十分に狭く、CVDのソースガスがスリットST内に入りにくい。そのため、電極膜70間の空隙40の位置まで絶縁膜48が入り込まない。
または、図17に示すように、絶縁膜49は、スリットSTの上端側に少し入り込むにとどまり、電極膜70間の空隙40の位置まで入り込まない。
電極膜70は犠牲膜の置換によって形成されることに限らず、メモリホールMHを形成する前に基板10上に積層してもよい。
すなわち、図15に示すように、犠牲膜(シリコン酸化膜)72と、電極膜70とをソース層SL上に交互に積層する。最上層の電極膜70上には絶縁膜42が形成される。
この積層体100に対して、メモリホールMHおよび柱状部CLが形成され、さらに図16に示すように、柱状部CLの上端を覆うように、絶縁膜42上に絶縁膜43が形成される。さらに、積層体100に、ソース層SLに達するスリットSTが形成される。
そして、スリットSTを通じて供給されるエッチング液により、第2犠牲膜72を除去する。第2犠牲膜72の除去により、図14に示すように、積層方向で隣接する電極膜70の間に空隙40が形成される。
その後、スリットSTの上端を、前述した絶縁膜48または絶縁膜49で閉塞する。
次に、第2実施形態について説明する。上記第1実施形態と同じ要素には同じ符号を付し、その説明を省略する場合がある。
図18は、第2実施形態のメモリセルアレイ2の模式斜視図である。
メモリセルアレイ2は、基板10と、基板10の主面上に設けられた積層体100と、複数の柱状部CLと、複数の配線部LIと、積層体100の上に設けられた上層配線と、を有する。図18には、上層配線として、例えばビット線BLとソース層SLを示す。
柱状部CLは、積層体100内を積層方向(Z方向)に延びる円柱もしくは楕円柱状に形成されている。柱状部CLの上端は、コンタクト部Cbを介してビット線BLに接続されている。
配線部LIは、上層配線と基板10との間で、積層体100の積層方向(Z方向)およびX方向に広がり、積層体100をY方向に分離している。
図19は、メモリセルアレイ2の模式断面図である。
積層体100は、基板10の主面上に積層された複数の電極膜70を有する。複数の電極膜70が、空隙40を介して、所定周期で、基板10の主面に対して垂直な方向(Z方向)に積層されている。
基板10の主面と、最下層の電極膜70との間には、絶縁膜41が設けられている。絶縁膜41は、基板10の主面(表面)および最下層の電極膜70に接している。
最上層の電極膜70上に絶縁膜42が設けられ、その絶縁膜42上に絶縁膜43が設けられている。最上層の電極膜70は絶縁膜42に接している。
図20は、図19における一部の拡大断面図である。
柱状部CLは、第1実施形態と同様に、メモリ膜30と、半導体膜20と、コア膜50とを有する積層膜である。半導体膜20の上端は、図18に示すコンタクト部Cbを介してビット線BLに接続している。
半導体膜20、メモリ膜30、および電極膜70は、メモリセルMCを構成する。図20において1つのメモリセルMCを破線で模式的に表す。メモリセルMCは、半導体膜20の周囲を、メモリ膜30を介して、電極膜70が囲んだ縦型トランジスタ構造を有する。
図18に示すように、柱状部CLの上端部にはドレイン側選択トランジスタSTDが設けられ、下端部にはソース側選択トランジスタSTSが設けられている。例えば最下層の電極膜70は、ソース側選択トランジスタSTSのコントロールゲートとして機能する。例えば最上層の電極膜70は、ドレイン側選択トランジスタSTDのコントロールゲートとして機能する。
ドレイン側選択トランジスタSTDと、ソース側選択トランジスタSTSとの間には、複数のメモリセルMCが設けられている。それら複数のメモリセルMC、ドレイン側選択トランジスタSTD、およびソース側選択トランジスタSTSは、半導体膜20を通じて直列接続され、1つのメモリストリングを構成する。このメモリストリングが、X−Y面に対して平行な面方向に例えば千鳥配置され、複数のメモリセルMCがX方向、Y方向およびZ方向に3次元的に設けられている。
