JP2021089905A - 半導体記憶装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電荷保持膜のプロセスダメージを回避できる半導体記憶装置を提供する。【解決手段】半導体記憶装置は、第1方向に積層された複数の第1電極層と、前記複数の第1電極層から見て前記第1方向に積層された複数の第2電極層と、前記複数の第1電極層を前記第1方向に貫く第1柱状体と、前記複数の第2電極層を前記第1方向に貫き、前記第1柱状体に接続された第2柱状体と、前記第1柱状体と前記第2柱状体との間の接続部を囲む島状のスペーサ膜と、を備える。【選択図】図1
Description
実施形態は、半導体記憶装置に関する。
メモリセルを3次元配置した半導体記憶装置の開発が進められている。例えば、NAND型不揮発性記憶装置は、導電層上に積層された複数の電極層と、複数の電極層を貫いて延びるメモリホール内に設けられた半導体膜および電化保持膜を含み、メモリホールが電極層を貫く部分にメモリセルが配置される。このような記憶装置は、電極層の積層数を増やすことにより、その記憶容量を大きくすることができる。しかしながら、電極層の積層数が増えると共に、複数の電極層を貫くメモリホールを形成することが難しくなる。
これに対し、複数の第1電極層を貫く第1メモリホールを形成し、さらに、第1電極層上に積層された複数の第2電極層を貫き、第1メモリホールに連通する第2メモリホールを形成する方法を用いることができる。これにより、積層数が大きい電極層を貫くメモリホールを形成するためのエッチングの難度は軽減されるが、第2メモリホールの位置ずれに起因して、第1メモリホール内に形成された電荷保持膜が、プロセスダメージを受ける場合がある。
実施形態は、電荷保持膜のプロセスダメージを防ぐことができる半導体記憶装置を提供する。
実施形態に係る半導体記憶装置は、第1方向に積層された複数の第1電極層と、前記複数の第1電極層から見て前記第1方向に積層された複数の第2電極層と、前記複数の第1電極層を前記第1方向に貫く第1柱状体と、前記複数の第2電極層を前記第1方向に貫き、前記第1柱状体に接続された第2柱状体と、前記第1柱状体と前記第2柱状体との間の接続部を囲む島状のスペーサ膜と、を備える。
以下、実施の形態について図面を参照しながら説明する。図面中の同一部分には、同一番号を付してその詳しい説明は適宜省略し、異なる部分について説明する。なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
さらに、各図中に示すX軸、Y軸およびZ軸を用いて各部分の配置および構成を説明する。X軸、Y軸、Z軸は、相互に直交し、それぞれX方向、Y方向、Z方向を表す。また、Z方向を上方、その反対方向を下方として説明する場合がある。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る記憶装置1を模式的に示す斜視図である。記憶装置1は、例えば、NAND型フラシュメモリ装置であり、3次元配置されたメモリセルを含む。なお、図1では、記憶装置1の構造を示すために、絶縁膜を省略している。
図1は、第1実施形態に係る記憶装置1を模式的に示す斜視図である。記憶装置1は、例えば、NAND型フラシュメモリ装置であり、3次元配置されたメモリセルを含む。なお、図1では、記憶装置1の構造を示すために、絶縁膜を省略している。
図1に示すように、記憶装置1は、複数の第1電極層(以下、選択ゲートSGSおよびワード線WL1)と、複数の第2電極層(以下、ワード線WL2および選択ゲートSGD)と、柱状体PB1と、柱状体PB2と、を含む。
選択ゲートSGS、ワード線WL1、ワード線WL2および選択ゲートSGDは、例えば、ソース層SLの上に積層される。ソース層SLは、例えば、シリコン基板(図示しない)に設けられたP形ウェルである。また、ソース層SLは、シリコン基板上に層間絶縁膜(図示しない)を介して設けられた金属層やポリシリコン層であっても良い。
第1柱状体PB1は、選択ゲートSGSおよびワード線WL1を貫いて、積層方向(Z方向)に延びる。第2柱状体PB2は、ワード線WL2および選択ゲートSGDを貫いてZ方向に延びる。
記憶装置1は、スペーサ膜20と、ビット線BLと、をさらに備える。スペーサ膜20は、柱状体PB1と柱状体PB2との間の接続部JP(図2参照)を島状に囲むように設けられる。言い換えると、第1柱状体PB1と第2柱状体PB2との間に配置されるスペーサ膜20は、隣接する第1柱状体PB1と第2柱状体PB2との間に配置されるスペーサ膜20とは分離されて配置される。ビット線BLは、柱状体PB2に含まれる半導体膜SF(図2参照)に接続プラグVBを介して電気的に接続される。