積層体100をY方向に分離する配線部LIのY方向の両側面は、図18、19に示すように、スリット(第2空隙)STaに隣接している。スリットSTaは、配線部LIの側面と、積層体100との間に設けられている。スリットSTaは、積層方向(Z方向)に延び、基板10に達する。さらに、スリットSTaは、配線部LIの側面に沿ってX方向に延びている。
配線部LIは、例えばタングステンを主成分として含む金属膜である。その配線部LIの上端は、積層体100の上に設けられた図18に示すソース層SLに接続されている。配線部LIの下端は、図19に示すように、基板10に接している。また、半導体膜20の下端は基板10に接している。基板10は、例えば、不純物がドープされ導電性をもつシリコン基板である。したがって、半導体膜20の下端は、基板10および配線部LIを介して、ソース層SLと電気的に接続可能となっている。
配線部LIの下端が接する基板10の表面には、図19に示すように、半導体領域81が形成されている。複数の配線部LIに対応して複数の半導体領域81が設けられている。複数の半導体領域81は、p型の半導体領域81とn型の半導体領域81を含む。p型の半導体領域81は、消去動作時に、基板10を介して半導体膜20に正孔を供給する。読み出し動作時には、配線部LIから、n型の半導体領域81および基板10を介して半導体膜20に電子が供給される。
基板10の表面(主面)上に絶縁膜41を介して設けられた最下層の電極膜70に与える電位制御により、半導体領域81と半導体膜20の下端との間における基板10の表面にチャネルを誘起し、半導体領域81と半導体膜20の下端との間に電流を流すことができる。
最下層の電極膜70は基板10の表面にチャネルを誘起するためのコントロールゲートとして機能し、絶縁膜41はゲート絶縁膜として機能する。基板10の表面と最下層の電極膜70との間は空隙ではなく、空気よりも誘電率の高い絶縁膜41であるため、最下層の電極膜70と、基板10の表面との容量結合による高速駆動が可能である。
一方、積層方向(Z方向)で隣り合うメモリセルMCのコントロールゲート(電極膜70)の間には空隙40が形成されている。このため、上下の電極膜70間の配線容量を低減でき、メモリセルMCの高速動作が可能となる。さらに上下の電極膜70間の容量結合による閾値変動などの隣接セル間干渉を抑制できる。
配線部LIの側面と積層体100との間も空隙化され、配線部LIの側面と積層体100との間にスリットSTaが形成されている。スリットSTaは、電極膜70間の空隙40と連通している。
絶縁膜43上には絶縁膜47が設けられ、その絶縁膜47の一部はスリットSTaの上端を閉塞している。絶縁膜47として例えばCVD法でカバレッジの低いシリコン酸化膜を形成することで、スリットSTa内が絶縁膜47で埋まってしまうことを防げる。
最上層の電極膜70よりも下方に、電極膜70間の空隙40と通じる空隙が残された状態で、スリットSTaの上端が閉塞される。電極膜70間の空隙40のスリットSTa側の開口は、絶縁膜47によってカバーされない。
スリットSTaは、最上層の電極膜70の上面よりも上方の絶縁膜内にも延びている。図19に示す例では、スリットSTaの上端と絶縁膜47との境界は、絶縁膜42と絶縁膜43との境界付近に図示されているが、スリットSTaは絶縁膜43よりも上方の絶縁膜47中にまで延びていてもよい。
スリットSTaのY方向の幅は、配線部LIの側面と、その側面にスリットSTaを挟んで対向する電極膜70との間の間隔d1(図20に示す)と等価である。そのスリットSTaのY方向の幅は、空隙40を介して積層方向(Z方向)で隣接する複数の電極膜70間の間隔d2よりも大きい。
第2実施形態においても、第1実施形態と同様、空隙40のスリットSTa側の端部には絶縁膜が形成されていない。電極膜70間の空隙40がスリットSTaと一体につながっている。したがって、積層方向で隣接する電極膜70間の間隔d2が狭小化しても、それら電極膜70間の高い耐圧を確保できる。
また、スリットSTaの上端が最上層の電極膜70の上面よりも上の絶縁膜内にまで延びているため、スリットSTaを挟んで対向する最上層の電極膜70と、配線部LIの側面との間の、絶縁膜表面に沿った沿面距離は、スリットSTaのY方向の幅よりも大きい。このため、スリットSTaを挟んで対向する最上層の電極膜70と、配線部LIの側面との間の、スリットSTa上の絶縁膜表面を介した短絡の可能性を低減できる。
また、スリットSTaのY方向の幅は、空隙40を介して積層方向で隣接する電極膜70間の間隔よりも大きい。そのため、スリットSTaの上端を閉塞する絶縁膜47の一部の表面(下面)が、最上層の電極膜70の上面付近に位置しても、その絶縁膜47の表面に沿った最上層の電極膜70と、配線部LIの側面との間の沿面距離を、上下の電極膜70間の間隔よりは大きくできる。そのため、最上層の電極膜70と配線部LIの側面との間における絶縁膜47の表面を介した短絡をし難くできる。
次に、図21〜図30(b)を参照して、第2実施形態のメモリセルアレイ2の製造方法について説明する。
積層体100として、電極膜70と犠牲膜72とを基板10上に1層ずつ交互に積層する。図21に示すように、基板10の主面上に絶縁膜41が形成され、その絶縁膜41上に最下層の電極膜70が形成される。その最下層の電極膜70の上に、犠牲膜72と電極膜70とが交互に積層されていく。最上層の電極膜70上には絶縁膜42が形成される。電極膜70は、例えば、タングステン膜またはモリブデン膜である。犠牲膜72は、例えばシリコン酸化膜である。
第1実施形態と同様、積層体100に図22に示す柱状部CLを形成した後、絶縁膜42上に絶縁膜43を形成する。絶縁膜43は柱状部CLの上端を覆う。
この積層体100にスリットSTが形成される。スリットSTは、柱状部CLの近傍で積層体100を貫通し、基板10に達する。スリットSTの底の基板10の表面には、n型の半導体領域81またはp型の半導体領域81が形成される。図22に示す積層体100において、電極膜70は第1実施形態と同様、スリットSTを通じた犠牲膜の置換によって形成されてもよい。
図23に示すように、スリットSTの底および側面に、コンフォーマルに犠牲膜64が形成される。スリットSTの底の犠牲膜64は例えばRIE法で除去され、犠牲膜64の内側のスリットST内に、図24に示すように配線部LIが埋め込まれる。スリットST内で、配線部LIの側面に犠牲膜64が形成されている。
配線部LIは、例えばタングステンを含む。犠牲膜64は、例えば、BSG(Boron-Silicate Glass)膜、またはシリコン窒化膜である。または、犠牲膜64は、配線部LIの側面に形成されたシリコン酸化膜と、そのシリコン酸化膜の側面に形成されたシリコン窒化膜との積層膜である。
積層体100の上面上には、図25(b)に示すように、カバー膜110が形成される。図25(a)は、図25(b)の上面図である。カバー膜110は、配線部LIの上端および犠牲膜64の上端を覆う。配線部LIの上端および犠牲膜64の上端は、カバー膜110に接している。
カバー膜110の上に、図26(a)に示すように、レジスト膜111が形成される。そのレジスト膜111には選択的にスリット111aが形成され、そのスリット111aの底にカバー膜110の一部が露出する。
図26(b)は、図26(a)におけるA−A’断面図である。
スリット111aは、配線部LIが延びる方向(図18のX方向)に対して交差する方向(図18のY方向)に延びている。
そのレジスト膜111をマスクにしてカバー膜110がエッチングされ、その後、レジスト膜111は除去される。レジスト膜111のスリット111aがカバー膜110に転写され、図27(a)に示すように、カバー膜110にスリット110aが形成される。