図2は、第1実施形態に係る記憶装置1を示す模式断面図である。図2には、柱状体PB1およびPB2の断面構造が示されている。
図2に示すように、記憶装置1は、メモリ膜MFと、半導体膜SFと、絶縁性コアCAと、を含む。メモリ膜MF、半導体膜SFおよび絶縁性コアCAは、選択ゲートSGS、ワード線WL1、ワード線WL2および選択ゲートSGDを貫いてZ方向に延在する。例えば、メモリ膜MF、半導体膜SFおよび絶縁性コアCAを一体と見なせば、柱状体PB1は、接続部JPよりも下の部分であり、柱状体PB2は、接続部JPよりも上の部分である。
絶縁性コアCAは、例えば、Z方向に延びる酸化シリコンである。半導体膜SFは、例えば、ポリシリコン膜であり、絶縁性コアCAを覆うように設けられる。半導体膜SFは、柱状体PB1の底面においてソース層SLに接する。
メモリ膜MFは、半導体膜SFの側面を覆うように設けられる。メモリ膜MFは、電荷保持機能を有する絶縁膜である。例えば、メモリセルMCは、柱状体PB1とワード線WL1とが交差する部分、および、柱状体PB2とワード線WL2とが交差する部分に設けられる。メモリ膜MFは、ワード線WL1と半導体膜SFとの間、および、ワード線WL2と半導体膜SFとの間にそれぞれ位置する部分を含み、メモリセルMCの電荷保持部として機能する。なお、メモリ膜MFは、導電性膜の周りを絶縁膜で取り囲んだフローティングゲート構造としてもよい。
記憶装置1は、層間絶縁膜13、15、23および25を含む。層間絶縁膜13は、ソース層SLと選択ゲートSGSとの間に設けられ、層間絶縁膜15は、隣接するワード線WL1の間に設けられる。層間絶縁膜23は、ワード線WL1とワード線WL2との間において、スペーサ膜20を囲むように設けられる。層間絶縁膜15は、隣接するワード線WL2の間に設けられる。
図2に示すように、スペーサ膜20は、柱状体PB1と柱状体PB2との間の接続部JPを囲むように設けられる。例えば、スペーサ膜20のX方向における幅WS1は、第1柱状体PB1のワード線WL1を貫く部分における幅WT1より大きい。 また、接続部JPのX方向における最小幅WJは、柱状体PB1のワード線WL1を貫く部分における幅WT1よりも狭い。ここで、柱状体PB1の幅WT1は、複数のワード線WL1のうちの接続部に最近接したワード線WL1を貫く部分の幅である。
また、接続部JPの最小幅WJ1は、柱状体PB1の幅WB1よりも狭い。柱状体PB1の幅WB1は、例えば、柱状体PB1の下端に最も近接したワード線WL1もしくは選択ゲートSGSを貫く部分の幅である。この例では、幅WB1は、選択ゲートSGSを貫く部分の幅である。
例えば、柱状体PB1および接続部JPのX−Y断面が略円形であれば、接続部JPの外径WJ1は、柱状体PB1の外径WT1およびWB1よりも小さい。
次に、図3〜図10を参照して、第1実施形態に係る記憶装置1の製造方法を説明する。図3(a)〜図6(b)、図7、図8(a)、図8(b)、図9および図10は、記憶装置1の製造過程を示す模式断面図である。
図3(a)に示すように、ソース層SLの上に層間絶縁膜13、15、23および犠牲膜17を積層する。層間絶縁膜15および犠牲膜17は、層間絶縁膜13の上に交互に積層される。さらに、複数の犠牲膜17のうちの最も上に位置する犠牲膜17Tの上に層間絶縁膜23を形成する。層間絶縁膜13、15および23は、例えば、シリコン酸化膜である。犠牲膜17は、例えば、シリコン窒化膜である。
続いて、層間絶縁膜23の上面からソース層SLに至る深さを有するメモリホールMH1を形成する。メモリホールMH1は、例えば、RIE(Reactive Ion Etching)を用いて層間絶縁膜13、15、23および犠牲膜17を選択的に除去することにより形成される。
図3(b)に示すように、メモリホールMH1を埋め込むように、犠牲膜33を形成する。犠牲膜33は、例えば、CVD(Chemical Vapor Deposition)を用いて形成されるアモルファスシリコン膜である。
図4(a)に示すように、犠牲膜33をエッチバックし、メモリホールMH1の上部にリセス部RCを形成する。リセス部RCは、その底面が犠牲膜17Tよりも上方のレベルに位置するように形成される。
図4(b)に示すように、例えば、等方性のドライエッチングを用いて層間絶縁膜23をエッチングし、リセス部RCを横方向に拡張する。つまり、リセス部RCの幅は、メモリホールMH1の幅より大きい。また、メモリホールMH1のX−Y断面が、例えば、略円形であれば、リセス部RCの中心は、メモリホールMHの中心と一致する。