図27(b)は、図27(a)におけるA−A’断面図である。
スリット110aは、配線部LIが延びる方向(図18のX方向)に対して交差する方向(図18のY方向)に延びている。複数のスリット110aが、配線部LIが延びる方向に互いに離間して並んでいる。スリット110aの底に、配線部LIの一部および犠牲膜64の一部が露出する。
そして、犠牲膜64をエッチングして除去する。スリット110aに露出する犠牲膜64の上端からエッチング液によるエッチングが進行していく。
犠牲膜64がシリコン窒化膜である場合、燐酸を含むエッチング液でシリコン窒化膜を除去することができる。犠牲膜64がシリコン酸化膜またはBSG膜である場合、フッ酸を含むエッチング液でそれら膜を除去することができる。
配線部LI、電極膜70、絶縁膜41、42、43、カバー膜110、および基板10に対して、犠牲膜64のエッチング選択比は十分に高い。すなわち、配線部LI、電極膜70、絶縁膜41、42、43、カバー膜110、および基板10は、燐酸およびフッ酸に対して高いエッチング耐性をもち、エッチングされずに残る。
犠牲膜64が除去され、図28(b)に示すように、配線部LIの側面と積層体100との間にスリットSTaが形成される。
図28(b)は、図28(a)のA−A’断面図であり、カバー膜110がないスリット110aの下の積層体100の断面を表す。
図29は、図28(a)のB−B’断面図であり、カバー膜110で覆われた領域の積層体100の断面を表す。
カバー膜110のスリット110aに露出する犠牲膜64の上端側から深さ方向にエッチングが進行するとともに、配線部LIが延びる方向(X方向)にもエッチング液による犠牲膜64の浸食が進行していく。
図28(a)および図29に示すように、配線部LIの上面の一部は、選択的に残っているカバー膜110に接している。スリットSTaの形成により配線部LIは積層体100からの支えを失うが、配線部LIの上端および下端が、それぞれカバー膜110と基板10に支えられ、配線部LIは倒壊しない。
電極膜70間の犠牲膜72が、配線部LIの側面の犠牲膜64と同じ材料の場合、犠牲膜64のエッチングのときに、続けて犠牲膜72を除去することも可能である。この場合、柱状部CLの上部側面が長時間エッチング液にさらされ、エッチングされてしまう懸念がある。犠牲膜64のエッチングのときの時間を調整することで、少なくとも柱状部CLの周囲に電極膜70間の犠牲膜72を残すことができる。
電極膜70間の犠牲膜72は、スリットSTaを形成した後、そのスリットSTaを通じて供給されるエッチング液により除去することができる。犠牲膜72の除去により、図30(b)に示すように、上下で隣接する電極膜70の間に、スリットSTaに通じる空隙40が形成される。
図30(b)は、図30(a)のA−A’断面図である。
例えば、フッ酸を含むエッチング液により、シリコン酸化膜である犠牲膜72が除去される。カバー膜110、電極膜70、絶縁膜41、42、43、および基板10は、エッチングされずに残る。
空隙40を形成した後、図19に示すように、カバレッジの低い絶縁膜47をカバー膜110上および絶縁膜43上に形成し、その絶縁膜47の一部でスリットSTaの上端を閉塞する。
次に、第3〜5実施形態について説明する。第3〜5実施形態は、上記第1実施形態および第2実施形態のいずれにも適用できる。
図31は、第3実施形態の半導体装置のメモリセルMCの模式断面図である。
ブロック絶縁膜33および電荷蓄積膜32は、積層体100の積層方向に連続せずに、分離している。トンネル絶縁膜31、半導体膜20、およびコア膜50は、積層方向に連続して延びている。
電極膜70とトンネル絶縁膜31との間には、ブロック絶縁膜33および電荷蓄積膜32が設けられている。電極膜70間の空隙40とトンネル絶縁膜31との間には、ブロック絶縁膜33および電荷蓄積膜32は設けられず、空隙40がトンネル絶縁膜31まで延びている。
電荷蓄積膜32が積層方向で分離しているため、電荷蓄積膜32に蓄積された電荷が積層方向に抜けず、メモリセルMCの電荷保持特性に優れる。
空隙40は電極膜70間の犠牲膜をエッチングして形成される。犠牲膜がエッチングされ除去されると、空隙40に第2ブロック膜35が露出する。その第2ブロック膜35を、スリットST(またはSTa)、および空隙40を通じて供給されるエッチング液によってエッチングする。
第2ブロック膜35のエッチングにより、第2ブロック膜35が積層方向で分断され、空隙40に第1ブロック膜34が露出する。その第1ブロック膜34を、スリットST(またはSTa)、および空隙40を通じて供給されるエッチング液によってエッチングする。
第1ブロック膜34のエッチングにより、第1ブロック膜34が積層方向で分断され、空隙40に電荷蓄積膜32が露出する。その電荷蓄積膜32を、スリットST(またはSTa)、および空隙40を通じて供給されるエッチング液によってエッチングし、電荷蓄積膜32は積層方向に分断される。
ブロック絶縁膜33および電荷蓄積膜32のエッチングにより、メモリ膜30において空隙40に対向する側面が半導体膜20側に後退する。
したがって、メモリ膜30の空隙40に隣接する表面に沿った上下の電極膜70間の沿面距離が、上下の電極膜70間の間隔よりも大きくなる。これは、上下の電極膜70間のメモリ膜30の表面を介した短絡をし難くする。
図32は、第4実施形態の半導体装置の階段部3の模式断面図である。
階段部3は、上記メモリセルアレイ1(または2)の外側の領域に設けられている。メモリセルアレイ1(または2)と、階段部3は同じ基板10上に設けられている。
階段部3にも、空隙40を介して積層された複数の電極膜70が設けられている。階段部3は、図1に示すメモリセルアレイ1、または図18に示すメモリセルアレイ2の電極膜70の例えばX方向の端部に設けられている。それら電極膜70の端部が、階段部3で階段状に形成されている。
絶縁膜83が、複数の電極膜70の階段状の端部を覆っている。階段部3には複数のコンタクトビア85が設けられている。それぞれのコンタクトビア85は、絶縁膜83を貫通し、各段の電極膜70に達している。
コンタクトビア85は金属を含む導電膜で形成され、それぞれのコンタクトビア85は各段の電極膜70と電気的に接続されている。それぞれのコンタクトビア85は、絶縁膜83の上に設けられた図示しない上層配線と接続されている。
階段部3の各層の電極膜70は、メモリセルアレイ1(または2)の各層の電極膜70と一体につながっている。したがって、メモリセルアレイ1(または2)の電極膜70は、階段部3のコンタクトビア85を介して上層配線と接続されている。その上層配線は、例えば基板10の表面に形成された制御回路と接続され、その制御回路はメモリセルアレイ1(または2)の動作を制御する。
空隙40を形成するエッチングのとき、または空隙40を形成したエッチングの後、絶縁膜83の空隙40に隣接する表面83aもエッチングする。その絶縁膜83の表面83aは、エッチング液によって等方的にエッチングされる。このエッチングにより、絶縁膜83の空隙40に隣接する表面83aは、階段状の電極膜70の端から遠ざかる方向に後退する。
したがって、絶縁膜83の空隙40に隣接する表面83aに沿った、上下の電極膜70間の沿面距離は、上下の電極膜70間の間隔よりも大きくなる。これは、上下の電極膜70間の絶縁膜83の表面83aを介した短絡をし難くする。
図33は、第5実施形態の半導体装置のメモリセルMCの模式断面図である。
電極膜70において、空隙40およびスリットST(またはSTa)に対向する表面に、電極膜70とは異なる材料の保護膜86が設けられている。