図5(a)に示すように、リセス部RCの内面を覆うスペーサ膜20を形成する。スペーサ膜20には、犠牲膜33とは異なる材料を用いる。スペーサ膜20には、例えば、酸化シリコン(SiO2)、酸化アルミニウム(Al2O3)、酸化ハフニウム(HfO)、窒化シリコン(SiN)、不純物を添加したポリシリコン、不純物を添加したアモルファスシリコンもしくは炭化シリコン(SiC)を用いることができる。
図5(b)に示すように、リセス部RCの内壁に接する部分を残して、スペーサ膜20をエッチバックする。例えば、異方性RIEを用いて層間絶縁膜23の上面に堆積された部分および犠牲膜33の上に堆積された部分を除去する。これにより、例えば、リセス部RCの内壁に沿ったリング状のスペーサ膜20が残される。
層間絶縁膜23の上に堆積されるスペーサ膜20の厚さTS(図5(a)参照)は、リセス部RCの内部に空間を残し、且つ、エッチング後のリセス部RCの最小幅WJ2が、メモリホールMH1の幅WT2およびWB2よりも狭くなるように設定される。ここで、メモリホールMH1のX−Y断面が略円形であるとすれば、最初幅WJ2は、リング状のスペーサ膜20の内径である。また、メモリホールMH1の幅WT2は、犠牲膜17Tを貫く部分の内径であり、幅WB2は、メモリホールMH1の底面に最近接した犠牲膜17Bを貫く部分の内径である。
図6(a)に示すように、犠牲膜35をリセス部RCを埋め込むように形成する。犠牲膜35は、例えば、アモルファスシリコン膜である。
図6(b)に示すように、例えば、CMP(Chemical Mechanical Polishing)を用いて犠牲膜35を研磨し、層間絶縁膜23を露出させる。これにより、犠牲膜35のうちのリセス部RCを埋め込んだ部分を残して、犠牲膜35を除去することができる。
図7に示すように、層間絶縁膜23および犠牲膜35の上に層間絶縁膜25および犠牲膜27を交互に積層する。層間絶縁膜25は、例えば、シリコン酸化膜であり、犠牲膜27は、例えば、シリコン窒化膜である。さらに、複数の層間絶縁膜25のうちの最上層である層間絶縁膜25Tの上面から犠牲膜35に連通するメモリホールMH2を形成する。
図8(a)に示すように、メモリホールMH2を介して、犠牲膜35および犠牲膜33を選択的に除去し、メモリホールMH1とメモリホールMH2とが一体となったメモリホールMHを形成する。その後、メモリホールMHの内面上にメモリ膜MFを形成する。
ワード線WLの積層数が多い場合は、このように、メモリホールMH1とメモリホールMH2を別々に形成し、最終的に1つのメモリホールMHとすることが好ましい。これにより、多数のワード線WLを貫くメモリホールMHを形成する際のエッチング等の難度を軽減することができる。
図8(b)は、メモリホールMHのX−Y断面を示す模式図である。図8(b)に示すように、メモリ膜MFは、メモリホールMHの内面上に、ブロック絶縁膜FL1、電荷保持膜FL2およびトンネル絶縁膜FL3を順に積層した構造を有する。ブロック絶縁膜FL1およびトンネル絶縁膜FL3は、例えば、シリコン酸化膜である。電荷保持膜FL2は、例えば、シリコン窒化膜である。ブロック絶縁膜FL1は、例えば、金属酸化物を含んでも良い。
図9に示すように、メモリホールMHの底面において、メモリ膜MFのうちのソース層SL上に形成された部分を選択的に除去する。メモリ膜MFは、例えば、異方性RIEを用いて選択的に除去される。
図10に示すように、半導体膜SFを、メモリ膜MFが形成されたメモリホールMHの内面を覆うように形成する。半導体膜SFは、例えば、ポリシリコン膜であり、メモリ膜MFに接するように形成される。また、半導体膜SFは、メモリホールMHの底面において、ソース層SLに接する。
さらに、メモリホールMHの内部を埋め込むように、絶縁性コアCAを形成する。絶縁性コアCAは、例えば、CVDを用いて堆積される酸化シリコンである。さらに、犠牲膜17および25を選択的に除去し、金属層に置き換えることにより、ワード線WL1、WL2、選択ゲートSGSおよびSGDを形成する。
図11(a)および(b)は、第1実施形態に係る記憶装置1の特性を示す模式断面図である。図11(a)は、比較例に係る記憶装置2において、メモリ膜MFを選択的に除去する過程を示す模式断面図である。図11(b)は、記憶装置1のメモリ膜MFを選択的に除去する過程を示す模式断面図である。
図11(a)に示すように、記憶装置2は、スペーサ膜20を含まない。さらに、図11(a)には、メモリホールMH1に対して、メモリホールMH2が位置ずれしている状態を示している。