保護膜86は、絶縁性または疎水性である。このような保護膜86は、空隙40を介して対向する電極膜70間の短絡、または図19に示す配線部LIと電極膜70との間の短絡を防ぐ。また、保護膜86は、電極膜70の表面を腐食や酸化から保護する。
保護膜86は、例えばシリコン酸化膜である。または、電極膜70の表面は、例えば炭化水素やフルオロカーボンを用いて疎水化処理され、保護膜86は例えば、炭素、フッ素、および水素の少なくともいずれかを含む。または、保護膜86は、チタンを含む。チタンは吸湿性および吸酸素性に優れ、チタンを含む保護膜86は、空隙40内の湿度および酸素濃度を低減し、水分を介した電極膜70間の短絡、および電極膜70表面の酸化を防ぐ。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1,2…メモリセルアレイ、3…階段部、10…基板、20…半導体膜、30…メモリ膜、31…トンネル絶縁膜、32…電荷蓄積膜、33…ブロック絶縁膜、40…空隙、41〜43,47〜49,83…絶縁膜、70…電極膜、71…第1犠牲膜、72…第2犠牲膜、86…保護膜、100…積層体、ST,STa…スリット、LI…配線部

Claims (5)

  1. 基板と、
    前記基板上に設けられ、第1空隙を介して積層された複数の電極膜を有する積層体と、
    前記積層体の積層方向に延び、前記積層体を前記積層方向に対して交差する第1方向に分離し、前記第1空隙に通じる第2空隙と、
    前記積層体の上に設けられ、前記第2空隙の上端を覆う第1絶縁膜と、
    前記積層体内を前記積層方向に延びる半導体膜と、
    電荷蓄積膜を有する積層膜であって、前記電極膜の側面と、前記電極膜の前記側面に対向する前記半導体膜の側面との間に設けられ、前記電極膜の前記側面および前記半導体膜の前記側面に接する積層膜と、
    前記複数の電極膜の階段状の端部を覆う第2絶縁膜と、
    前記第2絶縁膜内を前記積層方向に延び、前記複数の電極膜の前記階段状の端部に達する複数のコンタクトビアと、
    を備え
    前記階段状の端部における前記コンタクトビアが配置された部分の上面は、前記第1空隙を介さずに前記第2絶縁膜で直接覆われている半導体装置。
  2. 基板と、
    前記基板上に設けられ、第1空隙を介して積層された複数の電極膜を有する積層体と、
    前記積層体の積層方向に延び、前記積層体を前記積層方向に対して交差する第1方向に分離し、前記第1空隙に通じる第2空隙と、
    前記積層体の上に設けられ、前記第2空隙の上端を覆う第1絶縁膜と、
    前記積層体内を前記積層方向に延びる半導体膜と、
    電荷蓄積膜を有する積層膜であって、前記電極膜の側面と、前記電極膜の前記側面に対向する前記半導体膜の側面との間に設けられ、前記電極膜の前記側面および前記半導体膜の前記側面に接する積層膜と、
    前記積層方向に延び、前記基板に接し、前記積層体を前記第1方向に分離する配線部と、
    を備え、
    前記第2空隙は、前記配線部の側面に隣接して前記積層方向に延びている半導体装置。
  3. 前記第2空隙を前記第1方向に挟んで対向する前記複数の電極膜間の間隔は、前記第1空隙を介して前記積層方向で隣接する前記複数の電極膜間の間隔よりも大きい請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記電荷蓄積膜は、前記積層膜の前記第1空隙に隣接する部分で前記積層方向に分断されている請求項1〜3のいずれか1つに記載の半導体装置。
  5. 前記複数の電極膜の端部を覆う第2絶縁膜前記第1空隙に隣接する表面に沿った前記複数の電極膜間の沿面距離は、前記積層方向で隣接する前記複数の電極膜間の間隔よりも大きい請求項1〜のいずれか1つに記載の半導体装置。
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