図11(a)に示すように、メモリホールMH1の内壁の一部が、メモリホールMH2の位置ずれにより、メモリホールMH2を通して露出されている。このような状態において、メモリホールMH2の開口側からRIEによりメモリ膜MFを除去すると、メモリホールMH1の内壁の一部がイオン衝撃を受ける。このため、メモリホールMH1の内壁上に形成されたメモリ膜MFの一部にダメージ領域が形成され、メモリセルMCにおける電荷保持機能の劣化、および、リーク電流の増加などの不具合を生じさせる。
これに対し、図11(b)に示す記憶装置1では、スペーサ膜20によりメモリホールMH1の内壁が遮蔽され、メモリホールMH2の開口側からは見えない構成となっている。このため、メモリホールMH1の内壁上に形成されたメモリ膜は、ソース層SL上のメモリ膜MFの除去の際に、スペーサ膜20により保護される。また、スペーサ膜20の表面上に形成されたメモリ膜MFの一部は、イオン衝撃によりダメージを受けるが、この領域に設けられたメモリ膜MFは電気的に機能しないので、記憶装置1の動作に影響することはない。
このように、本実施形態に係る記憶装置1では、メモリホールMH1とメモリホールMH2との間の接続部にスペーサ膜20を設けることにより、メモリホールMH1の内壁上に形成されるメモリ膜MFを保護し、メモリセルMCの特性の劣化を防ぐことができる。
また、図11(b)に示すように、メモリホールMH2がメモリホールMH1に対して位置ずれした場合、メモリホールMH1とメモリホールMH2とをつなぐ開口の幅が狭くなる。このため、メモリホールMHの内面にメモリ膜MFおよび半導体膜SFを形成する過程(図10参照)において、メモリホールMH1とメモリホールMH2との間が閉塞される恐れがある。したがって、メモリホールMH1のX方向およびY方向の幅(例えば、内径)は、メモリホールMH2のX方向およびY方向の幅よりも広く形成されることが好ましい。言い換えれば、柱状体PB1のX方向およびY方向の幅(例えば、外径)は、柱状体PB2のX方向およびY方向の幅よりも広いことが好ましい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1、2…記憶装置、 13、15、23、25、25T…層間絶縁膜、 17、17B、17T、27、33、25…犠牲膜、 20…スペーサ膜、 BL…ビット線、 CA…絶縁性コア、 FL1…ブロック絶縁膜、 FL2…電荷保持膜、 FL3…トンネル絶縁膜、 JP…接続部、 MC…メモリセル、 MF…メモリ膜、 MH、MH1、MH2…メモリホール、 PB1、PB2…柱状体、 RC…リセス部、 SF…半導体膜、 WL、WL1、WL2…ワード線、 SGD、SGS…選択ゲート、 SL…ソース層、 VB…接続プラグ
Claims (7)
- 第1方向に積層された複数の第1電極層と、
前記複数の第1電極層から見て前記第1方向に積層された複数の第2電極層と、
前記複数の第1電極層を前記第1方向に貫く第1柱状体と、
前記複数の第2電極層を前記第1方向に貫き、前記第1柱状体に接続された第2柱状体と、
前記第1柱状体と前記第2柱状体との間の接続部を囲む島状のスペーサ膜と、
を備える半導体記憶装置。 - 前記スペーサ膜に囲まれた前記接続部における前記第1方向に直交する第2方向の最小幅は、前記複数の第1電極層を貫く部分における前記第1柱状体の前記第2方向の幅よりも狭い請求項1記載の半導体記憶装置。
- 前記スペーサ膜における前記第1方向に直交する第2方向の幅は、前記第1柱状体の前記第2方向の幅より広い請求項1または2に記載の半導体記憶装置。
- 前記第1方向に直交する断面における前記第1柱状体は、略円形の形状を有し、前記断面における前記第1柱状体の中心は、前記第1方向に直交する断面における前記スペーサ膜の中心と略一致する請求項1〜3のいずれか1つに記載の半導体記憶装置。
- 前記第1柱状体は、前記複数の第1電極層のうちの前記接続部から最も離れた第1電極層を貫く部分において、前記接続部の前記最小幅よりも狭い前記2方向の幅を有する請求項1〜4のいずれか1つに記載の半導体記憶装置。
- 前記第2柱状体の前記第2方向の幅は、前記第1柱状体の前記第2方向の幅よりも小さい請求項1〜5のいずれか1つに記載の半導体記憶装置。
- 前記第1柱状体および前記接続部は、前記第1方向に延びる絶縁性コアと、前記絶縁性コアを囲み前記第1方向に延びる半導体膜と、を含み、
前記第1柱状体における前記半導体膜の外径は、前記接続部における前記半導体膜の外径の最小値よりも大きい請求項1〜6のいずれか1つに記載の半導体記憶装置。
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